〔更新停止〕天使に会うために転生したけどやっぱり尊い 作:愛しのマイはにい
あの日から、俺は不思議な体験をした。
薫に演劇を誘われて
沙綾と純くんや紗南ちゃんの面倒を見て
あこが一緒にしたいからとゲームを教わって
運動好きなはぐみに効率的な身体の動かし方を教えて
モカがねだったパンを買ってあげて
巴と太鼓を叩いて、ラーメンを食べに行って
言葉足らずな蘭の言いたいことを理解しようと頑張って
ひまりのスウィーツトークを参考にして、ファッショントークには耳を押さえて
つぐみに兄と呼ばれて、妹と呼んで
ただただ楽しかった。変わらない関係など無かった俺は、たまたま『ガチャ』で引けたキャラ、そんな程度の認識だった彼女たちにまで教えられた。
何だかもう一つの人生を体験したようで、充実していた。
だから、わがままもこれで最後にしよう。もう俺は必要ではないのだ。俺が消えて元の世界へ戻る。それが彼女らの為になるだろう。
「ただいま」
「お兄ちゃん!」
……つぐみが駆け寄ってきた。店の中はまだ片付けられてなく、皿やコップが残ったままだった。
「どこに行ってたの!心配したんだよっ!?」
「ごめん……ごめんな?」
「……うん、でももう皆帰っちゃった。お兄ちゃん、皆にちゃんと謝ってよね?」
「……本当に、ごめんな……」
「…………」
何も言わずにつぐみは俺の手を引いて、奥からケーキを持ってきてくれた。
「…ハッピバースデイトゥーユー♪ハッピバースデートゥーユー♪ハッピーバースデーディアお兄ちゃん〜♪ハッピーバースデートゥーユー♪」
「何を───」
「───まだ11時だからお兄ちゃんの誕生日なの!せめて私だけでも祝うからね!」
強引だ。
「とりあえずちょっと切っちゃうから今日はこれだけでも食べてね?」
「……わかった。」
ケーキを切るつぐみ。なんだかそれを見ると───
『ケーキはつぐみがきるからね!』
『うん。分かったよ。』
『つぐみ……!父さんが手伝う───』
『じぶんでやるの!』
『か、母さん……!』
『つぐみに任せて良いわ。というより刃は無いから全然大丈夫よ……』
『はい!どうかなぁ……?ちゃんときれた?』
「…………綺麗に切れたなぁ……」
ああ、駄目だ。
「……?ってお兄ちゃん大丈夫!?」
「大丈夫……だ。」
『父さんと母さんにプレゼントしたい?』
『うん!お兄ちゃんとハンカチを作って渡したいんだけど、どうかな!』
『……いいな、それ。…よし、やろうか!』
『じゃあ、お兄ちゃんは今日の私どうだった?』
『よかったよ。でも、もうちょっとだけスピーディーに運ぼうか。いや、溢すよりかは全然良いんだけどね。』
『わあ……!やっぱり巴ちゃんの太鼓は凄いね!』
『ああ、ただ純粋に楽しむからこそあの音を出せるんだろうな…』
『……カッコいいなぁ。』
『…そうだな。』
『ら、蘭ちゃん、お兄ちゃんはわざとやったワケじゃないから許してあげてね…?』
『……分かってる。』
『…いや、その、すまない……』
『うーん、もうちょっと甘い方が良いかも……』
『今でも充分甘い筈だけどなぁ……もっとかあ』
『ひまりちゃん、他には何かない?』
『そうだ!ソフトクリームを載せるのはどう!?』
『あ!それ凄く良いかも!』
『…う、甘…やっぱりこれ甘くしすぎなんじゃ…』
『ふっふっふー、モカちゃんの超絶技巧を見ましたか〜?』
『あのギター捌きは良かった。』
『だったら〜ご褒美にパンを───『やらない。』』
『全く〜!ケチなお兄さんだなぁ〜!』
『あ、あはは……二人とも程々にね?』
本当に、彼女らの「いつも通り」に触れれたような気がして楽しかったな……
「お兄ちゃん大丈夫……?」
「……ああ。……でも味分かんないや。」
めちゃんこ更新してなかった……
最近ガルパの腕がほんのちょっとだけ上がりました。というよりガルパしてる人って27は余裕なのだろうか……?私はファントムシーフとゼッタイ宣言がクリアすらしたことないんですよね。あとBRAVE JEWELが本当にできないです。それ以外の26はフルコンできるんですけどね……