〔更新停止〕天使に会うために転生したけどやっぱり尊い   作:愛しのマイはにい

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うわああああああ!!!122連して当たらなかったああああああ!!!


夢見て

───Poppin'Partyの追い上げは素晴らしいものだった。

 

所謂、『ごぼう抜き』

 

Galaxyもほぼ満員となり、商店街の売上にも後押しとなっていた。

 

「一時期はどうなる事かと案じたが……」

 

予想に反してスロースタートだった。いや、マジで30位以内に入るかな〜とか思ってた。

 

というよりツッコミ所が多過ぎるんだよ。

 

なんだ?意味不明なバンド名で出場してんだ?

 

終いには薫ファンバンド的なのもあったし、何やってんだって思った。いや、普通に意味不明すぎる。ファンでバンド出来るって何?

 

ちなみに一位と二位は勿論RoseliaとRAISE A SUILENだ。まあ予想通りだ。

 

但し……チュチュだったか、アイツはただでは置かない。

 

何時だったか羽丘までやって来た事があったのだ。朝日六花の勧誘にな。

 

その時、中庭で俺は天使から賜った天上の食物(つぐみから戴いたクッキー)を摂取しようとしていた。その時だった───

 

奴はあろう事かクッキーを潰し、ぶちまけ、全て地に堕とした!万死に値することだ!

 

ここまでの無礼は初めてだ。最早怒りは永遠に消えぬ。

 

……だが。

 

俺とて最低限は弁えている。今度何処かで会えば殺気をぶつけるだけにしようか。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「幸介、大地蔵祭りだけど───」

 

父さんが言っている。これは怒りかな。それとも心配かな。どっちとも取れる感情だ。

 

「ああ、大丈夫。参加するよ。」

 

「そうか……商店街の皆が幸介が来るか聞いてきて、困ったよ。」

 

苦笑い、だった。

 

「……本当に大丈夫だからね?」

 

「ああ、いや。本題はここからなんだ。」

 

本題?何だろうか。

 

「父さんは、幸介がこの店を継がない道を選択しても良いと思う。だけど───」

 

───しっかりつぐみに言え。

 

……()()それか。

 

「……………分かった」

 

言えるものか。こんなこと……

 

それに、もう見たくないんだ。つぐみのあんな姿は……!

 

俺は逃げるように廊下から移動して店内を通った。

 

「あら、幸介ちゃん。久しぶりね」

 

「佐山さん。」

 

往年の常連さんのマダムが声を掛けてくれた。彼女は右側の三番目に座るのだ。今日は混んでおり、座れないがこういう日は左の4番目に座る。

 

「忙しいみたいだけど、またここで接客してね。」

 

「はい、ああでも大地蔵祭りの手伝いをしますのでそちらが先になりそうですが……」

 

「あら。なら今年は行こうかしら?」

 

他愛のない会話だ。

 

「是非」

 

……最後くらい本気で頑張るか。

 

なんて考えて、羽沢珈琲店から出るのだった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

Poppin'Partyは見事決勝まで進めたようだ。Roselia、RAISE A SUILEN、Poppin'Partyの三バンドが決勝で争うらしい。

 

「…………」

 

……それぞれ新曲を作るんだろうか。

 

分かんないか。でも、作ってきそうだな。

 

Afterglowも大地蔵祭りに向けて練習してるし、俺も色々計画を立てている。

 

「黒服……先ずは、お前を……」

 

アイツはこの世界を見せてくれた……名も知らないけど。

 

初めは果てしない事だと思った。だけど"集中"と、それで得た記憶。それらを組み合わせれば……出来る。

 

先ずは、タイムマシンを使わない世界を目指そう。

 

駄目なら良い。別の世界を目指すだけだ。

 

そうして、いつか誰も死なない世界になったら───

 

そこから償おう。罪から逃れる事はできない。免罪符を買っても罪だ。

 

何時までも続けようか。




まだだ……最後の手段はある……!
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