〔更新停止〕天使に会うために転生したけどやっぱり尊い 作:愛しのマイはにい
135連したんですがねぇ……まさかリセマラは初回20連で出るってなんなの……
大地蔵祭りは終わった。
Roselia、RAISE A SUILEN、Poppin'Partyはそれぞれ賞を貰ったらしい。あと、『かの人』も登場したとか。
やる事は終えた。
「……この理論なら成功する。」
改良に改良を重ねたタイムマシン。これならば俺の目的は達成できる。
バタン!
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〜inはぐみ〜
「こーくんっ!」
ドアを開けてみると、まだこーくんは居た。
「はぐみ……どうして───」
「こーくん……ホントに行っちゃうの?」
「……許してくれ。約束は守れなかった……」
悲しそうにこーくんが言った、約束が守られないのは分かってた。だって───
「……ううん、はぐみ、難しいことは分かんない。だけど───こーくんがやってることは、悪いことじゃないって、分かってるから。」
こーくんはびっくりしたような顔になって、だけど、すぐに笑ってありがとうって言ってきた。
「あとね、もうちょっとだけ待ってくれる?」
「───まさか。」
「かのちゃん先輩も、薫くんも、こーくんにお別れを言いたいって……」
ほんとはつぐにも、ともちんたちにも言いたかった。でもどうしてかダメって思った。
だってこーくんが困るから、最後ぐらい困らせたくなかったから……
「はぐみ───」
こーくんはいつもみたいにじゃなくて、もっと強くぎゅっとしてくれた。温かくて、心地が良い。本当は、こーくんがこのままずっとここにいて欲しかった。
でも、そんなことは無いって分かっても、そんな期待をしてた。
絶対に叶わないって分かったとき、このハグも最後だって分かった。
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〜in薫〜
「薫……花音ちゃん……」
「酷いじゃないか幸介、何も言わずに行ってしまうなんて。」
「すまない。だが、これが───」
「後腐れ無いやり方。かな?」
幸介の言葉をピシャリと言い当てる。
彼は、彼の本質はネガティブだ。つぐみちゃん達と関わっている彼と、今まで学校で見てきた彼。そのギャップに初めは驚いていた。
容姿端麗文武両道という絵に描いた天才だが、誰に対しても冷淡な反応しかしない。という噂を聞いていた中等部時代、私は幸介が
最初に自身の内にあったものは意外───といったものだった。何人からも忌避される人物が演劇をするのか。という
そして高等部一年、同じクラスになった。
その頃の私はもう只の"薫"ではなく、『瀬田薫』としての存在が当たり前になっていた。
勿論彼にとってもそうだった。だが、私は中等部で観た演劇が忘れられなかった。彼は役になりきるのではない。彼が役なのだ。有り得ないという領域ではない。彼の演じたのは悪役のボスのジョーという役の筈だったのだ。
だが、違った。悪役のボスの幸介であった。ジョーは幸介を演じたのだ。
その役作りの違いに興味を持った。それを知れば、もっと演じれる幅が広がるのではないかという打算を込めて彼を演劇部に誘った。………ファンの前で。
知っての通り幸介は断った。今でこそ思うが、ファン怒り買うと知った上で言ったのだろう。私と離れる為には最適な手段といえる。
だが、思った以上にそれは悪手であった。今日に至るまでそれは続いているのだから。
彼女らの鎮めるには結託して行動するしかない、と辟易した顔で言いに来たのは今でも記憶に新しい。そうして彼を知る機会が増える度、違和感を覚えていた。
先程も言った通りギャップがありすぎた。そして、幸介に親しい人たちの話を聞く毎に得体の知れぬ突っかかりが生じた。
それは双方の話が
つまり、極めて離れた二面性を併せ持つが為にどちらの話も不自然だと感づいていたのだろう。
それに気付いて、長らくは羽沢幸介という人間を理解している。という事だと思い込んでいた。幸介の過去を観るまでは……
「……私自身が君の完璧な理解者とは言えない。だけど、これだけは言わせてくれないか。───他の世界に言ってもどうしてもという時は私達を頼ってくれ。」
───結論から言えば彼は……生まれる前から私達を知っていたのではないかと思うのだ。それがもし正解だとするなら、彼の取ってきた行動に説明と理解を示せるのだ。
最も、その事は幸介自らが伝えるまで心にしまい続ける事に決めている。
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〜in花音〜
幸介くんが居なくなるって
次第に私の中には彼が居なくなるくらいなら何でもして引き止めた方が良いのではないか。と考える自分が出てきた。
浅ましい考えだと思う。彼を応援し、動かしたのは自分であるのに───それを止めようとするなんて以ての外だ。
……でも
今何も言わないでいたら絶対に後悔する。
だから、少しだけ……ほんの少しだけの欲を込めて
「あのね幸介くん……もし、それが終わっても───絶対に居なくならないでね?」
縛り付けた。彼を縛り付けてしまった。彼はこういう約束は守ろうとしてしまうだろう。
本当に良かったのか。
私には分からなかった───
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〜in幸介〜
「……知ってるか?」
俺は彼女らに助けられた。
「君ら3人は一人の男を救ったのだ。」
俺に道を教えてくれた。彼女らの本心を聞かせてくれた。
「
罪と向き合う事、俺がすべき事だ。
「一人を笑顔に出来るのだ。逆に言えば世界中を笑顔に出来る。だからこそ───」
感謝は尽きない。尽きることは無い。
「笑ってくれ。笑って、送り出してくれ。」
「「「……!」」」
思い出したかのようにいつもの三人に戻った。最後まで彼女らには救われた。
……俺はもう、挫けない。
「……ありがとう、そして、またな。」
俺は彼女らを下がらせ、タイムマシンを起動させた。
放電現象が起きて、辺りが遅くなっていく。その内、完全にときがTomAっt───
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俺たちの戦いはこれからだ!