〔更新停止〕天使に会うために転生したけどやっぱり尊い   作:愛しのマイはにい

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小中は飛ばし飛ばしの展開になります。


夏休みダイジェスト

夏休み

 

世間はイベントなどで盛り上がりを見せる時期だ。

 

家族で旅行。友達とお泊まり。家でテレビを見るのも良いし、外出して遊び回るのも良い。

 

俺は自宅でゆったり過ごしたい派だ。何もしないというただただ時が流れていくだけの無駄な時間を過ごす。あの虚無感は味わい深い。

 

まあ、今年もそんなことは無いのだろうが。

 

─────────────────────────

 

「わっ!すごいいっぱい人が来てるね!」

 

「……暑い。」

 

俺は今、市民プールの、ど真ん中

               幸介

 

なんて句を考えてしまうぐらい思考がイカれるほど暑い。

 

何故プールだって?それは──

 

『あ、ちょっとちょっと幸介君ー?』

 

『はぐみのお母さん。こんにちは。』

 

『はいこれ。』

 

『……市民プールのチケット?良いんですか?』

 

『良いの良いの。ウチで余ってただけだからつぐみちゃんと行ってくると良いわ。』

 

『ありがとうございます。』

 

──なんて事がな……

 

まあ、うん。予想以上に大盛況なもんでさ。

 

「わぁー!お姉ちゃん、あこウォータースライダーしたい!」

 

「はいはい、はぐれないようにな。」

 

「蘭~?早く~」

 

「モカ……せかさないでよ……」

 

「ともえ~!あこ~!待ってよー!」

 

「「「「「「「え?」」」」」」」

 

…………………………………………………

 

「あはは…みんなも来てたんだね。」

 

「……いやいや、偶然にも程があるだろ?」

 

おかしい。ここは割と離れた場所だぞ?

 

「アタシとあこは太鼓の練習のときにチケットをもらったんだ。それで三枚だったからひまりをさそって行こうってなった」

 

「私は山吹ベーカリーの福引きで2等が当たってペアチケットだったから蘭を誘ったんだ~」

 

それもしかして商店街の人が仕組んだんじゃなかろうか?

 

「俺らははぐみのお母さんから貰ったからつぐみと行こうってね。まあ、偶然だけど集まったんだから一緒に遊ぶか?」

 

「さんせーい!らんもモカも一緒に遊ぼっ!」

 

「うん、そうしよう」

 

「お兄さ~ん、モカちゃんはかき氷が食べたいな~」

 

「それはせめて昼ご飯の時に言ってくれ」

 

「こー兄!あれやりたい!」

 

「……ウォータースライダー?あれ身長大丈夫なの?」

 

「あこは去年一緒に乗ったから大丈夫だぞ」

 

「んじゃあ先アレから乗るか。」

 

「えぇー!落ちたりしないかな……?」

 

「ひーちゃんだけ落ちるかもね~?」

 

「もー!モカ~!」

 

…………………………………………………………

 

時刻は夕暮れ時。俺らは帰る客の一塊となっている

 

「ふう!いっぱい遊んだな!」

 

「楽しかったねー!」

 

「あこ、来年もお姉ちゃんたちと来たいなぁ」

 

「蘭~、まだ怒ってるの~?」

 

「…………」

 

モカがかき氷が売り切れていたのでかわりにソフトクリームを買ったのだが、それを俺が蘭にぶちまけてしまうというアクシデントがあったのだ。

 

「蘭…本当にごめん……」

 

「……別に、幸介さんが悪いわけじゃないから」

 

「蘭のソフトクリーム添えは美味しかったよ~」

 

「モカ…うるさい」

 

「つぐみ、楽しかったか?」

 

「…うん!」

 

────────────────────────

 

つぐみの宿題を手伝いたい。手伝いたくない?

 

善は急げだよし、行こう。

 

コンコン

 

「つぐみ」

 

「お兄ちゃん…どうしたの?」

 

宿題で困ったとこでも無いかと聞いてみたところ別に無いらしい。

 

そっかぁ……(´・ω・`)

 

「…あっ!そういえば自由研究何にしようか考えてなかった!お兄ちゃん何か無いかな?」

 

よし!自由研究か!どんなのが良いだろうか?

 

(この辺の土地の歴史とかなら…!これで行こう!)

 

「ここらの歴史……商店街についてはどう?」

 

「…それすごく良いかも」

 

早速計画を立てよう。そういや回覧板に高齢者向けの三味線がどうとかあった筈だ。

 

アポイントメントを取れば多分応じてくれるので、内容はそれらで良い。どのような質問をするか考えておくかだな

 

(つぐみの為に頑張るぞー!)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「今日は折角の三味線練習会なのに質問に答えて下さりありがとうございました。」

 

「良いの良いの。私達も久しぶりに若い子と話せて楽しかったわね〜」

 

「それなら良かったです。本当にありがとうございました!」

 

「ありがとうございました!」

 

取材を終えて帰路につく。時刻は5時過ぎ、およそ二時間半の長い取材だった。

 

(うんうん、大体の方向性は纏ってきたな。後は紙のレイアウトと内容原稿を考えて終了か……良いものになりそうな予感がする!)

 

早速取り掛かろうではないか…!はァーッハッハッハ!

 

―――――――――――――――――――――――――

 

今年も商店顔夏祭りの時期となった。

 

……ここ暫く眠っていた俺の撮影術…その全てを、浴衣を着たつぐみにぶつける!

 

今年はおNEWの浴衣を購入したのは知っている……可愛いんだろなぁ〜…

 

〜十日後〜

 

時は来た!そして俺は眠れなかった!

 

まあ良い。つぐみはもう中学生となり、なんやかんやあってAfterglowを結成したみたいだ。……実は生演奏で聴かして貰ったことは秘密だ。

 

練習毎に頑張り過ぎないように注意しているとなんだか時が経ったことを実感してしまう―――

 

……そういやあと二年か。

 

 

 

 

 

ええい!しんみりしても仕方が無い!今は今だ!未来の事など憂いてられるか!

 

(フフフ……撮らせて貰うぞつぐみッ!)

 

家の外に出て待つのだった。

 

〜しばらくして〜

 

「お兄ちゃん…お待たせ…」

 

恥じらいながら出てきた妹を見る。

 

(はァーん?)

 

可愛い(語彙力消滅)

 

なんだぁ?黄色の浴衣でハツラツとしたイメージを載せつつも少しだけ伸びていた髪の毛をストレートに下ろし、軽く化粧をすることで色っぽさも出してるぜこれ?

 

こりゃあなぁ……誰だって惚れるわ。

 

ホラ見ろよ滅茶苦茶注目浴びてるやん。テメエ等みてえなむさ苦しい奴らにはつぐみは渡さんからな!てか手出したらぶっ殺―――

 

ん?手を繋ぎたいだって!?(尊死)

 

良いよ良いよ。実に7ヶ月と12日ぶりだしね。アッ柔らか(追い尊死)

 

はぁ〜つぐみマジ天使自分のこと汚物にしか感じねぇわ。この世の全てはつぐみを崇めて終わりで良いんじゃない?

 

あ、はぐみじゃん。やっほー。

 

え?つぐみがすごく綺麗って?ハッハッハ。流石はぐみだ、違いをわかってらっしゃる。この先ハロハピに所属するだけあって俺をハッピーにしてくれるぜ。

 

ちなみにはぐみの父ちゃんってホントに『父ちゃん』って感じなんだよな。何時も厨房でコロッケ作りに勤しんで分かんないけど。

 

兎も角、はぐみと別れを告げて屋台へ向かう。ここには綿菓子は勿論メジャーなリンゴ飴フライドポテトたこ焼きベビーカステラに型抜き、くじ引き、射的、ヨーヨー釣り、果てにはなんか外国のジュースまであるのだ。

 

適当にラムネでも買ってこの熱気から体を冷やすか。

 

つぐみは手にしたラムネを開けて、両手を使って飲んだ。Afterglowの中でもつぐみだけ両手を使って飲むんだよな。

 

あ゛あ゛〜゛これよこれ。やっぱラムネはビンだな。

 

ビー玉で塞がらないように適度に傾けながら飲むこの感覚。まさしくビン特有のソレだよ。

 

飲んだ後は回収BOXに入れておき、再びふらふらと歩く。

 

唐揚げでも買うか。いや、ポテトも良いなぁ……つぐみとシェアしようシェア。

 

唐揚げの串を一つ余分に貰ってつぐみの分にする。小さい口で大きいものを食べてるところってグッとこない?俺はくる。お、この唐揚げ旨い。

 

お?純くんと紗南ちゃん。どうしたんだ?

 

ふむふむ、射的で取れないものがあるんだね?

 

ゴルゴ13と呼ばれ畏れられたこの俺の実力…とくと見るが良い!

 

………は?駄目?俺出禁なの?

 

マジか…ごめんな二人とも。代わりに何か……あ、沙綾。どうし―――行っちゃった。どうしたんだ?

 

〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰

 

おやおや皆さんお集まりで。はい、あこちゃんイェーイ!

 

フフフ…やはり皆つぐみに驚いているようだな…!つぐみを崇めよ。

 

てかモカたこ焼き、カステラ、綿飴、チョコバナナって……食いすぎではないか?肥えるぞ。(主にひまりが)

 

俺に食えって?しゃあねえな…食うか。

 

カステラ美味い。やはり焼き立てこそ至高だな。

 

折角だし皆で写真でも撮るか?なんて聞いてみると全員乗ってきた。何時もは断る蘭も賛同するのは夏の魔力って怖いねぇ……

 

――――――――――――――――――――――――

 

カランカラン

 

いつもの4人が店へと来た。今日は勉強会をするらしい。

 

「お、来たね。つぐみに知らせてくるよ」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「こー兄!ここってどうやって解くの?」

 

「ここは移項して……」

 

「あ!そっか!さっきやったのと同じなんだ!」

 

「そうそう。詰まったら教えてね。」

 

あこと巴は教えると理解してくれるからやりやすい。蘭もまあ、暗記とか国語はイケるんだけど。いかんせん計算がからっきしなのだ。ひまりは逆に計算は出来るが国語や英語の表現が苦手だ。だが、恋愛系は凄い表現が上手い。結局のところ二人とも興味が無いだけだろう。

 

モカとつぐみは教えるほうに徹してもらう。やはり、人に教えるとより理解が深まるので覚えが良いのだ。

 

 

 

まあこれ夏休みの課題を終わらしてるだけなんだけどね…………




途中からデフォルトのソフトウェアキーボードからGboardに変えたら編集しやすぎることに気付いたので話の予定変更。

スマホ使ってる人は試してみると意外と合うかもしれません。
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