椛さんと早苗さんのバレンタインのお話

▼練習用に書いた短編小説です。
少し時期遅れですが良ければご覧になっていってください。


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単純にこの二人が好きなので書きました。

バレンタインの翌日から書き始めたバレンタイン小説という良く分からない小説ですがなにとぞお許しを・・・

ちなみに現実では狼にチョコはNGですが妖怪なら問題ないだろうという解釈で書いております

※完全に自分の好みで書いておりますので原作であまり関係の無い二人の絡みですがそれでも良し!という人はご覧になってください


白狼少女と甘い神風

 妖怪の山の中腹、幻想郷を一望できる崖側から此方に吹き付ける冬の風に身を縮こまらせる。

 とはいえ天気は晴れですし、こんな日に自由に空を突っ切る事が出来たらそれはそれで気持ちの良いことでしょう。そう考えながらなんとなく、此処よりやや下の私達の住居の近くで鍛錬をする同胞の天狗達を視ています。

 

 生き物は、特に社会を作って活動をする者達は程度、種類の差はあれ皆その一員としての役割を果たさなければ生きていくことはできません。

 種によってその役割は様々であるが例私達や人間などであるならば、商い、戦闘、政など種類こそは多いものの結局は生きるため、それぞれの能力によって割り振られた義務を課せられます。

 

 いや、一人だけでも生きていくことはできるのです。

 できますが、この様々な種族、勢力織りなす幻想郷において、その役割を果たすことなく社会から孤立して生活することは自らの生まれた種族という最大の鎧を捨て、己が個としての力しか頼る物なくこの地で生きていく事と同義。

 

 例えば鬼などの個としての到達点にまで至っている種族、もしくは太陽の畑に住む花妖怪などの種から逸脱した、突然変異とも呼ぶべき個々、あるいはそのどちらの特徴をも兼ね備えたあの隙間妖怪などであるならばそれも可能なのでしょうが、一般人や私のような唯の白狼天狗──犬走椛などではそれは自殺と変わりありません。

 よって私は種としての役割を果たす為の能力にあった義務、普通の白狼天狗が持たぬ千里眼を持つことによって割り振られた、他の天狗よりも広域である妖怪の山の哨戒をして日々を過ごしているのです。

 

 ──と、此処まで長々と話しましたが別に私は今の現状に大した不満を抱いている訳ではありません。

 

 確かに、極偶に侵入者によって一言の警告を発した瞬間に問答無用で撃ち落とされたり、上司によって仕事を無意味に妨害されたりと不満を抱く瞬間が無いわけではないです。

 けれど、特に大した責任も無く、開いた時間にする友との将棋や最近、ここ数年の間に出入り可能となった人里に降りて買い物をして過ごす。そんな日々、昔の生活なら兎も角、長命な妖怪であっても新鮮さを与えてくれる出来事が多くなった今の幻想郷が与えてくれる楽しみには私個人としては大変満足しています。

 

 そんなことを考えていたところで眼、千里眼が木々に紛れて近づいてくる同族である天狗以外の人影を確認しました。

 いつもの侵入者とは逆の方向、つまりは山の頂上から飛んできたその人物を確認して──

 

(ああ、そういえば最近もう一つ楽しみが増えたんでしたね)

 

 此方へと降り立ってこそこそ忍び寄ってくる蛙の髪飾りを付けた翠髪の少女へと微笑みながら振り向きます。

 

「おはようございます早苗さん、今日も良い天気ですね。何かご用でしょうか?」

「……むー、また駄目でしたか、今回は行けたのだと思ったのですが。おはようございます椛さん。ええ、少し用事があって」

 

 そう言って少しむくれた早苗さんの言葉にため息をつき、苦笑を浮かべます。別に怒っているわけではありませんが少しぐらい小言を放ってもいいでしょう。

 

「いつも思うのですが早苗さんも私の眼の事を知っている筈なのにどうしていつもわざわざ隠れて忍び寄ってくるのですか?」

「いやっ、だって燃えませんか、レーダーを掻い潜ってターゲットに近づくのって! スニーキングですよ、スニーキング!」

「ここなら他にも挑戦すべきことはいっぱい転がってると思うのですがねぇ」

 

 そう言いながらも顔を元のニコニコ顔に戻した彼女を見ます。

 

 東風谷早苗、幻想郷の外からやって来たこの山の頂上に神と共に住む風祝にして数少ない、妖怪の山の勢力に属さないながらもその勢力圏の自由通行許可を得ている存在です。一妖怪と仮にも神、本来であるのならば関わることのない立場なのですが数ヶ月前に偶然出会って交流するようになり、今はこうして私の哨戒中にお喋りをする仲です。

 

 偶に、外の言葉なのでしょうか? 私の知らない言葉を怒涛の勢いで話されて困る時もありますが基本的には仲良し、私からは親友と言ってもいい関係だと思います、うん。

 

「——それで、何の御用ですか。このままお喋りをしていても私は構いませんがそちらは何か用があるのでは?」

「ああ、そうでした! ええっと一つ目なんですけど、チルノさんって何処にいらっしゃるか分かるでしょうか。何時は湖の近くにいるのですがこの季節だと何処も寒いせいで居場所が発見し辛くて……」

 

(ええっと、確か氷の妖精でしたよね、確かいつもいろんな子達と遊んでいる……)

 

 暑い日なら分かりますが元々寒いこの季節に何のようがあるのでしょう? 

 そう思いながらも視点を広げて広範囲から複数の妖怪、妖精が集まっていそうな所を探します。

 そして、探索をしながら早苗さんが’一つ目の用件’と言っていたのを思い出して次の用件を伺います。

 

「それで、他の用件は何でしょうか。見つけるのにはもう少し時間が掛かりますし話しても大丈夫ですよ?」

 

 そう話すと早苗さんは急に表情を変えていつもとは違い恐る恐る、まるで何かを恐れるようにして此方を伺いながらも口を開きました。

 

「椛さんの仕事って昼過ぎまででしたよね? で、もしご都合がよろしいようでしたら午後からそちらの家で将棋でもどうかなっと……」

 

 ふむ……と首を傾ます。

 いや、駄目と言う訳ではありません。むしろ家に来る前に都合を聞いてくれるだけ、いつもの勝手に家の中に入り込んでくる人達よりもよっぽど好感が持てる態度です。

 それに、今日は別に他の用があるわけでもありません。友とする将棋はいつも楽しいものでありますし、何も無ければむしろ此方から誘いたかったくらいです。

 

(しかし……唯それを聞くためだけに何を緊張していたのでしょうか? いつもの早苗さんなら何でもないように聞いてくるのですが)

 

「ええ、もちろん構いませんよ。そうですね……今日もいつもと変わりが無ければそちらが言ったような時間で終りますし、前に来た時と同じくらいの時間に来ていただけますか?」

「はい! ありがとうございます!」

 

 お互いにぺこりと頭をさげ、そうやって会話をしながらも捜索を完了させて遊んでいるチルノさんを発見しました。

 どうやら太陽の畑にいるようですがまあ、早苗さんなら大丈夫でしょう。わざわざ分かっている逆鱗を剥がしに行くほどチャレンジャーではない人だとは思いますし、多分。

 

「見つかりましたよ、どうやら太陽の畑に居るみたいですね。場所は……分かりますか?」

「ええ、もちろんです! 足を運んだことは無いですが確か今の季節でも向日葵が咲いている場所ですよね?」

 

 ……やっぱり心配ですし、少し忠告しておきましょう。

 

「はい、その認識であっていますが決して向日葵には手を出さないように。私も大切な友人を不慮の事故で喪いたくありませんから」

「ふふ、やだなーもう、流石にそのくらい知ってますよ。前に阿求さんの縁起で読んだことがありますから」

 

 カラカラと笑う早苗さんを見て少し照れくさくなり此方も真剣な顔を崩して笑います。

 私としてはもう少し話していてもよかったのですが、目的を思い出したのでしょう、少し名残惜しそうにしてここから飛び立とうとしました。

 

「では椛さん、ありがとうございました。また午後、楽しみにしてますね!」

「はい、楽しみにしています。ではまた」

 

 そう言って飛び立つ早苗さんを見送り監視に戻ろうとして──此方へ彼女が戻ってくるのを見て再度其方に視線を戻しました。

 

「どうかしましたか、何か忘れ物でも?」

「そういう訳ではないんですが言い忘れていたことがありまして……

 ええっとですね、ちょっと余り見られたくないことをするので出来れば午前中は人里の方に目を向けないで欲しいかなーと。あっ別に椛さんが嫌いなわけじゃないですよ!?」

「別に分かってますから大丈夫ですよ。ええ、分かりました。では午前の間は出来る限り其方のほうに目を向けないようにしますね」

「すいません、ありがとうございます」

 

 わかりやすくほっとした様子の早苗さんともう一度別れの挨拶をして彼女を見送る。

 さて、仕事中の暇つぶしの一つである人里観察が潰れてしまったことでありますし午後からの将棋の手でも考えましょうか。

 運よく出来た午後の予定に顔を綻ばせながらもそうして私は哨戒の任務を再開するのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 囲炉裏の側でパチ、パチと駒を互いに打つ音が響いて、火の匂い、木の匂い、そしてその中に混じる原因不明のほんの微かな甘い匂いが私達を包み込みます。この甘い匂いはなんでしょうか、私の家にはこのような匂いを放つ物は置いていないので恐らく早苗さんが持ち込んだあの小袋の中の物だと思われますが。

 

 そんなことを考えながらも真剣な顔をして駒を打つ私と早苗さん──ですがその戦跡は真剣さにそぐわず初めて数刻、数度行われた対局において未だ私が全勝という結果となっています。

 誤解を正しますが此れは私が強すぎるわけでも、早苗さんが弱すぎるわけでもありません。今まで何度か早苗さんと対局をする機会はありましたが、勝率は大体五分、やや私が優勢よりではありますがほぼ互角の戦績です。

 将棋の腕自体は私の方が上なのですが彼女の奇抜な打ち方に不意を突かれて勝ちを落としてしまうことがあるため、結果としてほぼ互角の結果となっているのです。

 

 しかし今日の対局では彼女の心ここにあらずといった具合でいつもの打ち方をして来ず、その結果純粋な腕の差で私が始終優勢で対局を続けてしまっています。

 恐らくこのまま続けても結果は動かないでしょう、そう考えてむむむ、と盤面を見つめる早苗さんに声をかけます。

 

「一旦休憩にしましょう早苗さん。このままやってても結果は変わらないでしょうし。お茶でも煎れ直しますよ」

「うっ……はい……ごめんなさい、こちらから誘っておいて。お願いします」

 

 申し訳なさそうに頭を下げる彼女に気にしていませんよと告げて腰を上げます。

 確か一昨日あたりに買った人里で安売りしていた饅頭があった筈ですしお茶請けとして出しましょう。何処に置いておいたでしょうか、確か茶葉の隣に置いておいたのでしたか。

 

 部屋を抜けて台所まで歩き、水を火にかける。

 早苗さんが心を落ち着け直す時間を作るために、あえて火を弱め少し時間をかけてお茶を煎れます。

 

(折角ですし何時も飲んでいる物よりも少しいい物を煎れましょう)

 

 そう考えて茶葉と饅頭を取るため火を確認してからそれらの仕舞ってある棚を開け、目的の品を取り出すのでした。

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……ありがとうございます椛さん。とても美味しいです、このお茶とお饅頭!」

「それはよかったです。早苗さんもいつもの調子が戻ったようで何よりです。しかし、何かあったのですか? 今日は何時もとは様子がちがうようですが……」

 

 そう聞くと早苗さんは笑顔を消して俯いてしまう。とはいえ気分を害したような表情には見えず、どちらかというと羞恥、緊張、躊躇い、覚悟、そのような複数の感情が入り混じったような顔が見られます。

 

 そうして顔を見つめながら返事を待つこと数分、少し赤くなった顔を上げた彼女が持っていた小袋から紙に包まれた、大きさ的に恐らくあの甘い匂いの元凶であると思われる何かを此方に差し出してきた。

 

「あの……椛さん。これ、受け取ってください!」

「もちろん構いませんが……ええっとこれは今開けても構わない物ですか?」

「ええ、もちろんもちろん。どうぞ開けてください!」

 

 了承の言葉を頂き、先程から気になっていたその物体を暴き出します。

 ペリ、ペリとピンクの包装紙を破ると中には茶色く丸い、大きさは微妙にばらつきが有りますが大きめのドングリくらいでしょうか? 上底が透明な箱に丁寧に幾つかのそれが収められています。

 

「これは……お菓子でしょうか? 見た目は餡子みたいに見えますがこの匂いは……」

「ええ、此方ではまだ殆ど広まっていないのですがチョコレートという菓子ですね。餡子とはまた違った味ですが甘くて美味しいですよ」

「頂いても?」

 

 了承の意を込めた首肯を確認し、蓋を開けて中のチョコレートを一つ手に取る。

 

 触った感触としては餡子よりは硬い、さりとて飴の様な固さでもなく、一番近しい物に例えるのであれば水気の無い羊羹でしょうか? 表面に塗された粉がすこし手に付きますが構わず運んで口に入れて一口二口。

 

「美味しい……」

 

 何時も食べている菓子の類とは全く違った甘さとほろ苦さが舌を伝わって来て、塗された粉もまた微妙にチョコレートと違う風味で良いアクセントとなっておりこの菓子に合っています。

 

 一つをゆっくりと味わい食べ終え、早苗さんの方を向くとホッとした表情の早苗さんが此方を見ていました。

 

「恐らく気に入っていただけたようで良かったです。良かったら残りも頂いちゃってください」

「それはとても嬉しいのですが、これは一体何処で売っていたものなのでしょう? 人里で売っているのを見たことも無いですし……」

「ええと、これはこの日の為に紫さんに外から材料を持ち込んで頂いて作った物なんです。作ったとは言っても溶かして丸めて冷やしただけですけど。それだけの作業でも、家にある設備では難しくて人里の和菓子屋さんの設備を前々から頼んで使わせてもらったんです」

 

 余り量がなくて一発勝負でしたがうまく行ってよかったですーと笑っている早苗さんを見て合点がいきました。

 つまり人里を見ないでと言ったのはこの事だったのでしょう。チョコレートを作っているところを見られないように、バレないように。

 しかしそれによってまた別の疑問が浮かんできます。

 

「この日の為と言っていましたが今日は何かの日だったのでしょうか? 私の知る限りでは今日はなにも無い日のはずなのですが」

「ええ! 外の世界では今日はバレンタインという日なのです!」

「ばれんたいん?」

「簡単に言いますと大切な人にチョコを送る日なんですね。一般的には女性から男性へと贈るのですが、親友に贈る友チョコっていうのもあるんです。素敵な言葉ですよね、友チョコ!」

 

 なるほど、そう言って満足気にニコニコしている早苗さんを見ながらお茶を一口。うん、強い後味がとてもお茶に合うお菓子です。

 

「しかし、その風習とはいえこんな外来の菓子を貰ってばっかりというのは少し申し訳なく感じてしまいます。出来れば何かお返しをしたいのですが……」

「いえいえ、要りません別に! それにほら、椛さんの家にお邪魔してお茶とお饅頭を既にいただきましたし、私はそれで十分ですよ!」」

「でも……」

「大丈夫ですって! ほら、さっきの対局の続きをしましょう?」

 

 そう言って盤を引っ張って目の前に起き早苗さんは駒を並べ直し対局を始め直そうとし始めます。

 まあ、そもそもの今日の目的は対局だったことですしこのお返しはまた後日、人里で適当に見繕いましょう。そうやって考え気分一心、今日は全勝で終わってやると対局を再開しようとして私は気づきます。

 

 さっきまでの此方が優勢だった盤面、仕切り直しにされました……。

 

 

 日は進み丁度太陽が

 

 チョコを少し摘みながらも対局を続ける内にどうにかして先程の仕返しの為に驚かせたい。

 そう考えてしばらく考え、ようやく一つ恐らく有効そうな方法を思い付きました。

 そして、思いついた仕返しをするため将棋盤に目を向けている早苗さんに声をかけます。

 

「すいません早苗さん、少しいいでしょうか」

「?はい、なんですか、っ――!?」

 

 此方に目を向ける動作に合わせて手元のチョコを指で摘んで早苗さんの口に押し入れます。

 

 仕返しは大成功。こちらも少し気恥ずかしくはありますがそれ以上の成果、真っ赤になった早苗さんが見られたのでまあ此方の大勝利と言っていいでしょう。

 

「――っ椛さん何してるんですか、もう!」

「別に、チョコを私だけが食べるのももったいないと思いまして。そしてほら、王手ですよ」

「いつの間に!? えっ、ちょっと待ってください今考えますので!」

 

 慌ただしく表情を変える早苗さんをこちらからもニコニコ見守って内心盤に気を向けさせ直せたことにホッとします。此方をあのまま見られていたら私も少し照れていたことに気づかれてしまったかもしれませんから。

 それでは引き分けにしかなりません。

 

 そんな事考えながら少し火照った顔を冷やす為に冷めたお茶を一口。

 思考を切り替えて将棋でも勝ちを得るために頭を切り替えるのでした。

 

 

 

 

 

 

 日も暮れかけた夕方、そろそろ夕飯を作る時間だという事でお開きとなった対局の後半戦は結局あの後はお互いに一つずつ勝ちを得て引き分けという結果になりました。

 

「では、また! お土産のお饅頭もありがとうございます、神奈子様や諏訪子様に良いお土産が出来ました!」

「いえ、此方こそ今日は貴重な菓子をありがとうございました。また対局を──今度は勝たせていただきますよ?」

 

 お互いに笑顔を交して別れの挨拶を二度、三度。 

 微かに霊力を纏って光る星のような彼女を目と眼で見つめる。

 そして、ゆっくりと空へと飛び立つ早苗さんが目で見えなくなるまで手を振り、家に戻ります。

 

 そして薄暗くなった部屋、明かりは薄暗い光源だけ音は微かな葉音、部屋にはまだチョコレートの匂いが残る。

 その私の部屋に入り、箱の中に入っている最後の一粒であるチョコを二本の指で摘み上げ口に運び咀嚼。

 

「ん、甘い…………」

 

 強い後味を残すとても甘いチョコレートを一人、ゆっくりゆっくりと味わう。

 一瞬お茶に手を伸ばしかけたがこの味をすぐに消してしまうのはもったいない、そう考え私は一人微笑んで少しの間部屋の中で佇んでいるのでした。

 

 

 

 

 ちなみに後日、とある外来人からホワイトデーなる日の話を聞いてまた早苗さんとの約束を取り付けるのは、別のお話──―。

 

 

 




ご覧頂きありがとうございます
この話の続きを書くかは未定ですが楽しんでいただけたのであれば幸いです




良ければ他も見てってください(小声)


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