ラストワールド   作:和菓子がんばれ

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ここから話が始まります


1話

「ようこそいらっ」「しゃいました。こ」「のもう一つの世界へ。」「我々はあなたを歓」「迎してやろう。」

 

俺は今【ラストワールド】という新しく発売されたVRMMORPGゲームを購入しログインしている。

 

このゲームは造魔と呼ばれるモンスターと共にプレイヤーが様々な仕事をおこない、この世界で生活していく、といったコンセプトのげーむだ。

 

「貴様にはこれか」「ら選択をしていただ」きます。まずは」「この世界で生き」「ていくにあたり、あな」「たの体を作る必要があ」「ります。」「俺たちの世界じゃあ」「いろりな種族が暮ら」「しています。どの種族で」「歩んでいるくのか」「これから選びましょう。」

 

今の俺は白い白い光を放つ丸い玉といった状態だ。俺の周りにはいろいろな種族がいる。

美しい女性、耳が横に突き出ている男性、顔がほぼ犬で乳房が6個ほどある女性、1メートルほどの身長の少年、羽が生えた50センチほどの少女などほかにも角や鱗を持つなど様々なキャラクターがいる。

先ほどから話しかけていたのもこれらのキャラクターたちだ。

 

この周りにいるキャラクターがこれから作成するアバターにおける種族の見本、カタログ的なようなものなんだろう。

 

俺が選ぶのはヒト族だ。?種族2がでた。エルフも選べるし獣人も選べる。だけどヒトは選べない・・・あぁハーフになれるってことか。獣人がガチで獣だし。

 

種族2は選ばなかった。もともとアバターに対してこだわって何時間も使いたくないし、デザインセンスがないからあまりいじりたくない。

 

「選んだのはヒト族」「ですか。では次」「は形だな、ある」「程度はあなたに似せて」「いますので、ここから」「変更することができる。」

 

目の前のアバターは自分にどことなく似ているといった程度だ。俺の年齢から考えれば若々しいアバターだ。30代くらい、面倒だし今のままでも誰かはわからないので、特にいじる必要も感じなかったのでこのデザインで決定した。

 

「形は出来」「上がったか、では」「こちらの中に」「あなたをいれます。」

 

先ほどまで白い玉からの視点だったのが、アバターに吸い込まれて動けるようになった。

 

「んーっぐ、ようやく体を動かせるようになったか。体のあるなしは重要だな。ないとやっぱ違和感があるから。」

 

確認するように体を動かして手を握ったり開いたり、後ろを確認したりしてリアルとの違いを確かめてみるが問題はなさそうだ。

 

VRゲームは規制がされた後にもスポーツやボードゲームなど様々なジャンルが発売されたが、大きな話題になることはなかった。RPGというジャンルがタブーのような風潮のさなかで発売されたゲームがこのVRMMORPG【ラストワールド】だ。

 

プレイヤーが暴力的、攻撃的な行為をおこなうのが規制により禁止となった。そのため戦闘に関しては造魔と呼ばれるモンスターに任せることにしたRPGだ

 

「では君にはこれ」「から共に歩む造魔」「を選んでも」「らいます。」

 

「うわっ」

自分の周りには白や黒、赤に青などの色とりどりに光る糸が多く現れた。神秘的な光景だ。

 

「―――この多数」「の縁の中から一本だけ」「選択して結んでほしい。」「この縁を手に取」「り引け。ちなみに」「選ばれた造魔との」「縁を2回だけなら私達の」「力で結び直すこと」「もできる。」

 

選びなおしが可能か。リセマラ?まあ仕方ないか、無理な生物があるのは一定数いるだろう。自分でも気にはしてなくても実際に目の当たりにすると無理な生き物がいるかもしれないし。

 

「あー、やっぱり初めての選択はドキドキすんな。どれかを選ぶのか。色が違うからそこである程度は種族が決まりそうな感じもする。

赤とかは炎っぽいし、黒になると悪のような感じもあるしどれにしようか。」

 

ゲームにおける初めて自分のパートナーとなる造魔を選ぶとなると、年甲斐もなくワクワクしてくる。やっぱり、ゲームが好きなのだなと思わず苦笑してしまうほどだ。

 

「赤や青となるとそれに合った属性とかになりそうだけど、黒とかはなんだ?アンデッドや悪魔みたいになるのか?それとも色とはあんま関係ないのか?悩みすぎると、とまらないんだよな。あんまり時間をかけてもな・・・」

 

「うーむ・・・、よしっ!決めた。」

俺が決めた縁は―――

 

 

 

 

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