DARKROPS ZERO STORE 俺は『      』に成りたい   作:紅鬼

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初めての戦闘、私はペギラは強豪怪獣だと思っています。マイナス130℃の反重力光線とか、体内の凍結液、飛行能力と結構恵まれた能力を持ってます。

それでもザンボラーやベムスターの方が強いかも知れないですけどね。


ダークロプスゼロの初戦闘

ペギラと彼等の生体反応が重なり彼等とペギラが戦っているのが解った。このダークロプスゼロの感知システムは対象と距離が近くなると心拍数などのバイタルが解るため、両者が興奮状態に成ることが解ったのだ。操縦者が居たら操縦者のバイタルも解り、無茶な状態になる前にコントロールを奪えるかも知れないと頭の片隅で考えながら、俺の身体は両者が居る地点に到着する。

 

到着した一体は酷い状態だ、ペギラの攻撃で岩山が崩れ、更に反重力光線により一面が凍てついている。彼等の生体反応がまだあるが、1人弱っている者が居るのか、彼等の拠点と思われる建築物に避難していた。ペギラは片目を傷付けられ、左目が凍結しているが、明らかに自然的じゃない黒いオーラのような物が身体から出ていた。

 

多分あの黒いオーラがペギラを凶暴化させて彼等を襲わせているのかな?そうなるとペギラ自体は只の野生の怪獣で、その存在を悪用されている。可哀想な事だと思うが……、俺は黒いオーラをウルトラマンコスモスやウルトラマンエックスやゼロみたいに払えない、スパークドールズにして保管することも出来ないから、倒させて貰うぞ!

 

『ゼェアアァァァッ!』

 

怒りに任せて暴れて居たペギラの背中目掛け、ペギラをよろけさせる程度に蹴りを放つ、よろけさせる程度に威力を抑えたのは全力の蹴りを放てば着地の衝撃で周りに被害が出るかもと思った為だが、怒りに任せて暴まわって居たペギラはいきなり攻撃してきた俺に明確な敵意を向け、突進して来る、俺はペギラの動きを観察し最小限の動きでペギラの攻撃を受け流し背後に回り込む、背中を晒したペギラの胴体に両腕で組み付き、彼等が逃げている地点から遠ざけるように投げ飛ばした。

 

『さて、これで彼等を気にせず戦えるな……。』

 

投げ飛ばしたペギラを追うように跳躍し、立ち上がる途中のペギラの前に着地するとそのまま首に回し蹴りを放つ、立ち上がる途中のペギラは回し蹴りを喰らって更に転がるように転倒、しかしまだ体力があり、黒いオーラにより身体が強化されているためか素早く立ち上がり、口から反重力光線を放って此方に反撃してくる。

 

俺は反重力光線を跳躍して回避し、ペギラの背後に着地したが、ペギラは着地してきた俺に反応してタックルを放つ、が、ロボットの身体はドガンッ!っと音を立てたがふらつく程度のダメージしかなく、逆に至近距離で腹に拳の連打を放って吹き飛ばした。流石にこれにはペギラも堪えたのか、フラフラと立ち上がる。

 

『行くぜっ!』

 

チャンスと思った俺はダークロプスゼロの頭に付いた宇宙ブーメラン、ダークロプスゼロスラッガーを両手に持ち、ペギラの両肩からX字に切りつけて、

 

『な!?しまった……!』

 

ペギラの体内の強力な凍結液を全身に被ってしまった……。


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