スーパーロボット大戦Z 辺獄編   作:レゴシティの猫

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皆さんこんにちは(?)
今回ネメシスが某黒コンボイのようになってしまいます、留意しといてください
前回までのあらすじ~
アサキムはスフィアを求めてデビルーク星に降り立った
スフィアを手に入れたアサキムだったが上空にユニクロンが現れた


ユニクロン編
第十一話 「暴走ーきき」


宮殿内部~

 

 リト達もユニクロンを見ていた

 「あれは一体…?」

 驚いているとリトのケータイに反応があった

 「もしもし…」

 「孫達は元気か?」

 「あ、ああ…貴方の孫は…」

 「…何があったかは後で聞いてやるよ、それより見えるか?あの惑星が」

 リトは改めて突如現れた惑星を見上げた、天然でできる形状ではなかった

 「見える」

 「お前は何をするべきだと思う?」

 「俺は…」

 

宮殿の外~

 

 アサキムの発言に辺りのザスティンを含めた兵士たちはなにそれといった空気を発していた

 「ユニクロンとは何だ?」

 「この宇宙にトランスフォーマーは存在しているか?」

 それを聞いた兵士は未だシバリ杉に縛られているアサキムに近づき

 「質問を質問で返すんじゃない」

と言い放った

 「始まるのは君の問いではない、僕の問いからだ」

 「ぐぬぬ…」

 「私が答えよう、トランスフォーマーだったな?トランスフォーマーと言われてもどの銀河にもそのような種族は聞いた事のない」

 「ならば聞くといい、トランスフォーマーの話を」

 アサキムはトランスフォーマーについての情報を聞かせた、そしてユニクロンにまつわる話も

 「乗り物や動物に変形する金属生命体…植物はいないのか?」

 「植物に関しては見た事も聞いた事もない」

 「モモ様をハブんな」

 「僕に言われてもどうしようもないさ」

 「話は変わるがサイバトロンっていうのとデストロンっていうのとはずっと争い続けてるって本当か?」

 「彼らは未だ逃れられずにいるんだよ、正義と悪の争いに…呪いのように(逃れられても新たな厄災は爪をたてるけどね)」

 「その種族達の創世記に在るのが創造の神プライマスと破壊の神ユニクロン…」

 「ユニクロンは別名カオス・ブリンガーと呼ばれている。混沌をもたらすものという」

 「言わなくても分かる」

 「だが何故ユニクロンはこの世界にやってきたんだろうか」

 「知るかよ、それよりあれを壊せるのか、壊せるなら壊せばいい」

 「壊せない、壊れるけど治るといった方がいいのか…それよりこのままだとこの惑星が命の危機に追われるんだけど」

 アサキムが言い放った途端電子音が響いた

 「すまん、もしもし…」

 ザスティンに向けてなのかザスティンはケータイを手に取った

 「俺だ、ザス」

 「!?何用でしょうか」

 電話の主に向かって急に改まり始めた

 「誰でしょう?」

 「先代デビルーク王、ギド・ルシオン・デビルークだ。」

 兵士たちの間で幻の雷が落ちたようだった、アサキムは平然とした態度のままであったが

 「頑張ってるか兵士たち、まぁいい、それより帰星途中に見たあの惑星についてなんだが」

 「どう撃退しましょうか」

 「俺が行こうと思う、隠居してもまだ俺は健在という事を示してやんないと」

 「分かりました、私達はどのように」

 「奴はまず惑星外まで住民を避難させると言ってるから手助けでもしといてやれ、俺様も杞憂に終わらせてやろうと思うが、そういやお前どこにいるんだ?」

 「宮殿の外にいます、陛下がお帰りになる前に侵入者がいまして、そいつがナナ様の親友の死の原因となっております」

 「そいつはどうなってる?」

 ザスティンはアサキムに近づきケータイをもっとアサキムに近づけた

 「はじめまして、ですね」

 「てめぇが人の娘の友達にちょっかいかけたやつか」

 「ええ、そのおかげで貴方の娘の友達の植物に捕らえられています、それと僕は目的のためなら貴方の娘でも例外なく牙を向けますよ」

 「良かったな、今のところそれで済んで…用が済んだらお前に生きてることを後悔してもらうつもりだが」

 ザスティンは電話越しにギドの言葉に殺意が滲み出ている事を感じ取り冷や汗を流した

 「それはそうとユニクロンに挑むのですか?」

 「あれの事を知ってるのか?」

 「あれを人工物のように思ってるならそれは誤りであれは星帝…神を相手取るようなもの」

 「俺様もなんとなくだが分かる、だが形があるなら壊せば良い」

 「形の無い物も相手にしていると見て良いでしょう。憎しみ…とか」

 「俺様はそろそろ行こうと思う」

 「かの神の全てを破壊するのでは貴方に勝機は無いだろうと思います、まずユニクロンが真の姿を現した時に首を狙うことをおすすめしようかと」

 「参考にはしてやるよ…覚えてたら」

 ギドは通話を終え切ったようだった

 「おそらくあの方なら」

 「無理だろう」

 ザスティンは既に勝利を確信していたところをアサキムに否定され怒った

 ザスティン「あの方が負けるとでも言うのか?貴様は!!」

 本来なら胸ぐらをつかんでそうな勢いだったがアサキムは今顔以外シバリ杉に包まれていたためつかめなかった

 「能力を開放する場所を間違えなければさほど苦労せずに勝てるけど、あの様子じゃ全て破壊するまで戻らなさそうだからね、幾たびか限界を超えて…」

 ザスティンは少し黙っていた、疑問にも思っていた

そこまで堅いのだろうかと、鬼神と呼ばれる程の先代デビルーク王が限界を超える程かと

 考えていると叫び声が聞こえた、一つ…二つ

声のする方向は宮殿内だった

 「いかん、私はあっちに向かう、誰か一人こいつの見張りをして他は一人でも多く避難させろ」

ザスティンは宮殿内部に向かった

 「悲鳴による合唱が始まるか」

 「何言ってんだ?」

 

宮殿内部~

 

 ザスティンが進むとそこには兵士たちが血まみれの死体となって横たわっていた

 「何があったのだ?」

 ザスティンが疑問に思っているとリト達の娘、とは言っても血のつながってないマンドラゴラ系の少女がタルの中から出てきた

 「セリーヌ様ぁ!!」

 ザスティンはセリーヌに駆け寄った、セリーヌは涙の跡と返り血がついていた、いつ見てもほぼ人間と変わらない容姿であった、頭に咲いている花を除けば

 「大丈夫ですか?一体何が…」

 「ネメシスさんが急に…兵士が私を逃がすために…」

 セリーヌはそう言うとまた涙を流していた

 「そうですか…ここは私にお任せを」

 「私も行くよ、パパにママや弟達が気になるもん」

 ザスティンはセリーヌと一緒に宮殿内を見て回った

 

宮殿の別の場所にて…

 

 「ジャアッ」

 「ぐはぁ」

 兵士は倒れた、ネメシスの凶刃に

 既に理性を失ったかのように何のためらいもなく、ネメシスは兵士の腹に剣を刺した

 そして獲物を求める、動くものを

植え付けられた本能を、何の疑いもなく振り回す

疑えるかという事こそが疑問かもしれない

 「やめぇろー!!」

 避難指示と勧告と他の惑星への伝言その他を終えたリトはモモと一緒にネメシスの説得を試みた

 「どうしました、ネメシス?」

 ネメシスは反応もせず、ただ変身して形作った武器を振り回すのみだった

 「仕方ありません」

 モモはキャノンフラワーを呼び出し、種子で砲撃させた

 だがネメシスはまた別の…今度は盾に手を変身しそれを跳ね返した

 跳ね返ってくる種子に追従するかのようにネメシスは走る、そして再び手を剣に変身させた、刀身は光に包まれているようだった、光と例えるには禍々しいが

 「グォォォォ」

 高いうなり声と共にキャノンフラワーに切りかかった

 「ギャァァ」

 キャノンフラワーは真っ二つにされた

 直後にモモから羽交い締めにされた

 「何をしてるのかしら」

 モモは精一杯怖い顔になってみた

植物相手なら簡単に恐怖に陥るがまたも無反応だった

 「リトさん相手にもさらしていい表情じゃありませんけど」

 リトはもろにそれを見てしまったが何とか振り切って説得を試みた

 「ネメシス、俺だ、分かるか?」

 その問いも無駄に終わりネメシスは顔を拳に変身させリトを殴り倒し背中を盾に変身させモモの腹部を押し出した、衝撃でモモは壁に激突した

 追い討ちの如く手を光線銃のように変身させる

そして狙い撃った

モモは尻尾でビームを撃って対応せざるを得なかった

収まった時モモはボロボロになっていた

 「ううっ」

 リトも立ち上がりながら語気を強めざるを得なかった

 「おい、どうしたんだよネメシス」

 「ジャアッ」

 ネメシスはリトの心臓を剣で狙った

しかし一瞬、びくついた、剣先が鈍ったとも言える

その一瞬に戸惑ったのかネメシスはリトを放り出してその場を去った

 「おい、待てよ」

 「リトさん、手…貸してください」

 「うん…」

 

一方その頃~

 

 「これは?何が起きている?」

不意に振動を感じた

 「何も起こらないが」

するとシバリ杉はアサキムを捕らえたまま走り出した

 「おい、待てー」

 「君は…何を感じ取ったんだ?」




いかがでしたか?植物型トランスフォーマー…いるかな?呼称の指摘は有ったらよろしくお願いします
面白いと思ってもらえれば良かったです
次回予告
光と闇は協力できるか
第十二話 「闘争ーたたかい」
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