スーパーロボット大戦Z 辺獄編   作:レゴシティの猫

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皆さんこんにちは(?)
今回はアサキムVSヤミさんです。
果たしてアサキムはヤミさんの攻撃を切り抜けられるのか?どうなるか気になる方は生暖かい目で読んでください
前回までのあらすじ
アサキムはスフィアを求めてデビルークという惑星にたどり着いた。とりあえず宮殿を目指したら金色の闇に捕まってしまった。


第三話 血の味

ヤミは手や髪を武器にした状態でアサキムに飛びかかった。

 「来るか…なら…」

アサキムは空に向かって右手をかざした。すると右手の周辺が紫色に光り出しその光は次第に剣を形作った。アサキムはその剣でヤミの手だった刃物と交錯させた。

 「!?(急に出てきた。)」

金属と金属のぶつかるような音が鳴り響いた、誰かが近くで聞けば驚き警戒してしまうような音が。

 「君は何を望み、何を願う?」

唐突な質問に一瞬言葉を失うヤミであったがすぐに対応した

 「私を人として受け入れてくれた人達とのこれから、です。」

押し切られてしまったのはアサキムだった、アサキムが一瞬よろめくとヤミはすかさず回し蹴りをいれアサキムは空中に飛ばされた。

アサキムはすぐに受け身をとり地面に着地した、それでも数歩分地面を抉れる程の衝撃だった。また、手が少ししびれだした

今度はアサキムがヤミに突っ込みに行った

 「ならば君は過ごせばいい、闘争の炎に身を焦がさず、ただその命が尽きるまで」

アサキムが剣で切りに行くと今度はヤミの髪が龍の首のようになりアサキムの攻撃を防御した。

 「あなたのような人間がいるから、そうはいかないんです」

 ヤミの髪が変身《トランス》したことにより生まれた龍の首は8つに増え、アサキムを攻撃しだした。

 「それは違うさ、僕のような人間がそうそういるわけはない。それは僕がよく分かっている」

アサキムは1つ1つ龍の首を避けつつその龍の首にある人間の頬と口の間を横に両断し、ヤミの二の腕を斬りつけた

しかしヤミの肌は鎧のように硬かった。予想外の硬さにアサキムは絶句した。

もう一度、今度はもう片方の二の腕を斬りつけた

しかしまたもや鎧のような硬さだった。

だがアサキムはようやくその秘密が分かった。

 「(当たったと認識した瞬間に変身《トランス》したと言うわけか)」

アサキムが斬りつけた瞬間だったが一瞬ヤミの肌がアサキムが斬ろうとした場所だけ金属のような色に変わっていったのが目に見えた

 「気は済みましたか?」

そしてヤミの髪は再び大きめな手に変わりアサキムを殴りに行った

回避しようとしたアサキムだったが間に合わずに吹っ飛ばされ数十m程飛ばされた

アサキムの頬には血が滲みだし殴られた跡が出来ていた、吹っ飛んだ衝撃であまり立てなさそうだった

そしてヤミが近づき、手だった刃物をアサキムに突きつけた

 「もう勝負はつきました、あなたの名前は?」

 「アサキム・ドーウィン、呪われし放浪者」

ヤミは自分で呪われしとつけるアサキムに困惑しながら言い放つ

 「アサキム・ドーウィン、二度と私の家族に手を出そうとしないでください」

アサキムはゆっくり首を横に振った

 「丁重に断らせてもらうよ、それと勘違いしてるようだけど僕の勝利はスフィア・リアクターを狩ることにあって他じゃない」

 「ララに突き出そうか…」

元第一王女(今王妃)ララに頼んで宇宙の彼方に飛ばすロケットを作ってもらおうか、そうヤミが考えていると

 「逆に言えば、他は敗北の狼煙をあげる必要はないってことだよ、君を止めるためには…こうするさ」

アサキムはヤミの腕を手でつかみだした

 「!?何を…」

そう発言した直後ヤミの顔に、血がかかった。そして、アサキムは仰向けに倒れた

アサキムは、自分の心臓部にヤミの刃を突き刺させたのだった、ヤミは慌ててアサキムに駆け寄った

 「何をバカなことを…この手のバカは、嫌いですよ。」

 「どうだい、血の味は、君が長年忌避した生命の味だ。」

 「私の大切な人の命を狙うやつだからって死んでほしいわけではありません」

 「君は知るだろう。僕が何故、呪われし放浪者と名乗ったかを」

その声はか細く、やがて息すらも消え、深紅の色の瞳は閉じていった

 「そんな…」

ヤミはがく然とした。また、殺してしまった。結城リト…現在のデビルーク王とその妃達と生きると決めたときもう人を殺さないと誓った…はずなのに

 「私は…人を…」

 「そうだ、お前は人を殺した」

 「えっ」

ヤミは突如聞こえた聞いたことのない声に驚きを隠せなかった、聞いた覚えは全くなくさっきから聞いたアサキムよりも低い声だった。

辺りを見回しても誰もいないためヤミは気のせいと判断した

 「では、宮殿に戻りましょうか…ルナ~」

ヤミはルナティーク号の内部に移った

 

ルナティーク号・内部~

 

ヤミは沈んでいた。

もう、殺さないと決めたのに、決めたはずなのに

殺してしまった

そのことで考えているとモニターに骸骨っぽいマークが映りだした、ルナティーク号の人格のようなものであった

 『そう沈み込むなよ。あれは相手が悪いんだ』

 「気を遣ってくれるんですね…ありがとうございます」

 『それにそんなふうに悩んでるとヤミちゃんのハナタレのガキだって心配するぞ』

 「あの子は、まだ地球での4歳です。後何年かすれば改善します。」

 『まあ、イケメンにはなれそうだな。それよりあいつ入れたのは何でだ?』

アサキムの体はルナティーク号の内部に連れて行かれた

 「あそこで朽ち果てさせるのも何だかなので」

アサキムとヤミの闘った場所は森林と草でいっぱいだった

 「それもありますけど実は芽亜から連れてこいとの催促がうるさいので」

 『無視しちまえよ、みんなも許してくれるって』

 「では、そうしますか。けど、みんなにこのことをどう伝えればいいか」

 『普通に伝えれば?けど、隠すってことすると感づかれるし』

 「芽亜は去年からおかしくなった…元々好奇心が高かった妹でした。けど…」

 

去年~

 

 「お姉ちゃん、どうだった、今回の他の星の内乱…だったっけ」

 「別にどうもありませんでしたけど」

 「どんな人間がいてどんな兵器や武器を使ってたとか」

 「そんなに見てないので覚えていません」

 

半年前~

 

 「見て見て、お姉ちゃん」

格納庫には人間の女性のような型の建物より大きめなロボットがあった

 「こんなのどうやって」

 「私の持ち帰ったスフィアを研究させつつ作ったの、私以外使える訳ないのに、おばかな人達…この子で私はね、人と兵器を超えてみよう…そう思うの」

 「変なことはしないでくださいよ」

 「しないよ…ただ…満たすだけ」

現在に戻る~

 「なるほど…スフィアは既に黒咲芽亜によって覚醒を迎えたか」

 「!?」

ヤミその言葉に反応し後ろを振り返ったがそれより早くアサキムにスプレーを吹きかけられヤミは倒れた

 『何で…何でだよ。何でお前が生きて』

 「無限獄に捕らわれた僕には死という概念は意味を成さない。永遠にね」

ルナティーク号が俯瞰して見たときアサキムの呼吸は止まっていた

 『殺しても生き返るってことかよ』

 「そう捉えてくれて構わない、しかし、この船に積み込んでいたこれがなければどうにもならなかった」

 速効性の睡眠スプレーだった

 『せっかくナナがここに乗る子どもたちが護身用に使うためにって彼女の友達の体液から採ったものなのに、降ろしてやる』

ルナティーク号は空を飛びつつジタバタした

 「良いのか?今一番被害をくらうのは他でもない彼女だ」

 『!?ぐぬぬぬぬ』

ルナティーク号はだんだんと大人しくなってきた

 「それじゃ開けてもらおうか」

ルナティーク号は渋々ドアを開けた

 「じゃあ、君の主人の居場所で、また会うかもね」

アサキムはドアから飛び降りた。いつの間にかパラシュートも持ってるようだった、きっとくすねたのだろう

 『二度とオレの中に入らせるかー!!』

数十分後~

 「……はっ!」

ヤミは起きた。

 『ごめん、ヤミちゃん、奴は…』

 「そうですか」

残念そうにしていたがルナティーク号はヤミが安堵してるようにも思えた。

 『やつをもう一度、捕まえよう。宮殿に向かってるはずだ』

 「はい」

ルナティーク号は急いで宮殿に向かった

宮殿 格納庫内部~

黒咲芽亜は一人格納庫でロボットを見つめていた。胸には緑色の球体が収まった状態だった

 「どんな人なんだろ?呪われし放浪者」




いかがでしたか?
戦闘描写突っ込んでみましたが良いかどうかはよく分かりません。面白かったと思ってもらえたら嬉しいです
黒咲芽亜がスフィア・リアクターだったらと考えたのはツィーネと色が似てると思ったからです
次回予告
「君は…」
「サボリか?お前」
「僕に構わないでくれ」
第四話 「宮殿を捜索する放浪者」
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