スーパーロボット大戦Z 辺獄編   作:レゴシティの猫

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皆さんこんにちは(?)
今回は「知りたがる山羊」争奪戦です
前回ひどかったかもしれないけど生暖かく読んでください
前回までのあらすじ
アサキムはスフィアを求めてデビルーク星に降り立った、芽亜に過去(?)を覗かれるが…


第七話 スフィア争奪戦

そこは夢か幻か…女が苦しんでいた。夢にしては耳に残る叫びが聞こえ、周囲は闇に覆われ徐々にその闇と同化していった

ああ、彼女は闇に堕ちた…そう感じると共にアサキムは目覚めた

目が覚めた時シュロウガはまだ植物に手足を縛られていた、シュロウガ越しに辺りを見回すと4人の男女が会話をしていたのが見えた

 「遅いですね…芽亜」

 「大丈夫かな…」

 「大丈夫でしょう、彼女なら」

 「肉体の支配をするなら早く済ませて欲しいものですね」

 既に勝利しているかのような様子でアサキムがどうなっているかはまるで気にしていなかった

 それはアサキムからすれば油断していると言えるがアサキムにとって好都合だった、一人頭数を減らしたとしても今ここには人外級の実力を持つ人間が3人いる、シュロウガは破壊はされないとアサキムは考えるがそれでも邪魔であることに変わりはない

勝負は一瞬、そして急がねば

 「罪炎の燭台を、君に捧げよう」

 アサキムが言うとシュロウガから黒い炎が舞い、植物を焼き始めた、4人は驚くがアサキムはそれを無視し自由になった事を確認しつつ芽亜の下に突っ込んだ

 「させるものか」

ザスティンはいち早くイマジンソードと呼ぶ発光した剣をシュロウガに振りかざした

アサキムはシュロウガの右手でそれを受け止めた、親指と人差し指の間にほんの少しヒビが入りだす

 「まだいける?だったらお願い」

モモは既に消火されたさっきの植物を再びシュロウガに差し向けた

アサキムはザスティンを盾にしようとする事で回避を試みた、しかしザスティンは既にシュロウガの手から離れだし地面に着地している

 「ふむ…硬いな」

シュロウガは距離を詰めるため空を飛んだ

4人は応対しようとするが間に合わずシュロウガはカプリコー・ネフェシュのいる場所まで到来した

 「黒咲芽亜、君のスフィアはこれより僕の物になる」

アサキムがそう言うとシュロウガの左手から剣が出現するとシュロウガは構えだした

 「止めろ、止めろー」

リトの制止は間に合わずシュロウガはカプリコー・ネフェシュを連続で切り裂いていった

シュロウガの攻撃がやむ頃シュロウガの左手にはカプリコー・ネフェシュのスフィアがあった

 「なぜ…やつは動けるんですか…?」

 「なぜ彼女の肉体支配から逃れたのか…コックピットの中を覗いてみるといい、答えはそこにある」

 「ヤミちゃん…」

 「俺も行くよ」

 「じゃあ、引っ張りますよ」

ヤミは翼を生やしてからリトを連れてカプリコー・ネフェシュのコックピットの内部に行った

 「芽亜、芽亜、どうしたんですか?ッ!?」

ヤミは驚きを隠せなかった、黒咲芽亜はそこにおらずただ黒い影のみがそこにあった

 「嘘…どうして…芽亜!!芽亜!!」

いつもこんな風でなかったはずだった

 「その原因はおそらく僕だ」

 「芽亜に何をした!?」

 「覗いてはならないものが有るということさ、彼女はおそらくそれを見たんだ」

 「そんな…」

 「(おそらく…?)」

 「ともかくこれで僕の目的は果たされた、もう会うことはないけどじゃあね」

シュロウガはクルリとリト達に背を向けた

 「おい待てよ」

 「感じるよ、君の怒りは至極当然のものだ」

 「人一人殺したのに何平然としてるんだ」

 「こういう戦いは初めてじゃない、むしろ軽く済んだ方だ」

 「お前…こういうことをずっと続けてるのか…?」

 「そうさ、デビルークの王」

 「止めようとか考えないのか…」

 「君と知り合うまでの金色の闇と案外一緒かもしれないね」

 「?どういうことだ?」

 「少し隅に寄ってください、リトさん」

ヤミはシュロウガに近寄った

そして能力を解放

衣装の露出が増え出すと共に一気にシュロウガに近寄った

シュロウガのスフィアを持っている腕の関節辺りを分断した

 「君に眠るその因子…解放するのか」

金色の闇は能力を解放すると戦闘能力が格段に高まる、その名を…ダークネス

 「あなたのせいで芽亜は死んだ、芽亜が悪いかどうかなんてどうでもいい。殺します」

そしてまず先にシュロウガの腕とそれが掴んだスフィアを狙った

 「こんなものがなければ、芽亜は!!」

細切れにしようとヤミが試みたが上手くいかず飛んでいった

 「シュロウガに届きうる力にはムラがあるようだね」

アサキムはちょっと困りだした、このまま時間が進めばスフィアは別の世界に移動するかシュロウガの腕を搭載機にしだすのではと

 「シュロウガ!!その腕を一刻も早く我が物としろ」

シュロウガは飛んでいった腕を追いかけた

 「モモ様、お友達の力をお借りしても」

 「ええ、捕まえてね早く」

早くという言葉に圧を感じつつザスティンはモモの他のお友達の植物に飛ばされた

 「オレは…」

 「宮殿に、帰って兵士でもよこしてください。」

 「そうはいくか、ヤミが…」

 「いいえ、大丈夫です」

 「そうかな?」

 アサキムを一度殺した時に聞こえた声が再び、聞こえた

 「…ええ」

リトは渋々宮殿に戻った、そしてヤミは飛び立つ

宮殿近く…

 「あ、なんか落っこちてくる」

シュロウガの腕が落下してきた、スフィアを掴みつつ

 「科学研究部の玩具か?あれ」

 「あれ宇宙船に取り付けるとすごいらしいな」

 「噂じゃ王様の嫁の所有物とか何とか、去年から」

 「去年って言えばどっかの星の内乱に介入しに行ったっけ」

兵士たちがそう話しているとシュロウガが兵士たちの視界に入ってきた

 「来た」

兵士たちは銃を構え、撃った

しかしここでもシュロウガは無傷だった

 「くそーどうすれば、あ」

ザスティンが空からやってきた

 「親衛隊隊長」

そしてシュロウガに向かって剣を振るった

 「はぁー!」

 「僕の邪魔をするなら堕ちてもらうよ」

アサキムはシュロウガの残りの腕でザスティンをはたいた、ザスティンは勢いよく地面に激突した

 「隊長ーーーウ」

 「あんた俺たちにとっての憧れでしたよ」

 「美人で金髪でお嬢さまで年下の妻とかわいい子供を置いて逝くなんて」

星を見ると兵士たちの目にはザスティンが礼儀正しくしてる姿が見えた

 「許さねえ、あの黒いの」

兵士たちは尻尾からビームを放とうとした

 「早まった真似をするなー!!」

ザスティンはボロボロになりながら立ち上がった

 「隊長、ご無事でしたか」

 「(実は距離のせいであまり上手く聞こえないな)これしきの痛み、ナナ様は親友を失ったのだ」

 「償いはできないけど…無意味にはしないさ」

アサキムはシュロウガと共にスフィアの元に向かう

 「待て」

そしてヤミがやってくる

 「はぁーーーーー!!」

高所を飛行してからによる強烈な跳び蹴りによりシュロウガはバランスを崩した

 「届かないとはいえさすがに見事だ」

シュロウガはスフィアに近い…だが一回は死ぬかもしれない

 「これで終わりです」

 「加減は間違えるな」

 「分かってます、惑星断刀」

その時に頭の片隅に何故芽亜はスフィアに固執してしまったのかと考えた

それを振り払うように巨大な光の剣が伸びシュロウガを両断した、そしてシュロウガは爆発する

 「敵は取りましたよ…芽亜」

 「果たしてそうかな」

周囲は驚いた、ある惑星を切り裂いた…ヤミの必殺技を受けて無事だったことであった

 「無限獄の呪いは当然シュロウガも受けている」

 「さっきの腕は…」

 「君の憎しみが僕たちの呪いを貫いた、けどその後君は押さえ込もうとした…からかもしれない、彼女がスフィアの力を精神に侵入すること以外に使えば僕ももう少し倒されていただろう」

しかし…とアサキムは考えた

彼女を覚醒に促したのは一体何だろうか

それ相応の行動でもって感情を揺さぶらないとスフィア・リアクターにはなれない

手間と散らす命が少ないのは良いこと(良くない)だが今更のように疑問が湧いたその時

スフィアが発光しだした

 「リアクターはもういないはずだが…暴走?思った以上に今ここに知りたいと思う心が充満している…?」

周囲のアサキムやヤミ、その他の好奇心によりスフィアは暴走を始めた

一方そのころー

少女は母親の元に駆けた

 「あ、ママー」

 「どうしたの、ミミ?ママはリト達の加勢に行くから」

 「ちょっと来て、私どうすればいいか…」

 「うん、何々ー?(リト、もう少し遅れそう)」




皆さんいかがでしたか?
設定変なことになってきたかどうかはともかく面白いと思ってくれたら幸いです
次回は楽しみにしなくても構いません
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