スーパーロボット大戦Z 辺獄編   作:レゴシティの猫

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皆さんこんにちは(?)
今回はヤミさんが好きな方には本当におすすめしません
何でも許せる方は読んでも構いません
前回までのあらすじ
アサキムはスフィアを求めてデビルーク星に降り立った
そしてスフィアをもう少しで手に入れられる所だったが周囲の好奇心で満たされスフィアは暴走を始める


第八話 過去からの亡霊

 ある日宮殿の夜の内に起こった出来事らしい

 黒咲芽亜は宮殿に起こった異変を調べていた、正しくは兵士たちに起こった異変を…兵士たちは石化していた、それも何かに驚いていた様子で

 試しに芽亜は指で触ってその指をなめてみたが石のそれだった

 「これは…兵士たちなの?」

試しに芽亜は調べてみた

 「ちょっとチクッといくよー」

 髪の毛を変身(トランス)させ針状に変え人にとっての二の腕の部分に刺した

 兵士の記憶らしきものが浮かび上がった

 その兵士はもうすぐ結婚するらしい

 「お幸せに(本物か…)」

 行く先々でそんな光景で溢れかえっていた

 「これは…ちょっと前から開発されていた石化レーザーガン…名前何だったっけ」

 現デビルーク王…結城リトがデビルーク王になりたての頃だった

 地球の人間達の知識からアイデアもらって何か作ってみよう

という提案を誰か研究開発部の人間がしそれを元に作られた非殺傷武器だった、ボタンを押す間生物反応を持つ者を石化させるビームが発射されるタイプらしい

 1日の半分の間覚めない眠りに襲われるようなものらしい、かといって寝てるわけではないからどうでもいいがくらった直後も眠ることはできるとか

もうすぐ使えるか試験をする手はずになるらしいが誰かに奪われた…そうでもなければこんな無差別に撃つ必要はない

 おそらく侵入者だ

 「おかしい行動してるやつがいるのに何で警報ならないの?」

芽亜は走ってデビルーク王の嫁達の部屋に向かった

 「お姉ちゃんや先輩、ララ先輩のいない時に」

とある星で内乱が起きたらしい、それを鎮めるためにリトさんは仲裁に行った、その時ヤミ達もついていった

それはもうすぐ終わるだろう

芽亜は訳あって別行動を取っていたが

自身の能力も併せて芽亜はすぐに目的地にたどり着いた

 「みんな、無……事じゃないか」

 みんな石にされてしまっていた、企画通りなら無事ではあるがしかし……今この場にいない人間もいた

 「ラズちゃんと…あの子がいない」

 ヤミの子供とデビルークの王子がいなくなっていたのだ

ラズはともかくヤミの子供は夜更かしはしなかったはずだった

 すぐ別の扉を勢い良く開けて捜索を始めた

 近くで急に明るい場所に着いたと思うとその辺りのトイレの入口でラズと遭遇した

 「どうしたの?ラズちゃん」

 「トイレ…」

 芽亜は呆れてため息をついた

 「水飲みすぎだよ」

 「もらさずに済んだぜ、けど今戻ったら唯ねーちゃん怒らないかな」

 「怒らないよ、今日は」

 「お、…どゆこと?」

 「まぁ見れば分かるかな…ちょっとお姉ちゃんはもう少し夜更かししてくる」

 芽亜が走り去って行くのをラズは手を振って見送った後部屋に戻った、石になった人達を見つけて試しに指でコンコンと叩いてみたのは後の話

芽亜は色々な場所を隈無く探した、そしてついに見つけた、石になっていないヤミの子供を引き連れている男を

……ヤミの子供は眠っていた

 デビルークの兵士の格好をしているがテロリストをやっていたような……暗い雰囲気だった

 「そこの人、止まって」

 芽亜は自身の腕を大砲の形に変身させ男を狙った

 運良く当たらなかった男は逃走を続けた

 「止まらないと、撃つよ」

 「やってみろ」

 男はヤミの子供を盾にしていた

 「人質とか誉められるやり方じゃないね」

 男は大型の銃器を手にしていた、それはおそらくみんなを石に変えた銃なのだろう

 男は撃ってきた、しかし避けられないわけじゃない速度だ

 おそらく全部不意を突いたんだろうと芽亜は考えた

 そうでなければ見た人間のほとんど…場数も踏んできたであろう人達が石化するのは有り得ない

 それをすぐにかいくぐり芽亜は男を斬った、ヤミの子供には触れないように気をつけて

 するとすぐに男は手持ちの爆弾を爆発させた

 「!?くっ」

 芽亜は爆風で少し吹っ飛ばされた

 「自爆…?あっ」

 ヤミの子供も自爆に巻き込まれたようだった

 芽亜が駆け寄ってももう遅かった

 「どうして…?」

 芽亜は男に近づき精神に侵入しようとした

 「この人…もうダメか…」

分かる記憶がもうない…心に入り込めない…死んだと言うべき状態にあった

 「この子だけを狙ったの?ここを狙いに来たの?何でこんなことしたの?教えてよ、ねえ!!」

 芽亜の叫びは無駄に終わった

 芽亜はケータイを手に取った

 「一大事だ」

その時また別の男がそのケータイに触れて首を横に降り出した、男と分かるのは体格だけで顔は仮面に包まれていた

 「やめておくといい」

 「誰?」

 「もう誰でもないさ、それよりお前だ、知りたいか?何故こうなったか?何故金色の闇の子供を連れ去ったか」

 「それを知ってるの?まさか」

 「知りたければ…来い」

 芽亜はヤミの子供だったものを抱いてついていった

 命が消えてゆく感触、体温が無くなってゆく感覚を感じながら

 そこは研究室のようであり芽亜はそれを見て驚愕した

 「あ…あれは…」

 スフィアだ

 「お前なら適合できる、そう確信している」

 芽亜は困った風にそれに触ると突如スフィアは光を放った

 「あの男…兵器として生きてた頃のお姉ちゃんに親を殺された…?それを遠くで見てしまった妹はそれが遠因になって人とまともに会話できなくなった?」

 「流石だ、今回の一件でお前の好奇心は研ぎ澄まされたようだ」

 「黙れ!?今デビルーク側にいるとしても私達をそんな風に作り上げた奴らの一員に言われたくない」

 「手厳しいな…うぐっ」

 仮面の男は芽亜に腹部を刺された、倒れ込んだ男の腹から血が噴き出す

 「人の痛みや恨みを利用するなんて…」

 芽亜は困った

 ヤミの子供を狙った男は最終的にヤミを暴走させる事が目的だった、男の狙った方法でそうなってしまえばもうヤミは戻れないかもしれない

 どうすれば…と芽亜が考えた時スフィアが光りだした

正午辺り…石化は解けた、芽亜はみんなのところに戻った

 「ただいま」

 「芽亜ちゃん、ヤミちゃんの子が…」

 「すまん、油断してたとはこのことだ」

 「大丈夫だよ、ほら」

 芽亜の後ろからヤミの子供がいた

 誰かにとっての悪夢…ヤミが幸せに暮らすという悪夢を抽出してヤミの子供を再現させた

 「(人の悪夢を抽出するスフィアの力…素敵…だけど…)」

 でもそれは命という人形にスフィアという糸を絡ませたマリオネットのようなもの

 そして一週間後ヤミ達は帰郷した

 「ただいま戻りました」

 そしてヤミに子供が寄ってきた

 「いい子にしてましたか?……(何故か聞こえない)」

 子供がうんと頷くとヤミは子供をぎゅーっと抱きしめた、子供は嬉しそうだった

 「そうですか……よしよし」

 「あ、ヤミさんおみやげは?」

 「そういう楽しいことはしていませんので勘弁してください」

 やがて子供たちは寝静まった

 「いつ見てもかわいいものですね、子供は。ティアが私を慈しんでくれた気持ちが分かる…そう思いませんか?芽亜」

 「………そうだね」

 「私は…子供たちが戦う必要のない…犠牲にならなくていいように以降の人生はこの能力を誰も殺さずに使っていこうと思います」

 芽亜は誰もいない場所に行った後、泣いた

 「ごめんなさい、お姉ちゃん…私のせいで…」

 ヤミの子供を狙った男は仮面の男に利用されていたのと仮面の狙いは黒咲芽亜だったことがスフィアの影響で判明した

 「私はもう…降りれないんだね」

 甥と呼べる子供を犠牲にして得た力…後戻りはできない…

 「なら、その道を登りきるしかないか」

 そして芽亜はスフィアに器を与えるべきと直感で判断した




皆さんいかがでしたか?
嫌な話になってしまったのはごめんなさい
本当に…
宇宙探したらいるかもとつい考えちまったもので
次回
「あなたの名前は」
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