私は↑を書いたら何故か餓狼伝のサクラの
「見つけたーッ!」が思い浮かびました。
末期ですね。
正午過ぎ
「ここかぁ···············」
厳かな『寺蓮命』(左から読んで)と書いてある木の板が、
門の上にある。
今日、私は命蓮寺にやって来ていた。
この妖怪寺とも呼ばれる寺に。
因みにトラウマや引きこもるなんてことはなかった。
何だろう·························。
慣れてしまった········のか?
自分でもよくわからない。だけどわかることもある。
もうトラウマじゃない。それはわかる。
怖くない訳じゃない。会えば恐怖するだろう。
ただ私は、会うことを運命として、必然的として考えている。
だから大丈夫なのかもしれない。
私はいつも通り驚かし、過ごしている。
もし、会えば運が悪かった。それは運命だった。それだけだ。
話を変えよう。
私は命蓮寺に来ている。
理由は特にない。来てみたかっただけと言えばそうなる。
《妖怪寺》。
面白そうだと私は思う。こう········響きが··············ね。
まぁ、いいや。取り敢えず誰か出てきたら驚かそう。
ずっと待ってやるぜ··········。
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数時間後
あぁ、うん。待つと言いましたよ。
言いましたよ。はい。
でもさ·····················、
お天道様が真上から沈む寸前まではないわー············。
そろそろ辛くなってきた············。
どうしよう············。帰ろうかな···········。
でもなー········。待とうかなー·······。
帰るか帰るまいか頭を悩ませていると、
『ジャリッジャリッジャリッジャリッ』という足音が聞こえた。
私は興奮した。
数時間。数時間待ってやっと一人きた!
一人は少なくね?と考えるかもしれないが、
今の私には一人でも歓喜に値する。
もうヤバい。嬉しすぎてヤバい。
思いっきり驚かせてやろう。
ぐへ、ぐへ、ぐへへへへぇ~。
私がそんなことを考えていて喜んでいると、
足音はすぐ近くまで迫っていた。
私は大急ぎで飛び出した。
「うらめしや~!!!」
驚かした者は東風谷早苗ではなかった。
グラデーションのかかったような長い髪、綺麗な顔の
美人な女性が立っていた。
しかし、私は何故か恐怖した。
何故かはわからない。しかし、恐怖した。
私は咄嗟に謝った。
「ごめんなさい!」
その女性は黙ったままだった。
私は何も出来ず、立ち尽くしていた。
しかし、急にその女性が腕を振り上げた。
許されなかったか!?
私はそう思った。
しかし、彼女は次の瞬間こう言った。
「許します!」
私は一瞬状況が飲み込めなかった。
東風谷早苗のせいか許されないと思う癖がついてしまっていたらしい。
しかし、直ぐに理解し、歓喜した。
そして、次の瞬間私は無意識に叫んでいた。
「許されたー!」
許された。
それだけで嬉しかった。
私はその女性に名を聞き、感謝した。
その女性、名は『聖白蓮』というらしい。
命蓮寺の住職で、高い理想を掲げていた。
いい人だった。
夕食もごちそうになり、風呂にも入らせてもらった。
命蓮寺の妖怪達も歓迎してくれて、感極まって泣いてしまった。
大丈夫かと聞かれたが大丈夫だといって、やり過ごした。
そして私は帰った。
喜びで満ちていながら、鼻唄を唄いながら。
次ので書き貯めしておいた分は終了です。
多分、それは明日投稿します。
それが投稿されたら水曜くらいまで書きません。