ハイスクール・フリート 北方の学徒(未完)   作:村上 ゆう

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月一よ・・・


第三話 授業でピンチ!!前

 さて、今日は授業初日だ。きっと楽しいことが待ってるに違いないと思って教室棟に向かって廊下を移動しているとなんだか暗いオーラを感じる。ん?あいつは確かうちの航海科の、誰だっけ

 こ、これは艦長として声をかけないわけにはいかないなー

 

「大丈夫、何かあった」

 

「チラッ)・・・はあああーー」

 

 こっち振り返ってくれたと思ったらいきなりため息をつかれた。なんだこいつ(困惑)。昨日、うちの艦の皆は揃いも揃って元気に私を追跡してたよな?

 私がいるからこの疲れてるような嫌なそうなオーラを出してるのか?自意識過剰だな。いったい何だってんだ

 

「艦長ぉー、今日から授業なんですよぉ」

 

「う、うん。まさか授業が嫌でそんなオーラ出してるの」

 

「・・・」

 

 あー!黙りやがったな。絶対授業が嫌なだけだ。それでこのはた迷惑なオーラをまとってるのか。

 

「その、きっと嫌なことだけじゃないよー好きな科目とかないの?」

 

「・・・ありますが今日はないんです」

 

「え、えーとちなみに何が好きなの?」

 

「・・・生物」

 

「そ、そっかー」

 

 明日もないね。かわいそうに←思ってないだろ。とか考えてたら

 

「おーい皐月艦長ー!授業始まっちゃうよー!」

 

 教室から顔だけ出して私を呼ぶのは航海科の永井かな。暗めの茶髪でおとなしい感じのポニーテールで私としてはゆりのほうが好きだな。

 おっと、考え事にふけってる場合じゃないな。教室に行かないと

 

「ねえ、速くしないと遅れちゃうよ」

 

「艦長、私を名前で呼んでください」

 

 やばい、覚えてないとは言えないしどうしよう

 

「私の名前は、竹本 結衣ですよ」

 

 あー、良かった言ってくれて。とりあえず教室引っ張ていく

 

「遅”い”!!」

 

「「ぴいっ!」」

 

「一般人はともかく船乗りが五分前に来れなくてどうするんだ!!」

 

 そうだった担当は時間に厳しい鬼の吉原だった・・・

 

――――――――――――――

 

 とまあ朝のホームルームから十分ほど、私たち二名の説教があったが我が校のホームルームは長めだから大丈夫なはずだ、なはず・・・

 竹本さん死にそうな顔してるねぇ。私はもう慣れっ子だよ←誇るところではない 大体同じような内容だし聞いてなくても誤魔化せr

 

「いまなんか自慢できないことを自慢できそうな顔してたな、皐月。まさか[怒られたり説教されるのは耐性が付いてますからどんな内容でも変わらないから聞いてなくても大丈夫ですね]とか思ってないよな?」

 

「へ?、あっ、そ、そんなこと、ないですよー ま、まさかぁ・・・アハハッ・・・慣れっ子とか思ってませんよー」

 バレてんじゃん!顔出てたのか?!そんなバカな!!

 

「慣れっことは一言も言ってないが、今日は見逃してヤロウ・・・」

 

 目がぁ目があああ!!あああ!!! 怖いな

 

 今日の予定で科別の時間があるじゃん。これは竹本さんも安心、って寝てやがる。あっ、でも教官気付いてないかな。いつもの私だったらふざけてチクったりしたりしなかったり

 ゆりがニコニコしながら竹本さんらへん見てるなあ。わかる。竹本さんは守ってあげたい感じするよね。お?終わりかな

 

 大湊女史海洋学校は08:00に集合、08:35までホームルーム。08:50から10:10が1限で10:20-11:40が2限で11:40-12:30は自習学習だ。午後は14:10-15:30,15:40-17:00で各自で解散。あまりない八十分授業の体制をとっている

 

――――――――――――――

 

 1限と2限はカットさせてもらう。(国語総合、数学Ⅱ+Bのオリエンテーリング。聞きたくないでしょ?)

 

「お昼だぁ」「疲”れ”た”」「食堂行く?」「こんびにー」

 

 誰かが言った。うん、わかるよ。その気持ち、80分はつらいよね。今まで50分だったもんね。私はあんまり分からないけど。

 ゆりが声をかけてきた

 

「お昼どうするー」

 

「適当で」

 

「適当って何よ・・・」

 

 うーんこっち見てる人が・・・あれ?竹本さん一人だ。でもコンビニ弁当持ってるけど。

 ‟竹本さんは仲間にして欲しそうにこちらを見ている!!”

 

「ねえゆり、竹本さんと一緒にご飯食べない?」

 おお、竹本さんが反応したぞ。

 

「ん?いいねぇ、竹本さん聞いてたでしょ?こっちおいでよ」

 

 ガタッススス ストン

 なにも言わないのかよ。まあ嬉しそうな顔してるし良いかな。何か話題を・・

 

「午後の授業は2コマとも科別だったよね。ここにいる三人とも別々なのか」

 

「そうだねえ、私は砲雷科で皐月ちゃんは航海科、竹本さんは主計科だもんねえ」

 

「あ、あの、私のことは結衣って呼んでほしいです・・・」

 

「うん、わかったよ~‟結衣”も敬語なしでね!」

 

「私としては‟ゆい”‟ゆり”って聞き取りずらいんじゃn

 

「「そんなことないよ」」

 

「アッ、ハイ・・・」

 息ぴったりだね

 

「ゆいさんは、皐月艦長とどのくらい一緒だったんですか?」

「9年よ」

「へえ、中学校3年間は一緒ではないですもんねえ」

「ええ、もちろん。皐月は先に海洋学校に来てたから当然ね。逆にあなたは2日だけよね」

「2日がスタンダードだと思いますけど、何か言いたいんですか?」

「別に。狙ってるんだったらそうはさせないわよ」

「もしかして自分だけが特別扱いされてると思ってます?だとしたら恥ずかしいですよ」

「あら?そんなこと思ってないよ~。新参者は新参らしくしてれば良いのよ?」

「かわいいこの人への気持ちは同じですが、ここは譲れませんね」

 ギャアギャア!!

 

 二人とも仲が良くてなによりだな。ところで次のミサイルは[スタンダード]ってのもよいかな。スタンダードミサイルだから[SM]で[SM-1]とかかな。言いやすいね。あーでも呼称するときに[エスエム]ってうちの生徒言うかな?スタンダード~のほうが呼称としてはよいのかな?

 

「「皐月(ちゃん)(艦長)はどっちが良いの?」」

 

「へ?あ、えと、どっちも??」

 やべえ聞いてなかったわ

 

「どっちもだなんて、欲張りですね・・・」

「まさか皐月ちゃんそういう趣味なんじゃっ・・・」

 

「えーと、実は聞いてなかった」

 

「「ふー、なーんだ」」

 

「え?なんの話?」

 

「教えないよ~」

 

 ガーン

 

「あ、そういえば昨日さ私の設計した艦どうだった?」

 

「広!って思いました」

「さすが皐月ちゃんだなって思ったよ?」

 

「おおー!なかなか良い感想だな!!」

 

 私達は楽しくお昼を食べられたと思う。こうやって三人くらいで食べるの久しぶりだな(泣)

 




次回 後編
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