ヤンデ練習   作:人々氷

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小説を書くのは初めてなのでお見苦しいところが多々あるとは思いますが、読んでいただければ幸いです。タイトルで分かると思いますが、一応続きものです。


負い目:1

 政略結婚、というほどの規模ではないけど、僕の結婚はほとんど損得勘定で決まった。

 

 自慢じゃないが、僕はちょっとしたお金持ちだ。そんなに大金を持っているわけではないけど、同じ大学を出たての世代の中では抜きんでてると思う。正直一回り上の世代の平均も超えているとは思う。

 高校生の頃からコツコツゲームを作ったりホームページ作成やらなんやらのネット上のお仕事を引き受けたりしているうちに、安定した収入を得られるようになった。

 足が悪くて車椅子に乗っている僕でも自分の力で働いて生きていくことができるようになったんだから、いい時代に生まれたなと思う。

 

 稼ぎがちゃんとあるんだから、一人暮らしをしたいと言って大学卒業と同時に小さな家を借りて一人暮らしすることにした。お手伝いさんとか雇うくらいの余裕はあるし、一人で生きていけるという自信があった。

 ただ両親はどうしても心配だと言って譲らなかった。何かあった時に一人じゃどうしようもないだろうって、まあその心配はわかるけどさ。お手伝いさんでも夜とかはいなくなっちゃうからね。

 

 そこで両親が提案したのがお見合いだった。正直まったく意味が分からなかったし、最初は僕も猛反発した。

 お見合い結婚っていつの時代の話をしているんだと。そもそもお手伝いさんじゃ不安だからお嫁さんを付けようって考えが前時代的すぎる。今は自由恋愛の時代だし、お嫁さんはお手伝いさん代わりに考えるもんなんかじゃ断じてない。そういって譲らなかった。というかお見合いとかそんな話どこから持ってくるんだよと。

 

 そうやって主張すると母親が詳しい事情を教えてくれた。

 お見合いの相手として考えていたのは両親の共通の知り合いの娘さんらしい。名前は美月さんで、歳は僕と同じ。

 どうもシングルマザーの家庭で、一人っ子の美月さんを育てるのもかなりの苦労があったとか。

 特に金銭面で困窮していて、なんとか高校は卒業させてあげられたものの、大学に通わせるお金まではなかったそうだ。美月さんは高卒で事務系の仕事に就職していた。

 だけども、お母さんとしては美術系の専門学校に通わせてあげたかったらしい。小さい頃から美月さんはずっとデザインの方面に興味があったんだとか。

 どこかでお金の工面さえつけばすぐにでも通わせてあげたいと。

 そういう話を前からうちの両親は聞いていたんだそうで。

 

 そこで白羽の矢が立ったのが僕だった。なんかあいつそういえばやけに稼いでないか、と。

 たぶん人一人養いつつ安めの専門学校に通わせるくらいなら割と余裕で出来そうなくらい稼いでないかと。

 ただでお金を出すんじゃ受け取る側も心苦しいだろうけど、お若い同士なんだし結婚させちまえば良いんじゃないかと。

 実は僕が一人暮らしどうこうを言い出す前から少し考えていたらしい。

 

 そんでもって僕が一人暮らしをしたいと言い出したもんだから、もう両親にとっちゃ渡りに船みたいなもんだったらしい。

 滅茶苦茶人の良い知り合いの、その娘ってんなら安心だし、うちの息子も人畜無害で特に悪いところはない。

 金が無くて困ってるもんと、金はあるけど見てくれる人がいなくて困ってる(困ってないと主張はしてたけど)もん同士なら丁度いいじゃないかと。

 

 お見合いを提案されたのはまあそういう事情だったらしい。

 いや、なんやかんや言ってもそれってお手伝い扱いしてんじゃんとかいろいろ思いはした。だけども僕の特にまだ使う当てのないお金が誰かのためになるならいいかなとも思った。

 結局のところ、多分僕も心のどこかに結婚したいという気持ちがあったんだと思う。

 お金に困ってるだけなら無償で出すよ、とかそんなかっこいい言葉は出てこずに、とりあえずお見合いするだけなら、と承諾してしまった。

 

 それから三年が経った。いやー、三年というのは長いようであっという間ですね。

 お見合いはどうなったかって、まあ最初の発言の時点で分かってると思うけど結婚しましたね。

 もうね、こちらとしては即決でしたよ即決。なんせ美月さん美人だし。滅茶苦茶サラサラできれいな黒髪ロングが最高です。そんで話とかも合わせてくれるし、もうころりとやられましたね。

 向こうとしても僕は可もなく不可もなくといったところだったみたいで、夢を叶えるチャンスとしては十二分というところ。お見合いからとんとん拍子に進んで結婚させていただきました。

 本当にもう早いようで三年ですよ。

 

 まあ特に何の進展もないんですが。結婚が墓場に例えられるのはゴール地点だからなんですかね。

 多分他のご夫婦さんたちは関係の進み切った先で結婚されているでしょうから問題はないと思うんですが、僕はそうはいかないわけで。

 本来スタート地点である初対面が実質ゴールになっちゃってるので困り果てております。

 

 三年たっても初々しいとか言えばまあ悪くないようだけど、本当に初対面から僕と美月さんの関係はほとんど変化していない。

 まあ正直最初の二年は仕方ないよ。美月さん専門学校にかかりっきりだったし。二年で卒業できる美術系の専門学校ってすごいなと思っていたらそれだけのカリキュラムが組んであった。

 文字通り朝から晩までって感じで、僕の見る美月さんと言えば朝のちょっと眠そうなところと帰ってきて疲れ果ててるところぐらいなもんだった。

 

 むしろ家で働いてる僕の方がよっぽど暇って感じで、炊事洗濯は僕の担当だった。

 美月さんは申し訳なさそうで、何度も私がやりますとは言ってくれてたけどね。あんなに大変そうな様子を見てて炊事洗濯までさせるなんて、どれだけ心を鬼にしたらできるんだろうか。

 実際聞いたところ、その学校は実家通いの人がほぼ全員だったらしい。

 

 そんなだったからやっぱり最初の二年は仕方ないと思う。

 問題はここ一年だ。

 美月さんは念願叶ってデザイン系のお仕事に就職した。そのときはお互い泣いて喜んだものだ。むしろ僕の方が号泣だった。ずっと頑張っているところを見てたからかな。

 就職してしまうと、かえって学校に行っていたころより時間に余裕ができていた。休みの日とかもそこそこあって、一日中一緒にいることも当然それなりに多くなった。

 そしたら美月さんは本当に甲斐甲斐しくお世話をしてくれた。美人で気立てもいいのに料理も上手で、非の打ちどころが全くないことを知った。

 

 けれども、何か進展があるかと言えばやはりない。下世話な話ナニもしてない。僕自身どうしたらいいのかよくわからないし。

 せいぜい変わったものと言えば、僕がベタ惚れになったくらいだ。そりゃ甲斐甲斐しく世話してもらえば好きにもなるさ、単純かもしれないけどそんなもんだろ。

 けれど美月さんの方にはあんまり変化は見られない。最初から優しげだったってのもあるけど、本当にあんまり変わっていない。

 前より笑うようになりはしたけど、そりゃやっと自分の夢が叶ったんだし当たり前といえば当たり前の話だ。

 

 で、今に至る。やっと今に至る。いやー、長い前振り申し訳ない。こんな男の独り言を聞いてくれた人がいるなら感謝感激雨あられだ。 

 

 今日は丁度美月さんの休日で、お互い特に用がないから一日中一緒にいる日かな。

 こういう日、僕の一日は枕もとのナースコールを押すことから始まる。ナースというか美月さんコールなんだけど。

 

「おはよう美月さん」

 

「おはようございます、日向さん」

 

 押すとすぐに美月さんは僕の寝室に来てくれた。ベッドから車椅子に移るのを手伝ってもらう。

 一応一人でもできるんだけど、美月さんが、手伝うので必ず呼んでくださいね、と言ってくれているのでお言葉に甘えることにしている。

 

 自分の部屋を出てリビングに向かうと、テーブルには朝ご飯が並んでいた。

 いやもうほんと、学生の頃より多いとはいえ貴重な休日なんだからゆっくり寝ていてくれてもいいのに。

 美月さんは休日は必ずこうして朝ご飯を作ってくれる。自分が作るのなんかより断然美味しいからもうありがたいことこの上ない。

 というか二年間朝晩僕の作ったご飯を食べさせていたのが申し訳なくなってくる。

 

「今日も美味しかったです、ありがとう、ごちそうさまです」

 

「お粗末様です、日向さん、そんなにかしこまらなくてもいいんですよ」

 

「いや、うん、かしこまっちゃうくらい美味しかったから……」

 

「そうですか? ありがとうございます」

 

 僕自身何言ってるかよくわからない。まあ滅茶苦茶美味しかったのは事実だけど。

 そんでもってまだ敬語が抜けきらない。僕は割とフランクに話せるようになってきた方なんだけど、美月さんはしっかり敬語だ。やっぱり関係に進展なんかありゃしない。

 

「あ、日向さん、洗濯機回すんでパジャマ出しといてくださいね」

 

「折角美月さん休日なんだし僕が洗濯するよ、ゆっくり休んでて、昨日は遅かったみたいだし」

 

「毎日日向さんがしてるじゃないですか、休みの日ぐらい私がします」

 

「いや、大丈夫だよホント、休んでなって」

 

「私がします」

 

「いや、」

 

「私がします」

 

 うーむ、この一年で知ったけど美月さんはなかなか頑固だ。こうなったら譲ってくれはしない。

 

「じ、じゃあお願いしようかな」

 

「はい、任せてください」

 

「そうだ、今日燃えるゴミの日だよね、僕出してくるよ」

 

「それも私がします、一人で外に出て車にでも引かれたらどうするんですか」

 

「いや、さすがに大丈夫だって、僕だって車椅子長いんだし」

 

「私がします」

 

「あ、はいお願いします……」

 

 今日も美月さんは働き者すぎて困る。休日になると毎度のことなんだけど、申し訳ないったらありゃしない。

 そろそろゴミの回収車が出る時間だったので美月さんはゴミを捨てに行った。

 さて、じゃあ僕は食器を洗おうかな。せめてこのくらいはしないとね。

 なんて考えていたら、美月さんが背後にいた。全然気付かなかった。そこそこ重そうなゴミがあったと思うんだけど、あっという間に捨ててきたみたいだ。

 

「日向さん何してるんですか?」

 

「え、あ、いや、食器を洗ってるんだけど」

 

 僕の車椅子はやたらとお金をかけてあるので、割と自由に椅子の高さを変更することができる。なので普通のキッチンでも問題なく作業できるんだけど。

 

「危ないじゃないですか、それも私がやるので日向さんはゆっくりしていてください」

 

「大丈夫だよ、普段からやってるし危ないことないって」

 

「いいんです、私がいるときくらい私を頼ってください」

 

「いやでも、少しくらい僕も何かしないと申し訳ないし……」

 

「いいんです、私を頼ってくださいってば」

 

 そういって数少ないお仕事を奪われてしまった。

 まあこうなるのはわかってたんだけどね。休日の美月さんは本当に働き者で何でもしてくれてしまう。休日とはって感じだ。

 ここ一年ずっとこうだし、正直申し訳なさでいっぱいだ。

 僕が車椅子で、何をするにも多少人より苦労が多いから、美月さんはこうして何でもしてくれる。僕の足がちゃんと動けばなって思ってしまうのは何年ぶりだろうか。

 

 そんなこんなで今日も一日は過ぎていく。

 昼ごはんも僕は微塵も手を出せないし、気付いたらおやつなんかも作ってくれてたし、本当に美月さんには頭が上がらない。

 

 夕方くらいになったころ、急にインターホンが鳴った。ほとんど誰も訪ねてこないうちにはかなり珍しいことだ。

 雨が降りそうってことで美月さんは干した洗濯物を取り込んでるし、僕が出た方が良さそうだ。

 インターホンの画面をのぞき込むと、あまり見覚えのないスーツ姿の女性がいた。

 

「はーい、どちらさまですか?」

 

「銀天堂の和田といいます、鈴村先生のお宅で間違いないでしょうか」

 

「あ、はい、鈴村です、何の御用でしょうか」

 

「この間依頼させてもらったゲーム開発のお礼に参りました、一応メールでのやり取りはされていると思うんですが、改めて直接お礼をしようかと」

 

「あ、どうもわざわざありがとうございます、今行きますね」

 

 どうやらこの間ゲーム開発の手伝いをさせてもらった企業の人のようだった。わざわざお礼をしに来るとは。

 まあ在宅ワークがほとんどだし、他の社会人と直接話す機会は結構貴重なので、こちらとしてもありがたい。

 さて玄関に行こうかなと動き出そうとすると、

 

「知らない女性の声がしたんですが、どなたですか?」

 

 気付けば美月さんが後ろに立っていた。

 洗濯物取入れに行ったの割とついさっきだったと思うんだけど、もう終わったんだろうか。優秀すぎる。

 

「どなたですか?」

 

 ちょっとびっくりして答えに詰まっていると美月さんが再度聞いてきた。なんかちょっと緊張感がある。

 

「えっと、銀天堂の人みたい、こないだあそこのゲーム開発に携わったから、そのお礼を言いに来たみたいで」

 

「そうですか」

 

「うん、あ、待たせてるから早くいかなきゃ」

 

「私が行きます」

 

「あ、いや、僕の仕事関係の人だしね、僕が行くよ」

 

「私が行きます」

 

「う、うんじゃあお願いします」

 

 休日の美月さんは本当に僕を働かせてくれない。うーん、礼儀とかあんまりわからないけど、ここで僕が出なくてもいいんだろうか。

 考えても仕方がないので素直にリビングで待つことにした。

 あ、せっかくだしお茶でも入れようか。和田さん何か持ってきてたし、多分お茶菓子か何かだろう。一緒に食べてゆっくり話をするのもいいだろう。いつもの晩御飯の時間までまだ少しあるし。

 

 そう思って三人分のお茶を用意したんだけど、和田さんどころか美月さんも戻ってこない。

 まさか玄関で僕抜きで話し込んでるわけもあるまい。どういうことだろうか。

 気になって玄関に向かうと丁度美月さんが戻ってくるところだった。あれ、一人だな。

 

「あれ、美月さん、和田さんは?」

 

「お帰りになられましたよ」

 

 え、そんなことってある?僕に用がありそうだったのに。いやまあお礼だけだからそんなに大したことじゃないだろうけど。わざわざ家まで来て会わずに帰るってのも不思議な話だ。

 まあ帰ったんなら仕方がないか。

 

「あ、そうなの、それならまあいいんだけど」

 

「はい、ところで、お茶入れたんですか? 言ってくれたら私がしましたのに」

 

「和田さんが上がっていくのかなと思って入れたんだけど、いらなかったみたいだね」

 

「そう、みたいですね」

 

 折角なのでこないだ通販で買ったお茶菓子を出して二人でゆっくり食べた。二度目のおやつだけどまあいいかな。

 美月さんは僕がいつの間にお茶菓子を買っていたのかが気になるみたいだった。いやあ、ネットって便利ですねえ。

 

 さて夜も更けて問題の時間がやってきた。風呂です。

 お察しの通り美月さんはお風呂も手伝ってくれようとするんだな。でもさすがにこればっかりは譲れない。

 夫婦なんだからいいだろうと思うかもしれないけど、いやもうこれまで任してしまったらどうなることやら。

 そりゃ何かしらの進展になればいいけど、多分そうじゃない。こうして美月さんの休日に甲斐甲斐しくお世話されるたび思うけど、なんというか夫婦間の協力というより介護されてるみたいなんだ。

 こう、美月さんから義務的なものを感じるというか。

 

やっぱりお金と引き換えに僕のお手伝いを、みたいなのが発端で結婚したから美月さんにもそういう意識があるんだろうか。ちょっと寂しいし、何より申し訳ない。

 

 とにかく、風呂までお世話されるようになったらそりゃもういよいよ介護じゃないかと思うわけで。

 だもんで今日も何とか一人でお風呂に入っている。さすがにもう慣れたもんで特に問題はない。というか平日は普通に一人で入ってるし。

 しかし今日の美月さんは一段と押しが強かった。普段の倍くらい押し問答をした気がする。どうしたんだろうか、普段の休日と違うことは特になかったけど。

 

 そしてやっと一日が終わる。さー、布団に入って睡眠を、と行きたいところだが、なぜか美月さんが僕の枕元から動かない。

 ベッドに移るのを手伝ってもらってからそのままだ。普段は挨拶をしてすぐに美月さんも寝室に戻るんだけど。

 

「美月さん……?」

 

「はい、どうしました?」

 

「あ、いや、むしろ僕が聞きたいんだけど、どうかした?」

 

「…………いえ、特に用がある訳ではないんです」

 

 はてさて本当にどうしたんだろうか。明日は美月さんも仕事だし、早めに寝た方が良いと思うんだけどな。

 

「あの、私明日から朝ご飯作りますね、二人分」

 

 唐突にそんなことを言う。え、いや、休日は毎回作ってもらってるし、流石に申し訳ない。

 平日は朝が早くて美月さんは朝ご飯を作っていない。美月さんはフルーツミックスみたいなのでかるく済ませて、僕は美月さんを見送った後適当に作って済ませている。

 

「いや、大丈夫だよ、美月さん朝早くて大変だろうし、むしろ僕が作ろうかってぐらいなんだけど」

 

 特に女性は朝からいろいろ準備しないといけないから大変そうなのに。

 

「いえ、大丈夫です、少し早く起きれば済みますし」

 

「睡眠が一番大事なんだよ、それに休日こんなに良くしてもらってるのに平日までお世話してもらったら申し訳ないよ、本当はずっと家にいる僕が朝ご飯作るぐらいはするべきなのをしてないんだからさ」

 

「そう、ですか、わかりました」

 

 何とか納得してくれたみたいだった。そのまま、おやすみなさい、と挨拶して美月さんも寝室へと戻っていった。

 いやあ、よかった。

 本当に最近申し訳なさが募っていくばかりなんだ。

 

 美月さんの仕事は割と収入があるみたいだし、正直僕の助けがなくてももう一人で生きていけると思う。

 そうなると最初に結婚した時とは状況が違ってくる。ただ僕がお世話されてるだけだ。

 今のところ生活費とかは全部僕が出してるけど、美月さんがそれも折半すると言い出したらどうしようか。一種アイデンティティーの崩壊だ。

 

 最近休日を過ごすたびに負い目を感じるようになっている。

 美月さんのことは好きだ。間違いない。結婚生活は僕からすればこれ以上ない幸せに満ちている。

 だけど美月さんはどうなんだろうか。好きだからこそ考えてしまうことがある。

 例えば、彼女はもっと大きな幸せをつかめるんじゃないか、とか。




書いてみるとこんなに難しいものなんだなと。
自分で読み返すと文章がくどくてびっくりしますし、キャラクターの特徴も全然わからないしで散々です。
まだヤンデレの兆しもなくてタイトル詐欺状態ですが、なんとか最後まで書けるよう頑張ります。
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