別ゲーの推しキャラを再現する為に器用度に極振りしたいと思います。 作:風邪引きピエロ
とある日、ノブナは1層の街を一人ぶらぶらと歩いていた。
素材と資金集めもしばらく問題ない位の量が集まったということで、一旦終了。
ギルド全体としては当面やることもないので各々の自由時間ということになったのだった。
とまれ、特にしたいことも思いつかなかったノブナは『例のダンジョンにでも潜って【タネガシマ】掘りでもすんべか』と思い立ち、1層の街へとやってきたのだった。
「時間が余ったらとりあえず周回周回、我が事ながら度し難いのう。FGOプレイヤーの悲しき性よ・・・ム?」
ふとあるものが視界に入り、足を止める。
1層の街中にある噴水のある広場。プレイヤー達の憩いの場であり、ダンジョンへと赴くための諸々の準備やパーティーの募集なども行われる場所でもある。
以前よりは若干人が減ってはいるが、初期装備で明らかに始めたてのプレイヤーもちらほらと散見でき、未だ結構な活気がある。
目に留まったのはそんな広場にいたとある数人の集団。
恐らくパーティーなのだろう5人なのだが、装備に明らかな差がある。
内3人は男ばかりでそれなりに鎧や剣などで装備を固めている。それなりにゲームを進めているのが分かるくらいには豪華なそれだ。相応に時間とゴールドをつぎ込んでいるのだろう。
が、残りの2人・・・比較的小柄な方のノブナよりも小さい女の子二人組だ・・・はゲーム開始時に支給される初期装備である。纏う雰囲気から見ても明らかに初心者だろう。
一見新たに始めたプレイヤーが先に始めていた者たちとパーティーを組んでレベリングしようとしている
ように見える、そんなプレイヤー達。
が、そうではないことがノブナにはわかる。しっかり装備を固めている側の3人の顔に見覚えがあったからだ。
「・・・あ奴ら『初心者狩り』の屑共ではないか。ま~だ飽きもせずくだらん事しとんのか」
3人共『NWO』関連の掲示板などでよく晒されている所謂『悪質プレイヤー』と呼ばれるような連中だった。
奴らの手口は毎度同じ。
1層の街に入りびたり、初心者を見つけては『このゲームの事を色々教えてあげるよ』などと善意のプレイヤーを装い近づいてパーティーに引き込む。
そうして初心者には到底太刀打ちできないようなモンスターが出てくるダンジョンに連れて行き放置。モンスターに手も足も出ずに蹂躙される初心者を見て笑ったり煽ったりする、といったようなものだ。
無論、何度も通報されており運営側にも再三の注意や罰則やアカウントBAN等を受けているはずなのだが、あの様子を見るに未だ懲りてはいないらしい。
「・・・とはいえ知り合いでも何でもない者をわざわざ助けてやる義理もない」
ノブナは別に聖人君子でもなんでもない。
以前は初心者のメイプルの世話をしたことはあるが、あれは友人のサリーから頼まれたからだ。
初心者だからといってすべからく助けようとする気はない。
被害を受ける初心者は哀れとは思うが、社会勉強の一環とでも思ってさっさと忘れることを祈っておこう。
そう思い、ノブナは広場に背を向け一人ダンジョンへと向かう為の準備に勤しむのだった。
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街にて準備を終えた後、徒歩でダンジョンへと向かうノブナ。
ちびノブを使えばすぐに到着出来るが、あれは酷く目立つ。今後の事を鑑みるに隠しておく方が良いという判断だ。
スキルも温存しときたいので時間はかかれども徒歩にて向かっているのだった。
えっちらおっちら進んだ先にようやく例のダンジョン・・・『おもちゃの王国』の入り口が見えてきた。
が、どこか違和感を感じる。よくよく観察してみればその正体はすぐに分かった。
入り口に設置された門が開けられているのである。
「む、先客とな?珍しい、よくもまぁこんなクソ仕様のダンジョンに挑もうなどという気が起きるのう。変わり者か?」
自分のことを全力で棚の上にぶん投げながら首を捻るノブナ。
周りを見ればボス部屋から直通の魔法陣が出現していないので未だクリアはしていないらしい。
それを確認し、しばし黙考。
ここで待っていて先客がいなくなってから周回を始めるのも一つの手ではあるが・・・
「・・・面倒くさいの。とっとと進もう。邪魔ならモンスターごと薙ぎ払えば良いしな」
さらりと物騒なことをのたまいながら、ノブナは悠々と門をくぐっていった。
しばらく進みそろそろ最初のモンスター出現候補地につこうかというところで前方からなにやら騒がしい声が聞こえてきた。
見れば5人分の人影と2~3体のモンスターの姿が見える。どうやら戦闘中のようだ。が、様子がおかしい。
モンスターに囲まれじりじりと壁際に追い詰められた2人を見て他の3人は助けるでもなく笑っているのだ。
それを見とがめたノブナは心底げんなりした表情でつぶやく。
「なんじゃ、さっきの馬鹿どもかい。あ~、他にもダンジョンはあるじゃろうになんだってここを選ぶのやら」
・・・単純にここが人気がないからという理由だったりするのだが、そんなことはノブナは知らないし興味もない。
「とはいえ、あの馬鹿どもならば遠慮はいらんか」
ため息交じりに言いながら、【タネガシマ】を引っ張り出す。
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「お、お姉ちゃん・・・」
「ううう・・・」
隣にいる双子の妹ユイの震える声を聴きながら、マイは只々壁に背をつき縮こまることしかできない。
目の前には3体のくるみ割り人形に似たモンスター【トイ・ソルジャー】が手に手に銃を持ちながら取り囲むようにじりじりと二人に近づいてきている。
表情もなく機械的ににじり寄ってくる動く人形に更に恐怖が沸き起こり、反射的に距離を取ろうとするが既に背中はぴったりとダンジョンの壁に付けている。これ以上下がれない。
「オイオイ下がってないで攻撃しな!やられちまうぜ?・・・といってもお前らじゃあ攻撃を当てることすらできねぇだろうが」
モンスターの向こうから下卑た笑い声が聞こえる。
ここへ姉妹を連れてきた3人組だ。
自分たちが狙われないようモンスターの標的から外れるアイテムを使い、少し離れたところから追い詰められた二人を見てゲラゲラと嘲笑っている。
悪辣極まる。
『なんであんな人達についてきちゃったんだろう・・・私の馬鹿っ!ユイまで巻き込んで・・・』
悔しさと情けなさで涙が出てくる。
実際、慎重な性格のマイは一度は3人組の誘いを断ったのだ。しかし、『いいからいいから』と半ば強引に誘われたのだった。その時点でもっと怪しんで断るべきだったのだが、そうもいっていられない事情が二人にはあった。
マイとユイの姉妹は初心者であり、かつ初期ステータスポイントのすべてを【STR】に振った『極振り』プレイヤーなのだ。
ゲーム上の有利不利とは関係なくただ『ゲーム上でくらいは力強くありたい』という理由で『極振り』を選んだ二人だが、その道はいばらの道であった。
元来『NWO』において『極振り』はデメリットでしかない。―――一部の例外中の例外を除けば・・・だが。
一点特化と言えば聞こえは良いが、逆に言えばそれしか出来ないのだ。
2人の例でいえば【STR】が高いので攻撃の威力はとても高い。食らえば防御力の低い後衛職は勿論前衛職でも致命傷は免れない一撃を放つことが出来る。
しかし、他のステータスはからっきしなのでそもそも攻撃を当てられない。近づくことすら難しい。回避もできない。防御力も紙っぺらでかつHPも低いのですぐやられる。
これではまともに戦うことすら出来ない。せっかくの攻撃力も宝の持ち腐れというものだ。
パーティーを組んでサポートされれば変わるかもしれないがどれだけパーティーを組もうとしても悉く断られる。当然だ。
お荷物にしかならない初心者をわざわざパーティーに入れる酔狂なプレイヤーなど早々いない。
姉妹は完全に詰んでしまっている状況であった。
なので多少怪しいとは思いながらも誘いにのってしまったのだ。
その結果がこれだ。
『こんなことになるなら極振りになんてしなければ・・・』
後悔先に立たず。
どれだけ悔もうが現状は変わらない。モンスターは遂に手を伸ばせば届きそうな程に近づいてきた。
その手に持った散弾銃の暗い銃口を二人に向ける。引き金を引けば容易く二人を消し飛ばすだろう。
もうだめだ。
せめても妹だけでもと思い、恐怖のあまりしゃがみ込んだユイに覆いかぶさり来る破滅の時に備えて目を閉じた。
ダンっ!!ダンっ!!ダンっ!!と
耳を劈く轟音にビクッと身体が震える。しかし、ダメージを受けた時の痛みがない。撃たれたわけではないのか?ならばこの音は何なのだろう。
固く閉じた目を恐る恐る開ける。
「・・・・え?」
間の抜けた声が漏れた。
今の今まで自分達を取り囲んでいたモンスター達の頭から上が無くなっており、バタバタと倒れ込んでいったからだ。ポカンと見る間にも地面に横たわった残った身体もエフェクトと共に消滅していった。
「せっかくの楽しみを邪魔しやがって!何者だてめぇ!」
洞窟内に濁声が響く。3人組の一人の声だ。
そちらへ視線を向ければ、少し離れたところに立っている人影が見えた。
自分達姉妹程ではないが小柄なプレイヤーだ。150㎝くらいしかないのではないだろうか。逆上し罵声を浴びせ続けているむくつけき3人組と比べると余計に小さく見える。
洞窟内を照らし出すランタンの光を受けて光る艶やかな黒の長髪からどうやら現れたのは女性であるようだ。
手にした火縄銃のような武器の銃口から立ち上る煙を見るに先程モンスター達を仕留めたのはこの女性らしい。
昔の将校が着ているような軍服。その色は髪と同じく暗闇の一部を切り取ったが如くの漆黒に染まっている。
身に着けた鮮やかな真紅に染まったマントが対照的だ。
戦国武将の鎧についている前立てのような装飾がついている軍帽の下から僅かに覗く瞳が周囲を見回し・・・目が合った。
思わずゾクリと肌が粟立つのを感じる。
燃え盛る炎を思わせる紅い瞳はしかし一切の温度を感じさせない氷のような冷たさを湛えている。
決して人が人を見る時に向けるそれではない。
まるで肉食獣に見つめられているいるかのような・・・いや、もっと自分の奥底にある根源的な『ナニカ』が削り取られるような感覚を覚え、知らず知らずに身体が震えだす。
と、こちらを見つめていた視線がすっと外れた。圧迫感から解放され思い出したように荒い息を吐く。
「・・・誰だか知らねぇがガン無視とはいい度胸してんじゃねぇか。スカしてんじゃねぇぞぉ!!」
と、3人組の一人がしびれを切らしたように手にした剣を振りかざし、切りかかった。
対して女性は避ける素振りもなく、ただ手を前に掲げるのみ。
「あぶな・・・」
思わず漏らした声は突然響いた銃声にかき消される。
切りかかった男はその音に怯むこともなく掲げた手を振り下ろし、女性は剣によってその身を切り裂かれる・・・・ことは無かった。
振り下ろしたはずの腕は握った剣ごとひじから下が消滅していたのだ。
己の身体に起きた惨状に気付いた男が悲鳴を上げるが、再び響いた銃声がそれをかき消す。
今度は右足が太もも辺りから抉り取られ、男がもんどり打って倒れる。
その全身が輝き、エフェクトと共に砕け散った。
「・・・・なんじゃ。わざと急所は外したというにこの程度で死ぬのか。存外加減が難しいものよ」
女性がつまらなそうに鼻を鳴らす。
その横に空中に浮かぶ二丁の火縄銃が銃口から白煙を上げている。
非現実的な光景に思考が止まったその隙を縫うようにして女性が動く。
「・・・【単独行動】」
ボソリと呟いた次の瞬間にはその姿は残った二人の眼前に現れていた。
驚愕の声を上げ、遮二無二に武器を振り回す二人。しかしそんな必死の抵抗も悪足掻きにもなりはしない。
「【食いちぎり】」
いつのまにやら握っていた刀を一閃。
それぞれの武器を握っていた腕を切り落とした。
あっという間に二人を戦闘不能にした女性は地面に倒れ呻く二人を交互に見やる。
「フム・・・貴様のが良い装備をしとるな」
「がああああああグエっ!?」
のたうち回っていた一人、戦士らしい鎧で武装した大柄の男の頭を蹴り上げ悲鳴を中断させる。
思わず動きを止めた男の胸を思い切り踏みつけ動きを制限し、その首筋に刀の切っ先を突き付けた。
「幼子のようにぴぃぴぃ囀るな。さて、儂の話を聞いてもらおうか」
「て、てめぇ・・・よく見たら『ノブナ』じゃねぇか!?なんでこんなとグヘぇ!?」
男の胸を今一度思い切り踏みつけ、黙らせる。
「貴様に発言を許した覚えはない・・・さて、では貴様の持ってる装備からアイテム、ゴールド、一切合切渡してもらおう。ちなみに拒否権はない」
「は、はぁ!?ふっざけんななんでそんなっが!?」
「貴様も学ばんのう。その頭は飾りか?」
呆れたように言いながら刀の峰で男の頭をぺしぺしと叩く。
足下の男を睥睨し、女性が悪魔のような笑みを浮かべて言う。
「何故かと問われるならば「物のついで」・・・といったところか。狩りの邪魔じゃから排除したついでに貴様らの身包みでちょっとした小遣い稼ぎをしようという可愛らしい思い付きじゃよ」
あまりにもあんまりな理由に絶句する男。
やがてその顔が羞恥と怒りで真っ赤に染まっていく。
「ふざけんな!渡すわきゃあ無いだりうが!」
「フムそうか・・・【生命ある鎧】」
女性が手に持った刀が形を崩し、一瞬その身体を包み込み消えた。
「【奇妙な隣人】【流体操作】【巨大化】」
ついで口にした言葉で劇的な変化が起きる。
女性の背後に高さ3mはありそうな巨大な骸骨が出現したのだ。
『Ggggggoooooooaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!』
声帯のないはずのその口から放たれた咆哮が空気を震わせ、洞窟を揺らす。
巨大な骨の手を伸ばしたのは床を這いずりながら一人逃げようとしていたもう一人の男だった。
「ひ、ひいぃ!?」
巨大な手から逃れる事能わずあっさりと掴みあげられる男。
そして女性の足元にいる男に見せつけるようにして手を掲げると徐々にその手に力を込め始める。
まるで空き缶を握りつぶす様にゆっくりと、丁寧に、徹底的に。
巨大な手の中から男の絶叫が響く。
それを例の冷たい瞳で見上げながら、女性がつぶやく。
「痛みの軽減があるとはいえ全身をゆっくりと握りつぶされるのはさぞ辛かろう?聞いた話だと万が一にも危険のないようセーフティが設定されとるらしいが・・・さてどの程度で発動するのかのう」
言葉とは裏腹にさほど興味なさげに言いながら力を込める手は緩めない。
パキパキと細い枝が折れるような音が手の中からし始めた辺りで見ていられなくなってマイは視線をそらした。
男の絶叫はすでにか細いものとなり、やがてガラスの砕けるような音と共に途絶えた。
誰もが押し黙り静寂が場を支配する。
そんな中、女性の温度を感じさせない声が響く。
「―――さて・・・今一度貴様の返答を聞こう。身包みすべてを差し出して疾く去るか或いは体液をぶちまけながら生きたまま少しづつ肉塊にされるか」
軍帽の下から剣呑な光を湛え、紅く煌めく双眸が覗き、小刻みに震える男の顔を映し出した。
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「・・・・お、魔物除けのポーションがこんなに。なんじゃあやつ、生意気にも結構良いもの持っとるではないか」
ほくほく顔でアイテムをインベントリに突っ込むノブナ。
一通りの作業を終えた後、一つ伸びをして立ち上がる。
「「ぴっ!?」」
「・・・なんじゃまだおったんか」
視界の隅で小さな悲鳴が上がり反射的に構えた【タネガシマ】をしまう。
初心者装備の二人組が怯えた小動物のように震えていた。顔がそっくりで身長も全く同じ。違いと言えば髪の色が黒か白かの違い位か。どうやら姉妹であるようだ。
黒髪の方が怯えながらも口を開いた。
「あ、ああ、あの・・・私達まだ何も持ってなくて」
「見ればわかるわ。貴様ら初心者じゃろう」
ノブナは手をひらひらとさせながらどうでも良さそうに言葉を続ける。
「初心者からアイテム強奪するほど困窮しとらんわ・・・無論、貴様らが儂に牙をむくというなら話は別じゃが・・・」
「「ブンブンブンっ(全力首振り)!!」」
「ま、それが賢明じゃな。では、疾く去るが良い」
姉妹に戦闘の意思がないことを見て、興味を失ったように背を向けて歩き出す。
目指すは洞窟の奥だ。
と、思い出したように立ち止まると振り返る。
「っと、そうじゃ貴様ら」
「「は、はひぃい!?」」
声を掛けただけでびくりと固まる姉妹。
リアクションまでそっくりだ。
そんな姉妹の様子を意にも介さずインベントリから男から奪った鎧や剣などの装備一式を取り出すと地面に投げ出す。
ガラガラと音を立てて転がる装備品を見つめて疑問符を浮かべている姉妹。
「・・・・えっと・・・これは」
「先程の男から奪った装備じゃ。貴様らにやる。アイテムに比べれば二束三文の安物じゃが装備するなり売って軍資金にするなり好きにせい」
「え、ええ!?あのちょっと」
言いたいことだけ言い捨ててノブナは今度こそ完全に姉妹に興味を失ったようでスタスタと奥へと進んでいってしまった。
残された二人はしばし呆然としたあと、お互いに顔を見合わせる。
「・・・よくわからないけど・・・助けてもらった・・・のかな?」
「・・・たぶん・・・」
・・・実はノブナにはそんなつもりは全くなく、ただただ周回に邪魔なものを排除しただけで、男の装備品を姉妹に渡したのも二束三文程度にしかならない不用品で必要以上にインベントリを圧迫するのを嫌っただけなのだがそんなことは二人は知らない。
何はともあれ難を逃れた二人は貰った装備をインベントリに詰め込んでおっかなびっくり街へと引き返していくのであった。
STR極振り姉妹は話の都合上原作より早めに登場させていただきました。とはいえ顔見世程度で正式加入は第3イベント後かなと思います。ご了承ください。