欠陥人生 拳と刃   作:箱庭廻

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残り四十話近くもあるので
更新停止していた場所まではやはり二話更新でいこうと思います
四月頭には追いつけるはず


五十一話:明日を決める問題だ

 

 

 

 明日を決める問題だ。

 

 

 六月十八日、麻帆良祭が始まる二日前。

 そんな昼下がり、俺たちはとあるファミリーレストランに来ていた。

 参加面子は俺、短崎、山下、大豪院、中村、豪徳寺、小太郎に――三森である。

 全員で八人、俺と短崎を除くほぼ全員が武道派だということに加えて、生徒会役員の三森までいるファミレスの一角は何故かゴゴゴという重苦しい空気に包まれている。

 いや、これはしょうがない。

 ……これから行なわれる話の重要性から考えれば。

 

「――集まってくれて、ご苦労」

 

 話の主題、この面子を集めた三森がいつにも増した痩せた顔つきで言葉を吐き出す。

 手にはドリンクバーの野菜ジュース、グビグビ飲んでいる。どう見ても疲労困憊。

 

「み、三森……顔色真面目にやばいが、大丈夫か?」

 

 エスプレッソコーヒーの風味を味わいながら、一応心配しておいた。

 

「ふ。五日ぐらい貫徹しただけだ。もう書類は書き終わったぜ。ただし、手が腱鞘炎寸前だけどな!」

 

「大人しく寝てろよ」

 

 これでもかと両手に湿布を張りまくり、空笑いしている三森に憐れみの目を向けておく。

 ついでに他の面子の様子を見る。

 短崎、机に突っ伏して疲れている。変な夢でも見たらしく、寝不足らしい。

 山下と中村、頼んだ甘海老サラダを食っている。優雅にウーロン茶をドリンクバーで飲みまくる、それ五杯目だろ。

 大豪院と豪徳寺、ランチセットを食べている。キャロットジュースとオレンジジュースを飲んでいる、お前らも飲み過ぎだろ七杯目。

 小太郎、一人砂糖とミルクを入れたコーヒーを啜っている。お前だけだな、まともなのは。

 

「で、長渡の兄ちゃん。飯タカっておいてなんやけど、なんの話なんや?」

 

「あー、それはだなぁ」

 

 ぐいーと苦手そうなコーヒーを飲み干した小太郎が、上目遣いにこちらに尋ねてきた。

 俺が答えようとすると、三森が口を挟む。

 

「それは俺が答えよう!」

 

 テンション高めに三森が声を上げた、奇声寸前である。

 

「明後日からついに麻帆良祭だ! そして、オレたちは極めて善良な学生! ついでに言えば思春期! 言いたいことは分かるな!?」

 

「――わからんわ」

 

 小太郎が呆れている。

 まあ、わからねえよな。

 

「つまり、あれだ。いわゆる一つの近況報告」

 

「一人で空しく麻帆良祭を過ごすのは避けようぜ、会議だ」

 

 俺の言葉に、山下が補足した。

 あーあーあー、と小太郎が納得したように頭を振る。

 

「つまるところ、麻帆良祭での予定とかの打ち合わせなんか?」

 

「ついでに、誰か目星付けている女子とか誘おうぜ。てところだな」

 

 いないけどなー、とゲラゲラ笑う山下。

 うん、マジ泣ける事実である。

 

「ていうか、イケメンの山下で無理なら俺ら無理だろ」

 

 マジで。

 この中でぶっちぎりで顔がイイのは山下、次点で短崎、可愛い系を入れれば小太郎ってところだろう。

 俺? 平均ですよ、うん。

 

「人間顔じゃねえよ、マジで機会だと思うんだ……俺、もっとメジャーな部活に入ってればよかったかもしれない」

 

 山下がガビーンと落ち込む。

 のだが、少しむかついたので、大豪院と中村にアイコンタクト。

 二人がコクリと頷いたので、俺は山下の肩を叩いて。

 

「よーしよし、とりあえず慰めてやろう。野菜ジュースとドクダミ茶のミックス飲ませろ」

 

『あいあいさー!!』

 

「うぇ!? が、ががぼぁあああ!!」

 

 二人掛かりで羽交い絞めにさせて、ドリンクバーでミックスにして置いたジュースを注ぎ込ませた。

 イケメンがー! 死ねー! という中村と大豪院の声を聞きながら、三森に目を向けて。

 

「で、まあ既に結論出ているような気がするけど。もう普通に俺らだけで回る予定立てたほうが早くねえか?」

 

「ええ~。常識的に考えて、野郎だけの麻帆良祭っての灰色過ぎるだろ! 諦めんなよ!」

 

 三森がダンダンとテーブルを叩く。

 やめろ、善良な店員さんが怯えているから。俺ら見かけだけだと不良グループのようなんだぞ?

 あ、こっちに目を向けてきた不良共が面子確認して、逃げるように席を立った。

 

「ええい! 誰でもいい、後二日以内に臨時でいいから彼女とか作ろうという猛者はいないのか!」

 

「ん~、俺は千鶴姉ちゃんから誘われてるけどなー」

 

 なん、だと!?

 意外な小太郎の言葉に、大豪院が反応した。

 

「なにっ!? 千鶴さんが!!」

 

「って、なんで薫兄ちゃんが反応するんや?」

 

「豪徳寺、まさか那波さんに!?」

 

「――お前もか!?」

 

 二人の視線が厳しく交差する。

 今にも一種即発の勢い。

 互いの胸倉をつかみ合い、拳を振り上げたところで――俺はコーヒーを啜りながら。

 

「喧嘩するぐらいなら外に出ろ。或いはここで三十連勝ジャンケンでもして、決着を付けてくれ」

 

 といっておく。

 店の迷惑だからね。

 

「後あまり悪評立てたら嫌われるで、兄ちゃんたち」

 

 小太郎の援護射撃に、二人が顔を渋くして。

 

『ぬぉおおおお!!』

 

 そういった途端、ジャンケンを始める二人。

 それを無視して、俺は三森に目を向けると。

 

「三名ほど話し合いに参加出来なくなったんだが、どうする?」

 

「あー、ん~」

 

 三森が困ったように腕を組んで、不意に視線を動かした。

 

「ところで、さっきから短崎が動いてないんだが、具合でも悪いのか?」

 

「なんか嫌な夢を見たらしくてな、調子が悪いらしい」

 

 あー、うーと水だけ飲んで意気消沈したままテーブルに突っ伏したままの短崎。

 今日の朝起きたら、いきなり「うわぁあああああああ!!」という絶叫を上げて、ベッドから転げ落ちてきたのだ。

 丁度朝食を作っていた俺のところに飛び込んで。「い、いない!? いないな!! そうか、夢か!!」 と右手だけでガッツポーズしたもんだから、どうしたのだと訊ねたら。

 

 ――見覚えのある白い髪の女に襲われる夢を見た。

 ――朝起きたら何故かそいつが味噌汁を作っていた。

 ――何故か住み着かれて、懐かれていた。

 ――長渡が僕を見捨てて、生暖かい笑みを浮かべていた。

 ――白髪女に押し倒されて、むかついたから押し倒し返したところで目が覚めた。

 

 だということらしい。

 酷い悪夢だったと、短崎は全身汗まみれで荒い息を吐いていた。

 生きた心地がしなかったと、朝からずっとあの調子である。

 片腕の使えない日々でストレスが溜まっているのだろう。俺は軽く励ますぐらいしか出来そうに無い。

 あと短崎がちゃんと若い男だと、俺は知って少しだけ安心しました。

 

「ええい、誰かマトモに潤いを与えてくれる知り合いはいないのか!」

 

 三森がぬーとばかりに野菜ジュースを飲み込んで、気炎を吐き出す。

 

「……そういえば」

 

 ぬっと顔を上げた短崎が、不意に呟いた。

 

「どうした? まさか、この間のオデコ少女に誘いでも受けてたのか?」

 

「桜咲の姉ちゃんやな。神鳴流剣士の」

 

 俺の言葉に、補足する小太郎。

 桜咲って名前だったのか、あの子。

 しかし、短崎は軽く苦笑して首を横に振ると。

 

「違う違う。えーと、僕の友達に、柴田ってのがいるんだけど」

 

「いるんだけど?」

 

「――幼馴染の女の子から誘われたから、麻帆良祭一緒に巡ってくるわ。って、自慢してた」

 

 剣道部は入部体験ぐらいしか行事ないしねー、と乾いた声で笑う短崎。

 その言葉と同時に、俺は上げた右手を捻りながら下に突き出して。

 

「よし、殴れ♪」

 

「大丈夫。蹴りいれておいたから♪」

 

 彼女欲しいとかほざいてたのになー。

 とんだ裏切りだよー、とこめかみに青筋を浮かべて短崎が酷薄な笑みを作っていた。

 

「んー、つまるところ誰もいなさそうだなー」

 

 中村がやれやれと肩を竦める。

 その横で強制的に飲まされたミックスジュースのあまりの美味しさに昇天している山下がいるが、軽やかにスルー。

 奴が食べ残している甘海老サラダがもったいないので、こっちが食っておくことにしよう。

 

「うめー」

 

「長渡の兄ちゃん、案外外道やな」

 

「食べれそうに無いから食うだけだ」

 

 予備のフォークを使って食べる。

 ついでに小太郎がもの欲しそうな顔をしていたので、半分だけ残して渡してやる。

 

「……慶一の兄ちゃん、成仏してや」

 

 軽く拝んだ後に、サラダを食べる小太郎。

 相変わらずよく食うなぁ、育ち盛りか。

 

「お前も共犯だと思うぞー?」

 

「達也兄ちゃん、悪いのは全部長渡の兄ちゃんやで」

 

 俺は悪くないんや、と言いながら完食する小太郎。

 こいつもふてぶてしくなったなぁ。

 

「で、長渡と短崎も全滅か?」

 

 諦め顔の三森が、最後俺たちに目を向けるが。

 

「いたら苦労しねえよ」

 

 産まれてこの方交際などと言う単語とは縁が無い。

 異性にもあまり仲良くした記憶は無いし、精々部活動の仲間や、古菲という闘争メインの例外一名程度だ。

 彼女とか出来そうにない。

 まあうちのクラスは適当に休憩室やるだけだし、初日の中武研の演舞会以外はやることも少ないのが救いだ。

 

「HAHAHA、その通りだね。でも、僕はしばらく彼女とかいらないかな~」

 

 悪夢の残滓を引いているのか、短崎がそう告げる。

 ガクガクと肩が震えていた。

 どんだけ怯えてるんだ、こいつ?

 

「あーもう、お前らつまらねえな! せめて、六人ぐらいの女子から誘われまくってるから、俺忙しいんだハハ~ンとかいう奴いねえのか!」

 

「ん~、ネギの奴ならそういう意味で忙しそうやったけどなぁ」

 

 咥えたフォークを揺らしながら、小太郎が呟いた。

 ネギ。

 その言葉に俺と、短崎が目を向けて。

 

「あいつか?」

 

「そういえば、女子中の担任だっけ」

 

 小太郎とネギ少年。

 年齢が同じぐらいの二人は仲がいいらしい。

 ネギ少年にあまり良い印象はないが、仲のいい少年同士の友情は微笑ましくなる。

 

「そやそや。午前中に会って、格闘大会に申し込ませたんやけど」

 

「やけど?」

 

「――スケジュールがびっしり女との誘いやったで」

 

 ビシリと俺たちの心に亀裂が走った。

 具体的には中村、大豪院、豪徳寺、ついでに三森。

 

「なんだよ、それ……まさか担当しているクラスの子だとか?」

 

「えーと、確か全員そうやったなぁ」

 

 のどかとかいう姉ちゃんに、あやか姉ちゃんに、このか姉ちゃんに~指が一本、二本どころじゃなくて、両手にまで至った時には、皆の口元に凄まじい亀裂が走っていた。

 

「――殺すか」

 

 ボソリと俯いていた山下が復活したのか、物騒な言葉を吐き出す。

 怨念を背に背負っていた。

 今なら憎しみだけで人を殺せると言わんばかりに。

 

「まあ待て落ち着け。もしかしたら最近の中学生はショタが好きなだけかもしれな――それはそれでいやだな」

 

 中学生にはあまり興味ないが、あのかなりの勢いで年齢詐称しているとしか思えない那波とかもショタなのか。

 小太郎が気に入っていたし、ああ駄目だ。

 

「いや、だとしても許せないだろう。こう、男として」

 

「一度絞めたい。物理的に」

 

「に、兄ちゃんたち落ち着けや! 幾らネギでも、苛めたらあかんで!!」

 

 中村が拳を握り締め、大豪院がボソリと告げた。

 小太郎が慌てて手を振るうが、そんなので憎しみは収まるわけが無いので。

 

「まあまてお前ら!」

 

 俺がストップをかけた。

 短崎と小太郎を除く全員が、ギランと憎しみを篭めた目でこっちを見てきた。

 やばい、背筋が震える。

 だが、殺人を友として犯させるわけにはいかない! なので。

 

「とりあえず今度、激辛カレーとタバスコたっぷりのナポリをさりげなく喰わせるということでどうだろう?」

 

 これならば傷害罪になるまい。

 えぐえぐと辛いものを食べて、涙目になるネギ少年の姿が目に浮かぶようである。

 

「はい、先生! ラッキョウは残すのを許すべきですか!」

 

「嫌いな食べ物は残してはいけないので、食べさせるべきだろう!」

 

 中村の指摘に、ピシッと俺は告げる。

 そして、続いて大豪院が、豪徳寺が、山下が、短崎が声を上げる。

 

「小太郎。俺が金を出すから、暴君ハバネロを食わせてこい。いや駄目か、辛すぎるしなぁ。体に悪いか?」

 

「パセリ料理の出る店を探して置くべきだな。子供は大体駄目だ、俺もまだ駄目だ」

 

「外人でもピーマンは嫌いなのだろうか? 肉詰めのピーマンを食わせたらどうかな?」

 

「外人だからねー。納豆が意外に駄目かもよ?」

 

 などと話題が盛り上がった。

 と、まあそんな話をしながら、麻帆良祭でのお互いの予定とかどの行事を一緒に回るかと言う話題で、昼休みの一時間が消費されていく。

 そして、だらだらと五十分を過ぎた頃だった。

 

「あ、そうそう。一応ねえと思うが、伝えておくことがあったわ」

 

 三森が十三杯目の野菜ジュースを飲んで、少しだけ真剣な顔で全員に言った。

 

「学際期間中は出来るだけ世界樹の周囲に寄るな。あと絶対に告白とかしないように」

 

『は?』

 

 俺たちが首を傾げた。

 

「告白って、まさか世界樹に願うと願いが叶うとか? っていうあれか?」

 

「俺が聞いた奴だと、最終日に告白すると恋人が出来るだとか、なんたらかんたら……」

 

「――まあ大体それで合ってるんだけどよ。ぶっちゃけ、告白するとな。マジでそうなる」

 

『え?』

 

 三森がぐいっと野菜ジュースを飲み干すと、奇しくも尋常ならざる世界のことを知っている面子だけの俺たちに言い切った。

 

「世界樹の周囲、それも最終日の日没以降に告白したらほぼ100%実現しちまう。半ば呪い、いやぶっちゃけ洗脳同然に恋心を抱くようになってる」

 

 昔流行った恋愛ゲームの伝説の木よりも最低だと彼は言葉を続けた。

 幸せになる保障などなく、ただ恋心を抱き続ける。

 実証された事実は無いが、ほぼ確実にその後も仲違いなどによる別れも出来ない、一生相手だけを愛する。或いは発情状態になる。

 ろくでもない代物だと言った。

 

「うわ、えげつねー」

 

「……こええ」

 

 山下たちがそういうが、俺も同意だった。

 ぶっちゃけロクでも無さ過ぎる。

 三森が例の魔法使い関係だと知っている俺たちだからこそ信じるが、そうじゃなかったら好きな相手に神頼み程度で告白とかしてもおかしくない。

 

「一応こっちでも封鎖とかして、人が近づけないようにするけどな――若い奴ってのは純粋だから、それでも入ってきちまう」

 

 後押し程度の効力なら笑って見逃せるんだけどよ、と三森はままならない顔でため息を吐き出していた。

 

「ま、楽しいお祭りなのに、一人でも人生を狂わせるような真似は認められないからな、お前らは気をつけてくれ。俺が、俺たちが仕事はしておく」

 

 と、告げたところで休憩時間が五分を切った。

 皆が席を立つ。

 財布を取り出し、小太郎の分まで俺が払おうとした時だった。

 

 

「あんな木、ぶっ飛ばした方が色々と楽なんだけどなぁ」

 

 

 そう告げる三森の顔が、少しだけ疲れてるような気がした。

 

 

 

 

「そういや兄ちゃん」

 

「ん? なんだ?」

 

 授業もなく、クラスの学際準備も終わっているので、中武研の準備をしようと道場に向かっている最中に、横を歩いている小太郎が言った。

 

「兄ちゃん、格闘大会出ないんか?」

 

 まほら武道会と書かれたパンフを小太郎が差し出してきた。

 受け取り、見てみる。

 

「……賞金十万円か」

 

 かなりしょぼい大会だ。

 少し大きめのところなら大体百万、二百万の金額が出るのが当たり前なのが、麻帆良である。

 

「かなり小さめの大会っぽいが、いいのか? これ」

 

「そうなんか? もうネギと申し込んだんやけど」

 

 小太郎がパタンと耳を閉じて、少し落ち込んだ顔を浮かべた。

 それに俺は苦笑して。

 

「まあ本命は、秋の体育祭にある大格闘大会だからなぁ」

 

 去年古菲がぶっちぎりで優勝したウルティマホラの事を思い出す。

 山下たちでさえも倒し、優勝を勝ち取った彼女。

 この間の組み手でなんとか"捌く"ことは出来そうだと実感はしたが、力量差は殆ど埋まっていないことを実感した。

 

「まあいいか。腕試しには丁度良さそうだし、俺も申し込むかね」

 

 今の俺の実力がどこまで通じるか興味がある。

 どうせこの程度の大会には、古菲は出ないだろうし。

 

「本当か! 俺とネギだけやと、歯ごたえないから嬉しいわぁ」

 

 小太郎が喜んだ顔を浮かべる、それに少しだけ満足感があった。

 しかし。

 

「――どっかで聞き覚えがあるな?」

 

 まほら武道会。

 その名前を最近聞いたような気がする。

 確か、短崎が参加するって言っていた大会も"同じ名前"だったような。

 

「まさかな」

 

「? どしたんや?」

 

「いや、なんでもねえ。それよりもこれ、十二歳以下は少年の部になってるけどどうするんだ? 俺が参加してもお前とは戦えないぞ」

 

「ふふふ、それは考えがあるんや。きっと驚くで」

 

 ニヤニヤと笑う小太郎。

 それに俺は肩を竦めて。

 

「ま、楽しみにしてるわ」

 

 そう告げておいた。

 

 

 少しだけ忙しくなりそうだな。

 

 

 

 

 

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