説明文が多いからか、僕の表現が難しいからか?
あと、親睦会のダンスは入れる予定はありません。
次は跳ぶのかな?3ヶ月ぐらい。
或いは半年ぐらい?
「うっそ!結局誘ったの!?」
「そーなのよ。今回もフィリアからだったんだけど、特に盾にする理由もなく『ダンス踊ってくれませんか?』って」
「それで、ケイトの反応は?」
「了解してたわよ。顔には出してないけど嬉しかったと思うわ。っていうか、ここで断ってたら私が正義の鉄拳をお見舞いしてたわよ」
なんていう理不尽な鉄拳!?、といつものリョウならツッコミをするところだ。
リョウは今隣に女子2人をつれ、移動中。
他人の恋沙汰は聞いててつまらなくはないのだが、今日は昨日のことで頭がいっぱいだった。
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~昨日の夜~
「そいつが、地球人?」
名前を聞いてなんとなくは理解していたが納得がいかない。
「そうだよ。リョウ君忘れたのかい?1年生のころ君には教えたはずだよ、2人いるって」
それを聞いて思い出す。
確かに2人いたと言っていた。
「でも、俺の記憶が正しければ…」
「そう。こいつには殺されかけたよ」
かなり軽い感じで言った。
殺されかけたとはとても思えない。
「マクアドル、その件は許してもらえたのではないのか?」
「赤島、昔話をしただけだよ。許すも何もまず怒ってすらいないよ、私は」
「そうか。ならいいのだが…」
これではリョウは蚊帳の外だ。
「…先生、要件は何ですか?」
「ああ。要件っていうのはこれだよ。この人の紹介だ」
「何度も言うが赤島信乃だ。こっちはライル、俺の使い魔だ」
ライルがサクの姿で頭を下げる。
「で、こいつらを俺に紹介した理由は?」
「…あまりそういう感じで物を言わないほうがいいよ。この人、将来君の上司にあたる人だよ?」
「…は?」
上司?
ナニイッテルノコノヒトハ?
「彼、この世界だと偽名を使ってるんだよ。この世界での名前はリブルス・グネズト」
「…知らないですよ、そんな人」
「職業は軍人。君が軍隊に入った場合、直属の上司にあたる人だよ」
「…は?(本日2回目)」
目の前にいるのは見た目は一般人。
確かにリョウの攻撃を少しも許さなかった。
それだけを見れば可能性もなくもないが、問題はそこではない。
マクアドルは今、直属の上司と言った。
「リョウ君、君はどちらかというと頭はいいほうだろう?言ったとおりだよ」
「いやいやいや、おかしいでしょ?なんで直属の上司が職業が決まる前から決まってんですか?」
「そんなの簡単なことだ。ある人の力を借りれば」
「誰だよ!職権乱用してるだろそいつ!?」
「ミリーナだ」
「あのおばさん幼女め!」
「矛盾してるよ?」
この人がミリーナの存在を知っている時点でかなり深い所にいるというのは確定だ。
ここでリョウはこの話が茶番になりかけていることに気づく。
「…まぁ、いいです。どうせあと一年先の話ですし。で、まさか重要な話ってこれだけじゃないですよね?」
「もちろん。これはあくまで+だよ。本題はこれだよ」
一枚の紙がリョウに渡される。
さほど小さい文字ではないが文字のみが並んでいる。
「これは?」
「君のこれからのスケジュールだよ」
「スケジュール?」
「君にはこれからみんなとは少し違う授業を受けてもらうからね」
「どういう意味ですか?」
ここの学校に成績が良ければ、一定の条件を満たせば、落ちこぼれならば、といった理由で授業内容が変わったことはない。
「それについては俺から話そう」
赤島がそう言うとライルの頭の上に手を置いた。
するとライルは水のように溶けてやがて赤島の腕時計に戻る。
「まず、お前はミリーナに魅入られてここに来たそうだな?」
「よし、思いっきり違う理由にどうツッコんだらいいか分からないぞ、俺」
「違うのか?まぁ、いい。そこは重要ではないからな」
「なら、なんで…。っていうかあんた本当にお偉いさんかよ?」
「無論だ。私も時間が押しているのでな、手早く話させてもらう」
ならどうでもいい事話すなよ、というツッコミはあえて入れない。
「一言でいえばお前は才能がある、らしい」
「らしい、ですか…」
「そこで、私はお前を鍛えることにした。で、今お前を試したのだが…期待はずれにも程がある」
「そりゃどうも」
「動きが鈍すぎる。マクアドル、鍛える方針は俺が決めていいんだな?」
「問題ないよ。一応ここで演説してもらえるかな?」
面倒なのか嫌な顔をした。
だが、逆らうわけにもいかないらしくため息をついて説明を始める。
「俺が鍛えるのは主に科学には頼らない力だ」
「自分自身の力…っていうことか?」
「ドールの進化を促す方法があればそれをやっているが残念ながらそれはまだ確立されていない。だから鍛えるなら己の体だ。今までもドールで戦闘訓練はしてきただろうがそれは外界の力に頼ってるのと何ら変わらない」
「まぁ、そうだけど…」
「とりあえず明日から動体視力を鍛える。ここにいるとSバリアに頼るからそれが育ちにくい。今日はしっかり休むように」
「…分かりました」
思ったより本格的だ。
でも授業を変えることなんてできるのか?と疑問もわく。
「ちなみに授業の件は私の権利とお前が逸材ということで話が通っている」
「…説明どうも」
「あと私は明日からお前の上司だ。今はいいが明日からは敬語を使え。ライル」
『40分まであと2分と17秒です』
ライルの響くような声がする。
「時間がない。マクアドル、俺はそろそろ休まねばならないのだが」
「ああ、もうそんな時間かい?じゃ、リョウ君、後は頼んだよ」
「…は?(本日3回目)」
マクアドルはそこを後にした。
赤島とリョウを残して。
「…じゃ俺もこれで」
「部屋に戻るのか?」
「そうですが」
「ならついていくとしよう」
…ここで本日4回目になる、は?はあえて使うのをやめる。
「それはいったいどういう…」
「私の家はここからはかなり遠い。転移装置を使えば疲れないのだがそれではスケジュール通りにならない」
「そうですか」
「だから今日はお前の部屋に泊まる」
「なんでそうなるんだよぉぉぉぉ!」
「俺が女じゃなくて残念だったな」
「そうじゃないよ!」
「安心しろ。もし欲望を発散したいのならライルを使う権利をやる。かなり不本意だがそれくらいは許そう」
「お前何もしてないじゃん!」
「俺にもそういう要求をするのか?ロリコン、ショタ好きというだけでも強烈だったというのにまだあったのか」
「~~~!!!」
大人だからといってまともというわけではないようだ。
どうして俺の周りには何かしら濃いキャラが多いんだと嘆くが意味はない。
「ともかく、早く案内しろ。寝袋だって持ってきてるし問題ない」
「俺はお前を部屋に上げる気はない!」
「…あらぬ疑惑を俺の権力で―――」
「どうぞ、こちらです!」
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「ちょっと、リョウ。聞いてるの?」
「ん?…ああ、ワリィ。何の話だ?」
「フィリアの恋路についてよ。あの子たちには早くしてもらわないと学校の記事にできなくなっちゃうわ」
「あ、ああ。そうだな…」
結局あの後は部屋に案内。
サクはかなり不満だったようだが、リョウの決めたこととなれば文句は言わない。
部屋に戻るとクロがいたのだが、クロは赤島を見るなり「グ、ググググ、グネズトぉ!?」と、壊れたロボットのようにしゃべったと思ったら気絶。
その日は寝かせたが朝、事情を聞くと帝国(ラブトリア内)でもかなり有名な人で、危険人物扱いだったそうだ。
Tにさえ、「会ったら逃げろ」と言われたらしい。
クロから聞いた話では階級は大佐。
リョウにはなんとなくすごいんだなということしか分からなかった。
「あー…、最後の親睦会なんだし誰か告白でもしてくれないかしら。ダンス中に」
「記事が書きたいならあなたがネタになればいいじゃない」
「じゃあリョウ、ダンス中に告白するから付き合って」
「断る」
「ふ、フラれた…。ミィヤの時より雑に」
「なんで俺がお前の記事のネタになるためにお前と付き合わなくちゃなんねぇんだよ。告白ってのはもっとちゃんと好きになった人にしろ」
書き忘れていたが3人は今特に目的もなく校内を徘徊中だ。
放課後の時間はたまにこんなことをしてリリアの記事探しに付き合っている。
「じゃあクロにお願いしようかしら。面白くなりそう」
「やめろ、クロの純粋な心をもてあそぶな」
「じゃあレックス?…リョウと同じ返答が返ってきそうだわ。あっ、それよりあなた今日の授業どうしたの?ところどころいなかったわよね?」
「それ、私も思ってた。この時期にサボりでもするの?」
もっともな疑問だ。
「いや、特別時間割を組まされたんだよ。外から講師も来てるよ」
「なんていう人?」
「赤…、リブルス・グネズトだ」
2人の目も見開かれる。
「リブルス!?本当!?」
「大佐が来てるの!?」
「えっ、何?知り合い?」
「あんた、リブルス・グネズトって言ったら軍隊所属の英雄よ!」
2人の食いつきが半端ない。
かなり知名度の高い人のようだ。
「英雄?」
「功績は勿論のこと、今回の戦争を終わらせたといわれる人の1人よ。国境付近で劣勢だった軍隊をたった1人の加勢だけで優勢にした人物よ」
「1人だけで?」
「それだけすごい力の持ち主なのよ。それと…」
「私、大ファンなの!」
リリアがこれまでにないほど目を輝かせている。
「リョウ!サインもらっておいてよ!」
「何がそんなにいいんだ?」
「何って、あの顔とさばさばとした性格!グッズがないのが本当に残念だわ」
「そ、そうか?」
「あまり共感してくれる人いないのよね…。ねぇ、今度2人で写真撮りたいんだけど交渉しておいてくれない?」
「自分でしろ」
「だって私に会う機会ないじゃない。会えるなら会いたいわよ」
少ししょげるリリア。
写真以外でここまで興味を持っているのを見たのは初めてだ。
「ならお前も同じ時間割にしてもらったらどうだ?」
「できるの、そんなこと?」
「頼んでみればいいんじゃねぇか?俺も1人でやるより仲間はいたほうがいいし」
「それでうまくいくとは思えないけど…、よし、じゃ、私ちょっと行ってくる!」
善は急げと言わんばかりに全速力で走っていった。
「…あの子、本気かしら?」
「たぶん無理だろ。グネズトだって俺のことなんて言ったと思う?「期待はずれ」だとよ」
「じゃあ無理ね。ていうかあの子、どこにお願いしに行ったのかしら?」
「…さぁ?」
2人はリリアが傷心しないことを願いながら部屋へと戻っていった。
しかし、次の日…
「今日からこいつも一緒に訓練をする」
「よろしくね、リョウ♪」
「…」
どういうわけか超笑顔なリリアがグネズトの隣に立っていたのは記憶に新しい。
その日からグネズトの訓練を受ける生徒が2人になった。
しかし、リリアが来たことによりリョウの訓練が命がけになるということをリョウは思いもしていなかった。
使い魔紹介
サリスとノリス
共に金髪で、サリスの髪はミディアムにふわっとしたカールがついた感じ。
ノリスはふわっとした感じのショートボブ。
年齢不明。
性別も不明なのだがサリスには胸あり。
一応サリスはCカップ。
身長は共に170cm前後。
服装は紳士服(色を変えたりする)。
不明な点が多く、謎多き使い魔であり巫女が存在し続ける限り不死身。
武器は使わず、魔法も肉体強化魔法のみ。
いつからかは不明だが、ミィヤの一族に仕えておりサクと同じく自分の主に対する信頼や尊敬の念は強い。