更新速度はやっぱり遅くなってしまいました…。
もうすぐ元の速度に戻るので申し訳ないです。
そういえば、今回の話少し長めになりました。
全体的に茶番です。
2人でセット
「マーシャ~!」
声がした。
マーシャは今、レックスと半壊しかけたこの施設内を調べていた。
いつの間にか消えていた電波妨害のおかげで情報伝達も可能。
ただ、子供2人の消息は不明なのでこうして捜索しているのだ。
クリティウス姉妹は「死亡が確認できたら教えて」と絶対に行きたくないようだった。
ピタッとマーシャが足を止め後ろを振り向く。
そこにはリンとランがいた。
口の周りを血だらけにしながら。
「ど、どうしたの!?」
「まずかったー!」
「かっ…たー…」
後ろから何かを引きずりながらランが追いつく。
引きずっていたのはラルド。
ところどころに蛇の噛んだ跡と、出血が見当たる。
生きては…いるみたいだ。
「あんたたち、蛇なのに味わおうとしたの?」
「おいしいものは楽しいもん」
「楽しいもん」
蛇は基本相手を丸のみする。
本来ならばリンたちも例外ではない。
だが、人として生活することが多かった2人。
今でも虫を口に含むことはあるようだが、基本的には人と同じく味を楽しむようになっていた。
そんな者が初めて人の肉を食べようなんてすればまずいのは当然だ。
「人なんて食べたっておいしくないわよ」
「だってー、牛とか豚はおいしかったもん!」
「おいしかったもん!」
「あれは味付けされてるのよ。今のあなたたちの舌は人間と大差ないんだから、人を味付けなしどころか焼かないで食べようなんて無理があるわよ」
「ぶー!」と唸りながら頬を膨らませるリンとラン。
とりあえず、敵はあと1人になったなとリンたちを撫でながら安心する。
あと1人となればイプシンならどうとでもできるだろうと思うからだ。
イプシンに回線をつなぐ。
『はいはいー、こちらイプシン』
「先輩、敵1人こちらで確保しました」
『確保?それはすごいね!こっちでも1人血まみれの死体を見つけたよ』
「見つけた…?先輩がやったのでは?」
『それがね、3人先客がいたんだよ』
「3人?」
やっぱりミィヤたちが来ていたのかと今回は感謝する。
『美人さんだったなぁ。私もああなれるかなぁ』
「先輩、その3人と話しできますか?」
『…スルーしないでよ。3人ならもういないよ。後輩のところに向かった』
「………どうやって?」
『どうやってって…、部屋の番号聞いてきたから教えてあげたよ』
「ありがとうございましたくそ野郎」
『く、くそ野郎!?それってどう―――』
話を途中であるにも関わらず打ち切るマーシャ。
すぐに行動に移ろうとする。
「レックス、悪いけどあとお願いできる?敵はもういないはずだわ」
「いいけど…、どうしたんだ?」
「リョウに…危険が迫ってる…!」
それだけ言い残すと走り出した。
がれきなどの足場の崩れは一切関係ないかのように。
残ったレックスとラン、リン。
リンがラルドを指をさして言った。
「レックスー、これどうしたらおいしくなる?」
「なるー?」
「…まだ食べる気でいたのかお前らは」
―――――――――――――――――――――――――――――
「…少し悪いことしたな」
疲れた体に鞭を入れながら部屋へ向かっているリョウ。
マーシャたちに後のことは任せている。
自分が何もせずただ部屋に戻っているのは少し嫌だったがミィヤは強い。
おそらく2人とも殺っているだろうと思い、自分は今日はここで下がることにした。
居住施設の方は意外と綺麗で敵からの攻撃は受けていないようだった。
5体入ってきた機体もすでに殲滅完了。
今日はもう風呂に入って寝ようと思う。
「ただいま」
いつも言いながら部屋に戻る。
サクがいることが多いからだ。
使い魔は主を守ることが使命。
にもかかわらず、今は家事をさせている。
申し訳ないと思うが本当に疲れて帰るため「必要ない」とは言えない。
「おかえりー」
返事が聞こえた。
部屋は別に広いわけじゃない。
入ればちょっとした廊下があり、左手に風呂場とトイレが。
そして奥にキッチンと居間がある。
居間の扉を開ける。
迷わすベッドに向かい、腰を掛けた。
「俺、今から風呂入るから」
「え、本当?じゃあ私も入るわ」
「構わない………?」
今引っ掛かったのはしゃべり方だった。
口調が違う。
敬語がない。
「サ…ぼふっ!?」
絶賛着替え中だったミィヤがいた。
今まで気づかなかった自分が不思議だ。
「な、なななななななんでいるんだ!?マーシャたちには教えないように言ったはずだし、部屋のロックナンバー知らないだろ!?」
「巨乳な幼女が全部教えてくれたわ。あの胸うらやましいわね」
「センパァァァァァイ!」
恨みと憎しみを込めて叫ぶがそんなことでは状況は逆転しない。
下着姿のミィヤがリョウに近づく。
「久しぶり、リョウ。いきなりだけど感謝するわ。さすが、私の夫というだけあって私がどうしたらいいか困っていることを察して放送を流してくれたんでしょ?」
「ちょっと違うけどあってる。とりあえず服着ろ」
「自分の部屋でくらい好きな姿でいたっていいじゃない」
「ここは俺とサクの部屋だ!お前は違うところに用意されてるだろ!」
「それがそうでもないのよ。壊し…壊れちゃってたから」
一瞬、自分でやったと言ったように聞こえたがそこは触れないようにした。
ミィヤがリョウの隣に腰掛ける。
リョウもさすがにこれくらいは慣れた。
服を着てほしいので本人を見ないようにしてはいるが。
「先の襲撃で扉が滅茶滅茶。女の子1人をそんな場所に泊めるわけにはいかないでしょ?」
「サリスとノリスがいるだろ」
「やっぱ妻は夫といないと♪」
「お前も懲りないな」
「私は本気よ」
突然リョウの肩に力が入り、ベッドに倒される。
ミィヤが上に乗っかる。
すぐにでも押し返したいが何をしたのか、力が入らない。
「リョウ、私はあなたが好き」
「それは痛いほどに伝わってる」
「なんで私じゃダメなの?私のどこが嫌いなの?」
「…悪いところなんてない。こんな風になってしまうこと以外は」
「あなただって男でしょ?我慢はよくないわよ」
「そういうわけじゃ―――」
顔を見てしゃべろうとして気づいた。
綺麗な肩に切り傷が見える。
札でカバーしているみたいだが、治りきっていないのは明らかだ。
「お前…、ケガしてるぞ」
「これくらいどうってことない。私はあなたをもっと感じたい」
「…気持ちはうれしいけど」
「ほらっ!」
ミィヤが力なくベッドの上に横になっていたリョウの手をつかむ。
それを自分の胸に持っていった。
初めての感触が手に広がる。
ミィヤは自慢げに笑みを浮かべる。
少し恥ずかしいのか顔を赤らめているが、逆にそれがいやらしい。
「分かる?これが私の一部、あなただけのもの」
「ミィヤ、これ以上は…!」
なんだかんだ言ったってリョウも男だ。
こんな状況ではいつ限界が来るかわからない。
「制御がきかなくなる?私はいつでも準備できてるわ。あなたがその気になればいつでも受け入れる」
「でも…!」
「扉の前にはサリスとノリスを配置してるし部屋の鍵も閉まってる。誰も邪魔は―――」
突如、扉が割れた音とともにサリスが回転しながら室内に入ってくる。
いや、投げられた?
突然のことにミィヤとリョウの頭はついていかない。
「さ、サリス!?」
「…も、……申し訳ガハ!?」
謝ろうとしたサリスの腹に1人の足が叩き込まれる。
それを最後に力なくだらんとする。
消えてないことから死んだわけではないようだが、そんなのにはミィヤもリョウも目は行ってなかった。
リョウたちが見ていたのは足をたたきつけた張本人。
マーシャだ。
リョウの部屋の扉を壊したことには触れずにミィヤを見つけると指をさす。
「あんた、何やってんのよ!」
「なんて間の悪いのかしら」
チッ、と舌を鳴らしマーシャを見る。
理不尽ともいえる暴力を見たミィヤは少しおびえていたが表には出さない。
「見ての通り、今から夫婦の営みを始めるところよ。変な趣味がないのならご退場願えるかしら?」
「ふざけんじゃないわよ!どうせまた強引にでしょ!」
「この無抵抗な感じはどうよ?いつでもいいよって言ってるじゃない」
性交始める前の男子がベッドの上でただ寝てるだけっておかしくないか?と問いたいリョウだったがそこは黙った。
「盛る男子がだらんとしてるわけないでしょ!」
代弁してくれた。
「リョウ、あんたも何か言いなさいよ」
「いや、マーシャが代弁してくれそうだからいいかな、と」
「それはもしかしてまんざらでもないから反論できないってこと?」
「……違う」
「何よ、その間」
ミィヤはそれを聞くと顔を輝かせてリョウのほうに向きなおる。
「まんざらでもないのね?それならさっさとやっちゃいましょ!既成事実さえできてしまえばこっちのもんよ」
「えっ、冗談だろ?」
「すぐにわかるわよ」
ミィヤが背中に手をまわし、下着を脱ごうとする。
それを合図にするかのようにマーシャが動いた。
マーシャは一直線でミィヤの突進する。
それが来るのがわかっていたのかミィヤはニヤッと笑うとすぐに回避行動に出る。
マーシャの足が跳んでくるすんででしゃがむようにしてそれを回避する。
「!」
「なめないでよ!」
隙ができたマーシャの懐にミィヤが蹴りを入れた。
避けられたことに驚いていたマーシャは反応が遅れる。
吹っ飛ばされ壁に背中を打ち付ける。
少し苦い顔をしながらマーシャが立ちあがる。
「…そういえばあなたは科学側にいたのよね」
「4年もあれば体って鍛えられるのよ。あなたとは一度素手で戦ってみたいと思ってたの」
「いい度胸じゃない」
「お前ら、ここは俺の部屋だぞ!?」
自分の部屋で戦闘なんて行われれば荒れると止めにかかる。
だが体が動かないことを思い出す。
何をどうやっても動くのは首から上のみ。
なんか泣きたくなってきた。
「「はぁ!」」
2人はそんなこと気にせず足だの手だのを思う存分使っている。
マーシャに疲れている様子は見えない。
むしろマーシャの方が優勢だった。
やはり魔法に一度も頼らなかった人と、それとではわけが違う。
「はぁぁぁぁ!」
マーシャの蹴りがミィヤの右肩に入る。
それにミィヤが過剰に反応した。
無理もない。
そこは先ほどの戦いで攻撃を受けた所。
完治していないのでは痛いに決まっていた。
「…あんた、それ何よ?」
「別に、こうした方がエロいかなって思っただけよ!」
痛みに耐えながらミィヤが動く。
自分は下着姿であるにもかかわらず少しも恥じらいは見えない。
跳びあがり頭向かって回し蹴りを繰り出す。
腕を使わないのはできる限り肩の負担を減らすためだろう。
右腕を盾にしてマーシャが止める。
止められた足は絶好の獲物である。
足を抱え込むように腕で絡めバランスを崩させ、ミィヤの腹に肘を当て思いっきり力を込めた。
宙に浮いていたミィヤには成すすべなく背中から地面に落ちる。
「痛っ!」
しかし、ミィヤはさらに痛い目を見ることになる。
マーシャは倒れたミィヤの肩を踏みつけた。
右肩を。
ミィヤが痛みに耐えながら半泣き状態になる。
「イタタタタタタタタ!痛い!」
「何でもないんでしょ?ならどかしてみせなさいよ」
「あ、あなた…ッタタタ!」
「ケガした状態で私に挑むなんて千年早いのよ」
「な…なめないで、よ!」
下着の中から折りたたまれた札が出てくる。
「爆輝!」
一瞬、マーシャの世界が真っ白に包まれる。
フラッシュと同じ類の攻撃。
要は目つぶしの武器だ。
「!」
「素手で戦いたいとは言ったけど、戦うとは言ってないわよ!」
「(またあいつセコイことを…)」
以前も似たようなことを言って俺に負けたなぁと思い出す。
マーシャの目をつぶしたミィヤは足を肩から退けさせる。
立ち上がると間髪入れずマーシャの頭に向かって拳を向けた。
しかし
「遅いわね」
その一言と同時にその拳は止められた。
「!?」
「そこは慣れてなくても足を使うべきよ。確かに頭をうまくつけば私は気絶するけどその腕じゃ辛いわよ」
そう言うと空いている右腕を上に掲げた。
ミィヤは何をするのかと体勢を立て直そうとする。
が、マーシャはここでつかんでいる右腕をあらぬ方向に引っ張った。
肩に激痛が走り、ミィヤは何もできない。
「おしまいっ」
握られた拳がミィヤの脳天を直撃する。
それが決め手となった。
ミィヤの体から力が抜け、バタンと倒れる。
「ふぅ…疲れた」
それだけ言うと、ミィヤを担ぎ始める。
「よく防いだな?」
「以前リョウに似たようなことあったでしょ?それを耳にしてたから警戒はしてたのよ」
「俺の教訓が役にたったか」
「一理あるわね。それよりリョウ、あんたはいつまでその状態なの?」
「よくわかんないけど力が入んないんだよ」
「介抱してあげたい気もするけど私は今からこの子の歓迎会をしないと」
「…そうか」
「じゃ、また明日」
下着姿のミィヤを何もかぶせずただ担いで持っていく。
女子ってたまに怖いよな、とか思いながらそれをただ見送った。
ミィヤたちがいなくなって数分後。
体が少しずつ動くようになっていることに気づく。
右手を起こし、少しの間右手を見る。
ミィヤの胸に触れた手。
体も下着で隠れた部分以外ほとんど見えた。
綺麗だと自負しているだけのことはあると思った。
「やっておくべきだったかなぁ…」
少し後悔をしたリョウ。
だが、やはり男になりきれないらしい。
「リョウ殿…」
「うおっ?…サクか」
リョウが呟いてすぐ、サクが登場した。
「いつから?」
「リョウ殿がミィヤに驚いたあたりから…」
「…なら助けろよ」
「拘束されていましたので」
バスルームに縄で結ばれ身動きができなかったサク。
意を決して縄を火で焼き切り外に出てきたのだ。
サクはもじもじしながらしゃべった。
何を恥ずかしがっているのか。
「その…リョウ殿」
「なんだ?」
「…溜まっておられるのですか?」
「ぼふっ!?」
ん?この流れはまさかのあれか?やばいのか?
「そ、それでしたらわたくしはいつでも!」
「サク、お前は俺の使い魔だ。別にそんなことをする必要はない!」
「大丈夫です!この行為は好きなもの同士がするものと聞いております。わたくしはリョウ殿が好きです。リョウ殿は?」
「好きだよ、だけど意味が―――」
「それでしたら問題はございません!知識もしっかり蓄えてあります」
「どうやって!?」
「リリア殿から!」
「あの女!」
サクの頭の中はすでに恐ろしいスピードで回っていた。
考えなんてまとまらないほどに。
限界まで緊張が高まるとサクはなんでも口走るのだ。
ある意味唯一の欠点かもしれない。
ものすごいスピードで服を脱ぐ。
服がそこらじゅうにばらまかれる。
ここでノティスの力を発揮するのはいかがなものかとリョウは思った。
サクの裸は正直見慣れている。
サクと風呂に入ることがあるからだ。
以前は人の姿で入られるのはリョウには刺激が強いので竜の姿で入ってもらっていた。
でも背中を流したいと言ってきたので1回OKをしたところ思ったよりいやらしい目で見てない自分に気づいた。
これが妹、みたいなものだろうかと思う。
今では竜の姿の場合リョウより1回り小さいくらいなので羽や尻尾で結構場所をとる。
人の姿の方が利点が多いのだ。
だが今は違う。
綺麗な肌に膨らんだ胸。
女性そのものだ。
そしてリョウにそんな趣味はないのだが獣耳。
状況が違うとここまで見え方が変わるのかと思った。
テテテ、と少し小走りで近づいてきた。
体にはまだ力が入らず動けない。
これ以降はミィヤと何かあったときはサクも警戒しようと心に決めるリョウ。
「リョウ殿。先ほどから動かないのは、わ…私からやれという意味なのでしょうか?」
「違う!動けないんだ」
「ではまず接吻から…」
「なんでその重要なところ聞かないの!?」
「リョウ、何かあったの!?」
タイミング悪く、先ほどの襲撃でケガはないかとクロがリョウを心配して部屋に来た。
扉は壊れていたしサリスとノリスが伸びているのだから焦るのは当然かもしれない。
だが、クロの目に入ったのはベッドに仰向けのリョウの上に裸のサクが乗っかっている状態。
「(あれ、何このデジャブ?)」
「…」
クロが止まってたっぷり10秒。
方向転換をして部屋を出ようとする。
「おいクロ!見捨てるな!」
「これは夢これは夢これは夢…」
「ここも同じか!」
少しずつ左手にも力が入り始め、両腕で止めにかかる。
しかし、サクの手がリョウのズボンに触れる。
「で、でではリョウ殿も脱いでいただかないと…」
「!?待て!それはやったらダメだ!」
「ふ、不慣れではありますがうまくやりますので…」
「(これはやばい!)」
使い魔とやってしまったなんて言えたもんじゃない。
リョウは仕方ないと心に決める。
っていうか、ミィヤが何しでかすかわからない。
「サク、いきなりそっちはおかしいだろ」
「そ、そうですか?」
「(こういう話は聞くのか…)まずはキスだ」
動く両腕で顔を寄せるよう促す。
今までしてこなかったリョウの行動に顔を赤くするサク。
「そ、そうですね…。申し訳ありません」
「謝らなくていいよ。それより俺を待たせるのか?」
「は、はい」
これからリードしてくれるであろう発言にただ従う。
リョウがサクの首に腕を回す。
顔を近づけ、しばし止まる。
いざやろうとすると、サク自身はかなり恥ずかしい。
「そ、それでは…」
「いいぞ」
目をつぶり顔を近づける。
リョウにとって好都合他ならなかった。
十分な距離に来たところでうなじに一撃を入れる。
それを最後にサクの意識が跳び、バタンと倒れる。
「ふぅ…。悪いな」
こんな機会(2回もチャンスがある日)二度とないだろうなぁ、と思いながらも事なきを得たリョウだった。
後日、元凶であるリリアにはクレアと丸一日過ごさせるというお仕置き(お仕置きのレベルを超えている)を与えることで妥協した。
「あれで妥協なの!?」
「貞繰も奪ってくださいって注文つけようとしたんだぞ?」
「すいませんでしたぁぁぁ!」
ドール紹介
クレア・ランパードのドール(5段階目)
手数が増えるという単純なドール。
それだけに聞こえるが、これはこれで扱いが難しい。
もともと人は2本しか腕がないのを、合わせて計6本操っているのだ。
ドールについているというよりは近くで浮いているの方が正しく、目の見える範囲だったら自由に動かせる。
実はクレアはグネズトの部隊に入れるほどの実力がなかった。
今入れているのはマクアドルからのお願いがあったからで、その点でクレアはマクアドルに感謝している。