帰宅すると既に深夜を過ぎていた。というか朝だ。
すぐに制服に着替え学校へ向かう
「ヤベェ、腹減った」
時間に余裕があるのでコンビニで何か買って食べることにした。
「カロメかおむすびか・・・・・」
「やあ、久しぶりだね」
ジンが話しかけてきた。
「久し振りです、あ、あれが完成したので時間がある時にでも来てください」
「完成したのかい?楽しみだな」
あれとはレプリカ事象兵器のことだ。
「あ、兄さんは今の家に居るかい?」
「仕事でどこかへ行ってます」
「そうか、残念だな」
ブラコンであるが、原作よりは病んでいない。
「そうだ、今度遊びに来てよ。歓迎するよ」
「じゃあ、今度時間がある時にいきます」
おっと、時間を使いすぎたな。
「そろそろ、行かないと遅刻するので、失礼します」
「うん、兄さんによろしくね」
ちなみに六英雄の1人でもある。
現在地、彩海学園高等部職員室棟校舎最上階。
なぜここにいるかというと放送で呼び出されたからだ。
給料が出されるならいいな、と淡い期待をしている。
ノックを4回する。
「黒刀龍牙です」
「そうか、入れ」
「失礼します」
入ると古城と姫柊が居た。
「俺に用とはなんですか?」
「ああ、貴様には黒死皇派の掃討任務の手伝いをしてもらう」
「待ってください!!」
姫柊が那月の方を睨む。
「なんで黒刀先輩がよくて私がダメなんですか!!」
「実力の問題だ。お前に黒刀ほどの実力があるのか?」
「ですが、黒刀先輩は攻魔師としての資格を持っていません」
「いや、持ってるぞ」
「だ、だとしても・・・・・」
「話は終わりだ。お前らはさっさと教室に戻れ」
渋々といった感じで姫柊は外に出た。
「お前には、ナラクヴェーラが起動したときのために後ろに控えてもらう」
「状況によって何もしなくていいと?」
「まあそうだな。今日の授業は特別に出席扱いにしておいてやる。だから準備でもしてこい」
「了解」
ジンの服装をして合流場所に向かう。
「昨日と同じ格好だな、黒刀」
「ああ」
「まあいい、行くぞ」
増設人工島の手前で待機する。
何事もなく終わると思ったが、その考えはゴオオオオオオォォォンーーーーという轟音に否定された。
「黒刀、お前の出番だ!!」
「了解」
サーフィンと例えられる技、霧愴で増設人工島へ渡る。
「龍牙!!お前・・・・・」
古城が驚いている。
「他人の獲物の横取りするのは、礼儀としてどうかと思うな」
「ふん、雑魚が」
ヴァトラーは頭に来たようだ。
「へぇ、それは僕への挑発かな!!“摩那斯”!“優鉢羅”!」
ヴァトラーが出し眷獣が合体して龍牙に襲いかかる。
「避けろ龍牙!!」
古城が叫ぶが避けれる距離ではない。普通なら。
「雪華塵」
龍牙は抜刀後数回ヴァトラーの眷獣を斬りつける。
すると眷獣が凍りバラバラと崩れていく。
「な!!僕の眷獣をこうもあっさり!!ふ、ふははは、いいよ、今回のところは君に譲ろう」
引き下がったようだ。
「アブねえ!!“獅子の黄金”」
獅子の黄金が飛ぼうとしていたナラクヴェーラを叩き落とす。
地面が崩れて地下に落ちた。