もう何回地面に這いつくばっただろう?
あいつを何度切っただろう?
あと一撃でもくらえば子供の龍牙は死ぬだろう。
だからこそ、もうアズラエルには攻撃はさせない。
「いいかげんにしろ!!さっさとくたばりやがれ!!」
「こんな楽しいのに倒れられるか!」
アズラエルは常人なら死んでもおかしくない傷を負っている。
対して龍牙は見た目は無事そうに見えるが骨が何本も折れている。
「死ねや!!」
今までの戦いは全てフェイント、
この技を当てるための。
「蛇翼崩天刃!!」
アズラエルの顎に当たりアズラエルは吹き飛ぶ。
「っぐ!まさか蛇の技も使えるとはな」
「闇に食われろ!」
闇がアズラエルを攻撃する。
「これで終わりだ。ブラックオンスロート!ブラックザガム、ナイトメアレイジーーーーー」
「暴虐呪Lv2開放!!」
アズラエルが暴虐呪Lv2を解除した。
構うか、そのまま決める。
「デストラクション!!」
ソウルイーターにより万全とはいかないまでも回復した。
「フッハハハ!!、こんなに俺を楽しませてくれるとは」
ボロボロなのに立ってやがる。
「こんなになったのは初めてだ」
アストラルヒートくらって立ってるとか、第四真祖以上の化け物だな。
そろそろ気合いを入れ直さないとな。
「うぉぉお!!」
オーバードライブを使う。
本来一つでもとてつもない負担が掛かるオーバードライブを三つ同時に使う。
ブラットカインVer.Ⅱ
ヨルムンガンド
ナイトメアリーパー
「ハハハハハハ!!最高だ。俺を捕まえたやつら以上に楽しませてくれる」
「これで終わりだ、千魂冥烙!」
鎖がアズラエルを持ち上げる。
「一夜に千の死をもたらす冥府の蛇よ。その顎で全ての魂を喰い尽くせ」
巨大な蛇が出てアズラエルを喰らう。
巨大な蛇にアズラエルが喰われるがそれを突き破り出てきた。
「喰われるのは初めての体験だ」
「神帰り・大蛇斬頭烈封餓!!」
出てきたとこをウロボロスで拘束する。
スサノオユニットを展開し蒼の魔道書でブラッドサイズを刀の形にして一閃!!
「まだ生きてるとか、冗談じゃねぇ」
アズラエルは切り傷を負いながらも二本足で立っていた。
「俺の負け・・・・・か」
バタリと龍牙は倒れる。
「いいや、お前の勝ちだ」
アズラエルの切り傷から大量の血が吹き出し倒れる。
「龍牙!!」
ジンと獣兵衛が龍牙へ駆け寄る。
「息はある。しかし、骨の何本かは折れている」
「すぐに運ぶからね」
ジンは龍牙をおんぶして走り出す。
「こいつも生きているか」
「ああ、なんとかな」
「そうか、貴様には今すぐ止めを刺したいが」
「無理だろうな」
手枷から無数の鎖が出てきてアズラエルを縛り上げ、なにもない虚空へ引きずりこんでいく。
「死神の息子、龍牙と言ったか?そいつに伝えておけ、俺をこんなに満たしたやつは初めてだ。とな」
アズラエルは虚空に飲み込まれた。
「ふぅ、これはうかうかしていられないな。まだ弟子に越されるわけにはいかんからな」
獣兵衛は統制機構に走る。
龍牙の恋人に教えてやるために。
そのころハザマは
「パパ、肩車」
「仕方ありませんね」
パパをしていた。
「高い高い!!」
「あ、こらこら、暴れると危ないですよ」
「ごめんなさい」
もう一度言おう、パパをしていた。
「もうすぐつきますよ」
目の前に女が現れた。
「あのー、退いてもらえますかね?
「パパ、ダメっ!!」
那月(仮)の言葉に反応しバックステップをする。
先程まで立っていた場所に術式が放たれる。
「私ですよ、なんで攻撃するんですか!!」
そちらを向くと統制機構の団員たちが立っているが、目がおかしい。
「精神支配、ですか」
精神支配、そして監獄結界そして女の吸血鬼とくれば犯人は一人に絞られる。
「ジリオラ・ギラルティーーーーーですか」
狙いは那月(仮)、いや那月だろう。
「あら、よく知ってるわね」
「ええ、諜報部ですから」
精神支配なら、簡単に対処できる。
「しかし、監獄結界にはアズラエルが居たはずですよ。彼ならば面白がって貴女のような片を殺して回ると思うのですが」
「アズラエルってあの間抜け筋肉だるまのこと?隠れていたらあっさりと逃げられたわ」
団員たちがバタバタと次々に倒れていく。
「な!?」
「ここで種を明かしましょうか、私の武器は精神に直接攻撃することができるんですよ。それで攻撃することで貴女の精神支配を解いて気絶したんですよ」
団員たちの近くの地面から蛇の頭を形どった先端に鎖がはえる。
「まあ、貴女の相手は時間の無駄ですので、早く監獄結界に帰って下さい」
ギラルティの足元にウロボロスが無数に出現し呑み込む。
「あああああああああああーーーーーっ!」
ウロボロスがギラルティの腕や足を引きちぎる。
「おっと、子供は見てはダメですよ」
那月の目を隠しハザマは統制機構絃神支部に帰投した。
テンションがあがって一日に四回更新してしまった。