ストライク・ザ・ブラッド 蒼を継ぐ者   作:テルメン(白)

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四章

「来ましたよ、那月さん」

 

那月は龍牙の顔をマジマジと見つめてくる。

 

「ハザマか?」

「違いますよ。私ですよ、私、黒刀龍牙ですよ」

 

ポカーンという顔をしたあと、驚いた顔をした。

 

「・・・・・黒刀、口調まで変える必要はないだろ」

「いえいえ、こういうのは形からといいますし」

 

呆れたようにため息を付く。

 

「・・・・・まあいい、犯人はどこにいる?」

「それはあなたがたの仕事でしょ? 私は知りませんよ」

「っち、振り出しか」

「目星はついてますよ。ロタリンギアの企業で撤退した企業も含む」

 

那月ちゃんは考え込むような顔をした。

 

「木を隠すなら森の中、ということか。わかった」

 

那月ちゃんは携帯を取りだし連絡し始めた。

 

「ああ、なに!?わかった」

 

携帯をしまいこちらを向いた。小さな地震があった。

 

「行くぞ、黒刀」

「わかりました」

 

キーストーンゲートに龍牙と那月がついた。

 

「さてと、お仕事の時間です」

「黒刀、お前、キャラ大丈夫か?」

 

心配された。

 

「失礼な、これは一種の自己暗示ですよ」

「いよいよ到着のようだな」

 

スルーされた。そんなことをしている内に最下層へついた。

 

「さあ、始めようか、オッサンーーーーーここから先は、第四真祖の戦争だ」

 

古城に寄り添うように銀色の槍を構えて、姫柊が言う。

 

「いいえ、先輩。わたしたちの聖戦ですーーーーー!」

 

後ろからぶち壊す。

 

「違いますよ。私たちの仕事です」

 

古城と姫柊とオッサンがポカーンとしている。

 

「その通りだ。ルードルフ・オイスタッハ。魔族狩り及びその他もろもろで貴様の身柄を拘束する」

 

ウロボロスでオッサンを拘束するように動く。

 

「アスタルテ!」

 

虹色の眷獣がウロボロスを止めた。

 

「ほう、獅子王機関の技術ですか。なかなかやりますね。那月さん、私はこちらを相手するのでオイスタッハは頼みますよ」

「任せろ」

 

那月ちゃんが短く返事をする。

 

「空隙の魔女が相手とは、厄介ですね」

 

オイスタッハは冷や汗をかきながら回避に専念する。

 

「どうした?この程度か?」

 

那月ちゃんは遊んでいるようだ。

 

「やれやれ、止めるのは少々面倒なんですよ」

 

龍牙は攻撃を休めずに一切攻撃させないという手で足止めをしている。

しかも、眷獣はだんだんと後退していっている。

後ろが五月蝿い。

 

「那月さん、早くしてください」

「お前が本気をだしたらな」

「やれやれ、悪いですがこれで終わりです。蛟竜烈華斬!!」

 

乱舞を加えたあと三頭の蛇のオーラのような物が出て両腕を突き出すのと同時に蛇も喰いつく。

それは防御結界を破壊した。

 

「ウロボロス!!」

 

龍牙はすかさず人工生命体を拘束する。

 

「ふ、こちらも終わりにするか」

 

龍牙を見ていた那月ちゃんが終わらせたのを確認して、先程の倍ぐらいの鎖でオッサンを拘束しにかかる。

それをオイスタッハが捌けるわけもなくあっさりと拘束された。

 

「那月ちゃん空気ぶち壊さないでくれよ」

「そんなもの知るか。わたしたちの仕事だ」

 

那月ちゃんはしっしと手を振る。

              

「いいえ、南宮先生。これは獅子王機関の管轄です!」

「五月蝿いですねぇ、解決したのは私たちですよ」

「龍牙だよな、多分」

 

那月ちゃんと姫柊が驚いた顔をした。

 

「よくわかったな。こいつが黒刀だと」

「いや、ウロボロスってのを使ってたんで」

「ああ、あの鎖か」

 

納得したようだ。

 

「さてと、行くぞ黒刀」

「少し待っていてください」

 

古城に精力剤を飲ませてアスタルテの血を吸わせる。

 

「これで延命できましたかね?」

「っ、そうなら先に言ってくれ」

「俺達が面白くない」

「まったく、行くぞ」

 

那月ちゃんが転移しようとして止めた。

 

「それと、暁古城、貴様は追々試だ。覚えておけ」

 

そう言うと転移する。

 

手続きとか色々なものをした。

 

次の日には古城が婬魔やらドスケベやら揉めていた。

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