序章
港湾地区でこの日に密入国の犯罪者集団が、武器の闇取引を行っているという情報があり、黒刀龍牙は駆り出されていた。
「はぁ、なんで学生の俺まで・・・・」
情報はハザマからの提供だ。
「なにぶん諜報部ですので、戦闘は専門外なんです」
「得意でしょ、六英雄のユウキ=テルミ」
「仕事中はコードネームで呼んでください、呪われし英雄」
テルミはラグナとうまが合わないらしくいつも喧嘩している。
「ったく、適当に捕まえて適当に寝るか」
「ええ、この仕事も結構ブラックですので明日あたり付き合ってください」
付き合うとは愚痴だ。バーで愚痴を聞くだけで食事が出てくる簡単なお仕事です。
「了解っと、動いたな」
「さて、頼みますよ」
頷き逃走する魔族を追う。
「糞っ、糞っ、糞っ、糞っ・・・・・やってくれたな、人間ども!」
魔族は呪力を込めた武器により苦痛を長引かせていた。
「許さんぞ、やつら・・・・・必ず後悔させてやる」「誰を後悔させるだって?」
獣人は後ろを向くとそこには龍牙がいた。
「っ、悪いがお前には人質になってもらうぞ!」
獣人は龍牙に腕を伸ばす。
「お前ごときじゃ、無理だ」
龍牙が言うと胸から蛇の頭をした鎖が出てきて獣人を拘束しようとしてくる。
流石獣人というべきか咄嗟に後退した。
「流石だ獣人と言うべきか、その傷でその動きか」
「貴様、攻魔官か!!」
「いや、学生・・・・今は呪われし英雄と名乗っておこうか」
「呪われし英雄だと!?」
獣人は怯えた目で見つめてくる。
「さて、冥土のの土産にこいつを使ってやるよ」
ウロボロスって、拷問とかしないですむから便利だよな。あ、考え方によっちゃ拷問か
ちなみに皆に裏切られる光景を脳に流している。
「いいか?テメェは捨てられたんだよ!」
ハザマが降りてきて獣人の耳元で囁く。
「そんなやつら捨ててよぉ、楽になっちまえよ、どうせ見捨てた連中、自業自得だ、ヒャハハハ」
流石ハザマさん!俺たちにできないことをやってのける。そこにしびれる憧れる!!
「そうか、へぇ、ナラクヴェーラか、それの制御?」
ペラペラと喋ってくれた。
「ほう、石板の解析をカノウ・アルケミカル・インダストリーの開発部がやってるって?」
おお、そんなとこまで
「もう聞けそうにありませんねぇ。連行お願いします。強襲班の皆さん」
「はっ、協力感謝します」
「いえいえ、それほどのことはしてませんから」
獣人は力を阻害する首輪とかを付けられて連行された。
「では、明日」
「はいはい」
手を振りハザマを見送る。