ストライク・ザ・ブラッド 蒼を継ぐ者   作:テルメン(白)

62 / 63
黒の剣巫と人形遣い
序章


とある研究所。

そこは過去、黒き獣が現れた研究所に似ていた。

 

「ふむ、なかなかの出来だ」

 

仮面をつけた男が微笑う。

目の前の少女に向けて微笑う。

 

「まだ目覚めていないか・・・・・」

 

マントを翻し、仮面の男は装置を動かす。

 

「誰の記憶かわからんが、素体の情報が手にはいるとは幸運だったな。それに・・・・・・」

 

男はシャッターを装置で開き、大きな人形を見つめる。

その人形はニルヴァーナ似ていた。

 

「事象兵器か、この記憶の主にあってみたいものだ。フフフッ」

 

仮面の男、レリウスは微笑う。

後ろの少女が目を覚ましていることに気づかず・・・・・

 

「事象兵器、記憶、主・・・・・」

「ん?目覚めていたか。まだ眠っていろ。時期が来れば起こす」

「了解、スリープモードに移行」

 

レリウスは少女を眠らせ、作業に移る。

 

「やれやれ、私の所にこんな設計図が来るとはな」

 

レリウスは絃神冥駕より送られてきた設計図を見て、作業する。

作業の途中、気配を感じ、振り向く。

そこには紫の髪の少女がいた。

 

「駒はもうじき揃う。タケミカヅチも一年もあればできる」

「我の剣はどうした?」

「まだだ。完成まで時間がかかる」

「早くしろ」

「はっ」

 

レリウスは紫の髪の少女へ頭を下げる。

少女は満足したように、そこから消える。

転移でもしたかのように・・・・・

 

「ふ、私を拾う物好きか」

 

紫の髪の少女はレリウスを拾ったのだ。

境界から引き上げたのだ。

レリウスは作業を終えて、造ったモノを人形の爪の部分にはめ込む。

その爪は大きく、人一人貫ける長さがある。

 

「完成だ」

 

レリウスは完成した人形へ指で指示を出す。

人形は爪を伸ばしたり、飛ばしたり、腕を振り回したりした。

 

「ふむ、問題はないか、戻れ」

 

人形は虚空へ消える。

 

「テストは・・・・・ん?第四真祖とーーーーーか、ちょうどいい」

 

レリウスはスマートフォンで絃神島への入島手続きをする。

 

「俺もつれてけよ、レリウスのおっさん」

「戸籍の偽装は終わったのか?」

「ああ、ちょっと前にな、名前はーーーーーだ」

 

フードを被った少年が言う。

 

「俺はあの島に因縁があるからな」

「いいだろう」

「サンキューなレリウスのおっさん」

「ふ、私は興味があるだけだ、貴様がーーーーーを前にするとどうなるのかがな」

「相変わらず趣味の悪いやつだな」

 

フードを被った少年はため息を吐く。

 

「んで、頼んでたもんはできたか?」

「ああ、これだ」

 

レリウスは少年へ大剣を渡す。

 

「へー、頼んだ通りになってるな」

 

少年は大剣を振り回し、分解して二振りの長刀にして、旅行鞄にしまう。

 

「それでいいか?」

「ああ」

「では、行くぞ」

 

レリウスとフードを被った少年は絃神島へ向かう。




レリウス復活!!
ついでに謎の少年登場。
謎の少年はオリキャラです。
正体はなんなんだろうか?!
メチャクチャな設定の少年ですので、期待しないでください。
P.S.最近、感想の返答始めました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。