序章
とある研究所。
そこは過去、黒き獣が現れた研究所に似ていた。
「ふむ、なかなかの出来だ」
仮面をつけた男が微笑う。
目の前の少女に向けて微笑う。
「まだ目覚めていないか・・・・・」
マントを翻し、仮面の男は装置を動かす。
「誰の記憶かわからんが、素体の情報が手にはいるとは幸運だったな。それに・・・・・・」
男はシャッターを装置で開き、大きな人形を見つめる。
その人形はニルヴァーナ似ていた。
「事象兵器か、この記憶の主にあってみたいものだ。フフフッ」
仮面の男、レリウスは微笑う。
後ろの少女が目を覚ましていることに気づかず・・・・・
「事象兵器、記憶、主・・・・・」
「ん?目覚めていたか。まだ眠っていろ。時期が来れば起こす」
「了解、スリープモードに移行」
レリウスは少女を眠らせ、作業に移る。
「やれやれ、私の所にこんな設計図が来るとはな」
レリウスは絃神冥駕より送られてきた設計図を見て、作業する。
作業の途中、気配を感じ、振り向く。
そこには紫の髪の少女がいた。
「駒はもうじき揃う。タケミカヅチも一年もあればできる」
「我の剣はどうした?」
「まだだ。完成まで時間がかかる」
「早くしろ」
「はっ」
レリウスは紫の髪の少女へ頭を下げる。
少女は満足したように、そこから消える。
転移でもしたかのように・・・・・
「ふ、私を拾う物好きか」
紫の髪の少女はレリウスを拾ったのだ。
境界から引き上げたのだ。
レリウスは作業を終えて、造ったモノを人形の爪の部分にはめ込む。
その爪は大きく、人一人貫ける長さがある。
「完成だ」
レリウスは完成した人形へ指で指示を出す。
人形は爪を伸ばしたり、飛ばしたり、腕を振り回したりした。
「ふむ、問題はないか、戻れ」
人形は虚空へ消える。
「テストは・・・・・ん?第四真祖とーーーーーか、ちょうどいい」
レリウスはスマートフォンで絃神島への入島手続きをする。
「俺もつれてけよ、レリウスのおっさん」
「戸籍の偽装は終わったのか?」
「ああ、ちょっと前にな、名前はーーーーーだ」
フードを被った少年が言う。
「俺はあの島に因縁があるからな」
「いいだろう」
「サンキューなレリウスのおっさん」
「ふ、私は興味があるだけだ、貴様がーーーーーを前にするとどうなるのかがな」
「相変わらず趣味の悪いやつだな」
フードを被った少年はため息を吐く。
「んで、頼んでたもんはできたか?」
「ああ、これだ」
レリウスは少年へ大剣を渡す。
「へー、頼んだ通りになってるな」
少年は大剣を振り回し、分解して二振りの長刀にして、旅行鞄にしまう。
「それでいいか?」
「ああ」
「では、行くぞ」
レリウスとフードを被った少年は絃神島へ向かう。
レリウス復活!!
ついでに謎の少年登場。
謎の少年はオリキャラです。
正体はなんなんだろうか?!
メチャクチャな設定の少年ですので、期待しないでください。
P.S.最近、感想の返答始めました。