▼ スーパーマサラ人に転生した…   作:ユフたんマン

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入学

ようやくだ。遂にここまで来た!

 

今俺がいるのは雄英高校の校門前だ。その巨大な雄英高校前には同じように校門を潜り抜ける若人達の姿が。

そう、今日は待ちに待った雄英高校一般入試の日だ。それを受けるために鹿児島県からはるばるやって来たのだ。

 

そんな原作の舞台となる雄英の敷地に足を踏み入れ、雄英の教師に筆記試験会場に案内され、自分の席に着く。どうやら席は同じ中学で固められるようだ。現に前の席には顔見知りがいた。

 

「よう、シゲル」

 

「やあやあサトシくん!遅かったじゃあないか!俺はもう既に模試の準備は完了してるぜ?」

 

コイツの名は大木戸(おおきど)シゲルだ。皆さんご存知、アニメでも出てきたオーキド・シゲルの容姿をした誰かだ。いや、知り合いだけども。

鹿児島でコイツと出会ったが当時の性格がめんどくさかった。キザったらしくて最近剣盾でよく見るギャラドスのような自信過剰、まあ悪い奴ではなかったがめんどくさかった。最近は落ち着いてきていて、あの頃を黒歴史と宣うのでよくそのネタでからかっている。

どうやらコイツはゲームのグリーンと性格が混じっているように感じる。アニポケのシゲルが「ボンジュール」とか「バイビー」って言うか?

 

まあコレはどうでもいい。1番驚いたのが大木戸幸成の存在だ。まさか彼までこの世界にいるとは…この世界でのオーキド博士は『個性とネズミや猫などの動物との関係性』をテーマに研究しているらしい。

雄英の校長先生が実験動物にされそうで怖いんだが…

 

その後も、シゲルと雑談していると教師が教室に入室し、遂に入試が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

なるほど、簡単じゃないな…

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

筆記試験が終わり、次は実技試験だ。間に昼休憩が挟まり、昼休憩が終わる頃には受験生全員が説明会場に集まっていた。

内容は原作と同じように、会場敷地内にいるロボヴィランを倒していけばいいらしい。なるほど、簡単だな!しっかりとお邪魔ヴィランこと0Pヴィランも存在しているらしい。

 

説明が終わるとバスに乗ってそれぞれの試験会場へ。実技試験は同校とは離されるらしい。シゲルは違う会場に行ってしまった。

 

 

『スタート!!!』

 

 

こちらも原作と同じだ。唐突に試験は始まり多くの受験生が固まる。その間に事前に知っていた俺は市街地に向かい駆け出す。

そこからは作業だ。ヴィランは目に入る限り破壊し、ピンチになっている受験生を助けたりしていた。ヴィランの装甲は脆く、全て一撃で粉砕する。というか脆くなかったら試験的に駄目だよな。

最後に出てきた巨大ヴィランもワンパン。土手っ腹に風穴を開けておいた。修理費ってどのくらいなんだろう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

モニタールームで受験の全工程が終了した後、試験の映像を見ていた教師達は全員驚愕していた。

 

「ミサイル直撃したのに無傷だ!!というかあの服どうなってんだ!」

 

「なんなんだこの子は!?あの0Pヴィランを一撃で粉砕したぞ!!」

 

「…それ以前にも前年よりも強固にした仮想敵が苦戦させることもなく屠られている」

 

画面に映し出されたのは、嗤いながら0Pヴィランを撃破したサトシだった。一見戦いを楽しんでいて周りを見てなさそうに見えるが、見た目とは裏腹に周りで窮地に陥った受験生達を助けている。

 

「彼の個性は一体………『超マサラ人』…?なんだこの子供が考えそうなふざけた名前は…」

 

「ドレドレ……タシカニフザケタ個性ノ名前デスガ、コノ個性ノ能力モフザケテイマスネ……正ニ子供ノ思イツイタ『僕ノ考タ最強ノ個性』」

 

サトシの個性の詳細の欄には超パワーが出せる。体は頑丈になり車に轢かれても無傷。高速で移動出来る。空を飛べるetc…

 

「これ…診察した先生大変だったでしょうね…」

 

教師陣は同時に頷き、苦労しただろう医者に同情の念を送る。

 

「さて、ヴィランPは68P…レスキューPは35P…合計103Pで恐らく…間違いなく今年の主席さ!」

 

合計103P、コレは今までの雄英高校の最高記録を上回る。天下の雄英でこのポイントだ。下手すればそこらのプロなど手も足も出ずに負けてしまうだろう。実際は殆どのプロヒーローが彼を止められない…

 

彼に対抗出来るのはNo. 1ヒーローオールマイトなどのサトシよりも力が上の者、18禁ヒーローミッドナイトのようなデバフ系のヒーローくらいだろう。

というより力においてサトシを上回っている者はオールマイトしかいないわけだが…

 

 

「では次はこの---」

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

あっという間だったが雄英高校の受験は終わり、結果は合格。主席だとさ。楽勝だぜ(実技のみ)

そういわけで雄英高校の近辺のアパートを借り、引越し業者さんからダンボールが届いたので開封して部屋作りに勤しんでいる。

 

あ、そうそう。ルミも雄英程ではないけどかなりの名門のヒーロー科に受かったらしい。幼馴染みとして鼻が高いぜ!

後ついでにシゲルも受かったらしい。まぁ受かるとは思っていたが…なんか腹立つ。

 

部屋作りも超マサラ人の前にはあっという間に終わり、生まれ変わったアパートの一室で豆茶を飲む。美味しいなぁ…

 

明日は入学式だ。主席が新入生代表として教壇に立つらしいが、それは筆記試験の方の主席がするらしい。俺のテストの点数が聞きたい?え!?そんなの雄英高校にあったっけ?覚えてないな…

 

まぁそんなわけでまだ9時ですが寝ます。超マサラ人は朝に弱いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

 

おはよーございまーす!

雄英高校ヒーロー科、A組の教室にやって来ましたサトシです。ドアを開けると生徒はチラホラと。黒板に書かれた席に向かうと、お隣さんが急に立ち上がった。

 

「ねぇねぇ!君もA組だよね!?僕は地転 転知(ちてん てんち)!!君の名前は?」

 

ピンク色の長髪を後ろで雑に束ねた中性的な顔立ちをした少年に俺は顔は引きつってしまった。なんだコイツは…普通初対面でここまでグイグイくるか!?というかA組の教室にいるんだからA組に決まってるだろう…

 

「お、俺は真新サトシ。これからよろしく…」

 

「真新サトシ…じゃあサートンだね!僕のことは転ちゃんって呼んでいーよ!」

 

少し話しただけでわかった。こいつ馬鹿だ。何回かこんな奴に出会ったことがあるので確信出来る。教室にまた生徒が入ってくるとじゃあねとだけ言ってそちらの方へ駆け寄っていった。

 

「なんなんだアイツ…」

 

「災難だったっすね…転知とは同中なんすけど…アイツ理性蒸発してんで諦めて欲しいっす。っと、俺の名前は雷撃 静動(らいげき せいどう)!よろしくっす真新くん!!」

 

黄色の髪の毛が静電気で引っ張られているようなチャラそうな少年に声をかけられた。どうやら地転と同中のようだ。…しかし理性蒸発してる癖によく合格したな…不思議だ…

 

「あぁ、よろしく雷撃」

 

そう彼に返すと、あっ…と口を押さえて頭を下げてくる。

 

「す、すいません…!!急に馴れ馴れしくしちゃって!!嫌だったっすよね?中学の頃から友達にいきなり馴れ馴れしくすんじゃねぇって怒鳴られてたんすけど…つい…本当にすみません…」

 

急にブツブツと暗い雰囲気になっていく雷撃。俺的にはその態度の急変を辞めてほしい…

 

「いや、別にいいぜ。気にしてないし」

 

「…本当か?」

 

「ホントホント…」

 

そんなやり取りをしているとチャイムが鳴り、教室に禍々しいフェイスマスクをした男が入ってきた。ふと周りの席を見ると全員集まっている。ということは彼が先生なのだろう。

 

「我ハ君ラ1年A組ヲ受ケ持ツコトニナッタ『エクトプラズム』ダ。イキナリデ悪イガ体育館ニ移動シテモラウ。地転転知。新入生代表ノ演説ハ考テキタカ?」

 

「もっちろん!!しっかりと徹夜して考えたよ先生!」

 

お前が筆記の主席かよォォォォオオオオオ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

▽▽▽

 

地転転知はアホだが馬鹿ではないことが証明されてしまった。アイツに負けるとかマジで悔しい。因みにシゲルも同じクラスだ。アイツはアイツで女子と話していたので放っておいた。コミュ力高いよなホント…羨ましい…

 

アホの割にしっかりと練られた演説をされ、アイツの頭が良いってことに納得してしまった。精神的ショック。そうして無事に入学式は終わり、教室でプリントをもらい解散となり、雷撃とシゲル、そしてシゲルと帰ろうとしていた金髪ショートヘアの、片目が隠れているメカクレ属性の美少女と一緒に帰ることになった。

 

「私は竜間龍子。この前の入試の時は貴方凄かったわ」

 

「お、おう…よろしく…真新サトシだ…何処かであったけ?」

 

「直接じゃないけどね。あの0Pヴィランをぶっ壊した時はかっこよかったわよ!ズガーンッて!!」

 

どうやら彼女は俺と同じ試験会場にいたらしい。しかしこんな美少女がいたら少しでも目に入っているはずだが……はて?

 

「あの時会場で大きなドラゴンを見なかった?」

 

そこで試験会場の一角で大暴れしていたドラゴンを思い出す。腕を振り落とすだけで数体を破壊していたドラゴンを。

 

「あのドラゴンか?」

 

「正解よ」

 

なるほど…そういえば胸があったな…言ったら殺されそうだが…

 

「俺は雷撃静動!よろしくっす!」

 

「俺は大木戸シゲルだ。よろしく頼むよ」

 

今日知り合った異性と下校ってシゲルはすごいな…やっぱり小学生の時にチアガールが取り巻きにいたからか?あれシゲルの個性で作られた物って大木戸博士に聞いたんだが…そう思ったら悲しい奴だなコイツ。

 

「ん?なんだいサトシくん。その哀れむような目線は…!!」

 

「いや、小学生の時の取り巻きを思い出してな。あれシゲルの個性だったろ?」

 

顔を伏せたシゲルの耳が真っ赤になっていく。それはまるで黒歴史を友達の前で親が口を滑らした時のように…ふと思い出しただけの言葉を言っただけだが、面白そうなので雷撃と竜間にヒソヒソと打ち合わせをし、シゲルをもっと煽る。

 

「この俺様が世界で一番!強いってことなんだよ!」

 

「サートシく〜ん…」

 

「ん?」

 

シゲルの周りに砂の粒子が地面から舞い上がっていく。凄く嫌な予感がする。

 

「吐いた唾は飲み込めぬって言葉知ってるか?」

 

「知ってる。逃げるぞ雷撃、竜間!!じゃあシゲル…「「バイビー!」」」

 

「サァアトォォシィィイ!!!!」

 

シゲルの周りには武装したいつぞやのチアガールズが…

 

「「「逃げろォッ!!」」」

 

ワーワー言いながら逃げる俺たちを鬼の形相で追いかけるシゲル。

青春してるなぁ…

 

こういうのってやっぱいいな…

 




今更ながら人物紹介


・真新サトシ    
男 《超マサラ人》
今作の主人公。原作は朧げながら覚えている模様。頭は中の下ぐらいでそこそこ。



・兎山ルミ
女 《兎》
後のミルコ。男勝りな性格。サトシの幼馴染み。



・西屋森児
男 《樹林》
後のシンリンカムイ。サトシが引越し先で出会った先輩。今では雄英でブイブイ言わせている。



・マスキュラー
男 《筋肉増強》
筋骨隆々な肉体に、常に攻撃的な笑みを浮かべている大男。通称「血狂い」
饒舌でプライドが高く、サトシに完敗したので猛烈特訓中。ウォーターホースの死は免れたのだった。



・大木戸シゲル
男 《ゴーレム》
ポケモンのシゲルとグリーンが混ざった存在。キザで自信過剰と、少年期は悪い所だけが混ざっていた。ボンジュールやバイビーは黒歴史。
アニメでいたチアガールズは今作では自分を持ち上げるために個性で作ったゴーレム。精巧に作れば作るほど頑丈になるが破壊力は下がり、適当に作れば脆くなるが破壊力が上がるという変わった個性。一度作ったゴーレムは記録され、念じるだけで作り出せるがスペックは多少落ちる。



・地転転知
男 《???》
モデルはFateのアストルフォ。髪を後ろで雑に結んだポニーテールバージョン。
理性が蒸発しているが馬鹿ではない。勉強は出来る。因みに入試の際のテストはオール100点。



・雷撃静動
男 《???》
髪が静電気で逆立っている。雷撃のイメージは上鳴の顔を濃くした感じ。
地転転知とは同中だがそこまで面識はない。急に馴れ馴れしくするため、そういうのが苦手な奴が激怒。それがトラウマであり、ついつい馴れ馴れしく他人に接する自分を嫌っている。



・エクトプラズム
男 《分身》
まだまだ新米の教師。しかし若手ながらもなかなかの強者。強力な個性に加え、それに奢らず、蹴り技を主体に戦う。
元遅刻常習犯


・竜間龍子
女 《ドラゴン》
後のリューキュウ。何処の高校に通っていたのか不明、そしてミルコと同い年と調べたらわかったので雄英にぶっ込みました。

オリキャラが多数出てきます。戦闘訓練や体育祭など、オリキャラ同士の戦いが多くなると思われます。

  • 全部書いて!
  • ダイジェストでお送りして!
  • カーーット!!
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