ISーインフィニットストラトスー とある少年のドタバタ転生録 作:クロイツヴァルト
「シャルル!」
「相川さんの相手は僕が!」
「デュノア君!? 速い!」
ヒレンの前に出ようとした相川に対してシャルルが
「・・・ラウラ・ヴォーデヴィッヒ」
「ヒレン・E・アスティ」
そしてその場に残ったのはエクシアを身に纏ったヒレンと同じくシュバルツェア・レーゲンを身に纏ったラウラが対峙したままお互いの名を呼ぶ
「お前に非があるとは言わないが、責任は俺にある。 ・・・後で責は取る」
「貴方には非などありません! 私が貴方の教えを守っていないと仰るのですか!?」
「ラウラ・ヴォーデヴィッヒ、お前は本当に自分の間違いに気づいていないのか?」
「この私が何を間違えたと言うのだ!」
「・・・それを理解していないのなら」
叫ぶラウラに対してヒレンはGNブレードを展開し
「早々に分からせるだけだ!」
「っく!?」
飛び出し剣を向けるヒレンに対してラウラもまた剣でもって対応し、切り結ぶ。
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「相川さんのその打鉄、色々改造されているね。」
「そりゃぁ、篠乃ノ先生直々に手を加えたって言ってたからね。 第一にテスターになんで私が選ばれたのか分からないけどね!」
打鉄の近接用ブレード改と改造改修されて追加された射撃兵装を展開してシャルルと戦っている。
専用機と量産機とでは大きな開きとまでは行かないがそれなりの性能差があると思われるがシャルルの駆るラファール・リヴァイブはカスタム機である量産機。
対して相川の駆る打鉄は篠乃ノ束監修の下で改造改修された量産機。 その開きも無い物と考えられる。
「それにしてもその銃ってヒレンのGNライフルがモデルな気がするけど」
「私もそれはよく知らないんだよね。 篠乃ノ先生は試作段階の銃だよって言ってたけど、ビームじゃなくて実弾式のライフルだからあまりヒレン君のライフルのお揃いとは言えないって」
喋りながらもシャルルは灰色の鱗でGNライフル擬きの弾を弾き、アサルトライフル【ガルム】で応戦する。 そして、相川はそれを右に左に動き辛うじて躱しているが徐々にSEを削られていく。
「このままじゃジリ貧だし・・・仕掛けてみますか!」
「嘘!?
そう言って相川は瞬時加速を使ってシャルルに対して肉薄する。そして、そんな相川の行動に驚き一瞬の隙がシャルルに生まれる。
「いただき!」
「しまっ!?」
近接用ブレード改で斬られてシャルルは目に見えて減るSEに驚きと、改めて篠乃ノ束が関わっただけで様変わりするISの性能に驚愕の色と警戒を強める。
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「・・・束め無駄に俺の戦闘データを見せろと言ったのはこのためか」
ラウラとの戦闘の合間合間でシャルルたちの戦闘を見ていたヒレンは打鉄の様子を見てそう呟く。
「よそ見をしていて良いのですか?」
そう言ってレールカノンを発射するラウラだが、一刀の下で弾丸を割られてしまう。
「別段お前に脅威を感じられないからな。 よそ見をしていても問題あるまい。 されたくなければもっと激しく攻撃してみろ」
「ならば言葉通りに激しく、そして他の者など見ずに私だけの相手をしてもらう!」
そう言ってレールカノン第二射を放ちつつワイヤーブレードを射出し、手にはバスターソードを持ってヒレンに迫る。
「遅い。」
「掛かった! これでどうだ!!!!」
瞬時加速を用いてラウラの死角に周り込んだヒレンはGNブレードを、敢えて死角に入れるようにしたラウラはシュバルツェア・レーゲンのもう一つの機能、AICを開いている手を死角になる方に向けて発動する。
「・・・これがAIC、慣性停止能力か」
「そうだ! このシュバルツェア・レーゲンの停止結界の前にはいかな貴方でも抗えはしない!」
「そうだな。 俺が1人ならな」
ヒレンの言葉に不審に思ったラウラだが、直後に背後から銃撃による攻撃によろめき、AICが切れてしまう。
「っく! おのれ時代遅れの
レールカノンをヒレンからシャルルに照準を変えて相対していた相川諸共吹き飛ばすつもりで発射しようとするが、今度はヒレンに邪魔をされる。
「忘れたか? この試合はタッグマッチ・・・コンビネーションは大事なことだ」
GNロングライフルを構え、ラウラに銃口を向けたままヒレンはそう告げると今度は相川の方に数発撃ちこむ。