ISーインフィニットストラトスー とある少年のドタバタ転生録   作:クロイツヴァルト

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二度目の小学校?

 

 

 「今日は皆さんに嬉しいお知らせです。 転校生の紹介です。どうぞ」

 

 「(なんで・・・こんな事になった) ヒレン・E・アスティだ。よろしく」

 

 「鳳 鈴音(フォン リンイン)です・・・よ、よろしくお願いします!」

 

 今、ドクターの作った戸籍の御蔭ですんなりと学校に来る事が出来たがまさかあの(・・)中国少女と同時期に転校生扱いされるとは思わなかった

 

 「はい。鳳さんはこっちに来てまだ分からない事が多いと思われるので皆さん色々と教えてあげて下さいね?」

 

 「「はーい。」」

 

 「ヒレン君は容姿や名前から外国人と思えますけど皆さんと同じ日本人ですので仲良くしてあげて下さいね?」

 

 先生の言葉に子供達はざわざわとざわめきながら一人の子供が手を上げる。

 

 「先生! ヒレン君はなんで日本人なのにそんな髪の色をして言うんですか?」

 

 「それはヒレン君の家系の方でその髪の色をした人がいれば隔世遺伝と言う物が出て銀色の様な髪の色になったようなんですよ? 肌や髪の色で苛めたりしない様にしてくださいね?」

 

 「分かりました。」

 

 「それでは鳳さんとヒレン君は何か分からない事があれば近くにいる子に聞いて下さいね? では授業を始めます。」

 

 ――――――――――――――――――――

 

 最初の授業は滞りなく進むかと思われたが国語の授業で差された鳳がつっかえながらも日本に来るまでの間にとても勉強をしている事が感じられた。

 

 「(だがこの年の子供は何かとちょっかいを掛けて来るだろうからな)・・・どうなる事やら」

 

 かく言う俺も学校に通う前までに前世での記憶と転写された記憶の統合に費やす形となりあまり勉強をしていないが生前は東大まで言っていたので小学生低学年の授業など今更な気もするが

 

 「お前、中国から来たんだってな。」

 

 「日本語はちゃんと勉強したのかよー」

 

 「中国人だから中国語しか分からないのか?」

 

 おなじみと言って良い程にクラスに一人や二人いじめっ子がいるわけだが

 

 「・・・・・・」

 

 「(まったく、気になるなら気になるでふつうに喋れないのかね)其処の馬鹿共いい加減にしろよ? まだ来て間もない鳳に流暢に日本語を喋れと言うのが難しいのが分からないのか?」

 

 「んだよ、転校生同士で助け合いかよ!銀髪野郎」

 

 「助けるのではなくお前達の言動を注意をしているだけだ。 第一お前達がもし鳳と同じ立場でそんな事を言われたらどう思う? 本人は一生懸命に勉強をしているのにそれを評価せずに馬鹿にするだけ・・・お前達の方が馬鹿だな。」

 

 俺の言葉にカチンとキタのかいじめっ子の中で体格の良い奴がズイっと俺の前に進み出る。

 

 「いい気になるなよ? 俺様が馬鹿だって言うのか!」

 

 「そうだ。先程の鳳鈴音の発音を聞いていれば分かるはずなのにそれを理解しようとしない奴が馬鹿の何者だと言うのだ?」

 

 「この野郎!」

 

 そこでガキ大将が殴り掛かってくるが

 

 「(振りが大きすぎる)・・・」

 

 振りかぶって来た右の拳を左手の甲で逸らしつつ一気にしゃがみ込んで足払いを掛ける。

 

 「うわっ!?」

 

 尻餅を突いたガキ大将の頭を掴み軽く力を入れる。

 

 「いっででででで!? は、離せよ!」

 

 ガキ大将が俺の腕を掴んで振りほどこうとするが色々と改造強化された俺の体には意味を成さずじたばたと暴れるだけに終わってしまう。

 

 「あ、あの! もう良いから離してあげて!」

 

 「・・・しかし、良いのか?こいつ等は必死になって覚えて来ているお前を馬鹿にしているのだぞ?」

 

 「うん、私が覚えきれていないのが悪かっただけだから・・・」

 

 「鳳に感謝するんだな・・。」

 

 今の年の鳳が俺の反対の腕を掴んで止めに入るとは思わなかったな。将来はあんなに勝気な少女になると誰が思えようか・・・

 

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