にゃんこ大戦争 〜幻想冒険記〜    作:れいど

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どうも。最近やっと古王妃飛来をクリアできた人です。
一体これまで何十回ボコられたことやら…
あれはタイミング分かってないと覚醒ムートは教授の攻撃タイミングで突っ込むわ極上は呪い付けられるわ……
結局最後はにゃんまと真田でゴリ押しでした。
教授2体目来る前に終わったよ。にゃんまマジ化け物。
マシンが有ればヌルゲーになるとネットに書いてありましたが持ってねぇっす(泣)

今回はあのお宝が発動します。
では本編ーーーーー



第14話 発動!ブルークリスタル!

ハヤブサ達は突然竹林に突然現れたゴマサーマンと戦っていた。

 

ハヤブサ「はぁっ!!」

サーマン「遅いナ。」

ハヤブサ「ちっ!!」

 

ハヤブサの刀をゴマサーマンは宙返りして避ける。

 

鈴仙「宙に浮いてる間はあまり動けないでしょう!喰らいなさい!」

 

バシュッ

 

サーマン「甘イ!」

 

バシッ!

 

鈴仙の指先から発射された弾幕を回転しながら尻尾で叩いて地面に撃ち落とす。

 

鈴仙「嘘!?」

サーマン「お前ら本当にお喋りが好きだよなァ!?」

 

ゴッ

 

鈴仙「ガハッ!!」

 

ゴマサーマンの噛みつきをもろに喰らい、竹に激突する鈴仙。

 

エアフワン「鈴仙さん!?くそっ!今度は僕が…!すぅ〜〜…」

 

エアフワンは吸い込んだ息を竜巻として吐き出すことができる…が…

 

サーマン「隙だらけなんだヨ!!」

エアフワン「ぐっ!?」

 

吐き出す直前にサーマンの尻尾に殴られ、吹っ飛ばされた。

 

サーマン「よし、次は忍者、お前ダ。」

ネコ「エアフワン!?」

エアフワン「だ、大丈夫……僕、一応『エイリアンに打たれ強い』から。」

 

打たれ強い能力とは、対象属性から受けたダメージを4分の1に抑えることができる能力だ。

その能力のおかげか、あまりダメージは喰らっていないようだった。

さらに……

 

エアフワン「背中を見せたね。すぅ〜〜っ……はぁっ!!」

サーマン「ぐぉッ!?」

 

エアフワンの撃った竜巻に直撃したゴマサーマンは宙に打ち上げられる。

 

エアフワン「ハヤブサさん!」

ハヤブサ「分かっている!」

 

ザシュッ!

 

サーマン「ちっ!」

 

ハヤブサはネコを踏み台にして宙に浮いたゴマサーマンに斬撃を与える。

 

サーマン「くそッ!こうなったら全員ぶっ潰してやル!」

鈴仙「私の事もお忘れなく♪」

サーマン「何ッ!?」

鈴仙「はぁっ!!」

 

バシュッ!!

 

ドォォォォン!!!

 

 

地面に着地する直前に鈴仙の弾幕がゴマサーマンに直撃し、轟音と共に砂煙が舞う。

 

鈴仙「はぁ…はぁ…やりましたか………?」

ハヤブサ「いや、まだだ…気配がする。」

ネコ「踏み台にするなら先に言って欲しいにゃ………」

 

構えるハヤブサ、鈴仙、そしてエアフワン……と頭を摩るネコ。

砂煙が晴れ始め、そこにいたのは…やはり平然と立っているゴマサーマンだった。

 

鈴仙「嘘でしょ…?あれを喰らって…」

エアフワン「ど、どうすれば……はっ!?」

 

 

 

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ーー約1年前ーー

 

 

サイキック「そうだ、これを渡しておこう。」

エアフワン「……?これは?」

 

エアフワンがサイキックネコから貰ったのは、青く輝くイガのような形をした宝石だった。

 

サイキック「それはブルークリスタル。君が入る前に我々が見つけた宝石だ。」

エアフワン「はぁ…」

サイキック「その宝石には特別な力があってね。発動すればエイリアンを弱体化させることが出来るんだ。」

エアフワン「弱体化?」

サイキック「そうだ。俺たちも一個ずつもっている。危なくなったらそれを使うんだ。」

エアフワン「わかった!!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

エアフワン(そうだ!クリスタル!)

ゴマサーマン「何突っ立っていル!こっちから行くゾ!」

エアフワン「ハヤブサさん!鈴仙さん!いい方法があるんだ。少しあいつを引きつけて!」

鈴仙「分かりました!ほら、こっちですよ!」

ゴマサーマン「待テ!逃げる気カ!?」

 

まんまと作戦に引っかかるゴマサーマン。

どうやら頭はあまり良くないらしい。

 

エアフワン「よし!今だ!これでも喰らえ!」

 

そう言ってエアフワンはブルークリスタルを投げる。

 

サーマン「フン!そんな物噛み砕いてやるワ!」

 

ブルークリスタルに噛み付くゴマサーマン。

だがエアフワンは笑っている。

 

エアフワン「触ったね。」

サーマン「何がおかしい…ぐっ!?」

 

ゴマサーマンの体に電流のようなものが走る。

 

サーマン「なんだこれは…力が出なイ…?」

エアフワン「よし!うまく行った!」

鈴仙「!?何が起きたの!?」

エアフワン「ゴマサーマンを弱体化させたのさ!」

サーマン「舐めるナ!弱体化しようと貴様らの敗北は変わらなイ!」

ハヤブサ「ふっ!」

 

ズバッ!

 

サーマン「ぐああぁぁぁ!」

ハヤブサ「…本当だ。かなり弱体化してるな。」

 

ハヤブサが軽く斬っただけで吹っ飛んだ。

 

鈴仙「じゃあ私も…」

 

バシュッ!

 

サーマン「があぁぁっ!」

鈴仙「……何というか…すごいですね、その宝石…」

サーマン「くっそ…まだダ…」

エアフワン「…うん、なんか可愛そうだから早めに終わらせるよ。すぅ〜〜…はぁっ!」

サーマン「ぐぉぉぁああぉぉぉ!!」

 

ドサッ‥

 

ゴマサーマンは魂となって昇っていった。

 

ハヤブサ「…強かったり弱かったり、よく分からんやつだったな。」

鈴仙「そうですね…」

ネコ「にゃあ‥」

エアフワン「…で、気絶してる霊夢さんと魔理沙さんはどうするの?」

鈴仙「…取り敢えずお師匠様に診てもらいましょう。」

 

こうしてよく分からない奴との戦闘を終えたハヤブサ達は、気絶した霊夢と魔理沙を抱えて永遠亭に入っていった。

 

 

 

 

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ーーにゃんこ城 内部ーー

 

 

黒ダル「…こりゃあ酷い…」

 

ダークダルターニャとミタマダークは壊れた再生産装置の前に来ていた。

 

黒ミタマ「何があったらこんな酷いことになるのよ…」

黒ダル「知らん、爆発でもしたんだろう。」

???「あ、ダークダルターニャさん!」

黒ダル「うん?おお『ネコファイター』。」

 

後ろにいたのは兜を被り、ハンマーを持ったネコ「ネコファイター」だった。

 

ファイター「直りそうですか…?」

黒ダル「さぁな。直せるといえば直せそうだが、かなり時間がかかりそうだ。」

ファイター「そうですか…」

黒ダル「まぁメカ子なら3日あれば直せそうだがな。」

 

メカ子とははやぶさと同じダークヒーローズの一員「西園寺メカ子」である。

 

ファイター「そういえばネコムートは…」

黒ダル「ああ、封印を解きそうなんだってな。まあまだ3本しか千切れてないようだが…」

黒ミタマ「!?ネコムートが4つ目の鎖を千切ったらしいわ!あと11本よ!」

黒ダル「何!?…これはなるべく早く止めに行った方がいいかもしれないな…」

 

 

暴走のネコムートの封印が解かれるまで、そう長くはなようだ…

 

 

 

 

 

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ーーにゃんこ界 とある遺跡ーー

 

 

 

ネコムート「ぐぉぉぉぉぉぉん!!」

 

 

バキッ!!  

 

 

5本目が千切れた…

 

 

 

                          『崩壊開始まで…あと10本』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしたか?
ネコムートの封印が解かれるまであと10本でございますよ。
世界はどうなっちゃうんでしょうね。
あとメシエ強襲のbgm、すんごいカッコいい。

あと今回はアンケート置いときます。
回答は自由です。

ではまた次回ーーーーー

次に出す幻ネコはどれがいい?

  • 白ガオウ
  • 白ダル
  • 白ミタマ
  • 黒ガオウ
  • 白・黒キャスリィ

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