にゃんこ大戦争 〜幻想冒険記〜    作:れいど

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どうもれいどです。
最近経験値がカンストしました。
あと地図王の眠る島とかいうステージが来ましたね。
確定で地図もらえるんだったかな?

今回からついに最終章です。
ネコムートは…タイトルにある通りです。
あ、あと今回は半分にゃんこ界側、半分東方側の構成。
では本編ーーーーー


最終章 超古代兵器の復活!取り戻せ幻想郷!
第25話 崩壊の目覚め


ーーにゃんこ界 封印の遺跡ーー

 

 

ネコムート「ググギィ…………」

 

 

ミシミシと鎖が外れていく音がする。

 

にゃんこ界ではこんな言葉が存在する…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

          

 

 

                 …崩壊の龍が目覚めた時、世界は必ず破滅の道を辿る。

 

 

 

崩壊の足音が、羽音がどんどん近づいてくる。

この鎖が千切れた時、崩壊の龍は再び目覚める。

そして………

 

 

ネコムート「グオオォォォォォォォォォ!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーにゃんこ城前ーー

 

 

黒ダル「おい黒ミタマ!お前部下の霊蝶に見に行かせたんじゃなかったのか!?」

黒ミタマ「仕方ないじゃない!途中で霊蝶の反応が消えたのよ!」

黒ダル「反応が消えた!?」

黒ミタマ「ええ、幻想郷に行く前まではちゃんと残ってたのに…!」

黒ダル「だからじゃないのか!?」

黒ミタマ「え!?」

黒ミタマ「神さまから聞いたが、幻想郷はこことは別世界。お前がそっちに行ってる間幻想郷内の霊猫と霊蝶にリンクするようになって、こっちの世界にいる霊にリンクしなくなったんじゃないのか!?」

黒ミタマ「!!」

 

ハッとした表情を浮かべるミタマダーク。

 

黒ミタマ「ちょっと待って!もう一回繋げてみるわ!時間はかかると思うけど…」

黒ダル「なるべく早くな!」

 

黒ダルはネコファイターの方向に走っていく。

 

黒ダル「おいネコファイター!」

ファイター「はいにゃ!」

黒ダル「もしかしたら間に合わないかも知れん…そうなった時のために城壁と軍の強化を頼む!」

ファイター「はいにゃ!」

 

城に戻っていくネコファイター。

 

黒ダル(なんとか間に合えばいいが…)

黒ミタマ「!繋がった!ついてきて!」

黒ダル「何!?本当か!?」

 

霊蝶と繋がったようだ。

ミタマダークの後をダークダルターニャがついていく。

恐らく遺跡への道だろう。

 

やがて2人の足音は消えていった。

 

 

ー*ー*ー

 

 

ーーにゃんこ城内ーー

 

ネコファイターはサイキックネコの部屋に向かう。

 

バン!

 

ファイター「あっ!サイキックネコさん!」

サイキック「ん?どうした?」

ファイター「どうしたじゃないですにゃ!今すぐ城壁の補強と軍の訓練を手伝ってくださいにゃ!」

サイキック「どうしたんだそんなに慌てて…」

ファイター「ネコムートが復活しそうなんですよ!」

サイキック「ぶーーーっ!?」

 

サイキックネコは思わず紅茶を吹き出してしまう。

 

サイキック「ゲホッゲホッ‥それは本当か!?」

ファイター「本当にゃ!今ダークダルターニャさんからそう頼まれたんです!」

サイキック「マジかよ!じゃあ急がないとじゃないか!」

 

すると1匹の弓矢を持ったネコが入ってきた。

 

???「おい!今の話本当か!?」

ファイター「あっ、『ネコアーチャー』さん!」

 

そのネコの正体はネコアーチャーだった。

 

アーチャー「おいおい‥…本格的にやばいじゃないか!」

ファイター「やばいんですよ!もし大丈夫だったら手伝ってもらえれば助かるんですけど…」

アーチャー「任せろ!で、何すればいいんだ!?」

 

ネコファイターは一連の流れを説明した。

 

アーチャー「わかった!じゃあ俺は壁の補強をやっておく!」

ファイター「じゃあ、僕とサイキックさんで軍の訓練かな?」

サイキック「そうだな、じゃあ確実別れるぞ!」

 

そう言ってネコアーチャーは複数匹のネコとタンクネコを引き連れて白の外に、ネコファイターとネコサイキックは城の訓練所へ向かった。

 

 

ファイター「と言ってもネコムート…僕たちだけで勝てるのか?」

サイキック「そんなのやってみれば分かることだ。それに危なくなったらあの2人もいる。」

ファイター「まあそうか。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーにゃんこ界 封印の遺跡前ーー

 

 

黒ダル「おい、本当にこっちであってるのか!?」

黒ミタマ「あってるはずだけど…」

 

何故か遺跡が見当たらない。

それもそのはず。何故なら……

 

黒ミタマ「!見えた!あそこよ!」

 

1本の遺跡の柱が見つかり、2人は近づいていく。

…だが、現実は非常だった。

 

黒ミタマ「え?嘘でしょ…?」

 

2人は遺跡に来ていた。

いや、『遺跡があったはずの場所』に来ていた。

 

黒ダル「くそっ…間に合わなかったか…!」

 

2人の目の前には、地面にできた超巨大なクレーター、粉々になった鎖、ガラガラと落ちていく柱の一部…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    …そして、完膚なきまでに破壊された遺跡の壁だった。

 

2人の顔からは絶望しか感じなかった。

そりゃあそうだ。崩壊の龍と言われている者が目覚めたんだもの。

 

黒ミタマ「あぁ……」

黒ダル「そんな顔してる場合じゃねぇ!さっさと城に戻って伝えるぞ!!」

 

ダークダルターニャはミタマダークを引っ張って城に戻っていった。

 

 

 

ー*ー*ー

 

 

ーーにゃんこ城内ーー

 

2人はにゃんこ城に戻ってきた。

 

ファイター「あ、お二人さんおかえりなさい!どうでしたか?」

黒ダル「………」

ファイター「…?どうかしましたか?」

黒ダル「…すまん、間に合わなかった…」

ファイター「え…まさか…」

黒ダル「…多分お前が思ってることで合ってる。」

ファイター「そんな…」

黒ダル「もう復活してしまったものはどうにもならん。こうなったら…もう一度倒して再封印するしかない。」

ファイター「…わかりました。」

 

城に戻っていくネコファイター。

だが、すでに崩壊は始まっていた。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーー月 豊かの海ーー

 

 

月の都。

それは地上から月へ移住した『月人』と言われる者が築いた都市である。

そこには月の軍隊がおり、その軍隊のリーダー、『綿月豊姫』と『綿月依姫』がいる。

2人は現在、豊かの海で玉兎の訓練の様子を見ている。

 

豊姫「今日も問題無し♪玉兎もしっかり訓練してるじゃない。」

依姫「私と姉様がいる時だけですよ。」

 

ドォォォォォォォン!!!

 

豊&依「「!?」」

 

今まで聞いたことがない爆発音が鳴り響き、1匹の玉兎『レイセン』が向かってくる。

 

レイセン「豊姫様!依姫様!」

依姫「レイセン!一体何があったの!?」

レイセン「謎の飛行生物の攻撃で『月の都が半壊』しました!!」

依姫「はぁぁ!?」

レイセン「い、一応貴女方の家は大丈夫でしたが…」

豊姫「そんなことどうでもいいわよ!大体、月の結界張ってあるのになんで入ってこれるのよ!」

レイセン「それが…一部分、粉々に砕け散っていたんです。」

依姫「取り敢えず案内して頂戴!!」

 

 

ー*ー*ー

 

 

ーー月の都ーー

 

 

月の都は酷い有様だった。

建物はほぼ壊滅していて、道も抉れひび割れていた。

住人もほぼ倒れていて、奇跡的に立っていてもすでにボロボロの状態だった。

 

依姫「これは…!」

豊姫「きっとあれのせいね。」

 

豊姫が指差した方向には、目を赤く光らせボロボロになった月の都を見下ろす『暴走のネコムート』の姿があった。

 

依姫「龍だろうがなんだろうが関係ありません。浄土である月の都を汚す事は絶対に許されないことです。今ここで浄化して差し上げましょう。」

 

依姫は刀を、豊姫は扇子を構える。

 

依姫「『火雷神』よ!七柱の兄弟を従え、この地に来たことを後悔させよ!」

 

依姫がそう叫ぶと、最初に豪雨が、その次に雷が落ち、その雷が炎の竜へ変化してネコムートに襲い掛かる。

だが…

 

ネコムート「グォォォォォォォォン!!!」

依姫「なっ!?吠えただけで掻き消した!?」

 

ネコムートは吠えただけで炎の竜を全て消した。

 

ネコムート「ゴァァァァァァ!!」

依姫「くっ!」

豊姫「依姫!」

 

ネコムートはそのまま殴りかかったが、豊姫の転移能力により空振った。

 

豊姫「大丈夫かしら?」

依姫「はい、助かりました。危うく余計な怪我する所でした…」

豊姫「…いや、怪我だけじゃ済まないわ。あれを見なさい。」

依姫「どういう事で……っ!!」

 

豊姫は冷や汗を掻きながら依姫に言った。

その方向を見てみると、ネコムートのパンチの風圧だけで大きくひび割れた地面があった。

さらにその先の岩山まで跡形もなく消し飛んでいる。

 

依姫「長引かせるとまずい!!『祇園様の剣』!!」

 

依姫が刀を地面に突き刺すと、無数の刃が地面から伸びてネコムートに突き刺さる。

 

依姫「やった!!」

豊姫「…いや、まだね。」

 

依姫がもう一度見ると、やはりまだネコムートは生きていた。

しかも地面から出てきて身体に刺さった刃を握り潰せるぐらいだ、ダメージはほぼ0に等しいだろう。

 

依姫「嘘!?」

ネコムート「グァァァァァァァァ!!」

 

ゴォォォォォォォッ!

 

依姫「なっ!?早…」

 

ドゴォォッ!!

 

依姫「がぁぁぁぁぁっ!!」

豊姫「依姫!?このっ!」

 

ネコムートの殴打をまともに喰らい、依姫は遠くの岩に叩きつけられる。

すかさず豊姫が扇子で殴りかかるが…

 

ヒュン

 

豊姫「避けられた!?」

ネコムート「グォォォォォォォォォ!!」

豊姫「くそっ!」

 

もう一度転移能力で瞬間移動する。

 

豊姫「依姫!」

依姫「うう…すみません姉様…」

豊姫「依姫、こうなったら…これを使うわ。」

依姫「っ!?それを!?」

 

豊姫は扇子を広げる。

実はこの扇子、月の都の最新兵器で森を粒子レベルで浄化できる風を起こすことができるのだ。

 

豊姫「わかって頂戴。これ以上長引かせたくないのよ…」

依姫「…分かりました。」

 

そう言って豊姫は扇子を広げ、大きく振りかぶる。

 

豊姫「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

ゴォォォォォォォォ!!

 

ネコムート「オオォォォォォォォン!!」

 

扇子を振ると暴風が起き、ネコムートを飲み込んだ。

やがてネコムートの姿は見えなくなった。

 

豊姫「ふぅ…終わったわよ。」

依姫「流石です、姉様……痛っ!」

豊姫「大丈夫?家に帰って治療しましょうか。」

依姫「うう‥…こんな時に八意様がいればなぁ…」

豊姫「そうねぇ…でもあの方は今は地上にいるから…」

 

しばらくすると、砂煙が収まっていった。

そこには、『先程浄化されて消えたはずの者』がいた。

 

ネコムート「グルルルルルルルルル………!!」

豊姫「え…嘘…あれをまともに喰らって生きていられる訳…」

 

グォォォォォォォォ…

 

ネコムートの上に闇が集まっていく。

やがてその闇は一つの超巨大な球体となった。

 

もうだめだ。

 

完全に私たちを消すつもりだ。

 

2人の頭の中は恐怖で埋め尽くされていた。

 

豊姫(ああ…死ぬまでにもう一度…八意様とお話したかったなぁ…)

 

やがてネコムートの放った球体が2人を飲み込み…

 

 

 

 

 

ドォォォォォォォォン!!

 

 

 

 

大爆発が起きた。

 

 

 

ネコムート「グルルルルルルル……」

 

ボロボロになり地に伏せる2人を見下すように見て、去っていった。

 

だが、この崩壊劇はまだ始まりに過ぎなかったーーーーー




はい、終了です。
投稿間隔短すぎたかな?
月の防衛軍リーダーの2人が最初の犠牲者となってしまいました…
これからどうなるのでしょうか。
え?なぜ暴走ムートが狂乱ムートの攻撃できるんだよって?
そうでもしないとネコムート攻撃パターン少なすぎになっちゃうでしょ。
あと今回は珍しく4000字超えました。

次回更新は未定です。
また早めに更新しなければ…
ではまた次回ーーーーー
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