にゃんこ大戦争 〜幻想冒険記〜    作:れいど

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どうも、れいどです。久しぶりの更新でござる。
最近にゃんこ大泥棒を始めました。
こちらもなかなかの神ゲーですね。

今回は幻想郷側のお話です。
では本編ーーーーー


第28話 消えた封石

ーー月ーー

 

 

ネコムート「グゥゥゥ……」

 

 

崩壊した月の都でネコムートは唸る。

彼の心にはいくつかの感情が混ざっていた。

 

 

もっと暴れたい。

 

 

もっと色々なものを潰したい。

 

 

…モットコワシガイノアルモノヲコワシタイ。

 

 

そんな感情がネコムートをさらに暴走させる。

目は真っ赤になり、体の所々は緑色に光り…

 

 

……その見た目は、まさに『崩壊の化身』だった。

 

 

彼は今まで幾つものの星を滅亡に追い込み、幾つもの地を破壊した。

そして今、彼の目に一つの星が浮かび上がった。

 

 

それは透き通った青い自由の楽園、そう、地球であった。

 

 

瞬間、彼の心の中のどこかに衝撃が走り、新たな感情を抱いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…この自由ノ楽園カら全生命を壊シ、食らエバどれほド楽しいダロウか。

 

 

 

彼の心は、一瞬にしてその感情に支配された。

 

 

もうこんな岩石の塊なんてどうでもいい。

 

 

こんな場所とっとと壊し尽くしてしまおう。

 

 

ネコムートの体から光が発生する。

そしてその光は瞬く間に月の全てを飲み込み…

 

 

その日から、もう宇宙に『月』という存在はなかった。

 

 

このバケモノが地球に降り立ったとき、運命が導く方向は…

 

 

 

 

       崩壊か。

 

 

 

 

       生存か。

 

 

 

 

        

       あるいは…

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーー幻想郷 博麗神社ーー

 

 

霊夢「まさかあの2人が負けるなんてねぇーー………」

 

 

神社の縁側お茶を飲む霊夢。

 

 

ハヤブサ「そんなに驚くような事か?」

霊夢「当たり前よ。まぁあんた達は知らないと思うけど。」

 

 

霊夢達は以前、紅魔館組が作った月ロケットで月面に向かった。

そして月面で月の防衛軍リーダーの1人『綿月依姫』と戦ったが…

 

 

依姫の圧倒的な力の前に、咲夜、レミリア、魔理沙、霊夢の全員が敗北した。

付き添いで来ていた3人の妖精メイドも玉兎1人に全く歯が立たず、まとめて返り討ちに遭った。

 

 

そりゃあそうだ。

月は幻想郷や外の世界よりも圧倒的な技術力を誇る。

昔に紫が大勢の妖怪を引き連れて月の都を襲撃し、月の技術力を盗もうとしたが…

もちろん手も足も出ず、失敗に終わった。

 

 

霊夢「と、いうわけよ。まぁ地上の力じゃ絶対に敵わないってことね。」

魔理沙「おいおい、嫌なこと思い出させるなよ。」

霊夢「あら魔理沙、来てたの?」

魔理沙「さっきからいたぜ。」

霊夢「そう?気付かなかったわ。」

魔理沙「お前なあ…」

 

 

ドタッ!

 

 

ネコ「にゃぁ!?」

霊夢「ん?なんの音?」

ネコ「いたたたた…転がってたら落ちたにゃ…」

ハヤブサ「おい、大丈夫かよ。」

 

 

その時、ハヤブサのポケットから1つの石のようなものが落ちた。

その石は薄紫色に輝いており、どこか禍々しかった。

 

 

霊夢「なによ、それ。」

ハヤブサ「ああ、さっき神社の裏で拾ったんだ。」

ネコ「にゃにゃ?ハヤブサ、ちょっとそれ見せてにゃ。」

 

 

ネコが何かに気付き、ジャンプしてハヤブサから石を奪う。

 

 

ネコ「ん〜〜?やっぱりこの模様…どこかで……っ!!」

ハヤブサ「どうした?何かわかったのか。」

ネコ「間違いないにゃ!これ『ネコムートの封石』だにゃ!」

ハヤブサ「なに!?」

 

 

ハヤブサもネコも目を見開いて言う。

 

 

霊夢「ちょっと、何よネコムートの封石って。」

ネコ「はるか昔、世界を滅ぼした最強の古代兵器、ネコムートの力を封印している石にゃ!」

霊夢「え、それって結構やばい奴じゃ…」

ネコ「というかハヤブサ、なんでこんなの持ってるにゃ。」

ハヤブサ「いや、知るか。私も拾っただけだからな。」

ネコ「でもおかしいにゃ、この石、本来は神さまが保管してるはずなのに…なんで幻想郷にあるにゃ?」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーにゃんこ界 神さまの間ーー

 

 

バンッ!!

 

 

黒ダル「おい!知らないってどういう事だよ!」

 

神さまの机を叩くダークダルターニャ。

実は先日無くなったネコムートの封石の件で押しかけているのだが…

 

神さま「知らないものは知らないよ、というかいない時に無くなったんだから知ってるわけないじゃないか。」

黒ダル「ふざけるな!ここに置いてあったんだろ!?知ってるのはお前だけなんだよ!」

神さま「…さっきから気になってたんだけど、僕一応神様なんだから『お前』っていうのやめてもらえるかな?」

黒ダル「知るか!せめて服ぐらい着ろ!」

神さま「いや〜、でも裸じゃないと僕のイメージが崩れるでしょ?ゲームの中でも大体裸なんだし。」

黒ダル「さらっとメタ発言するのやめろ!」

神さま「まぁ、僕も神様として何もしないってわけにもいかないから、取り敢えず探してみるよ。」

黒ダル「なるべく早くな。」

 

そう言ってダークダルターニャは神さまの間から出て行く。

 

神さま「ふ〜、ようやく帰ってくれた。ダークダルターニャの説教長いし無駄に勘もいいからな〜…」

 

そう言って神さまは机に置いてあった水を飲み…

 

 

 

 

 

 

神さま「…あいつには気をつけないとなぁ…」

 

その時の神さまのオーラはいつものどこか抜けた感じとは違い、神々しく、どこか悪意の様なものが感じられた。

 

 

 

 

 

 

 




はい、終了です。
今回は時間もなくて2000字程度になってしまいました。
長い間お待たせした割に短くなってしまい申し訳ありません。
そしてネコムートの思考が若干フランになっている事実。

あと、これからは受験勉強や学校などで更新ペースが1ヶ月に2〜3回になると思います。
まぁ最終章だからあまり問題はないと思うけど。

ではまた次回ーーーーー
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