いやーこの小説もついに30話かぁ…
本当に読んでくれる皆さんには感謝でいっぱいですわ。
なんかイベントステージで理不尽の化身が絶になって帰ってきたっぽいですね。
呪いアーンド烈波って…どっかで見たことある構成だなおい。
ともかーく、今回は幻想郷にネコムートが侵入してきます。
では本編ーーーーー
〜黒ダルSide〜
黒ダル「…‥…」
言葉が出てこなかった。
いや、思いつかなかったと言ったほうが正しいか。
忘れたくても忘れられない言葉が俺の頭の中で回っている。
ネコムートが幻想郷にいる?
考えるだけで自分の中の『ナニカ』が崩れていくような気がした。
自分の中にあった甘い『幻想』か?
そうだ、きっとそうだ。
幻想というモノが崩れ、新たに組み立てられていく…
信じたくなくても、信じなければいけないもの。
『 現 実 』
我にかえった俺は、真っ先に黒ミタマの胸ぐらを掴んだ。
黒ダル「おい!!奴は幻想郷のどこにいる!?」
黒ミタマ「落ち着いて!居場所はわからないけど…もう…手遅れかもしれない…」
黒ダル「ちっ!」
俺は黒ミタマを手放すと、真っ先に神様から貰ったポータブル転送装置を起動しようとした。
その時だった。
あいつが現れたのは。
???「僕も連れて行ってよ。」
黒ダル「!!お前はっ!?」
間違いない。
こいつは前に夢の中で話をした…俺の『表』だ。
俺とは違う白いマントに白い体、眼は俺と同じ青だが透き通っており、白い羽根がついた帽子をかぶっていた。
そして手と尻尾には俺と同じく剣と銃が握られていた。
???「そういえば、自己紹介がまだだったね。」
そう言ってもう1人の俺は一呼吸おく。
白ダル「僕の名前は『英傑ダルターニャ』。知ってると思うけど、君の表だ。」
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ーー幻想郷 博麗神社ーー
霊夢「んん〜〜っ…あぁ…暇よ〜紫ぃ〜」
ヴォン
紫「はいは〜い…何かご用かしら…」
霊夢「あら、ずいぶん疲れてるみたいね。それにその顔の傷どうしたの?」
目の前にスキマが開き、紫が顔だけ出していた。
紫「その様子…どうやらかなり暇だったようね。そんな貴方たちに悪い知らせがあるわ。」
霊夢「何よ、悪い知らせって…それにあんた、なんか声も辛そうじゃない。」
紫「ふふふ……もう隠しても無駄かしらね‥」
そう言って紫はスキマから出てきた…
霊夢「ちょっと紫!!あんたどうしたのよ!!すごい傷じゃない!!」
紫「…倒れる前にこれだけは伝えておくわ…月を破壊した黒幕が攻めてきた…わ」
ドサッ
それだけ言い捨てて、紫はその場に倒れてしまった。
霊夢「……さっきから変な空気が漂ってたってことはそういうことみたいね。」
???「あ…霊夢さん!」
ネコ「にゃ?また誰か来たにゃ。」
そこにいたのは、赤紫色の髪に黄色の着物を着た『稗田阿求』だった。
その阿求も紫と同様ボロボロであった。
霊夢「あら阿求、あんたが来るなんて珍しいわね。何かあったの?」
阿求「と、とにかく人里まで来てください!」
霊夢「わ、わかったわよ。だから引っ張らないで頂戴…」
ー*ー*ー
ーー幻想郷 人里ーー
霊夢「こ、これは!?」
人里はもう元の原型を留めていなかった。
建物は全て破壊され、周りには大量の死体が血を流して力尽きていた。
人里は完全に塵の山と化していたのだ。
クオリネル騒動とは比にならないほどに…
ハヤブサ「これは…紫が言う黒幕がやったことなのか?」
霊夢「そうね…というか、人里をこんな状態にできるなんてもうそれしか考えられないわよ。」
すると、今度は紅魔館の方で爆発音が響き渡った。
この位置からでも振動を感じられるほどだった。
霊夢「一体なんだっていうのよ…」
ー*ー*ー
ーー紅魔館前ーー
霊夢「うわぁ…これまた破壊し尽くされてるわね…」
紅魔館も人里と同様、完膚なきまでに破壊されていた。
道中の森や湖なども荒れていて、修復不可能な状態にまで追い込まれていたのである。
レミリア「あ…霊夢…」
霊夢「ちょっ、レミリア!?あんた大丈夫なのその傷?」
レミリア「ええ、なんとか致命傷だけは避けれたわ…」
霊夢「ちっ………!これは早くなんとかしないとね…レミリア!他の奴は無事!?」
レミリア「ええ、妖精メイド以外ならなんとかまだ動けるわ…」
霊夢「今から手分けして幻想郷中の戦える奴らを呼んできて!博麗神社集合!」
レミリア「分かったわ!」
そう言ってレミリアは飛び去った。
霊夢「私たちも行くわよ!」
ー*ー*ー
ーー博麗神社ーー
魔理沙「…で?なんだよ緊急事態って。」
文「新聞書いてる途中だったのに‥」
妹紅「取り敢えず要件を言ってくれ要件を。」
霊夢「いい?よく聞きなさい。人里と紅魔館が破壊されたわ。」
全員『ええっ!?』
霊夢「事実よ。そして恐らく、やったのは月を破壊した犯人だと思われるわ。」
魔理沙「ああ、突然無くなっててびっくりしたんだよな。」
霊夢「私の勘だけど、このまま放置してたら幻想郷は破壊されるわ。ざっくりになっちゃうけど…いつ来ても問題ないように戦う準備をして頂戴。」
間も無く、決戦の火蓋が切られようとしていたーーーーー
はい終了です。
更新遅れてすみません。
最近リアルが忙しくて、ハーメルンを開くことすら難しい状況でして。
次回更新は11月になるかな…どうだろ。
今年中には完結させるように頑張ってみます。
ではまた次回ーーーーー