百代はその日、最近入った風間ファミリーのみんなと一緒に河原で遊んでいたのでいたのだが
「な、なんなんだこれは!?
まさか臨也なのか?」
鉄心ですら誰か特定できなかった気の持ち主を、なんと百代は直ぐに気付くことができた。
臨也によく勝負を挑んで臨也の気を感じる機会が多かった百代だから気付けたのかもしれない
「どうしたんだ姉さん?」
「モモ先輩?」
皆は急に驚きの声を上げて黙り込んでいる百代のことが心配になり声をかけるが百代には聞こえていないようで
「(今の気は確かに臨也の物だった。
クソッ!場所の特定ができない程の気の量だと!?
一体何があったんだ?それに臨也のやつまだこんなに力を隠していたのか…。
とりあえず川神院に行ったら何か分かるかもしれない!)」
「悪い皆!今日はもう家に帰る!またな!」
皆が声をかける間もなく百代はそこから高速で姿を消したのだった
「一体なんだったんだモモ先輩?」
「さぁでも姉さんがあそこまで取り乱すのは珍しい」
………………………………………………………
釈迦堂はたった今目にしている光景に歓喜していた
「ハハハハハハッ!!コイツぁすげえぜ!」
今まで、否これからも感じることができないであろう気の量に地面は震え、天は臨也を中心に雲が渦巻いている
正直釈迦堂も気を浴びているだけで立っていられなくなりそうだったが、そこはなんとか踏ん張った
臨也の方はというと
「(やべぇ!今は気にするまでもないけど徐々に頭の痛さが酷くなってくるみてぇだッ!)」
「あぁホントに惜しいぜ!これが最後なんてよ!」
「俺が旅から帰ったときにでも付き合ってやるさ!暫くはお預けだけどな……。刑部、悪いが俺も結構やばいんですぐに終わらせるぞ?」
「いいぜぇ!ゾクゾクするなぁおい!来い臨也ぁ!!」
「行くぞ!ッっ!」
その瞬間臨也は音を置き去りにし、釈迦堂の前まで光の速さで迫り腹に重い一撃を放った
その威力は凄まじく、どんなに鍛えていても一人の人間ではとても耐えられるものではなく臨也が攻撃した釈迦堂の腹には風穴があいていた
「ガハッっ!!?」
少し遅れて釈迦堂が反応しそのまま気絶してしまった。
あたり一面は血で赤く染まっているが臨也は渋い顔をするが動じることなく直ぐに釈迦堂に近づき
手を釈迦堂に添え
「園崎流・治療術!完全回復!」
その瞬間膨大な量の気が臨也から釈迦堂に流れ込み傷は目で分かる程に回復していき、次の瞬間には腹の傷どころか釈迦堂の全身から昔にできた古傷も含めすべての傷が消えていた。
この技は臨也がふとした拍子に回復系の技ってあったら便利じゃね?と思いつき完成させた技で
原作で百代が瞬間回復をよく使っていたが、百代ですら回復させることができるのが自分しかできなかったところを見るにこの技がいかに難しいかわかっていただけるだろう
例えばこの技を誰かが覚えれたとしよう
だが実行できるか否かと問われれば否だ
本当に桁外れの気の量じゃないと使うことはできない
この技は相当な量の気を使うので百代ですら二回使えたらいい方なのだ
それにこの技は気の多さが凄いだけではできず、絶妙な気のコントロールが必要なのだ
なんせ自分とは違う他人の体に自分の気を送り込んで治療するのだから当然だろう
川神院には仲間一人に気を集めて強者にするという技もあり、確かにこれも他人の体に気を送るといった点だけ見れば同じなのだが難しいのベクトルが違うのだ
つまりこの技は桁外れの気の量に絶妙な気のコントロールの二つが揃っていないと使えない技なのである
それでも臨也は苦もなく使えてしまうのだが…
「ま、とりあえずこれで大丈夫だな…
まさか拳が貫通するとはな、威力どんだけだよ…」
さて刑部は放置でいっか
勝ったやつに世話を焼かれたくないらしいし
「ハハッ変なこだわり持ちやがって」
臨也は可笑しそうに笑い決闘場の出口へと向かおうとしていたが
「待てよ臨也!!」
臨也と釈迦堂以外には誰もいないと思ってた決闘場にはいつ来たのかもう一人存在していた
光の速さで動いたら余波とかは?とかそんな質問はやめてね?
作者頭悪い側の人間だから…
あと皆さんに聞きたいんですがこれから臨也は旅にでるんですが
これからちょっとの間その話を書くのか、それか一気に高校転入まで話をすすめるかアンケートとらせていただきます。
締切は18日が終わるまででお願いします!