真剣でオレに恋しなさい!   作:ごえもん

17 / 24
ほんと久しぶりの更新で申し訳なかったです。
余裕が出てきたら感想などに返信とかできたらと思います。



第17話

さっき河原で話した男の人と何処かで会ったと思うんだけど思い出せない

あの人も多分初対面だって言ってたからワタシの勘違いかと思ったんだけど…

 

「どうしたワン子?」

 

「あ、大和。

うーん、さっきの男の人とね初めて会った気がしないの」

 

「でも初対面だって言われたんだろ?」

 

「そうなんだけどね。頭を撫でてもらった時に懐かしいなぁって思ったの。やっぱり昔に会ったことがあるのよきっと!」

 

「だけどワン子。昔ってずっと俺達一緒にいたけどあんな奴いたか?」

 

「二人して何を話してるんだ弟?」

 

 

大和と一緒に考えていたらお姉様が会話に入ってきた

 

「姉さん、ひっつきすぎだよ。ワン子がさっきの人と昔会った気がするってさ」

 

「役得と思ってるくせにこのムッツリ。ほぉどうしてだワン子?」

 

「うん。撫でてもらった時に懐かしいなぁって、だけどあと少しで思い出せそうなんだけど思い出せないの…」

 

「昔ってどれくらいのときだ?」

 

「小学生のときかな、そんな気がするわ」

 

「小学生…(そういえばあのバカがワン子の頭を撫でてたような、それを見てなんかムシャクシャしてあいつの頭を叩いた覚えが…。ってことはアイツが!!)」

 

「ま、そんな訳ないか…あんなイケメンになってるはずないもんなアイツが」

 

「どうしたのお姉様?」

 

「なんでもないさ。早く学校にいくぞ」

 

 

 

………………………………………………………

 

 

まさか会っても気付かれないとは予想外だったなー

 

「酷いと思わないかタマ?」

 

のんびり頭の上で寛いでいるタマに同意を求める

ちなみに今は狐だからな?

 

「うむ、しかし4年も音沙汰無しじゃ仕方ないかもしれんと思うがの」

 

「ま、そりゃそうだわなー」

 

 

とりあえず学園に着いたのはいいんだが何処いきゃいいんだっけか?

 

「学園長の部屋じゃろ」

 

「お、さすがタマ!以心伝心てやつだな」

 

「当然じゃ!」

 

頭の上で自慢げにしているタマを見るとほんと和むなぁ…

 

っと早くジジイの所に行かねぇとな

気でジジイの居場所を探知してっと

 

 

次の瞬間には臨也の姿はそこになかった

 

 

………………………………………………………

学園長室

 

 

「よぉジジイ。久しぶりだな」

 

「誰じゃ一体!…って臨也か。年寄りを驚かせるんじゃないわい」

 

 

瞬間移動しただけじゃねぇか

驚かせたつもりはないんだが…まぁいいか

 

「俺のクラスって何処だっけ?」

 

「2-F組じゃ。クラスは本当に何処でもよかったのかの?」

 

「あぁ、楽しいクラスなら何処でもいい。どういったクラスなんだ」

 

「うむ、癖の強い生徒ばかりのクラスじゃよ。きっとお主も楽しめるじゃろ。もうすぐ担任の先生が来るから待っておれ」

 

「わかった」

 

 

コンコン

 

するとタイミングよく扉がノックされ教師と思われる女性が入ってきた

 

「失礼します学園長。そちらの生徒が?」

 

「うむ、ほれ臨也も挨拶せんか」

 

 

ジジイに言われるまでもないっての

声には出さないが

 

「園崎臨也だ。よろしく頼む。あと俺は昔から敬語と言うものが苦手でな、そこのところもよろしく頼むよ」

 

「私はお前の担任の小島梅子だ。こちらこそよろしく。とりあえず時間が余りないので早く教室に向かおう。それでは失礼いたします学園長」

 

「それじゃなジジイ。川神院にも顔出すから」

 

「それじゃあの」

 

 

しばらく無言で廊下を歩き、ある教室の前で立ち止まり

 

「呼ばれたら入ってくるように」

 

「わかった」

 

 

俺の返事を確認すると梅子は教室に入って行った

 

 

………………………………………………………

 

 

「今日からこのクラスに新しい生徒が増える。皆仲良くするように」

 

「先生!質問いいですか!」

 

「いいだろう一つだけ許可する!」

 

「男ですか!女ですか!」

 

「ふふっ見たほうが早いだろう。入ってきなさい」

 

 

 

うわー入りたくねぇなー

でもしょうがないか…

 

ガラガラ

 

俺が入ると女子からは叫び声が、男子からは鋭い視線とブツブツと何か言っている声が聞こえる

 

とりあえず思ったのが、俺の顔になんか付いてるのか?

今朝食ったご飯粒とか?いやでも確認したし…

なんかタマが頭の上で溜め息ついてるし

わけわかんねぇなー

 

教室を見渡すと知ってる顔がちらほらと、って風間ファミリー多くないか?

 

 

「コラ園崎、自己紹介せんか」

 

「あぁ忘れてたわ。

えーっと初めまして園崎臨也だ。これからよろしく頼む」

 

ま、無難な自己紹介だな

 

「先生!発言いいですか!」

 

「ん?川神か、いいだろう許可する!」

 

 

川神ってワン子が?

ワン子は確か岡本だったはず…

何かあったんだろうないろいろと

 

「今朝ぶりね園崎君!ワタシの名前は川神一子!突然だけど園崎君は武道とかってやってるかしら?」

 

「おう、今朝ぶりだなワン子。臨也でいいよ。武道か…最近はしてないが昔やってた」

 

 

あ、ついワン子って言っちまった

やっちまったと思ったが時すでに遅し

 

「リンヤね。やっぱり会ったことあるのね私達!凄く気になるけど…。先に先生!リンヤを“歓迎”してあげたいと思いまーす」

 

 

クラスの連中は歓迎の意味がわかって騒然としているが俺には何のことかさっぱりだ

 

 

「ふふっ、血気盛んだな川神。だがそれは面白い」

 

「園崎、そこのポニーテールがお前の腕前をみたいそうだ」

 

 

あー、やっとわかったきたぞ

確か決闘ってやつだな

 

俺がわからないだろうと思ってワン子が何やら説明してくれるらしい

ルールとかよくしらないからありがたいな

 

「川神学園には決闘っていう儀式があるの」

 

「決闘の意思を伝え、自分のワッペンを机に置く」

 

「リンヤ!戦闘で勝負よ!」

 

 

あのー盛り上がってるとこ悪いんだが、しないという選択肢はないんだろうか?

ないですよねーわかってたよ!

あんまり気が進まないがしかたないか…

 

「いいだろう。勝負だワン子」

 

 

そう言って俺はワン子のワッペンに自分のワッペンを重ねた

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。