真剣でオレに恋しなさい!   作:ごえもん

24 / 24
今更になって神様転生にしたことを悔やんでいる作者です。
台本にして読みにくくなってないか心配です


第24話

俺が学園に通うようになってちょうど一週間、そろそろ学園にも慣れきて今はのんびり通学中である

 

もうすぐ多馬大橋に差し掛かるというところで後ろから声をかけられたので足をとめて振り返った。

声を掛けてきたのは風間ファミリーの連中だった

 

ちなみにこの多馬大橋は川神市でも有数の大橋であり、橋の付近で風変わりな人が多く見られることから、別名”変態の橋”とも呼ばれる

ここでいう”変態”とは、たいていの場合、世界各地から現れる百代への挑戦者たちと橋を通学路とする川神学園の生徒たちを指す

もっとも時折、本物の変質者が現れることから、この橋自体になにかしらの原因があるのではとも言われている

 

一通り朝の挨拶を終えたんだが、どうやらファミリーで俺に言いたいことがあるらしくなにやらヒソヒソと皆で話をしている

俺が話に入っていいのかもわからないので何気なしに後ろを見てみると、よく知った顔を発見したので話し掛けにいった

 

 

臨也

「由紀江じゃん!おはよっす!」

 

由紀江

「……へ?り、りりリンヤさん!!?」

 

松風

「おう、リンヤじゃねーかよぉ!オメーさんがいきなり話しかけるから、まゆっちの意識がフライアウェイしちまいそうだったぜぇ!」

 

臨也

「相変わらず健在なんだな松風……。ま、元気そうでよかったわ」

 

彼女は黛 由紀江といい

俺が旅をしている時、北陸に行った際に一人でいる所に出会い、いろいろ良くしてもらった

そしてなんと由紀江は、あの剣聖の娘であり才能はそれ以上ともいわれている

そのせいもあり地元では彼女に近づき難かったりして友達がゼロ、そして俺が最初の友達にならせてもらった

別に友達がいないのがかわいそうとか思って友達になったのではなく、接している内に普通にいい子だなと思って友達になった

でもまぁ由紀江に友達ができないのにも他に理由があり

ただいつも刀を持ち歩いていたり、本人は笑っているつもりなんだろうがその顔がもの凄く睨んでいるような顔になっていたりといろいろ理由がある

そして最大の原因がさっきから喋り続けているこの松風というストラップ

由紀江いわく九十九神が宿った……らしい

実際は由紀江が腹話術で話していているだけなんだが

よってストラップと話す変なやつと思われ、ますます友達ができにくくなっているというわけである

 

 

臨也

「で、いい加減目を覚ませ由紀江!」ペシッ

 

由紀江

「あう!?あ、リンヤさんおはようございます」

 

松風

「おうおうリンヤさんよぉ。デコピンでまゆっちの美少女の額に傷つけたら責任とってもらうぜぇ?」

 

臨也

「おう、いきなり冷静になってこっちがびっくりだぜ。そうだな、すまんな由紀江痛かったか?」ナデナデ

 

由紀江

「あわわわわわ//」

 

松風

「だいたいよぉリンヤがいきなり話しかけるからいけねぇーんだぜ?」

 

由紀江

「こら松風、話しかけてくださったリンヤさんに失礼でしょ?」

 

松風

「まゆっちなんて由紀江って呼ばれたのが久々すぎて一瞬自分のことだって反応できなかったもんなー」

 

由紀江

「ま、松風ぇ!!?」

 

 

そこから由紀江と思い出話や現状の報告などとたくさん話すことができ学校に着いて学年でわかれる時に、会ってどうしても言いたかったことがあったのを思い出した

 

 

臨也

「由紀江、メールのことなんだけどな」

 

由紀江

「はい、今晩またメールしますね!」

 

普段からこの笑顔ができたらなと思うような、とてもいい笑顔で笑って言ってくるので、俺はとうとう言いたいことが言えなかった

しょうがないじゃないかあんな笑顔でいわれたら…

 

臨也

「あぁ、わかった」

 

 

 

 

 

その夜

 

 

臨也

「ん、メール。二回メールがきたってことは由紀江か…」

 

 

別に由紀江とメールをするのが嫌なんじゃない

ただ本当に思うことがある

 

臨也

「由紀江…文章ながすぎだって……」

 

どれだけ長いかというと、文章びっちり書いてなおかつ一通でおさまらないから二回に分けて送ってくるくらいに長い

 

だから俺はこういう時こうしている

 

臨也

「あ、もしもし由紀江?メール見てたら声聞きたくなったわ」

 

由紀江

「もしもし、本当ですか?そう言ってもらえると嬉しいです」

 

 

あ、この際だし言っちゃおう

 

臨也

「由紀江?前から思ってたんだけど、メール長い」

 

由紀江

「…え?」

 

 

マイク越しに松風の「リンヤ直球すぎだろー」って声が聞こえてきた

 

臨也

「やっぱりいろいろ書きすぎだと思うんだよな。会って話したいことってあるだろ?」

 

由紀江

「私あんまりメールするのが得意じゃなくて。どう書いたらいいのかわからないんです」

 

臨也

「おっけわかった。そういうことなら俺で練習すればいいから」

 

由紀江

「でもリンヤさんにご迷惑じゃ」

 

臨也

「おいおい俺達友達だろ?友達に遠慮はなし!」

 

由紀江

「リンヤ、ええ人やなぁー」

 

由紀江…松風がでてきてるぞ…

 

由紀江

「ありがとうございますリンヤさん」

 

臨也

「なんで涙声なんだよ」

 

由紀江

「だって嬉しくて…」

 

臨也

「川神学園なら友達ぜったいできるから頑張れよ由紀江。じゃおやすみ」

 

由紀江

「はい、おやすみなさいリンヤさん」

 

 

 

 

~タマの日常~

 

主様とのんびり学校に登校中

こういう雰囲気が余と主様は大好きだ

 

すると風間ファミリーだったかの?

その連中がやってきた

 

ん?その後ろに歩いておるのは…主様と旅をしておった時に出会った娘じゃの

この娘は危険じゃ、ものすごーく危険じゃ

こやつ主様に惚れておる…たぶんじゃが

乙女の勘はあながち間違っておらんのが世の常

 

まだ本人は気付いておらなんだがどうなることやら…

 

 

夜、こうして毎日主様は余を撫でてくれる

余の至福の時じゃ、誰にも邪魔はさせんって

むぅせっかく主様に撫でてもらっておったのに誰じゃ邪魔するのは!

 

今日出会った女子か…

主様が余に構ってくれる時間が明らかに減っておる!

これ以上余をないがしろにしたら…余にも考えがあるぞ!




作者はまゆっちが結構お気に入りだった
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。