惑星Zi西方大陸戦争録 【Zi-EX天神 ゾイド二次創作小説再掲(2002~2010)】   作:むげんゆう

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歴史年表・前史

ZAC2056年 巨大彗星飛来。巨大彗星が惑星Ziの3つの月のひとつを直撃。割れた月の欠片が惑星Ziに落下。中央大陸は3つに割れ、暗黒大陸の一部が水没。両軍の戦闘ゾイドが戦闘不能に陥り戦争は膠着状態になる。

 

      同年 共和国側は旧ゼネバス帝国皇帝ゼネバスの身柄、並びに旧ゼネバス帝国兵をヘリック共和国へ返還する事、ガイロス帝国側は暗黒大陸駐留の共和国軍の撤退を条件とする事として「アッサーム講和条約」を締結。また中央大陸に帰還したゼネバス皇帝が帝位の放棄、並びに帝国の解体を宣言。ゼネバス帝国の公式な解体により中央大陸戦争は完全に終結。

 

      同年 ヘリック共和国大統領、中央大陸復興のための5ヶ年計画を発動。中央大陸をヘリック共和国、旧ゼネバス皇帝を元首とするゼネバス大公国、グローバリー共和国の3つの国に分けその上で中央大陸を統一したヘリック王にちなんでヘリック中央大陸連邦共和国(ヘリック連邦)の成立を宣言。

 

   2057年 ガイロス皇帝、国土復興のための、のべ15年にわたる15ヶ年計画を発動させる。また居住地域を失い難民化した国民を西方大陸への移住させるための計画も同時に始まる。

 

  同年 ガイロス帝国民の西方大陸への移住を警戒したヘリック連邦は、居住域を定めるため西方大陸諸部族を含めた会議を提案。帝国側、諸部族ともにこの提案を受け入れ、メルクリウス湖湖畔にて会議がもたれる。

 

 2058年 先住部族との衝突を避けるため移民者の居住域、非武装地帯を定めたメルクリウス条約が締結される。ガイロス帝国はほとんど無人地帯だった北エウロペ大陸西部ブロント平地からニザム高地、西エウロペ大陸の東西両プルトン河以北に移住権を確保。ヘリック連邦はロブ平野からアレキサンドル大地を中心とした地帯への移住権を手に入れた。またレッドラストから聖地オリンポス山までの地帯を非武装中立地帯とした。

 

 2061年 5ヶ年計画の復興目標の達成したヘリック大統領は任期満了を宣言し、翌年から大統領選挙をおこなうことを約束した。

 

   2067年 15ヶ年計画の一時見直しがおこなわれる。ある程度の自治を認めていた西方大陸部と本土ニクス大陸との間にあった規律の差を無くし西方大陸部の規律を強化する。

 

   2068年 西方大陸居住地域の政情が不安定化。長男ルートビッヒを西方大陸長官に命じ派遣。西方大陸居住地域の内政を全面的に委譲する。また次男ハインリッヒに軍政を譲る。これにより軍需産業を中心とする重化学工業を本土側で、農業等の軽工業をエウロペ側で行う体制が確立される。また、この頃から西方大陸居住地域のいくつかの周辺部族がガイロス帝国に帰順しはじめる。帝国は帰順を示した族長たちに爵位と援助を与えて勢力の取り込みを測る。

 

   2070年 南エウロペ大陸の最大勢力を誇るアルコ族が族長の死によって分裂。後継者問題をきっかけとして南エウロペ全土を巻き込む内戦に発展。

 

   2072年 激化する内戦に対し少数部族のいくつかがガイロス帝国に内戦の平定を要請。帝国内に積極派と穏健派による政争が起こるも、ルートビッヒの提案によりヘリック連邦との共同で事態の収束を図ることとなり、アルコ族の正統後継者と目されていたロッソや南端部の諸部族に対して両国からの援助が行われる。

 

   2075年 アルコ内戦終結。南エウロペ諸部族連合が成立し、ヘリック連邦には南エウロペ海諸島への移住権を、ガイロス帝国へは西エウロペ大陸への完全な移住権を認める。さらに両国への感謝の意をこめて、南エウロペ南部の自由貿易都市をニューヘリックシティに、大陸中央部の最大の都市をガイガロスと改名する。

 

   2077年 西エウロペ大陸のタウ高原にてゾイドの進化に関する謎の遺跡が発見される。この遺跡のデータを入手したガイロス皇帝は同高原への立ち入りを禁止し、極秘裏にこの遺跡に関する研究を命じる。

 

   2078年 タウ遺跡に関する調査結果を記した「タウ・レポート」が提出される。この調査結果にゾイドの進化に関してのシステム、オーガノイドシステム(以下O.S)の可能性を確信したガイロス皇帝は、遺跡にて発掘された遺物を本国に持ち帰り、オーガノイド研究所を設立。その全権をハインリッヒに委ねる。

 

   2080年 オーガノイド研究所の研究成果によりO.Sを利用したゾイド生命核の培養技術が確立する。またO.Sを利用したゾイドの進化実験も行われる。

 

   2082年 O.Sにより劇的に進化するであろうゾイドの性能を完全に引き出すための新しい兵士を生み出すための計画、オーガノイド・ソルジャー計画が極秘裏に決定される。

 

   2084年 オーガノイド・ソルジャー計画の第1号指揮官型の誕生に成功。翌年に隠密・偵察型、戦闘型、通信対応型の誕生に成功する。

 

   2086年 本土の内政のほとんどをハインリッヒに預けたガイロス皇帝は冬季間には西方大陸で過ごすようになる。

 

   2087年 O.Sのマザータイプとしての4機種の復元に成功する。また従来は中型までが限界だったゾイド生命核の培養技術を大型にまで引き上げる事に成功する。この一連のオーガノイド研究所の研究成果を受けて第2次中央大陸進行10ヶ年計画を皇太子ハインリッヒが発案、ガイロス皇帝に承認される。

 

   2090年 皇太子ルートビッヒに長男ルドルフが誕生。これを機にガイロス皇帝は体調を理由として西方大陸にて政務を行うようになる。この頃から帝国軍内部では国防軍を中心とした穏健なルートビッヒ派とハインリッヒ親衛隊プロイツェンナイツを中心としたハインリッヒ派に分かれた内部抗争が始まる。

 

   2094年 皇太子ルートビッヒ夫妻が慰問中に事故死する。この事故を連邦側の陰謀とした皇太子ハインリッヒが報復攻撃を進言するものの、証拠不十分としてガイロス皇帝は却下する。

 

   2095年 北エウロペ大陸各地で反帝国を名乗る組織によるテロが頻発する。この事を受けてプロイツェン・ナイツがメルクリウス湖近辺の非武装中立地帯に治安維持の目的で進駐する。これに対しヘリック連邦は湖畔東側に部隊を投入、それにより両国間の緊張が高まる。

 

   2096年 事態の打開へ向けてガイロス皇帝はメルクリウス湖畔に展開していたプロイツェン・ナイツの撤退を指示し、変わりに穏健派の国防軍を派遣する。また両軍に対しての発砲事件が頻発するものの両軍はメリクリウス協定を結び自体の沈静化をはかる。

 

   2097年 ガイロス帝国はトライアングルダラス海域の海底にてディオハリコン鉱脈を発見し、失われた大型ゾイドの本格的な復活計画を極秘裏に開始する。この頃から北エウロペ大陸の治安が急速に悪化しはじめ、野盗たちの流出したと思われる軍事用ゾイドによる武装化が急激に進む。

 

   2098年 ヘリック連邦共和国第5代大統領にルイーズが選出される。

 

      同年 ガイロス皇帝死去。遺言によりルドルフが皇帝として即位する。その1週間後、反帝国主義過激派と思われる組織の手による騒乱事件が発生し、皇帝ルドルフが行方不明に。大々的な捜索が行われたものの、2日後に死亡が確認されたと公式発表がなされ、次期皇帝にガイロスの次男、ハインリッヒが即位。国号を神聖ガイロス帝国に改号する。また、彼の即位に反発した西方大陸側に対して武力制圧を開始。この件に不信を抱いたヘリック連邦はこれを承認せず、その事を口実として新皇帝ハインリッヒはヘリック連邦に対し宣戦を布告。西方大陸戦争が勃発した。

 

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