今日も、仲間とともにリーグマッチへ挑戦するために、電車を降りる。
降りた先には、「マイ」が待っていた。マイとともにほかのメンバーである、「ルーク」そして「ライト」のもとへと向かう二人。
今日もいい天気だ
シリアス度:☆☆☆☆☆【全くなし】
☆登場キャラクター☆
1.ライム
最近ハイカラスクエアに来た、タコの女の子。17歳。
持ち武器はN-ZAP全種。
明るくまじめな性格で、とても手先が器用。
手芸が好きでマフラーやニット帽なども趣味で作っている。
普段はおっとりしているが、感情豊かなためいろいろな一面を見せてくれる。
2.ライト
ハイカラスクエアでロングブラスター愛好会を開いているイカのボーイ。18歳。
ウデマエがXなので、リーグマッチに行くと高確率でリスキルに入るが、大事なところでチャージャーにいつも抜かれる不幸体質。
元気ではっちゃけた性格で、時には頼りになることも。
ライムちゃんとは最近会ったばかりだが、ほかのメンバーとは昔からの幼馴染。
ライムちゃんにことあるごとにロングブラスターを勧めている。
3.マイ
洗濯機ベッチューを持ったイカのガール。16歳。
とってもやんちゃで、元気な娘。
炭酸ボムの振りは異常にに速い。
ウデマエはS+だが、ウデマエ詐欺ともよく言われている。
普通にXの人たちを倒し、時には恐れられるほどだが、ウデマエはXに上がれずに困っている。
4.ルーク
ケルビン使いのイカのボーイ。タコマスクが特徴的。20歳。
何事も冷静に判断するお兄さん。
ウデマエもX上位なので、とても強い。
頼りになることが多いので、みんなから親しまれている。
いろいろな人の相談役になることも多い。
たまに寒いギャグを言うことがある。
午前10時ごろ、ライムはハイカラスクエアの駅を降り、デカ・タワーへと向かっていた。
【マイ】「ライムちゃん!」
そう声がしてライムは振り向くと、そこにはマイがいた。
【ライム】「マイちゃん、おはよう」
【マイ】「えへへ、おはよう、ライムちゃん」
二人は挨拶を交わした。
【マイ】「一緒の電車だったみたいだね、一緒に行こうかライムちゃん」
【ライム】「うん」
デカ・タワーの前に行くと、ルークとライトが二人を待っていた。
【ライト】「おー、二人とも遅かったな~」
【ルーク】「といっても、僕らもさっき来たばかりですけどね」
ルークはやれやれと言いながら、全員を見つめた。
【ルーク】「さて、今日もリグマしていきますか。みなさん、準備はできていますか?」
ルークがそう言うと
【ライト】「おう、今日も暴れてやるぜ!!」
【マイ】「ちょっとー!私の仕事取らないでよね!」
【ライト】「ははは!今日こそはマイが出る幕はないだろうな!」
【マイ】「何よ、もう...。あんたは私がカバーしないと、すぐにやられるんだから!」
と、二人でちょっと言い合いが始まった。
【ルーク】「やれやれ、いつもの光景ですね」
【ライム】「二人とも、今日も元気そう」
【ルーク】「そういえば、ライムさん。体調とかは大丈夫ですか?」
【ライム】「あ、はい、今日は元気です」
【ルーク】「そうですか、それはよかった」
そんな会話をライムとルークはしていたが、マイとライトはいまだに言い合いを続けている。
【ルーク】「ほら、マイとライト、そろそろ行きますよ」
ルークがそう言うと
【マイ】「ふーんだ、今に見てなさい?私の洗濯機ベッチューのほうがかわいいんだから!」
【ライト】「このロングブラスターのかっこよさがわからないとは、お前もまだまだおこちゃまだな」
【マイ】「なんですって?」
【ルーク】「こら、いい加減にしなさいな。いきますよ。」
なんてこともない日常。いつも通りの青い空。
ライムは、そんな感覚に浸りながら、デカ・タワーへと入っていった。
――――――――――――――――――――
チョウザメ造船、ガチエリア。
【マイ&ライト】「うわ...」
相手の編成を見て、マイとライトはつぶやく。
【ルーク】「ふむ、バレル、ハイドラに、クーゲル、スプチャですか...」
ルークも思わず口に出す。
バトルが開始される。
ライムは道を作り、壁を塗りながらエリアにたどり着く。
すると目の前に、スッとクーゲルが姿を現した。
【敵チームクーゲル】「へっ!チャンスだぜ!」
敵はそういいながらライムに攻撃しようとする。
ライムは、急にクーゲルが出てきたため、びっくりしてとっさにめを瞑った。
その瞬間、ルークはライムの前に立ち、スライドをしながらクーゲルをあっと言う間に倒した。
【ルーク】「ライムさん、大丈夫ですか?」
【ライム】「あ、えっと...ありがとうございます。」
ライムはまだちょっとびっくりしているようだ。
【ルーク】「ここの真正面は敵が来るかもしれませんから、ちょっと注意しておくといいですよ。
大丈夫です、基本的に僕が見ていますから。さあ、エリアを塗りましょうか」
【ライム】「はい!」
ライムはエリアを塗っている間、ルークは周りを警戒している。
...しばらくしても、なぜか敵が来ない。
不思議に思ったライムは敵陣のほうを見た
【ライム】「あ...また、いつものですね」
【ルーク】「そうですね、いつものやつですね。僕が出るまでもないようです」
前線では、マイとライトが敵を抑えていた。
【ライト】「おるぁ!でてこいやー!!」
【マイ】「あーちょっと、それは私の獲物よ!!邪魔するんじゃないわよ!!」
そう言い合いしながら、不思議と連携を取る二人。
いつも通りの光景だ。
【ルーク】「ふう、僕らは一応警戒しながらのんびりしてますかね」
【ライム】「そうですね」
ルークとライムは空を見上げる
【ライム】「いい天気、風も気持ち良い」
【ルーク】「そうですね、今見ている空は二度と同じ景色を見ることはできません。もちろん、
イカやタコたちのも出会いや、バトルも。同じような光景はあっても、全く同じことは
二度とありません。だから...今を、大切にしていきましょうね」
そうルークが言うと、ライムはちょっとびっくりしたような顔をした後に、優しく
微笑んでルークを見返した。
【ライム】「そうですね」
ライムは、にこにこ笑いながらルークにそういった。
カウントが進み、残り10カウント。
ライムは敵陣地のほうを見ると、ライトが大きな声で
【ライト】「I can fly!」
と言って大きくジャンプをした。
そんなライトを、敵のチャージャーは撃ちぬいた。
ライムはその様子を見て、ぽかんと口を開けていた。
ルークは、やれやれと言っていた。
バトルが終わる。
いつもと変わらぬ光景。だが、今の出来事と同じことは、この先は起こらない。
不思議な感覚になっているライムは、また空を見上げていた。
「一期一会」という瞬間を大切に。
ライムはそう胸に誓った。