バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
本当に今回は長くなりました。
それでもできは良かったと思うので。
ダン「………」
マギサ「………」
ダンとマギサはしばらく無言のまま再会を笑顔で喜んでいた。
ダン「マギサ…俺は」
マギサ「いいのよダン。私もこちらからあなた達のことをずっと見ていたから知ってるわ。あなたが引き金となったことも。」
ダン「そうか」
マギサ「それで世界は救われたけど、多くの人があなたの犠牲に悲しんでいたわ」
ダン「あぁ。それでも俺は…」
マギサ「わかってる。それがあなたのやりたかったことだったのなら、誰も責めなんてしないわ」
ダン「マギサ」
ダンとマギサは言いたいことを言えてスッキリした表情になった。
マギサ「それじゃそろそろあなたの新しい仲間達のこと紹介してくれるかしら」
ダン「そうだったな。みんな」
ダンの呼びかけで5人はマギサの前に立った。
幸村「俺は烈火幸村! バトルスピリッツで天下を取り、最強のカードバトラーを目指してる!」
マギサ「フフフ。ダンと似ていて熱い子ね。」
利家「炎利家。西ムサシを取り仕切ってる。よろしくな、おばさん」
利家の言葉を聞いたマギサは
利家「ん?」
マギサ「誰がおばさん?」
と怖い笑顔を見せ、
ローブの中から出てきた蛇のような竜が利家の頭に噛み付いた!
利家「い! いてててててててててて‼️
わりー、すまなかった! すまなかった! すんません‼️」
と言って竜は噛むのをやめた。
マギサは怒らせると怖い。 流石4029歳。 いやもう数年経っているのでそれ以上か笑笑
兼続「トシの無礼を許してほしいマギサ殿。俺は宝緑院兼続! 東ムサシを取り仕切り、「バトスピ愛」を広めるために戦っている!」
マギサ「あなたから強い信念を感じるわ。その信念を大切にしていきなさい」
兼続「感謝」
早雲「私は群青早雲。全てを海に沈める“浜の鬼姫”だ」
早雲が紹介を終わるとマギサは彼女に近づき、何か調べる様子だった。
マギサ「なるほど。あなたの中から何か力を感じたわ。そしてダンや幸村達にも負けない強い信念。その信念と力を大切に正しく使いなさい」
早雲と幸村達は不思議がっていた。信念のことはよくわかる。けれど早雲に中に眠る力というのが気になっていたからだ。
幸村「最後に、ここにいるのが… ? おい! 環奈!」
環奈は幸村の制止を聞かず、
環奈「お初にかかりますマザーコアを守護せし女神、異界魔女マギサ殿! 私(わたくし)めは幸村と旅をしている黒田環奈と申します。あなたに会えたことを光栄にございます!」
環奈はまるで神の御前であるかのように平伏し、敬語で自己紹介をした。そんな環奈の行動に全員驚いた。
マギサ「(この気配 まさか⁉️ いや、考えすぎかしら?)
環奈ちゃん そんな畏る必要ないわ。よろしくね」
と言うと環奈は礼をして下がった。
幸村「環奈、一体どうしたんだ?」
環奈「分からぬ。体が勝手にそうしたいと感じたのだ」
そんなこんなで幸村達は自己紹介が終わり
マギサ「それじゃそろそろこっちの方も。お市」
お市「はい マギサ様」
お市は再びあのゲートを開いた。そこから何か人影が見えて来た。
ダン「!?」
ダンは驚きを隠せなかった! その理由は
???「……」
ゲートから出て来たのは褐色の肌をし金髪、ガタイがしっかりとした軍服の青年だった。
ダン「クラ…ッキー?」
クラッキー「久しぶりだね、ダン」
この青年こそかつてダンと共にグラン・ロロで旅をし、そして未来でも共に戦ってきた仲間の1人、黄色のコアの光主またの名を
「光の貴公子 クラッキー・レイ」であったのだ!
ダン「背伸びたな」
クラッキー「君はあの時と変わってないね」
ダンは心の底からクラッキーとの再会を喜んでいた。すると
???(複数)「わぁぁぁぁぁ!!」
またゲートから誰か出てきた。今度は大所帯で
???「いてててて」
??「押さないでといったじゃないですか!」
???「メカっこ失敗」
??/??「うん/うん」
ダン「!!」
???「!? ダン!」
??「ダン君!」
???「ダン!」
??/??「ダン!/ダン!」
ダン「ユース! プリム! 剣蔵! アン! ファン!」
次に現れたのが、かつて緑の光主として共に戦った「兵堂剣蔵」、未来でダンと共にクラッキーの船「麗しのソフィア号」の操舵「ユース・グリンホルン」、同じくメカニックの「プリム・マキーナ」、旅の途中でダンが引き取った魔族の双子「アンとファン」であった。
ユース「本当に生きていたんですね。本当に嬉しいです! 僕は今、魔族と人間との和平のための統一政府の管理局事務次官補として艦長をサポートしています」
ダン「ユース、立派になったな」
ダンのそんな言葉を聞けて笑顔になるユース。
ダン「プリムも大人っぽくなったな」
プリム「へへっ。大人の女性にメイクアップ真っ只中だから。今の私は「メカっこ屋」って言う修理屋をやってるの。けど本当に生きてて嬉しいよダン!」
ダン「剣蔵」
剣蔵「ダン君。ぐすっ。よかったです。本当に。本当に生きててよかったです‼️」
剣蔵は嬉しさのあまり泣き崩れてしまった。それもそうであるはず。
アン/ファン「ダン!/ダン!」
ダン「おっ! アン、ファンお前達にも会えて嬉しいぜ」
アン/ファン「嬉しい/しい」
アンとファンはダンに抱っこをしてもらい嬉しそうに笑っていた。
そして
???「………」
今度は今まで見た事のないほど美しく異なった服装をした美男子が出てきた。しかも幸村達はあることに気づいた。その美男子には尻尾があったことだ。まさしく魔族の証だった!
ダン「やっぱりお前も来たか、バローネ」.
バローネ「会いたかったぞ、馬神 弾」
そう!彼こそダンが未来で出会った新たなライバルにして友となった“月光のバローネ”だった!
ダンの前まで無言で歩くと手を出し
バローネ「あの時触れることの出来なかった手だ」
それを聞きダンは笑い、握手した。
それを見た幸村達は呆然と立ち尽くしていた。反応が感じていたのだ。ここにいるダンの仲間達は自分たちの想像を遥かに超える強さを持った実力者だということを。
するとバローネが幸村達の前に
バローネ「お前達が馬神弾の新しい仲間達か」
幸村「あぁ。あんたが…」
バローネ「はじめましてだな。俺は月光のバローネ。よろしくな」
そう言って幸村と握手した。幸村たちもそれでわかった。彼らは全員いい奴らだということを。
それから
クラッキー「ダン。実はもう1人いるんだ」
ダン「えっもう1人?」
バローネ「あぁそうだ。お前にそしてお前が今最も会いたい者だ」
そしてまた1人ゲートから出てきた。それは…
??「………」
ダン「!!!???」
??「!!!???」
ダンとゲートから出てきた紫髪の女は呆然と立ち尽くした。
ダン「魔……ゐ?」
魔ゐ「ダン」
幸村達「!?」
そうだった! 彼女こそダンにとって最も大切で守りたい女性「紫ノ宮魔ゐ」であった!
しばらくして2人はゆっくり近づいていき、そして魔ゐは涙を流しながらダンに抱きついた!
魔ゐ「ダン! 会いたかった! 会いたかった!」
ダン「あぁ。ごめん、約束破って。」
魔ゐ「いいの。あなたが生きていたんだから。それだけで嬉しい。本当によかった。 よかった!」
魔ゐの涙を見てダンも涙を流しそして…
魔ゐ「? ん⁉️ ……んん」
ダンはそっと魔ゐとキスをした。
クラッキー「ははっ。見せつけてくれるね君は」
マギサ「そうね。相変わらずだわ。フフ」
幸村「俺もその気持ちわかる気がする」
それからしばらくして
マギサ「次は幸村。あなたのソウルドラゴンを」
幸村「あぁ! そうだ! お願いだ! ソウルドラゴンを!」
マギサ「大丈夫よ。 ………」
マギサがソウルドラゴンのカードの上に手を乗せると光りだした。少ししてマギサがソウルドラゴンを幸村に返すと
ボボボーー‼️
カードから炎が上がりそこから!
ソウルドラゴン「うおおおおお‼️」
幸村「ソウルドラゴン‼️」
ソウルドラゴン「幸村! 心配をかけたな!」
幸村「お前が蘇って嬉しいぜ! ありがとうマギサ!」
ソウルドラゴン「マザーコアの女神よ。 感謝する!」
マギサ「いいのよ。」
そしてソウルドラゴンはカードに戻っていった。
マギサ「それじゃ今度こそ何が起こっているか話していきましょう」
ダン「あぁ頼むマギサ」
マギサ「えぇ。まず初めに幸村。貴方達の世界に脅威が迫っているわ。」
一同「⁉️」
マギサの言葉に全員驚愕した!
一方その頃、
○大六天魔王の城
大六天魔王「お前達と組めだと?」
ベリアル「へへへ、そうだ」
大六天魔王「なぜ俺と組もうと考えたのだ? ここにいる奴ら、見ただけで分かる。バトルスピリッツを用いずともお前達の力ならば簡単に支配できるはずだと思うが?」
大六天魔王はこんなにも異形の者達を前にしても冷静に説明した。
ベリアル「ふっ。フハハハハハハ。 やっぱりお前は面白い! 俺たちを前にしても全く怯えずに。まぁいきなりこんな話をしてもピンと来ねえだろうしな。ひとまず俺たちがなぜこの世界へ来られたか説明するとしよう。俺たちはな本当はここにいるはずがなかった。俺たちはな、死んだんだからな!」
大六天魔王「?」
○グラン・ロロ
マギサ「世界には私達とは全く違う異世界が存在しているの。もちろんバトスピがある世界もあるけれど、私たちの世界とは全く次元が違うといったように。他には世界を支配しようとする者とそれに立ち向かうヒーローのような者達の世界もあるの。そのどちらにも数多くの“可能性”が存在していて、どの可能性になるかわからない。その可能性の一つがダン、あなたよ」
ダン「俺が?」
マギサ「そう。貴方は本来、消滅しこの世にはいないはずだった。けれど貴方はここにいる。新たな可能性が生まれた証拠なの」
それを聞いてダンは
ダン「まさかそれって十二宮Xレア達が?」
マギサ「いえ、おそらく彼らによるものではないわ。確かに彼らもあなたのことを救おうとしたけど彼らにはそれだけの力はなかったわ。本当にこれは稀に見る偶然としか言いようがないわ」
ダン「そうか」
幸村「しかし、それが今回のこととどういう関係が?」
するとお市が
お市「ダン様と戦った時を覚えていますか?」
幸村「えっ?」
幸村達はダンと戦ってた時のことを思い出そうとすると、
環奈「!? まさか!? ニフィリティが放ったあの炎と散らばった光!?」
一同「!?」
マギサ「そう。あの時の炎が次元の壁を越えてありとあらゆる世界に行き新たな“可能性”を生んでしまった」
幸村「そっそんな」
ダン「俺とニフィリティがその可能性を狂わせてこの世界を陥れる結果を招いたのか」
幸村「そんなことない‼️」
ダン「幸村?」
幸村「あんなのは間違いなく事故だ!そうでなかったらお前とバトルして苦しめていた俺たちにも責任はある!」
ダン「幸村」
早雲「そうだ。お前はこの世界へ来たならお前はこの世界の人間。ならばお前の責任は我々の責任でもある」
利家「そうだな」
兼続「あぁ。お前は十分1人で戦ったのだ。今度は1人で責任を負う必要はない」
その言葉を聞いてダンは心の底から嬉しい気持ちでいっぱいだった。
ダン「ありがとうみんな!」
魔ゐ「ダン。またこんなにいい仲間を見つけられたのね」
魔ゐたちもダンの嬉しそうな顔を見れて喜んでいた。
マギサ「それじゃ話に戻るわね。あの影響で様々な世界の可能性達がこの世界に散らばった。中にはもうすでに実態を持っているものもいるでしょうね。けれどそれはダンが来る前から起こっていたの」
一同「えっ!?」
なんとダンがこの世界に来る前から異変は起こっていたのだ。
マギサ「私はそのことをこの世界の人に伝えなければならなかった。そこで出会ったのが市よ」
お市「はい。あれは10年ほど前です。バトスピの新技術の開発に滞っていた時にマギサ様が突然光と共に現れたのです。私と兄上は今の話を聞き驚愕いたしました。けれど即座に理解してその為に準備をしてきたのです。バトスピの新技術をマギサ様のおかげで完成し、そして来るべき時のための基地を世界中に配備することができたのです!」
幸村「その基地の一つが北極に」
お市「はい。それで皆様にこれを見てもらいたいのです」
するとお市はタブレットをダン達に見せた。
幸村「何だ? この赤い点は?」
ダン「何かの位置を表しているのか?」
お市「それはこの世界にいる“怪獣”達の位置です」
一同「!?」
兼続「かっ怪獣だと!?」
利家「おっおい! 洒落になってねえぞ!?」
お市「事実です! 基地はその怪獣達を保護するという目的でも作ったのです」
そのタブレットにあった怪獣達の数は大量だった! 特に日本やアメリカといったところに!
早雲「なぜ野放しに?」
お市「彼らもこの世界に生きる一つの命なのです!そんな命を無駄に消し去ろうなどできません!それに中には我々とコミュニケーションできる種もいるのです!」
ダン「なるほど。確かに何もしていないなら戦う理由はないな」
幸村「ダン」
環奈「妾も同じ意見じゃ。異なる種は必ずしも戦う必要などないのじゃ」
環奈とダンは強く発言した。ダンはおそらく怪獣達をダンの世界で別種族として気味悪がられていた魔族達を重ねて見たのだと思われる。環奈も同じ考えであろう。
マギサ「そう。この世界に来た可能性がすべて脅威というわけじゃないの。中には我々とコミュニケーションを図ってくれる者たちもいるの。そんな彼らとの仲介者として魔ゐ達を呼んだの」
ダン「なるほど。けどいくらマギサでもそれだけの力が?」
そう。いくらマザーコアといえど力には限界がある。
マギサ「実は彼らのゲートを開けたのはギルちゃんのおかげでもあるの」
ダン「ギルちゃん? まさか!?」
マギサ「そうよ。魔族の女王ギルファムよ。彼女とは異界魔女の頃に会ったことがあるから」
ダン「それで女王は?」
バローネ「実は行方不明なんだ」
ダン「何!?」
バローネ「この世界へ来さしてくれたまではいいのだが、この世界へ来る途中に次元の壁に誤ってぶつかり飛び出してしまったんだ」
それを聞き心配するダンだったが
クラッキー「けれどこの世界に来ているということは間違いない。まぁあの方のことだから大丈夫だろう」
バローネ「あの方は腕は立つ上、バトスピの腕も相当なものだから」
それを聞きダンはホッとした。
その頃
○第六天魔王の城
大六天魔王「なるほど」
ベリアル「そういうこった。ここにいる俺たち以外にもこの世界へ来ている奴らは大勢いる。俺たちのことを倒し、邪魔してきた奴らもな!
そしてこの世界の秩序のためとしてバトルスピリッツのカードとなった奴らもいる。もちろん俺たちもそのカードとなれる。そちらの方が面白いと思ってな。 どうだ?」
大六天魔王はしばらく無言を続けると
??「ふん! くだらん!」
すると1人の紫のコートを着た偉そうな男が出てきた。
??「秩序などくだらん。こんな世界、こんな奴の力を借りずとも支配できよう!」
ベリアル「ふん! お前かスウォルツ。 お前は少し黙っていろ」
男の名前はスウォルツという者だった。
スウォルツ「黙るのは貴様だベリアル。我は王なのだぞ」
大六天魔王「!」
スウォルツの言葉に反応した仕草を見せる大六天魔王。
ベリアル「けっ! 堕落の王のくせに」
スウォルツ「黙れ! 妹さえ邪魔しなければ我は真の王として君臨していたのだ! あいつらさえ! あいつらさえいなければ!」
大六天魔王「見苦しい」
スウォルツ「何だと!?」
大六天魔王「見苦しいと言ったのだ。覇道を貫けなかった理由を他者のせいにするなど王の器でない証拠だ。貴様、話からして妹に王位を取られた口だな」
スウォルツ「!!」
図星だった。
大六天魔王「貴様の王達の選択は正しい。貴様如きが王になれないと見抜いていたのだからな」
その言葉を聞いて
スウォルツ「くうううう、貴様!!王であるこの俺にそこまでの侮辱を!! 」
するとスウォルツは時計のようなものを取り出した。
ベリアル「おいおい。やめとけよ。お前じゃ無理だ」
スウォルツ「黙っていろ、ベリアル! この力でお前達ではなく、俺がこの世界を支配してアイツらへの復讐を果たしてやる!!」
そう言って時計を回そうとすると
チッ チッ
スウォルツ「何? なぜだ!? なぜウォッチが!?」
すると
バチン!!
スウォルツ「ぐあ!! なっ何だと!?」
ウォッチが大六天魔王の手に渡った。
蘭丸「親方様それは?」
大六天魔王は無言だった。
ベリアル「使ってみろよ。へへへ」
スウォルツ「馬鹿な! この世界の人間如きが使えるはずが…」
キリリリ ガチ!
スウォルツ「.なっ!?」
ポチ!
ADウォッチ「ディッケイド〜〜〜!」
大六天魔王「ぐっ!! ぐあああああ!!」
大六天魔王は苦しみだし黒いバーコードみたいなものに覆われた!
蘭丸&藤吉郎「親方様!!」
大六天魔王に向かおうとする2人をベリアルは止めた。
ベリアル「まぁ見ていろ」
するとバーコードの中から!
禍々しい姿をした怪人が出てきた!
??「はあああああああ。」
ベリアル「フハハハハハハ!! 成功したか!! 今からお前が仮面ライダーディケイドいや“アナザーディケイド”だ!!」
Aディケイド(大六天魔王)「なるほど。大体わかった」
スウォルツ「馬鹿な!? それは王のみに許された力のはずなのに!?」
Aディケイド(大六天魔王)「この程度の力で王か。やはり貴様は王の器ではないな」
その言葉に逆上したスウォルツは大六天魔王に向かったがAディケイドの力で空中に浮かばせ抵抗できなくした。
スウォルツ「おっおのれ!」
ベリアル「どうする気だ?」
Aディケイド(大六天魔王)「この場に弱者など要らぬ」
すると大六天魔王は銀色のカーテンのようなものを出した。
スウォルツ「貴様何をする!?」
Aディケイド(大六天魔王)「お前のような弱者は我の軍門には要らぬ。貴様は永遠の絶望を味わっていろ」
スウォルツ「よせやめろ!! ベリアル助けろ!!」
ベリアル「へっ! 全て終わったら俺も消すつもりだったんだろ?それにお前のことはあまり期待していなかったからな。助ける理由などない。あと俺はお前のことが嫌いだったからな!」
そして大六天魔王はスウォルツをカーテンへ投げ飛ばした!
スウォルツ「おのれ!! 覚えていろ! 必ず! 必ずお前達にも復讐してやるからなーーーーーーーー!!」
そう言いながらスウォルツは消えていった。
大六天魔王は元の姿に戻った。すると
大六天魔王「決めた。ベリアル。貴様らとの同盟を結ぼう」
ベリアル「へへへへへ! そうでなくっちゃな 」
大六天魔王は蘭丸に杯を持ってこさせ酒を注がせた。
大六天魔王&ベリアル「我らは共に世界を支配し、新たな秩序のもとで新たな支配者になるため今ここに杯を交わし同盟を結ぼうぞ!!」
2人は杯の酒を一気に飲み、今ここに闇の勢力との同盟が結ばれた!!
すると周りにいた怪人達や化け物達が騒ぎ出した!
同盟を結べて宴状態だったのだ。
???「ふふふふふ。新たな同盟を結べて上々ですな閣下」
大六天魔王「こいつは?」
???「はじめまして大六天魔王様。私の名前はエージェント・アブレラ」
ベリアル「こいつはありとあらゆる兵器や武器などを作って惑星間戦争を起こした死の商人だ」
A・アブレラ「ほほほほほ。お褒めに預かり光栄にございます閣下。何か必要とありましたら何なりとお申し付け下さい。」
コウモリの宇宙人は不気味に笑った。
ベリアル「そういえばお前、アイツを新しい顧客にしたんだったな?」
A・アブレラ「顧客ではありませんよ閣下。あの方は私の主人でございます」
その主人とは?
こつんこつんこつん
何やら足音のようなものが聞こえた。その足音を聞いて化け物達は騒ぐのをやめ静かになった。
そして障子が開くと人影が見えた。
A・アブレラ「おおお! 我が主人よ」
大六天魔王「⁉️ きっ貴様は‼️」
大六天魔王でさえ驚くその人物は⁉️
○グラン・ロロ
マギサ「おそらく今もどこかで闇の勢力が同盟を結んでいる可能性が高いわね」
クラッキー「だから僕たちはありとあらゆる国で味方になってくれる人たちを探していたんだ」
魔ゐ「硯んもね」
ダン「硯も来ているのか?」
硯とはダンと共に戦った青の光主である。
魔ゐ「えぇ。今も世界で探索中よ」
バローネ「ちなみに既に仲間となってくれてる者達もいるんだ」
幸村「本当か!?」
バローネ「あぁ。いずれお前達の前に現れるだろう」
それを聞いて幸村達は希望を見えてきた。
マギサ「そしてもう一つ最も重要なことを教えるわね」
マギサは改まって真剣な顔になって話しはじめた。
マギサ「この異界グラン・ロロの新たな真実よ。ダン達光主でも知らないこと。それはこのグラン・ロロにはもう一種の種族がいたの!」
ダン「もう一つの種族?」
魔ゐ「その種族って?」
するとマギサは急に怯えたような口調で話した。
マギサ「彼らはこのグラン・ロロの中でも最大にして最強!あの異界王ですら恐ろしさのあまり忘れようとしたのか異界見聞録にも記載していなかった。その種族の名は異界グラン・ロロで唯一のバトルスピリッツ戦闘種族“スピリット人”!!!!!」
一同「!!!???」
ダン「スピリット…人」
マギサ「そう。彼らの強さはあの魔族ですら足元にも及ばぬ力だった。その強さから多くの種族から恐れられていた。魔族にはない恐ろしい能力があったから」
幸村「恐ろしい能力?」
マギサ「えぇ。その能力についてはわからなかったけどその能力を使うスピリット人達に敵はなかったわ。けれど彼らは本当は凶暴な種族ではなかった。本来は大人しく他者族とも交流をしようとしていたの。その結果、スピリット人は怯えられることが少なくなった。けど、異界王はその力の恐ろしさのあまりスピリット人をマザーコアの力で地殻変動を利用し絶滅させてしまった」
早雲「何てことを!」
幸村「ただ恐ろしい力を持っていただけでそんなことを! そうだろ環… ? 環奈? !」
なんと環奈は再び大粒涙を流していた! まるで何かを悲しむかのように。
幸村「環奈?」
環奈「さぞ無念であったであろう。彼らは。家族が死ぬところを目の前で目撃し、挙げ句の果ては自分も死んでしまった。さぞ苦しかったであろう。それを考えると涙が止まらぬのだ!」
環奈がこれほど悲しむのは初めてのことだったと幸村は思った。
クラッキー「けど今の話だとスピリット人は絶滅したようだがなぜこの話を?」
マギサ「実は、スピリット人は絶滅していなかったの」
一同「!!!???」
バローネ「なっなんだと!? ばかな!? そんなバカな!?」
バローネは突然怯えた表情と口調になった!
マギサ「バローネ。あなたが怯えるのも無理はないわ。みんなにはさっきも話したように確かにスピリット人は大人しい種族ばかりだったわ。けど中には本当に凶暴で支配しようとした奴らもいたの。多くの種族が襲われてその恐怖はたとえその時に生まれていなかった者もその恐怖を親から受け継いでしまっているの」
兼続「なるほど」
ダン「それでマギサ! そのスピリット人は今どこに? どれくらいの数が?」
マギサ「分からない。私も生き残っていることしか。それもこの世界に」
幸村「この世界に!?」
その言葉で全員驚愕した! 闇の勢力が現れた上、さらにスピリット人という脅威まで増えて全員絶望感が溢れた。しかし
ダン「すげぇよ」
幸村「ダン?」
ダン「そんなすげえ強い奴らと戦えるなんて凄すぎるぜ!!」
その言葉を聞いて
魔ゐ「やっぱりダンはダンね」
クラッキー「暑苦しさは変わらないね」
バローネ「俺としたことが取り乱していた。そうだな馬神弾! 俺の中の恐怖を強者戦うときの戦士の熱さに変えるにはもってこいかもしれんな!」
他のダンの仲間達も賛同した。そして
幸村「俺としたことが情けなかったぜ! ダンの言う通りだ!そんな強い相手と戦えるなら本望だぜ!!」
利家「そうだな! こっちもアイツの言葉を聞いて目が覚めたぜ!」
兼続「あぁ! 我らの力をスピリット人と闇の勢力共に見せつけてやろうではないか!!」
環奈「うぬ! それでこそじゃ!!」
全員が決心を決めていた中、
早雲「(スゴイ! ダンの言葉でこれ程闘志が戻ってくるとは。私も確かに感じた。だが本当に勝てるのだろうか? そんな恐ろしい奴らに。特に私が)」
早雲は1人不安に考えてしまっていた。けれどそれでもやらなければならないと心に言い聞かせ迷いを見せないようにした。
マギサ「それじゃ話はまとまったわね。お市」
お市「はい。皆さまそれではここで重大な発表を致します!」
お市の真剣な顔を見て全員注目した!
お市「我がIBSAは近日より世界各国の強者達を集めた大会!
天下分け目の大戦!! “バトルスピリッツ グランウォーズ大会”を開催します!!」
お市の大会の開催を聞いて全員ワクワクしていた!!
そしてマギサは全員に杯を配り酒を注いで
ダン「幸村! みんな!!」
一同「おう!!」
一同「我らのこの誓い、決して揺るがぬ!! 必ずこの世界を守りぬき再び戦うことを誓おうぞ!!」
杯の酒を飲み干し、新たな仲間達と共にこの世界を守り戦うことを誓う戦士達が現れた瞬間であった!!
To be continued.
魔ゐとダンの再会 書けて大満足でした^_^
題名もグランウォーズ大会に因んで変更しました^_^
それではまた次回^_^