バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

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グラン・ロロでかつての仲間たちと再会できたダン。新たな脅威が迫っていることを知る。そしてお市から「バトルスピリッツ グランウォーズ大会」が開催されると宣告され、新たな誓いを立てた俺たち。
俺たちは一先ず、ダンの仲間たちと共に元の世界へ戻った。そして佐助たちにさっきまでのことを何から何まで話した。何とか理解はしてくれた。それから俺たちは日本へ戻ることにした。グランウォーズ大会は今はまだ世間には発表しないとお市は言った。相当の準備が必要だったからだ。そして俺たちはグラン・ロロでかなりの神経を使ってしまったため休息も必要とも言われそれぞれの陣地で休息を取ることにした。
そして2週間目も続いた
その日の朝


第十二陣:月紅と月光と海の覇者

 

幸村「………」

幸村は佐助のアジトで起き朝飯を食って早々環奈と共にデッキ構築に励んでいた。また世界の強豪バトラーと闇の勢力たちとの戦いなど考えることは山ほどであった。そしてグランウォーズではなんとメンバーは1人でもチームを3人までなら組むことのできる特別なルールもあった。他にも新ルールがあるらしいのだったが、そこは公表する日に言うようだった。

佐助たちもそんな幸村を見て自分たちも負けずまいとカードショップに行きカードバトラー達と腕試しをして強くなろうとした。

 

環奈「幸村。そなたはチームを組もうと考えておるか?」

幸村「あぁ。だが誰と組めばいいか決められないんだ」

幸村の心の中「(トシや早雲、兼続とは組みたい。ダンやライバルのバローネと組めば相当なチームだ。けど彼らばかりに頼るのもよくない。それに他の世界の人たちのことも気になる)」

幸村「だあぁぁぁ! 決められねぇ」

環奈「まぁ今はじっくり考えながら休息をとることが最善でおじゃる」

 

環奈のアドバイスを聞いた幸村は深呼吸し、落ち着いて再び自分のデッキを改良な余地がないか考えながら頭の中でイメージトレーニングを始めた。

 

一方とある海の中

 

IBSAの潜水艦の船長「レーダーはどうだ? 見つかったか?」

船員「いえ今のところはまだ」

 

潜水艦は何かを探しているようだった。するとIBSA本部から通信が来た。

お市「船長、どうでしょうか?」

船長「お市様、申し訳ありません。今はまだ」

お市「分かりました。では引き続き捜索を」

船長「はっ!」

そう言って通信は切れた。

 

お市「はぁ〜。困りましたね」

お市が落ち込んでると、マギサが現れた。

マギサ「市ちゃん。彼ら、まだ見つからないのね」

お市「はい」

マギサ「まぁ仕方ないわね。彼らは気難しいから。けど必ず力を貸してくれるはずよ」

お市「はい! 必ず見つけてみせます!」

二人が言う彼らとは?

 

そしてこちらでは

 

カチャカチャカチャカチャ……………

 

大六天魔王の城で何やら小さなロボットがパソコンで何かの情報を盗んでいた。

大六天魔王「あいつは?」

ベリアル「あいつはフレンジー。ディセプティコンの諜報員だ」

蘭丸「ディセプティコン?」

ベリアルが言うようには、惑星サイバトロンで生まれたどんな乗り物でも変形即ち“トランスフォーム”できる金属生命体トランスフォーマーの軍隊の一つであり、オートボットというやつらとは敵対関係であった。かつて地球に飛来したオールスパークと呼ばれるキューブを巡って地球人と組んだオートボット達と戦ったが司令官を倒され、その後も何度も地球を狙ったが何度も返り討ちにあったそうだった。

藤吉郎「そんな雑魚みたいな機械ども使えるのか?」

フレンジー「‼️ クサレ(黙れ)‼️」

藤吉郎「ひっ⁉️」

フレンジーは藤吉郎の悪態に腹を立て手裏剣カッターをわざと当たらないように藤吉郎に放った!

フレンジー「コンヒトコラモホモノメフムヘコマ(今度バカにしたらマジで切り刻むぞ)‼️」

??「ふふ。あまりそいつを怒らせないほうがいいわ」

??「あぁ、そいつはマジで怒らせるとヤバイバ」

蘭丸「貴様らは? ⁉️ ツノ⁉️ まさか⁉️ 鬼⁉️」

そう横から急に声を出してきたのは何とまさに子供が節分などでよく見る鬼そのものだった!

 

??「確かに私達は鬼よ。けど普通の鬼とは違うわ。私達はオルグ!

その中でも大幹部ハイネスデュークに使えるデュークオルグ!

私の名前はデュークオルグ、ツエツエ」

??「同じくデュークオルグ、ヤバイバ」

 

すると今度はふすまの隙間から何かうめき声のようなものが聞こえた。藤吉郎が隙間を覗き込むと

???「ぎゃあああ」

藤吉郎「どっひゃーーー! なっなんだこいつら⁉️」

何とその隙間から数人ほどのキバの生えた大口を常に開いているかのような赤い不気味な武者たちが現れた! さらに今度はイカの触手のような髭を生やしたイカ顔の老人が現れた。

???「ひひひ。こんな如きで腰を抜かすとは随分肝が小さい小童だね」

蘭丸「何者だ⁉️」

???「おっと、そうだったね。まずあたしゃ“骨のシタリ”、

“外道衆”の総大将に仕えとるもんじゃ」

“外道衆”とは人の世とあの世の境目である三途の川に住み着き、隙間から人間世界に進出し、人々の絶望や悲しみをかき集め三途の水を溢れさせ領地を増やそうとした集団のことだった。その姿はまさに外道と言えるにふさわしい恐ろしい連中だった。

 

大六天魔王「オルグに外道衆、そしてディセプティコン。こんな奴らまでいるとは。それでそいつは今何を調べているのだ?」

ベリアル「あぁそうだったな。奴は今、IBSAに侵入して奴らが隠してるこいつらの仲間を探しているんだよ」

そうだった。IBSAも奴らと対抗するために脅威となる闇の勢力を監視・隔離していたのだ。

大六天魔王「なるほど。それで進展は?」

ベリアル「今のところは居場所は掴めていないがさっき面白い情報が入った。“グランウォーズ大会”だってよ」

大六天魔王はその言葉に反応した。それを聞き、不気味な微笑みをしながら

大六天魔王「面白くなりそうだ。貴様らの仲間と大会のことがわかったらすぐに伝えろ」

フレンジーは「はっ!」と上官の指示に従うかのような仕草をした。どうやら大六天魔王には忠義を感じているようだった。

 

そしてその夜

どこかの草原

幸村と佐助達、ユース、プリム、アン&ファンを除いた幸村の仲間達が集まった。

 

兼続「全員集まったな」

利家「あぁ、来ないわけには行かねえからな」

早雲「………」

ダン「………」

バローネ「………」

 

なぜ彼らが集まったのかというとグランウォーズのことについてと

幸村と組むのは誰にするのかということだった! ユースとプリムを除いた理由はこの戦いはあの二人にはあまりにも過酷すぎるからだった。

 

兼続「我らは大六天魔王と闇の勢力達と戦い、このムサシいや我らの世界を守り抜くと誓いを立てた。その誓いに嘘偽りはない。だが!」

早雲「あぁ。その前に我らはカードバトラー。いずれは戦う運命」

兼続「そう! そして我らは今、誰と幸村と組み、そして他のものは誰と組むかを決め戦わなければならない! この世界を守るために!」

 

兼続は自分の気持ちを真剣に全員に伝えた! その言葉は全員に届いた! 顔を見てそれがわかった。全員覚悟を決めたという顔に!

そして最初に口を開いたのは

 

利家「お前の熱さには相変わらず感服されるぜ兼続。俺もおかげで決められたぜ。俺は幸村とは組まない!」

一同「⁉️」

利家の言葉に全員驚愕した! 一番幸村と組もうとするはずと思っていたのだから!

利家「確かに奴とは組みたかったぜ。だがな、俺は奴に一回も勝ててない。そんな俺よりお前と組んだほうがいいと思っただけさ」

兼続「トシ」

利家「というわけで俺はこの戦いを降りる」

ダン「俺も同じだ」

何と今度はダンまでもこの戦いを降りた。

ダン「俺はすでに誰と組むかは決めていてな。その一人が“魔ゐ”だ」

ダンは魔ゐと組むと決めていたのだった。それと幸村と組まないのはお互いライバルならいくら友とはいえ組むことはできなかったからだ。あと、その方がバトルする時も面白そうだったからだ。

魔ゐ「ダン。そう言ったからには必ず勝つわよ!」

ダン「あぁ!」

その二人の絆と愛を見て全員納得した。

それからクラッキーも降りた。自分のチームは自分で見つけるべきと踏んだからだ。

そして

早雲「私は幸村と組む!」

早雲は幸村と組むそうだった。兼続と二人なので幸村と組むならちょうどだった。すると

バローネ「待て。幸村とは俺が組む」

一同「⁉️」

何と何と⁉️ 意外な人物が幸村とチーム候補として名乗り出た‼️

 

バローネ「馬神弾がライバルと組むわけにはいかないなら俺も同じだ。敵の敵は味方とも言うしな。それでどちらが戦う?」

兼続はそれを聞き自分が戦おうとしたが、

早雲「私が戦おう!」

バローネ「ほう。そなたが」

早雲は兼続が名乗り出る前に自分が前に出た。理由は自分の力が今どれだけ通用するか確かめたかったからだ。

早雲「不服か?」

バローネ「いや。これほど月の輝いている夜に“浜の鬼姫”と戦えるとは!むしろ喜んで戦いたい!」

バローネは早雲と戦いたくてうずうずしていた!

そして二人はデッキをかざし、

バローネ&早雲「ゲートオープン界放‼️」

その言葉と共にバトルフィールドが出現した。今回のバトルフィールドは、何と何処かの海の上であった! しかもそこは月夜の輝きが特によく輝き見えるところであった!

そんなバトルフィールドは両者とも興奮していた!そして二人はバトルアーマーを装着した!

バローネはダンと戦った頃のを少し新調した感じで、早雲のは海をイメージした柄の着物であった。

バローネ「ほう。良く似合っているではないか」

早雲「そうか、ありがとな」

そしてバトルは早雲から始まった!

 

早雲:第1ターン

早雲「メインステップ 千年観音堂を配置!」

早雲はまず十八番のネクサスを配置し、後ろから何千という観音像が連なった寺院が現れた。壮観な光景である。バーストをセットしてターンエンド

 

バローネ:第2ターン

バローネ「メインステップ 月夜に輝く女神よ そなたの輝きと弓で我に勝利をもたらせ! 創界神アルテミス‼️」

すると月から一人の弓を持った美しい女が降り立った!

 

ダン「バローネやっぱりあいつも創界神を」

バローネ「見るがいい馬神弾! これが我の創界神だ!」

ダンはそれを聞き笑い顔になった。そうしてると

アルテミス「あなたがダンさんね? 兄のアポローンがお世話になっております」

どうやらアルテミスは光導創神アポローンの実の妹だったようだ。何とも礼儀正しい妹なのだとクラッキーは思った。

そして効果により3枚オープン。その中にはガドファントとブリザードウォール、ダークバイソンがいた。アルテミスは機獣をサポートするカードなので【神託】によりコアを2個追加した。さらにノーザンベアード(REVIVAL)を召喚すると海に落ちてしまった! けれどすぐにアルテミスがベアを助けて彼のために氷の足場を作ってくれた。そのままターンエンド。

 

早雲:第3ターン

早雲「青海童子をLv.2で召喚!」

青のシンボルと共に早雲のデッキの先陣の青海童子が現れた。

青海「姫。あなたと話せる日が来るとは! 私は嬉しゅうございます」

青海童子は早雲を姫と呼び、話すことができたことに感激していた。

早雲も同じ気持ちだった。

早雲「私もだ。ではいくぞ! 千年観音堂をLv.2にし、青海童子でアタック! アタック時効果【粉砕】! 効果で貴様はデッキから二枚破棄! さらに千年観音堂の効果で5枚破棄!」

これにより合計7枚破棄することとなった!

さらに千年観音堂の効果でBP+2000されている。バローネはライフで受けた。早雲はターンエンドした。

 

バローネ:第4ターン

「メインステップ ガドファント、ダークドーベルX、サテラットをLv.1で召喚!」

2体の機獣を召喚したことでアルテミスにコアが3個追加された。

アルテミス「ありがとね」

そう言って3体の頭を撫で、3体は喜んでいた。アルテミスは狩猟の神とも言われているがその分、命の尊さを知っているので機獣であろうともコアをくれたお礼はしたいと思ったのだろう。

バローネ「これでお前のデッキ破壊は封じた」

早雲「くっ!」

そう! サテラットの効果でデッキ破壊ができなくなってしまったのだ!

 

バローネ「アタックステップ ダークドーベルX、ガドファントで

アタック!」

バローネはガドファントとダークドーベルXで連続アタックをした。早雲はそれを全てライフで受けた。ガドファントは鼻の機銃を、ダークドーベルXは機械の体ならではのパワーある後ろ蹴りをお見舞いした!

そしてターンエンド

 

早雲:第5ターン

早雲は2体目の青海童子とキースピリットの蒼海明王を召喚。アタックはせずにターンエンド

 

バローネ:第6ターン

バローネはガドファントとノーザンベアードをLv.2に上げ、初期の天王神獣スレイ・ウラノスを召喚し、【神託】でコアを増やしてターンエンド。

 

早雲:第7ターン

ドローステップの時だった。

早雲「(来たか!) メインステップ! ネクサス水没都市遺跡を配置!そして蒼き海原うなばらの底、深き眠りより、いざ解き放たれん! 来たれ! 蓮華王センジュ‼️」

すると海から何本もの蓮華が咲きながら飛び出してきた。その中でも特に高いのが咲くと中からセンジュは現れた!

 

センジュ「早雲。我が主よ。共に行こうぞ!」

早雲「あぁ! さらに青海童子のソウルコアをセンジュに乗せ、センジュと水没都市遺跡をLv.2にアップ! 

そしてアタックステップ! センジュでアタック!」

センジュがアタックすると

早雲「母なる海よ、大いなる海原よ、今こそ姿を現せ!Sバースト発動!」

早雲のセットしたSバーストが今、発動した!

発動したSバーストは“芙蓉の五重塔”だった!

効果でサテラットを破壊し、さらに【起導】で発動したことでボイドのコア2個をセンジュに乗せ、Lv.3にアップした! さらにセンジュの効果でコスト合計10まで破壊することもできた!

 

センジュ「観音千撃掌‼️」

センジュの後ろの手から数えきれない無数の拳がノーザンベアードとダーク・ドーベルXを吹き飛ばしてしまった! そんな中、ガドファントだけはその拳を紙一重で避け切った。何故ならガドファントには【装甲:青】があったからだ。しかしそれでもセンジュのLv.3の効果でシンボルが3つ増えてる上、デッキ破壊無効もなくなった!

 

早雲「さぁどうする?」

バローネ「さすがにやるな。だが! アルテミスの神技発動‼️ コア3個をボイドに送り、このバトルの間は我のライフは削られない‼️」

アルテミスはバローネの前に無数の弓を放ち、弓の盾を築いた!

その弓の盾の前では流石のセンジュも傷をつけられなかった!

 

センジュ「無念!」

早雲「くっ! だがサテラットを破壊できた! 感謝するぞセンジュ。続けていくぞ! 蒼海明王行け‼️」

蒼海明王「うおおおおおおお‼️」

早雲「蒼海明王のアタックでお前のデッキを7枚破棄する‼️」

蒼海明王「海仏七連斬‼️」

蒼海明王の七連続の剣撃のオーラがバローネのデッキを破棄し、半分以下にした!

そしてバローネはアルテミスの効果を使わずそのままライフで受けた。

早雲「ターンエンド。これでお前は腰までついた」

と言ってターンエンドすると水没都市遺跡の効果で“闘神”のスピリット

は全て回復した。

 

バローネ:第8ターン

バローネがドローすると

バローネ「ふっ来てくれたか」

と言ってバローネはザニーガンとイチバンスピアーを召喚した。そして

バローネ「見るがいい馬神弾! これが我が新しき友よ!

蒼白なる月は、赤き希望に染まる!わが友、月紅龍ストライク・ジークヴルム・サジッタの姿に酔いしれるがいい‼️」

するとバローネの後ろの月が紅く染まり、その方向から一体の紅き龍が舞い降りた‼️

サジッタ「キシャーーーーーーー」

そして氷の足場に足をつけた。

その姿を見て

ダン「赤いストライク⁉️」

クラッキー「友を思って生まれたスピリットだよ」

それを聞いてダンは納得した笑顔になった。

一方

 

早雲「何と美しい」

と早雲はすでにその姿に魅了されていた。

そしてLv.2に上げ

バローネ「アタックステップ 我が新たな友よ 月紅の輝きに舞い踊れ! アタック‼️」

サジッタ「あぁ! 行こうか我が友よ‼️」

バローネ「サジッタの【界放】を発動! アルテミスのコア1個を我が友に乗せ、BP12000以下の蒼海明王を破壊する!」

早雲「なっ⁉️」

サジッタ「サジッタ・ウイングカッター‼️」

サジッタの紅の翼が蒼海明王を切り裂いた!

蒼海明王「悔いなし!」

早雲「すまない蒼海明王」

さらにLv.3にアップしてアタックは継続中。

 

早雲「これ以上はやらせん! センジュでブロック‼️」

そしてついに月紅龍と蓮華王の一騎討ちが始まった‼️

サジッタが炎を繰り出すとセンジュは蓮華の花で防御し、センジュは杖でサジッタを叩き落とそうとするとサジッタは両手両足ではたき落としなど激しい攻防を繰り返した! けれどやはり…

早雲「BPでは私のセンジュの方が優っている‼️ センジュ!」

センジュ「うぬ!」

早雲の合図と共にセンジュは海で水しぶきをあげ目眩しをした! サジッタは見失うと

センジュ「とった‼️」

サジッタ「‼️」

センジュに背後を取られ押し倒されてしまった!

センジュ「覚悟‼️」

そして杖でサジッタを貫こうとした! その時!

 

ギラッ‼️

バローネの目が鋭くなり!

バローネ「フラッシュタイミング! アタックシフト(REVIVAL)を使用‼️」

早雲「⁉️」

この土壇場でバローネがマジックカードで反撃してきた! 効果でBP+10000されサジッタの今のBPは20000となった‼️

そしてサジッタの爪が紅いクリスタルとなってそのまま

グサッ‼️

センジュ「ぐはっ‼️ ガッガッがぁぁぁ…」

サジッタ「ルビークリスタル…クロー」

見事にセンジュの腹を貫いた! けれどしっかりと急所を外していた。

センジュ「すまぬ早雲」

そう言ってセンジュはトラッシュへ行った。

早雲「センジュありがとう」

バローネ「そなたのセンジュの強さ見させてもらった。良き友を持ったな」

バローネはセンジュを称賛しそしてそのままサジッタの効果で1枚ドローしさらに早雲のライフを1つ削った。

そして次にスレイ・ウラノスでアタック。効果で青海童子を手札に戻し、サジッタを回復させた。そのままライフを削ったがそこで

早雲「ライフ減少によりバースト発動! 絶甲氷盾‼️」

ここで早雲も負けじとバーストで凌ぎ切った!

早雲「まだまだこれからだ!」

バローネ「そうでなければな! ターンエンド!」

 

早雲:第9ターン

早雲がドローすると、「‼️‼️」

何やら驚いた表情だった!

さらに小さな声で

早雲「ありがとう、父上」

バローネは何か引き当てたと思い興奮して

バローネ「さぁ見せてみよ浜の鬼姫‼️ 貴様の本当のキースピリットを‼️」

早雲「あぁ! まずは緑鳥童子、黄蛇童子、青海童子を召喚!」

早雲は低コストの童子たちを揃えた。そして

早雲「そしてこれが我の新しき力! 潮は満ち、今こそ出でよ! 永きにわたり群青家、海を守護せし大海の守護神! 

天地万物・森羅万象‼️ 新たな持ち手、群青早雲が命ずる‼️ その拳と海の力を持ってすべてのものを飲み尽し覇道を貫け‼️

覇界明王ニルヴァーナーーーーー‼️‼️‼️」

 

すると海が急に渦を巻き始めさらに蒼く光り始めた。そこから

ドボーーーーーーーン‼️

巨大な腕が出てきて、そして蒼き体をした明王が咆哮と共に海より現れた‼️

ニルヴァーナ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお‼️」

 

全員その咆哮に立ち尽くすしかなかった!

兼続「このスピリットは⁉️」

早雲「このスピリットは我が群青家に代々伝わる伝説の宝だ」

 

そうだった。実はこの2週間の間に早雲は群青家の屋敷に戻っていたのだ。群青家は代々、海をこよなく愛する一族でそれに伴い海に関係する

漁業や海上警備などの企業を一手にこなし、あのIBSAにも引けを取らないまでに成長している。もちろん全員、バトスピの腕も相当の実力者だった。家に戻った早雲は父即ち群青家現当主“群青 盛定”と数年ぶりに再会しこれまでのことを説明した。その話を聞いてすぐ理解した父。実は盛定もお市から話を聞いていたからだ。そして早雲は父は家宝を譲り受けようと頼みにきたのだ。それに対して盛定は

 

盛定「よかろう」

早雲「父上!」

何とあっさり承諾してくれた…と思ったが

 

盛定「ただし‼️ 私とのバトルに勝利すればな‼️」

それを聞いた早雲は

早雲「受けて立とう! 父上‼️」

といつも以上の気迫を見せて実の父と対決したのだ‼️

結果、苦しかったがかつては一度も勝てなかった父についに勝つことができたのだ!

 

盛定「見事だ。娘よ」

早雲「父上」

盛定「今より我らの家宝ニルヴァーナと群青家の当主の座をお前に譲ろう!」

早雲「⁉️ 当主の座を⁉️」

何と盛定は群青家の当主の座もそっくり早雲に譲り受けたのだ!

盛定「私ももう年だ。さらにお前は私より強くなった。古き者は新しき者に譲るべきだったのだ。大変かもしれぬがお前ならやってくれると信じておる」

早雲「父上… わかりました! この家宝と群青家当主の座‼️ ありがたく譲り受けます‼️ そしてその名に恥じぬ戦いをし、この群青家、そしてこの世界を守って見せます‼️」

それを聞き涙した盛定! そしてその夜は新当主誕生として宴が始まった。そこには早雲の母“群青 海”もいた。さらには何と実の娘に甘える

盛定もあった! 実は早雲は帰りたくなかったのだ。父があまりの娘バカだったのだからだ。おまけに女癖も悪くよく母に天誅を食らわせられていたのだから。だから家を出ることにしたのだ。今回も海は盛定にコブラツイストをお見舞いしたから大変だった。それでも家族と数年ぶりに話が出来て心地よく温かったと思うのだった。

 

バローネ「そういうことか」

早雲「そうだ。私はこのカード共に群青家当主の名も譲り受けたのだ!このバトルで私はそれを証明してみせる‼️」

バローネ「ははははは! 素晴らしい信念だ群青早雲‼️ お前の魂の叫びと覚悟しかと見させてもらったぞ‼️」

バローネは認めた! 早雲の信念と覚悟を! まさにカードバトラーならではのことだった!

 

魔ゐ「彼女。いい家族を持ったわね」

ダン「あぁ」

ダンと魔ゐも寄り添って家族とはいいものだと考えていた。

 

早雲「それではそろそろ再開するぞ! 月光のバローネ‼️」

バローネ「あぁ来い! 浜の鬼姫‼️」

さぁついにバトルが再開した!

 

早雲「ニルヴァーナにすべてのコアを乗せLv.4に上げる‼️

すまぬお前たち」

早雲は他のスピリット達に謝罪するが童子達は「気にしないでくれ」と言って覚悟を見せた。それに応えるかのように早雲もニルヴァーナのレベルを最高レベルに上げた‼️

 

早雲「アタックステップ! 行くぞニルヴァーナ‼️」

ニルヴァーナ「うむ。共に行こう我が新しき当主よ‼️」

早雲「ニルヴァーナ アタック‼️」

早雲のアタック宣言と同時にニルヴァーナは剣を握りバローネに向かった!そして!

早雲「ニルヴァーナのアタック時効果! 相手の最もコストの高いスピリット一体を破壊し、そのコスト分貴様のデッキを破棄する‼️」

その瞬間、ニルヴァーナは何やら呪文を唱え、飛び上がる! そして!

ニルヴァーナ「厳陀羅海王斬‼️」

そのままサジッタの頭上から一刀両断してしまった!

サジッタ「バロー……ネ」

サジッタは爆発した。

バローネ「はっあああ‼️‼️ 我が…我が友よ。 やってくれたな群青早雲‼️」

バローネは友を倒されショックであった! けれど

バローネ「ははははは! 最高だ‼️ 我が新しき友をこうも簡単に倒してしまうとは! これほど興奮したのは馬神弾と戦って以来だ‼️」

早雲「光栄だ! では貴様のデッキを6枚いや千間観音堂の効果により

さらに5枚! 合計11枚破棄だ‼️」

ニルヴァーナ「厳陀羅爆砕掌‼️」

ニルヴァーナの無数の拳によりデッキを11枚破棄された!そしてメインのアタックはアルテミスの効果で防いだ。

兼続「防ぎ切ったか」

いや

早雲「貴様のデッキから破棄したノーザンベアードがいたな。ニルヴァーナの効果! このスピリットにソウルコアが置かれている間、「明王」と名のついたスピリットがデッキ破壊した時、コスト3のカードがあれば回復する‼️」

一同「‼️」

何という恐ろしい効果であった! そしてもちろん

早雲「行け! ニルヴァーナ!」

再アタックした! 今度の標的はスレイ・ウラノス。当然破壊され11枚破棄。中にはエゾノ・アウルがいた! よって回復! 今度のアタックはライフで受けた! それもダブルシンボル!

 

バローネ「ぐはっ‼️‼️ きっ効いたぞ……」

バローネはニルヴァーナの攻撃をもろに喰らってしまった!

さらにアタックが続く! 次はイチバンスピアーだった! 破壊され8枚破棄! 中にはピュアエリクサーが! よって回復。 今度はザニーガンでブロックしたが、見事に撃沈。 さらにアタック! 最後に残ったのはガドファント。装甲により効果は受けないが、バローネのライフは残り1。よってブロックしなくてはならなかった。 ガドファントは果敢にも立ち向かったが風圧で薙ぎ伏せられた。けれど何とかアタックは防ぎ切った。けれど残りのデッキは1枚。

早雲はターンエンドし、ネクサスの効果でニルヴァーナは回復していた。

 

兼続「バローネ殿。ここまでか」

ダン「いや」

兼続「?」

ダン「バローネの目はまだ諦めてない」

兼続は再びバローネの方を見るとまだ目に闘志が消えていなかった!

これ程不利な状況なのに! 兼続はここまで差があるとはと改めて実感した!

 

バローネ:第10ターン

バローネの最後のドロー。そのカードは

バローネ「⁉️ ふっ。ありがと友よ」

早雲「?」

バローネ「行くぞ群青早雲‼️」

早雲「‼️」

バローネ「蒼白なる月よ、新たな月の輝きと共に闇を照らす牙となれ!我が友、月光龍ストライク・ジークヴルムXの声を聞け‼️」

そして月の彼方から今度は月と同じ純白の白銀の龍が降り立った‼️

ストライク「キシャーーーーーーー‼️ 」

バローネ「おおお友よ‼️ そなたの姿を再び見られて嬉しいぞ! さぁ再び共に戦おうぞ‼️」

ストライク「あぁ! 我も同じ気持ちだ友よ‼️ キシャーーーーーーー‼️」

バローネとストライクは再会に喜び吠えた!

バローネ「さらに友の思いに応え今こそ封印を解き放つ! 三龍宝剣

アブソリュートキャリバー召喚‼️」

すると足場から魔法陣が現れそこから一本の剣が出てきた。

 

そして

バローネ「今宵の月、合体(ブレイヴ)するにはいい夜だ」

ストライク「キシャーーーーーーー‼️」

バローネ「始めよう。三龍宝剣アブソリュートキャリバーを月光龍ストライク・ジークヴルムXに合体(ブレイヴ)‼️ ブレイヴスピリットLv.3にアップ‼️」

ストライクの手に剣が握られた!

バローネ「アタックステップ! 勇猛なる友よ、月の新たな輝きに舞え! ブレイヴアタック‼️」

何とニルヴァーナがいるのに無謀にもアタックした!

 

早雲「何とうかつな⁉️ だがそれならニルヴァーナでブ「無駄だ‼️」⁉️」

バローネ「月光龍ストライク・ジークヴルムXの効果! 白の創界神ネクサスがいる間、このスピリットはブロックされない‼️」

早雲「⁉️」

アルテミスの加護の光にストライクは包まれた。そして早雲は覚悟を決め、

早雲「ライフで受ける! 来い月光龍よ‼️」

 

ストライク「アルナテック…………ソード………………インパル………スーーーーーー‼️」

その一撃で早雲のライフは0となった。

 

そして草原に戻った。

兼続「両者とも見事だった! 私でも鳥肌が立ってしまった。では月光のバローネ! 次は我とだ!」

バローネ「ふふっ。望むところだ」

両者が戦おうとすると

早雲「待て!」

早雲が止めに入った。

 

早雲「もはや戦う必要はない。すでに決着はついた。私はこの場を抜ける」

早雲はそう言ってその場を去ろうとした。今回の敗北で自分ではこの戦いにはついて来られないだろうと思いながら。 その時

 

ぱん!

早雲「?」

ダンが彼女の肩を掴んで引き留めた。

ダン「まだ俺のチームのことを言ってないぜ」

早雲「ダン。すでにお前は3チームのメンバー決めていたはずだ。ならば話は…」

ダン「確かに。俺のチームは決まってる。けど発表したのは魔ゐだけだ」

早雲「? それじゃあと一人は誰なんだ?」

その一人とは

ダン「早雲。 お前だ」

早雲「⁉️ なっ何だと⁉️ 私が⁉️」

意外なことに早雲は驚きを隠せなかった‼️

早雲「何故だ⁉️ なぜ私のような弱いやつを⁉️」

ダン「弱い? 何言ってんだ? お前は強いじゃないか! さっきのあのバトル。 見てたこっちも燃えたぜ!」

早雲「‼️」

バローネ「その通りだ。あれ程興奮するバトルは久しぶりだ。もしあの時、ストライクが来なければ私は負けていた」

兼続「早雲。貴様は弱者などではない!」

クラッキー「僕も同じ意見だよ。それに君のように美しいレディに薄暗い顔は似合わないよ」

魔ゐ「もうクラッキー。早雲、あなたは自分が弱いと思っているのは間違いよ。その証拠にスピリット達を見て」

早雲はそれを聞いてデッキを握るとまるでスピリット達が自分励ますようなイメージが頭の中で駆け巡っていた!

そして

 

早雲「本当に… 本当に私でいいのか?」

早雲は涙目で聞いて

ダン「あぁ。あいにくお前より強いやつを知らないからな」

それを聞き

早雲「うぅぅ…うわぁぁぁぁぁぁん‼️」

早雲は大粒の涙を流しながらダンに抱きつき泣き崩れた。これは流石の魔ゐも見逃すしかなかった。

 

翌朝

ダン達が幸村達の元を訪れ

 

兼続「というわけだ」

バローネ「これから頼むぞ烈火幸村」

幸村「あぁ! よろしく頼むぜ二人とも‼️」

 

幸村は興奮気味だったが当然だったと思う一同だった。そして

幸村「早雲!」

早雲「?」

幸村「いつかお前ともう一度戦ってみたいぜ! 強くなったお前とな‼️」

と手を握りながら熱心に宣言した。

早雲「⁉️ あっあぁ」

その瞬間、早雲の顔が赤く染まった。

魔ゐ「? ! ふふふ」

魔ゐは何かを察したかのように小さく笑った。

 

今まさにムサシを守るモノ達が少しだが希望を持ち始めた瞬間だった‼️

 

 

一方その頃

 

フレンジー「ヨツノソナヒコニテネヨノ(見つけました! 我が主よ)」

フレンジーがついに闇の勢力の仲間達を数人だが見つけたようだった!

 

ベリアル「へへへ。こいつらか。大六天魔王見つけたぞ!」

大六天魔王「そうか」

ベリアル「なぁそろそろお前の呼び方を変えていいか?」

大六天魔王「構わんが何と呼ぶ?」

ベリアル「ゼクってのはどうだ? 貴様のゼクスの名から取ったんだ」

大六天魔王「ゼク。よかろう」

ベリアル「それじゃ世界中の仲間達に伝えるとしようかゼク!」

大六天魔王「あぁ。始めよ!」

 

そして世界中にその情報が広がった!

 

○とある米空軍基地

 

??「ゾンメースタ。フハシリヌディセプティコンココ!(こちらスタースクリーム。ディセプティコン集結せよ!)」

 

○とある米の街

??「バリケード、シュヘノメ(バリケード急行中!)」

 

○とある米陸軍基地

??「ブロウルデ、テバステ(ブロウルも向かう!)」

 

○とある別の米空軍基地

??「ボーン、アバ(ボーンクラッシャー出動!)」

 

○とあるカタロンの砂漠

??「ブラックアウト、ニュウヘイ!(ブラックアウト参上!)

メガトロン、アッブニー(メガトロンに栄光を‼️)」

 

そして再び大六天魔王の城のとある部屋

???「??????」

A・アブレラ「はい! 我が主人よ。すでに宇宙にもこの情報を通達済みです。ほほほほほ」

それを聞いて謎の人物は不気味な微笑みをあげていた。そして立つとまるで尻尾のようなものが⁉️

 

To be continued.




早雲をめちゃくちゃ強くしたかったのですが、見事にできました^_^
そして早雲の家族関係も^_^

新たな希望と共に新たな脅威もさらに急展開になってきました^_^

次回もお楽しみに^_^
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