バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

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2021年最初の投稿です。
幸村と政宗の過去どうぞお楽しみください^_^


第十八陣:幸村と政宗

佐助「あいつと兄弟⁉️」

佐助の仲間達「嘘だろ!? だってあいつと幸村って全然似てねぇじゃん! それに名前だって!」

幸村の一言に佐助達は質問の連続攻撃だった。

環奈「落ち着くでおじゃる!」

環奈が佐助達をなんとか鎮めた。

 

幸村「ありがと環奈」

ダン「それじゃ話を進めよう。幸村、お前が兄弟と言った政宗のこと。そのことを詳しく話してくれ」

幸村「あぁ。あいつは…」

 

それは幸村がまだS級になる前、S級バトラー1号の天魔信長こと『信兄』にバトスピのことを学んでいた頃。

 

幸村はいつものように信兄の修行に向かおうとしていた時だった。

 

♪〜 ♪〜 ♪〜

 

幸村(少年)「?」

どこからか綺麗な音色が聞こえてきた。音色が聞こえる場所を見るとそこには木の下で座り、目を瞑りながらハーモニカを吹く少年がいた。彼こそが“蒼氷 政宗”であった。幸村は興味が湧いて彼に近づいた。それに気づいた政宗。

 

政宗(少年)「? 誰だお前?」

幸村「あっ。ごめん邪魔しちゃって。綺麗な音色が聞こえたから」

政宗「! ありがとな」

幸村「君はこの辺りに住んでるの?」

政宗「いや、昨日来たばかりだ」

幸村「昨日?」

政宗「俺はこの近くの孤児院にいるんだ。だがあんまり退屈だったから抜け出してきたんだ」

なかなかに不良っぽい感じが出ていた。だがよく見ると腰にバトスピのデッキケースを掛けていた。幸村はそんな彼に興味津々だった。

幸村「なぁ君もバトスピやるの?」

政宗「えっ? あぁ、やってるぜ。お前もやってるのか?」

幸村「あぁ。ほら」

政宗「お前、バトスピ好きか?」

幸村「あぁ! スッゲー大好きだぜ!」

バトスピが大好きそうな顔を見て政宗も幸村に興味が出始めた。それでバトルを申し込んできて幸村は今、修行中で、それで今から信兄の元へ行くところだと伝えた。それを聞いて政宗も連れて行ってくれと頼んできた。もちろん幸村はOKした。それで二人で信兄の待つ公園に走った。

 

○とある公園

幸村「信兄! ごめん遅れちゃった」

信兄「来たか幸村。? 幸村、その子供は?」

幸村「彼はさっきそこで会った…そうだ! 名前聞いてなかった。名前は…」

政宗「俺は昔のことはよく覚えていないが、名前は覚えてる。俺の名前は政宗、“蒼氷 政宗”だ」

信兄「政宗か。それで俺に何の用だ?」

政宗「頼む。俺を弟子にしてくれ!」

幸村「!?」

幸村は驚いた!何と政宗は信兄に弟子入りを頼んできたのだ!信兄は初のS級バトラーだったので有名ではあった。それが理由なのかと聞くと

政宗「俺は強くなりたいんだ。俺の野望を叶えるために」

信兄「野望だと?」

政宗「あぁ。この腐り切った世界を変えるっていうな!」

信兄&幸村「!?」

政宗「今のこの世は腐りかけている。本来なら素晴らしく美しいはずなのにそれが分からず、知ろうともせず、さらにはそれを良しとする奴らばかりだ!そんな奴らの目を覚まさせてるんだ。そのために立ちはだかる奴らはなぎ払う。そのために俺はあんたに弟子入りしたいんだ」

幸村は政宗のとてつもない野望を聞いて呆然としていた。信兄はそんな政宗の描き出す理想とそれを必ず成し遂げようとする信念を気に入って弟子入りを承諾した。そして二人の厳しい修行が始まった。

 

ダン「それが政宗との出会いか」

幸村「あぁ。あいつはあの頃から凄いやつだったよ。信兄の修行をものともせずこなして、俺よりも飲み込みが早かった。バトスピの知識、戦術、デッキの構築度、どんな相手にも徹底的に油断せず相手をする氷と炎を合わせたのような闘志、どれをとっても完璧だった」

兼続「確かにな。彼奴のバトルを見てもその強さは計り知れないものだと感じた」

幸村「確かにバトスピの腕は俺よりも上だった。ただ…」

環奈「ただ?」

幸村「あいつは悪いくせがあってそれでよく信兄に注意されてたことがあったんだ」

早雲「悪い癖? ! まさか」

幸村「そうだ。戦ってた早雲ならわかると思ってた。あいつは勝てそうなところでターンエンドして、相手が逆転させそうな場面を作ってさらにそれさえも打ち破ってから勝利しようとするんだ。それをしてよく負けていてな。俺だけでなく、信兄や政宗のいた孤児院のみんなからも。実際、何度か勝ったことはあるけどな」

 

クラッキー「何ともインディビデュアルな癖を持っているね」

魔ゐ「そうね。ちょっと誰かさんに似てるわね」

ダンの方を見る魔ゐ。

ダン「?」

ダンはどうして自分を見るのか分からなかった。それを見てクスクス笑う周り。

幸村「それじゃ話の続きを。そんな悪い癖があったが、それを俺は面白いって思ってた。おまけに勝った後、負けた相手にアドバイスしたり、手を差し伸べたりして、周りから慕われてたんだ。けどもう一つ癖の強いところもあったんだ」

環奈「何でおじゃる?」

幸村「女たちにモテまくってハーレムみたいなのを作ってたんだ」

一同「!!!!????」

全員驚愕だった。特にクラッキーが。

クラッキー「ハッ! ハーレム!? そんな小さな頃から!? アンビリーバボーーーーーーーー‼️」

魔ゐ「本当なの?」

幸村「本当だ。あいつは昔から女との相手がすごく上手くてな」

クラッキー「なななななななっなんて羨ましいー…じゃない! 何という女たらしな奴なんだ! レディを言葉巧みに誑かすとは!」

一瞬クラッキーの本音が聞こえたような。

幸村「いや誑かすとは違うな」

クラッキー「えっ?」

幸村「政宗は女のことをそんな風しなかった。知り合った女だけじゃなくて、初めて会った見ず知らずの女まで何か危険が及ぶようなことがあったらすぐに助けていたんだ。おまけに自分以外に異性を持った女にアドバイスまでしてな」

それを聞いたクラッキーは誤解を解いてようやく落ち着いた。

幸村「それに女だけじゃないんだ。自分より小さい子供達にも好かれてたんだ。アイツは子供が大好きで、よくバトスピを教えたり、遊んだりして懐かれていたんだ」

聞けば聞くほど、政宗のことが悪人のようには思えなくなってくる兼続達。

 

幸村「けどアイツにはちょっと怖いと感じたところもあった」

ダン「えっ?」

幸村の話によると、ある日の幸村と政宗が信兄の特訓の帰りの時だった。路地裏でバトスピをしていたのが見えた。ガラの悪そうな少年達が複数と弱々しい少年だった。見ると柄の悪い少年達が優勢だった。だが政宗は

政宗「あいつ、不正行為してやがる」

幸村「えっ?」

幸村は政宗にドローするところ見ろと言われて見ると、何と服の袖からカードをバレないようにデッキの上に乗せ、それをドローしていたのだ!しかも弱々しい少年の後ろにいた仲間が鏡を使ってカードをカンニングしていた!許しがたい行為だった! それをして勝つと今度は負けたからと言って強そうなカードを奪い取った!

悪少年(リーダー格)「お前みたいな弱い奴には不似合いだ。こいつは貰っとくぜ」

少年「そんな!返して!」

だが返してもらえるはずもなく仲間達が殴り始めた!

幸村はもちろん止めに入ろうとしたが、政宗が止めて自分が行った。

 

トン、トン

悪少年(リーダー格)「ん? だれ…グボッ‼️ グボッ‼️ グボッ‼️」

幸村「⁉️」

いきなり政宗はリーダー格の顔面に3発お見舞いした! それを見た仲間達は一斉にかかったが、政宗はいとも簡単に返り討ちにした。だが、

仲間が少年を人質にしたため、政宗は攻撃をやめた。それをチャンスに仕返ししようとしたが、

幸村「やめろ!」

幸村が加勢に来てくれた!幸村が加わって形勢逆転して奴らを倒した。

幸村「やったな」

政宗「ありがとな幸村」

そう言って政宗と幸村は少年にカードを渡した。

少年は笑顔で家に帰って行った。

リーダー格の少年は仲間達を置いて逃げようとしたが政宗は

ドガっ!

悪少年(リーダー格)「いっ! ぐわぁぁぁぁぁ‼️」

幸村「‼️」

何と政宗は這って逃げようとするリーダー格の足を踏みつけた!

政宗「てめぇ。よくも神聖なバトルスピリッツで不正行為しやがったな」

悪少年(リーダー格)「えっ!? たかがそれだけじゃ…ぐっ! がぁぁぁぁ‼️」

政宗は今の言葉で怒りのあまり持ち上げて壁に投げ飛ばした!さらに起き上がらせて

政宗「いいか!弱い奴らだけを狙って無理やりカードを奪ったこと。それは許せねぇ。だが俺が一番気に入らねぇのがせっかく正々堂々と戦ってる奴らの心を踏みにじり、バトスピそのものを汚したこと!それが一番腹が立ってるんだよ‼️」

政宗の目がギラついてリーダー格は怯えまくっていた!それもそのはず。どういうわけか政宗の目が人の目ではなく、龍のような恐ろしい目をしていたからだ。それでもリーダー格は自分は悪くないと悪態をついた。それを見兼ねた政宗は確実に判らせようとしたのか、地面に落ちてた尖った鉄パイプを持ちそれを突き付けた。

悪少年(リーダー格)「おい。何する気だ? って待てよ。洒落になってないって! 待って! 待ってくれ! わかった! わかった! もう二度とこんなことしないから! 頼む!」

けれど政宗は怒りで我を忘れて、

 

ビュ!

ガチっ!

政宗「!?」

幸村が止めに入った!

幸村「政宗よせ! やりすぎだ! お前の気持ちはわかるがこんなのは間違ってる!こんなやり方したらお前もこいつと同じになってしまうぞ!」

政宗「!」

幸村の言葉に反応して政宗は怒りを抑えリーダー格を離した。幸村は二度としないことを約束させ、リーダー格は怯えながらそれを誓い、仲間を連れて逃げた。

政宗「幸村、すまねぇ」

幸村「気にするなよ。俺だってあいつのことは許せなかった。けどやりすぎだ」

政宗「あぁ」

 

 

兼続「そんなことが」

幸村「あぁ。政宗はバトスピのことが大好きだった。そのバトスピを汚すような奴を見かけたら、怒りで我を忘れて相手に大怪我をさしてしまうことも多かった。だがそれのおかげでその辺りの悪党たちは政宗の噂を聞いて少なくなってバトスピをしやすくなった。おまけにたとえ悪人であっても気に入った奴はすぐに自分の仲間にして今までいがみ合ってた連中との仲までよくしてたりもしてたんだ。そんな政宗の強さと優しさに触れてアイツについていく連中が増えていったんだ」

ダン「なるほど。やり方はともかく、アイツはバトスピを愛し、みんなのことを守ろうとしていたんだな」

幸村「あぁ」

ダンは政宗のことを称賛して、幸村も嬉しく感じた。もちろん兼続達もダンと同じ思いだった。

バローネ「それにしてもあの政宗という男。己の手を汚してでも他者を守り抜こうとする決意、悪人やかつての敵でも己の仲間にしようとする器の大きさ、そして自らの野望を叶えようとする強さと信念。アイツからは王の素質があるのかもしれん」

バローネの評価に幸村も納得した。なぜなら信兄も同じことを言っていたからだった。

 

それからしばらくしてついに信兄から修行の全てを教わった。その証として

幸村「信兄、これって!?」

信兄「戦国龍ソウルドラゴン。これは今からお前のカードだ。お前なら使いこなせる筈だ」

幸村「! ありがとう信兄!」

幸村は涙を流して喜んだ。

信兄「そして政宗。お前にはこれを」

政宗「こいつは?」

信兄「私がIBSAに頼んでお前用のために生み出したカードだ。お前にふさわしいはずだ」

幸村「すげー!」

政宗「感謝します、師匠!」

信兄のサプライズに二人は興奮気味だった!そして信兄が立ち去ろうとすると

政宗「お待ちを師匠! 一つ頼みたいことがあるんです。立ち合いをお願いしたいんです」

信兄「立ち合い?」

政宗はカバンの中から盃と日本酒を出した。盃の一つを幸村に渡した。

政宗「幸村。俺と……兄弟の契りを交わしてほしい」

幸村「⁉️⁉️」

幸村は驚愕した!なんと政宗は幸村と兄弟になろうとしていたのだ!これまで共に修行し共に卒業した相手。そして共に戦い、笑い合ううちに戦友であり家族でもあると思うようになった。政宗はそんな幸村と兄弟になりたかったのだ。それを聞いて幸村は

幸村「もちろんだ! お前と兄弟になれるなんて嬉しい限りだぜ‼️」

政宗はそれを聞いて涙を流し喜んだ。そんな二人を見て信兄も喜んで立ち会いを承諾した。二人の盃に酒が入り、二人は乾杯し飲み干した。

今ここで若き2人の戦士が兄弟となった瞬間だった‼️‼️

 

 

幸村「それが俺と政宗が兄弟となった経緯だ」

ダン「なるほど。聞けば聞くほど政宗は本当にいい奴だな。バトスピのことが大好きだということがよくわかる」

ダン達だけでなく早雲達も同じ捉え方だった。

佐助「それにしてもそんな強い仲間がいるんだったらどうして教えてくれなかったんだ、幸村?」

幸村「………………」

と佐助の質問に幸村の表情が暗くなってしまった。

早雲「? 幸村?」

幸村「それはな……アイツが死んだって聞かされたからだ」

一同「⁉️⁉️⁉️」

兼続「死んだだと!? どういうことだ⁉️」

 

幸村の話によると幸村達は、ある約束をしていた。修行を終えたら信兄に自分たちの晴れ舞台を見てもらうという。次の日に幸村達は信兄が来るのを待って大会に出場したが、信兄は現れなかった。それから何度も何度も大会に出場し信兄が来るのを待っていた。けれど現れなかった。それからしばらくしてS級昇級大会に出ることにした。そこで

政宗「なぁ幸村。どうせならそれぞれ別の地域で大会に出場しないか?」

幸村「えっ?」

政宗「師匠ももしかしたら別の場所でバトスピを極めようとしてるかもしれないじゃないか。だったら師匠の目が届きやすいようにすれば師匠も気付くかもしれないしさ…それに」

幸村「それに?」

政宗「同じ大会に出たらどちらかしかS級にはなれねぇ。同じタイミングで同じ日にS級となってその強者同士が戦う。どうだ?面白いと思わないか?」

幸村「そうか! そうだな! そうしよう!」

政宗「ギーラギラギラギラギラギラ! それじゃ決まりだな! お互いS級になったらバトスピ楽しもうぜ兄弟」

幸村「あぁ。約束だ……兄弟」

2人は拳を合わせ約束した。

 

次の日、S級昇級大会に出場し見事優勝した幸村。それを政宗に報告すると政宗も見事に優勝したそうだった。

政宗「まぁわかっていたがな笑笑」

幸村「俺も同じだ。それでそっちに信兄は?」

政宗「いや来なかった」

幸村「そうか」

悲しい顔になった幸村。けれど政宗が

政宗「そんなくらい声すんなよ。きっと師匠も何らかの理由があるに違いないって。それより約束を」

それを聞いて幸村の顔に闘志が蘇ってきた。

幸村「そうだ! そうだったな! S級になったお前とのバトル、楽しみにしてるぜ!」

政宗「俺もだよ兄弟。それとな幸村……」

幸村「?」

政宗「いや何でもない。バトル楽しみにしてるぜ」

幸村「あぁ!」

何か言いたそうな感じだったが今はバトルのことで頭がいっぱいだった。すぐ様、政宗と待ち合わせの場所に向かった。その途中、街のテレビニュースに目を取られた。

 

ニュースキャスター「臨時ニュースです。本日15時ごろ大手町線にて原因不明の爆発が起き、これにより列車一台が脱線する大事故が起きました。奇跡的に死者は出ませんでしたが、行方不明者が1人おりました。現場には手帳がありました。名前は“蒼氷 政宗”くん」

幸村「‼️⁉️」

ニュースキャスター「なお現場にはそれ以外にも大量の血が飛び立っていたことと爆発に一番近い場所からして生存は厳しいいう状況ということです。警察は…」

幸村「嘘だろ? 政宗。マサ……ムネ。 うっ、うわぁぁぁぁぁぁ‼️」

 

 

魔ゐ「そんな」

兼続「なるほど。お前があれほど動揺したのはそういうことか」

幸村「俺も再会した時には動揺を隠せなかった。警察にも何度も行って政宗のことを何度も聞いたが結局見つからなかった。それからしばらくして政宗のいた孤児院でみんなが政宗の葬式をあげた。みんなすごく悲しんでた。だがその中にも信兄はいなかった」

お市「おそらく悲しさのあまり、さらに今まで連絡もせず姿を消してしまって合わせる顔がなかったのかもしれません」

幸村「俺もそう思いたい。俺は超えるべき相手、ライバルであり兄弟だった男まで失ってしまった。それからは悲しさのあまり、バトスピから遠ざかってしまったたんだ」

早雲「幸村」

幸村の悲しさにすごく心を痛くする早雲。

環奈「それから妾達と出会ったのか」

そうだった。そこからは環奈と出会い、失いかけていたバトルスピリッツの戦士としての疼きとまるで政宗から背中を押してくれたように感じバトルスピリッツに戻ることができたのだった。

 

ダン「それにしてもアイツが大六天魔王と組んでいたとはな」

幸村「俺もそれには驚いたが、何よりあの闇の勢力達のリーダーだったことが一番だ」

クラッキー「確かにな。あれだけの怪物達を従えさせることができるなんて想像絶するね」

魔ゐ「えぇ。彼のスピリット達は彼のことを凄く慕っていたようにも思えたわ。あのエージェント・アブレラやオーバーレックスいえレイナの反応を見ればよくわかるわ」

佐助「! そういえば幸村。アイツのデッキは闇の勢力のカードが多かったけど、そのほかでは地竜のスピリットが多かった気がするけど、アイツのメインは地竜なのか?」

幸村「いやアイツには型はなかった。だが昔から恐竜やドラゴンとかが好きだったからな。おまけに効果だけじゃなくて気に入ったカードを重視して使っていたな」

兼続「なるほど。あれだけの多彩なスピリット達を操れるわけはそういうことか」

幸村「それからヒーローよりも怪物とか怪獣といった敵キャラを特に好んでた。もちろんヒーローも好きだった。その中でも最初平成仮面ライダー“クウガ”と“電王”が一番だったな」

佐助「すげーマニアックだな。確かに電王は俺も好きだったな。あとアバレンジャー も。ていうかこの間の戦いで電王は本物を見れたけど笑笑」

佐助の仲間達「俺はデカレンジャー! 俺はカブト! 俺、ドライブ!」

兼続「私はハリケンジャーが好きだったな」

魔ゐ「男ってホントそういうのが好きなのね。ねぇ早雲。ん?」

早雲は顔を少し赤くしていた。もしかして

早雲「私もそう言うのをよく見ていた。コスモス。ウルトラマンコスモスが特に好きだった」

幸村「! 意外だな。早雲も見ていたとは」

早雲「その頃から私は父達にはそういうのは見るなとは言われたことがなかった。むしろ勧めて見させてくれたから。次第に好きになっていったんだ」

お市「素晴らしいと思います。ちなみに私はクウガです。人々の笑顔を守ろうとするあの姿。まさにヒーローだと感じられましたから」

環奈「うむ。ヒーローに憧れるのは男女問わぬからの」

ダン「それにしても仮面ライダー、ウルトラマン、スーパー戦隊まで俺たちの世界と同じだったなんて驚いた」

幸村「ダン達の世界にもいたのか?」

ダン「あぁ。それもみんなが言ったヒーローたちと同じ名前で」

それには幸村達は驚いた。別世界でも同じヒーロー達がいたことには。

そうこう話していくと

 

環奈「それにしても彼奴の最後の言葉が気になる」

環奈は政宗の「お前らのおかげで俺はまた……強くなった」という言葉に。

幸村「それには理由がある。アイツは勝つ時はその次でも強くなる。けど、それ以上に負けると勝った時よりさらに強くなっていくんだ。

目で見た相手の強さ、デッキ、特徴などを分析して、次にどうやったら勝てるか先の先まで読み尽くし、そして次の日にはその相手に見事に完勝したんだ。まるで神のように二度と同じ手は通用しないかのように。だからアイツはこう呼ばれるようになった。

 

 

 

“ 神眼の政宗”

 

 

と」

 

ダン「それがアイツの強さか」

幸村「あぁ。あいつの怖いところはそこなんだ。勝っても負けてもあいつは強くなる」

 

ダン「それで幸村。お前はどうする?」

幸村「?」

ダン「お前は政宗をどうしたいんだ? 敵としてただ戦うのか?それとも昔の友だからと戦わないのか? それを聞かせてくれ」

ダンが幸村の真意を聞いてきた。

幸村「……… 戦うさ。ここで背を向けるなんてそれこそせっかく出てきたアイツの顔に泥を塗るようなもんだ! それにあんな終わり方じゃ俺も納得できない! そして勝ってアイツに何があったのか、何が目的なのか聞いてみせる! アイツは俺の兄弟だから‼️ 」

それを聞いてみんなの顔も笑顔になった。早雲はそんな幸村の姿を見て、顔が赤くなっていた。魔ゐはそんな早雲を見てクスッと笑った。

 

ダン「それを聞きたかった! 俺も手を貸すぜ幸村!」

2人はそうして腕を組み合った!それに釣られて兼続達も同じように組み合った!まさに戦士の誓い‼️

 

一方その頃

 

○大六天魔王の城

政宗「………」

自分の部屋でデッキを組み替えている政宗。それも笑顔で。

ベリアル「随分とご機嫌だな、大将」

政宗「ベリアルか。まぁな。古い顔に会えたもんだからな、それに別でいいことがあったからな」

ベリアル「そうか。へへへ。まぁお前が嬉しいんならそれで構わないぜ。俺たちはお前について行くって決めたからな」

政宗「感謝してるぜベリアル。友よ」

ベリアル「へっ」

友と呼ばれて照れ顔になるベリアル。

大六天魔王「お前でもそんな顔をするのだな」

そこへ大六天魔王が来た。

ベリアル「ゼクか。へっ、変なところ見せちまったぜ」

大六天魔王「政宗。貴様のバトル見させてもらった。なかなかだが、無駄が多すぎる」

そう言って大六天魔王が政宗のデッキの改造に手を貸してきた。

政宗「ありがとよ」

政宗はそれを咎めず喜んでそれを受け入れた。

政宗「ところでベリアル。奴は見たかったのか?」

ベリアル「いや今のところは見つかってない。相当厳重に隠しているみたいだからな」

政宗「そうか」

大六天魔王「奴?」

政宗「俺個人が仲間にしたい奴がいるだがな、未だに見つかっていないんだ。名前はまだ言えないが楽しみにしてな、ギラギラギラ」

大六天魔王は少し不思議がっていたがすぐに気にしなくなった。

 

政宗「(待っていてくれよ幸村。必ずお前と戦う時が来るからな。そして早雲、(ベロリ) お前は必ず俺の女にしてやるからな、ギラギラギラ)」

と何かを企んでいる政宗のズボンで動くもの。これは

 

パシン!

 

 

To be continued




やっと書けました^_^

次回もお楽しみください^_^
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