バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
そんな中俺達はグランウォーズに向けてバトルに明け暮れていた。今日は一体何が起こるのか」
次の日の朝
幸村「・・・・・」
幸村はいつもより早く起きて外で今後どうやって強くなれば良いか考えながら空を見上げていると
幸村「? アレなんだ?」
太陽が出てきた方向から小さな光がゆらゆらと飛び回りそれから近くの山に落ちていった。幸村はバローネ達を叩き起こして山に向かった。
◯ムサシのとある山
兼続「本当なのか幸村? 光がこの辺りに落ちたというのは?」
幸村「あぁ。ソウルドラゴンと一緒にこの辺りに落ちるのを見たんだ」
ソウルドラゴン「我も目を疑ったが間違いなく光が落ちるのを見たんだ」
環奈「妾はそれを聞いて隕石かもしれんと思いネットで調べたが、それらしい報告はなかったが」
バローネ「まぁ良いではないか。こういう息抜きもたまには悪くは・・・? あれは?」
バローネが不自然な切れ方をする木をいくつか見つけた。さらにそれを追っていくと穴が開いた木があった。幸村は穴が空いた木、バローネ達は辺りを調べ出した。
幸村「これは・・・卵?」
バローネ「こちらにもある」
環奈「こっちにもじゃ」
幸村とバローネ、かんなの3人は卵みたいなカプセルを見つけた。兼続の方は何もなかった。幸村は何なのか調べるために弄るとカプセルが開いて中から何かが出てきた。
幸村「カード? それに石板?」
カプセルの中にはカードが4枚と石板が1つあった。そのカードは紛れもないバトルスピリッツのカードだった。だが何か違和感があった。
幸村「これってスピリットと言うより恐竜そのものに見える気が。それにこれは紋章? 石板と同じ紋章だ。“炎”みたいな」
兼続「何?」
そうだった。本来カードにはそのカードの種類のイニシャルまたはレアリティが刻まれている。しかしこのカードには紋章が刻まれている。またもう3枚のマジックカードらしきカードにも紋章があった。
幸村「この石板とカードには何か関係があるのか? ん? これは・・・」
幸村は石板にセンサーみたいな突起物があることに気がつく。そこにカードを翳して上方向に擦ると
ピカーーーーーーーーーーン!!
恐竜「があぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ドスン!
幸村「え?」
♪:恐竜現る(恐竜キングDキッズアドベンチャー 第1話Ver)
いきなり光出したと思ったら、突如赤い恐竜が現れた!!
4人「うわあぁぁぁぁぁ!!」
4人は一目散に木の後ろに隠れた。
幸村「何で恐竜が!?」
バローネ「幸村、何とかしろ!」
幸村「俺が!?」
兼続「石板を弄っていただろ!もう一度動かせばいいんだ!」
幸村はいろんな方法で石板を弄ってみたが全く効果がなかった。そうしているうちに恐竜はどんどん近づいてきた。環奈達は逃げたが幸村は全く気づいていなかった
環奈「幸村後ろ!!」
幸村「え? うわあああ!! うっ」
ピカーーーーーーーン
と恐竜が光出し、みるみる小さくなっていきカードとなって幸村の頭に乗った。
幸村「ん あれ?」
兼続「消えた?」
環奈「違うでおじゃる。カードに戻ったようじゃ」
幸村「そうみたいだ」
バローネ「カードに? 一体なぜ?」
兼続「わからぬ。ん? 待て幸村! また出すつもりか?」
幸村「大丈夫だ。今ので少しコツがわかったから」
と言って今度は下方向に擦ると
???「ぎゃう?」
なんと今度は小さな可愛い恐竜が現れた。しかもさっきの恐竜によく似た。
幸村「なんだコイツ?」
???「フンフン ガブッ」
びよ〜〜〜ん ぱっ ばしっ!
幸村「イテッ! うううっ おい!俺のハチマキを引っ張るな!」
???「ぎゃう♪」
幸村「うわっ」
ペロッペロッペロ・・・
幸村「お、おい! よせって。ううう」
チビ恐竜はいきなり幸村に飛びかかると、親に甘えるかのように舐め出した
兼続「ははははははっ 随分と懐かれたな」
バローネ「喰われるでないぞ」
幸村「脅かさないでくれよ」
びよ〜〜ん ばしっ!
幸村「ぬわっ だから引っ張るな!」
環奈「まぁまぁ幸村」
ガブっ
びよ〜〜〜ん ばしっ!
幸村「イッテ〜!」
3人「ははははははっ」
◯???
ティラノサウルス(茶)「ぐうううううう! ぐおおおおおおおお!!」
ダーク・ティラノザウラー(緑)「がぁぁぁぁぁぁ!」
ローマのコロセウムのようなところで夥しい数の色違いティラノサウルスとダーク・ティラノザウラーが大勢の観客の前で走り回っていた。特別席らしきところでは白い髭を生やした老人が豪快に笑っていた。
???「ふふっ ふはははははは!! これぞ泣く子も黙る我がアクト団の新最終目的!我が恐竜バトスピ王国のメインスタジアムじゃー!! エド、よくやったぞい」
エド「喜んでくれて嬉しいっす」
???「うむ。改良したなら今度こそ戦うところも加えたのであろう?」
エド「あっ 実を言うとそこはまだ・・・」
???「何ぃ!! そういえばよく見るとダーク・ティラノザウラーしか増えとらんぞい! 他の恐竜や地竜スピリットは増やしとらんのか!?」
エド「復元はできたんですがあまりにもデータが多すぎたので1種しか増やせませんでした」
???「ワシの夢をバカにしおって!ワシが“恐竜キング”そして“バトスピキング”になれんと思ってるからこんな未完成の映像を見せて愚弄しとるのだな!」
エド「とんでもないっす!ドクターは恐竜キングにもバトスピキングになれるって信じているっすよ」
さっきから興奮気味で騒いでいるこの男は
ソーノイダ「そうじゃ!そのとおり! ワシは泣く子も黙る秘密結社“アクト団”を率いる天才科学者“Dr.ソーノイダ”!!全ての恐竜!そして新たな野望!全てのバトルスピリッツを支配するキングオブキング!! “恐竜キング”そして“バトスピキング”になってみせるぞ〜い!!」
この男の正体はかつてある世界の未来から恐竜達を絶滅から救うためにやって来た科学者の1人で、恐竜をカード化していくうちに恐竜キングという野望を持ってしまったマッドサイエンティストだった。ただその割にドジばかりではあるが・・・
エド「恐竜キングとバトスピキングって、恐竜の中の恐竜、バトスピの中のバトスピの事を言うと思うんだけど」
全くもってその通り。
ソーノイダ「何か言ったか?」
エド「いえ何も」
ドゴン!!
突如部屋が揺れ出したと思ったらコンピュータと後ろの壁が崩れて2体の恐竜が顔を出した!紛れもない本物のティラノサウルス!そしてダーク・ティラノザウラーの上位種オーバーレックスのレイナだった!
ソーノイダ&エド「ぎょえええええ!!助けて〜〜〜!!」
2人とも逃げたが直様追いかけられる。それもソーノイダのみを。よく見るとここはどこかの島のようだった。逃げた先の砂浜では4人の子供を含んだ男女と蘭丸、藤吉郎、ベリアルが寛いでいた。蘭丸と藤吉郎は黒眼鏡を掛けた痩せ男と一緒に4人のメンバーでリーダーと思われる女の召使いのようにしている。
ソーノイダ「た〜すけてくれ〜〜!!」
一同「?」
ベリアル「なんだ? 騒々しいなぁ」
ソーノイダ「誰か〜!ティラノとレイナを何とかしてくれ〜〜!!」
??「あらら お爺様また追いかけられてる」
??「ティラノはともかくレイナにまで追いかけられるなんてお爺ちゃんもついてないね」
この子供達はソーノイダの孫で兄の「ロト」、妹の「ロア」
???「ドクターったら」
???「相変わらずざんす」
エド「はぁはぁはぁ 酷い目にあったっす」
???「ご苦労様」
語尾に“ざんす”をつけている痩せ男が「ノラッティ〜」、先程ソーノイダと話し語尾に“っす”をつけていた「エド」、そしてこの2人と藤吉郎と蘭丸までも従わせている女王みたいな寛ぎ方をしている女がエドとノラッティ〜のリーダー「ウサラパ」だった。この3人は揃ってアクト団トリオと言われている
ソーノイダ「はぁはぁ こらティラノやめるぞい!レイナちゃん、ワシなんか喰っても美味くないぞい! はぁはぁ エドか蘭丸にしろ!エドは脂身たっぷりだし、蘭丸は細身じゃが美味いもんばっか食っとるから栄養満点ぞい!!」
蘭丸「何を言いますかドクター!? 僕よりも藤吉郎の方が!」
藤吉郎「おい! さり気なく何言ってんだ!!」
何とも見苦しい争いだった
そこへ政宗が機械を持ってジャングルから出てきた
政宗「ギーラギラギラギラ!やっぱり面白いなこのアクトホルダーは」
ソーノイダ「ああああ!! 政宗、やっぱりお前か!早く何とかしろ!喰われる、喰われてしますぞい!!」
政宗「まぁそろそろ勘弁してやるか」
と機械を操作し出すと、ティラノサウルスとレイナの体が光だし、みるみる小さくなっていく。
ソーノイダ「だぁ!うわぁぁ! たちゅけて〜〜!喰われる〜〜!」
ティラノ「ぐわーーー!」
レイナ「がーーー!」
ソーノイダ「な、なぬ?」
ティラノ&レイナ「ぐあ! ぐあ! ぐあ! ぐあ!・・・・・」
小さくなった2体はソーノイダの背中に飛び乗り、髭に噛みつき引き千切ろうと引っ張り出す。
ソーノイダ「があ!イテテテテテテテ! やめんか〜お前達!」
一同「ふふふふふふっ・・・ キキキキキキッ・・・」
ソーノイダ「何が可笑しいぞい?」
蘭丸「と・・・とんでも御座いません!」
ウサラパ「別に笑ってなど・・・」
ノラッティ〜「ひひっ ひひひひひ・・・」
藤吉郎「キキキキキッ・・・」
ノラッティ〜と藤吉郎は笑いを堪えずにいた。
エド「2人とも」
ノラッティ〜&藤吉郎「だって〜」
ソーノイダ「だって何ぞい?」
政宗「ティラノとレイナにケツを破られたんだよ」
と後ろを見ると見事にケツが丸出しになっていた。
ソーノイダ「ありゃま。こりゃティラノ、レイナ! このいたずらっ子共め」
ティラノ「がう」
ソーノイダ「おっと。へへっ、そうそう噛まれてたまるか。ほれほれ、レイナもやれるならやってみろ。ほれほれ・・・」
ガブっ
ソーノイダ「のわっ! やめんかコラ! いていて、離さんかレイナ!」
ティラノ「がう!」
ソーノイダ「どわっ! こらティラノ! お前も釣られるでない!」
ベリアル「随分ジジイの髭が気に入ったみたいだな」
ロア「うん。2人ともお爺様の髭を引きちぎるのが大好きですから」
ロト「おまけにティラノは二度とお爺様の髭を噛めないと思っていたから」
ソーノイダ「よせ! やめろ! やめろと言っとるじゃろ!」
???「やめなさい!」
と怒鳴り声が聞こえた。声の主はエプロンを着た家政婦らしきおばさんだった。彼女はロトとロアの教育係をし、家事全般を任されているアクト団の母親的存在の「タルボーンヌ」であった。しかも彼女は家政婦でありながらアクト団の中でソーノイダよりも発言力が強く、
ソーノイダやアクト団全員さらにはティラノですら頭が上がらない程だった
タルボーンヌ「ティラノ、レイナさん。ドクターにおいたはやめなさいと何度言ったらわかるんです!」
2体はタルボーンヌにたじろぎ、髭を離すと後退りする
タルボーンヌ「ドクターもいつも言ってるでしょ。もっとしっかりしていないからティラノ達に舐められると。それとそのズボン、後で修繕しますので脱いどいてください。それからロト、ロア。バトスピの研究は結構ですが、お勉強もしっかりしなさい」
ロト&ロア「はーい」
タルボーンヌ「返事は“はい”です!」
ロト&ロア「はい!」
タルボーンヌ「皆さん。朝食は10分後です、遅れないように」
5人「は、はい! 了解しました!」
タルボーンヌの迫力にビビってしまう5人
タルボーンヌ「今日の献立はシャケの塩焼きです」
ベリアル「シャケ!? へへへっ 俺の大好物じゃねぇか!」
シャケと聞いて涎を垂らすベリアル
タルボーンヌ「ベリアルさんは昨日残したブロッコリー料理を食べてもらいます」
ベリアル「いいいっ!? おい待ってくれ!それだけは!!」
タルボーンヌ「んんん!!」
ベリアル「うううっ! は・・・はい」
政宗「ギラギラギラ・・・」
タルボーンヌ「最後に政宗様」
政宗「ん?」
タルボーンヌ「あなたもイタズラは程々に・・・」
政宗「!! は、はい!!」
あの政宗とベリアルを一睨みで黙らせてしまった。恐るべしタルボーンヌ。そのまま厨房へ戻って行った
ウサラパ「ふぅ〜」
藤吉郎「なんで俺達までこんな緊張しなきゃなんねぇんだ?」
蘭丸「僕に聞くな」
ソーノイダ「バカモーン! タルボーンヌはワシらのメシの要じゃぞ! 大体なんじゃお前らのその格好は!蘭丸やベリアルまで!ここはリゾート地ではなく、ワシらアクト団の本拠地“アジ島”なんじゃぞ!」
ベリアル「そう固いこと言うなよジジイ。俺は政宗のことをよく思わない連中の始末とかで疲れてんだ。少しぐらいお前らの島でゆっくりさせてくれもいいじゃねぇか」
そうだった。あのグランサミットが始まって数日後から政宗のことを殺しにくる輩が現れ始めていた。政宗は予知していたかのようにそいつらを返り討ちにしていた。ほとんどは殺しているがごく偶に生かして返しているようだが。ベリアルはそんな政宗の手を煩わせないために進んで彼の身を守らせる部隊を集めて対処をしていた。ベリアルの腕はなかなかであった。やりすぎなところはあるが
蘭丸「僕らはウサラパ様に無理矢理・・・」
ウサラパ「何だって?」
蘭丸「あっ いえいえ何でもありませんウサラパ様」
ソーノイダ「ったくお前達は・・・」
???「ドクター おはようございます」
ソーノイダ「? おぉノーピスではないか。もう体の方は良いのか?」
この青い髪の男はノーピス。アクト団のメンバーの一人で、かつては科学と進化のためと言って恐竜のDNAを身勝手に操作して最強の恐竜を作り出そうとしたソーノイダ以上の魔ッドサイエンティスト。そしてソーノイダを裏切り、計画が失敗すると別の組織に鞍替え、さらにその組織まで裏切るという事を繰り返していた。だがあるきっかけで自分のやった事が間違いだったと改心し、ソーノイダ達と協力して地球を救った。その後、意識不明となって治療を受けていたが政宗のお陰で意識を取り戻す事ができ、ソーノイダの計らいでアクト団に戻れ、他のメンバーとの仲も取り戻す事ができた
ノーピス「ドクターと政宗様のお陰ですっかり良くなりました。私はかつてあなた方に許されない事をしてしまいました。そんな私を再びお側に置いてくれたドクターには感謝しています。このノーピス 全身全霊をかけて償いをさせてもらう所存です」
ソーノイダ「うむ。まぁかつてはいろいろあったがお前は既に償いをしたしもう気にしてもいないぞい。またこうしてワシの手足になってくれるからの」
ノーピス「ありがとございます。それと先ほどレーダーの再調整が終了しました。あとは反応があればいいだけです」
ソーノイダ「おぉそうか!やはりお前は頼りになるぞい。ではこちらも・・・」
ソーノイダは政宗を睨む。
ソーノイダ「政宗! さっきはよくもワシをティラノ達に喰わせようとしたな!」
政宗「怒るのは構わないが、これは一応お仕置きでもあるんだぜ」
ソーノイダ「?」
政宗「この前のうちの研究所で起きた爆発、忘れたわけではあるまい」
ソーノイダ「ギクッ!」
政宗「設備の損害賠償だけじゃない。真白軍団の研究員、アブレラも全治1ヶ月の大怪我の治療費という大損害を出したんだからな」
ソーノイダ「ぞっぞい」
政宗「ましてやお前と俺が所持していた恐竜カードと技カードの大半を世界中に散らばせちまったんだぜ」
次々に痛い所をつかれてたじろぐソーノイダ。どうやらここ数日、政宗とソーノイダは恐竜カードをバトルスピリッツで使える研究をしていたらしい。ディセプティコンとアブレラの技術力も加わった事でスムーズに進み実験は見事に成功した。だが先日、ソーノイダが新たな研究と言ってアブレラを呼んだが見事に大失敗し大爆発。お陰でその場にいた全員、全身包帯まみれのミイラ状態で入院中だった
◯大六天魔王城(病室)
真白軍団「ちくしょう〜 何でこんな目に〜・・・・・・」
アブレラ「・・・・(覚えていろソーノイダ〜〜!)」
◯アジ島
ソーノイダ「ま、まぁしかし、こうして恐竜レーダーも復旧できた事だし恐竜を集めれば問題ないぞい」
政宗「はぁ〜 まぁいいけどよ。石板のコピーにレイナの力をセーブできるようにしてくれた貢献があるからな」
ピコーン! ピコーン! ピコーン!
突然アクトホルダーからサイレンが鳴り、画面から地図が現れて何かを表す赤い点が浮かび上がった
政宗「? ソーノイダ見ろ! アクトサーチに反応が!」
ソーノイダ「現れたぞい! 記念すべき1匹目が!」
☆アイキャッチ
◯IBSA日本支部
幸村達は山であった事をお市に伝え見てもらうことにした
それから数分後、お市が研究室から出てきた
幸村「お市、どうだった?」
お市「・・・・・・」
幸村「お市?」
お市「・・・・・・感激で〜〜〜〜〜す!!!!」
一同「!!?」
突然のお市の叫びに全員驚く!
お市「結論から言ってあの子は紛れもない恐竜です!健康状態も全く問題ありません!こんな元気なサウロファガナクスの子供に出会えるなんて感激で涙が止まりません!!」
お市は目を星のように輝かせながら完全に興奮状態だった
勝家「お嬢様は幼き頃から恐竜が大好きでな。今でも恐竜グッズを集めている程なんだ」
この光景を見ると納得がいく
幸村「さっきサウロファガナクスって言ってたが」
兼続「確か昔見た図鑑で“トカゲを喰らう王”という意味の」
環奈「恐竜が盛んだったジュラ紀ではアロサウルスと呼ばれる恐竜が最強だと言われておった。しかしその後サウロファガナクスが見つかり彼らに取って代わる王者となった恐竜じゃ。あのティラノサウルスとも互角に渡り合える最強の肉食恐竜の1体とも言われておる」
その後何とか落ち着いたお市は
お市「おほん。先程は失礼を。ですが驚きました。あの子がバトスピのカードだったなんて。それとこのもう一種のカード」
幸村「それなんだがマジックカードのように見えるんだが、分かるか?」
お市「全く不明です。先程から調べているんですが。それにしても恐竜をカードに出来るなんてとんでもない科学力です」
バローネ「お市、今“先程から”と言っていたが、もしかして既にお前も確認していたのか?」
お市「さすがバローネ殿。実は一昨日世界各地で幸村さん達の持ってきたカプセルと同じものが確認されていて、中には恐竜カードと謎のカードがありました。実を言うと2日前にはダン様からも連絡があったんです」
環奈「ダン殿から?」
お市「はい。確認されたのは3つで石板も1つ見つかりました。
ダン様はまるで虹色の光のような紋章をした“メガロサウルス”、魔ゐ様は草と思われる紋章の“マイアサウラ”、早雲さんは水と思われる紋章をした石板と“バリオニクス”でした。もちろん全員謎のカードも持ってました。早雲さんの持っていた石板は幸村さんが持っていた石板とは少し違っていました。機械的な箇所が多くおそらくコピーと思われます」
バローネ「なるほど。つまり俺たちの持つこのカプセルにも」
バローネと環奈は持っていたカプセルを開けてみた。バローネのカプセルには風と思われる紋章をした“シンラプトル”、環奈には土と思われる紋章の“エウロプロケファルス”だった。いずれも謎のカードもあった。
お市「バローネ様達まで。今のところはカードを恐竜に変化させたのは幸村さんだけのようですね」
兼続「ちなみに成体にもなったぞ」
お市「成体ですって!! 本当ですか!?」
幸村「あぁ。この石板を操作したら」
それを聞いてお市はまた興奮し出した。すぐに特別室に移動した。そしてあの子も部屋に連れてこられた。幸村を見た途端、幸村のそばに寄り添って甘えてきた。
お市「よほど懐かれてるんですね」
お市は石板を操作したが何も起こらなかった。幸村が代わりにやると
サウロファガナクス「がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
見事に成体となった!幸村は急いでチビサイズに戻した。
それを目の当たりにしてお市はますます興奮し出した!
お市「凄すぎます!!成体の恐竜まで見られるなんて感謝感激です!
そして驚くべきはこの石板です。石板の構造を調べたんですが別世界の約6,500万年前に出来たものでした。推測ではありますが何らかの影響で恐竜達の生命パワーがこの石板に描かれている属性という形で具現化して恐竜達に力を与えたのです。
そして何者かが恐竜をカードにし力を十分に発揮できるようにし、今度はバトスピに進化させたのだと考えられます」
お市は夢中で自分の見解を説明した。幸村以外は大体理解したようだ。ハッキリしているのがバトスピのカードとして適用していることだった。
幸村「それでお市、コイツはどうするんだ?」
お市「もう少し調べてみたいと考えています。もちろん痛いことなどは絶対に致しません」
???「がうう?」
じっと幸村の顔を見つめるチビちゃん。すると幸村は
幸村「すまないんだが、俺に預けさせてくれないか?」
お市「えっ? よろしいのですか?」
幸村「コイツが一緒に居たいって言っているように感じたんだ。それに何だかコイツと出会ったことには意味があるんじゃないのかって。そして何よりコイツが居たいところに居させるのが一番だしな」
お市「そうですね。それが一番だと思います。では石板とバローネ様達のカード、謎のカードはこちらで調べておきます」
幸村「わかった。それじゃ・・・あっそうだ。お前に名前を付けないとな。
名前は・・・・ そうだ。お前の名前は・・・・・炎羅(しんら)だ。どんな修羅の道で立ち塞がる相手にも胸の熱い炎押し通る。それがお前の名前だ、炎羅」
炎羅「がっ がうううううう♪!!」
気に入ったみたいだ。こうして幸村に新しい仲間が加わった
◯アジ島(アクト団メインルーム)
ノーピス「出現地点はここから南へ1,800の地点です」
ソーノイダ「よし!では早速・・・」
政宗「ちょっと待て。ここは確か幸村が縄張りにしていた地域だ」
ソーノイダ「何ぃ? 幸村といえばお前のライバルと言ってたガキンチョか?」
政宗「あぁ。まさかとは思うが・・・・・よし!」
と何かを決めた政宗
政宗「ソーノイダ。お前は俺の同志となった。よってお前の部下達に俺が指揮を出しても構わないな?」
ソーノイダ「えっ?今更何を言うぞい。お前さんはワシらの頭目ぞい。此奴らはワシの部下。それはお前さんの部下でもあるぞい。好きに使って良いぞい。なぁお前ら」
3人「は、はい」
政宗「ありがとう。んじゃ・・・ウサラパ!ノラッティ〜!エド!」
3人「はっ!」
と整列する3人
政宗「俺からお前達にこの世界初の任務を与える!お前達の最強アクト恐竜ティラノ、スピノ、サイカを連れて恐竜を捕獲せよ!そこでもし邪魔する者が現れたら貴様らの手に入れたバトスピの力で殲滅せよ! もちろん烈火幸村も含めてな」
政宗は恐竜捕獲と同時に遠回しな言い方だが幸村を倒せという命令も出してきた。政宗が初の刺客を送り出す事になる。
ウサラパ「えぇ!?よろしいのですか?」
政宗「構わん。むしろ遅かったぐらいだ。アイツが今どれだけ強くなっているのかこちらから確認しないといけないしな(まぁ戦う相手が居なくてどう強くなれば良いか迷っている頃だしな。それじゃつまらん)」
と心で思っているのが政宗の真意らしい
政宗「それにもし幸村を倒せば特別ボーナスを弾んでやるよ」
それを聞いて俄然やる気を出す3人。そこへ
ベリアル「政宗、俺も行かせてもらうぜ」
政宗「ベリアル、お前が?」
ここでベリアルが自ら任務に志願してきた
ベリアル「バカンスにもそろそろ飽きてきたところでな。それに幸村の実力を確認したいんだろ?だったら幹部の俺が直接見てきた方がより実力を見極めやすいだろ」
政宗「なるほど、それもそうだな。よかろう。ではお前達、ベリアルの指揮のもとで任務を遂行せよ!」
3人「ヘイヘイホー!」
ベリアル「・・・・(へへへへへっ やっとお前と話ができそうだな幸村)
◯IBSA日本支部
その夜、IBSAではお市の立ち会いのもと、石板と恐竜カード、謎のカードの研究に何かの機械の製造に着手していた。一体これは? そんな中でお市に何者かが連絡してきた。電話してきた相手は・・・・・
翌朝
◯ムサシ近海
♪:アクト団接近中
ウサラパ達は海竜みたいな小型潜水艦でムサシに向かっていた
ベリアル「・・・・・・」
ウサラパ「ベリアル様一体どうしたんです?」
ベリアル「何でわざわざこんなもので行くんだ? 別に隠れなくても」
エド「仕方ないっすよ」
ノラッティ〜「ドクターと政宗様の命令ざんす」
エド「こう言うのはムードが大事だからって言うもんすから」
ウサラパ「それに楽ですから良いじゃないですか」
ベリアル「呑気な奴らだな。まぁ楽なのは認めるがな。しかしあのジジイが作った物はどうも不安が残る。おまけにこの潜水艦、センスが無さすぎる」
ウサラパ「そこは同感します」
と言ってウサラパは羨望鏡で確認すると
ウサラパ「目的地見えたわよ〜 浮上開始」
ノラッティ〜&エド「浮上ざんす〜/っす〜」
浮上すると間の悪いことに大型貨物船が・・・
どこーーーーーーん!!!!
見事に真っ二つに割れて撃沈
ウサラパ「うわーーーーー!!!」
エド「沈むっす!!」
ノラッティ〜「お助けざ〜〜〜〜〜すよ!!」
ベリアル「だからあのジジイの作ったもんは嫌だって言ったんだーーーーーーー!!」
そのまま沈没
◯東ムサシ海辺公園
先程までバトルしていた幸村達。その後、休憩として公園で幸村は炎羅とフリスビーで遊んでいた
幸村「そらっ」
炎羅「ガブっ」
幸村「いいぞ炎羅」
炎羅「がう!」
幸村「のわっ はははははっ」
炎羅に飛び乗られて倒れる幸村だが楽しそうな笑顔を見せていた
兼続「幸村の奴、楽しそうだな」
環奈「良きことじゃ。最近の幸村は闇の勢力と戦うためにどう強くなれば良いかで悩んでおったから」
ソウルドラゴン「うむ。だが炎羅のおかげで少し落ち着いたようだ。安心はしたが、少し妬けるな」
バローネ「はははっ ライバルの出現というわけだな」
兼続「それにしてもあのカードがバトスピで使用可能とはな」
朝にお市から連絡があった。あの2種類のカードはバトスピで使えることが分かった。追伸でもう少しである物が完成すると言って
バローネ「それにしても俺達の恐竜に早く会ってみたい。魔族の間でも恐竜はとても興味深い生物で、俺も以前から興味があった。これは勝手な想像だが、俺達はあの恐竜達に選ばれたような気がする」
環奈「同感でおじゃる。妾も恐竜は好きだから気持ちはわかるでおじゃる」
兼続「お前達が羨ましいな。しかし、早雲がどう思っているのかが気になる」
バローネ「何?」
兼続が早雲のことを心配しだした。一体どういうことか?兼続がその訳を話そうとすると
男性「おい、アレ何だ? ほら、何か動いてる」
♪:恐竜上陸
男性2「デカいな。しかも一つじゃないぞ」
兼続「何だ?」
バローネ「近づいてくる」
男性が指差す方向で海で何かが陸に近づいてくる。それも3つも
幸村達も気づいて行ってみると炎羅が何かに威嚇するかのように唸り声を。そして
どぼーーーーん!!
野次馬「うわあああああああ!! きゃあああああああ!!」
ティラノサウルス「ぐおおおおおおおお!!」
環奈「ティ、ティラノサウルス!!?」
突如として海から赤いティラノサウルスが飛び出てきた!しかもそれだけではない!
スピノサウルス「ごおおぎうううう!!」
サイカニア「ぼおおおおおお!!」
環奈「スピノサウルス!! サイカニアまで!!」
3体の巨大恐竜がムサシに上陸した!
ウサラパ&ノラッティ〜「ぶええええ! うえ、うえ、あああ」
ノラッティ〜「死ぬかと思ったざんす」
ウサラパ「ティラノ達は?」
ノラッティ〜「あそこざんす」
何とか流木に流木にしがみついた二人。しかし
ノラッティ〜「あれ? エドとベリアル様はどこに?」
ウサラパ「そういえば・・・」
エド「助けてっす! 俺泳げないっす!」
ウサラパ「エド!乗るんじゃない、沈むから!うわ!」
ノラッティ〜「来るんじゃ・・・うわああ!」
とまた沈んでいった。そして陸上では大騒ぎだった。環奈とバローネは感心していたが、直様全員で逃げた。すると
ベリアル「ぶはああ! はぁはぁ あのジジイめ! あんな欠陥潜水艇を使わせやがって!帰ったら覚えてやがれ!」
ティラノサウルスの尻尾につかんで海から杖らしき物を持ったベリアルが這い出てきた。ティラノサウルスはベリアルを心配するかのように体の海水を舐めとる。
ベリアル「ぐうう・・・ よせって、平気だ。ん? 見つけた。お前ら、奴らを追え!」
アクト恐竜達「がぁぁぁぁぁ!」
ベリアルの指示に忠実に聞くティラノサウルス達。アクト団トリオやソーノイダの時とは大違い
幸村「こっちに来る!」
兼続「3方向に別れよう!」
3方向に分かれるとサイカニアは兼続を、スピノサウルスはバローネを、ティラノサウルスは幸村と環奈、炎羅を追いかけた。そこへIBSAのヘリが来てロープのような物を持ってカウボーイのような格好と帽子を被ったお市が飛び降りた!
幸村「お市、その格好は!?」
お市「ここは私にお任せを!」
勝家「お嬢様おやめください!」
♪:恐竜ロデオ(オリジナルBGM)
お市「ティラノサウルス通称T-REX殿!! 恐竜界の王者に出会えたこの瞬間に感謝いたします! 是非とも捕まえさせていただきます! はああああああ!!」
持っていたロープをティラノサウルスの口に巻き付かせる。ティラノサウルスは外そうと振り払ったがお市はその勢いで頭に乗った!
ティラノサウルス「!? グオオオオオオオオオ!!」
お市「はいよーー!」
なんとティラノサウルスでロデオを始めてしまった!無茶にも程があった!ティラノサウルスはそんなお市を尻尾で叩き潰そうとしていた。それに炎羅が気づき
幸村「炎羅!」
炎羅「があううう! がううううう!」
お市を助けようと尻尾に噛み付いた。しかし軽く払い除けられ木に叩きつけられた
幸村「炎羅!」
お市「炎羅ちゃん? うわああああ!! イタタタタっ」
勝家「お嬢様!」
ようやくお市を振り払ったティラノサウルスは炎羅に標的を変えた
幸村「はっ! 炎羅逃げろ!」
だが気絶していて聞こえなかった。バローネ達も気付き合流して助けようとしたがスピノサウルスとサイカニアが足止めしてきた。お市はヘリから何かを出そうとしていたが、ティラノサウルスは炎羅のもう目の前まで迫っていた。そしてティラノサウルスの牙が襲い掛かろうとしたその時!
メガロサウルス「ぐおおおおお!!」
ティラノサウルス「!?」
幸村「メガロサウルス!?」
突如メガロサウルスが炎羅を助けるかのようにティラノサウルスに立ち塞がった!そこにはダンの姿もあった。さらに魔ゐと早雲も駆けつけてきて、魔ゐが炎羅を抱き抱えて助けてくれた
早雲「幸村、大丈夫か?」
幸村「どうしてみんなが?」
魔ゐ「お市ちゃんから連絡があって」
お市は万が一を考えてダン達に連絡をしていたのだ
幸村「それじゃあのメガロサウルスは」
お市から聞いていたダンが手に入れたメガロサウルスだった
ティラノサウルス「グルルルルルル があぁぁぁぁぁぁ!!」
メガロサウルス「がおおおおおおお!!」
2体は咆哮でお互いを威嚇し合う!
早雲「ひっ!」
環奈「?」
環奈は早雲の表情に違和感を感じた。そんな中でティラノサウルスが攻撃を仕掛けるとダンが立ち塞がる!そして
ギラっ!
ティラノサウルス「!!? ぐっ ぐっ ぐるるるる・・・・はぁはぁはぁ・・・・」
ダンのひと睨みでティラノサウルスは怯え一歩ずつ後退りを始めた。スピノサウルス達も同じだった。
魔ゐはその間に炎羅の手当てを。傷もなく大丈夫のようだ。幸村はひとまず安心した。そしてダンは恐竜達の方へ歩き出した。恐竜達はひどく怯え震えていた。しかしダンは何もせずただ優しくティラノサウルスの鼻を撫でた
ダン「怖がらせてごめんな」
そんなダンに恐竜達も警戒を解いて舐めてきた
パチパチパチパチ
ベリアル「さすがだな。そいつらを容易く手懐けるとは」
ダン「!」
幸村「お前、確かあの襲撃事件とグランサミットで政宗と一緒にいた」
ベリアル「おっと こいつは失礼 自己紹介させて貰おう。俺は・・・」
ミライ「ベリアル!!」
幸村のデッキからミライの声がした
ベリアル「ん? お前あの時の若造か」
幸村「ミライ、コイツを知ってるのか?」
ミライ「奴はかつて僕と同じ“M78星雲”で大隊長と共に戦っていたウルトラマンです」
幸村「!?」
ベリアルはM78星雲の生命であるプラズマスパークの力を独り占めにしようとしたがあまりの力に制御出来ず宇宙警備法を破ったため追放された
ある小惑星で苦しんでいるとレイブラット星人という闇の宇宙人によって暗黒の巨人へと変えられてしまう。そして100体の怪獣や宇宙人を操れるギガバトルナイザーを使い光の国を襲撃した。しかしウルトラマンキングによって阻止され幽閉された。数万年後脱獄してプラズマスパークを強奪し光の国を死の星に変えてしまった。さらに全宇宙を支配しようとプラズマスパークの力で怪獣墓場の怪獣・宇宙人を蘇らせる。しかしメビウスと仲間達そして応援に駆けつけてくれたウルトラセブンの息子“ゼロ”と協力して倒した
だが数年後、奴が生きていたことがわかった。その上、別世界の宇宙でベリアル銀河帝国を作り上げ支配していたことも。そこでゼロが一人で調査に向かい、その世界で出会った新たな仲間達と協力して今度こそ引導を渡した
ところが今度はアーマードダークネスという鎧で魂だけ復活しゼロに再度リベンジを挑んだ。ゼロの体を乗っ取り仲間達を血祭りに上げた。そんな時、奇跡が起きた。仲間の一人の声で新しい力が目覚め呪縛を打ち払い仲間達を救うことができた。しかし反動でベリアルも肉体を取り戻して復活してしまったのだ。それ以降は行方をくらましていた
ミライ「まさかこの世界に来ていたなんて」
ベリアル「そんなことより、ゼロもこの世界に来ているのか?」
ミライ「いや・・・彼の所在はまだ掴めていない」
ベリアル「そうか、まぁいい。とりあえずこちらからも改めて自己紹介させてもらうぜ。俺は幹部にして政宗と大六天魔王ことゼクの友となったベリアル・・・ウルトラマンベリアルだ! フハハハハハハッ!」
その威圧感に誰も動けなかった。だが幸村は
幸村「・・・・・・(何だこの感覚?)」
そこへ
アクト団トリオ「ふぅ〜 やっと着いた」
3人組がようやく上陸してきた
ベリアル「あっ お前ら」
ウサラパ「ベリアル様!」
ノラッティ〜「酷いざんすよ、ミー達を置いてくなんて!」
エド「そうっすよ」
ベリアル「すまん。お前らのことすっかり忘れてた」
アクト団トリオ「ガーン!!」
ショックを受けるのも当然
ウサラパ「ん? あー恐竜!」
エド「サウロファガナクスっす」
ノラッティ〜「すると抱きかかえているガキンチョが?」
ベリアル「あぁ。アイツが烈火幸村だ」
ウサラパ「ガキンチョ 大人しくその恐竜を渡しな」
幸村「何!? そんなことできるか! 大体お前らは何者なんだ“おばさん”」
ウサラパ「!! ムッキーーーーー!!おばさんですってーーーーーー!!」
ノラッティ〜「ウサラパ様落ち着くざ〜んす!」
突如すごい形相で怒り狂うウサラパを止めに入る二人
魔ゐ「何なのあのおばさん?」
ウサラパ「おばさん言うなーーーー!!」
ノラッティ〜「しーっ!お嬢さん、それはウサラパ様の前では禁句ざんす!」
エド「ウサラパ様は“おばさん”ってことを気にしてるっすから」
ウサラパ「何だと〜〜〜」
ノラッティ〜&エド「うっ!」
バカっボコっ!
二人に八つ当たりしたことで何とか落ち着いたようだ
ウサラパ「自己紹介しておくよ。私たちは政宗様と同盟を結んだDr.ソーノイダ様率いる!」
ノラッティ〜「泣く子も黙〜る」
エド「秘密結社」
ウサラパ「アクト団さ!」
幸村「アクト団・・・」
ベリアル「こいつらはそのメンバーのウサラパ、ノラッティ〜、エドだ」
ウサラパ「その通り。そして私達の最大の目的はDr.ソーノイダ様を“恐竜キング”にすることさ!」
ダン「恐竜キング?」
ベリアル「コイツらの世界では恐竜を支配するものを恐竜キングって言うらしい。ちなみに恐竜をカードにしたのもジジイだ」
幸村「!」
ベリアル「もっともジジイは協力者ってのが正しいが今はどうでもいい。この世界に来てからはバトスピまで支配しようと“バトスピキング”ってのにもなろうとしているらしい」
バトスピキングの意味は大体想像できる
幸村「お前らのことは大体わかった。だったら尚更、炎羅を渡すわけにはいかない!コイツはもう俺の仲間だ! それでも引き下がらないって言うなら俺が相手になってやる!」
ベリアル「へへへっ そう来ると思っていたよ。礼がわりに俺達のもう一つの目的を教えてやるよ。お前をバトスピで叩き潰すことだよ」
その誘いに幸村は当然乗った。炎羅を環奈に預かってもらい誰が戦うのか聞く
ウサラパ「あんたの相手は・・・」
ベリアル「俺だ」
ウサラパ「そうそう・・・って」
アクト団トリオ「えぇぇぇ!?」
ベリアルが闘うと言い出し、ウサラパ達は驚く
ウサラパ「ベリアル様どうして?」
ベリアル「コイツを見てたら戦いたくなってな。心配するな。手柄はお前らにくれてやる」
それを聞いて喜ぶウサラパ達。そして不気味な微笑みを見せるベリアルに幸村は
幸村「(コイツ 初めて会うはずなのに何でこんなに懐かしく感じるんだ? このバトルで確かめてやる!)」
ベリアル「ゲートオープン!界放!!」
光が晴れるとそこは大都市のように見えるがどのビルもボロボロで人の気配はまるで無かった。今回のフィールドは別世界の無人都市のようだ。
二人は既にアーマーを装着していた。ベリアルのアーマーは禍々しい炎をイメージした黒と赤の凶戦士風だった。おまけに手の爪もさらに鋭くして。すると
アクト団トリオ「ああああああ!! どべっ! ハラホロヒレハレ〜」
上からウサラパ達が落ちてきた。アーマーを身につけた状態で。ウサラパはティラノ、ノラッティ〜はスピノ、エドはサイカをイメージした感じだった。
ウサラパ「あいててててっ あれ?何であたし達まで?」
ベリアル「おそらくお前らのデッキを加えた影響だろうな。よかったな。幸村と戦ったって事実が残せる」
ダンの世界でも確かに前例があった。
環奈「うーん これは想像絶する戦いになりそうでおじゃる」
ダン「あぁ あのベリアルは今までの相手とはレベルが桁違いだ」
早雲「幸村」
不安そうにする早雲を元気付ける魔ゐ。そしてついにバトルが始まった。先行は幸村から
幸村:第1ターン
幸村はまずバーストをセット、イクサトカゲとムシャトカゲを召喚。イクサトカゲにはソウルコアを乗せてBP7000にしムシャトカゲはLv.2
幸村「みんな気を引き締めてくれ」
幸村の表情を見てイクサトカゲ達は臨戦体制をとった。そしてターンエンド
ベリアル:第2ターン
ベリアル「バーストをセット。へへっ ターンエンド」
幸村「!?」
何とバーストをセットだけしてターンエンドした!ウサラパ達も驚くがベリアルは何も言わなかった
バローネ「バーストのみか」
兼続「誘っているな」
環奈「しかしどうにも腑に落ちぬ」
これは明らかにバーストを誘っている。だが環奈はあまりにも簡単すぎる感じがした。そんな中ベリアルは幸村が警戒を強めるのを見て不気味な笑顔を見せる
幸村:第3ターン
2体目のイクサトカゲとジンライドラゴンを召喚。アタックはせずにターンエンド。
ベリアル:第4ターン
ベリアル「メインステップ ネクサス“生命司る大樹”をLv.2で配置」
荒れたコンクリートから巨大な大樹が芽を出しどんどん育っていく。そしてまたもスピリットを召喚せずにターンエンド
幸村:第5ターン
幸村「(いったい奴は何を企んでる? いくらバーストを誘っているとはいえ、ネクサスしか出さないなんて)」
幸村は不気味に思いもう少し様子を見ようとスピリット達のレベルを上げてターンエンドしようとすると
ベリアル「(へへへっ そろそろか)どうした・・・腰抜け」
幸村「!」
ベリアル「こんなにガラガラにしてやってるのにアタックしてこないとはとんだ臆病者だな」
ベリアルが幸村を挑発してきた
兼続「奴め、幸村にアタックをさせるつもりか」
バローネ「おそらく だがあれぐらいの挑発では幸村は動じぬ」
環奈「うむ」
確かに幸村は全く動じてはいなかった。だが
ベリアル「へっ 乗ってこないとは驚いた。しかし拍子抜けなことに変わりはねぇ。こんな腰抜けを産むとはテメェの母親は・・・“アバズレ”なんだろうな」
幸村「!! 何だと・・・」
なんとベリアルは幸村の両親を侮辱した!
ベリアル「当然だろ。お前を臆病者に育てるレベルなんだぜ。相当の臆病者な上に平気で男に体を許してるってことの証明だろうが。ふっはははははは!!」
親を侮辱された幸村は拳を強く握り締め怒り狂っていた
幸村「俺のことは何を言ってもいい。だがな・・・母さんの侮辱だけは許さねぇ!! そっちがその気なら乗ってやる!!」
ダン「マズい!」
環奈「幸村! 落ち着くでおじゃる!」
だが幸村は止まらなかった。全スピリットをLv.1にダウンして
幸村「火龍の将よ! その炎を持って敵を焼き払い、仲間達の指揮を高めよ! 火将龍ゴウエン!」
ゴウエン「ごおおおおおお!!」
甲冑を身に纏った龍が炎の渦から咆哮と共に現れた。そしてその咆哮で幸村のスピリット達の士気が高まった。特にジンライドラゴンが。ゴウエンは自身にソウルコアを乗せている間、系統「武龍」のスピリット全てをBP+10,000する強力な効果を持っていたからだ。だがそれだけでは無かった。幸村だけでなく幸村の両親まで侮辱されたことでイクサトカゲ達も怒っていたからだ
幸村「アタックステップ! 行くぞみんな!」
イクサトカゲ達「おう!」
イクサトカゲA「あいつは絶対許せない!」
ジンライ「幸村だけでなく幸村の両親のことも侮辱した!」
ゴウエン「我らが彼奴に天誅を下してくれる!」
幸村「ありがとうみんな。イクサトカゲ行け!」
イクサトカゲAがベリアルに攻撃を仕掛ける
ベリアル「(ようやく来るか) ライフで受ける」
イクサトカゲA「喰らえ!」
イクサトカゲの怒りの一撃がベリアルのライフを奪う。ちなみにその痛みはウサラパ達にも共有される。そして幸村がジンライドラゴンでアタックしようとすると
チャリリーン ドゴーーーーーン!!
ビルから鎖の音がすると思ったら鉄球が飛び出てきた!そのままムシャトカゲや2体のイクサトカゲが鉄球やビルの瓦礫の餌食になってしまった! 何が起こったのか!? するとビルから巨大怪獣が現れた!
タイラント「ぐおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ベリアル「ははははははっ!見事に掛かったな。俺のバーストは暴君怪獣タイラント[2]! コイツはライフ減少時ノーコストで召喚され、召喚時にBP10,000以下のスピリットを5体破壊し破壊した数だけドローできる」
3体破壊したので3枚ドロー、おまけにネクサスの効果でコア1個追加される。
お市「幸村さんの親御さんの侮辱を言ってアタックを誘うなんて」
魔ゐ「いけ好かない男ね」
バローネ「あぁ しかし奇妙だ。なぜ奴はそれを知っていたんだ?」
環奈「バローネ殿も気づいておったか。まるで奴はそれを知っていてタイミング良く幸村を誘ったように思える」
確かに奇妙なことだった。それは幸村も同じ気持ちだった
幸村「(すまないみんな、俺のせいで。仇は必ず取る。しかしどうして奴は俺が怒ることを知っていたんだ? いや、今考えても仕方ない。とにかくここは・・・)」
ベリアル「ターンエンドするんだろ」
幸村「!」
ベリアル「お前は自分には相手より強いスピリットが残っているのに大事なスピリット達が一気に倒されるとこれ以上犠牲を出すわけにはいかない、体勢を立て直してチャンスを測ろうとするつもりなんだろ?」
環奈「!? 彼奴、なぜ幸村の癖を知っておる!?」
ベリアルはどう言うワケか幸村の手を読んでいるだけでなく癖まで知っていた。ますますベリアルに対する謎が増える。幸村は悔しがりながらターンエンド
第6ターン:ベリアル
ベリアルはバーストをセットしタイラントをLv.3に上げて、ライト・ブレイドラを2体、召喚。ベリアルがこのバトルで初めて通常のスピリットを召喚してきた。そしてネクサス“天空貫くバリスタ”を配置。続けてアタックステップ
ベリアル「天空貫くバリスタの効果でタイラントのBPは17,000。アタックしろタイラント!」
タイラント「があああああ!」
幸村「ライフで受ける!」
タイラントは鎌と鉄球で幸村のライフを2個削った!
幸村「がはっ!」
タイラントはLv.2・Lv.3 でアタックするとダブルシンボルになるといいう厄介な効果を持っていた。幸村はバーストで絶甲氷盾を発動させライフ回復。ベリアルはターンエンドした
第7ターン:幸村
バーストをセットしムシャトカゲとイクサトカゲ、ハガネヴルムを召喚。そして
幸村「アタックステップ ゴウエン頼む」
ゴウエン「うむ」
今度はゴウエンで攻撃を仕掛ける
ゴウエン「爆炎槍弓撃!」
炎を纏った槍型の弓がベリアルに命中した。そしてターンエンド
第8ターン:ベリアル
ベリアル「マジック、ビックバンエナジー」
ビックバンエナジーは星竜スピリットのコストを自分ライフの数と同じにするマジック。ベリアルはギガバトルナイザーを前に出すと
ベリアル「出てこいエレキング、Xサバーガ!」
赤い光が2つ出てくると2体の怪獣となった!
エレキング「きいいいいいい!」
Xサバーガ「きああああああ!」
ダン「あれがギガバトルナイザーの力」
恐ろしい武器であった。あのタイラントもここから出したのだろう。エレキングの効果で3枚ドローして3枚破棄した。さらにXサバーガは【分身】で2体の分身を生み出す
お市「宇宙怪獣エレキングに宇宙忍獣Xサバーガ、どちらも恐ろしい怪獣達です」
お市の言う通り、2体ともウルトラマンを苦しめた強豪怪獣。特にXサバーガは1人の人間が助けてくれなければウルトラマンを倒していたほどだ。そしてターンエンド
第9ターン:幸村
幸村「(来てくれたか、ムラマサ)」
ムラマサ「(幸村、大丈夫なのか?)」
幸村「(すまない。俺のせいでみんなが)
ムラマサ「(馬鹿野郎!)」
幸村「!」
ムラマサ「(みんなそれくらい覚悟ができてたはずだ。その気持ちをお前は感じなかったのか?)」
幸村「(そうだ。みんな俺のことを信じているんだ。ありがとうムラマサ。少しアイツに翻弄されすぎてた)
幸村がムラマサのおかげで元の表情に戻った。みんなもそれを見て一安心した
幸村「待たせたなベリアル。行くぞ!剣武龍ムラマサ・ドラゴンをLv.2で召喚!」
ムラマサ「仲間達の仇、そして幸村と家族を侮辱した報いを受けてもらうぞ!」
幸村「アタックステップ!ムラマサでアタック! そしてムラマサの咆哮が俺たちの城を呼び覚ます! 唸れ!叫べ!炎の龍よ!全てを燃やし尽くす盾となれ!Sバースト発動! 大龍城・本丸!」
本丸「ぐおおおおおおおおお!!」
ここでSバーストを発動させる!しかもネクサス!これにはみんな驚く。もしものためと思って入れていたらしい
幸村「本丸のSバーストの効果、BP10,000以下のスピリット1体破壊してノーコストで配置する。撃て!」
本丸「爆砲竜砕弾!!」
ボーーーーーーン!!
ドゴーーーーーーン!!
エレキング「きいいいいいい!!」
本丸「」
本丸の砲弾がエレキングに直撃!そして赤い光になってギガバトルナイザーに戻った。そして効果でXサバーガの本体に指定アタック! ムラマサは自分よりもはるかにデカい怪獣相手に小さい体とビルに隠れた撹乱戦術でXサバーガを翻弄させる。そして一瞬の隙をついて
ムラマサ「ムラマサ流・頭刃竜巻斬!」
Xサバーガ「がああああ!!」
ムラマサの竜巻状の無数の斬撃が巨大怪獣を切り裂いた!
兼続「よし!」
ベリアル「やるじゃねぇか へへへっ だが惜しかったな」
幸村「何? ! ムラマサ見ろ!」
ムラマサ「? !」
後ろを振り向くと切り裂いたのは分身であった!それから本物がムラマサを踏み潰そうとしたが何とか避けた
魔ゐ「一体どうして?」
ベリアル「Xサバーガは分身がいる状態でブロックした時、コイツ自身も裏返す。そして相手はその中から1体を選んでアタックする。分身が当たればアタック時の効果は無効とされ分身スピリットは復活、本物が当たれば分身スピリットは全て破壊され本体はゲーム中1回だけフィールドに残るんだよ」
幸村「そういうことか、ターンエンド」
第10ターン:ベリアル
ベリアル「烈火幸村 お前に謝らなねぇといけねえな」
幸村「・・・」
ベリアル「お前をどうやら見くびりすぎたようだ。さっき言ったことは訂正して謝罪しよう」
ベリアルはさっきの幸村の怒涛の反撃に敬意を表したのか素直に謝罪した
幸村「そのことはもういいさ。俺も少し頭に血が上りすぎた。ここからは全身全霊の力で戦わせてもらうぞベリアル!」
ベリアル「ハハハハハハハッ! そうこなくっちゃな!」
ウサラパ「ねぇ なんかベリアル様 押されかけたのに楽しんでるように見えるけど」
ノラッティ〜「そうざんすね」
エド「どうしてっすかね?」
3人がひそひそ話している間にベリアルはリザドエッジを1体とXサバーガの緑のスピリットして扱う効果で漆黒鳥ヤタグロスを召喚、さらに再生怪獣サラマンドラをLv.2で召喚してターンエンド
第11ターン:幸村
幸村はまずバーストをセットしてドラマルを2体召喚。そしてドラマルの翼が天になると
幸村「燃え上がれ、猛き龍よ!熱き武士の魂で天を切り裂く炎となれ!剣豪龍サムライ・ドラゴン・天、ソウルコアを乗せてLv.3で召喚!」
ここでアマツを召喚させた幸村。そして
幸村「アタックステップ、天の【無限刃】発揮! もう一度勝負だXサバーガ!」
アマツ「まかせろ幸村。ムラマサが倒せなかった宇宙忍獣の力、試させてもらおう!」
アマツはそう言って全速力でXサバーガに向かっていった。だが
サラマンドラ「ぶおおおおお!」
アマツ「なに!?」
突如としてサラマンドラがアマツの前に立ち塞がった。どうやらサラマンドラの効果が発動したらしい。相手が指定アタック時効果を使用した時、先にサラマンドラにタックしなければならないという厄介な。
アマツ「面白い。その誘い乗ってくれる!」
アマツは狙いをサラマンドラに変えて走り出す。アマツは牽制として炎を吐いたがサラマンドラも鼻からサラマニックファイヤーを吐いて対抗。やはりサイズ差があってアマツの炎は簡単に押し返される。何とか避けて足に一太刀浴びせたが、サラマンドラの表皮は硬く傷を与えられなかった。だがアマツは見逃さなかった。サラマンドラがわずかにアマツの火の子が当たって掻いていたのを。つまりそこは他より脆いということ!アマツは一瞬の隙をついてサラマンドラの正面にジャンプした
アマツ「もらった、秘剣二天一龍!!」
サラマンドラ「ぶおおおおおおおお!!」
アマツの奥義がサラマンドラの胸に巨大なばつ印の傷を負わせた!サラマンドラは雄叫びをあげて倒れた
幸村「よし!もう一度頼むアマツ」
アマツ「まかせろ!」
再びアマツがXサバーガに攻撃を攻撃を仕掛ける。今度こそと思いきや、アマツの横から炎が襲った!何とか避けるアマツ。そしてアマツの見た先には
サラマンドラ「ぶおおおおおおお!!」
アマツ「!?」
なんと倒したはずのサラマンドラがいた!アマツは今度は確実に倒そうと心臓を貫く!今度こそ倒した・・・と思いきやまるで効いていないかのようにまた起き上がった!よく見るとアマツの与えた傷がみるみる治っていく
ベリアル「こいつはバトルで破壊された時、回復状態でフィールドに残るんだよ!」
これが再生怪獣と呼ばれる理由だった。幸村はターンエンド
第12ターン:ベリアル
兼続「奴のフィールドのあの2体を何とかしなければ」
バローネ「ああ 奴はあの2体で防衛線を張って次々と強力な怪獣達を出してくる」
ダン「・・・・・」
早雲「幸村」
ベリアルのドローステップ
ベリアル「おっ」
何かを引き当てたらしい。まずベリアルは全てのスピリットをLV.1にダウンさせヤタグロスにそのコアとリザーブ(4個残して)ネクサスのコア、合計で14個乗せる。それからライフチェインを発動ヤタグロスを破壊。だがヤタグロスは死に際に黒い羽根を14枚リザーブに飛ばすとコアに変えた!ヤタグロスは破壊された時、破壊時に乗せていたコアの数だけボイドからリザーブに置けるという強力なコアブースト効果を持っていた。しかもライフチェインでさらに6個追加。ベリアルのリザーブに大量のコアが置かれた。これがヤタグロスの“黒死鳥の祝福”。このためにネクサスの効果でコアを増やしていたのだろう。そして怪獣達のレベルを全て3にアップ
ベリアル「烈火幸村。楽しませてくれた礼にとっておきを見せてやるよ」
幸村「?」
ベリアル「出番だぜ!!」
ベリアルがギガバトルナイザーを空に向ける
炎羅「かう? ! ぐるるるるる!」
環奈「炎羅、目覚めた・・・? どうしたでおじゃる?」
炎羅は目を覚ますと何かに警戒しているみたいだ。環奈達が空を見ていると何か巨大なものが!
どすーーーーーーーーーーーーーん!!!!
ディノゾール「ぐおおおおおおきぃぃぃぃぃ!!」
それは今までの宇宙怪獣達よりもデカく姿もまさに異形と呼ぶにふさわしい大怪獣だった!
お市「まさか・・・あれはディノゾール!!」
ダン「お市、あの怪獣を知ってるのか?」
お市「正式名称:宇宙斬鉄怪獣ディノゾール。本来は群れで行動し、生きるためにエネルギー源となる水素を求めて宇宙を渡る習性があります。そして何よりも自分からは決して攻撃を仕掛けることはない大人しい怪獣です。それが何故?」
ギロッ
お市「?」
ディノゾール「ぐおおおおおおきいいいいい!!」
お市「うわあああ!」
勝家「お嬢様!」
お市「あいててててて」
お市に咆哮を浴びせるディノゾール。まるで気に入らないかのように
ベリアル「悪いな。コイツは他の個体と違って血の気が多い上に群れるのが嫌いな変わりもんでな。他の奴らと比較されることを嫌っているんだよ。それとな、コイツがとっておきな理由は政宗から借りてるからだよ」
幸村「それじゃコイツは」
ベリアル「そうだ!コイツは政宗のお気に入りさ。俺と政宗にしか懐かねえ厄介な奴だが、その強さは本物だぜ」
幸村はそれを聞いて気を引き締める。そしてベリアルのアタックステップ
ベリアル「やれ・・・バリー!!」
バリー「きいいいいい!」
ディノゾールことバリーがアタックしてきた!
お市「幸村さん、奴の舌に気をつけてください!」
幸村「舌?」
シュルン!シュルン!
ゴウエン「?」
しゅん! ブシューーー!
ゴウエン「ぐっ ぐわあああああああ!!」
本丸「がああああああ!!」
幸村「ゴウエン、本丸!!」
突如としてゴウエンと本丸が何かに斬られ血が飛び出した!
兼続「一体何が!?」
ダン「今一瞬だが、何かがゴウエン達を切り裂いたように見えた」
お市「そうです。ディノゾールの舌は透明で視認することがほぼ不可能と言われています。それをムチのように操り、気づかないうちに相手は切り裂かれます。その切れ味は尋常ではない程です」
ベリアル「ご名答。コイツはアタックする時、BP+に関係なくBP15,000以下の相手のスピリットとBP30,000以下のアルティメット1体ずつと自分か相手のネクサス/創界神ネクサスを破壊するんだよ」
創界神まで破壊するとは恐ろしい効果。おまけに超装甲:赤と白、さらには赤と白のダブルシンボルまで持っていてXレアに相応しかった。ゴウエンと本丸を狙ったのは高位のBPアップを恐れてのことであろう
ゴウエン「すまぬ・・・幸村」
本丸「あとは・・・頼む」
幸村「ありがとう。ゆっくり休んでくれ。ライフで受ける!」
バリーの舌が幸村に直撃。するとあまりの威力だったのか、舌がバリアを突き抜けて
ざくっ!
幸村「ぐっ!!!」
ムラマサ達「幸村!!」
バリーの舌が微かだが幸村の右肩を掠った!幸村の肩からは血が流れ膝をついた
早雲「幸村!(ギラっ) 貴様!」
ダン「早雲落ち着け!」
幸村に傷を負わしたことに怒る早雲をダンは何とか宥めたが
炎羅「がう!がう!がううう!!」
炎羅はそれ以上に怒り狂っていた。お市と環奈が何とか止めてはいたが力はとんでもない程だった
幸村「炎羅落ち着け。大丈夫、掠っただけだ」
それを聞いて炎羅は落ち着く
ベリアル「バリー、次にライフを削るときは少し威力を抑えろ。今日は殺しは無しだからな」
ベリアルはバリーに忠告。幸村がエクスティンクションウォールを発動させてライフを2つ回復するのを見てターンエンド
第13ターン:幸村
幸村「(もうゴウエンと本丸のBPアップは使えない。このターンであの再生怪獣達を倒さなと俺に勝機はない)」
運命のドローが今
幸村「!」
ベリアル「?」
ベリアルは幸村の表情が変わったのを感じた。幸村はまずバーストをセットしムラマサをLv.3にアップ
幸村「みんな、これから起こることに驚かないでくれよ」
環奈達「?」
そう言って幸村が左手を構えると何かが現れる
ベリアル「ん? そいつは・・・」
驚くベリアルを他所に幸村は中央の赤いクリスタルに右手を翳し回転させ
幸村「メビウース!メビウース!メビウーーース!」
叫びと共に左手を上げると幸村は光に包まれる。全員その光に目を瞑ってしまう。目を開けると幸村の姿がなかった。すると炎羅が何かに気づく。その方向には
ドスン!
一同「!!?」
????「・・・・・・」
お市「マジですか?」
♪:君はウルトラマン(1:21〜)
それは見間違うことなどあり得るはずのない姿。赤と銀、そして胸に青く光るカラータイマー。彼こそが・・・ウルトラマン・・・ウルトラマンメビウスだった!!
兼続「なんとなんとなんと!!?」
魔ゐ「ウルトラマン!?」
お市「もしかしてあれは・・・」
ダン「間違いない」
環奈「幸村」
幸村(テレパシー)「さすがだなダン、環奈」
全員にテレパシーで話しかける幸村
早雲「幸村、一体どういうことなんだ?」
メビウス「僕が説明します。実はここ最近になってわかったんですが、幸村さんと僕らウルトラマンとの適合率が予想以上に高かったんです。本来なら僕自身が変身して戦うはずでしたが幸村さんがスピリット達と同じフィールドで戦いたいと願い出たんです。彼の強い思いに負けて僕のメビウスブレスを貸してあげたんです」
幸村らしかった
ベリアル「はははははははっ!面白ぇことしてくれるじゃねぇか烈火幸村!だがなコイツらを倒せるかな?ハンデとして俺は今から手札のカードは一切使わねぇ」
ベリアルがハンデを言い出してきた!
幸村「その誘い・・・乗ってやるぜ!」
今度の幸村はベリアルの挑発を受けても冷静に受けた
メビウス「僕はソウルコアを使って召喚されたとき、ゲーム中1度だけ自分の赤のスピリット2体を指定。コンターンの間、そのスピリットのBPを10,000アップさせ僕と指定した2体のコア1個をソウルコアとして使用できる!」
ベリアル「!!?」
ウサラパ「うそーーーー!」
ノラッティ〜「そんなのありざんすか!」
今度は幸村がトンデモ効果を発動してきた。幸村が指定する2体はもちろんムラマサとアマツだった
メビウス「んんんん、はっ」
メビウスはカラータイマーから赤い光を二つ足下にいるムラマサ達に投げる。それを手に取ると
ムラマサ「これは・・・何という温かい光だ」
アマツ「力が漲ってくるぜ」
ムラマサ&アマツ「うおおおおおおおお!」
ムラマサ達の体がどんどんデカくなりメビウスと同じくらいのデカさとなった!
早雲「すごい!」
バローネ「これが光の戦士、ウルトラマンの力」
ムラマサ「感謝するぞ幸村、メビウス」
アマツ「これなら奴らにも引けをとらん」
メビウス「うん」
サラマンドラ「ぶおおおおお!」
Xサバーガ「きあああああ!」
タイラント「ぐおおおおおお!」
ベリアル「かかってこい!!」
幸村&メビウス「行くぞーー!!」
ムラマサ&アマツ「おおおおおおお!!」
♪:ウルトラマンメビウス
ついに怪獣達との3VS3の戦いが始まった!メビウスはサラマンドラ、ムラマサはタイラント、アマツはXサバーガと!
♪今すぐできることは なんだろう(なんだろう) 銀河の彼方 ココロの声が 聞こえてる
初めは誰もヒーローじゃない(ヒーローじゃない) 違う形のただちっぽけな星なんだ!
メビウス「シェアッ! たあ!」
サラマンドラ「ぶおおおお。ぷおおおおお!」
メビウス「ヘアッ うううううっ」
サラマンドラ「ぶおおお!」
メビウス「だああ!」
どすん!
ぶおおおおお
メビウス「ゼアアアアア!」
メビウスはサラマンドラにチョップやパンチキックを何度も与える。流石のサラマンドラもウルトラマンの攻撃にダメージは受けていた。それでもサラマンドラは怯まず突進を仕掛ける。メビウスは受け止めようとしたが逆にビルに弾き飛ばされてしまう。さらに火炎攻撃まで受けてしまう
幸村「なるほど。これがみんなが受けている痛みか」
メビウス「幸村さん」
幸村「大丈夫だ。ようやく体が暖まってきた」
メビウス「そうですか。では反撃しましょう!」
幸村「おう!」
ぶつかりあい 励ましあい 立ちはだかる闇を越えよう
悲しみなんかない世界 愛を諦めたくない どんな涙も かならず乾く
ボクらが変えてく未来 友情(きずな)はとぎれやしない
無限に続く 光のなかへ ウルトラマンメビウス ウルトラマンメビウス
今度はメビウスが攻勢に出た! 火炎攻撃を巧みにかわしメビュームスラッシュや先ほどよりも気合の入ったパンチやキックを喰らわしサラマンドラも怯み出した!
一方、ムラマサ達は
♪〜
ほんとに大事なものなんだろう(なんだろう) 銀色の目が 時の流れを 見つめてる
ファイトの意味は 憎しみじゃない(憎しみじゃない) 守りたいのは みんなで描く夢なんだ
ザキン!ギシン!
ムラマサ「ぐうううううう」
タイラント「ぐううううう」
アマツ「はあはあはあ」
Xサバーガ「きかかかか」
こちらはタイラントの怪力にあらゆる怪獣達を合成したことによる多彩な攻撃、Xサバーガの分身能力と忍術、ドリル攻撃に苦戦していた
ギリリリリリ ばっ ぼごっ
ひゅううううう
ムラマサ「ぶほっ のわっ!」
どしーーーーん!
頭の剣を払い除けられた隙にハンマーがムラマサの腹に一発、さらにタイラントの腹部の冷凍ガスに吹き飛ばされる
アマツ「ムラマサ!」
ムラマサに気を取られ隙ができたことを見逃さないXサバーガは右手から小Xサバーガをアマツに張り付かせる
アマツ「しまっ うわっ 何だこれは!?」
びりりりりりり ぼーーーーーーーん!
アマツ「ぐわあああああああ!!」
小Xサバーガはアマツに張り付くとエネルギーを吸収し爆発してアマツに大ダメージを食らわせる!アマツは膝をついてしまう
アマツ「ぐうう やるじゃないか。(くそっ いくらパワーアップしたとはいえ奴の本体を倒せなきゃ意味がない。一体どうすれば・・・ん?)」
とXサバーガの足元を見るアマツ
アマツ「(そうか そういうことか!)見切ったぜお前の動き!」
何かに気づいたアマツ。そしてムラマサの方では既に勝利を確信していたタイラントは勝利の咆哮を上げていた。しかし
ムラマサ「何を騒ぎ立てている」
ムラマサが立ち上がったことに驚くタイラント
ムラマサ「こんな緩い攻撃しかできんとはな。どうやらお前は不意打ちで、それも自分より弱い相手しか倒せないようだな。この・・・雑魚が」
タイラント「!! ぐああああああああああ!!!」
ベリアル「おい落ち着けタイラント」
ムラマサの挑発にブチ切れまくるタイラント。ベリアルの静止も聞かず両腕の武器をなりふり構わず振り回しながらムラマサに突撃を しかし
しゃきん! ざくっ
タイラント「!? ぎあああああああ!!」
♪傷ついても 倒れても 助け合える 道を探そう
タイラントのツノが宙を待って落ちる。よく見るとムラマサの手にはオニマルが!起導によって発動させ合体していたのだ。BPアップはメビウスに
ムラマサ「仲間達の仇、討たせてもらうぞ」
ムラマサの反撃が始まった!こちらではXサバーガがアマツを取り囲んで同時攻撃でトドメを刺そうとしたその時
ザキン!
Xサバーガ「!? ぎああああああ!!」
♪微笑みをつなぐ世界 夢をあきらめたくない どんな希望も 積み上げながら
ボクらが叶える未来 仲間を信じていたい 無限に続く 光の国へ
ウルトラマンメビウス ウルトラマンメビウス
アマツの一閃がXサバーガの本体を捉えた!それにより分身達が消えトラッシュに
アマツ「言ったはずだ見切ったと。お前の分身達には影がなかった。それさえわかればあとは影を見極めればいいだけのこと」
Xサバーガの分身破れたり。それに怯んだのか一旦空に退避しようとしたがそれを見逃すアマツではなかった。Xサバーガの正面に跳び、柄で脳天に一発お見舞いし地面に叩きつける
アマツ「さっきまでの礼をたっぷりお返しさせてもらおう! いやあ! おらおらおらおらおらおら!!」
アマツの連続斬りになすすべなく攻撃を受ける!そしてムラマサもタイラントにオニマルの太刀を何度も何度も浴びせていた。イクサトカゲ達の受けた痛みをしっかり返すためだった
そうして三体とももはやボロボロだった
♪〜
ベリアル「やってくれるじゃねぇか。だがな、たとえタイラント達を倒せてもサラマンドラがいる限りてめぇは俺には届かねぇぞ」
確かに奴とバトルして倒しても何度でも復活してしまう。
幸村「確かにな。だがな俺はもうそいつの攻略法を考えている」
ベリアル「なに?」
幸村&メビウス「フラッシュタイミング、天翔龍神覇(Revival)!!」
ムラマサ「はああああああああ! 天翔龍神覇!!」
ムラマサがオニマルに自身の炎を浴びせ、振りかざす。すると炎の光輪となってサラマンドラ目掛けて走り出す
ベリアル「まさか!?」
ざくっ! ぼおーーーーん!
サラマンドラ「ぴぎゃあああああああ!!!」
オニマルの一撃がサラマンドラの首に命中した!それにより先ほどまで強気だったサラマンドラの気迫が一気に無くなりだした
幸村「メビウスが教えてくれたんだ。そいつは首の再生器官を潰せば二度と再生できないと。それにさっきお前も言ってたよな。バトルで、つまりBP勝負で破壊された時再生するって。つまり効果で破壊すればそいつは再生できないってことだ!」
ベリアルは大きなミスを犯した。相手に効果をそのまま教えてしまったこと。バトルにおいて効果をあえて大袈裟に言って相手にプレッシャーを与えるという手があるが、それを奴は正直に答えてしまった。幸村のデッキはBP勝負に特化したデッキ。それ故にサラマンドラのような効果を持つカードは天敵のはず。だが効果破壊を持つカードを入れていたことは完全に想定外。ベリアルの油断は致命的だった
ベリアル「くそっ 俺としたことが。だがなコイツは効果で破壊されても一度だけ破壊を免れバトルを続けられる!」
幸村「だが、それによってもう再生する効果も使えなくなるんだろ」
ベリアル「ちっ!」
サラマンドラがこの効果を使うと二度と再生できない。
♪悲しみなんかない世界 愛をあきらめたくない どんな涙も かならず乾く
ボクらが変えてく未来 きずなは とぎれやしない 無限に続く 光のなかへ
ウルトラマンメビウス ウルトラマンメビウス
ベリアル「お前ら!ビビってんじゃねぇぞ!こうなりゃ総力戦だ。腕の一本でも切り落としてやれ!」
ベリアルの怒りに怯える怪獣達は覚悟を決めて最後の攻撃を仕掛ける。メビウス達はもちろん迎え撃つ。そして怪獣達の方が完全に押されていく。やはりBPでは差が開き過ぎていた。
そうしてビルや地面に叩き伏せられる。そして
幸村&ムラマサ&アマツ「トドメだ!」
♪微笑みをつなぐ世界 夢をあきらめたくない どんな希望も 積み上げながら
ボクらが叶える未来 仲間を信じていたい 無限に続く 光の国へ
ウルトラマンメビウス ウルトラマンメビウス
ムラマサはタイラントの真上に跳び、アマツは剣をクロスさせ、メビウスはメビウスブレスに手を翳し∞型のエネルギーを蓄え
ムラマサ「鬼龍翔天・・・唐竹割りーーーーーーーー!!」
ジャキン
アマツ「うん!」
たたたたたたた
アマツは目にも留まらぬスピードで走り出し
アマツ「無限流・・・疾風・・・閃龍×の字斬り!!」
幸村&メビウス「はぁぁぁぁぁぁ セアァァァァァァァァァ!!」
タイラント「が!!」
Xサバーガ「き!!」
サラマンドラ「ぴぎゃああああ!!」
ムラマサの唐竹割りがタイラントを頭から真っ二つ、アマツの音速疾風の×の字斬りがXサバーガを切り裂き、メビウスのメビュームシュートがサラマンドラに命中し
タイラント「ががががががが・・・」
Xサバーガ「きかかかかかか・・・」
サラマンドラ「ぷろろろろろろ・・・」
ドドドドーン! ドドドドーン! ドドドドドドドドーーーン!!
三体とも爆散した。ついにあの強豪怪獣達を倒すことができた!!ネクサスの効果で3コア追加。さらにその爆風でベリアルのライフが砕かれる。メビウスの効果で破壊したからだ。
魔ゐ「やった!」
兼続「ついに奴らを倒せたか」
環奈「これで残るは疲労状態のディノゾールと小型スピリットのみでおじゃる」
ウサラパ「あわわわわっ ベリアル様どうするんですか!?」
ノラッティ〜「大ピンチざんす!」
エド「このままだと負けちまうっすよ!」
だがベリアルは何も言わなかった。幸村は気になったがチャンスを見逃すまいとアマツでアタックしようとすると白いオーラのようなものが幸村達の前に立ち塞がった
バローネ「これはサイレントウォール」
そうだった。サイレントウォールはバトルが終了した時、アタックステップを強制終了させる。ベリアルが手札から発動させたのだ。つまり自分で言ったハンデを破ったということになる
ベリアル「くそっ まさか俺自身が約束を破っちまうとは。屈辱だ!」
幸村「ベリアル」
ベリアルは闇のウルトラマンだが少なくとも戦士の誇りはわずかに残っているらしい。幸村はターンエンドした。それによりムラマサ達のBPと大きさが元に戻った
第14ターン:ベリアル
ベリアルの14ターン目。だがベリアルはドローしなかった
幸村「?」
兼続「どうしたのだ?」
ダン&バローネ「・・・・」
ダン&バローネは何か感じたみたいだが
ベリアル「お前ら」
ウサラパ「はい?」
ベリアル「変われ」
ウサラパ「えっ?」
ベリアル「ここからはお前らがバトルを続けろ」
アクト団トリオ「ええええええええ!?」
ベリアルが交代を命じた!一体なぜ!?
幸村「待てベリアル!一体どうしてだ!まだ勝負はついてないぞ!」
ベリアル「俺はさっきのバトルで手札は使わないと言った。だが俺をそれを破った」
幸村「だからって」
ベリアル「お前が良くても、俺のプライドが許せねぇんだ!そういうわけだ。いいなお前ら」
エド達は戸惑うが
ウサラパ「わかりました」
エド「ウサラパ様!?」
ウサラパ「いいかい。これはチャンスだよ。あいつはキースピリットを出し切って疲労してるはずだよ。今のあたし達でも十分勝てる」
ノラッティ〜「そりゃそうかもしれないざんすけど」
ウサラパ「ひそひそ(それにね。ベリアル様が倒せなかったあのガキンチョを倒せばベリアル様に恩を売れるし、政宗様からのボーナスもさらに増えるかもだよ)
それを聞いて俄然やる気を出したエド達。そうしてベリアルは後ろに下がりアクト団トリオが前に出る
ウサラパ「待たせたねガキンチョ。ベリアル様に代わって私たちがアンタを倒してやるよ」
幸村「のぞむところだぜ、オバさん」
ウサラパ「ふん!? 誰がオバさんだってーーー!!」
魔ゐ「なんか急にさっきまでの空気と変わったような」
微妙な笑いで魔ゐは答える
環奈「うむ。しかしあの者らはどんな戦法でくるか」
ダン「ああ。どう思うバローネ?」
バローネ「難しいな。兼続、お前は・・?」
兼続「・・・・・」
兼続はさっきからウサラパの方を見てぼーっとしていた
早雲「おい兼続」
兼続「あっ すまん」
早雲「?」
兼続「(ウサラパ殿か)」
どういうわけかウサラパの方を見続ける兼続。それからしてウサラパのターン
ウサラパは手札からハンドリバースを使用して、手札を全て破棄し幸村の手札の数、6枚ドロー、さらにダブルドローでさらに2枚ドロー。徹底して手札を増やし出す
ウサラパ「おっ 来たね」
どうやら狙っていたカードが来たらしい
ウサラパ「ネクサス、アクトホルダーを3枚配置!」
ダン「アクトホルダー?」
お市「・・・・」
早雲「お市?」
お市「どうやらここからが本番のようです」
それは一体? ウサラパ達は服から何か機械取り出す。どうやらこれがアクトホルダーらしい。そして3人は一枚ずつカードを分け合う
幸村「?」
ウサラパ「それじゃいくよ」
ノラッティ〜&エド「はい!」
アクト団トリオ「アクトスラッーーーシュ!」
♪:アクトスラッシュ(燃え上がれティラノサウルス!Full Ver)
小さい子供恐竜が炎と水と土に覆われていくのが見え出す。すると足から順にどんどん大きくなっていく!そして今、チビ恐竜達が成体の恐竜達に姿を変えた!!
ティラノ「ぐおおおおおおおおおお!!」
スピノ「ごおおぎうううう!!」
サイカ「ぼおおおおおお!!」
ドスン! ドスン! ドスン!
幸村「!!」
ダン「あれはさっきのティラノサウルス達!」
バローネ「あいつらもこのフィールドで戦えるのか!?」
兼続「だがどうやってあれだけの恐竜を召喚したのだ?いくらコアが大量とはいえレベルを上げるのにも相当必要なはずだ」
ウサラパ「教えてあげるよ」
エド「アクトホルダーは配置時、手札にある恐竜カードまたは系統:地竜を持つスピリットを1体ノーコストで召喚できるんす!」
ノラッティ〜「おまけに恐竜と地竜スピリットが破壊された時、手札に戻せるざんす!その場合、3ターン後に再召喚出来るざんす」
ノーコスト召喚の上、破壊後バウンスできるとは厄介な効果を持っている。ちなみに3体ともLv.3になっている
ティラノ「ぐおおおおおお!!」
早雲「!!」
ぶるぶるぶる・・・
魔ゐ「!」
早雲「・・・・・」
まただ。ティラノ達を見た途端早雲の表情が変わった。それも怯えたように腕を掴んで震えながら。魔ゐは早雲の手を掴んで落ち着かせ、環奈は気になっていた。
ウサラパ「さーてそろそろ行こうかしら。アタックステップ! やっちゃいなさいティラノちゃん!」
ティラノ「ぐおおおおおおお!!」
最初はティラノが
ウサラパ「ティラノちゃんの【真・激突】発動だよ」
幸村「ドラマルでブロック」
ドラマルは槍で攻撃しようとするが咆哮を浴びせられ気絶してしまった
ノラッティ〜「次はミ〜ざんす。スピノちゃん行くざ〜んす」
スピノ「ごおおぎううう!」
次はスピノが仕掛けてきた。しかもティラノの効果でスピノにも【真・激突】が与えられていた
幸村「アマツ頼む」
アマツ「任せろ」
スピノ「ごおおぎうう!」
アマツ「はああああ!」
アマツは二刀流でスピノの牙と爪をブロックする
アマツ「くうううっ なかなかやるな。だがパワーなら俺だって」
スピノのパワーに一瞬押されたがすぐに押し返す。アマツのBPは20,000、スピノは15,000。勝負は見えていた・・・かに見えた
スピノ「ぐうううううう」
アマツ「なに! ぐっ ぐううううう。コイツ急にパワーが」
なんとまたアマツが押され始めた。
幸村「どうして?」
ウサラパ「簡単だよ。スピノちゃんのBPがそいつと同じだからだよ」
よく見るとスピノのBPが20,000になっていた。15,000のはずだったのに。すると幸村はフィールドを見てあることに気づいた
幸村「これは!」
そうだった。フィールドに6つの模様が浮かび上がっていた。そしてよく見るとアマツには炎、スピノには水と思わしき紋章が浮かび上がってた。それも炎羅に付いていたものと全く同じの
ウサラパ「お〜ほっほっほっ 驚いたかい。これがバトルスピリッツに新しく追加された新ルール“属性バトル”だよ!」
幸村「“属性バトル”!?」
ノラッティ〜「カードに秘められた能力ざんす。属性は、炎、水、土、雷、風、草の6つに分けられているざ〜んす」
エド「しかも属性には相性があって、バトルする相手の属性が自分の得意属性ならBP+5,000されるっす!」
魔ゐ「そんなルール聞いたことないわ!」
早雲「ああ いくらなんでも許可されているかもわからないルールを使用するなど」
お市「お待ちを」
環奈「お市殿?」
お市「私が許可しました」
一同「!!」
なんとお市はこのルールを許可していた! 話によれば昨夜の電話の相手は政宗からだった。属性ともう一つの要素の実用化の提案だった。ぞれを聞いたお市は即座に採用したらしい。理由はさらなるバトスピへの面白さや楽しさを倍増させたいから。ちなみにこのルールは恐竜カードが一体でもフィールドに存在する場合に発揮されるらしい。全員それを聞いて落ち着く。幸村はむしろ感謝していた。こんな面白いルールを作ってくれたことに。ダンも同じだった。
フィールドに戻る。水は炎に強くスピノのBPはアマツと同じ20,000、このままでは相打ちに
幸村「だったらフラッシュタイミングでソウルドローを」
ウサラパ「そうはいかないよ!やっちまいなノラッティ〜!」
ノラッティ〜「ざ〜んす」
幸村「?」
ノラッティ〜「激流封印(ショックウェーブ)!」
スピノ「ごおおおぎううう!!」
ノラッティ〜がカードをスキャンするとスピノの周りに水が集まり咆哮と共にその水がアマツにぶつけられた!
アマツ「ぐわああああああ!!」
幸村「アマツ! なっこれは!?」
アマツだけでなく幸村の手札のマジックカードまで覆われた!
バローネ「バカな!?マジックの使用優先はブロック側のはず!」
ベリアル「残念だが今のはマジックカードじゃない。“技カード”だ」
兼続「技カード? まさか」
お市「そうです。皆様の恐竜カードと一緒に入っていたカードです。あれは専用属性のスピリットがいれば一部を除いてどのタイミングでも使用できる特殊カードだったんです」
これがさっきの追加されたもう一つの要素だった。なんという恐ろしいカードだ。ちなみに中には属性に関係なく使用できる技カードもあるらしい。そして先ほどのショックウェーブの効果は相手スピリットをBP−5,000し、相手の手札のマジックカードを使用できなくするらしい。これによりアマツは弱点の水を受けて大幅に弱体化してしまいBPは15,000になってしまった。またトラッシュにある間はマジックカードとしても扱える。おまけに技カードによって減らされたBPはターンごとに1,000ずつしか回復しないという厄介なところもあった
そしてアマツはスピノの尻尾の連続攻撃と突進攻撃にやられてしまった
アマツ「ぐっうううううう 幸村、すまぬ。俺はここまでだ」
幸村「ああ。ありがとうアマツ。ゆっくり休んでくれ」
アマツは笑ってトラッシュに行った。次にサイカがアタック。そして【真・激突】によりもう一体のドラマルでブロック。サイカの尻尾のハンマーで地面に叩きつけられた。そしてブロック要員としてバリーを残しターンエンド
第15ターン:幸村
幸村は2体目のジンライドラゴンとヒエンドラゴンを召喚。ヒエンドラゴンにはソウルコアを乗せて武龍達のBPをアップさせた。さらにバーストをセットし、ムラマサドラゴンでアタックする
ムラマサ「ティラノサウルス、覚悟!!」
ウサラパ「そうはさせないよ。エド」
エド「おまかせっす!」
今度はエドが技カードをスキャンすると
サイカ「ぼおおおおおお!」
サイカがムラマサの前に立ち塞がり、トゲトゲの岩のバリアを貼りオニマルの一撃を防ぎ、ムラマサを衝撃波で吹っ飛ばした
ムラマサ「くっ! これは」
ウサラパ「どうだい大地土盾(アースバリア)の威力は!」
エド「アースバリアは相手がアタックまたは効果を発動した時、そのアタックと効果を使用したスピリットを回復させることで無効にするっす!さらにアタックステップで発動した時、アタックステップを強制終了させるっす!」
効果無効とアタックステップの強制終了を同時にさせられ悔しがる幸村はターンエンドするしかなかった
第16ターン:アクト団トリオ
ウサラパ「さあてそろそろベリアル様の怪獣達を倒したあのウルトラマンをケチョンケチョンにしてやろうじゃない」
エド「了解っす」
ノラッティ〜「やっちゃうざんす」
どうやら今度は幸村ことメビウスを狙うつもりだ。そうしてエドがサイカでアタック
幸村「のぞむところだ。メビウスの属性は炎でサイカニアは土。お互いにBPの変化はない。行くぞメビウス!」
メビウス「はい!」
幸村とメビウスはサイカに向かって走り出す。メビウスは20,000、サイカ12,000。大きさでだけでなくBPもメビウスが上だった。だが
エド「これでも喰らうっす! 大地激怒(ヘルアースクエイク)!!」
サイカ「ぼおおおおおお!!」
ドシーーーーーーン!!
幸村&メビウス「!?」
サイカの強烈な一撃が地割れを起こすとメビウスを裂け目に落とした。しかもみるみる裂け目が閉じていき
ドーーーーーン!!
メビウス&幸村「せあああああああ!!(ぐああああああああ!!)」
裂け目がメビウス達を押し潰していく。それによりBPが−10,000され10,000まで減少。それによりメビウスのカラータイマーが点滅を始める。その間隔はどんどん早くなる。幸村は陀武竜ドローでBPアップし相打ちを狙う。だがウサラパ達は畳み掛けてくる!
ノラッティ〜「もう一つおまけざんす。テイルスマッシュ!」
ぱしん!ぱしん!ぱしん!!
スピノの尻尾三連続攻撃がクリティカルヒット。メビウスはなんとか逃げ出そうと腹まで出られたが
サイカ「ぼおおおおおお!」
しゅんしゅんしゅんしゅん・・・・・・どごーーーーーん!!
サイカは尻尾のコブをハンマー投げの要領でメビウスの腹に打ち付けた!
メビウス「せあっ あ、あ、ああああああ・・・・」
どすーーーーん!
ピコーン、ピコーン、ピコーン・・・・・
メビウス「幸村さんすみません。僕はもう・・・」
幸村「ありがとうミライ。あとは俺たちに任せてくれ」
そうしてカラータイマーが完全に消え二人は分離した。
ウサラパ「それじゃバリーちゃんお行き!」
バリー「・・・・・・」
ウサラパ「こらー!何無視してんだよこのバカデカトカゲ〜!!」
バリー「(ギロっ) キイイイイイイ!!」
ウサラパの罵声に咆哮を浴びせて転けさせる。どうやらベリアルにしか従う気がなかった。ウサラパ達はベリアルにお願いするが、ベリアルは好きにさせろと言うばかり。
仕方なく今度はティラノでアタック。幸村は今度こそムラマサでブロックする
ムラマサ「さっきは邪魔が入ったが今度はそうはいかないぞ。ティラノサウルス、二度目の覚悟をせよ!」
ティラノ「ぐおおおおおおお!」
ムラマサはティラノにオニマルの一撃を食らわせようとしたがティラノはそれを強烈な顎で白羽どりをしてみせた!両者、共に一歩も退かずにいた。しかしムラマサはヒエンドラゴンの効果でBPが17,000、だがティラノのBPは20,000。そこで幸村はソウルオーラを使用してムラマサのBPをティラノと同じ20,000にした
幸村「すまないムラマサ。今の俺にはこれしか」
ムラマサ「気にするな幸村!これほどの強敵と戦えたんだ。こいつと共に果てるなら本望だ!」
ムラマサはティラノと心中する覚悟であった!
ウサラパ「そうはさせないよ!爆炎壁攻(ボルケーノバースト)!」
ここでウサラパがまたも技カードを使用した!ティラノの口から灼熱の炎が放たれた!しかしその炎はムラマサを外した
ムラマサ「どこを狙っている?」
ヒエンドラゴン「ぐわあああああ!!」
幸村&ムラマサ「!?」
ウサラパの狙いはヒエンドラゴンだった!ボルケーノバーストはBP15,000以下のスピリットを破壊する。これによってムラマサは16,000に下がってしまった
ウサラパ「それじゃトドメといくよ!ネッククラッシャー!!」
ティラノはヒエンドラゴンに目を向けたムラマサの隙をついて空にすくい上げ、強烈な尻尾攻撃を首に叩きつけ、ビルに激突させた
ばしん!!
ムラマサ「がはっ!!」
どすーーーん!!
幸村「ムラマサ!!」
ティラノ「ぐおおおおおおお!!」
幸村「!」
ガブっ!!
ティラノはさらに幸村のライフも砕いた!!ティラノはBPを比べてBP10,000以上の相手のスピリット/BP20,000以上のアルティメットを破壊した時、自分のシンボルの数だけ破壊し、破壊した数だけボイドからコアを1個自分のライフに置ける
ムラマサ「すまぬ幸村」
そう言ってムラマサは気絶し、オニマルを残してトラッシュに行った
幸村「(ムラマサありがとう。お前の犠牲は無駄にしない)」
それから幸村は絶甲氷盾を発動させライフ回復し、アタックステップを終了させた
第17ターン:幸村
幸村はドローステップした時だった
幸村「これは・・・」
幸村に何か来たらしい。幸村はまずエクストラドローを使用まず二枚ドローする。その後一枚オープンするのだが、目を閉じて止まる
幸村「・・・・・・・・」
早雲&環奈「幸村」
幸村「(信じるんだ。俺のことを信じてくれたスピリット達のことを)」
オープンしたカードは
幸村「!!」
ダン達「!!」
ベリアル「あいつは!!」
ウサラパ「まさか!」
炎羅「がうがう♪がうーーーーーー!!」
幸村「やっぱりスピリット達は俺に応えてくれた!いくぞ!俺のソウルドラゴン!!」
ソウルドラゴン「うおおおおおおお!!」
ここでソウルドラゴンを召喚した!だがまだ終わっていなかった
幸村「さらにネクサス、ダイノバスターを配置!!」
カードから恐竜の顔の形をしたガントレットが幸村の左手に装着された。さっきお市から渡されたカードはこれだったのだ
幸村「このカードの配置時、手札にある系統:「恐竜」「地竜」を持つカード1体をノーコストで召喚できる! 炎羅!」
炎羅「がう!」
幸村はダイノバスターを操作すると炎羅の体が光り、幸村の一枚の手札に入った。そう、さっきオープンされたカードこそ
♪:ダイノシュート(燃え上がれ!サウロファガナクス!)*本作オリジナルBGM
幸村「ダイノシューーーーート!!燃え上がれ!炎羅ーーーーーーーーー!!」
ガントレットからカードが発射されると、炎の中で炎羅の体がどんどん大きくなっていき
炎羅「ぐおおおおおおおおお!!」
どすん!!
今まさに炎羅が成体のサウロファガナクスへと成長した!それと同時に周りの風景が廃墟のビル群からまるで中生代のような風景になった
♪:バトルフィールド!(アニメ恐竜キング第一話に流れたBGM)
幸村「こっこれは?」
兼続「恐竜の世界!?」
バローネ「お市、一体これは?」
魔ゐ「まさか私たちタイムスリップしちゃったの?」
お市「いえ、おそらく時空が歪んだのでしょう。本来恐竜達はこの時代にはいない存在です。そんな彼らがこうしてこの時代に相対したことが原因でしょう」
納得のいく説明だった。言うなればここはバトルフィールドといったところだった
幸村「炎羅、お前と戦えるなんてすごく嬉しいぜ。この戦い絶対に勝つぞ」
炎羅「ぐおおおおお!」
すっかりやる気十分の炎羅。そしてオニマルをソウルドラゴンに合体させ
幸村「アタックステップ! ソウルドラゴンと炎羅で・・・アタック!!」
幸村のキースピリット達がアタックを開始した
ウサラパ「フラッシュタイミング マジック、サプレッション! ティラノちゃん達を回復させて、ジンライドラゴン、ムシャトカゲ、イクサトカゲを手札に戻すよ!」
幸村「そいつを待ってたぜ! ソウルドラゴンの【連刃】発揮!さらにハガネヴルムの効果も追加。勝負だスピノサウルス、サイカニア!!」
ソウルドラゴン「いやああああ!」
がちん!
ソウルドラゴンがスピノとサイかにオニマルを振るった!スピノは噛みつき、サイカは尻尾で防御した。そして
ウサラパ「サウロファガナクスはティラノでブロック!」
ティラノ「ぐおおおおおお!!」
炎羅「ぐおおおおおお!!」
どすん!
ティラノと炎羅は頭突きで押し合いや噛み付き合いを始めた!
オニマルと合体してBP18,000になったソウルドラゴンだが、サイカはともかくスピノは先ほどと同じようにBPを上げていたため押され始める。先に指定したのがスピノだったためスピノを先に倒さなければならない
ノラッティ〜「いいざんすスピノちゃん!そのまま押しまくるざんす!」
エド「サイカちゃんも頑張るっす!ソウルドラゴンさえ倒してしまえばこっちのものっす!」
一方
ティラノ「ぐおおおお!」
がぶっ しゅんしゅんしゅんしゅん・・・しゅっ どすん!
炎羅「がああああ!」
ティラノは炎羅の尻尾を噛みつき、ぶんぶん振り回さし投げ飛ばした。炎羅のLv.3のBPは17,000のため、ティラノに徐々に追い詰められていた
環奈「まずいでおじゃる。BPはもちろんじゃが、圧倒的に戦いの経験ではティラノサウルスの方が上じゃ」
確かにそうだった。だが幸村はかなりまずい状況なのにその顔には先程までの暗いものではなく、楽しんでいる感じだった。そして
幸村「アクト団だったな。さっきは世話になった。だからこそ・・・お礼をさせてもらうぜ!」
アクト団トリオ「?」
♪:技カード炸裂(アニメ恐竜キング第2話に流れてたBGM)
幸村「行くぞソウルドラゴン!フレアソーーーード!!」
ソウルドラゴン「! うおおおおおおおお!!」
ソウルドラゴンに突如として燃え盛る炎が覆い尽くされスピノ達を吹き飛ばした!そしてオニマルを天に向けると、オニマルがどんどん形を変えていき、巨大な炎の剣となった!
エド「フレアソードっす!」
ノラッティ〜「あんな強力な技カードを持ってたなんて!」
ソウルドラゴン「フレアソードは私のBPを+5,000し、バトルしている相手のスピリット全てのBPを私の元々のBP分ダウンさせる。そして破壊したカード一枚につき、相手のスピリットを1体破壊する」
激ヤバい技カードだった。そしてこちらはティラノが炎羅にとどめを刺そうとするが
がしっ!
ティラノ「!?」
炎羅が足でティラノの顔を掴み、蹴り飛ばした!
幸村「いいぞ炎羅、反撃だ!猛炎奔流(マグマブラスターーーー)!!」
今度は炎羅に技カードを使った。しかもレイナが出した技を。マグマブラスターは相手スピリットのBPを−8,000させ、アタック中に使用すればライフを1つ奪う効果を持っていた。炎羅が体内のマグマを充填し始める
ウサラパ「ひいぃぃぃぃ! ノラッティ〜 エド お前らの技カードをよこしな! こっちはもうゼロなんだ!」
ノラッティ〜「それがウサラパ様・・・」
ウサラパ「なにモタモタしてんだい!早く・・・えっ?」
二人が両手を開いているのを見た。つまり・・・二人も手札がゼロということ
ウサパラ「あんた達まで手札を使い切るなんて、ドジ アホ マヌケ!!」
ノラッティ〜「でもせっかくの晴れ舞台だから・・・」
エド「ケチケチせずに使えって、ウサラパ様が・・・」
ウサラパ「それを止めるのがお前らの役目だろうが、このスカポンタン!!」
理不尽にも程がある。そうしているうちに
幸村「ソウルドラゴン!炎羅!アマツとムラマサ、メビウスの仇を取ってやれ!!」
ソウルドラゴン「うおおおおおおお!!魂ぃぃぃぃぃぃ!!」
炎羅「ぐおおおおおお!!」
ぼおおおおおおおおおお!!
ソウルドラゴン「豪炎大剣(フレア・・・ソーーーードーーーーーー)!!」
ティラノ&スピノ&サイカ「!!!」
どごおおおおおおん!!
スピノとサイカはフレアソードの一撃に、ティラノはマグマブラスターの直撃を受けて吹き飛ばされる。2体のライト・ブレイドラも巻き添いを受けて。さらには
アクト団トリオ「ありゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃ・・・!!ズビズバ〜〜〜!!」
どごーーーーーーーーん!!
ウサラパ達の方にまで吹き飛ばされ、そのままライフを3点も削られた。それからバトルフィールドは解除されて元のフィールドに戻った
アクト団トリオ「クロコゲヒレハレ〜」
見事に髪はチリチリ、全身真っ黒焦げ。ベリアルだけシールドを張って難を逃れた。幸村はハガネヴルムで最後のライフを削ろうとするが、絶甲氷盾に阻まれターンエンド
第18ターン:アクト団トリオ
ウサラパは手が震えながらドローし、バリーに全てのコアを乗せてターンエンド
早雲「何もしないのか?」
環奈「詰んだでおじゃるな」
ダン「らしいな」
ウサラパ達は前の2ターンでかなりの手札を消費しすぎたため、もはや使える手札は何もなかった
第19ターン:幸村
幸村はこのターンで確実に決めるつもりだ
幸村「(もう一度ソウルドラゴンでアタックして確実に・・・)」
炎羅「があ」
幸村「?」
炎羅が何かを訴えかけるかのように唸り声を上げる
ソウルドラゴン「何? 幸村、俺に決めさせてほしいみたいだ。お前に傷をつけたアイツに」
炎羅は幸村を傷つけたバリーを倒したかったらしい
幸村「わかった。じゃあ決めてくれよ、炎羅!」
炎羅「ぐおおおおおおお!」
炎羅は既に準備万端だった。おまけにバリーを睨みつけて。それを
バリー「ぐおおおおおおきいいいいいい!!」
炎羅の目つきが気に入らなかったのか怒りの咆哮を上げる。そして幸村はディーソード・ベガを炎羅にダイレクト合体!さらにソウルコアを乗せて
幸村「アタックステップ!炎羅でブレイヴアタック!!」
炎羅「ぐおおおおおおお!」
炎羅がディーソード・ベガを咥えてアタックした!
しかもウサラパ達がブロック宣言をする前にバリーが炎羅に向かっていった!
♪:バリーVS炎羅(メビウス対テンペラー星人 00:00〜1:19ver)
バリーは炎羅を踏み潰そうとするが、巧みに狭い路地に入られて交わされ続ける。その上、その路地の狭さを利用され足に何度も剣撃を浴びせられる。イラつくバリーは辺り一面に融合ハイドロプロパルサーを放ち、舌で徹底的に破壊・切断しまくる
兼続「なんと無茶苦茶なやつだ!」
お市「完全にキレてます!」
ダン達にも攻撃が当たりそうなほどまで暴れ回る。もちろんウサラパ達も
ウサラパ「ひいい〜〜っ バリーちゃんおやめ!」
ノラッティ〜「ミー達にも当たるざんす!」
エド「ベリアル様やめさせてくださいっす!」
ベリアル「無理だ。こうなっちまったら奴は止められねぇ。だからバリーって言うんだよ」
その姿は怒り鳴り出したら落ちて周りのものを破壊する雷の如き。まさに「バリー」という名に相応しかった。そしてそんな無茶苦茶な攻撃に炎羅もとうとう避けきれなく、足を踏み外してしまった!それをバリーは見逃さず尻尾で炎羅を壁に叩きつけた!
これには流石の炎羅も大ダメージだった。現在、炎羅のBPはディー・ソードベガと合体して21,000、バリーは25,000。完全に追い込まれた炎羅
ウサラパ「いいよバリーちゃん!とどめさしちゃいなさーい!」
ノラッティ〜&エド「いけー!」
バリー「ぐおおおおおおおきいいいいいい!!!」
どごーーーーーーん!
トドメの噛みつきが炎羅に決まった!
アクト団トリオ「やったーー! これでボーナスはいただきだよ! ばんざーい!」
ベリアル「喜ぶのはまだ早いみたいだぞ」
アクト団トリオ「えっ?」
バリー「きいいいいいいい!!」
アクト団トリオ「!?」
突如叫び声を上げるバリー!よく見ると炎羅がバリーの舌に噛み付いていたからだ
幸村「炎羅を舐めるな!」
炎羅「ぐおおおおおお!!」
幸村「行くぞ!灼熱世界(バーニングワーーーールド)!」
炎羅「ぐおおおおおおおおおお!!!」
ソウルドラゴン&ジンライドラゴン&ハガネヴルム「うおおおおおおお!!」
炎羅の咆哮と共にソウルドラゴン達の体から炎が立ち上げ、その炎が炎羅に集まっていく
ベリアル「ありゃ何の技カードだ?」
ウサラパ「あんな技カード見たことありません」
ノラッティ〜「ミーもざんす」
エド「もしかしてドクターがこの世界に来て作った新技じゃないっすか?」
幸村「バーニングワールドの効果。俺のフィールドにいる合体しているブレイヴを含んだ炎属性カード一体につき、炎属性の恐竜1体のBPを+2,000する!」
ソウルドラゴンとジンライドラゴン、ハガネヴルム、オニマル、ディー・ソードベガそして炎羅を含めると
6体。すなわち
ベリアル「BP・・・33,000」
アクト団トリオ「ええええええええっ!!」
♪:小さな僕らの大きなハート(TV放送Ver)
♪〜
炎羅の体にみんなからもらった灼熱の炎でパワーアップした!!
幸村「さぁ炎羅・・・反撃だ!!」
炎羅「がああああああ!!」
(Hey! Hey! Hey!)
♪:行こう(Hey!) ハートに 夢だけつめこんで
君と冒険さ 時を超え
炎羅の突撃を舌焼夷弾で迎え撃つバリー。だが
♪:星空見てると僕らは小さい
恐竜だってさ 宇宙(そら)にはかなわない
だけどハートをつなげたなら
地球さえ きっと守れるさ
炎の熱を纏った炎羅には全く効かなかった。そして炎の熱を帯びてパワーアップした脚力でバリーの腕に飛び乗りバリーの顔に走り出す。舌で振り落とそうとするが炎がそれすらも防いだ!
(Hey! Hey! Hey!)
ザキン!ザキン!ザキン!
♪:さあ今 果てなく 未知なる世界へと
君と手を繋ぎ 飛べ ファーラウェイ
バリー「きいいいいいいい!!」
炎羅がディー・ソードベガでバリーに剣撃や炎を纏った剣撃・尻尾攻撃・キックを何度も何度も浴びせた!それにはどんなに体の大きさで優っていても大ダメージだった!
ノラッティ〜「ウサラパ様まずいざんす!」
ウサラパ「(大丈夫だよ。ソウルドラゴンにソウルコアは乗っていないから連刃は使えないしバリーちゃんがやられてもまだブロッカーにリザドエッジちゃんがいるよ。それにあたしの手札にはサザンクロスフレイムがある。これで凌ぎ切るさ)」
ウサラパが何にか企んでいることに気づくダン。だが
幸村「このターンで決めるぞ炎羅!炎羅のアタック時効果!ゲーム中1回だけソウルコアをトラッシュに置くことで相手のスピリット/アルティメットを破壊した時、自分のフィールドの炎属性1体につき、相手のライフを破壊する!!」
アクト団トリオ「へっ?」
幸村のフィールドにはブレイヴを除いて3体の炎属性達が存在。すなわち合計3ダメージを与える!
♪:行こう ハートに 夢だけつめこんで
君と冒険さ 時を超え
幸村「うおおおおおお! 燃えろ俺の魂! 吼えろ炎羅ーーーーーー!!」
炎羅「ごおおおおおおおおお!!!」
炎羅がバリーから離れ、空中でディー・ソードベガにエネルギーを集中させ
幸村「銀河一刀流秘技・・・サウロシュナイダーーーーーーー!!」
ざくっ!!
バリー「がはっ!!!!!」
ディー・ソードベガの炎竜型の剣撃がバリーの胸を切り裂いた!!そのままウサラパ達の方へ
ベリアル「ちっ」
ウサラパ「あっちょっとベリアル様」
ゲートを開いて一人逃げるベリアル
アクト団トリオ「こっ来ないで〜〜〜!!!」
どこおおおん!!
アクト団トリオ「ハラホロヒレハレ〜〜〜〜!!」
炎羅「ぐおおおおおおおおおおお!!!」
炎羅の勝利の雄叫びが辺りに響き渡る!
◯東ムサシ海辺公園
元の世界に戻るとカードに戻った炎羅。すぐさまダイノバスターでチビ炎羅にしてみた
幸村「炎羅大丈夫か?」
炎羅「くう? かう」
びよ〜ん ばしん!
幸村「あいた!引っ張るなよ」
炎羅が大丈夫そうで安心した幸村。そこへ
ベリアル「見事だったぜ烈火幸村。この俺を追い詰めた上に途中変わったとはいえ、勝っちまうとは予想外だった。なかなか楽しめたぜ」
幸村「俺も楽しかったぜあんたとのバトル。あんたは今まで戦った中では最強だった」
ベリアル「それは光栄だ。とりあえず今回は俺たちの負けだから引き上げるとしよう。また遊ぼうぜ」
幸村「あぁ。今度は本気でな」
幸村は気づいていた。ベリアルが本気のデッキを使っていなかったことに。もちろんダンやバローネ、環奈もだった
ベリアル「ほら帰るぞお前ら」
ベリアルは気絶してる3人を担いで海に向かうと飛魚怪獣フライグラーが海から現れた。どうやら帰るために待機していたのだろ
幸村「ちょっと待ってくれ」
ベリアル「ああ、何だ?」
幸村「俺・・・あんたとどこかで会ったことないか?」
ベリアル「・・・」
幸村「どうしてかは解らないが、あんたから懐かしい感じがしたんだ。それが気になって」
ベリアル「さぁな。昔の記憶なんかアテになるはずもないからな。気のせいだろ」
幸村「・・・・」
ベリアル「おっとそうだ。忘れるところだった」
ベリアルはフライグラーの口から何かを袋を取り出すと投げ飛ばす
兼続「ん?(どすん!)ぬわっ!」
幸村「兼続!」
ベリアル「そいつは楽しませてくれた礼がわりだ。それじゃ、あばよ」
そう言ってフライグラーの口に入って帰っていった
幸村「ベリアル・・・」
去っていくベリアルを見届けた後、兼続の方に向かう
幸村「兼続大丈夫か?」
兼続「なんとか。しかしこれは一体なんだ?」
幸村「(スンスン) !! この匂いは・・・」
ダン「幸村?」
幸村はいきなり真剣な顔で袋を持ち上げ少し離れた場所で開け始める。そんな幸村に全員たじろぐ。あまりにも突然なことだったため。そして袋の中身は
幸村「あ、ああああ・・・・やっぱり」
早雲「幸村、中身は一体・・・」
幸村「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
一同「!?」
幸村がなぜか叫び出した
幸村「見ろ!こいつは世界で最も美味と名高く、世界一級品と言われている世界最高いや究極を超えた究極の鮭! 紅鮭だーーーーーーーーー!!」
確かにそれは紅鮭だった。しかも普通の個体よりもかなりデカく色もすごく綺麗だった
幸村は目を輝かせはしゃぎまくりだった。そんな幸村に全員驚きすぎて言葉も出なかった
環奈「そういえば皆にはまだ言ってなかったのう。幸村は・・・超がつくほど鮭が大好物なんじゃ。しかも特に美味い鮭を見せたり食べたりするとと興奮のあまりあのようになってしまうのじゃ」
兼続「なるほど」
炎羅「がう♪ がうがうがう!!」
幸村「おっ 炎羅、お前も食べたいのか?」
炎羅「へっへっへっへっへっへ・・・・」
炎羅は口から涎をダラダラ垂らしていた。その顔は幸村と同じだった。どうやら炎羅も鮭が大好物らしい。幸村は料理して食べたくて仕方なかった。今いるメンバーを連れてアジトに戻った
◯アジ島
ソーノイダ「ばっかも〜ん!! 恐竜カードを回収できなかった上にボロ負けするとはなんというザマぞい!」
アクト団トリオ「すみませ〜ん」
ベリアル「まぁそれくらいで許してやれソーノイダ。今回は新技カードの力と新ルールの確認できただけでよしとしようじゃないか」
ウサラパ「ベリアル様〜」
政宗「どうしたベリアル?随分と優しくするじゃないか。何かいいことでもあったか?バリーもやられて胸にでっかい傷を残したというのにスッキリした顔になってよ」
ベリアル「へっ ちょっとな」
政宗「そうかよ」
ソーノイダ「それはそれ、失敗は失敗ぞい。お仕置きぞい!」
ビリビリビリ・・・・・
アクト団トリオ「ひぃ〜〜〜〜〜! ベリアル様〜!」
ベリアル「さてと俺は疲れたから先に帰るぜ」
ノラッティ〜「あっずるいざんす!」
アクト団「ビリビリビリビリビリ〜・・・・」
ベリアルはお仕置きから逃げ切ったと思っていると
がしっ
ベリアルの首に腕をかける政宗
政宗「待ちなベリアル。お前も負けたんだよな?」
ベリアル「えっ なっ何のことかな?」
政宗「お前、先にバトルしてウサラパ達に後を押し付けただろ。俺が知らないとでも思ったか?」
よく見ると政宗の方にインセクティコンが。それで慌てるベリアル
政宗「よって・・・・お前もビリビリなってこーーーい!!」
ベリアル「どわーーーー!! (どしっ!) ビリビリビリビリ・・・・・!!」
エド「俺たちを見捨てた罰っす!」
ノラッティ〜「自業自得ざんす!」
ウサラパ「これだけでは済みませんよ。タルボーンヌ!ベリアル様は今日の朝のブロッコリー料理をギガバトルナイザーに隠して食べたことにしてたんだよ!」
ベリアル「ばっバカテメーら!」
タルボーンヌ「やっぱりそうでしたか。ベリアル様、罰として今後しばらく私の監視つきのブロッコリー料理を食べていただきます!」
ベリアル「げえええ! クッソー、覚えていろお前ら!そして烈火幸村ーーーーーーー!!」
ベリアルの叫びがアジ島に響き渡る
◯幸村アジト
一方こちらでは
幸村「お待ちどー!!」
テーブルの上には、シャケの塩焼き、シャケの照り焼き、シャケチャーハン、シャケの南蛮漬け、シャケとキノコのクリームスパゲッティなどなど、シャケ尽くしだった
パクっ
一同「! 美味い!」
食べてみるとかなり美味かった。みんな急く急く食べていく
兼続「何という美味しさだ。幸村にこんな特技があったとは」
魔ゐ「ホントね。環奈ちゃん、どうして教えてくれなかったの?」
環奈「確かに美味しいということは黙っていたことはすまぬと思っておる。しかし、黙っておった最大の理由は幸村にシャケ料理を頼むと・・・・一週間長くても1ヶ月は続いてしまうからなんじゃ」
それを聞いて全員、手が止まり目を丸くし顔は青ざめて静かになってしまった。これが1ヶ月続くと。流石に美味しいと言っても1ヶ月続くとなると・・・・
なぜ環奈がシャケを口にしなかった理由がよくわかった
お市「そっそうですわ! 実はバローネ様と環奈さんのダイノバスターも持ってきてたんです」
そう言ってお市はケースからダイノバスターを取り出して渡した
お市「これはあの石板を検査して作ったものです。力をセーブしたチビモードと戦う時の成熟モードをこの装置でやりやすくできないかと思って。もし万が一、闇の勢力達と生身で戦うことも想定して」
バローネ「なるほど。これは便利そうだ。ところでお市、我々の恐竜達は?」
お市「それなんですが、もう少し必要な検査があるのでその時までもう少々お待ちください」
環奈「そうでおじゃるか。早く会いたいでおじゃる」
バローネ「そうだな」
ダン「それじゃ代わりに俺たちの恐竜達を紹介するよ」
そう言ってダンと魔ゐはダイノバスターにカードを裏向きで装填し、軽く引き金を引くと、小さな2体のチビ恐竜が現れた
ダン「まず俺から。こいつの名前は“ガッツ”。どんな相手にも気合いで押し退けていく頼りになる俺のパートナーだ」
幸村「さっき俺たちを助けてくれたメガロサウルスだな。ありがとな」
そう言って撫でると懐いたのか甘えてくる。随分と人懐っこい性格らしい
魔ゐ「次はあたしね。彼女の名前は“メーテル”」
バローネ「メーテル?」
魔ゐ「イギリス語で“母親”って意味よ。この子はとても優しいの。でもだからと言って甘くみちゃダメよ。彼女はとっても強いわよ」
メーテル「くううう」
兼続「新たなライバルの誕生だな」
幸村「あぁ。戦う時が楽しみだぜ。そういえば、早雲の恐竜は?」
早雲「えっ あっ そっその・・・」
幸村「?」
急に早雲は目を逸らして動揺した雰囲気を見せる
ダン「幸村、実は早雲は・・・」
???「ぐわ」
一同「?」
何かの鳴き声が聞こえた。ふと入口の方を見ると1匹のチビ恐竜が顔を出した
早雲「!」
幸村「もしかして、こいつが早雲のパートナー恐竜か?」
環奈「お市殿が言ってたバリオニクスでおじゃるな」
お市「えぇそうです。この子はよく研究所を抜け出してしまう程のワンパクで。さぁ帰りましょう」
そう言って抱き抱えて迎えを呼ぼうとするが早雲を見て振り解いてしまった。そして親に甘えたいかのように早雲に近づいていく
バリオニクス「くうううう」
早雲「あっああ ああ・・・・」
早雲の顔が真っ青になっていく。そして早雲の足に口が触れた瞬間
早雲「!! いやああああああああっ!!! 来ないで!!来ないでーー!!」
幸村達「!!?」
早雲が突如、錯乱したかのようにバリオニクスに怯えた!しかも
炎羅「がう?」
早雲「ひっ! うわああああああ!! いやっいやーーーーーー!!」
逃げた拍子にこけた目の前に炎羅がいることに気づくとますます怯え出す
兼続「早雲、落ち着け!」
しかし怯え切って兼続の声が届かない。すると魔ゐが早雲を抱き締める
魔ゐ「早雲! 大丈夫、大丈夫よ」
魔ゐの咄嗟の行動に早雲はようやく落ち着き始めた
早雲「はぁはぁはぁ すまないみんな。悪いが私は先に戻っておく」
そう言って悲しげな表情でアジトを後にする早雲。そんな早雲を見て心配する幸村
バリオニクス「くぅぅぅぅ」
そしてバリオニクスも落ち込む表情を見せる
バローネ「兼続、もしや・・・・」
環奈「さっきの心配事というのが」
兼続「うむ」
幸村「どういうことだ?」
幸村は兼続にどういうことか聞いた
兼続「お前達にはもっと早くに伝えるべきだった。実は早雲は恐竜が苦手いや・・・恐竜恐怖症なんだ」
幸村達「!!!」
to be continued
お市「恐竜・怪獣図鑑コーナー」
お市「今回メインとなる恐竜と怪獣を3体紹介します。まず1体目が恐竜界で知らぬものはいない恐竜の王者ティラノサウルス。全長15メートル、体重8トンもある暴君トカゲ」
環奈「鋭い鋸状の牙に噛みつかれたら一貫の終わりでおじゃるな。では次は妾から。2体目は宇宙斬鉄怪獣ディノゾール。身長77メートル、体重5万トンの大型怪獣。見えない舌であらゆるものを切り裂いてしまうのじゃ」
お市「幸村様に傷を負わせてしまうほどでしたからね。シールドの強度を見直す必要があります」
お市「3体目はサウロファガナクス。ジュラ紀最強の大型肉食恐竜」
環奈「はじめはアロサウルスが大型化したと言われておったが、その後の調査で骨に幾つかの違いがあったことがわかって、別種だということが判明したでおじゃる」
お市「どの恐竜や怪獣もかっこいいです!」
環奈「今度はどんな恐竜が出るのかの?」
次回予告
幸村「早雲がまさか恐竜を恐怖していたなんて。一体なぜそんなことに? ん? あれは! 早雲が恐竜に襲われている!? 絶体絶命の時に現れたあいつは・・・」
幸村「次回 バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ 第二十三陣:早雲の過去 水竜対雷竜 恐竜調べて待っててくれよ」
みなさん、大変長らくお待たせして申し訳ございませんでした。引越しや転職などで時間食いましたが、ようやく投稿できました。今後とも宜しくお願いします