バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
3日後
早朝
◯IBSA日本支部ヘリポート
朝一、幸村達はIBSAのヘリポートにやってきた。先に着いたのは幸村達で次にダンも合流した。早雲と魔ゐはいなかった。早雲には今回の集まりのことは話していない。魔ゐは早雲のそばにいてあげることにしたらしい。丁度ヘリも到着した。お市は恐竜カードと技カードの研究が残っていたため見送りだけして残り、幸村達はヘリで出発した
30分後
今まだ空を飛んでいた。
炎羅「がうがう♪」
ガッツ「ぐううう」
炎羅とガッツは空から下の景色を見られて興奮し喜んでいた
幸村「炎羅あまりはしゃぎすぎるなよ」
ダン「空を飛べるなんて恐竜にとっては夢見たなことだからな。仕方ないさ」
幸村「そうだな。ところでダン」
ダン「なんだ?」
幸村「いつ早雲が恐竜恐怖症ってことに気づいたんだ?」
ダン「・・・・ ガッツ達を見つけた時だ」
#回想
話によるとダン達は数日前、山で体力作りのために修行していた。そこで何かの気配を察知して調べると、卵型カプセルが見つかった。そこに入っていたのがガッツ達だった。そしてそれが何なのかを調べるためにお市に調べてもらった。全く不明なことばかりだったが、早雲が石板とカードを翳すとあのバリオニクスがあくびをしながらチビサイズで出てきたのだ
バリオニクス「くわぁぁぁ」
お市「これは!! バっババ バリオニクスの子供です!!」
ダン「バリオニクス?」
お市「絶滅したはずの恐竜ですよ! まさか本物をこの目で見られるなんて! この石板にはこんな力があったとは」
魔ゐ「カードを恐竜にしてしまうなんて」
ダン「あぁ。すごいな。早雲よく気付いた・・・?」
早雲「あっああ あああああ・・・・」
ダン「早雲?」
その時、早雲の異変に気付いた
バリオニクス「きゃう? きゃうううう♪」
バリオニクスの子供は幸村の時のように自分を出してくれた早雲を親と思っていた。それで甘えたくて近づいていくと
早雲「いや いや ああああああ・・・・」
バリオニクス「くううう? くうううう」
早雲「!! いやあああああああ!!」
ダン達「!!?」
早雲「来ないで!! 来ないで!!!」
早雲は叫び声を上げながら怯え切っていた。あの時の恐怖に満ちた顔は今も覚えていた
幸村「そうだったのか」
ダン「あそこまで怯えた顔、今まで見たことがない」
バローネ「そうだな。あの浜の鬼姫をあれほど怯えさせるほどだったからな」
環奈「うむ。しかしながら魔ゐ殿がそばについているのは心強いの。早雲もあの人を慕っておったから少しは落ち着くはずでおじゃる」
そうこう話しているうちに、兼続がみんなに到着したことを伝える。そこは
◯群青家屋敷
ここは早雲の実家であった
幸村「兼続、ここは?」
兼続「早雲の実家にして海を守護してきた群青一族達の屋敷だ」
幸村「ここが早雲の家か。しかし、家もとい屋敷というよりここは・・・・・」
環奈「城 でおじゃるな」
そうだった。屋敷と呼ばれているが、よく見ると信じられないくらいデカい門が建ち、中の敷地もだだっ広く、屋敷もかなりデカい上に広い。おまけにその後ろには、この世のものとは思えないほど美しい海が太陽によって光り輝き、屋敷を照らし守っているようだった。これを城と呼ばずになんと呼べば良いのか
そこへ屋敷の使用人達が出迎えて中を案内してくれた。廊下にも海に関わる掛け軸や美術品、海の生物の標本そしてバトスピに関係するものが飾られていた。そして奥の部屋について中に入ると
兼続「お久しぶりでございます。群青家第87代目当主群青盛定殿」
盛定「久しいな宝緑院の若頭よ」
早雲の父の盛定が座って待っていた。兼続のことは以前より面識があったらしい
それから全員お辞儀して、座布団に座り込む
兼続「この度は我らの面会を承諾してくれたことに感謝いたします、盛定当主」
盛定「構わんとも。お主には早雲が一時期世話になった恩義がある」
それからダンから順番に自己紹介を始める
盛定「うむ。君達の活躍は耳に入っておる。それと兼続よ、一つ言っておきたいことがある」
兼続「?」
盛定「もう私のことを当主と呼ぶ必要はない。すでにその座は我が娘に引き継がせたからな。だからそんなに畏まる必要はない。すでに私は隠居し新しい世代の者達に託した身だからな」
そうだった。早雲とバローネのバトルの時のことだった。早雲は盛定と戦い、ニルヴァーナと当主の座を譲り受けていた
幸村「なるほど。そんな経緯があったのか」
盛定「おお 君のことはまだ聞いていなかったの。すまぬな」
幸村「いえ構いません。俺はチーム烈火魂(バーニングソウル)のメンバーの烈火幸村と言います」
盛定「! そうか。君が烈火幸村くんか。そうかそうか」
盛定は幸村の名前を聞くと笑顔になって、立ち上がって後ろを向く
一同「?」
ジャキン!!
幸村「えっ?」
盛定「キサマっ!! よくも我が娘をおおおおおおっ!!!」
突如般若の仮面を被り、カジキの形をした薙刀を取り出した盛定はどういうワケか幸村にとてつもない怒りを剥き出しにした!
シュン! すぱっ! ザクっ!!
そのまま幸村に怒りのこもった薙刀の連続斬りを幸村に浴びせようとする。紙一重で避け続ける幸村
幸村「盛定殿! 一体どういう!?」
盛定「問答無用っ!! 我が娘を誑かした俗物は海の藻屑いやサメの生き餌にしてくれるわああああ!!」
幸村「はあ?」
そこへ屋敷の使用人達が止めに入った。しかし
盛定「邪魔だ!どけーーーーーっ!!」
びゅうううううううううっ
薙刀で竜巻を巻き起こして使用人達を一掃! さらに今度は薙刀からタコの形をした金砕棒を持ち出し幸村のドタマをかち割ろうとする
環奈「幸村逃げるでおじゃる!」
幸村「言われなくても逃げるぞ!」
盛定「逃がさんっ!!」
どこんっ ばこんっ ドスンっ
屋敷中を逃げ回り、屋敷中がめちゃくちゃ!バローネ達も止めに入るが全く歯が立たない!そして玄関前で転けてしまった幸村
盛定「覚悟っ!!!!」
盛定は飛び上がり幸村にトドメを刺そうとした!!その時
???「はあああああああ・・・・」
盛定&幸村「?」
???「チエス・・・・・トーーーーーーーーーーー!!」
盛定「ぶほおおおおおおお!!」
びゅーーーーーーーーーーん! どすん!!
幸村「あっ あっ あああああああああ・・・・・」
盛定「あがっ ああ おええええええ」
どごっ ぴくんっぴくんっぴくんっ
突如、盛定が何者かに飛び膝蹴りを受け先ほどの部屋の壁まで吹っ飛ばせれ、壁に叩きつけられてしまった。おまけに壁から離れて床に寝そべり痙攣しながら気絶を
???「まったくなんの騒ぎや?」
幸村「あの、ありが・・!!」
幸村はお礼を言おうとして驚く。その相手は女性だった。それもとびっきりの美女で光り輝くサファイアのような色をした髪をした。しかもその姿は早雲にそっくりだったのだ!
兼続「幸村、大丈っ おっ! あなた様は!」
???「あら兼続君久しぶりやないの。するとあなたが幸村君やね」
幸村「はっはい!」
美女が幸村のことを確認すると、幸村の頬に手を摩る。幸村は顔を赤くする
???「なるほど。強い子ね。早雲が気になるはずや」
この美女の正体は?
一方早雲達は
◯南ムサシの公園
魔ゐ「はい、飲めば少し落ち着くわ」
早雲「ありがとうございます魔ゐさん」
ベンチでジュースを飲む二人
早雲「昨日は情けないところ見せてしまいました」
魔ゐ「そんなこと気にしなくていいわよ。確かに最初は驚いたけど、人には必ず怖いものがあるわ」
メーテルを撫でながら早雲を励ます
早雲「そう言えば幸村達ですが」
魔ゐ「あっ 今日は環奈ちゃんが男子達をコーチするって言ってたみたいだけど」
早雲「隠さなくて平気ですよ魔ゐさん。みんなが私に気を遣って言わなかったんでしょうけど、私の実家に行っているんでしょ」
どうやらすでにに見破られていた
隠していたことを謝る魔ゐを「気にしていない」と許す
魔ゐ「ねぇ早雲。よかったら私にも話してみて。言ったら少しは楽になるかもしれないし」
早雲「ありがとう。そうですね。魔ゐさんにも話さないといけませんね。私の過去を」
◯群青家屋敷
使用人によって屋敷の応急処置が終わり、盛定が目を覚ましたところで一同はもう一度話に入ろうとした
盛定「皆、見苦しい真似をしてすまなかった。幸村君もな。君の名を聞いた途端に体の抑えが効かず」
幸村「俺は大丈夫です」
???「この人は娘のこととなると目に余るほどの娘への溺愛を見せてしまって。それなのに女を取っ替え引っ替え・・」
盛定「がああっ それは言わないでおくれよ海〜」
海「それはともかく。ウチも自己紹介させていただきます。ウチは群青早雲の母の群青海(あみ)と申します。皆さん、よろしゅうお頼み申します」
みんな彼女にお辞儀して挨拶する。彼女が早雲の母である。しかも京都弁でジークンドーを学んでいるらしい
兼続「では今度こそ話を。実は」
盛定「解っておる。なぜ早雲が恐竜を恐れているかであろう?」
どうやら今回の話のことを知っていたらしい
海「お市ちゃんから話を聞いていたんや。いずれはこうなると思ってたさかい」
盛定「うん。お前達には話しておく必要があるな。早雲の過去を」
ついに早雲の過去が話される
※ここらは早雲と同時並行で過去を話します
盛定「まず言わなければならないことがある。実は我らにはもう一人、子供が」
早雲「私の」
盛定/早雲「息子/兄がいたんだ」
幸村達「!!?」
衝撃の告白だった!群青家にもう一人子供がいたことだった!
話によれば群青家のもう一人の子供の名は、群青家長男にして早雲の兄“群青 龍牙”
環奈「聞いたことがあるでおじゃる!まだ若いにも関わらず、類稀な知識とカリスマ性、運動神経などを持ち、さまざまな事業やスポーツをこなし、バトスピにおいてもあの天魔信長も認めたという」
幸村「そう言えば信兄に聞いたことがる。信兄が自分にはまだ勝負がついていない相手がいるって。まさかそれが早雲の兄貴だったなんて」
魔ゐ「そんなに強いお兄さんだったのね。もしかしてそのお兄さんと・・・」
早雲「いえとんでもありません! 私は兄をとても尊敬していました。あらゆる分野でもちろんバトスピにおいてもあの頃からも常にトップでした。それでいて周りの者からも慕われており、そんな兄は私にとって目標でした」
※回想
早雲(6歳)「龍にぃ〜バトスピやろー」
龍牙「早雲か。いいぜ」
早雲「今日こそは負けないぞ」
龍牙「どうかな」
龍牙は忙しい日が多かったが、時間があるときは必ず早雲とバトスピをしたり、お馬ごっこやどこかへ一緒に遠出したりと早雲のことを大切にしていた
盛定「あの頃のことは今もよく覚えている。早雲はいつも龍牙のそばにくっつき、一緒に遊び、共にバトスピの鍛錬をするほど懐いておった。私達はそんな彼奴らを見ることが幸せだった」
海「私たちにとってあの子達は大切な宝だったんや」
全員、龍牙のことを聞いて
バローネ「カードバトラーがいたとは」
幸村「ああ。早雲が強くなりたいって思った気持ちがよくわかる」
環奈「うむ。それほど強い兄に尊敬していたからこそあれほどまでに強い信念で上りつめたのじゃな」
兼続「うむ」
ダン「俺も早雲の兄に会ってみたいな」
いつのまにかダンの闘志にも火がついていた。魔ゐも会ってみたいと
盛定「それは出来ぬ」
幸村達「?」
魔ゐ「どうして?」
早雲「・・・・・」
魔ゐ「? !」
早雲の目から涙が溢れた。一体どうした!?
早雲「龍にぃは・・・群青龍牙は・・・死んだんです。私の・・・・・目の前で」
魔ゐ「!!」
幸村達「!!!」
一方
◯アジ島
ソーノイダ「ウサラパ〜!ノラッティ〜!エド〜!」
ソーノイダがウサラパ達を探していた
ソーノイダ「ったく、あいつらどこへ行ったぞい?」
そこへタルボーンヌを見かける
ソーノイダ「おっタルボーンヌ。ウサラパ達を見かけなかったか?」
タルボーンヌ「彼等でしたらアクトホルダーを持って飛行艇でどこかへ出かけましたが」
ソーノイダ「なんじゃと? あいつらどうするつもりぞい?」
◯南ムサシ路地裏
ウサラパ達は飛行艇を目立たない場所に隠して住宅街でカードバトラー達を倒しまくっていた
ウサラパ「キイ〜〜〜!コイツも恐竜カードを持っていないんかい!ティラノ!」
ティラノ「ぐおおおおおおおお」
中年カードバトラー「ひいいいい!お助けー!」
どうやら片っ端からカードバトラーを倒して、恐竜カードを持ってないか確認していたらしい。その相手がもしかすると恐竜カードを持っているかもしれないと。今のところハズレだらけだが。イライラが募るウサラパ
エド「しかしウサラパ様、大丈夫っすかね?こんな勝手なことをして」
ノラッティ〜「そうざんす。いくらこの前ボロ負けしたとは言え」
ウサラパ「このスカポンタン! だからこそこうやって汚名返上に来てんじゃないかい!いいかい、こうやってカードバトラーを倒していけば恐竜カードが無くても少なからず強くなる。政宗様も言ってたろ。やられたら強くなってリベンジしろって! だからこうしてあいつらにリベンジするためにやってんだろ。それにあたしとしてもあのガキンチョどもにギャフンって言わせないと腹の虫が治らないよ!」
エド「なるほど」
ノラッティ〜「ヒソヒソ(ウサラパ様にしてはよく考えてるざんす)」
エド「それじゃあこのまま烈火幸村を倒しちゃいましょうよ。結構強くなったっすから」
ノラッティ〜「そうざんす。ミー達もあれからデッキを改良したざんすし、今度は不覚を取らないざんす」
すっかり気合が入った二人
ウサラパ「あっ その・・・あのハチマキのガキンチョは別の機会に」
二人「ありゃりゃりゃりゃりゃ」
せっかく強気でいたのに。しかしあの幸村を倒すには並大抵の修行では勝てないのも事実だった。そこで別の相手を潰すことに専念するらしい
エド「それじゃあ馬神ダンっすか?」
ノラッティ〜「エドちゃん!バカ言わないざんす。政宗様でさえ認めるコアの光主ざんすよ。ミー達じゃ相手にならないざんす」
たしかに。おまけに月光のバローネや炎利家も除外。ウサラパも誰と戦うか迷っていた。すると
カチャっ
ウサラパ「ん?」
ウサラパが何か踏んだ。一体何を?
☆アイキャッチ
早雲達の話に戻ります
幸村「死んだだって!」
環奈「そんな話はどこの情報にも載っていなかったでおじゃる!」
兼続「私も初耳だ」
当然の反応だった。盛定は沈黙していた。その表情は哀しみで満ちて。それを見た幸村達はそれ以上追求しようとしなかったが
海「あなた」
盛定「ああ、わかってる。いつまでも隠し通す訳にもいかん」
盛定は覚悟を決めて全てを話した
そう。全てはあの日、早雲と龍牙の誕生日の日。二人は産まれた年は10も違っていたが誕生日は同じ7月7日。龍牙が18歳 早雲が8歳の頃だ。その頃の早雲は恐竜に興味を持ち出していた。そこで龍牙が早雲とアメリカに行って恐竜博物館に行くことにした
早雲「わああああ。すごいかっこいい!」
龍牙「そうだな。恐竜は素晴らしい。これだけ巨大な姿で地球を支配していたんだから」
早雲「うん。ねぇ龍にぃの一番好きな恐竜は?」
龍牙「そうだな。俺はカルカロドントサウルスとギガノトサウルスだな。カルカロは海の最強の捕食者ホホジロザメの歯を持っていて、ギガノトはあの恐竜達の王でもあるティラノよりも強かったとされる肉食恐竜だったからな」
早雲「そっか。私はね、うーんと・・・あっあれ!」
早雲が指差したのはバリオニクスだ
早雲「スピノサウルスもいいけど、顔がすごく気に入ったんだ」
龍牙「ほおう さすが俺の妹だ」
そうして話をしながら見ていくと、最先端の恐竜ロボットショーが行われるらしい
しかもそこは海を背にリアルな動きをするものだった。そのショーは素晴らしいものだった。そして最後のメインイベントの恐竜バトルが始まった
ティラノサウルスとスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルかロドントサウルスの大激突。4体とも激しい攻撃を繰り返し、その戦いに観客は興奮していた。早雲達も楽しんでいた
しかし
ぴしっ がこーん
龍牙「?」
恐竜ロボットの動きが一瞬止まったと思ったら
恐竜ロボット「がおおおおおおおお!!!」
ごしーーーーん!! どごーーーーーん!!
恐竜ロボットがステージ外に出て、観客を襲い出した!!あまりに激しい動きを繰り返し続けたせいで制御コンピュータに異常が起きたらしい。会場は大混乱だった!
逃げる早雲達を恐竜ロボットが狙いを定めてしまった!龍牙達は崖の前まで追い込まれてしまった
恐竜ロボット「ぐおおおおおお!!」
早雲「ひっ! うわあああああん!」
恐竜ロボットの咆哮に泣き出す早雲。慰める龍牙
龍牙「大丈夫だ早雲!お前は絶対に俺が守る!」
早雲「龍にぃ・・・」
龍牙はそう励まして早雲を岩陰に隠れさせると、恐竜ロボットに向かって走り出す!
恐竜達は龍牙を襲いにかかる。龍牙はその攻撃を持ち前の運動神経で交わし続ける。そしてティラノサウルスの背中に飛び乗るとギガノトサウルスは噛みつく。すると4体は戦いそのまま倒れ込んで機能停止した
龍牙は予想していた。恐竜とは言えロボット。決められた動きを繰り返すだろうと。4体で戦うというプログラムを優先するのを狙っていたのだ
早雲「龍にぃー!」
早雲は戦いに勝った龍牙に向かって走り出す。龍牙も安余の表情を浮かべる
ギョロっ!
龍牙「!?」
ビューーーーン!!
早雲「?」
まだ完全に停止していなかったカルカロドントサウルスの尻尾が早雲に
どんっ
早雲「!?」
龍牙「(にこっ)」
ぱしん!!
早雲「いてててて あれっ? 龍にぃ? 龍にぃ 龍に・・・!!」
その光景に早雲は言葉を失う。龍牙が血を流しながら倒れていた。早雲の代わりに攻撃を受けたからだ
早雲「龍にぃ!! しっかりして!龍にぃ!!」
龍牙「ん・・んんん・・・早・・雲・・・よかっ た 無事だったか」
早雲「待ってて、すぐ助けを」
助けを呼ぼうとする早雲を龍牙は手を握って止める
龍牙「早雲、よく聞いてくれ」
早雲「何?」
龍牙「俺はお前のことをずっと守ってやりたかった。だがこれからはお前自身の力で強くなってくれ」
早雲「うん!強くなる!強くなって見せる!例えひとりぼっちになっても強くなって見せるから死なないで!!」
龍牙「早雲 ・・・・・・」
ドスン!ドスンドスン・・・
早雲&龍牙「!」
なんとまた動き出したギガノトサウルスとカルカロドントサウルス!そして早雲達に突撃した!
龍牙は咄嗟に早雲を突き飛ばす
早雲「いてっ !!」
ガブっ
早雲「!!!」
龍牙「(にこっ)」
どすん!! がららららららら!!! ざぶーーーーーーん!!
龍牙に噛み付いた瞬間、地面が崩れ龍牙諸共、海に落ちた
早雲「龍にぃーーーーーーーーーーーーー!!!!」
現代に戻る
早雲「・・・・・・」
魔ゐ「そんな・・・」
幸村「早雲にそんな過去が・・・」
バローネ「それほどの傷を心に負っていたのか」
盛定「ああ。知らせを聞いて駆けつけた時、早雲は気絶していた」
海「すぐ病院に治療してもらって、3日後に目を覚ましたんや。それで事情を話そうとした時や。小さな子供が持ってた恐竜のおもちゃを見て」
早雲(8歳)「!!! いやあああああああ!!!来ないで!!来ないでーーー!!!」
盛定「早雲落ち着け!落ち着くんだ!」
早雲(8歳)「うわあああああああああ!!!」
ダン「そうか。自分の兄の命を奪った恐竜に恐怖するようになってしまったのか」
海「せや。あの日から早雲は恐竜を見るたびに怯えてしまってまともに口を開かんようになってしもた」
盛定「ああ。おまけにマスコミもやってきた始末。我らは群青一族の総力を持って奴等を叩き出し早雲に近づけさせなかった」
環奈「なるほど。それで龍牙殿の情報があまりなかった理由じゃな」
確かにマスコミにかかれば早雲の忌まわしい過去を様々な形でバッシンングなどを受けるのは目に見えていた。盛定の判断は正しい。盛定はその間にも龍牙の捜索は続けていたが、最後まで見つけることはできなかった
それから1ヶ月が過ぎた頃
早雲「父上と母上、周りの者達の励ましのおかげでどうにか立ち直った私は龍にぃとの約束を思い出した。最後に何を言っていたかは覚えていないが、強くなれということだけは覚えていた。そのために兼続の元で強くなろうとした。だがそこでは限界がある。ここでは自分の力だけで強くなれないと悟った」
兼続「そうか。早雲が何故私のバトスピ愛を理解せず、独立し群青組を立ち上げた理由が今わかった。死んだ兄との強い約束があったのだな」
バローネ「そしてあいつが強さに固執していたこともな」
盛定「ああ。それから早雲は見るぐらいやバトスピのスピリットなら克服はできたが近くに来られると以前の恐怖が蘇ってしまい、それが心配だったのだ」
海「あの子の目の前に恐竜が現れたと聞いた時はウチらもあの頃のことを思い出して怖かった」
幸村「・・・・・(早雲)」
幸村達は早雲の壮絶な過去を聞いて実感した。自分たちは早雲の近くにいたのに彼女のことをわかっていなかったことに
早雲「私は自分が情けない。龍にぃに強くなると約束していたのに、私はまだまだ弱い!今だに恐怖を克服できず強くもなれていない。どうして、どうしてなんだ!くうううううう・・・・」
魔ゐ「早雲・・・」
早雲に手を差し伸べようとすると払い除けられる
早雲「強者の同情などいらない!あなたやダン達異世界の強者に弱者の気持ちなどわかるか!どうせ私を選んだのも哀れみを感じてのことであろう!幸村達も私のことを弱者だと思っていよう!これなら、以前のように一人のままの方が」
パン!!(エコー:パーンパーンパーン・・・・)
早雲「!!?」
魔ゐ「いい加減にしなさい!!」
魔ゐの強烈な一発が入った!その光景に周りの人間達は静まり返る
魔ゐ「ダンが哀れみを感じて?一人で強くなった?思い上がるのもいい加減にしなさい!ダンはそんな思いであなたを仲間に選んだんじゃないわ。彼はあなたの強さを認めたからよ。確かに彼は鈍感で勘違いされることがあるわ。けどそれは口が下手なだけ。決して強者の哀れみなんかじゃないわ!!」
早雲「・・・・・」
魔ゐ「それにあなたは一人で強くなったつもり?それこそ強者の驕りよ。あなたが今こうして立ち直れたのは誰のおかげ?」
早雲「はっ!!」
それを聞いて何かを察した早雲
魔ゐ「それにあなたは群青組という仲間がいるでしょ。彼らもあなたの強さに慕ってあなたに付いてきてる。あなたもそんな彼らがいて、彼らも守りたいと思っていたからこそ強くなりたいって思ったはずよ」
早雲「魔ゐ・・・さん。うっ ううううう うわああああああああんっ」
魔ゐは早雲に最も大事なことを思い出させた。早雲もそれが身に染みて大泣きした。おまけに言いたかったことも伝えてスッキリ
幸村達も聞いて、早雲の力になろうと心に決めた。盛定達もそれを聞いて安心した。早雲にこんなに素晴らしい仲間に巡り会えたと
ピコーン ピコーン ピコーン
幸村「? これは」
すると幸村とダンのダイノバスターが何かに反応していた。画面に地図が浮かび上がり
魔ゐ「どう?少しスッキリした?」
早雲「魔ゐさん ありがとうございます。おかげでだいぶスッキリしました」
魔ゐ「ふふっ よかった (ピコーンピコーン) ん?」
魔ゐのダイノバスターにも反応が。場所は南ムサシの公園付近。それも早雲達のすぐ目の前
メーテル「くう? くううううううっ」
魔ゐ「メーテル?」
ドスンドスンドスンドスン・・・
魔ゐ「何か来る・・・」
と茂みから出てきたのが
パキリノサウルス「ぶおおおおおお!!」
恐竜が飛び出してきた!!
周りはパニックに陥っていた!
魔ゐ「なんで恐竜が? それよりこれって恐竜の位置まで教えてくれるなんて」
分析している魔ゐたちを他所にパキリノサウルスがあたりに突進しまくる!
魔ゐとメーテル、早雲はすぐにみんなを避難させる。するとパキリノサウルスが早雲に狙いを定めた
魔ゐ「早雲!」
早雲「えっ? !!」
ドスンドスン・・・・
魔ゐ「早雲逃げて!!」
早雲「あっ あぁぁぁぁぁぁ・・・・」
やはり恐怖で足が竦み動けなかった。魔ゐはメーテルを成体にしようとするが間に合わない!その時
がさっ
魔ゐ「!?」
バリオニクス「くわああああああ!!」
早雲「!??」
なんとあのバリオニクスの子供が早雲の危険を感じたのか、研究所から逃げ出し早雲を助けに来た!そしてパキリノサウルスのツノに噛み付いた。パキリノサウルスは振り払うが一向に離れない。すると体が光り出し、カードになったと思ったら
ウサラパ「お〜ほっほっほ!」
ウサラパ達がパキリノサウルスのカードを手にして出てきた
ウサラパ「お前はこの前の」
魔ゐ「おばさん!」
ウサラパ「誰がおばさんだってー!」
魔ゐ「おばさんはおばさんでしょ」
ウサラパ「ムキーーー!」
荒れるウサラパを鎮める二人
魔ゐ「それよりさっきの恐竜はあなた達の仕業ね」
ノラッティ〜「ご名答ざんす」
エド「お前達にやられた借りを返しに来たっす!」
ウサラパ「恐竜を出現させて誘き出そうとしたけど、小娘のガキンチョら二人か」
魔ゐ「誰がガキンチョですって!」
早雲「我々を甘く見るなおばさん!」
ウサラパ「だからおばさんって ん?」
と早雲の顔を見たウサラパはあることを思いつく
ウサラパ「ようし。そこまで言うならバトスピで勝負しようじゃない。もし私たちが負けたら退散するさ。でももしそっちが負けたら、お前らの恐竜カード全部とそこの青髪の小娘を貰うよ」
魔ゐ「えっ?」
早雲「私を?」
なんとウサラパは恐竜カードだけでなく早雲も指名してきた
ノラッティ〜「ウサラパ様どういうことざんす?」
エド「なんであの娘まで?」
ウサラパ「忘れたのかい?あのガキンチョは政宗様がご執心の小娘だよ。あいつを連れていけばさぞお喜びのはず。おまけに大幹部にも上がれるかもよ」
それを聞いてやる気を出す二人
ウサラパ「さぁどうするんだい?」
早雲「受けて立つさ!」
魔ゐ「もちろん!」
早雲達は子供扱いされた怒りで気合十分
ウサラパ「そうこなくっちゃ。お前達はあの紫髪の小娘を。私はあっちを」
エド&ノラッティ〜「ヘイヘイホ〜」
エド「よろしくっすお嬢さん」
ノラッティ〜「ミー達は二人ざんすが、二つのデッキを合わせた一つのデッキで戦わせてもらうざんす」
魔ゐ「わかったわ」
ウサラパ「よろしく頼むわねお嬢ちゃん」
早雲「私の名前は群青早雲だ!」
バリオニクス「ぐわう!」
早雲を舐めてることにバリオニクスも怒っていた
早雲「うっ」
バリオニクス「かっ くぅぅぅぅぅ」
早雲「あっ すまない」
そしてバトルが開始する直前、魔ゐからあるカードを託されそれをデッキに入れ
一同「ゲートオープン界放!!」
今回のフィールドは周りが海に囲まれたどこかの小さな孤島。すでに全員バトルフォームを装着し、バリオニクスはジャングルの前の小さな岩の上に座って観戦
早雲&魔ゐ:第1ターン
早雲は千間観音堂を配置、魔ゐはソウルホースを2体召喚し
魔ゐ「破壊後の世界を再構築せし破壊と創造の神!ボソボソ(そして・・・史上最低の女たらし)」
早雲「?」
魔ゐ「破壊の創界神シヴァ!」
魔ゐが創界神ネクサスを配置した!少し小声で何か言っていた気がしたが
早雲「これが魔ゐさんの創界神なんですね」
魔ゐ「ほんとは出したくなかったけど」
早雲「えっ?それってどう言う・・・」
シヴァ「お嬢さん」
早雲「えっ?」
シヴァ「君なかなかかわいいね。どうだいこのあとお茶でも?」
なんと早雲をナンパしてきた!
ウサラパ「こらっ!何ガキンチョどもがイチャついてんだよ!」
シヴァ「おお!」
っとウサラパの方へ行くと
シヴァ「あなたもなんとお美しい。どうでしょう?今夜一緒に食事でも」
ウサラパ「あらっ(好みの顔!) 別にいいわよ。おーほっほっほっほ〜」
ウサラパまでナンパしてきた!ウサラパはもうメロメロ
魔ゐ「シヴァ!!」
と魔ゐの怒号に急ぎ戻るシヴァ
魔ゐ「相変わらずね!」
シヴァ「そう怒らないでよ魔ゐ様。女の子には差別なく接するのが僕のモットーなのさ」
魔ゐ「要するに女の子なら誰とでも相手する。サイッテーね!」
シヴァ「魔ゐ様〜!」
魔ゐがシヴァを出したがらない理由がよくわかる
そうこうしているうちにシヴァの効果で3枚オープンして中に死竜が2枚あったので2コア乗る
そして双方ともバーストをセットしてターンエンド
アクト団トリオ:第2ターン
エド「アクトスラッシュ!揺るがせアンキラーザウルス!」
アンキラーザウルス登場!どうやらアクト団はアクトホルダーを経由してスピリットを召喚するらしい。さらにバーストをセット
エド「ターンエンドっす。頼むっすよアンキラちゃん」
アンキラーザウルス「かああああああ」
アンキラーザウルスとエドはとても仲が良さそうだ
ウサラパ「それじゃあたしはアクトホルダーを配置!」
早雲「いきなり来たか」
初っ端からウサラパが勢いを見せる
ノラッティ〜「ウサラパ様大丈夫ざんすか?そんないきなり使って?」
ウサラパ「心配ないよ。この前は使い過ぎや出すタイミングをミスっただけ。それさえ気をつけりゃ問題ないよ。アクトホルダーの配置時効果により・・・」
早雲「!」
早雲は胸を抑える。恐竜が来ると怯え
ウサラパ「手札の恐竜または系統:地竜を持つスピリットをノーコストで召喚する。いきなりだけど私のお気に入りの子を見せてあげるよ」
早雲「お気に入り?」
ウサラパ「アクトスラッシュ!!」
♪:アクトスラッシュ
ウサラパ「燃え上がれ!ギガノ・レックス!!」
ギガ「ぎがあああああああああ!!」
いきなりとんでもないやつがフィールドに降り立った!!
早雲「こいつは原始の王者ギガノ・レックス!!」
ウサラパ「驚いたかい?この子は私のお気に入りでね。ねぇギガちゃん」
ギガ「ぺろっぺろっ」
ほんとによく懐いている。ティラノとは大違い
ノラッティ〜「ウサラパ様すごいざんす」
エド「ほんとっす。1ターン目でアクトホルダーを出す訳っす」
そうだった。これほど強力なスピリットをそれも最初のターンで出すことで相手にとてつもないプレッシャーを与えることになる。実際に早めに強いカードを出されることが何度もあるあるプロのカードバトラーでもここまで強いカード出されると大抵は戦意喪失してしまう。早雲も少なからず効いていたがなんとか耐えていた
それから数ターン後
魔ゐ→Lv.1のソードールが1体、クリスタニードルが2体、Lv.2のダークネスワイバーンとメタルボーンドラゴンが1体ずつ
バーストなし
シヴァ:6コア
ライフ:3
エド&ノラッティ〜→Lv.2と3のリザド・エッジが1体ずつ、Lv.2のアンキラーザウルスと地爪竜エルリコショウが1体ずつ、Lv.3の海爪流ツバサノジョウが1体
バーストあり
Lv.1の恐竜同盟本拠地が1枚
ライフ:4
早雲→Lv.1の青海童子が2体と光の戦士ガイウスが1体、Lv.2の白空童子とソウルコアを乗せた智水明王が1体ずつ
バーストあり
Lv.1の千間観音堂が2枚
ライフ:5
ウサラパ→Lv.1のギガノ・レックスとモノニクス、サーベカウラスが1体ずつ、Lv.2のヴェロキ・ハルパーが2体
バーストあり
Lv.1のアクトホルダー1枚
ライフ:5
緊迫の状態は続いていた。エド達は恐竜系のスピリットに加え海首を加えた陸海のデッキで魔ゐを僅かながら押していた。中でも地爪竜と海爪竜のコンビネーションが厄介。それぞれのアタックステップ中のBPアップにコアブーストと連鎖、さらにはネクサスによる効果耐性付加によって隙がない
一方早雲はあのギガノ・レックスに警戒し守りを増やし、ウサラパもニルヴァーナに警戒していた
魔ゐ&早雲:第13ターン
魔ゐは千本槍の合戦場をLv.2で配置し、死神壬龍ジェット・ザ・リッパーをLv.3で召喚。シヴァにコア1個チャージ
リッパー「待ちくたびれたぜ姐御」
魔ゐ「その姐御ってあだ名はやめなさい。アタックステップ、リッパーお願い」
リッパー「OK姐御!俺の効果でコア2個以下のスピリットを破壊し姐御に1枚ドローさせる。死神の鎌を受けよ!」
リッパーの鎌がLv.2のリザド・エッジを切り裂きさらにエド達のライフを奪う。魔ゐはドローしてターンエンド
そして早雲も
早雲「潮は満ちた。今こそ出でよ、大海の王!聖なる蒼き御名の元に!天地万物・森羅万象、一切合切飲み尽くすがいい!蒼海明王、降臨!」
早雲の蒼海明王が登場し士気が高まる。さらにソウルコアを含めて4つ乗せてLv.2、さらにもう一枚の千間観音堂もLv.2にアップし
早雲「アタックステップ、蒼海明王行け!」
蒼海明王「うおおおおおおお!!」
早雲「蒼海明王のアタック時効果により7枚、さらに千間観音堂の効果とガイウスの【強化】でさらに11枚破棄。よって合計18枚デッキを破棄する!!」
蒼海明王「海仏十八連斬!!」
ウサラパのデッキがみるみる破棄されていく!そのまま早雲は蒼海明王のもう一つの効果を使おうとすると、突如バリアが出現しデッキ破壊が10枚破棄した時点で止まった。どうやら中にディスコンティニューがあったからだ。これはデッキから破棄されたらノーコストで発動し、ウサラパのデッキをこのターン破棄させないものだった。これでは蒼海明王だけでなく他のスピリット達によるデッキ破壊もできなくなった。ただ破棄した中にマジックカードがあったので智水明王の効果で自身にボイドのコア1個を追加してLv.3に
ウサラパ「お〜ほっほっほっほ!残念だったねお嬢ちゃん」
早雲「くっ!だがアタックは有効だ!」
ウサラパ「ライフで受けるよ」
蒼海明王がウサラパのライフを砕く
早雲「ターンエンド。少し想定外だったがお前が腰までついたことに変わりはない」
ウサラパ「強がり言っちゃって」
アクト団トリオ:第14ターン
エドがダブルドローを使用した時
エド「おっ!来たっすよノラちゃん」
ノラッティ〜「やったざんす」
ウサラパ「こっちもだよ」
アクト団トリオ「アクトホルダーを配置!」
早雲「2枚目の!?」
魔ゐ「こっちは2枚・・・ってことは!」
アクト団トリオ「アクトスラーーーッシュ!!」
♪:アクトスラッシュ(燃え上がれティラノサウルス!通常Ver)
ティラノ「ぐおおおおおおお!!」
スピノ「ごおおぎうううう!!」
サイカ「ぼおおおおおお!!」
またも現れたアクト恐竜達!!そして奴らが現れたことでここからは属性が付加される!
ティラノ「ぐおおおおおおお!」
スピノ「ごおおぎううう!」
早雲「ひっ!!」
早雲はティラノとスピノを見て龍牙の事故のことがフラッシュバックする
早雲「はぁはぁはぁ・・・・」
ウサラパ「ん?もしかしてお前、恐竜が苦手なのかい?」
早雲「!!」
魔ゐ「(まずい!)」
ウサラパが早雲の恐竜恐怖症であることに気づいてしまった!
ウサラパ「それじゃあ恐竜達を使ってビビらせればこっちが有利じゃないか」
エド「え〜?大丈夫っすかウサラパ様?」
ノラッティ〜「ちょっとかわいそうなんじゃ?」
ウサラパ「お黙り〜!勝てばいいんだよ勝てば!」
魔ゐ「ちょっと待って!彼女は過去に恐竜ロボットの誤作動による事故でお兄さんを失ってしまったの!だから・・・」
それを聞いてエドとノラッティ〜は動揺してさらにかわいそうに思えてきた。だが
ウサラパ「おーほっほっほっほ!だったら何?確かにこいつの過去には私も同情するよ。でもねこれは戦いなんだよ。あんたらとあたし達、光と闇の戦い。そんな戦いの場で敵に情けなんてかけたらキリがないよ!それに情けで負けても相手に失礼さ。どうせ戦うなら持てる全てをぶつけて戦うことこそ相手に礼儀というもんだろ」
ウサラパが真っ当なことを言ってエド達は驚愕していた。魔ゐもこれには何も言い返せなかった
早雲「彼女の言う通りです魔ゐさん」
魔ゐ「早雲?」
早雲「戦いにそんな言い訳は通用しません」
早雲の決意に魔ゐはそれ以上言わなかった
ウサラパ「そうこなっくちゃね。聞いたかいお前達」
エド「ばっちり聞いたっす」
ノラッティ〜「ミー達もこれで遠慮せず戦えるざんす」
ウサラパ「それじゃバトルを続けさせてもらうよ」
早雲「あぁ!(しかしティラノは炎属性。私のスピリット達は水だからこちらが有利のはず)」
確かにそうだった
ウサラパ「さらにこの子を出させてもらうよ。アクトスラッシュ!」
セントロサウルス「ぶおおおおおお!!」
今度はセントロサウルスだった!
さっきウサラパが踏んづけた恐竜カプセルの中に入っていたものだった。だから今日はかなり強気でいたらしい
ウサラパ「こいつを出せばこっちのものだよ。なんせこいつは水属性とは相性の悪い“雷”だからね」
早雲「何!?」
ウサラパはそう言ってダーク・ディノニクソーを1体Lv.2で召喚し、セントロサウルスとティラノ、ギガノ・レックス、アクトホルダーをLv.2に上げる。
そしてセントロサウルスがアタック。ティラノの効果で真・激突が発動。早雲は智水明王でブロック。ネクサスの効果で智水明王のBPを上げてはいるが、属性バトルによってセントロサウルスのBPはさらに上がり、ツノで上へ放り上げられ、尻尾攻撃を受け倒された!
さらにティラノのアタックを青海童子でブロックし破壊される。次にサーベカウラスとモノニクスがアタック。モノニクス(炎)は青海童子(水)、サーべカウラス(炎)はガイウス(土)でブロック。モノニクスは破壊されアクトホルダーの効果で手札に戻る。サーべカウラスは【覚醒】によってガイウスと相打ちになって手札に。続いてヴェロキ・ハルパー2体がアタック。1体は白空童子でブロックして、残りはライフで受けたことでウサラパは1枚ドロー。続いてダーク・ディノニクソーのアタックもライフで
ウサラパ「ギガちゃんでアタック!」
ギガ「ギガアアアアア!!」
いよいよギガノ・レックスが攻撃を仕掛けてきた!早雲はライフで受けようとすると
ウサラパ「ギガちゃんの連鎖(ラッシュ)[緑]! ターンに1回、私の系統:地竜のスピリットを全て回復させる! “王者の咆哮”!!」
ギガ「ギアアアアアアアアア・・・・・!!!!」
ギガノ・レックスの大地を揺るがせる咆哮が自身を含んだ3体を回復させる
早雲「(やはり連鎖を使ってきたか。だがそれで回復できるのは3体だけ。凌ぎ切れる!)」
そうだった。ティラノ達の系統は恐竜だけのため回復はしない・・・はずだった
ティラノ「ぐおおおおおおおお!!」
早雲「何!!」
なんとティラノとセントロサウルスも回復した!これは一体!?
ウサラパ「驚いたかい?アクトホルダーの効果はね、ノーコスト召喚と破壊後バウンスだけじゃないんだよ。系統:爬獣と恐竜達に系統:地竜を与えるんだよ!」
確かにこれならギガノ・レックスの効果で回復可能
ウサラパ「これによりアタック時効果でギガちゃんのBPは36,000だよ!やっちゃいなギガちゃん! “死滅炎回転撃(デスクロニクル)”!!」
ギガノ・レックスの突起が顔の周りに集結すると体ごと回転させ早雲に突撃しライフを砕いた!!これには早雲も衝撃波に吹っ飛ばされるが、絶甲氷盾を発動しライフを回復&アタックステップを終了させた
そしてこちらでは
ノラッティ〜達はスピノとサイカをLv.2に上げ
ノラッティ〜「アタックステップ、スピノちゃんのアタック時効果で疲労状態のスピリットに指定アタックさせてもらうざんす。よってジェット・ザ・リッパーに指定アタックざんす!」
スピノがリッパーに襲いかかる!リッパーは鎌で防御する。ネクサスの効果で魔ゐは1枚ドロー。リッパーの属性は土のため属性バトルは問題ないが元々のBPではスピノの方が優っていた。そこで魔ゐはディザイアレイを使用する。これによってスピノのコア1個をトラッシュに送って逆転するつもりだ
リッパー「これでも喰らえ!ディザイアレイ!!」
スピノ「ごおおぎうう!」
リッパーが口からディザイアレイを放ちスピノはLv.1(BP60,000)となり怯んで後ろに下がり出す。その隙をリッパーは見逃さなかった
リッパー「とった!!死神の音速鎌(ソニック・デスサイズ)!!」
リッパーが翼から放つオーラで加速した音速の鎌をスピノに!!
ガブっ
リッパー「!?」
なんとサイカが尻尾に噛み付いた!
エド「残念だったすね。もうすでにダイノスイングを使わせてもらったす」
ここでエドが技カードを使ってきた!ダイノスイングは相手1体のBPを−3,000させる。よってリッパーはBP4,000になり逆転された!そしてサイカに振り回され、スピノの方に放り投げられるとスピノの突進攻撃を喰らわされた!!
魔ゐ「リッパー!」
リッパー「悪りぃ姐御。油断・・・しちまった・・」
魔ゐ「いいえ。よく頑張ったわ。ゆっくり休んでて」
リッパー「ありがとよ。奴らをぶっ倒してくれ姐御」
そう言ってトラッシュに行ったリッパー。それから今度はサイカがアタックし、魔ゐはライフで受ける。さらに爪竜コンビのアタック連鎖によるコアブーストとバースト封じ。魔ゐは2枚ドローしソードールとメタルボーンドラゴンでブロックし破壊される。そしてターンエンド
魔ゐ&早雲:第15ターン
魔ゐはミストワイバーンとナヴァラサドラゴン、シキツル、冥龍ゾン・サーグを召喚し、シヴァにコア3個チャージ。さらにシキツルの召喚時効果で1枚ドロー、ナヴァラサドラゴンとゾン・サーグをLv.2に上げターンエンド
早雲は水没都市遺跡をLv.2で配置。さらに赤剣明王とトライデントのデータス、光の闘士ランダルそして
早雲「蒼き海原の底、深き眠りより、いざ解き放たれん!蓮華王センジュ!!」
ここでセンジュを引き当てた!!さらにバーストをセットし、蒼海明王のソウルコアをセンジュに乗せて早雲が反撃を仕掛ける!
早雲「ウサラパ!さっきの借りを返させてもらう!アタックステップ!センジュでアタック!」
センジュが攻撃を開始した。水没都市遺跡の効果でセンジュにコア1個追加しLv.2に
早雲「母なる海よ、大いなる海原よ、今こそ姿を現せ!Sバースト発動!」
発動したのは観音千撃掌。効果によってコスト6以下のスピリット1体、さらにコストを支払ってセンジュが回復し最高レベルに、そしてセンジュの効果でコスト合計10まで破壊する
早雲「セントロサウルス、ギガノ・レックス、ダーク・ディノニクソーを破壊する!!」
センジュ「観音千撃掌!!」
ウサラパ「ギガちゃん!」
センジュの数千の拳が強豪恐竜達を一掃した!!3体とも手札に戻る。残るはティラノとヴェロキ・ハルパーのみ。しかもセンジュのシンボルはクアトロ(4)シンボル!すると【神速】を持つマッハジーを召喚してブロックした。これは思わぬ伏兵。だが早雲は怯まず、蒼海明王と青海童子でアタックして8枚破棄してライフを削る。しかしサイレントウォールを使われアタックステップを終了される。そしてネクサスの効果でセンジュ達は回復
アクト団トリオ:第16ターン
ノラッティ〜「ギガちゃんがやられちゃうなんて」
エド「ウサラパ様大丈夫っすか?」
ウサラパ「問題ないよ。でも・・・ギガちゃんの仇は討たせてもらうよ!」
エド達はスピノとサイカをLv.3に、ウサラパはティラノをLv.3に上げボルカニックフレイムを発動。ティラノが炎を吐き早雲の3枚のネクサスを破壊し3枚ドローする。さらにロクケラトプスを2体召喚し
ウサラパ「アクトスラッシュ!」
パキリノサウルス「ぶおおおおおおお!!」
魔ゐ「あれはさっきの!」
ここでウサラパがさっき暴れさせたパキリノサウルスをLv.3で召喚
そしてエドがサイカでアタックし魔ゐがゾン・サーグでブロック
サイカは現在BP12,000、ゾン・サーグも8,000。これでは返り討ちになる。だが魔ゐの狙いはそこではない。ゾン・サーグは消滅/破壊時に相手のスピリットのコアを1個をボイドに置くことで、ボイドからコアを1個を自身に乗せる。そうした時回復状態でフィールドに残る。つまり相手に強力スピリットがいればいるほど相手は不利になる!おまけにネクサスは疲労状態にしか対象としないので一気に形成逆転が見込める
サイカの尻尾攻撃を喰らったサーグ。だが負けまいと力を振り絞り
ゾン・サーグ「くらえ地爪竜!“死に際の鎖”(デッドエンド・チェイン)!」
腕から紫のオーラを纏った鎖がエルリコショウに目掛けて飛ばされた!
ノラッティ〜「そうはさせないざんす!」
ノラッティ〜がカードをスラッシュすると
ばしっ!
魔ゐ&サーグ「!?」
パウパウサウルス「ぱうううううう!」
いきなり恐竜が現れてサーグの鎖を弾き飛ばした!この恐竜は鎧竜の一種のパウパウサウルス
魔ゐ「どうやってパウパウサウルスを召喚したの?」
エド「召喚とはちょっと違うっす」
ノラッティ〜「技カードの中にはサポート恐竜という恐竜を呼び出してフィールドにスピリットとして存在し効果をがあるざんす。そしてこいつもその1体でどんな効果も指定アタックも代わりに受けてくれる身代わり恐竜ざんす」
魔ゐ「サポート恐竜・・・身代わり恐竜(そんな技カードがあったなんて)」
おまけにサポート恐竜を倒すにはサポート恐竜自身またはその技カードを発動した相手スピリットまたは恐竜を破壊しなくてはならない。だがパウパウサウルスはいかなる効果を受けてもBP勝負で負けても破壊も手札&デッキバウンスを受け付けない厄介なカードだった
そしてパウパウサウルスに邪魔されたことでサーグの効果は不発に終わり、破壊された。サーグは相手のコアを取り除かなければ復活しないのだ。さらにまたも爪竜達のコンビネーション攻撃にシキツルを破壊され、さらにライフを砕かれる
早雲「魔ゐさん!」
ウサラパ「よそ見してる場合かい?」
早雲「!」
ウサラパ「アタックステップ パキリノサウルスの効果!こいつがフィールドにいる限り、相手の水属性を全てBP−5,000する」
パキリノサウルスの足元から電流が地面に流れるとそれが早雲のフィールドに広がり
蒼海明王達「ぐあああああああ!!」
白空童子と光の闘士ランダル以外のスピリット達が電流を受ける!
ウサラパ「パキリノちゃんやっちゃいな! さらにパキリノサウルスのアタック時効果で相手スピリット1体をBP−5,000し、0になったら破壊する!」
パキリノサウルスがランダルに狙いを定め突進をかます。ランダルの突撃も虚しく倒された。さらに真・激突により早雲はデータスでブロックし倒される。続いてロクケラトプスがアタックし、センジュと蒼海明王でブロック。さらにディノニクソーとヴェロキ・ハルパーは赤剣明王と白空童子がブロックし返り討ち。最後にティラノがアタックし、青海童子でブロックしようとすると
ウサラパ「そうはさせないよ!灼熱火砕(ヒートイラプション)!BP6,000以下のスピリットを全て破壊する!」
ティラノ「ぐおおおおおおおお!!」
ティラノの咆哮によって島の火山が大噴火し火山弾が辺りに降り注いだ!これによりティラノとパキリノサウルス以外全滅。
早雲「なんという無茶を!だが忘れたか?白空童子の効果でお前のデッキを3枚破棄することで明王/童子を復活させる!」
ウサラパのデッキを3枚破棄し青海童子とセンジュ、蒼海明王が疲労状態で復活。そして白空童子達も復活しようとすると、破棄した中にまたもディスコンティニューがあり効果を発動できず倒された
早雲「くっ またしても」
ウサラパ「この時を待っていたよ!」
早雲「!?」
ウサラパ「恐竜は時を超え進化する。アクトホルダーLv.2の効果!ソウルコアをこのネクサスに置くことでトラッシュに置いたものとして煌臨させる!」
魔ゐ&早雲「!!」
ウサラパ「いくよティラノちゃん!!」
ティラノ「ぐおおおおおおお!!」
ウサラパ「ティラノサウルスに恐龍覇者ダイノブライザーを煌臨!」
ティラノの体が炎に飲み込まれていく!!そして
ティラノ「ぐおおおおおおおお!!!」
鎧と兜、翼を纏い、両刀槍を咥えたティラノがいた!
魔ゐ「これがダイノブライザー?私が知ってるのと全然違う」
ウサラパ「驚くのも無理ないさ。アクトホルダーで恐竜に煌臨した時、カード名とBPはティラノちゃんとして扱い、効果だけを頂くのさ。もちろんティラノちゃんの効果も残るよ」
恐ろしい効果だった!これなら効果が強力でもBPが低いタイプの弱点を補え、さらにソウルコアをトラッシュに置く必要のない見事なコンボだった
ウサラパ「それじゃダイノブライザーの効果と行くよ!煌臨時BP10,000以下の相手のスピリットを全て破壊する!!やっちゃいなティラノちゃん 覇王の咆哮!!」
ティラノ「ぐおおおおおおおおおお!!!」
覇王ティラノの咆哮がセンジュ達を吹き飛ばし早雲のフィールドを一掃してしまった!白空童子が倒されたことで復活できない。ウサラパは狙っていた。白空童子がいなくなったこの時を!これには早雲も想定外だったがまだ諦めていなかった。これでライフで受けても二つ残る。まだ逆転するチャンスがあったからだ。早雲はライフで受けようとすると
ウサラパ「フラッシュタイミングでジュラシック・スピアを2枚使用!」
ここでマジックを使用するウサラパ。だがこれはシンボル二つ以上のスピリット/アルティメットを破壊するカード。早雲のフィールドはガラ空き、一体どういう?
ウサラパ「こいつにはもう一つ効果があってね。手札の地竜を2枚まで煌臨と系統:地竜を持つスピリット1体の下に煌臨元として追加させるんだよ」
早雲「なんだと!?」
2枚使用したことで4枚追加。モノニクスとサーべカウラス、ディノニクソー、ロクケラトプスが追加された
ウサラパ「さらにフラッシュタイミングで覇王ティラノのアタック時効果【連覇】!こいつは赤の煌臨元カード3枚破棄することで、このターンの終了後、私のターンをもう一度行う!」
早雲「!!! その効果のためにアクトホルダーで!」
ウサラパ「今更気づいてももう遅いよ! 暴君竜槍乱舞!!」
ティラノの両刀槍の連続斬が早雲のライフを砕く!そしてターンが終了し再びウサラパのターンが来る。まずダーク・ディノニクソーを召喚。さらにウサラパのターンで3ターン経ったため
ウサラパ「行くよ・・・アクトスラッシュ!!」
ギガ「ぎがあああああああ!!」
ギガノ・レックスが復活した!
ギガ「ぎがあああああ!!」
ティラノ「ぐおおおおおおおお!!」
早雲「!!」
再び早雲の記憶が呼び起こされる。今度はかなり酷く
早雲「いや・・・いや・・いやあああああ!!」
魔ゐ「早雲落ち着いて!」
早雲「やめて・・・来ないで・・・・来ないで・・・・」
ついに怯えて泣き出してしまう早雲
ウサラパ「ふん どうやらここまでのようだね。もう少しやると思ったけど買い被りだったかしら。まあせめてもの情けだよ。このターンで終わらせてあげる。ギガちゃん・・・やっちゃいな!!」
ギガ「ぎがあああああ!!」
ギガノ・レックスがアタックしてきた!
早雲「ひっ! いや!来ないで!!来ないでええええ!!」
もはや怯えきりまともな判断が取れていなかった。そして早雲の目の前まで近づきライフを砕こうとした
ギガ「ぐるるるるるる がああああああ!!」
早雲「いやああああああ!!」
だがその時!!
???「くわあああああ!」
早雲「?」
ライフが砕かれなかった。落ち着いた早雲はその光景に驚く
ギガ「ぎあ!ぎあ!」
バリオニクス「かうううううう」
早雲「お前!」
あのバリオニクスがギガノ・レックスの鼻に噛み付いて早雲を助けた!バリオニクスを振り払おうとするがなかなか離れない
ウサラパ「きいいい!邪魔しちゃって。ティラノやっちゃいな!」
ティラノが尻尾に噛み付いて木に投げ飛ばした!
バリオニクス「くわっ! くぅぅぅぅぅぅ」
早雲「あっ おい!」
魔ゐ「なんてひどいことを」
ウサラパ「バトルの邪魔するやつが悪いのさ」
そして鼻を噛まれたことに腹を立てバリオニクスを踏み潰そうとしていた
どすん!!
ギガノ・レックスが足を退けると誰もいなかった。辺りを見回すと
バリオニクス「くぅぅぅ くわっ? く・・・くわっ!?」
早雲「うっ ううううう」
魔ゐ「早雲!」
なんと早雲がバリオニクスを抱きしめていた!そう!あの時咄嗟に助けに飛び出して行ったのだ!しかし衝撃で岩に体をぶつけられ負傷していた。魔ゐは一時中断して彼女の治療に向かう
魔ゐ「なんて無茶を!」
バリオニクス「くわっ くわっ」
心配するバリオニクスに
早雲「よかった・・・無事で」
そう言って優しく撫でる早雲。魔ゐは驚いていた。あれほど恐竜に怯えていた早雲が。そんな魔ゐに気づいた早雲
早雲「そっくりだった」
魔ゐ&バリオニクス「?」
早雲「私を助けてくれた時のお前が・・・兄上に似ていたんだ。そんなお前を見た途端、体が勝手に動いてしまった」
龍牙の面影を重ねてしまったらしい。確かに似ていた
魔ゐ「なるほどね。でももう一つはあなた自身がこの子を助けたいって思いが強かったかもしれないわ。だからこの子もあなたに何度も拒絶されても見捨てようとはしなかったんだわ。だってこの子にとってあなたは・・・お姉ちゃんだから」
早雲「お姉ちゃん」
バリオニクス「くうううう (ペロッペロッ)」
あれほど自分を拒絶していたにも関わらず、心配するかのように顔を舐めてくれた。その時、早雲の記憶の中で
早雲(8歳)「一人ぼっちになってでも強くなって見せる!」
龍牙「早雲・・・ そうじゃない」
早雲「?」
龍牙「一人だけじゃ人は強くなれない。助け合い、協力しあってこそが本当の強さなんだ。だからお前自身が頼れる仲間を作れ。そうすればお前はもっと強くなる」
早雲「・・・・うん!約束する!」
龍牙「ああ。約束だ」
龍牙との約束を思い出した早雲。涙を流しバリオニクスを優しく抱きつく
それを見た魔ゐは安緒の表情を浮かべた。そして手当を受けた早雲達はフィールドに戻る
ウサラパ「大丈夫かい?そんな傷で」
早雲「心配するな。おかげで頭のモヤが吹っ飛んだ」
ウサラパ「そうかい。それじゃギガちゃん、つづきと行くよ!」
まだバトルは継続していた。だが今度の早雲は全く怯まなかった
早雲「フラッシュタイミング! マジック シンフォニックバースト!」
ウサラパ「何!?」
このバトルが終了した時、自分のライフが2以下なら、アタックステップを終了させるマジック。早雲もまだまだ諦めていなかった。そしてライフで受ける
ウサラパ「まさか凌ぎ切るとはね。でも連鎖でギガちゃんは回復済み。こっからどうやって逆転するんだい?」
早雲「宣言してやる。次で私の仲間がお前を討ち取ると」
そして魔ゐの方はライフで受けたことにより絶甲氷盾を発動しライフ回復&アタックステップを強制終了させた
第17ターン:魔ゐ&早雲
二人がドローすると顔を向け合い、お互いで頷く。このターンで決めるつもりだ
早雲はまずNo.34ラージアイランドをLv.2で配置しコンストラクションでネクサスを全て配置。魔ゐはティアスネークを2体召喚。そして
早雲「時は来た。潮は満ち、今こそ出でよ!大海の守護神 覇界明王ニルヴァーナ!!」
ここでニルヴァーナがLv.3で登場した!その姿にビビりまくるエド達。しかしウサラパはまだまだ余裕があった
ウサラパ「今更キースピリットが来たところであたしの勝利は揺るがないよ。パキリノサウルスはフィールドにいる間、相手の水属性を全てBP−5,000する。さらにLv.3の時、系統:「恐竜」/「地竜」を持つ自分のスピリットは相手の水属性スピリットの効果を受けない」
とんでもない効果耐性を持っていた!パキリノサウルスが雷撃をニルヴァーナに放つ。その雷撃を体で受け止めるも全く動じない。すると
ニルヴァーナ「勘違いするでない」
ニルヴァーナが口を開いた
ニルヴァーナ「今宵の主役は私ではない」
早雲「今見せてやる。私の新たな仲間を!魔ゐさん!」
魔ゐ「ええ!今こそ使う時よ!」
魔ゐ&早雲「ネクサス ダイノバスター!!」
アクト団トリオ「えっ? まさかっ!」
バリオニクスとメーテルの体が光り、カードに吸収される。
♪:ダイノシュート(逆巻け!バリオニクス!)*本作オリジナルBGM
早雲「ダイノシューーーート! 逆巻けバリオニクス!!」
あの子が水に覆われ、弾けると
バリオニクス「バアアアアアア!!」
成体となった!そしてこちらも
♪:ダイノシュート(芽生えよ!マイアサウラ!)*本作オリジナルBGM
魔ゐ「ダイノシューーート!芽生えよ!マイアサウラ!!」
メーテルが草に覆われ
メーテル「ぷおおおおおおっ」
今ここに二人の新たな仲間がフィールドに降り立った!!そして周りの時空が歪み、バトルフィールドとなった
早雲「すまなかったな。傷つけてしまった分、存分に戦わせてやるらな」
バリオニクス「バアアアアア!!」
魔ゐ「やっとあなたの本当の姿に会えたわねメーテル。さぁあなたの力を見せてもらうわよ」
メーテル「ぷおおおおっ」
ノラッティ〜「ひいいいっ あいつらも恐竜カードを持ってたざんすか?」
エド「大丈夫っすノラちゃん。こっちには恐竜同盟本拠地とパウパウサウルスがいるっす」
魔ゐ「それはどうかしら? 私はすでにその子の弱点を2つ見つけたわ」
エド「?」
魔ゐ「まず一つ目。エナジードレインとバスタースピアを使用。これにより相手のネクサスのコア1個をトラッシュに置き、ネクサスを破壊し、1枚ドローする。その子はスピリットを対象にした効果しか防げない」
エド&ノラッティ〜「ああっ うっそ〜!?」
炎のスピアが基地を爆破。これで魔ゐのスピリット達の本領を発揮できる
ウサラパ「向こうもなかなかやるじゃない。でもそっちは2体のみ。あたしのこの布陣は絶対破られないよ!」
早雲「言ったはずだ。私の仲間がこのターンでお前を討ち取ると。魔ゐさん!」
魔ゐ「えぇ」
2人はアタックステップに入り
早雲「バリオニクス・・・」
魔ゐ「メーテル・・・」
早雲&魔ゐ「アタック!!」
2体の恐竜が反撃を開始した!
ウサラパ「返り討ちにしてやるよ!パキリノサウルスでブロック!」
パキリノサウルス「ぶおおおおおおお!!」
バリオニクス「バアアアアアアアア!!」
ついに水竜と雷竜が激突した!! お互い一歩も譲ろうとしない押し合いだ。しかしやはり相性が悪かった
バリオニクスのLv.3BPは10,000、パキリノサウルスのLv.3BPは12,000。さらに属性バトルにより17,000にアップ
これにより押し返され、木に叩きつけられた
ウサラパ「おーほっほっほっ キー恐竜を出せたからって調子に乗るからだよ。とどめと行くよ!激力雷電(ギガライディーン)!!」
ここで技カードを使って勝負に出た!ツノから雷の光線が放たれる!!
ウサラパ「これで終わりだよ!!」
(早雲の目がギラつく効果音:キランっ)
早雲「避けろ!」
バリオニクス「!!」
♪:紫と青のマーメイド(本作オリジナル挿入歌※早雲&魔ゐコンビソング)
早雲の言葉に目を覚ましギガライディーンを間一髪躱した!
アクト団トリオ「ええええええええっ!?」
ウサラパ「そんなバカな!? なんで当たらないんだい?」
魔ゐ「知らなかったのかしらオバさん?」
ウサラパ「だからオバさん言うな〜!」
早雲「技カードは確かに強力だが、デメリットもある。それは・・・確率だ!」
ウサラパ「確率?」
早雲「技カードは本来、コイントスによって決めた向きを決め当たればばその効果を発動し、ハズレたら無効となる」
魔ゐ「けどお市ちゃんは言ってたわ。それだとあまり面白みがないとマサムネと議論して、あることを思いついたの。そのバトルの状況に応じて決めるのはどうかって」
早雲「すなわち私達とカード達の心を合わせれば、どんな技カードも恐れることはない!!」
バトルスピリッツ始まって以来の前代未聞のシステムだ!これは面白さがさらに増すことだろう!
ウサラパ「そんなバカな! お前達知ってたのかい?」
ノラッティ〜「そういえば・・・」
エド「マサムネ様そんなこと言ってた気が・・」
ウサラパ「なんでそんな大事なことを忘れてたんだいこのスカポンタン!!」
エド&ノラッティ〜「すいません」
早雲「仲間割れしてる場合か?」
ウサラパ「何だって?」
早雲「我が友の技を受けよ! 海竜大津波(リヴァイアウェーーーーーーーブ)!!」
バリオニクス「バアァァァァァァァっ!!」
咆哮と共に大津波が発生。さらにその波に飛び込み、ウサラパに向かっていった!
早雲「これは相手スピリット/アルティメットすべてのBPを−6,000し、0になった時破壊する。さらにこのバトルの間、相手のフィールドと手札、トラッシュのカードのカードの効果は発動できない!無論技カードもな!」
ウサラパ「なに〜〜〜!?」
海水がバリオニクス達に覆われていた電撃を全て洗い流した!これにより元のBPに戻った
ウサラパ「でも属性バトルは有効さ。まだこっちのBPの方が上だよ!」
早雲「それはどうかな? バリオニクスの効果!自分のアタックステップ 自分の水属性全てはお互いの水属性1体につきBPを1,000上げる!」
ウサラパ「ガーーーーーン!!」
すると波からバリオニクスを覆った水竜が何百体も現れBPを12,000に上げた!
早雲「いっけーーーーー!!」
バリオニクス「バアアアアアアアアっ!!!」
ばしゃーーーーーーーん!!
海竜波がウサラパのフィールドを覆い尽くし、ダークディノニクソーを破壊し、バリオニクスは波の勢いを利用し、パキリノサウルスに強烈な頭突きを腹にお見舞いし一発KOした!!だがまだこれだけではなかった
早雲「バリオニクスのアタック時効果」
ウサラパ「今度は何だい?」
早雲「BPを比べ相手スピリット/アルティメットだけを破壊した時、相手のデッキを破壊した相手のコストと同じ分破棄する。その中にコスト5のカードがあれば回復する!パキリノサウルスのコストは8。8枚破棄する!」
海竜波はそのままウサラパを飲み込みデッキを破棄していく。その中にはネッククラッシャーが入っていた。このカードのコストは5、よって回復!
ノラッティ〜「エドちゃん ウサラパ様大ピンチざんす」
エド「どうしやしょ?」
魔ゐ「よそ見をしていいのかしら?」
振り向くとメーテルは刻一刻と迫っていた。だがエド達にはまだ余裕があった。セットしていたバーストは絶甲氷盾。これさえ発動すればまだ勝機があると踏んでいたからだ。しかし
魔ゐ「メーテルの効果。バトル時、手札の技カードを1枚を破棄することでこのターンの間相手はバーストを発動できない」
エド達「ウッソ〜!?」
メーテルは咆哮を上げ、エド達のバースト配置場所に蔦を生やし封じた!
エド「ノラちゃんまずいっす!」
ノラッティ〜「こうなったら! テイ〜ルスマッシュ!」
ノラッティ〜が技カードを発動した。スピノがメーテルに迫りテイルスマッシュを喰らわせようとする!だがメーテルはジャンプして難なく躱し、逆にスピノの後頭部を蹴飛ばした
魔ゐ「残念ね。それじゃあその子のもう一つの弱点を見せてあげるわ」
ついにパウパウサウルスの最後の弱点を
魔ゐ「その子はスピリットに対してはあらゆる効果を防ぐことができる。ものすごい厄介な効果だわ。でもそれは1体を対象とした時のみ」
ノラッティ〜「1体のみ?」
エド「それって・・・はっ まさか!?」
魔ゐ「そのまさかよ!朋巨大圧(ビッグフットアサルト)!!」
メーテル「ぷおおおおおおお!!」
メーテルが何かを呼ぶかのように咆哮を上げると頭上から巨大な足が降りてきた!そして
ずしん!!ずしん!!ずしん!!・・・・・・ずしん!!
セイスモサウルス「ぐおおおおおおおおおお!!!!」
セイスモサウルスがエド達のスピリットと恐竜達を次々に踏み潰していく!!あのパウパウサウルスも含めて。これがパウパウサウルスのもう一つの弱点。フィールド全てのスピリットを対象とする効果は防げないことだ
魔ゐ「朋巨大圧はセイスモサウルスを召喚させる技カード。1ターンに一度、相手スピリット全てのBPを自分の草属性1体のBP分下げ、0になった時破壊する!そしてメーテルはフィールドにいる草属性スピリット全てのBPを2,000上げる」
マイアサウラLv.3のBPは10,000、よって現在BP12,000分減らされる。しかも全員10,000以下なため全滅。おまけにセイスモサウルス(Lv.1 BP10,000)も召喚されてしまう
エド「まだっすよ!ソウルコアを使用してフレイムテンペストを発動するっす! これによりBP7,000以下の相手のスピリット/アルティメットを全て破壊するっす!」
ここでフレイムテンペストを発動した。メーテルとセイスモサウルス以外全て炎の竜巻に飲み込まれた!
魔ゐ「やるじゃない。けどまだよ。メーテルの第3の効果、私のコスト1以下のスピリットが相手の効果で破壊された時、疲労状態で残す。母親はどんな時も子供を守るものなのよ」
ソードールとクリスタニードル、ティアスネーク達が植物達に守られる。まさに母親恐竜に相応しい効果だった。だが疲労状態ではライフを削れない。さらに最後の手段に神速でマッハジーを2体召喚した
エド「どうっすか?これだけの布陣を掻い潜れるわけないっす!」
魔ゐ「確かに見事なコンボだわ。だからこそ・・・私も本気を出せる!」
エド&ノラッティ〜「!!」
魔ゐの言葉に二人がビビる
魔ゐ「破壊の創界神シヴァの神域発動。ターンに1回、手札1枚を裏向きで手元に置くことで、コア3個以下の相手スピリット/アルティメットを破壊する! シヴァ!」
シヴァ「やっと僕の出番だね。魔ゐ様を痛ぶってくれたお礼を・・・たっぷりと返してやるぞ貴様ら!!」
エド&ノラッティ〜「ひぃぃぃぃぃぃ〜〜!」
シヴァは魔ゐを攻撃いていたエド達に怒り爆発
シヴァ「破壊の霧(カオス・ミスト)」
シヴァの手から霧状のものが噴き出てマッハジーを覆うと、塵一つ残らず消え去った。恐ろしい技だ。これが破壊の創造神の力。だがまだ1体残っている上にライフを削りきれない。そこで
魔ゐ「私の最後の手段を見せてあげる。ネイチャーズブレッシング!これはスピリット1体のBPを3,000アップ。元のBPまでまたはそれ以上になった時回復する。さらにシヴァのもう一つの効果【転神】!」
一同「転神!?」
ここで聞いたこともない効果を使った魔ゐ
魔ゐ「【転神】は創界神のコアをボイドに置くことで創界神以外では破壊されない1体のスピリットに変える効果よ!シヴァのコアを2個ボイドに置き、今こそ降り立ちなさいシヴァ!!」
魔ゐの後ろにいた巨大なシヴァがウサラパ達ぐらいの等身大の姿となってフィールドに今降り立った!恐るべし【転神】
それからエドはライフで受ける。続けて魔ゐはセイスモサウルスとシヴァがアタック。エドはマッハジーでセイスモサウルスをブロックする。だが鼻息だけで吹っ飛ばされた
そしてこちらでは早雲はニルヴァーナでアタックしていた
早雲「アタック時効果でギガノ・レックスを破壊する」
ニルヴァーナ「喰らえ!!」
どこーーーーん!!
ギガ「ギアアアアアアアア!!!」
ニルヴァーナの強烈パンチで一発KOした。さらに効果で18枚もデッキ破壊され0になった
ウサラパ「ティラノちゃんでブロック!!」
ティラノは果敢に立ち向かう。しかしさっきの効果で現在BP14,000、ニルヴァーナは属性バトルによってBP18,000
ニルヴァーナ「早雲を泣かさせた罪は重いぞ!!金剛怒海拳!!」
怒りが籠った海のコークスクリューパンチがティラノをぶっ飛ばす!!
さらに
シヴァ「これは散っていった死竜達の分だ!破壊の裁き(カオス・ジャッジメント)!!」
シヴァの特大の魔力波がエド達のライフを砕く
ウサラパ「あわわわわわっ」
エド「まずいっすまずいっす!」
ノラッティ〜「これっていつもの」
詰みだ
早雲「これで最後だ。バリオニクス!」
魔ゐ「メーテル!」
早雲&魔ゐ「いっけーーーーーーーー!!」
バリオニクス「バアアアアアア!!」
メーテル「ぷおおおおおお!!」
パリン!パリン!
アクト団トリオ「ハラホロヒレハレ〜〜〜〜!!」
早雲達の逆転勝利だ!!
そして元の公園に戻る
魔ゐ「やったわね早雲」
早雲「はい。ありがとうござい・・・?」
魔ゐ「お礼を相手はその子でしょ」
バリオニクス「く〜〜」
早雲「そうでした。ありがとう」
バリオニクス「くわーー」
それを見て魔ゐは笑顔を見せる
ウサラパ「お前ら!今日は負けちゃったけどね次に会った時は」
ノラッティ〜「ギッタギタのボッコボコにしてやるざんす!」
エド「覚えておくっすよ!」
アクト団トリオ「スタコラサッサ〜!」
一目散に逃げ出した。すると空から群青家のヘリが降りてきた。中から幸村達が
幸村「ここか ってあれ早雲に魔ゐ?」
早雲「幸村?」
早雲達は経緯を幸村達に全て話した
幸村「そうだったのか」
早雲「ああ」
そこへ盛定たちも遅れてやってきた
早雲「父上、母上!?」
盛定「大丈夫か早雲?」
海「恐竜が現れたと聞いて心配になってもうて」
早雲「そうでしたか。ですがその心配はもうありません」
盛定&海「?」
バリオニクス「くわっ」
とバリオニクスが早雲の肩にのっかかり彼女の顔に顔を擦り付けてくる。それを早雲は
早雲「ふふふっ」
彼女もバリオニクスの顔に顔を擦り付け頭を撫でる。これには二人とも驚いた
盛定「早雲・・・」
海「あなた・・・」
早雲「これがその理由です。こいつと魔ゐさんのおかげで忌まわしき過去を少しですが打ち払えました。今日からこいつが私の新しいパートナーであり仲間です」
バリオニクス「くわあああ」
それを聞いて涙を流し喜ぶ海と盛定
早雲「そうだ。お前にも名前をつけなければな。お前の名前は・・・!」
と何か思い浮かんだ
早雲「お前の名前は・・・・リュウ。お前の名前はリュウだ」
盛定「リュウ・・・早雲、その名前はもしや」
早雲の兄、龍牙と似ていた
早雲「そうです。こいつは私と兄上の約束を思い出させてくれた。だからこそ兄上の名の一部を受け継がせました」
盛定「そうか。良き名だ」
リュウ「くわああああああ 」
どうやら気に入ってくれたようだ
ポンっ
早雲「!」
幸村「よかったな早雲」
早雲「幸村 ・・・・」
早雲は幸村に励ましてもらうと頬を赤める。それを見た盛定は
盛定「ん? ぐうううううううう!」
血相を変えヘリから薙刀を持ち出し
盛定「きやああああああ! 早雲から離れろケダモノがああああ!!」
幸村「いっ!うわああああああ!!」
またも盛定に追いかけられる幸村。助けを求める幸村をみんな笑って見ていた
そこへIBSAのヘリも来て、社員の一人がバローネ達にダイノバスターと恐竜カードを渡した。ついにバローネ達の恐竜ともご対面できる
バローネ達は早速チビ恐竜達を出した
シンラプトル「ぎゅう」
エウロプロケファルス「ぶう」
バローネ「お前がシンラプトル」
環奈「ふむ。いい体つきでおじゃる」
2体は二人の匂いを嗅ぐと一瞬で懐く。やはり最初に手にしたバローネ達を親だと思っているのだろう
バローネ「よしよし。お前はメスのようだな。ならば相応しい名を与えてやろう。お前の名はセレーネだ。地球で月を守護する女神の名だ。気に入ったか?」
シンラプトル「ぎゅうううう 」
気に入ったらしい
環奈「其方の名前は、レイキじゃ」
兼続「レイキ?」
ダン「確か強大な霊力を持った幻獣の」
環奈「そうでおじゃる。この者からは並々ならぬ霊力を感じる。此奴にはその名がふさしいのじゃ」
レイキ「ぶうううう 」
こっちも気に入ってくれた
こうして新たな仲間が増え、新たな希望が見えてくるのであった
○アジ島
ソーノイダ「バッカモーーン!! 勝手なことをした挙句二度もあのガキンチョどもにヤられるなど情けないぞい!」
アクト団トリオ「すみませ〜〜ん」
ウサラパ「でも恐竜カードは回収できました」
ソーノイダ「おおっ なるほどお前達にしては上出来ぞい。おっ そうじゃ、忘れとった。政宗から伝言ぞい。"お前達のバトルは見させてもらった。見事な戦いだった。その礼としてお前達に特別ボーナスと新しいカードをくれてやる"とな」
それを聞いて大喜びの3人。しかしまだ続きが…
ソーノイダ「"だが勝手なことをしたことは許せない。その分のお仕置きは免れないぞ"ともな」
アクト団トリオ「えっ?」
ソーノイダ「よって…お仕置きぞーーーーーーい!!」
ビリビリビリビリビリ・・・・・!!
アクト団トリオ「ひえええ〜〜〜!!!」
逃げるが結局捕まり、ビリビリになるのだった
その夜
IBSA研究員「社長!時空観測装置に異常な反応が!」
お市「またしても時空が歪み出しましたか。しかしこの反応は?」
IBSAは以前の異世界人転移を教訓に世界中に時空観測組織G-Gurdianを結成していた。そして今また時空に大きな乱れが生じていた。反応があったのはマクロスフロンティア以外の全世界だった。しかも今回のは以前よりかなり大きかった。すると
マギサ「お市ちゃん」
お市「マ マギサ殿!?」
マギサが突如現れた!!
お市「一体どうしてここに?」
マギサ「彼らがやってくるわ」
お市「彼ら?」
マギサ「えぇ 私の遠い遠い・・・友人がね」
一体どういう?
そうしているうちに、反応があった場所で強烈な光が立ち込める!目を開けるとそこには!!
To be continued...
早雲&魔ゐ「恐竜図鑑コーナー」
早雲「今回は我々が紹介しよう。今日は新しい恐竜が4体登場した。まずはバリオニクス。全長約7.5mの大型魚食恐竜。名前の由来は重々しいツメ。名前の通りの鋭く大きなツメとワニ顔を使って水辺の魚を捕まえていたと考えられる。この鋭利なツメはいつ見ても美しい」
魔ゐ「次は同じ角竜の仲間であるセントロサウルスとパキリノサウルス。2体ともユニークな1本角で敵から身を守っていたと考えられているわ。特にパキリノサウルスは重量級だから突進されたら相手は一溜まりもないわ」
早雲「敵にすると恐ろしい相手だ」
魔ゐ「そして最後がマイアサウラ。母親恐竜と呼ばれ、育児は数ある恐竜達の中で最も上手だったとされているわ。それだけ子供を大切にしていたというのだから素晴らしい恐竜だわ」
早雲「次はどんな恐竜に出会えるのだろうか」
みなさん大変長らくお待たせいたしました。ようやく投稿することができました。どうぞ次の作品もお楽しみください。次回はあの少年たちが出てきます