バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

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第二十九陣:入間vsダン(後編) 究極の禁忌

 

ダン:第13ターン

 

ダン「ガッツでアタック!」

ガッツ「ぐおおおおおお!」

 

ガッツが攻撃を仕掛けてきた!すると

 

ガッツ「ごおおおおおお!!」

 

ヒアデス「ご? ごっご…ぼおおお!?」

 

ヒアデスが宙に浮き出した!

 

入間「これは?」

 

ダン「これがガッツの“技”だ!」

入間「技?」

 

MN「解説しよう! 人間界では恐竜カードと技カードと呼ばれるカードが存在する。恐竜カードは通常のスピリットと同じだが、違うのは属性を持っていることだ。恐竜がフィールドに1体でも存在していると全カードに属性が付加され、“属性バトル”というルールが課せられる。この属性には相性があり、得意な属性と戦うとそのスピリットはBP+5,000されるというのが属性バトル。そして技カードはマジックカードという扱いになるが大きな違いがあった。それはどのタイミングでも関係なく発動できるというところだ。しかも効果を受けてBPを下げられると1ターンに1,000ずつしか回復されないという恐ろしいカードだ」

 

 

マギサ「おまけにシークレット恐竜は全色な上に全属性を持っているためどんなスピリットにもBPを上げられます」

サリバン「そんなルールが人間界に出来ていたんだ」

マギサ「はい。お気に召しましたか?」

サリバン「もっちろん♪ こんな面白いルールがあるなんてますますバトスピが楽しくなるよ!」

 

他の悪魔達もこのルールに興味を持っていた。もちろん入間も。

 

ダン「本来は手札のカードを使うんだが、このガッツは他の恐竜とはシークレット恐竜は技そのものが効果となっていて、ターンに1回それを発動できる! そのうちの一つがこれだ。重力支配(ゼロジースロー)!! 相手のBPを-6,000し、0になったら破壊する!」

 

そうしてヒアデスはガッツに空中で振り回されまくり、さらには空中で解除、そのまま地面に叩き落とされた。完全に重力に翻弄され目を回していた。そしてアタックはライフで受ける。その後、絶甲氷盾を発動させ回復&アタックを強制終了。

 

 

入間:第14ターン

 

入間「流石に一筋縄じゃ行きませんね」

アリ「大丈夫かイル坊? ありゃ他にもやばそうな効果がありそうだが」

入間「分かっています。けど僕だって負けていません!」

 

そう言ってバーストをセットし、レイニードルを召喚、コメットをLv.2にリザドエッジをLv.3にアップ。さらに

 

入間「今度はこのカードです! 十剣を束ねし最強の龍! 十剣聖スター・ブレード・ドラゴンLv.2! そして全ての剣士の頂点に君臨せし偉大な竜よ! 今こそその姿を見せよ!! 龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイLv.3!!」

 

スター「おおおおおおおおっ!!」

オーバーレイ「うおおおおおおおっ!!」

 

たった2コストで2体の強豪Xレアを召喚した! しかもオーバーレイは赤のスピリットに【強化】を与えるのでさらにパワーアップする。

 

入間「2人ともよろしくお願いします!」

スター「任せておけ我が主人よ」

オーバーレイ「俺たちが来たからにはもう安心だ」

 

そしてアタックステップに入ったその時!

 

ダン「念力呪縛(サイキックバインド)!!」

 

ピロロロロロロロロロ………

 

ガッツの口からリング状の虹色光線が入間のスピリット達に放たれる。

 

スピリット達「!! !!?」

 

すると入間のXレア達が固まってしまった!

 

ダン「サイキックバインドは相手のアタックステップ開始時、相手のコスト7以上のスピリットの動きを封じアタックが出来なくなる」

 

今度はスピリットロック効果!

 

スター「(ぐうううっ! まさかこんな力が…)」

オーバーレイ「(振り解けねぇ…)」

メテオヴルム&ヒアデス「ぐうううううううっ」

ローゼンベルグ「(無念…)」

 

入間「みんな…」

 

アガレス「押されてんな」

サブロー「あぁ 何という恐ろしい効果だ。強豪スピリットを封じられるのは相手側からしたら相当の精神的ダメージだ」

アロケル「危機回避 超難題!」

 

ゴエモン「あの金縛りを通り越せるのは6以下のスピリットだけでござる」

カムイ「では入間殿が6以下のスピリットを出せれば…」

ケロリ「それは難しいと思うわ。確かにコスト6以下ならアタックは可能になる。けど6以下は明らかにBPも低く火力が少ないという欠点がある。おまけにダンさんはバーストもあるしまだキースピリットが出ていない」

 

エリザ「えっ?」

ジャズ「それどういうことだよ?」

リード「あれはどう見てもキースピリットでしょ!」

ソイ「僕もそう思う。確かにあの恐竜はダン君の主力なのは間違いないよ。けどまだ完全に手の内を見せてない気がする」

 

入間もプルソンと同じ考えだった。

 

シルビア「イルマ先輩大ピンチじゃない?」

チマ「……(イルマ先輩 頑張って!)」

 

クロケルの妹クロケル・チマも心配しながらも応援していた。

 

入間はまだ何かやってきそうな気がしてターンエンド。

 

 

ダン:第15ターン

 

ダンはブレイドラXとモルゲザウルスXを召喚し神託。ガッツとブレイドラXをレベル3に上げ、珊瑚蟹シオマネキッドをLv.2で召喚してターンエンド。

 

 

入間:第16ターン

 

あのガッツの効果に流石の入間も動揺を隠せなかった。ドローする時に躊躇していたのだから。みんなが心配していると

 

???「ちょっとーー! しっかりしなさーーーーい!!」

入間たち「?」

 

どこからか声が聞こえた。殺っセオの特別ステージの方から聞こえた。そこにいたのは何と!

 

悪魔達「くろむちゃんだ!!」

 

MN「彼女の名は魔界でも随一の人気を誇る屈指の有名アクドル“傲慢の歌姫 くろむ”である。 ちなみに“アクドル”とは人間界で言うアイドルのことだがその存在感には大きな差があった。悪魔はストレスが溜まると悪周期という悪魔特有のストレス周期になる。これが溜まりすぎると破壊衝動などが抑えられなくなり、先祖の悪魔の気質を色濃く現れ、欲剥き出しの魔“元祖返り”となってしまう。それを防ぐために“悪”を“取る”。すなわち悪周期を発散させる意味を兼ねて歌と踊りでストレスを発散させるアクドルが生み出されたというわけで、魔界において重宝される存在なのだ」

 

くろむが現れたことで会場中大騒ぎ。

 

魔ゐ「あれがアクドルくろむね。ってどうしたの2人とも?」

剣蔵「可愛い〜」

クラッキー「Oh〜 What a Cutey〜」

問題児男性陣&その他悪魔・人間達「くろむちゃーーーん!!」

 

アリスやサブローを含んだ一部の男女を除いた他の悪魔達はもう大興奮だった。人間界でもくろむの可愛さにメロメロだった。

 

魔ゐ「全く男どもは」

エリザ「仕方ありませんよ。くろむちゃん可愛いから」

バローネ「まぁ気持ちはわかるがな。あれ? クロケルは何処だ?」

 

ふと見るとケロリの姿がなかった。

 

くろむ「ありがとうみんなー! それとイルマ!こんなぐらいでヘコたれてんじゃないわよ!さっき勝利宣言したんでしょ!だったら最後まで意地見せてやりなさい!」

入間「はっはい!!」

 

くろむ「(まったく世話が焼けるわね)」

入間「(ありがとうクロケルさん)」

チマ「(お姉ちゃん)」

 

喝を入れてくれたおかげで再度気合いが入る入間。

入間はメテオヴルムとオーバーレイ、スター・ブレード、コメット以外のスピリットのレベルを1にダウンし、スター・ブレードドラゴンをLv.3に上げて侵されざる聖域を配置。これによりコスト8以上のスピリットに赤以外の装甲が付加される。

 

入間「ダンさん 確かにガッツくんの効果は脅威です。でも彼には決定的な弱点があります」

シチロウ「弱点?」

 

入間「それは全色揃っていることです!全色揃っていると色を指定した効果耐性を付けられたら一気に弱体化するからです!」

シチロウ「なるほど! 確かに多色揃えればスピリットを出しやすくなる。けどその内の一色でも効かなくなれば大きく弱体化する!」

 

ダン「よく見てるな。たしかにシークレット恐竜はその特性から全属性と全色を持っている。そのためシオマネキッドの効果で装甲を持てる。だがそれは逆に相手に利用されることもある」

 

入間「そうです。確かにガッツくんは倒せませんが、これで僕のコスト8以上のスピリットはガッツくんの効果を受けません。これであなたに攻められます!(もう一つはあの創界神ネクサスの効果を知ることも理由ですが…)」

 

アリス「いいですよイルマ様!反撃開始です!」

 

そう言ってアタックステップに入る。そして

 

くろむ「それじゃ景気付けにいくわよ!」

 

♪:恋する乙女は最強無敵

 

♪〜

 

くろむ:恋する乙女は〜 最強無敵 さぁ 覚悟はできた?

私の虜にしてあげる〜!

 

観客:Hyper Ultra Lovely Kuromu! Hyper Ultra Lovely Kuromu!

 

くろむのコンサートが始まり観客達は大興奮。その上入間とダンのスピリット達も上機嫌。炎羅は踊ってしまうほどに。

 

入間「スターブレード・ドラゴンでアタック!」

スター「いざ参る!」

 

くろむ:大きなキ〜バも〜鋭いツ〜メも〜

全然怖くないわ 舐めないで〜よ〜

 

入間「スターブレードのアタック時効果でモルゲザウルスXを破壊します」

 

スターの一太刀がモルゲザウルスを切り裂く。そしてダンのライフを砕く!

 

入間「続けてオーバーレイでアタック!」

オーバーレイ「行くぜ!!」

 

入間「オーバーレイの効果で僕の赤のスピリットに【強化】を与えています。よってアタック時BP11,000以下のスピリット1体とBP21,000以下のスピリット1体を破壊します! モルゲザウルスXとブレイドラXを破壊!」

 

くろむ:燃え上が〜る〜 この心(ここ〜ろ〜)

私は最強負け知ら〜ず〜

 

胸のトキメキ100%!

恋する乙女は〜 「最強無敵」! 恋する私は可愛いか・ら!

 

オーバーレイ「はっ!」

 

オーバーレイの剣撃が2体を破壊した。しかしダンは怯まず

 

くろむ:瞳ロックオン!もう離さない

噛みついても

私の虜にしてあげる〜

 

観客:Hyper Ultra Lovely Kuromu! Hyper Ultra Lovely Kuromu!

 

ダン「フラッシュタイミング! マジック アドベントスターを発動!手札の金牛龍神ドラゴニック・タウラスXをノーコストで召喚してブロック!さらに光導創神アポローンの神技発動! このネクサスのコア3個をボイドに送ることでBP8,000以下のスピリットを破壊。破壊した時1枚ドローする」

 

くろむ:笑顔のパンチ 涙でキック

どんな壁が来ても ぶち壊すわ!

 

効果でブレイドラ2体とゴラドンを1体破壊し3枚ドローした。さらにはサジッタフレイム(REVIVAL)を使用して合計BP7,000分のレイニードルとリザドエッジを破壊した!しかもドラゴニックのBPはオーバーレイを上回っていた。ドラゴニックの角に押し返されたオーバーレイは壁に叩きつけられる。そして突進でトドメを刺すつもりだ。

 

逃げたって 胸を張る

恋とは生き様 恥知らず

 

入間「そう来ましたか。ですが」

ダン「?」

 

くろむ:負ける理由は

 

くろむ:0%!!

入間「0%です!!」

 

くろむ:恋する乙女は 「鉄壁無欠」!

恋する私は 可愛いん・だ!

 

入間「コテツ・ティーガーを神速召喚。そしてオーバーレイさんにダイレクトブレイヴ!」

 

ここで入間がブレイヴを召喚して合体した!このためにリザーブにコアを補充したのだろう。コテツティーガーの体が腕のみの武者鎧と化して左腕に装備され背中の刀は手に渡った。

 

くろむ:恋のロックンロール! 数秒後には

抱き絞めるわ

私に虜よ そうでしょう?

 

入間「オーバーレイさん!」

オーバーレイ「おう! 最高の歌を聞かせてくれて最高の気分だぜ!! 受けよ!爽魂爆烈乱波(ハートロックイェーガー)ーーーーーー!!!」

 

観客:Hyper Ultra Lovely Kuromu! Hyper Ultra Lovely Kuromu!

 

オーバーレイのくろむの歌に感動した思いが斬撃にくろむの音符と炎が加わりドラゴニックタウラスの角を見事に切り裂いた!さらにコテツ・ティーガーの効果でライフを一つ砕く。そこでダンは絶甲氷盾を発動させて回復しターンを強制終了させた。

 

アリ「くぅぅぅぅっ 惜しかった!」

入間「大丈夫です。まだまだ勝負はこれからです」

くろむ「ふうううう〜 (あとは頼むわよイルマ)」

 

この中継で世界中にくろむの姿が映ったことで向こう側ではすでにファンが多く生まれていた。

 

○春日部

しんのすけ&ひろし「うひょ〜〜〜! 最高〜!最高〜!」

ロックオン「可愛いじゃねぇか。ストライクゾーンに入るぐらいだ」

 

みさえ「男どもが」

ひまわり「たや」

アニュー「最低」

 

 

○アジ島

エド「可愛い〜〜〜♡」

ノラッティ〜「リアスさんの次に可愛いざんす♡」

ソーノイダ「ぞいぞいぞ〜い! くろむ♡くろむ♡!」

ロト「くろむちゃ〜ん!」

 

○IBSA日本支部

お市「可愛いですね」

兼続「うむ。何という可憐さだ」

早雲「ちょっとだけね」

環奈「まぁ認めるがまだまだ…ん?」

幸村「確かに、可愛いな」

早雲&環奈「むっ!」

 

○フロンティア船団

 

ランカ「とっても素敵な歌ですねシェリルさん」

シェリル「えぇ。なかなかやるじゃない」

 

○どこかのライブ会場

 

マイサンシャイン「へぇ、なかなか……上手いじゃない」

 

 

ダン:第17ターン

 

ダン「効いたぜお前のブレイヴスピリットの一撃。これはこっちもお返ししないとな」

入間「?」

 

ダンがゴラドンとロクケラトプス、リザドエッジを召喚し

 

♪:バトルスピリッツブレイヴ メインテーマ

 

ダン「駆け上がれ!神の名を持つ赤き龍!太陽神龍ライジング・アポロドラゴンLv.3で召喚!」

 

ライジング「グオオオオオオオオ!!」

 

ダンの2体目のエーススピリットが降臨した。さらに

 

ダン「さらにアームストロンガーを召喚しライジング・アポロドラゴンに合体(ブレイヴ)!!」

 

アームストロンガーが龍の爪の形をしたパワーフィストと化しライジングの両手に装備された。

 

ダン「吼えろ!ブレイヴスピリット!!」

ライジング「ぐおおおおおおおおおおっ!!」

 

入間「すごい!!」

 

バローネ「ははははははっ! ついにブレイヴ使いとしての本領を発揮したか!」

ギルファム「皆(みな)よ その目に焼き付けておけ!!」

 

ダン「アタックステップ!! 行くぜブレイヴアタック!!」

ライジング「グオオオオオオオオッ!!!」

 

 

ダン「ライジング・アポロドラゴンのアタック時効果でローゼンベルグに指定アタック。さらにアームストロンガーのブレイヴアタック時効果でトラッシュのブレイドラXを手札に戻し、侵されざる聖域を破壊する!」

 

入間「何ですって!?」

 

装備されたアームストロンガーから炎の熱戦が放たれ侵されざる聖域を焼き尽くされてしまう。これにより再びオーバーレイ達はガッツの効果を受けることになる!犯されざる聖域の弱点。それは赤の耐性を持っていないことだった。だからダンは赤のブレイヴを合体させたのだろう。

 

ローゼルベルグ「金将猛角撃!!」

ライジング「来い!」

 

ドスン!

 

ローゼンベルグ「ぐうううううう」

ライジング「ぐううううううう」

 

ローゼンベルグは金将猛角撃をライジングにお見舞いし、ライジングは角を掴んで持ち堪える。両者とも一歩も譲らなかった。しかし

 

ライジング「んんんんんんんん おらーーーーーー!!」

ローゼルベルグ「!?」

 

ローゼルベルグの金角が折られた!!そして地面に叩きつけられ

 

ライジング「ライジング……パニッシャーーーーーーーーーー!!!」

 

ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!

 

ライジング「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

パワーフィストの炎を最大火力に上げたフィストによって大爆発を引き起こしヒアデスを倒し勝利の咆哮を上げた!さらにその炎によってオールドの竜巣を一つ破壊された!だがまだ終わりではなかった。

 

ダン「ガッツでアタック! そしてガッツの第3の技を使用する! 相手のスピリット全てのBPを-10,000する。さらに0になった時、相手のデッキの一番下に戻す!!」

入間「!!」

 

ダン「巨塊崩落(ギガンティックフォーーーーーーール)!!」

ガッツ「ぐおおおおおおおおおお!!!」

 

ガッツの重力操作によってスピリット達の何十倍もある岩と土の塊が入間のスピリット達の頭上に移動されそのまま落とそうとした。

 

入間「みんな逃げて!!!」

 

その直後巨岩が落とされた!! オーバーレイ達は逃げるが巨岩と一緒に小さめ(人間からしたら巨大だが)の岩がオーバーレイとスターに浴びせられBPを減らされていく。メテオヴルムとコメットヴルムは上手く躱していたが、ヒアデスはさっきのダメージによって動けず、他のスピリットは間に合わず巨岩の下敷きになってしまった。

 

残ったのはBPを-3,000までに免れたオーバーレイとスター、何とか現BPを保てたメテオヴルムとコメットヴルム、そしてリザドエッジだけだった。ちなみに入間はガッツのアタックをブロックすら前にホーリーエリクサーでライフを回復。その後リザドエッジでブロックしこのターンを凌いだ。

 

入間:第18ターン

 

アリ「やべぇぞやべぇぞイル坊! ? イル…!?」

 

アリは入間の顔を見ると、

 

入間「(鼻息:ふん!ふん!……)」

 

まるですごいものを見れて大喜びした小さな子供のように目を輝かせ鼻息を荒げて、すでに興奮状態Maxだった。

 

クララ「イルマち、すごい顔してる」

バチコ「完全に見惚れちまってる。まぁ気持ちはわかるけどな」

 

入間はバーストを入れ替えた。

 

サリバン「?」

マギサ「サリバン様」

 

バローネ「どういうことだ?」

魔ゐ「貴方も気づいた?」

 

入れ替えて破棄したのは絶甲氷盾だった。周りのみんなは不思議がる中、入間はスター・ブレードのレベルを4に上げてターンエンドした。

 

アメリ「どうしてだイルマ?」

バチコ「あのバカ弟子 何考えてやがる?」

 

 

ダン:第19ターン

 

ダン「(さっきの絶甲氷盾はわざと破棄したな)」

入間「………」

 

ダンは入間が絶甲氷盾をわざと破棄したと睨んだ。

 

入間「(ダンさんはこれが罠だってことはわかっているはず。けどダンさんの性格なら)」

 

バローネ「誘ってるな」

アリス「えっ?つまりイルマ様はわざと絶甲氷盾を入れ替えたと?」

魔ゐ「そうなるわね」

 

サリバン「入間くん。次はどうするんだろう?」

マギサ「ここからが正念場ですね」

 

 

マサムネ「ギラギラギラ さぁどうするどうする?」

 

 

ダン「入間………見せてやるぜ俺のキースピリットを!」

入間「!」

 

♪:宇宙を駆ける光龍騎神

 

ダン「龍神の弓!天馬の矢!破壊の嵐を鎮めよ!光龍騎神サジット・アポロ・ドラゴンX Lv.3で召喚!!」

 

ぱからぱからぱからぱから……ドスン!

 

サジットX「ぐおおおおおおおおっ」

 

射手座の彼方より光龍が駆け降りた!!

 

バチコ「おおおおおおおおおっ!!! 何だあいつの弓! めちゃくちゃかっこいいじゃねぇか!」

 

サジットの弓に興味津々のバチコ。

 

入間「これがダンさんのキースピリット」

 

ダン「その翼奇跡の光が纏う。輝竜シャイン・ブレイザーを召喚!そしてサジット・アポロ・ドラゴンXに合体」

 

アタックステップに入る。

 

ダン「行けサジット・アポロ・ドラゴンX!」

サジットX「ぐおおおおおっ」

 

ダン「サジット・アポロ・ドラゴンXのアタック時効果 サジット・アポロのBP以下のスピリット1体を破壊する!」

 

弓を構えるサジット。その姿に興奮しまくるバチコ。

 

サジットX「サジット……アローーーー!!」

 

スター「がはっ!」

入間「スターさん!」

スター「入間…殿…」

 

ドゴーーーーーーン!!

 

ダン「さらに輝竜シャインブレイザーの効果。BP6,000以上のスピリットを破壊した時、相手のライフを1つ破壊する!」

 

再びサジットが弓を構え入間に放った!

 

入間「ぐっ!!」

サリバン「入間くん!」

 

これには流石の入間も膝をついた。だがただではやられなかった。すかさず手札のインビジブルシールドをメテオヴルムに使用した。これでメテオヴルムは確実に守り通せることができる。そしてサジットのもう1つの効果でオーバーレイに指定アタックした。

 

入間「その勝負受けて立ちます。オーバーレイさん!」

オーバーレイ「任せろ!!」

 

がきん!

 

今、輝龍と光龍がぶつかった!

 

サジットX「ぐううううううっ ふふっ いい太刀筋だ」

オーバーレイ「ぐるるるるるっ へっ お前もな」

 

サジットX&オーバーレイ「ふん!」

 

2人は一度距離を取り、オーバーレイが体勢を立て直そうとするとサジットは攻撃の隙を与えまいとして、弓矢を連射しまくる。その熱いバトルに世界中大興奮!サリバン達はその光景に満足そうだった。

 

BPではサジットの方が上まっていた。しかしそれは入間もわかっていた。

 

入間「フラッシュタイミング! キズナブレードを発動!メテオヴルムの力をオーバーレイさんに加えます!」

メテオヴルム「ぐおおおおおおきいいいいい!!」

オーバーレイ「おおおおおおお!力が漲ってくるぜ!!」

 

キズナブレードは自分のスピリットを好きなだけ疲労させる。そしてスピリット1体のBPに疲労させたスピリットの現在のBP分アップさせるという絆の強さが試される諸刃の剣。

この効果でメテオヴルムの流星の力が加算されオーバーレイはBP40,000となった!!これによりサジットの矢を薙ぎ払い地面に叩きつけた!

 

オーバーレイ「とった!! 流星の竜騎天昇斬(Hevens Draig Ritter of Meteo)!!」

 

流星となったオーバーレイが最後の突撃を!!

 

ダン「フラッシュタイミング! キズナブレード!」

 

ここでダンもキズナブレードを使ってきた!対象は

 

ダン「ガッツを疲労させガッツのBP12,000をサジット・アポロドラゴンに加算。合計BP35,000!」

 

ガッツは逆立ちと言わんばかりにゼロジースローでオーバーレイを止めようとする。しかしその勢いを止めることはできなかった。

 

入間「もう一息です!」

オーバーレイ「おおおおおおおお…!!」

ダン「フラッシュタイミング」

入間「!」

 

ダン「マジック バーニングサンを使用。この効果で手札のトレス・ベルーガをサジット・アポロドラゴンXに合体!」

 

一同「!!?」

 

ここでバーニングサンを使われた!青い光のロードを翔けるトレス・ベルーガがサジットに今、合体する! そして…

 

ギラッ!

 

サジットX「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

アリス「ブレイヴ2体と合体!!?」

サブロー「これが伝説と謳われた…!」

 

バローネ「ダブルブレイヴ!!」

 

入間「ああ…ああああああ」

 

入間と悪魔達はその神々しい姿に言葉を失うほど見惚れていた。ダンのバトルフォームも黒に変色し

 

ダン「行け!!ダブルブレイヴスピリット!!!」

サジットX「グオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

サジットがオーバーレイのいる天に向かって駆け上がる!!今のサジットのBPは合体したことでBP41,000!! 弓を剣に変え、剣に十二宮の力を蓄える!

 

サジットX「受けてみよ12宮の力を!! Zodiac Saber!!!」

 

じゃきーーーーん!!!

 

オーバーレイ「………………完……敗だぜ」

 

ドゴーーーーーーーーーーーーン!!

 

オーバーレイが破られた!!コテツ・ティーガーはスピリット状態になった。それから再びシャイン・ブレイザーの効果でライフを奪われる。さらにバーニングサンの効果で回復していたためもう一度アタックを仕掛ける!

 

ダン「アタック時効果でコテツ・ティーガーを破壊」

入間「くっ!(ここはこのカードで)」

ダン「さらにサジット・アポロドラゴンXの星界放を発動」

入間「! 星界放?」

 

ダン「さっきのアタック時に加え、俺の6色の創界神ネクサスのコア2日をサジットに乗せることで最大2個まで相手のライフを奪う!」

入間「何ですって!?」

 

アポローンの力がサジットの剣が再び弓に変わる。

 

サジットX「さっきのお返しだ。ばち…………」

ダン&サジットX「こん!!」

 

ガキン!

 

入間「ぐっ!うわあああああああ!!!」

 

アリス&クララ「入間様!!/いるまち!!」

 

入間「まだです!フラッシュタイミング ハイエリクサーを発動! これで僕のライフは2つ回復します!!」

 

ここで最上級のライフ回復マジックを発動した。さっきの効果でライフを0にすることはできないため命拾いした。これでライフは3になる。

 

入間「(よし!僕の手札にはサザンクロスフレイムがある。しかもガッツ君は疲労状態。このアタックを凌げれば…)」

ダン「トレス・ベルーガの合体アタック時効果。自分のデッキを6枚破棄することでBP+6,000し、その中に系統“光導”を持つスピリットが1枚以上あれば回復する」

 

破棄した中には……

 

ダン「白羊樹神セフィロ・アリエスXを破棄したことでブレイヴスピリットは回復」

サジットX「グオオオオオオオオオオオオ!!」

 

入間「コメットヴルムでブロック」

コメット「最後の大勝負と行くか!」

 

コメットは激突モードになってサジットに突撃する。それをサジットは真正面から迎え撃ち返り討ちにした。しかしコメットは満足そうな表情をしていた。そしてその場にいた者全員が感じた。

 

バローネ「ここまでか」

エリザ「そんな…」

リード「イルマくん…」

クララ「いるまち……」

サブロー「仕方あるまい。だが見事な戦いだった」

魔ゐ「えぇ。よく戦ったわ」

 

アリス「イルマ様……あなたは魔界の長い歴史に残る伝説の戦いを見せてくれました。あなたに感謝いたします」

 

バチコ「(いい戦いだったぜ入間)」

アメリ「(イルマ……)」

 

サリバン「(入間くん…)」

 

皆、涙を流し入間を称賛した。

 

ダン「入間…これで最後だ!! 行けダブルブレイヴスピリット!!」

サジットX「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

サジットの最後の一撃が決まった!!

 

そして光が晴れ皆が目を開けると

 

ダン「えっ?」

 

そこはまだバトルフィールドのままだった。相手のライフを全て削れば元に戻るはずだが、まだスピリット達は健在だった。一体なぜ? 

 

サジットX「んんん?」

 

ふと見ると

 

サジットX「…………」

 

サジットの剣は入間を外れていた。それでもう一度入間に攻撃すると

 

サジットの剣を躱した。

 

サジットX「なにっ?」

 

今度は2連撃浴びせるがまたも躱した。

 

サジットX「このっこのっこのっ……」

 

三撃、四撃とその数は増えていくが、入間は難なく攻撃を躱し続ける。

 

サジットX「なぜだ? なぜ当たらん!? このこのこのこのこの……このこのこのこのこのこのこのこのこのこのこの……この野郎ーーーーー!!!!」

 

それが約10分は続いた。

 

 

サジットX「はぁーはぁーはぁーはぁー……!」

 

流石のサジットも息が切れ、地面に手をついてしまう。

 

サジットX「何故だ…何故攻撃当てられん?」

 

 

クラッキー「Unbelievable…一体これはどういうことだ?」

ジャズ「今の攻撃でイルマ君のライフは0になってるはずじゃ?」

魔ゐ「えぇ そのはずよ」

サブロー「では何故?」

ダン「簡単だ。見てみろ」

 

ダンが入間のライフを指差すとライフがまだ一つ残っていた!これには全員驚きを隠せなかった。入間のフィールドには疲労状態のメテオヴルムしかおらず、トリプルシンボルとなったサジットの攻撃を受ければ全て0になるはず。一体なぜ?

 

アリス「!!……ふふふっふふふふふふ……」

バローネ「どうしたアリス?」

アリス「あはははははははっ! あっははははははははは!!」

 

突如として大笑いをあげるアリス。

 

アリス「さすがイルマ様!ここであれをご披露されるとは!」

バローネ「?」

クララ「そっか!いるまち得意のあれか」

剣蔵「あれ? なんのことでしょうか?」

 

それを聞いて問題児クラスだけでなく他の悪魔達も納得した。一体何のことだろう?

 

アリス「本来イルマ様にはどんな攻撃をしても意味がないのです」

魔ゐ「えっ?」

アリス「なぜならイルマ様には……どんな攻撃も当たらないのだから」

光主達「へっ?」

ダン「攻撃が当たらない?」

 

 

MN「何故そんなことが可能なのか。それは彼が不幸だったからである。アホな両親にあらゆる修羅場を振り回された経験によって、「危ない、怖い、痛そう」ということから避けることが達人いや神技並みに上手くなったのだ。これを名付けるならそう“圧倒的危機回避能力”である!」

 

 

アリス「かつて私の攻撃も傷一つ付けられず私は敗北しました。それがこのタイミングで今、効果として発動したのでしょう!」

魔ゐ「なっ…なるほど」

バローネ「そういうことか」

剣蔵「見たところ効果は“ゲーム中一度だけこのターンの間、ライフは0にならない”ってところでしょうね。すごい効果です」

 

本当に恐るべき効果だった。

 

ダン「まさかこんな切り札を隠してたとは驚きだぜ入間」

入間「…………」

 

ダン「入間?」

入間「………か?」

ダン「?」

 

入間?「俺のとっておき、気に入ってくれたかダン?」

ダン達「!?」

 

急に黙り込んだと思ったら突然目つきが鋭くなり、口調まで変わっていた!

 

魔ゐ「何 アレ……?」

剣蔵「雰囲気が明らかに違います」

バローネ「あの目つき、悪魔そのものだ」

 

アリス「イルマ様が……悪周期になられた」

魔ゐ「悪周期!? アレが…」

 

MN「本来悪周期は悪魔しかならない。しかし悪食の指輪の化身アリクレッドによって性格改変魔法かけられた結果生まれた別人格が生まれてしまった。それが現在の入間“悪入間”である!」

 

話によれば以前にもなったことがあり、そのおかげでロイヤル・ワンを手に入れることができたらしい。今回はサジットの強烈な痛みの反動によって現れたのだろう。アリクレッドも想定外のことだった。世界中どよめいていると、悪入間は

 

悪入間「ふっ」

 

女性達「しょええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♡♡♡!!!」

 

咄嗟に手を振りニコリと笑顔を見せ世界中の女達の目を釘付けにしメロメロにしてしまう。悪入間になったことでカッコ良さが増したみたいだ。あの魔ゐでさえちょっとドキっとしてしまうのだから。

 

 

ダン「入間。さっきのアタックで双魚賊神ビスケガレオンXを破棄してサジットを回復した。だがこのターン俺はお前のライフを砕くことはできない。だから…」

悪入間「待ちなよダン」

ダン「?」

 

悪入間「確かにこのターンは俺はライフを奪われない。だがなさっきお前は俺の残り3つのライフの内、2つを奪った。そして俺のフィールドには……」

 

ダン「!」

悪入間「気づいたようだな!俺のライフ減少がこのバーストを発動させる!!」

 

少し時を遡る。サジットXにライフを砕かれる直前、入間はどこか暗い場所にいた。そこはもう真っ暗なところで何も見当たらない。すると

 

???「入間……入間……入間……」

入間「えっ?誰ですか?」

 

???「俺たちだよ入間」

 

入間「! あなた達は…!」

 

声がしたと思って後ろを振り返ると、そこには巨大な影が黒炎を覆った竜が立っていた。しかも竜ではない巨大な影も。それも1体や2体ではない。

 

???(リーダー格)「入間よ なぜ我らの力を使わぬ」

入間「ごめんなさい。君達を除け者にしてしまったことは嫌だった。けど一度君たちの力に頼らず、ダンさんと同じ状況で自分自身の力を試してみたかったんだ。あとはその…この世界で君たちは…」

 

???(リーダー格)「なるほど」

???(黄色)「ふふふっ 素敵よ入間。あなたが私たちの力に頼らず戦おうとするなんて」

???(青)「あの時のハナタレ坊主が嘘みたいだ」

 

???(白)「あぁ。しかしだな入間。憧れの相手と戦うなら……もっと欲を出してみたらどうだ?」

 

入間「えっ?」

 

???(緑)「今のお前は悪魔なんだろ。だったら欲をもっと出してみろよ。さっきのお前の叫びは久々に俺の心に轟いた!」

???(紫)「まったくだ。久しぶりに奏でたくなって仕方ない」

???(黄色)「そう。私もあなたとまた戦いたいのよ」

 

入間「みんな」

 

???(リーダー格)「入間」

 

入間は涙を流し

 

入間「ありがとうみんな。僕はもう迷わない!皆さんの力、お借りします!!」

 

???(リーダー格)「グオオオオオオオオオオオオ!!」

 

そして現在

 

悪入間「それじゃ見せてやるよ!俺の最強のカードをな!!」

 

バーストが発動した!そのバーストとは?

 

ゾクッ!

悪魔達「!?」

 

その時13冠を含む悪魔達は何か悪寒のようなものを感じる。そして

 

悪入間「さぁ……いくぜ!!!」

 

 

♪:極覇龍アルティメット・ヤマト

 

入間の後ろから巨大な黒炎の太陽が現れた!

 

悪入間「黒太陽の力を授かりし究極の龍よ!獄炎の業火によって全てのものを焼き尽くし、この世を手に入れよ!! アルティメット召喚!!!」

 

アリス&サリバン&教師達&マギサ&バチコ「!!!???」

 

空に黒太陽が現れ、そこから炎の柱がフィールドの結界を突き抜け降り落ちる。そこから

 

悪入間「極覇龍アルティメット…………ヤマトーーーーーーー!!!!」

 

ギラッ!!

 

ヤマト「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 

漆黒の武者鎧を着た黒龍が今……降臨した。

 

ふと見るとリード達はまるで蛇に睨まれた蛙のように動かなくなっていた。だがそれだけではなかった。その表情は完全に怯え震え切っていた。それは他の悪魔達も同じだった。

 

 

兼続「どういうことだ?」

早雲「みんな怯えている」

 

バベルでも混乱は起きていた。

 

マギサ「サリバン様」

サリバン「うん。(入間くん……まさか君が……アルティメット使いだったなんて)」

 

ヤマト「グオオオオオオオオ!!」

 

悪魔達「ひいいいいいい!!!」

カルエゴ「粛に! 全員落ち着け。フィールドには結界を張っている。だから心配はいらぬ!」

シチロウ「みんな大丈夫だから、落ち着いて」

 

アメリ「皆落ち着け!(あれがアルティメット……ハァハァハァハァ…落ち着け。怯えてない、怯えてない)」

 

ヤマト「ぐるるるるるるる (ギラッ)」

 

アメリ「ひっ!」

ギルファム「落ち着け!落ち着くのだアメリよ」

アメリ「はっ! あっありがとうございます」

 

教師達と生徒会が何とか落ち着かせるが

 

バラム「まさかアルティメットをこの目で見られるなんて」

カルエゴ「伝説のカード、アルティメット (あのバカ者。何というものをデッキに入れているのだ!)」

 

サブロー「見間違えるはずもない! まさしくアレは………アルティメット……」

リード「マジかよ…」

カムイ「何ということでしょう……!」

ソイ「……………」

 

アリス「イ……イルマ様……なぜ……あなたがその力を…?」

バチコ「おいおいおい……シャレになってねぇぞ」

 

彼らがここまで怯えるのには理由があった。それはバトスピの授業の時だった。

 

 

カルエゴ「以上が魔界とグラン・ロロと人間界において一般的な共通ルールだ。では続いて」

入間「先生 ちょっと待ってください」

カルエゴ「何だ?」

 

入間「その 今言った中で足りないものがあったと思うんですが」

カルエゴ「何?」

リード「今の中に足りないものってあったっけ?」

カムイ「なかったと思いますが」

アロケル「スピリット マジック ネクサス ブレイヴ ソウルコア 不足要素 皆無」

 

カルエゴ「その通りだ。一体何が足りないというのだ?」

 

入間「いや その あれが…」

一同「?」

入間「アルティメットが足りないと思うんですが…」

問題児クラス&カルエゴ「!!!???」

 

入間がアルティメットについて聞くと全員顔を真っ青にする。

 

アリス「イ…イルマ様……今何と…」

入間「いや だからアルティメットが無いって」

魔ゐ「そう言えば」

クラッキー「確かにアルティメットについては何も言ってないね」

 

カルエゴ「当たり前だ!!貴様はどれだけ馬鹿なんだ!!!」

入間「!?」

 

突然、怒鳴り声を上げる。入間達はどういうことなのか混乱していた。

 

リード「いや、カルエゴ先生が怒るのは当然だよイルマ君!」

アガレス「おかけで目が覚めちまったぞ」

ダン「どういうことだ?」

 

クララ「アズアズ アルテラってなに?」

アリス「馬鹿者!! 貴様までアルティメットを知らんというのか! 我ら魔族においての禁忌の力だぞ!!」

 

入間「禁忌の力?」

アリス「そうです! アルティメットはスピリットを超えた究極の存在。そのあまりの強さ故にデルキラ様にしか使いこなすことのできなかった存在です」

サブロー「しかしある日、突如としてアルティメット達が暴走して、魔界とグラン・ロロ、そして他世界に破壊の限りを尽くした。デルキラ様は奴らの頭目と配下のアルティメットを別世界に封印し、平和を取り戻した。それ以来、アルティメットは究極の禁忌として触れてはならないものとなったのだ」

 

入間「そうだったんだ」

カルエゴ「そのとおり そんなことも知らぬとは愚かしいにも程がある!基本中の基本だぞ!」

入間「すみません!」

 

入間は人間だから知らないのは当然。そのあたりはサリバンが怖がらせたくないという思いから話さなかったのだろうとダン達とアリスがフォローしてくれたおかげで事なきを得た。

 

ダン「しかし魔界でアルティメットはそれほど危険な存在なんだな」

カルエゴ「ん? それは一体どういう意味だ?」

 

魔ゐ「実を言うと私達の世界ではアルティメットはみんな持っているんです」

 

一同「!!??」

リード「みみみみみ! みんな持ってる!!? 本当ですか魔ゐ姉さん!!」

剣蔵「本当ですよ。数はそこそこですがアルティメット使いはいます」

ケロリ「ア…アルティメット使い……」

 

ジャズ「アンタらどんだけ驚かせんだよ!」

 

あの時はあまり気に留めていなかったが、この悪魔達の反応からして改めてアルティメットがいかに強大で恐ろしい存在なのだと認識したダン達。おそらく入間もこれを気にして出さなかったのだろう。

 

 

ダン「(なるほど。みんなが怖がる理由がよくわかる。確かにあのアルティメット・ヤマトは、恐ろしく強い!)」

 

ダンはヤマトに警戒していた。その強さを感じていたのは確かだが、それ以上に違う何かを感じていた。しかもこのヤマトは通常のアルティメット・ヤマトよりも遥かにデカかった。そしてターンエンド。

 

 

悪入間:第20ターン

 

悪入間「俺のターンだな、へへへっ。ダーク・ディノニクソーとソウルホースを2体ずつ、メタルバーンを1体召喚」

 

スピリットを4体召喚した。だが真の狙いは

 

悪入間「ダーク・ディノニクソーの効果でコイツらの色は緑となる。さらに漆黒鳥ヤタグロスを召喚。さらに全スピリットとアルティメットのコアを一つ、リザーブのコア2つ残してヤタグロスに全て乗せる。そしてライフチェインを発動!」

 

幸村「あのコンボは!」

 

そう、ベリアルも使っていた“黒死鳥の祝福”だった。これにより数十個のコアが追加された。

 

悪入間「すまねぇなヤタグロス。だがお前の犠牲は無駄にはしねぇ。さぁダン。ここからはずっと俺のターンだ!」

 

ダンは身構える!

 

悪入間「フィールドに緑のスピリットとなっているダーク・ディノニクソーがいることによりコイツを召喚する!!」

 

♪:禁忌の力、アルティメット

 

悪入間「樹林を守護せし皇帝よ!究極の力を手にし、緑を害す者どもを薙ぎ払え!!アルティメット・カイザーアトラス!!!」

 

フィールドに緑の暴風が竜巻となり、その中の甲虫の皇帝が竜巻を薙ぎ払い姿を現す!

 

アトラス(CV.玄田哲章)「おおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

またもアルティメットが現れて観客では大騒ぎ!だがまだ終わりではない。

 

悪入間「まだだ! フィールドにソウルホースがいるので、さらにコイツを出すぜ!魔界より生まれし魔将よ!! 究極の力を解き放ち、死の交響曲(レクイエム)を奏で、敵を冥府へ送れ!! アルティメット・デスペラード!!」

 

今度は不気味な音波が一つになって、不気味な魔物の姿に変わっていく。

 

デスペラード「キシャーーーーーーーーーーーー!!!」

 

 

今度は紫の!さらにさらに!!

 

悪入間「フィールドにコスト3のスピリットが2体いることによりコイツを召喚する! 金色(こんじき)の鎧を纏いし竜戦士(ドラグウォーリアー)よ!その光で奇跡を起こせ!!竜人最強のアルティメット! リューマン・ザ・フォーミュラーーーーー!!!」

 

リューマン「うおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

金色の竜騎士が光の魔法陣から召喚された。

 

アルティメットが4体………その光景に悪魔達は茫然としていた。

 

リード「俺達、夢でも見てる?」

サブロー「イヤ……これは現実だ」

アメリ「アルティメットを4体も召喚するなんて…!」

アロケル「言葉……言い表せられない」

エリザ「ああああああああ……」

くろむ「(ごくっ)」

アリス「イルマ様……」

 

バローネ「まさかアルティメットをこんなにも大量に入れていたとは」

クラッキー「彼のデッキは底が知れない」

魔ゐ「よく考え込まれたデッキだわ」

剣蔵「はい(あのマスクやさっきのローゼンベルグとヒアデス・ドラゴン、メテオヴルムの追撃。そしてヤマトとアルティメットを大量に出すこの戦術……! まさか…まさか入間くんの正体は!!)」

 

 

みんなが心配する中

 

 

悪入間「へへへへへっ。どうだい?俺のアルティメット軍団は」

ダン「もう言葉も見つからない。ただ言えることはある。コイツらと…早く戦いたい!」

悪入間「俺もだぜダン!コイツらもお前と戦いたくてウズウズしてるんだ!」

 

アトラス「早く戦わせてくれ!もう我慢ができん!」

デスペラード(CV.関智一)「早く奏でたい!戦いのメロディーを!」

リューマン(CV.小林裕介)「闘志が溢れ出て自分でも止めらない」

 

ヤマト「入間」

悪入間「あぁ!メテオヴルムをLv.3、全アルティメットをLv.5に上げて…アタックステップ!」

 

来る!ダンはガッツのゼロジースローを発動した。これでアルティメットは…

 

アルティメット達「ウオオオオオオッ!!」

ガッツ「!?」

 

なんと咆哮だけでガッツの技を弾き返した。ガッツの能力はスピリット限定でアルティメットには効かなかったのだ!

 

 

悪入間「アルティメット・カイザーアトラスでアタック!!」

アトラス「おおおおおおっ!」

 

一番手はアトラスで仕掛けてきた!

 

悪入間「アルティメット・トリガー、ロックオン」

アリス「アルティメット・トリガー?」

魔ゐ「相手のデッキトップから1枚めくってそれがそのアルティメットのコストより低かったら効果を発揮するアルティメットの効果よ」

 

アリス「! アルティメットにはそんな恐ろしい効果を持っているんですか!?」

 

それを聞いて驚きを隠せないアリス達。

 

ダン「コスト4 砲竜バルガンナー」

悪入間「ヒット!」

 

バルガンナーはトラッシュに向かう。

 

入間「カイザーアトラスはヒットした時、相手のスピリット3体を疲労させる!」

アトラス「皇帝暴風(エンペラータイフーーーーーーン)!!」

 

緑の暴風がゴラドンとリザドエッジ、ロクケラトプスを呑み込み、全身に暴風の猛攻を浴びせ疲労させた。

 

悪入間「おっと忘れるところだった。フラッシュでワイルドストロームを発動。これでアタックステップは終了できないぜ」

 

強制終了を封じられたダンはライジングでブロックした!その隙に入間はインビジブルシールドをメテオヴルムに使用してガッツの呪縛を解いた。

 

アトラス「はあああああ!!」

ライジング「ふん!」

 

アトラスの大剣をアームストロンガーでなんとか受け止めたが、やはりパワーも体格差は歴然だった。

 

ライジング「ぐうううううううう!」

アトラス「我が一撃によく耐えた。褒美に我が奥義を見せてやろう」

 

そうして大剣と盾を大地に刺し丸腰となる。素手による対決が望みのようだ。

 

ライジング「だったらこちらも答えなければな。うおおおお!」

 

ライジングはアームストロンガーに全パワーを一発の拳に宿し

 

 

♪:雷鳴八卦(915話ver)

 

アトラス「はあああああああああああ…………!」

 

アトラスは拳に緑色の雷を宿し

 

ライジング「喰らえーーー!!ラーーーイジング・マグナーーーーーーム!!」

 

どこん(大地踏みつけ音)

 

アトラス「蟲帝八卦(こうていはっけ)ーーーーー!!」

 

ライジング「うおおおおおおおおお!!」

アトラス「うおおおおおおおおおおおおお!!」

 

どごーーーーーーーーーーーー!! ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

 

アトラス「ぐう!」

ライジング「ぶほおおおお!!」

 

お互いの顔面に強烈な拳が決まった!しかし

 

ライジング「ぐう!があああああ…」

アトラス「うおおりゃーーーーーーー!!」

 

ズオーーーーーーーーーーーン!! シュルルルルルルルーー!! ドゴーーーーーーーーーーーーン!!

 

アトラスの拳がライジングを殴り飛ばした!殺ッセオの壁と結界をいとも簡単に突き抜け外まで!

 

アトラス「うおおおおおおおおおおおおお!!」

 

ライジングを倒し勝利の雄叫びを上げるアトラス。

 

 

カルエゴ「なあ!……あああああ(結界がこうもあっさりと…)」

バラム「これ程の力を持っていたなんて!」

 

アームストロンガーはさっきのバトルでフィールドに戻っていた。さらにアトラスがライジングを破壊したことでダンのライフが1つボイドに置かれる。

 

アトラス「ふん!」

ダン「ぐっ!!」

 

アトラスの一撃にダンは膝を着く。去り際に

 

アトラス「ライジングに伝えてくれ。さっきの拳は効いたとな」

 

敵ながらあっぱれな男だった。そして

 

悪入間「それじゃ次だ。アルティメット・デスペラード、コンサートの始まりだ!」

デスペラード「待っていたぞ!」

 

次はデスペラードでアタックした。

 

悪入間「アルティメット・トリガー、ロックオン!」

ダン「コスト5 サジッタプライム」

 

悪入間「ヒット! ヒットしたコストと同じ分のコアをスピリットから取り除く!」

 

デスペラードが双剣を一つにして先が鳥骸骨の指揮棒に変えた。

 

デスペラード「いきましょうか。第一楽章 奪生の舞踏会」

 

♪〜

 

不気味だがなんとも惹かれる音楽が聞こえてくる。その音色に惑わされたかのようにロクケラトプスとゴラドン、アームストロンガーがふらつき、仲間同士で頭突き合いをして倒れる。ゴラドン達からコアを取り除いたのだ。しかも観客席の悪魔達までふらつく程の影響が。

 

ポロちゃん「なかなかいい音色させるじゃない」

 

デスペラード「ふふふふふっ お気に召していただけてるようですね。では第二楽章 亡者の恭順」

 

♪〜

 

今度はダンのリザーブとトラッシュのコアから魂のようなものが飛び出し、デスペラードに乗り移っていく。それによりデスペラードのBPが上がっていく。デスペラードは相手のリザーブ/トラッシュのコア1つにつきBPを1,000上げる事ができる。まさに亡者を束ね、恭順させる長けているデスペラードならでは技だ。ダンはモルゲザウルスXでブロック。これは明らかに勝負は見えていた。モルゲザウルスは完全に怯えきっていた。

 

デスペラード「終わりです。第三楽章 真・死の交響曲(レクイエム)」

 

指揮棒を双剣に戻して十字斬りを浴びせて倒す!

 

悪入間「さぁどんどん行くぜ!待たせたなファミュラー!リューマン・ザ・フォーミュラーでアタック!!」

 

リューマン「さぁ行くぞ!!」

悪入間「アルティメット・トリガー、ロックオン」

 

ダン「コスト2 アンキラーザウルス」

悪入間「ヒット…だが、コイツのアルティメット・トリガーはアルティメットにしか効果がない」

 

そうだった。フォーミュラーはヒットした時、BP15,000以下の相手のアルティメットを破壊する事でライフを一つ奪える効果がある。しかしダンのフィールドにはアルティメットがいなかった。効果は不発に終わったかに見えた。しかし

 

ダン「けどそいつには…」

悪入間「さすがダン、わかってるな。俺のライフが3以下の時、発動できる。XU(クロス・アルティメット)トリガー、ロックオン!」

 

サリバン「!?」

ベリアール「なんと!アルティメットトリガーにもう一つ種類があったというのか!」

レヴィ「お…恐ろしい」

 

三傑も流石に驚く。

 

ダン「コスト4 絶甲氷盾」

悪入間「XH(クロスヒット)!!」

 

効果は

 

悪入間「XUがヒットした時、BP15,000以下の相手のスピリット1体破壊することでリューマンを回復させる!」

 

リューマンはシオマネキッドを破壊して回復した!これは明らかにまずい!ダンのライフは残り2つ。回復状態なのはサジットだけ。しかもリューマンはダブルシンボルで、入間にはまだ大量のスピリットとヤマトが残っていた。

 

ダン「フラッシュタイミング ホーリーエリクサー! ライフを一つ回復。さらにサザンクロスフレイム! BP4,000以下のスピリットを全て破壊する!」

 

ライフは回復し、さらにダンを含む小型スピリットがサザンクロスに燃やし尽くされ全滅した!

 

悪入間「無茶しやがって! だがアタックは継続中だぜ!」

ダン「ライフで受ける!」

 

リューマン「アルティメットドラグセイバー!」

ダン「ぐううううう!!」

 

リューマンの一撃をもろに喰らった。しかしダンも負けていない。セットしていたエクスティンクションウォールを発動させライフを2つ回復した。

 

悪入間「もう一度行くぜ!リューマン・ザ・フォーミュラーで再びアタック!」

 

またリューマンでアタックを仕掛ける。

 

悪入間「アルティメット・トリガー並びにXUトリガー、ロックオン!」

 

最初のアルティメット・トリガーはエクストラドローが出たことでヒット。そしてXUトリガーは

 

ダン「コスト8 天秤造神リブラ・ゴレムX」

 

コスト8すなわちリューマン・ザ・フォーミュラーと同じコストのためガードされた。これで回復はできない。アルティメットといえど完璧ではないのだ。

 

悪入間「ちっ 回復を封じたか。だがこのアタックはどうする?」

ダン「フラッシュタイミング マジック、スクランブルブースター! スピリット1体を指定し、このターンそのスピリットは疲労ブロックができる!ガッツでブロック!」

 

ガッツ「ガアアアアアアアア!!」

 

 

♪:問題児(アブノーマル)たちの必死バトル

 

ここでガッツがアルティメットを迎え撃つ。だがBPでは明らかにガッツが不利。

 

ダン「こいつはどんな時でも諦めの悪い奴だな。無論俺もな!手札からテイルスマッシュとダイノスイング!」

 

ガッツ「!!」

悪入間「?」

 

パシンパシンパシン!!

 

リューマン「ぐっ!!」

 

テイルスマッシュ三連撃を拗ねに喰らってしまう。さらにその隙に

 

ガブっ!

 

リューマン「!? ぎやあああああああ!!」

 

尻尾を思いっきり噛みつかれ

 

ぶんぶんぶんぶん………

 

 

リューマン「ああああああああああ…………!!」

ガッツ「ぐわあああ!」

リューマン「ぬわーーーーーーー!!」

 

ドゴーーーン!!

 

リューマンを振り回し壁に叩きつけた!これにより合計BPー6,000され現在BP24,000となる。さらに属性バトルはアルティメットにも適用されるためガッツのBPが17,000にアップしていた。

 

リューマン「なかなか効いたぞ。こちらもようやく体が温まってきた。本気でいかせてもらおう!」

 

そう言ってリューマンは背中の青炎を剣に宿し、青炎の剣に変えた。そのままガッツに斬りかかる。ガッツはなんとか避けた。

 

ぼおおおおおおおお!!

 

なんと剣が掠めた地面が青い炎に焼き尽くされた!青い炎となって火力がさらに上がったのだ。リューマンは何度も斬りかかり、ガッツも死に物狂いで避け続ける。しかしついに壁に追い詰められた。

 

リューマン「ふふふっよく戦ったな。だがこれで終わりだ!アルティメット・ブルードラグセイバーーーーー!!」

 

リューマンの青炎の剣がガッツにトドメをさす!その時!

 

 

ダン「フラクタル!」

悪入間「なに!?」

 

♪:最強の矛

 

ここでダンが魔術を使用した!フラクタルの効果は1コスト支払うごとに相手のBPを−1,000する。この効果はたとえアルティメットと言えど例外ではない。コストを3支払いBP21,000になった。さらにバスターファランクスを使ってガッツをBP22,000に、ついにリューマンのBPを超えた!

 

悪入間「まさか!」

リューマン「ぐっ!」

 

ダンのフラクタルにリューマンは膝をついて隙ができた。

 

ダン「今だガッツ!」

ガッツ「ガアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

悪入間&リューマン「!!?」

 

どごん!!

 

ガッツの強烈な頭突きがリューマンの顔面にクリティカルヒットした!

 

どすん!!

 

リューマン「うううううううう………完敗だぜ」

 

ついに入間のアルティメットを1体倒した!さらにマジックの効果で2枚ドローした。

 

悪魔達「おおおおおおお!!」

 

ハルノ「すごい!」

アズキ「アルティメットを倒した!」

コナツ「信じられない!」

 

ダン「確かにアルティメットは強力だが絶対ではない。コンボを駆使すれば倒すことができる」

 

コナツ「なるほど」

ドサンコ「ス・テ・キ♡」

 

 

悪入間「はははははっ!さすがは馬神弾だぜ!メテオヴルム、サジットに指定アタックだ!!」

メテオヴルム「ぐおおおおおきいいいいい!!」

 

ここでメテオヴルムがサジットに激突を仕掛ける。しかしBPはサジットが優っている。

 

悪入間「本当は戦わせたかったが今日はおあずけだ。ウイングブーツを発動させる」

 

ウイングブーツを受けたメテオヴルムがサジットを飛び越えてダンのライフを奪った。

 

 

悪入間「いよいよだな」

ヤマト「そうだな。入間」

悪入間「あぁ。ふん!」

 

♪:勝負する2人

 

入間がヤマトの頭に乗った!

 

悪入間「アルティメット・ヤマトで………アタック!!」

ヤマト「行くぜ……グオオオオオオオオオオオオオオ!!!」

 

ついにヤマトが仕掛けた!

 

悪入間「アルティメットトリガー、ロックオン!」

ダン「コスト6 太陽龍ジーク・アポロドラゴン」

悪入間「ヒット!」

 

リード「」

サブロー「ダン殿のライフはまだ2つある。これでは削りきれないはずだ」

アリス「それに、イルマ様、どうやってこのターンで決めるというのですか?」

 

悪入間「コイツはアルティメットトリガーがヒットした時、ヤマトを含めた俺のアルティメットをブロックすればライフを一つ奪うんだよ」

 

アリス「なんと全アルティメットに!?」

サブロー「何という恐ろしい効果だ!」

リード「でもそれでもまだライフは一つ残るよ?」

 

確かにライフは一つ奪えるがまだもう一足火力が足りない。

 

悪入間「フラッシュタイミング! マジック、リゲイン(Revival)を発動!この効果でヤマトを回復させる!」

一同「!!」

 

これならもう一度アタックすれば確実に入間が勝つ!だが

 

ダン「そう来ると思っていたぜ!フラッシュタイミング マジックバーストを使用! これによりブレイヴスピリットを回復させBP+2,000する!」

悪入間「!」

 

サジットは回復し、BPは31,000になった!ヤマトのBPを上回りブロックした!ヤマトとブレイヴスピリットの白熱のバトルが決壊を破り、殺ッセオの上空で繰り広げられる!

 

ガチン!ガチン!ドコン!

 

サジットX「やるな!」

ヤマト「貴様こそ!」

 

2体とも笑いながら爪と剣をぶつけ合っていた。さらには弓に変えて放つと甲冑で塞がれ、黒炎を放つと見事な機動力で避けられたりと白熱したバトルが続いて会場中めちゃくちゃだった。しかし

 

悪魔達「いけー!そこだ! ぶっ飛ばせ! ヤマトがんばれ!! サジットも負けるな!」

 

さっきまでの怯えとは思えないほどの歓声が魔界中で響いていた!

 

魔ゐ「ダン!」

剣蔵「すごいです!」

クラッキー「無茶しすぎ(笑)」

バローネ「俺にも戦わせろ!!」

 

ヤマト「はははははははっ!楽しい!楽しいな入間!!」

悪入間「あぁ!やっぱりバトスピはこうじゃねぇとな! そうだろ?ダン!」

ダン「お前の言うとおりだ!ここまで燃えたバトルは久しぶりだ!」

 

2人はとても楽しそうに笑っていた。さらに入間はリゲイン(Rivival)を使用して回復した。これでサジットを倒せれば確実に勝てる!

 

ダン「さすがだな、それでこそだ。だから俺も全パワーを持ってお前を倒す!これが俺の最後の手札!フラッシュタイミング マジック、デルタバリア(Revival)を発動!」

悪入間「!!」

 

これを通せば万が一ヤマトが再びアタック時効果を発動させてもライフを0に出来ない!万事休すか!? すると!

 

 

リード「イルマくん頑張れ!」

 

悪入間「?」

 

ゴエモン「負けるなでござる!」

ジャズ「ぶっ飛ばせイルマくん!」

エリザ「イルマくん負けないで!」

アロケル「勝利一直線! 止まらず進め!」

カムイ「そこです!右!左!上!」

アガレス「お前の力はそんなモンじゃねぇだろ!」

サブロー「勝利を掴み取れ!」

プルソン「パッパーー!!(ラッパ音)」

 

くろむ「ファイトーーー!!」

 

アメリ「イルマーーー!!」

 

エイコ「イルマくーーーーん!!」

チマ「イルマせんぱーーーい!!」

 

バチコ「お前の底力見せてみろバカ弟子!!」

 

バラム「頑張るんだイルマくん!」

カルエゴ「………(悪魔の底力を見せろ)」

 

アリス「イルマ様ーーー!!」

クララ「いるまちーーー!!」

 

サリバン「イルマくーーーーーーん!!」

 

悪魔達「ガンバレーーーーー!!」

メテオヴルム「ぐおおおおおきいいいいいい!!」

 

 

入間は仲間達の応援に嬉し涙を流す。そして

 

悪入間「ヤマト」

ヤマト「?」

悪入間「最後まで付き合ってくれよ!」

ヤマト「もちろんだ!!我が友よ!!」

 

♪:大人の瞬殺

 

悪入間「おう!! 相手がマジックを使ったことで俺はコイツを直ちに発動させる!」

ダン「?」

悪入間「アクセル、加速癸鳥エアイレイザー!」

ダン達「!!」

 

アクセルとはスピリットがマジックのように使用でき、使用後手元に置くことができる能力。このエアレイザーは相手がマジックを発動した時、その効果発揮前にコストを支払うことで効果を無効にするという恐るべき能力を持っていた!

 

エアレイザー「ピーーーーーーー!!」

 

ガキン!

 

エアレイザーの幻影が鉤爪でダンのデルタバリアを切り砕いた!これでライフは守れなくなった。だがまだBPが足りない!

 

悪入間「それじゃそろそろ決めさせてもらうぞ!これが俺の最後の手だ!インファナルウィンド!!」

 

このマジックは相手のスピリットを2体疲労させ、ボイドからコアを1個を自分のアルティメットに置ける。コアがヤマトに置かれ

 

ギラッ!!

 

ヤマト「グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 

ヤマトの体中の黒炎がさらに燃え上がった!コアが1つ乗ったことでレベルが上がったからだ。つまり……

 

悪入間「ヤマトを最高レベルに…Lv.6にアップしたことでBP40,000だ!!」

 

アリス「レベル…6!!?」

 

悪入間「やれーーーー!!ヤマトーーーーーーーー!!!」

ヤマト「グオオオオオオオオ!!」

 

ぼおおおおおおおおおおお!!!

 

サジットX「ぐぬああああああああああああ!!」

 

ドスン!

 

ヤマトが口から漆黒の業火をサジットに放ち地面に叩きつけた。その隙を逃さず、爪に黒炎を纏わせ

 

ヤマト「…奥義」

 

サジットX「……」

 

ザクっ!!

 

ヤマト&悪入間「覇龍一閃!!」

 

ヤマトの黒炎の一閃が

 

ヤマト「楽しかったぜ」

サジットX「俺もだ」

 

ドコーーーーーーーーーーーーーン!!

 

ヤマトがダンのキースピリットを打ち破った!!

 

ダン「………」

 

ダンはその時悟った。詰みだと。

 

悪入間「馬神弾」

ダン「入間。ありがとう。最高のバトルだったぜ。お前と戦えたことを誇りに思う」

悪入間「ありがとよダン。それじゃあ……いくぜ!」

ダン「来い!!」

 

悪入間「アルティメット・ヤマトで!アタック!!」

ヤマト「グオオオオオオオオオオオオオオ!!」

 

ザキン!!

 

パキン!!

 

ヤマトがダンの最後のライフを砕いた。

 

悪入間「うおおおおおおおおおおお!!」

ヤマト「グオオオオオオオオオオオオオオ!!」

メテオヴルム「ぐおおおおおおきいいいいい!!」

 

サリバン「それまで!! 勝者……イルマくーーーん!!」

世界中「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

世界中に歓声が響き渡る。まさに歴史に残る熱いバトルになるだろう。そして2人はフィールドの中心に歩き出し、

 

ガシッ!

 

悪入間「へっ」

ダン「ふっ」

 

戦士の熱い握手を交わす。すると

 

どっ

 

突如2人は同時に仰向けで倒れた。みんな心配して駆け寄ると

 

(寝息)スゥースゥースゥー

 

2人ともあまりのバトルに疲れて眠ってしまったようだ。その表情は全能力を出し切ってスッキリしたかのように健やかなものだった。その表情を見てみんな安心した。

 

 

数分後

 

○魔病院

 

2人は目を覚ました。何があったのか頭を整理して思い出していた。ふと見ると入間は元の入間に戻っていた。

 

ふと見てみると魔ゐとケロリがダンの、クララとアリス、アメリ、チマ、バチコが入間のベッドのそばで寝ていた。おそらく2人を心配して待っていたのだろう。

 

サリバン「目覚めたようだね2人とも」

入間「おじいちゃん」

ダン「サリバンさん」

 

その声に魔ゐ達も目覚めた。

 

魔ゐ「ダン。よかった目覚め…」

ケロリ「ダンさん!大丈夫ですか?」

ダン「えっ?あぁ大丈夫だ」

 

ケロリ「よかったです。何か食べたいものはありますか?どこか痛いとか?痛いところがあったら私の氷を使って下さい」

ダン「ありがとう」

ケロリ「(ドキンっ!)(しゅ〜〜) ハイ」

魔ゐ「…………」

 

ダンのことを心配して世話をしようとするケロリに魔ゐは少しヤキモチを妬いていた。一方入間の方では

 

アリス「イルマ様!目を覚ましてくれてホッとしました」

バチコ「無茶しやがってアホ弟子が」

アメリ「まぁ無事で何よりだ」

チマ「先輩、本当に良かったです!」

入間「ありがとうございます。クララも、?」

 

クララ「ぐすっぐすっ」

入間「クララ?」

クララ「うわあああああああん!」

入間「うわっ!」

クララ「いるまぢ!いるまぢ〜!」

 

入間の目覚めに涙が止まらないクララ。嬉しさのあまりに入間に飛びつくほどに。入間も頭を撫でてクララに感謝する。チマとアメリは少し悔しそうにしていた。

 

その後からカルエゴとバラム、問題児クラスのメンバー達がこぞって入間達の見舞いに来た。みんなとても心配していたらしく、入間も嬉しさのあまり涙を流す。

 

パン!

 

サリバン「さ〜て みんなまだ話したいことはあるだろうけど、ちょっとコアの光主のみんなとマギサくん、ギルファムくん以外は外で待っててくれるかな。大事な話があるから」

 

みんな残念そうにしながら部屋を退出した。

 

サリバン「それじゃまずは目が覚めたことを心から嬉しく思うし、魔界の歴史に残る最高のバトルを見せてくれて心より感謝を申し上げる。ありがとう2人とも」

 

ダン達は恥ずかしそうに顔を赤める。

 

サリバン「それとここからはとても大事な話なんだ。特に入間くん」

入間「?」

サリバン「アルティメットのことだよ」

入間「………」

 

その途端、あたりに静かさが覆う。

 

マギサ「まさかあなたがアルティメット使いだったなんて」

ギルファム「今も驚きが隠せん」

サリバン「人間界ではアルティメットは普通にいることは事前にカルエゴくんから報告があったけど、まさかあれ程とは。あんな強力なアルティメットが他にもいたとは」

ダン「?」

 

サリバン「それはまた今度話すけど、どうやってあのアルティメットを手に入れたのか話してくれるかい?」

入間「それは…」

???「それは俺たちが説明しよう」

 

入間のデッキから強烈な光が出て周りが白い世界となった。ふと目を開けると彼らの前に、ヤマトを含めた先ほどのバトルに出てきたアルティメットだけでなく、その他のアルティメット達も現れた。

※今日バトルに参加していないアルティメットは影ではっきり見えない状態。

 

入間「ヤマトくん、みんなも」

ヤマト「こうした方が話しやすいだろうからな。さて馬神弾よ。先ほどのバトルは楽しませてもらったぞ」

ダン「こちらこそ。もっとデッキを強くしてお前と戦いたい」

ヤマト「ふふふふふっ ではサリバン殿、話を逸らしてすまぬ」

 

サリバン「………………」

ヤマト「サリバン殿?」

サリバン「! もっ申し訳ありません!」

 

すたっ!

 

一同「!?」

 

なんとあのサリバンがアルティメットに片膝をついて敬意を払うかのようにお辞儀をする。あのサリバンでさえこれ程の対応とは

 

サリバン「伝説のアルティメット様に名前を覚えていただけること心より感謝申し上げます」

ヤマト「サリバン殿よ、肩の力を抜いてくれ。どうにも神のように扱われるのは我々としても対応に困るのでな」

サリバン「かしこまりました」

 

ヤマト「ではまず、我々は魔界とグラン・ロロを襲ったアルティメットとは全く別のアルティメットの部類にいるんだ」

ダン「別の?」

 

アトラス「そうだ。確かに魔界を襲ったアルティメットの首領達は俺達の力を求めて仲間に誘ったが、俺達は破壊や滅びなどに興味がなかった」

デスペラード「ただただ自由に生きたかった。そんな集団でな」

リューマン「そんな俺達をあのクソ野郎は気に入らなかったのか、俺達を襲いやがった。だがヤマトの兄貴が全パワーを解放して俺たちと一緒に別世界に時間転移して難を逃れた」

 

ヤマト「俺達はカードとなってダン達の世界に流れ着いた。カードとなっても動き回ることは出来たから世界中を旅した。人間界とはこれ程の素晴らしいものを生み出してきたのかと感動したよ」

アトラス「俺のさっき出した技もアニメのキャラから思いついた技でな」

デスペラード「人間界の音楽は素晴らしいものだったよ」

???(青)「無論、戦争や醜いものもあった。だがそれを乗り越えようとするものもいた。コアの光主、其方らの存在だよ」

 

ダン「俺達が…」

ヤマト「そうだ。おかげで我らは人間を見限らずに済んだ。そしてある日運命の出会いがあった。入間だよ」

入間「僕が?」

 

ヤマト「そうだ。まだ当時はアルティメットが登場する前の時代だったものでな。我々は人前に出る機会が無くて困っていた。そんなある日、とある街の路地裏で入間がヤバそうな連中に追われているのを見てな」

リューマン「俺たちとしてはほっとけなくて助けちまったな。幻影を見せたら一目散に逃げちまった。そのまま俺たちも引き上げようとした時だ。入間が俺たちに気づいたのは」

???(白)「今でも驚きを隠せないよ。普通あんなのを見せたら怯えて逃げるはずなのに、なんの躊躇もなく我々を手にしてデッキに入れたのだから」

???(黄)「そうね。でも今でも覚えているわ。この子が私達を手にした時の、あのすごく嬉しそうな顔。そしてその手はとても温かった」

ヤマト「そうだな。そこで我々はしばらく彼の元に残ることにしてな。それから数日後に裏バトスピ大会が開催された」

 

クラッキー「裏バトスピ大会?」

剣蔵「どんな卑劣なインチキやイカサマも許される裏のバトスピですよ。禁止カードを入れようが相手を脅迫しようが」

 

ダン達の知らぬところではそんなことがたくさんあった。入間はアホ親にその大会に出ろと言われた。もちろん賞金が目当て。入間にとっては嬉しいことだった。なぜなら彼もバトスピが大好きだったからだ。当時の彼はダンに影響されてメテオヴルムをキースピリットにした星竜デッキを組んで出場していた。しかし相手は卑怯な手を使うので苦戦する。そんな時

 

入間「僕のデッキにヤマトくん達が入っていたんです。ヤマトくんを出すと相手選手は何かにすごく怯えていました。そのおかげで卑怯な手を使えずに僕は勝利を収めました。無論納得がいかない人たちもいましたが、どういうわけかみんな急に怯え出して何も言わなくなったんです」

 

リューマン「それは俺たちが幻影でヤツらをびびらしていたからな」

アトラス「その後も入間は数多くの裏大会に出場してはメテオヴルムと我らの力で卑怯な連中を叩きのめした」

デスペラード「それ以来入間に逆らう奴はいなくなり、裏大会も身を潜めるようになった」

ヤマト「それからしばらくして入間はマグロ漁に出て行ってから帰ってこなくなって心配になっていたんだが、数ヶ月後次元に穴が開いてそこから入間の気配を感じて通ったら案の定、我々は入間の元に戻れた。というわけだ」

 

サリバン「なるほど」

 

剣蔵「それにしてもすごいです。さすがは“カイザー”と呼ばれた程です」

入間「ドキッ!」

 

ダン「えっ?」

魔ゐ「カイザー?」

クラッキー「なんのことだい?」

 

バローネ「カイザーだと!? カイザーってあの?」

剣蔵「そうです。かつて裏社会の常識をひっくり返した絶大なカリスマとして君臨した仮面カードバトラーがいたんです。挑んでくる敵をアルティメットとメテオヴルムで一掃したと。時にはローゼンベルグとヒアデス・ドラゴンのみで勝ったとか噂も」

 

バローネ「そうか。さっきの戦術はどこかで見たことがあると思っていたがまさか」

 

剣蔵「そうです。どんなに反撃しても追撃を受け、どんな相手にも一切の容赦もせず王者として君臨するその姿はまさに皇帝“カイザー”です!

未来から帰ってきた後もその存在は大きかったんですが、大会以外はなかなか姿を見せずある日を境に消息不明になったと聞きます。今回のあのマスクと戦術を見て確信しました。まさか入間くんだったなんて」

 

ぷしゅ〜〜〜!

 

入間は恥ずかしすぎて顔を真っ赤にして顔を隠す。

 

ヤマト「はははっ そんなに恥ずかしがることないだろ?褒めてくれているんだから」

入間「恥ずかしいですよ。まさかそんな風に呼ばれてたなんて〜」

 

リューマン「ちなみにあのマスクはヤマトの兄貴と姐(あね)さんが使ったんだ」

ヤマト「そうだ。まぁ目立つように通り道に捨ててあるように置いて、直接渡せなかったのは残念だったが」

???(黄)「けど入間に気に入ってもらった時は本当に嬉しかったわ」

 

入間「あれは君たちが作ってくれたんだ。ありがとうみんな」

 

アルティメット達は入間に褒められて照れる。ちなみにあのマスクはアルティメット達が力を使って殺ッセオに行くまでの道に置いてくれたらしい。だからサリバンもあのマスクのことに関しては知らなかったらしい。

 

サリバン「そうだったんですか」

入間「おじいちゃん、ごめんなさい」

サリバン「入間くん?」

入間「僕、この世界では使っちゃいけないアルティメット達を使ってみんなを怖がらせちゃった。そのせいでみんなが…」

 

サリバン「それは心配いらないよ入間くん」

入間「えっ?」

サリバン「君がやったことは決して間違いじゃないよ。むしろ君のおかげでこの大会は大盛り上がりだったよ。その甲斐もあって魔界ではアルティメットに興味を持つ悪魔達で大賑わいだよ」

入間「ホント!?」

サリバン「うん」

 

それを聞いて嬉しそうに笑顔になる入間。アルティメット達が恐怖の存在でなくなった事に安心したのだろう。

 

サリバン「さてそろそろ起き上がれるだろうから、大宴会に向かおうか」

ダン「はい!」

入間「はい!」

 

2人はすぐさま着替えて会場に向かった。

 

 

クララ「スキ魔〜」

 

他のメンバーより先に入間達の病室に向かった魔ゐとアメリとクララ。

 

魔ゐ「心配したのに。こんなスッキリした顔になって ふふっ」

アメリ「まったくです。あれほどのバトルをした顔とは思えません」

クララ「いるまち いい寝顔」

 

魔ゐ「そうね。それにカッコよかったわよ、ダン」

 

チュッ

 

アメリ&クララ「!?」

 

魔ゐがダンの頬にキスをする。その大胆な行動にアメリとクララはドキッした。

 

アメリ「(すごい! あんな大胆なことを)」

クララ「………… よし!」

 

クララはそれを見て負けじと自分は寝ている入間に頬ずりをする。アメリも負けじと自分も頬ずりを。その光景を見て笑顔となる魔ゐであった。

 

To be continued.




次回は大宴会回です。よろしくお願いします^_^
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