バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

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第三十陣:友情のカレー

 

サリバン「では……今宵は……みんな存分に大宴会を楽しんで〜〜〜♪」

 

悪魔達「おおおおおおおおおお!!」

 

殺ッセオで大規模な大パレードが始まった。みんな最高のバトルを見られて大興奮でテーブルのご馳走もどんどん食べられていき、大賑わいだった。おまけに世界中でもこのバトルを祝福するかのように大パレードが開かれていた。

 

ギルファム「ゴクッゴクッ… ふぅー やはり魔界の酒は美味だ」

マギサ「ホントね〜 ひくっ!」

 

シチロウ「先輩 飲み過ぎでは?」

マギサ「なによ〜シチロウ 今日は魔界の歴史的な日なのよ。飲まずにいられるわけないでしょ〜!」

カルエゴ「(相変わらずの大酒飲み。さすがですマギサ殿)」

 

魔ゐ「本当に楽しいわ」

バローネ「ここまで賑やかなのは初めてだ」

クララ「マイマイ〜 もっとあそぼ〜」

 

みんな大宴会を楽しんでいた。そこへ

 

サリバン「さてみんな〜 注目〜!」

 

サリバンが指差したのは………ダンと入間! 今回の主役の登場だ!その登場にみんな大歓声をあげる。

 

サリバン「入間くん ダンくん 今日は素晴らしいバトルを見せてくれて心より感謝する。これは間違いなくはるか先の世代にも語り継がれることだよ」

 

ダン&入間「我々も此度のバトルを楽しませていただき感謝申し上げます!」

 

そしてダンと入間は向かい合い再び握手をし

 

ダン&入間「ありがとうございました。いいバトルでした」

 

世界中「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

アリス「イルマ様〜 うううううっ なんと勇ましいお姿でしょう〜」

クララ「いるまち〜 かっこいい〜♪」

 

大歓声と共に

 

ぴゅ〜〜〜 ボン! ボンボン! ボン!

 

魔界の空に大量の花火が打ち出される!

 

リード「おい!あれって!」

アリス「イルマ様の…」

クララ「花火だ〜〜!!♪」

 

MN「解説しよう。かつて入間は師団披露(バトラパーティー)で花火を披露したことがある。あの時も大盛況だったが、今回のはそれ以上の規模の花火が打ち出されていた。しかも今まで見たことのない模様を形作って」

 

ジャズ「こいつぁたまげた」

サブロー「人間界にはこんなにも素晴らしいものを生み出せるというのか」

 

お市「皆様 お気に召していただけたでしょうか」

 

とお市が殺ッセオのメインモニターから話しかけてきた。どうやらこの花火はお市が用意したようだ。

 

お市「私はIBSA総帥天魔市と申します。此度の私達への世界への転移ようこそいらしてくれました。その余興の一つとして花火を贈呈させていただきました」

 

シチロウ「すごい!凄すぎだよ!人間の作るものは!」

アメリ「その気持ちよくわかります。こんなにも美しいものは見たことがありません」

 

お市「ふふふっ そこでみなさんにはもう一つ贈り物があります。もうそろそろ到着する頃です」

 

すると何処からか足音のような、しかも巨大な

 

ブラキオ「たとえ異世界だろうとも 届けてみせよう友の味を」

 

ブラキオが現れた!

 

シチロウ「あれも恐竜!? でもデカすぎる! しかも鉄の体を持って喋ってる!」

マギサ「落ち着きなさいシチロウ!」

 

興奮するバラムをよそにブラキオ内部からティラノ達も出てきた。何か鍋のようなものを担いで

 

プテラ「はーいみなさん」

トリケラ「初めましてケラ」

ティラノ「恐竜や“看板爆竜”の直送便だテラ」

 

あまりの衝撃に頭がパンクしそうなバラム。すると爆竜達の頭から凌駕たちも降りてきた。

 

凌駕「みなさーん! 人間界の料理宅配屋を代表として、今日はみんなに“恐竜や”特製の“恐竜カレー”を届けにきましたー!」

 

悪魔達「カレー?」

 

???「そうですみなさん!カレーです!」

 

とモニターに今度は爺さんが出てきた。

 

スケさん「申し遅れました。私(わたくし)、喫茶店「恐竜や」マスターの杉下竜之介、スケさんと呼ばれています」

お市「今日はみなさんに何を贈ろうかと迷っていたところ、スケさんが自ら皆さんに贈りたいと申し出てくれたのでこのカレーを贈らせていただきました」

 

それからみんな並んで順番に皿に盛られていく。ダン達もカレーを盛ってもらい自分たちの席に座る。

 

リード「こんな料理初めて見た」

 

そう言ってリードが一口

 

リード「!!」

 

突然リードが固まる!みんな心配していると

 

リード「うまーーーーーーーーーーい!! 美味すぎ!!」

 

そう叫ぶとバクバクカレーを食べていく。それに釣られてみんなも食べていくとみんなからも大盛況だった。

 

悪魔達「こんな美味いもの初めてだ! 辛いはずなのに病みつきになる! しかもコクがあって食べやすい!」

 

みんな美味しそうにカレーを食べていく。もちろん問題児クラスや魔ゐ達も。クラッキーは女性達と仲良く話したり、剣蔵はスージー先生と。

 

 

クララ「カレー美味しい!」

アリス「今回はお前の意見と同意だ。人間界には花火だけでなく、こんな美味しいものまで生み出せるとは」

サブロー「計り知れない!」

 

魔ゐ「喜んでくれて嬉しいわ。ちなみにねカレーはダンの大好物なの」

ゴエモン「ダン殿の大好物だったでござるか」

ケロリ「確かにわかる気がします。辛いものが苦手な私でもこうやって食べられるぐらい美味しいんだから」

 

そうだった。ダンもそのカレーを美味しそうに何杯も食べていた。もちろん入間も。

 

入間「美味しいですね。こんな美味しいカレーは初めてです」

ダン「あぁ。こんな美味しいカレーはズングリーが作ったカレー以来だ」

入間「ダンさんと一緒に冒険した異界人ですね。僕も食べてみたかったです」

ダン「俺もだよ。ズングリーのカレーは最高だからな」

 

ヤマト「我々も食べたい」

入間「ん?」

 

デッキからヤマト達の声が聞こえるとみんなデッキから出てきてしまった。どうやら恐竜カレーのにおいに我慢できなくなったらしい。アルティメット達が姿を現して、みんな怯えてしまうと思った入間だが、それとは逆にみんな喜んでいた。どうやらあのバトルのおかげでアルティメットに対しての印象が少し薄れたようで入間はホッとした。

おまけにダンのサジットや12宮、入間のメテオヴルムも出てきてさらに賑わう。ただ彼らの皿があるかどうか…

 

スケさん「ご心配にはございません。こんなこともあろうかとスピリットやアルティメットのみなさん用のカレー皿は用意できています」

 

なんと用意周到な。恐るべし杉下竜之助。彼らは巨大なためティラノ達がお皿に盛ってあげた。

 

ヤマト「美味い!」

サジットX「この辛さたまらん!」

 

メテオヴルム「グオオオオオオキイイイイイイ!!」

 

アトラス「ゴロロロロロロロロ♪ なかなか行ける味だな、そうだろ?ライジング」

ライジング「そうだな」

 

アトラスとライジングはそう言って豪快に酒樽でガラスの代わりに乾杯した。

他のスピリット・アルティメット達もカレーを食べることができて大満足だった。他の悪魔達とも仲良くしているみたいだから入間達も安心した。

 

ダン「みんな楽しそうでよかった」

入間「そうですねダンさん。こうしてみんなで笑えることはすごくいいことだと思います。人間界でもこんな風に笑えたらもっといいと思います!」

ダン「俺も同じだよ入間」

 

サリバンはそんな2人を見てニッコリ笑う。遠くからだがマギサも。

 

ダン「しかしな入間」

入間「なんです? あむっ」

 

ダン「その……すごい食欲だな」

 

入間の周りにはすでに数えきれない空皿が置かれていて、皿の壁が出来上がっていた。

 

入間「そうでしょうか? あむっ ヤマトくんやメテオヴルムも結構食べてるとは思いますけど あむっ」

ヤマト「いやいやいや お前には負けるぞ入間」

 

自覚がないところがまた恐ろしい。

 

バローネ「あの食欲は底なしか? 明らかに入間の体積より食べた量の方が多い。しかも…まったく太っていない!」

魔ゐ「そんな真剣に言われても…」

 

 

サリバン「みんな楽しそうで何よりだよ」

マギサ「本当ですね」

サリバン「マギサくん、実は折り合ってお願いがあるんだ」

マギサ「?」

 

サリバン「ゴニョゴニョ……」

マギサ「えっ!? よろしいんですか?」

サリバン「うん。頼まれてくれるかな?」

マギサ「……… ふぅ〜 あなたの頼みは断れませんからね。いいですよ、お受けしましょう」

 

サリバン「ありがとうマギサくん。それじゃ新たな魔界の伝説に乾杯」

マギサ「乾杯」

 

カラン

 

それから数時間後、大宴会も終わりを告げてダン達の送別会が始まった。

 

ドサンコ「うぅぅぅぅ〜 バローネ様〜」

アヅキ「もう帰ってしまうなんて〜」

ハルノ「2人とも落ち着いて」

コナツ「そうだよ。人間界に行けるようになったらまた会えるんだから」

 

泣く者も当然いた。

 

ダン「魔界のみんな。この3日間、君たちにとってあっという間だったかもしれないが、俺達にとっては貴重かつ大切な3日間だった。みんなと過ごせたおかけで確信したよ。悪魔達とも分かり合えることが! みんな!本当にありがとう!」

 

パチパチパチパチパチパチパチパチ……!!

 

ダンの嬉しい言葉にみんな感謝のあまり拍手喝采だった。

 

入間「ダンさん 本当にありがとうございました。」

ダン「あぁ。向こうでまた会えたら、今度は俺が勝つからな」

入間「僕だって負けません!」

 

サリバン「ふふふっ お別れを言うにはまだ早いよ」

ダン&入間「えっ?」

 

サリバン「みんなよく聞いてほしい。実はさっき13冠で話し合った結果、僕達からも使者を送って僕たちのことを知ってもらおうという話になったんだ。つまり、人間達と一緒に魔法の世界に平和交渉兼悪魔留学を実施することに決まった。そしてその名誉を飾るのは他ならぬ…入間くんそして問題児(アブノーマル)クラスのメンバーだ!」

 

問題児「ええええええええええええええええっ!!!???」

 

なんと突然なことにみんな驚きを隠さなかった。さっきマギサと話していたのはこのことだったらしい。入間達は当然困惑するが、誰もそれを咎める者は…むしろ納得する者ばかりだった。

 

MN「他の悪魔達よりも別世界へ留学……それはまさにアブノーマルに相応しかった」

 

困惑していた問題児達もワクワクを隠し通さなくなって喜び合った。ちなみに監督としてカルエゴ、バラム、そして新任のシーダとオペラが付くこととなった。ちなみにオペラは前回の心臓やぶりの襲撃の一環と何らかの関わりがあるかもしれないシーダの監査役も踏まえて自ら志願して臨時教師となったらしい。

 

入間「ありがとうおじいちゃん」

サリバン「なんのなんの。君達にはもっと世界を見てもらいたいからね。いい経験をして来てね。僕達も近いうちに行くから」

入間「うん!」

 

ダン「よかったな入間」

 

何はともあれ魔界との交流会は大成功を果たした。

 

それぞれの親に話をして数分後、入間達は門の前まで来た。みんな緊張していた。ダン達が先に通った後、入間が一番に出た。それに釣られてアリス、クララと順番に通っていった。

 

門を通り過ぎると

 

きらっ!

 

問題児達「!!」

 

突然の光にみんな目を瞑る。それからしばらくして目が回復して開けてみるとその光景にみんな

 

問題児達「!!!???」

 

ジャズ「ここが人間界?」

エリザ「空が…青い」

ゴエモン「風が…なんとも気持ちいいでござる」

アガレス「この草、ふわふわして気持ちいい ふわ〜 ぐぅ〜ぐぅ〜」

 

サブロー「みな!あれを見ろ!」

 

サブローが指差す先は大都会

 

リード「あれが人間の街」

ジャズ「なんだあのでっけー塔は? バベルに匹敵するんじゃねぇか?」

ソイ「僕達 本当に人間の世界に来たんだ」

アロケル「驚愕」

 

 

それから街に降りて

 

リード「すっげーーー!!人間がこんなにたくさん!!」

カムイ「おおおおおお!!あそこにも美人!あちらにも!あちらにも!! ここは天国でしょうか〜!?」

エリザ「まぁ〜 なんて素敵な服なんでしょう」

 

 

サブロー「? なんだあの鉄の巨大な人は? あれも人間なのか?」

バローネ「いや。あれはモビルスーツ。いわゆるロボットだ」

サブロー「ロボットですと!? 昔読んだ人間に関する書物にありましたぞ。人が中に乗り込んで操る鉄のゴーレムとか」

クラッキー「まぁ 君達からしたらゴーレムかな。けどあれは魔力を必要とせず、電気や人間が作ったエネルギーで動いているんだ」

 

サブロー「なんと! 魔力を必要としないとは。それにしてもあのモビルスーツとやらなかなかカッコいい。魔王となるものに相応しいな」

バローネ「ふふふっ お前ならそう言うと思ったよ」

 

みんなすっかり興奮していた。だがそれは教師特にバラムも同じだった。夢にまで見た人間が数えきれない程いたのだからもう大興奮だった。

 

猫「にゃ〜」

 

シチロウ「!! 人間界の猫! 本当に羽が生えてない!しかしそれ以上に……なんで可愛いんだ。魔界の猫も可愛いけど人間界の猫はそれ以上に可愛いなんてすごい発見だ」

 

オペラ「その気持ちわかりますよ〜シチロウくん。本当に可愛いです」

猫「にゃ〜♪」

 

オペラもいつのまにか猫を抱えて頭を撫でていた。よほど気に入ったみたいだ。

 

シーダ「……………!!」

 

シーダ先生も人間界の文化特にアニメに興味津々だった。

 

カルエゴ「(呑気な奴らだ。我々がここへ来たのは遊びではない。グランウォーズに向けての修行をするためだ。今のうちにはしゃいでいるがいい。これからみっちり扱いていくからな。へっ)」

 

そんな悪魔達に人間達も当然気になっていた。記者やカメラマンもやってきてもはや有名人だった。リード達は緊張しながらも自己紹介し、自分達のことを伝えた。そこはカムイが1人の美人記者に抱きつこうとしたが、魔ゐがすかさず地面に叩きつける。そんな光景にみんな笑ってくれた。偶然とはいえ第一印象は大成功だった。それからダン達が記者達から解放してくれた。

 

リード「しっかしスッゲーよ人間界って!」

魔ゐ「気に入ってくれた?」

ケロリ「はい。魔界にはないものがいっぱいあってすごかったです。でも何より驚いたのが……アクドルがあんなに…大人数で歌って踊っていたことです!」

 

テレビ中継でアイドルグループが踊っていたことにクロケルは大興奮。悪魔は集中が苦手なためこういうのはなかなか見られないため仕方ない。

 

 

魔ゐ「ふふふっ けど驚くにはまだ早いわよ。この世界にはこれ以上に大きな街やたくさんの人がいるから。歌姫とかね」

 

ケロリ「! 歌姫」

 

その言葉に反応するクロケル。

 

アリス「すごい。母上から聞いていた人間界とは全く異なる。これ程文明が発展しているとは」

入間「僕も会議場しか見れなかったけど、こんなにいろんな世界の人がいるなんて知らなかったよ」

クララ「いるまち見て見て。大きな人もいる」

ダン「今この世界はあらゆる世界が繋がっていろんな人間が住んでいる。だがたとえ世界が違っても、こうして平和に暮らしている。俺が目指しているものはまさにこんな世界だ」

 

入間「ダンさん。僕もその気持ちわかります。やっぱりみんな仲良くなるっていうのは素晴らしいと思います」

ダン「ありがとう入間」

 

マギサ「ふふっ」

 

2人の笑顔にニッコリ笑うマギサ。それからしばらくして、みんなIBSAの日本支部に向かい、入間達はお市達と対面しその日の夜に歓迎のパーティーが開かれみんな大いに盛り上がった。

 

 

???

 

??「なぁじっちゃん 俺早くあっちの世界に行きてぇ」

???「オイラも行きたい。美味しい魚あるかもだし」

 

???「もうしばらく待っておれ。じきに向こうからやって…いや…戻ってくるからの」

??「ん?」

 

???「(早く会いたいのう マギサ)」

 

 

ED:鍋奉行→弾達も加わったver

 

 

クララ「ス〜キ〜マ!」

 

 

カンタム「カンタムパーーーンチ!!」

悪ロボ「ぐぎゃーーーーー!!」

 

 

シーダ「ふん!ふん!」

 

テレビでやってるカンタムロボのアニメにシーダは大興奮

 

入間「シーダ先生?」

シーダ「!? ごっごめん! 私としたことが」

 

入間「うわーー!すごいかっこいいロボットだ」

シーダ「君もそう思う?」

入間「はい!」

 

その笑顔にシーダもニッコリ笑い2人ともカンタムロボに夢中だった。

 

 

 

To be continued.




クララ「人間界すごい楽しい!」
アリス「魔界にはないものばかりなので興味が尽きませんね入間様!」

入間「うん!これだけのものがあるとすると魔法の世界にはどんなものがあるんだろう? すごく気になる」

??&???「次回! “妖精の尻尾”」

??「いよいよ次は俺たちが出てくるぞー!」
???「あいさー!」



ようやく書き終えました^_^ やっぱり友情の証としてはダンの好物の“カレー”が相応しいと思いまして。それで恐竜屋の恐竜カレーを出さしてもらいました。次回もよろしくお願いします^_^
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