バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
魔界から帰って2日目の朝
魔法の世界の門の前ではお市達が集まっていた。
お市「皆さん準備はよろしいですね」
幸村「ああ」
今回は幸村と環奈、兼続、早雲、利家、マギサそれから
入間「あのぉ 僕たちも行ってよろしいんでしょうか?」
入間と入間軍、リード、サブロー、ジャズ、プルソン、カルエゴとバラムもメンバーの中にいた
お市「もちろんです。サリバン様からも許可を得ております。色々なものを見てきて欲しいと」
それを聞いてワクワクする入間達。ちなみに
幸村「ところで入間さん」
入間「幸村さん。僕のことは入間で大丈夫ですよ。いくら僕が年上でも」
実は入間は幸村達より一つ二つ年上。
幸村「そうか。それじゃ改めて入間。他のメンバーはどうしたんだ?魔ゐさん達もいないが」
アリス「私がご説明しましょう」
アリスによると、他のメンバーはこの人間界を楽しむつもりだったらしい。ゴエモンはお市が呼んでくれた剣の強者達と腕比べ、アロケルはこの世界とダンの世界の歴史に興味がありユースとプリムの3人で図書館へ、アガレスは人間界の草原がよほど気に入り剣蔵と牧場の草原で昼寝三昧。
エリザ嬢はバローネを連れてショッピング
エリザ「まぁこの洋服素敵♡ あら、このネックレスもとっても綺麗♡ こっちも♡ あれも♡」
そんなエリザ嬢の姿に店の男達はメロメロ。1人を除いて。バローネはガキのお守りをしているかのようにうんざりしていた
バローネ「はぁぁぁ…(ガキが)」
ピクン!
エリザ「ギロッ! 誰がガキじゃああああああああ!!」
そして一番問題が起きそうなカムイはというと
女性1「いや〜ん可愛い♡」
女性2「この鳥ちゃんの羽毛もふもふしてて気持ちいい♡」
女性3「しかも超紳士だし〜 超好み〜♡」
カムイ「ははっ…ははっ…感…無量…」
クラッキーと共にキャバクラに来ていた。嫌がられると思いきや意外なことに人間の女達からかなり熱い歓迎を受けていた。いつもと違い、求められるカムイは動揺と感激のあまり目は充血し、顔は真っ赤、鼻血を大量に出して昇天しそうだった。しかしいくらクラッキーが鳥好きの女達を集めてきたとはいえここまで人気が出るとは。人間からしたらカムイは可愛い部類に入るのだろう
アリス「と皆(みな)、光主の方達とこの世界を堪能しているみたいです。浮かれすぎるにも程がある」
お市「仕方ありませんよ。みなさん人間界に行けるのを楽しみにしてたんですから」
入間「うん。ところでダンさんは?」
お市「未だ眠り続けています。相当のエネルギーを消耗しましたから」
実はあの後、ダンが突然の睡魔に襲われて倒れてしまったらしい。入間とのバトルで消耗してしまったのが原因だった。肉体的には問題はなくしばらく寝れば回復するらしい。魔ゐもそんなダンを看病している。ちなみにケロリも
入間「ケロリさんも?」
リード「意外だよね。ケロりんだったら人間界のアイドルに夢中で聞きに行くと思ったのに」
お市「もちろんアイドルについてもかなり熱を込められていますよ。たった1日で1/3を聴き続けるほどですから」
クロケルなら当然といえば当然だろう。
お市「ただ今はダン様にご執心のようで…」
そういえば魔界でもどうもダンのことを気にしてはいた。
○IBSA病室
ケロリ「ダンさんしっかりしてくださいね。私がついていますから」
寝ているダンの手を強く握る。
魔ゐ「ねぇぇぇ? ちょ〜っとベタベタしすぎじゃない?」
なんとも怖い形相の笑顔で話しかける魔ゐ
ケロリ「あら〜 そうでしょうか〜?」
魔ゐ&ケロリ「ギロッ!」
バチバチバチバチバチバチバチッ!!
女の睨み合いの火花が飛び散り、意識のないダンも感じたのか冷や汗をかく始末。女は恐ろしい。
入間「そうでしたか。でもみんな人間界を楽しんでいるみたいでよかったです。ところで先生達が来るとなると、ここにいるみんなは大丈夫でしょうか?」
オペラ「ご心配いりませんよ入間様。私とカルエゴ君がこの世界に残って彼らを守りますから」
バラム「うん。流石に残ったメンバーのことを守ってあげないといけないから全員行くわけにはいけないからね。君たちの付き添いには僕とシーダ先生が担当するよ」
シーダ「よろしくお願いします」
入間「シーダ先生」
シーダの名前を聞いて嬉しそうにする入間。
カルエゴ「(しかし大丈夫か? シーダを行かせて)」
バラム「(マギサ先輩のご希望だし仕方ないよ)」
オペラ「(それにバラムくんやマギサ先輩もいますし問題ありませんよ)」
カルエゴ「(うん) だが一つ言っておくが向こうで怠けるような真似は許さんぞ。これは向こうの世界との和平交渉と貴様ら未熟者どもを鍛える授業の一環という重要な課題だ!決して粗相のないように。他の未熟者の人間達も含めてな」
幸村達「……」
陰湿!
利家「おいおっさん!」
カルエゴ「おっさん!?」
利家「随分舐められたもんだな。俺達はコレでもあの闇の勢力の一部をぶちのめしたんだぜ」
カルエゴ「ふん。それはたったの一部にすぎん。それも下級のな。それでいい気になっているとは底が知れているな。チビ猫の小僧よ」
利家「!? チっチビ猫だとぉぉ!! ワンコロの分際で言ってくれるじゃねぇか!」
カルエゴ「ほう?やるというのかチビ猫?」
利家「やってやろうじゃねぇかワンコロ!!」
2人はガン飛ばし、喧嘩しそうなところをバラムと幸村が止めようとすると
ガブっ ガブっ
マギサ「シャラ〜ップ!」
利家「いででででででででっ!」
カルエゴ「おっお許し下さいマギサ先輩!!」
マギサの仲介でなんとか収まった。流石のカルエゴもマギサには弱かった。
アリス「恐るべしマギサ殿。しかし意外だな。サブローはともかくお前達が人間界にとどまらず志願するとは」
リード「へへっ 確かに人間界のゲームは面白かったし、もっとやりたかったけど、魔法界にももしかしたら面白そうなゲームがあるかなって思って」
ジャズ「俺は向こうの宝に興味があってね。魔法の世界だし、魔力多めの財宝とかあるかもって」
実際は2人とも成績不振をカルエゴに追及され強制参加するハメに
ソイ「………(向こうに行けば少しは強くなれるかな)」
プルソンは心臓やぶりでアトリにあっさり見つけられたことが悔しかったらしく、強くなりたかったみたいだ。
サブロー「魔法の世界。我らの魔術とはどれだけ違うのか、どれほどのものか興味が湧いて仕方ないわ! コレぞまさにワレが魔王になるために強くなれという魔王からの導きよな! ははははははははっ!」
クララ「どんなところかなイルマち?」
入間「僕も向こうにはどんな人達があるのかもすごく楽しみだよ」
アリス「ご安心下さいイルマ様。何があっても私がお守りしたします」
兼続「魔法か。未だに信じられんよ。御伽話と思っていたのが現実になろうとは」
早雲「しかも我々も使えるようになっているのだ。向こうで政宗達と対抗できる力をつける絶好の機会だ」
幸村「あぁ! ダン達に遅れは取れないからな」
マギサ「みんな気合い十分ね」
環奈「頼もしい限りでおじゃります」
お市「ではマギサ様 よろしくお願いします」
マギサ「えぇ」
そう言って魔法の世界の門を通って行った
光が晴れると、
幸村「ここが……」
入間「魔法の世界!」
なんとも壮大な光景だった。空は人間界と同じように青で空気も新鮮だったがそれ以上に、彼らの目の前には人間界にも負けない大きな街が広がり空には箒や絨毯に乗って飛んでいる人間もいた。
入間「すごい!本当に魔法の世界なんだ!」
クララ「うわーっ 広いひろーい!」
アリス「なんと広大な世界なんだ。魔界にも引けを取らない」
サブロー「それになんという魔力だ。我らの体にも少なからず影響している」
リード「確かに。いつもよりなんか体が軽い」
オペラ「うん。僕らの体とこの世界の魔力は適合率が非常に高いみたいだね。実に興味深いよ」
入間「すごいですねシーダ先生」
シーダ「うん (これ程とは予想外だったわ)」
マギサ「この街の名前はマグノリア。イシュガル大陸のフィオーレ王国の街の一つよ。彼らは生まれながらに魔力を宿しそれを利用して生活しているの。多少の強い弱いはあるけど、どれも全て素晴らしいものばかり。いくつかの世界に飛んだことはあるけど、ここはずば抜けて大好きな世界よ」
環奈「マギサ様がそこまでお好きになるとは。興味が尽きないでおじゃる」
マギサ「ふふふっ それじゃみんなそろそろ行くわよ」
幸村「これからどこへ向かうんだ?」
マギサ「私の古い古い友人のいるところよ」
街に入るとそこは人々が魔法を使って遊んだり商売をしたりして賑わっていた。バラムはもちろんだが幸村達もその光景に興味津々だった。その中でマギサは懐かしいのか満面の笑みになっていた。ちなみにみんな、目的の場所に着くまでは目立たないように認識阻害メガネをかけていた。これは本来、人間には効き目がないがマギサの魔力で人間にも効果をつけてくれていた。そしてしばらく歩くと大きな建物が目の前に
○???
幸村「ここが目的地か?」
マギサ「えぇ ここはマグノリアのギルドの一つよ」
環奈「ギルドと言えばこの世界で様々な依頼をこなす魔導士がいるというあの?」
マギサ「その通りよ。ふふふっ」
マギサはそのギルドの紋章を見て笑顔になって胸の上に手を添える
マギサ「じゃみんな入るわよ」
入間「はい!」
マギサ「それと…ちょっと気をつけてね」
一同「??」
それは一体どういう? 疑問に思いながら入ると
どしゃーーーーーん!!
一同「!!??」
??「やりやがたったな氷野郎!!」
???「かかってこいや馬鹿トカゲ!!」
どこーーーん!!ばこーーーん!!ぱりーーーん!!
2人の男が喧嘩大暴れしていた!
???「ハッピー。ナツとグレイ、またやってるの?」
ハッピー「みたいだよルーシィ。今日こそは決着つけるって」
???「グレイ様頑張って〜♡」
ギルド達「いいぞナツ〜 グレイも負けるな〜」
ルーシィと呼ばれる金髪の美女が心配する中、周りは止めるどころか焚き付けたり、笑ったり、逆に喧嘩したりなど大騒ぎ!ちなみに桃髪がナツ、黒髪がグレイ
アリス「何なのだこのギルドは?」
兼続「ギルドとは荒くれ者の溜まり場というのか?」
その光景に驚きと呆れが漂う。そうしていると椅子が入間に!
アリス「イルマ様!」
入間「ひっ!」
すかさず躱す。しかし避ける方向は喧嘩の真っ只中!
入間「うわっ! ほいっ! はいっ! あれっ! よっ!」
一同「!?」
見事に全ての攻撃を奥のバーテーブルまで躱し切った。恐るべし“圧倒的危機回避能力”!
ギルド達「うおおおお!すげーーー!! どうやってよけたんだ? 何かの魔法か? アイツらの攻撃避けるなんてヤバ過ぎだろ!」
みんな入間に大熱狂。戸惑う入間だが
???「やかましいぞ貴様ら!!」
突然の怒声にみんな静まり返る。その声の主はとても美しい緋色の髪をした鎧の女性だった。
???「ウチのアホどもが失礼をした」
入間「いえ そんな」
???「それで君は誰かね? もしかして我がギルドに入りに来たのか?」
入間「僕は…」
ナツ「どうだゴラーーー!!」
グレイ「舐めんなゴラーーー!!」
さっきの二人組はまだ喧嘩をしていた。
???「アイツらは」
2人を止めようとすると
マギサ「シャラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
一同「!!??」
マギサ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ップ!!」
マギサの超長い一言に全員唖然とした。
マギサ「まったく。少し留守をしている間にここまで無法地帯になっているなんて呆れて仕方がないわ」
グレイ「なんだと?」
ナツ「邪魔すんじゃねえよババア!」
ギロッ!
ガブっ!
ナツ&グレイ「どは!!」
一同「!?」
マギサ「ババア言うな」
ナツ&グレイ「はっ…はい〜〜〜」
マギサのもの凄い形相に2人ともビビりまくる。
ルーシィ「嘘でしょ!? ナツとグレイがエルザ以外にあんなにビビるなんて!」
????「当然じゃろうな」
エルザ「マスター!」
マギサ「…………」
声の方を見ると杖を持ったオレンジピエロの服と帽子の格好をした小柄なお爺さんがいた。彼がここのマスターらしい。
????「まさかお前さんとこんな形でまた会えるとは思いもせんかったわい」
マギサ「それはお互い様よ」
????「ふぉっふぉっふぉっ……久しぶりじゃの マギサ」
マギサ「本当に久しぶりね マカロフ」
彼の名前はマカロフと言うらしい
ナツ「じっちゃん コイツ誰か知ってんのか?」
マカロフ「うむ。ワシの いや ワシらの家族じゃよ」
一同「えっ!?」
幸村「それってどういう事だ?」
マギサ「ふふふっ それじゃ改めて……」
マギサが幸村達の方を向き、胸を少しはだけた。そこには……このギルドに入る前にも見た、色は違うが全く同じ形の桃色の羽の紋章があった!
マカロフ「よく来たな異世界のガキども。ここはワシらの家」
マギサ「そして私にとっての家と家族。ようこそ“妖精の尻尾”…ようこそ“フェアリーテイル”へ!!」
幸村「フェアリー………テイル」
To be continued.
次回予告
ハッピー「ねぇナツ 前回活躍するって言ってたけど、出番少なかったよ?」
ナツ「してたじゃねえかよ。俺がグレイをボコボコにしてたところがよ」
ハッピー「そうだっけ?」
ナツ「そんなことより次回予告すんぞ」
ハッピー「あいさー!」
ナツ&ハッピー「次回 ギルドの家族」
ナツ「異世界の奴らって強いのかな?」
ハッピー「次回が気になるね」
ついに“フェアリーテイル”編が始まりました。次回もよろしくお願いします^_^