バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

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ナツ「フェアリーテイル…じゃなくてバトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ 前回までは」
ハッピー「ついに向こうの世界から来訪者がやってきたねナツ」
ナツ「あぁ それより驚いたのが」
ハッピー「うん、そうだね。その来訪者の1人が」
ナツ「俺たちギルドの仲間だったんだから」
ハッピー「一体どういうことなんだろう?」

OP:Snow fairy(幸村達も参加設定)



第三十二陣:ギルドの家族

 

○ギルド:妖精の尻尾

 

幸村「マギサがこのギルドメンバー!?」

エルザ「本当なんですかマスター!?」

 

マギサ「えぇ」

マカロフ「本当じゃよ。もう60年以上前にな」

 

一同「60年!!?」

 

みんなが驚くのも無理もない。60年以上前はまだマカロフがギルドマスターになる前の話だったのだから。

 

緋髪「それは私達も初耳です」

マカロフ「そうじゃな。お前達にも話しておかなければならんな。此奴と出会ったのはワシが20代ぐらいの頃じゃ。異世界転移したはいいが、行く宛もなかったマギサをマスター・プレヒトが保護した」

マギサ「最初は戸惑ったけど、この世界の魔法はとても興味深くすぐに虜になったわ。そうして彼らと話をするうちに気に入ってこのギルドに正式に入ったの。本当にこの世界で過ごした日々は本当に楽しかったわ。いろんな魔法を覚えることが出来たし、みんなと一緒に冒険して、笑い、泣き、時には喧嘩もした。けどおかげで私はかけがえの無いものを手にしたわ。それは…“家族”。フェアリーテイルという家族を私は見つけることが出来たの」

 

幸村「そうだったのか」

バラム「まさか先輩にそんな過去があったなんて」

 

エルザ「我々も全然知りませんでした。まさかそれ程の魔導士だったのですね」

マカロフ「うむ。この世界に来て1ヶ月でS級魔導士になるし、おまけに評議員から聖十(せいてん)の推薦があった程じゃからのう」

幸村「せいてん?」

 

FN(フェアリーテイルナレーション)「聖十 正式名称:聖十大魔導 評議員によって選ばれた最も優れた魔導士10人の総称であり、1位から10位という位が定められている。その中の4人を四天王と呼ばれる。だがその下の者でさえも並の魔導士では太刀打ちできない強さを誇っている」

 

エルザ「それほどのお方だったとは!」

マギサ「そんな畏まらなくていいわよ。それに私は聖十にはならなかったわ。誇らしいことだったけど私は別世界の人間。いつかは元の世界に帰らないといけない。それから9年ぐらい経ってグラン・ロロに戻ったの。必ずまた戻ると言う約束をしてね」

ルーシィ「では今回の視察は、その約束を果たすために」

 

マギサ「まあね。それにしてもマカロフ。あなた、ずいぶん老けたわね」

マカロフ「ふん。お前さんはあの頃とちっとも変わっとらんのう。じゃが言っておくが、ワシはこれでも若返ったんじゃぞ」

マギサ「えっ?」

 

エルザ「本当です。そちらの世界と繋がって目を覚ました後、マスターは2年程若返っていたんです」

 

おそらく時空の歪みによって時間の軸が歪んでしまったからだと思われる。

 

マカロフ「何を言うか!これでも10年くらいは若返ったぞ!」

マギサ「ふふふっ 見栄っ張りなところは相変わらずみたいね」

マカロフ「フンだ!」

 

マギサ「それにしても60年か。長いような短いような」

マカロフ「お前さんの世界では時間軸が違うようじゃがそっちでは長かったのか?」

マギサ「そうね。私の世界では数千年くらいかしら」

マカロフ「数千年!? ぷっ がはははははっ それじゃワシよりババアになったわけか? こりゃ笑いが止まらんわい! ハハハハハっ」

 

マギサ「何ですって〜ジジイ」

マカロフ「やるかババア?」

 

2人とももの凄い形相で顔を押し付け合う。緊張が走り警戒態勢かと思いきや

 

マギサ&マカロフ「ぷっ あはははははははっ」

 

マギサ「懐かしいわね。あなたが無茶して建物を壊しまくった時、私が直しに行ってその都度、こんな風にあなたと喧嘩してたわね」

マカロフ「はははっ そんなこともあったのう」

 

マギサは本当に嬉しそうにマカロフと昔話をしていた。

 

ナツ「なぁじっちゃん。話長ぇよ。ばっちゃんとの昔話は後にしてくれよ」

マギサ「ばっ!」

ナツ「だってそんな歳ならばっちゃんだろう。それに俺たちギルドの仲間なんだしよ」

 

マギサ「あっ……そうね。あなたの言うとおりだわ。その呼び方は許してあげるわ」

ナツ「へへっ」

 

マカロフ「すまんなナツ。古い仲間との話に夢中になりすぎた」

マギサ「それじゃそろそろこっちも紹介しなくちゃね」

 

そうして幸村達は自己紹介をしていった。

 

マカロフ「ふむふむ。なかなか面構えのいいガキどもじゃないかマギサよ」

マギサ「そうでしょ。それでお願いがあるのよ。彼らをこのギルドに迎えてもらいたいのよ。彼らにこの世界のことを教えてあげたいから」

マカロフ「そうじゃのう」

 

入間「あの〜 実を言うと僕達は悪魔なんです」

 

グレイ「悪魔? お前らが?」

バラム「はい。僕らはあなた方と同じように向こうの世界と繋がった魔界に住む悪魔なんです」

ナツ「ヘ〜 どうりで匂いが少し違うはずだよ」

 

 

バラム「? あなた達は我々のことが怖くないんですか?」

ナツ「何言ってんだよ? お前らはばっちゃんが連れてきた奴らなんだろ。だったら悪いやつのはずねぇじゃんか」

エルザ「ここは種族とかそんなものは関係ない。入る者は何人も拒まん」

ナツ「入ったらそいつらはみんな、俺たちギルドの仲間で家族だよ」

 

それを聞いてみんな嬉しそうに笑顔になる。このギルドはいいところだと感じたからだ。

 

幸村「ありがとう」

ナツ「へへっ」

 

ナツと幸村は固い握手を交わした。

 

幸村「俺は幸村。烈火幸村」

ナツ「俺はナツ。ナツ・ドラグニルだ。よろしくな」

幸村「ああ!」

 

マカロフ「決まりじゃな。聞けーガキども! 今日は懐かしい家族が戻って来たのと新しいガキどものが入って来た記念じゃ! 宴といくぞ!」

ギルド達「うおおおおおおおおおおお!!!」

 

そう言って酒やら豪華な料理やらが並べられ

 

ギルド達「かんぱーーーーーい!」

 

乾杯と同時に宴が始まった!まだ昼間だと言うのにすごい賑わい。

 

幸村「美味い!」

環奈「これはなかなかの美味でおじゃる」

早雲「同感だ。今まで見たこともない食材や飲み物も。どれも全てが素晴らしいものだ」

 

??「ふふふっ 気に入ってくれて何よりだわ」

男達「!!」

 

幸村達の前に銀髪の美女が現れた。あのアリスでさえドキッと来てしまう程に

 

ミラ「私はミラジェーン・ストラウス。ミラって呼んでね♪」

アリス「ミラ殿ですか。あなたのようなお美しいお方に料理を運んでいただけるなんて光栄でございます」

リード「うんうん!ミラ姉さん超美人!」

ミラ「ありがとう。それでね君達に贈り物があるの」

 

ミラがギルドのマークを掘ったスタンプを持って来た。

 

ミラ「これはギルドのマークを埋め込む魔法のスタンプ。これを押せば貴方達もフェアリーテイルのメンバーよ」

 

それを聞いてみんな順番に並んで押してもらった。

 

ミラ「これでみんな妖精の尻尾の一員よ」

幸村「ありがとうございます」

 

ジャズ「ねぇミラさん 時間あるならこの後…」

???「おうおう! 姉ちゃんに用があるなら俺を通してもらおうか!」

 

今度は大男が

 

ミラ「彼はエルフマン。私の弟よ」

 

リード「弟!? こんなデカいのに?」

エルフマン「デカいからこそだ!“漢(おとこ)”たるもの強くなけりゃ家族は守れん!」

兼続「“漢”…素晴らしい考えです」

エルフマン「おお。分かるのか坊主」

兼続「はい。私は向こうでバトスピによる“愛”を伝えるために戦っているのです」

エルフマン「おお愛か!!お前もなかなかの“漢”じゃねぇか!仲良くなれそうだ!」

兼続「こちらこそエルフマン殿!」

 

意気投合する2人。

 

リード「あの2人すっかり気が合っちゃった」

幸村「まぁ兼続だからな」

ナツ「よう。楽しんでるか?」

幸村「あっナツさん」

ナツ「さんなんていらねぇよ。お前らはもう俺たちの仲間なんだし」

幸村「そうだなナツ。ここは本当に楽しいギルドだな」

ナツ「そうだろ」

ハッピー「オイラ達の家だからね」

幸村「!? 猫が飛んで喋った!」

 

ハッピー「今頃気づいたの? オイラはハッピーって言うんだ。よろしくね」

幸村「あっおう!すまない。変な驚き方をして」

ハッピー「全然大丈夫だよ。?」

バラム「すっ…すごい。猫が…喋って飛んでる。ああっ あああああ」

ハッピー「ふにゅ?」

バラム「ナデナデさせてーーーー!!」

ハッピー「ひええええ!! 怖いいいいい!!」

バラム「待って待ってーーー!!」

 

そう言って追いかけっこが始まる。生き物好きなバラムにとってハッピーはよほど観察したいのだろう。

 

FN「ハッピー 妖精の尻尾に所属する“エクシード”と呼ばれる種族で“翼(エーラ)”と言う魔法で羽を生やして飛ぶことができる」

 

グレイ「おいナツ。さっきの喧嘩の続きしようぜ」

 

FN「グレイ・フルバスター。氷の造形魔導士」

 

ナツ「おっとそうだったなグレイ」

幸村「またやるのか? それより…何で裸なんだ?」

グレイ「なあ!」

ハッピー「それがグレイです」

 

ナツ「それはさておき、さっきはばっちゃんの邪魔が入ったけど今度は………燃やすぞ変態野郎!!」

グレイ「凍りつかせてるトカゲ野郎!!」

 

またも喧嘩するナツ達。

 

ルーシィ「またやってるのね相も変わらず」

環奈「貴方は確かルーシィ殿じゃったの」

ルーシィ「そういえばまだちゃんと名乗ってなかったわね。私はルーシィ・ハートフィリア。よろしくね」

幸村「よろしくなルーシィ」

ルーシィ「こちらこそ へへっ♪」

幸村「……」

 

ルーシィの美しさに一瞬見惚れる。すると

 

びよーーん!

 

幸村「いっ! アイテテテテテテ!」

早雲&環奈「何を鼻の下を伸ばしている?」

 

ヤキモチを焼く二人。しかもルーシィの胸にも目が行く。よく見ると結構大きかった。そして二人は自分の胸を見て

 

早雲&環奈「ぐっ!」

 

悔しそうな表情になる

 

ジュビア「グレイ様〜♡頑張ってくださ〜い♡ジュビア応援してま〜す♡」

FN「ジュビア・ロクサー グレイ一筋の水の魔導士である」

 

早雲「すごい熱心に応援するなあの人」

ルーシィ「彼女はジュビアでグレイに惚れているの」

早雲「なるほど」

ルーシィ「ちなみに彼女は水を操る魔導士なの」

早雲「水を?」

 

早雲はそれを聞いて彼女に興味が湧き出した。すると入間達の方に緋髪の女性が

 

サブロー「あなたはさっきの」

エルザ「私はエルザ・スカーレット。以後お見知り置きを」

 

FN「エルザ・スカーレット 妖精の尻尾最強のS級魔導士の1人」

 

サブロー「こちらこそエルザ殿。それにしても貴方からとてつもない魔力を感じられます。一度あなたと手合わせしてみたいところです」

エルザ「貴殿はサブローと言ったな。私もお前の強さを見てみたい。イルマの実力もな…?」

クララ「ぐるるるるるるるるるっ」

 

クララは何やらエルザに威嚇している。

 

入間「この子はクララと言うんです。悪い子ではありませんから」

エルザ「わかっている。お前もなかなかの魔力を持ち合わせているな」

クララ「!」

エルザ「これから我々は仲間であり家族になるのだ。よろしく頼む」

 

クララの頭を撫でて笑顔を見せるとクララはニコッと笑いエルザに懐きだした。一方ソイは一人認識阻害の魔術でジュースを飲んでいた。そこへ額にピアスを埋め込んだ男が近づいて来た。

 

???1「おい。何一人で寂しく飲んでんだよ?坊主」

???2「一人で飲んでも美味くはないぞ」

ソイ「!? おじさんに猫くん僕の姿が見えるの?」

???1「誰がおじさんだゴラ!」

???2「落ち着けガジル。一瞬気づかなかったが内部の魔力を感知したら把握できた」

???1「その前にニオイでバレバレだったよ」

ソイ「ニオイで」

??「ガジル そんな怖い顔で詰め寄ったら怖がっちゃうでしょ」

ガジル「げっ 鬱陶しいやつが来やがった」

 

FN「彼らはガジル・レッドフォックスとレヴィ・マクガーデン、パンサー・リリー。リリーはハッピーと同じエクシード。ちなみにガジルとレヴィはこう見えて……」

 

ソイ「なるほどなるほど」

ガジル&レヴィ「…………」

 

顔を赤める二人。

 

ソイ「うちの家族みたい。うちはほぼ無口が多いですけど、夫婦仲は良好むしろ熱々。母さんについては熱心に僕に語るほどに。父上も口下手なところがあって、ボソボソボソボソボソボソ……」

 

またもソイの長い話が始まり、3人は戸惑いながら聞いていた。

 

 

??「ゴクッゴクッゴクッ ぷはーーーっ やっぱりエールの樽のみは最高だね」

 

FN「彼女はカナ・アルベローナ。妖精の尻尾最強の大酒飲みだ」

 

ジャズ「すげー飲みっぷりだねお姉さん」

カナ「あぁ〜? アンタは確か悪魔のお兄ちゃんだったね。あんたも飲むかい?」

ジャズ「いやいや 俺まだ未成年。人間で言えば16歳だし」

カナ「何言ってんだい。この世界では酒は16から飲めるんだよ」

幸村「えっ!?」

入間「本当ですか?」

ルーシィ「えぇまぁ カナの場合は13歳から飲んでたみたいだけど」

 

それにはみんな驚く。カナは幸村達にお酒を飲ませようと注いでくれた。幸村達は大人の仲間入りのチャンスと思い飲もうとすると、

 

シーダ&バラム「ダメ!」

 

教師陣からダメ出しを喰らった。

 

カナ「いいじゃねぇの。そんな硬いこと言わなくても」

シーダ「ダメです!!」

 

シーダの迫力なアップにカナもタジタジ。

 

リードはその間に逃げてケーキを取ろうとすると

 

ピタッ

 

誰かがリードと同じケーキを取ろうとして手が触れ合う

 

リード「ごめん。大丈…!!」

???「こちらこそすみません」

 

今度は蒼い髪でリードくらいの背丈の少女が。

 

リード「……………♡♡♡」

???「どうしました?」

リード「えっ? あいや! ごめんごめん。これ君にあげるよ」

???「いいんですか?」

リード「いいのいいの」

???「では半分こに。はい」

リード「あっ ありがとう。僕、ジャックス・リード。君は?」

ウェンディ「ウェンディ・マーベルです。よろしくねリードくん (ニコッ)」

 

ずきゅーーーーーん♡

 

リード「♡♡♡!!」

 

ウェンディの可愛さにメロメロになったリードであった。

 

???「ウェンディ 早くしなさいよ」

ウェンディ「ごめんねシャルル」

リード「この猫も君たちの仲間なの?」

シャルル「猫じゃなくてエクシード。名前はシャルルよ、チビのお兄さん」

リード「チ…チビ!?」

ウェンディ「ちょっとシャルル」

シャルル「ふん」

 

何とも強気なエクシードである。その間に利家が2階に向かうと右目に雷のような刺青がある金髪の男が3人の男女と飲んでいた。

 

利家「アンタもこのギルドのもんか?」

???「……」

利家「何だテメェ?聞いてんのか?」

 

聞き返しても無視して酒を飲む。それにムカついたのか近づくとバラムが

 

バラム「コラ利家くん 目上の人にそんな態度は失礼だよ」

利家「ちっ!」

バラム「失礼しました」

 

そう言って下に降りようとすると

 

???「待てよ」

バラム「?」

???「一緒に飲まねぇか?」

バラム「よろしいのですか?」

???「あぁ アンタはかなりの実力を持ってそうだ。俺はあんたみてぇな奴と飲みてぇんだ。あといい声だしな」

バラム「ありがとうございます。では利家くんも一緒に。もちろん彼にはジュースを」

???「あぁ構わないぜ。その小僧もなかなか良い面構えだしな」

利家「小僧?」

バラム「コラ! ではお言葉に甘えて。私はバラム・シチロウと申します。以後お見知り置きを」

ラクサス「ああ。俺はラクサス。ラクサス・ドレアーだ」

バラム「ドレアー? もしかして貴方は」

ラクサス「俺はマカロフ・ドレアーの孫だ」

バラム「!!」

 

FN「ラクサス・ドレアー S級魔導士の1人で、その強さは妖精の尻尾随一であのエルザでさえ勝てない程の強さを誇っていた。ちなみに彼と共に飲んでいた3人は雷神衆と呼ばれるラクサス親衛隊。緑髪の美形がリーダーのフリード、目隠れ男がビッグスロー、紅一点のエバーグリーン。3人とも実力揃いの魔導士である」

 

バラムはその後、ラクサスと気が合って楽しく酒を飲み交わした。

 

マギサ「ぐびっぐびっぐびっ ぷは〜っ 本当この世界のお酒はいつ味わっても格別だわ」

マカロフ「そうじゃろそうじゃろ。しかしお前さんとまたこうして酒が飲めるなんて夢にも思わんかったわ」

マギサ「私だって。それにしてもこのエールってお酒初めて飲むけどすっごく美味しいわね」

マカロフ「その酒はあるギルドから仕入れてあるんじゃが、そ奴らはこの世界とは別世界から来たらしい。だがどうにも奴らとは馬があっての。仲良くなった時に仕入れてくれるようになったんじゃ」

マギサ「そうなの。しかし60年か。このギルドも変わったわね。特にメンバーが」

 

マカロフからかつての仲間のボブとゴールドマインは別ギルドのマスター、ヤジマは評議員から「8アイランド」と言うレストランを経営、ポーリュシカは「妖精の尻尾」の顧問薬剤師として生きていると聞かされた。

 

マカロフ「みんなそれぞれの道を歩んでいったが、楽しんでおる。それでもワシらの家族の絆は変わっとらんよ」

マギサ「そうね。ふふふっ あっ そういえばロブはどこ?」

マカロフ&マギサ「!」

マギサ「レイスも居ないみたいだけど?」

 

ロブとレイスはマカロフとマギサと同期の魔導士のことで彼らともとても仲が良かった。特にレイスは弟のように可愛がっていた。その名前を聞いてマカロフと近くにいたマギサが暗い顔になる。

 

マギサ「? どうしたの? 何かあったの?」

マカロフ「死におった」

マギサ「!!」

 

その言葉にショックを受ける。

 

エルザ「本当です。ロブおじいちゃんは私を庇って」

 

マギサは二人の頭に杖を当てて記憶を読み取る。そこからロブ達の他に今までのことを全て確認した。楽園の塔や冥府の門、100年クエストなどについてのこともすべて。

 

マギサ「なるほど。そういうことだったの。ロブは貴方を庇い、レイスは依頼の帰りに魔獣の群れに襲われたのね」

 

エルザ「はい。私のせいで。すみま…!」

 

エルザは涙を流して謝罪をするとマギサは彼女を抱きしめる。

 

マギサ「ありがとう。ロブに生きる意味を与えてくれて。ロブの家族として感謝するわ。本当にありがとう」

 

エルザ「うっ ううっ うううううう」

 

エルザはマギサの腕の中で涙をこぼす。

 

マカロフ「レイスは最後までお前さんのことを慕っておったよ」

マギサ「そう。しかし彼が霊竜の滅竜魔導士になっていたなんて」

マカロフ「うむ。だが彼奴は成仏できた。そしてまた会えた。それだけでワシは嬉しかったよ」

マギサ「そうね。本当によかったわ。そしてもう一つわかったことがある。変わらないもの。それがこのギルドの絆よ」

 

ギルドの様子を見て微笑みを浮かべるマギサ。マカロフもそんなマギサを見て温かい笑顔を見せた。

 

マギサ「ところであの二人。そろそろ止めなくていいのかしら?」

 

ナツとグレイはまだ喧嘩の真っ最中。よく飽きないものだ。エルザが止めようとするとナツ達の攻撃がエルザに直撃。

 

ナツ&グレイ「!!」

エルザ「き〜さ〜ま〜ら〜!!」

ナツ&グレイ「ひぃぃぃぃぃ!!」

エルザ「許さんぞーーー!!」

 

エルザが2人に襲い掛かろうとすると植物が3人を取り押さえる。

 

バラム「はい、そこまで。喧嘩はおしまいだよ」

 

この植物はバラムのニギニギ草だった。3人は引き千切ろうとするがなかなか千切れない。何故なら彼の魔力が込められていたからだ。

 

マカオ「すげー」

ワカバ「あの3人を簡単に取り押さえるなんて」

 

それだけバラムの魔力が高いという証拠だろう。

 

ナツ「おっさんすげーね!♪ なぁ俺と喧嘩しようぜ!♪」

 

ナツが楽しそうに喧嘩をふっかけてきた。ナツは喧嘩好きで強い奴がいるとその相手と戦いたくてしょうがないのだ。

 

アリス「待て! その喧嘩私が買おう」

 

アリスが名乗り出た!

 

アリス「貴様はさっきイルマ様に無礼にも攻撃を放った。シンユーとしてイルマ様に無礼を図った貴殿に勝負を申し立てる!」

ナツ「構わねぇぜ。お前も強そうだしな にしっ♪」

 

ナツは嬉しそうにアリスの決闘を承諾した。すると

 

サブロー「これは良い機会だエルザ殿。我らも」

エルザ「面白い。その勝負受けてたとう!」

 

サブローとエルザも乗り気だ。さらには

 

利家「おい」

ラクサス「ん?」

 

利家「さっき俺のことを小僧って言いやがったな。その借りを返してやる。表へ出ろ!」

フリード「貴様!」

ラクサス「構わなねぇよ」

フリード「しかしラクサス」

ラクサス「この前からもう少しこの力に慣れとかねぇと思ってたところだ。それにたまにはガキと遊ぶのも面白ぇ」

利家「テメェ!」

 

ラクサスは勝負を仕掛けてきた利家を逆に挑発する。すると一瞬だがバラムの方をチラ見する。

 

 

マカロフ「はっはっはっ 面白いでは皆、新入りの歓迎会として妖精の尻尾ケンカ祭りを開催しようではないか!」

ギルド達「おおおおお!」

 

マカロフのケンカ祭り開催宣言に歓声が上がった。

 

幸村「とんでもないことになったな」

入間「そうですね」

マカロフ「他人事ではないぞ。お前さんらも出るんじゃからな」

幸村達「ええええええ!?」

 

本当にとんでもないことになってしまった。一体どうなるか!?

 

To be continued.





ナツ「うっほー!ケンカだケンカ!」
アリス「盛り上がってるところ悪いが勝たせてもらおう。イルマ様のために!」
ハッピー「相性悪いと思うけど」
アリス「なに?」
ナツ「へへっ」
アリス「なんと!? 貴様は!」

ナツ&ハッピー「次回 “魔導士vsカードバトラーvs悪魔” 」

入間「僕、ケンカなんかしたことないんですが……」

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