バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
時は少し遡る。
各地で大トカゲが現れた頃
舞台後ろから現れて観客を襲う大トカゲをエルザとサブローは応戦する。エルザは天輪の鎧で串刺しに。サブローも負けじとトマホークで首を真っ二つ。
サブロー「一体コイツらは?」
エルザ「最近噂に聞いていた大トカゲだろう。気を引き締めよ。まだまだ来るぞ」
シーダ「はっ!」
アリス「極上の業火(ラゾーロ・フレイム)」
入間「フラクタル!」
入間達はそれぞれの魔術を駆使して効率よく大トカゲ達を撃退し、クララがみんなを避難させていた。特にシーダの蹴りはかなり強烈だった。
○天狼島・メイビスの墓標
大トカゲ達「がららららっ」
メイビスの墓を守ろうとするマギサ達。すると環奈が前に立つ。
環奈「マギサ殿の家族の聖地を汚すものは許さぬ。レイキ」
レイキ「くわう」
レイキがカードとなり、環奈の手にダイノバスターが
♪:ダイノシュート(響け!エウロプロケファルス)*本作オリジナルBGM
環奈「ダイノシュート 響け!レイキよ!」
レイキ「ぶおおおおおおっ!」
ついにレイキも成体になる。
環奈「一撃で倒してみせよう。土竜聖剣!!」
レイキ「ぶおおおおっ!」
レイキの尻尾のコブから剣のようなオーラが現れ、それを大トカゲに振り下ろす。大トカゲは気づく余裕もなく縦に真っ二つにされてしまった。これが土属性の技、“クエイクセイバー”の威力だった!
とそれぞれで大トカゲ達と交戦していた。そしてこちらでは
グレイ「アイスメイク! ランス!」
大トカゲ「がっ!」
グレイの氷の槍を躱す大トカゲ。そこを
ジュビア「いきますわよ早雲!」
早雲「はい先生!」
ジュビア「ダブル!」
早雲「ウォーター!」
ジュビア&早雲「スライサー!!」
ザクっ!
大トカゲ「ぎいやああああ!」
水の二刃が尻尾を切り裂く!逃げようとすると、成体になったリュウが大トカゲに食らい付いて動きを止めた。
早雲「よくやったリュウ!トドメは私が! 喰らえ!海神蒼天撃!!」
ごーーーーん!!
海水で棘棍棒を作って大トカゲの脳天にお見舞いした!流石に効いて動かなくなった。
早雲「ふううう」
グレイ「キッツイのをお見舞いしたな」
ジュビア「すごいわ早雲。あなたやっぱり私より才能があるわ」
早雲「とんでもない。先生の教えがなかったらここまで上手くはなれませんでした」
それを聞いて照れるジュビア。だがそんな安息も束の間、ここにも親玉が現れた!3人は再び構える。するとその親玉は近くのゴミ箱を邪魔だったのか海にはたいてしまい、ゴミが散乱してしまった。しかも海が汚れるのをまるで喜ぶかのように他のゴミまで海に投げ込んだ。それを見た早雲はブチギレた。
早雲「貴様…海を汚すものは許さん!」
ジュビア達の静止を聞かず早雲が
早雲「潮は満ちた。今こそ出でよ、大海の王! 聖なる蒼き御名の元に!天地万物・森羅万象、海を汚す者を飲み尽くせ! 蒼海明王、降臨!」
早雲がバトルシステムを使用せずにスピリットを召喚した!これはいわゆる“召喚魔法”と言えるだろう。
早雲「蒼海明王よ。奴は我らが愛する海を汚した。天誅を与えよ!」
蒼海明王「任せよ。受けよ醜き者よ!」
そう言って親玉に斬りかかる! が…
ぱしん!!
蒼海明王「がはっ!」
なんと尻尾攻撃によって一撃で倒されてしまった!
早雲「蒼海明王! 大丈夫か?」
蒼海明王「あぁ…何とか…」
そう言うと蒼海明王はカードに戻ってしまった。その間に親玉が早雲に襲いかかろうとする。早雲は別のカードを呼び出そうとすると、急にふらつき出す。そんな早雲をグレイとジュビアは魔法で援護する。だが案の定その魔法も吸収されてしまった。リュウも尻尾に噛み付くが止まらず、逆に振り払われる。そして衝撃に備えると、親玉はキューブのようなものに閉じ込められる。
????「間一髪間に合ったな」
声のする方を見ると、全身黒の露出度の高い衣装を纏った美女が宙に浮いて崖から降りてきた。
ジュビア「あなたは」
グレイ「マーリン」
早雲「マーリン?」
マーリンと呼ぶ美女は早雲に興味津々のように体を調べ始める。
マーリン「ふーん」
早雲「あの、何か?」
マーリンは早雲の体を調べると、魔法をかける。すると早雲の体の疲れが無くなってしまった。
マーリン「先ほどの其方の魔法見させてもらった。なかなか見事だったよ。おまけにその若さでMレア級のスピリットを召喚するとは。だが魔力の使い方がまだまだ甘い。そのせいで魔力を使いすぎて体に負担がかかり過ぎたんだ」
早雲「!」
確かにあの時、早雲は大技の魔法ばかり使用していた。魔力切れが来てしまったらしい。
マーリン「ジュビアよ。お前の教え方はなかなか良かったが、魔力の使い方の指導はまだまだだな」
ジュビア「面目ありません」
グレイ「まぁそれは今は置いといて、マーリン、助けてくれてありがとよ。でも何でお前が?」
マーリン「うむ。この大トカゲを捕える依頼を受けていてな。どうだろう? 共に倒さぬか? そこの娘の修行がてら」
それを聞いてジュビア達は喜んで受けた。
そしてこちらは
ジャズ「うわああっ!」
ガジル「鉄竜棍!」
ぼごっ!
ガジル「大丈夫か?」
ジャズ「ありがとうガジルさん。何なんだあのトカゲは?」
ガジル「知るかよ。リリー」
リリー「あぁ」
リリーが筋肉ムキムキのデカ猫獣人になった。
ジャズ「いい!? これがリリー?」
リリー「これが私の本来の姿だ。それよりガジル油断するなよ」
ガジル「誰に言ってんだよ?」
意気込むガジル達だったが何分数が多い。ジャズもラファイアで対抗するが、全然効かなかった。そして一斉攻撃が始まると
???「うおおおおおおおおおおっ!!」
ガジル「?」
どーーーーーーーーん!!
突如岩山から巨大な何かが落ちてきた。その正体は少女いや巨大な大鎚を持った巨大な少女だった!
ジャズ「! デカい! その上可愛い」
???「! やっだ〜、恥ずかしい♡!」
ガジル「こんなデカ女のどこが可愛いんだよ」
???「むかっ」
ぼこん!
ガジル「どわっ!」
少女の怒りの鉄拳がガジルを地面にめり込ます。間一髪全身鉄に変えてたとはいえ大ダメージ。
リリー「自業自得だガジル。すまんなディアンヌ」
ディアンヌ「やぁリリー。久しぶり♪ けど出来たら小さい姿になってほしいな。ボクちっちゃい方が好きだから」
リリー「すまんな。そうも言ってられない」
さっきの一撃から目覚めた大トカゲ達。それを見てディアンヌと起き上がったガジル達は再び構える。
エルフマン「うおおおおおっ!」
大トカゲ「があああああっ!」
エルフマンが全身テイクオーバーでビーストソウルとなって大トカゲと真っ向勝負をしていた。兼続は彼をサポートしようと覚えたての操蟲魔法で攻撃する。
エルフマン「ぐううっ」
大トカゲ「ぎしゃあああ!」
どすん!
エルフマン「どわああああ!」
兼続「エルフマン殿!」
しかし大量の群れと長時間の戦闘でエルフマンの魔力と体力はもう限界だった。兼続の蟲達も数が少なくなってきた。そしてトドメを刺そうとすると
???「霊槍シャスティフォル 第二形態 守護神(ガーディアン)!」
ボヨン!
兼続達「!?」
『霊槍シャスティフォル 第二形態 守護神(ガーディアン)』
大トカゲの攻撃を緑の子熊のぬいぐるみが受け止めてくれた。さらには逆に大トカゲの顔面にパンチを喰らわして一発KOした。
兼続「何だこのぬいぐるみは?」
エルフマン「コイツは…」
???「間に合ってよかった」
すると今度は木々の上から少年が宙に浮きながら降りてくる。おまけにぬいぐるみを槍に変えてしまう。
エルフマン「やっぱりお前だったか、キング!」
キング「無事でよかったよエルフマン」
兼続「エルフマン殿 この少年は一体?」
キング「ちょっと待った。僕はこれでも君より年上の妖精だよ」
兼続「妖精?」
エルフマン「本当だぜ。キングは正真正銘の妖精だぜ。別世界のだがな」
何と彼が妖精とは
一方こちらでは、プルソンが自身の家系能力で子供達を逃がそうとしていた。だが奴はどういうわけか悉くプルソンの気配を察知する。そしてついに完全に姿が見えてしまった。それで1人離れた男の子が標的にされてしまう。男の子は恐怖のあまり動けなかった。
プルソン「!!」
男の子「! おにいちゃん!」
プルソンは男の子を庇おうと盾になる。大トカゲの爪がプルソンに!
すかっ
と全く別方向を切り裂く。その後もプルソンを狙うが、全然当たらない。まるでそこにプルソン達がいるかのように。
???「奴の神経を麻痺させた。3分は猶予ができるだろう」
とマーゼンタ色の髪をしたメガネをかけた
プルソン「あ…ありがとう。ところでお兄さんは?」
ゴウセル「おっ。俺を男と一目でわかるとはなかなかやるな」
プルソン「まぁ声が男ですし」
ゴウセル「なるほど。あった自己紹介しなくてはな。俺はゴウセル。よろしく。きゅぴーん⭐︎」
プルソン「………」
どう反応したらいいか困るプルソン。
ゴウセル「さて、そろそろ俺の傀儡縛り(ジャック)も切れる。今のうちにコイツを倒そう」
プルソン「倒すって…僕コイツを倒す魔術ないんだけど…」
ゴウセル「心配するな。俺と君が組めば余裕でコイツを倒すことができる」
するとゴウセルは指先から小さな光をプルソンの頭に打つと、プルソンは何か情報のようなものが入って自信がついたかのように構えた。
リード「ひいいいいい!! お助けーーーー!!」
親玉&大トカゲ達「ぎしゃーーーー!」
フラクタルをかけて軽くしたウェンディとシャルルを抱えて全力疾走で逃げるリード。だがやっぱり奴らは早かった。
ウェンディ「バーニア!」
リード「あれっ? なんかさっきより速くなった」
ウェンディ「あなたに足を速くする魔法を付加(エンチャント)しました」
リード「すごい!ウェンディちゃんってそんなすごい魔法も…」
シャルル「ちょっとアンタ前!」
リード「えっ? うわあああ!」
ぎいいいいいいっ!どすん!
リードが逃げた先は大岩で急ブレーキをかけたが間に合わず3人とも顔面にくらった。
リード「いててててっ 大丈夫ウェンディちゃん?」
ウェンディ「なんとか。リードくんこそ大丈夫? 私達より強く打ったみたいだけど」
リード「平気平気」
シャルル「そんな呑気な話してる場合じゃないわよ」
そうだった。親玉はもう目の前まで来ていた。
ウェンディ「こうなったら戦うしかありません。シャルル」
シャルル「えぇ」
シャルルは変身魔法によって猫耳と尻尾を残した女の子に変身した。リードも負けじと臨戦体制に入る。そしてウェンディにエンチャントしてもらい、戦闘開始。その時!
???「おやおや」
一同「?」
ふと見ると大岩の上に誰か寝ていたみたいだ。
???「私の睡眠の邪魔をしたのはどなたでしょうか?」
降りてきたのはかなり筋肉ムキムキで巨大な斧を持ったチョビ髭の大男だった。しかも紳士らしく見えそうだが、言動はかなり上から目線。
リード「ちょっとおっさん。いきなり現れてそんな態度は…」
ウェンディ「待ってリードくん」
シャルル「彼を怒らせない方がいいわ」
リード「えっ?」
ウェンディ「お久しぶりです、エスカノールさん」
エスカノール「んん? おおっ これはこれはウェンディくんではないか。いやはやこんな場所で会えるとは」
どうやら知り合いらしい。だがそんな再会など関係なく、1匹が襲いかかる。
ラクサス達
??「へへ〜っ♪ それじゃ始めるか!♪」
??「でやっ! おらっ! ほおおおああああっ!!♪」
ラクサス達を救った男は真っ向から向かっていく! パンチやキックの連打や四節棍でめった打ちなど激しい攻撃だった。
バン「獲物狩り(フォックスハント)!」
『獲物狩り(フォックスハント)』
そして四節棍を奴の心臓目掛けて伸ばすが、皮膚は硬くて通さなかった。
バン「ちっ!」
親玉2「ぐるっ!」
親玉がその隙を見逃さず男を捕まえて踏み潰した!
利家「!!」
どしんどしんどしどしんどしん!!
何度も何度も踏み続けた。肉片すら残さないぐらいに。そして再びラクサス達を見て進行した。
利家「やろう よくも!」
バラム「許せない!」
ラクサス「待て」
利家「なんで止めんだ兄貴!」
バラム「彼は僕達を助けるためにあんな無惨なことに! 彼の無念を晴らしてあげないと!」
ラクサス「まぁ見てろ。まだ俺達の出る番じゃねぇ」
利家&バラム「えっ?」
どういうわけだろうか? そしてだんだん近づいてくると
ガシッ!
と何か尻尾に掴んだ感触を感じた親玉。
親玉2「? !!?」
利家&バラム「? なっ!?」
これは!!
そして現在
幸村達は大型の親玉と交戦中。親玉はナツの魔法を喰らったことでパワーが上がり、全身を炎で覆っていたため手強かった。
ナツ「ちきしょ〜! 俺をパクりやがって!絶対黒焼きにしてやる!」
メリオダス「おいおい。黒焼きはイモリが美味いぞ」
幸村「そんな呑気なこと言ってる場合か!こんなに強いとなると他のみんなと当たっていたら大変だ。メリオダスの仲間だって心配だし」
メリオダス「心配すんなよ。コイツらにゃアイツらはやれねぇよ」
幸村「えっ?」
その理由はこれだ。
・ラクサス達
親玉2「ががががががが…」
??「へへっ♪ 地団駄は終わったのかトカゲちゃんよ〜♪」
利家「いっ!?」
バラム「なっ!?」
なんと踏み潰されて肉片までなくなったあの男が下半身がない状態で親玉の尻尾を掴んでいた!しかもよく見るとみるみる下半身も再生していく!
利家「どういうことだ!?」
バラム「確かに彼は死んだはずだよ!」
ラクサス「いや死んじゃいねぇよ。というか殺せねぇよアイツは」
利家「どういうことだ兄貴?」
ラクサス「奴は向こうの世界である泉の水を飲んだことで何者にも殺すことも死ぬこともできない体になってんだよ」
バラム「死ぬことができない? まさかそれって…不老不死!?」
ラクサス「その通り。ちなみにアイツの名前は“バン”、“不死身のバン(アンデッド・バン)”」
バラム「アンデッド…」
利家「バン…」
・ガジル達
ディアンヌ達は大トカゲ相手に善戦していた。1匹が仲間の死体を土台にディアンヌに飛びかかる。
ディアンヌ「重金属(ヘビメタ)!」
『重金属(ヘビメタ)』
ディアンヌが体を鋼鉄にして攻撃を防いだ。逆に相手の歯を折って、地面にたたき伏せた。
ジャズ「すげ〜 ガジルさんみたいだ」
ディアンヌ「ちなみにガジルより硬いよ」
ガジル「んだと!このデカ女!」
と呑気に話しているうちにまた襲いかかる。そこをディアンヌが大槌を高速回転させて
ディアンヌ「双拳(ダブル・ハンマー)!」
『双拳(ダブル・ハンマー)』
2本の拳の岩が3体を殴り挟み捕まえた。
ガジル「鉄竜剣!」
ディアンヌ&ガジル「合技!メタルロック・ソード!!」
『合技 メタルロック・ソード』
いがみ合いながらも見事なコンビネーションを披露する。するとガジルの後ろをとった1匹が切り裂いたが、全く効いてない。よく見るとそいつは爪と牙が全て抜き取られていた!そのままリリーに斬り伏せられた。
ジャズ「へへ〜っ♪」
ガジル「いつの間に?」
ジャズ「ガジルさん達と戦ってる時にちょいとね。俺、スリが癖でよ。カルエゴ先生にその腕をもっと利用出来るようにしろって言われてここに来たんだけど、この場でふと思ったんだ。金じゃなくて敵の武器や鎧とかを盗められねぇかって」
悪い顔でニヤケ顔を見せるジャズ。
ガジル「ギシシっ いい顔じゃねえか坊主。お前気に入ったぜ」
・兼続達
キング「霊槍シャスティフォル 第五形態「増殖(インクリース)」!」
『増殖(インクリース)』
槍が無数の苦無に変わって大トカゲ達目掛けて放たれる。その苦無はあの硬い体を切り裂き、貫いてしまった。その中の一体が攻撃を仲間を盾に襲いかかる。
キング「やるね。でも仲間を盾にするのは気に入らないな。霊槍シャスティフォル 第三形態「化石化(フォシライゼーション)」!」
『化石化(フォシライゼーション)』
今度は竜の頭のような二又の矛になって突き刺す。すると体がみるみる石となっていき最後には全身石像と化し叩いて砕いた。
・プルソン
ゴウセルは大トカゲの攻撃を悉く躱す。イライラが募る大トカゲ。と今度は飛びかかるとそれも避けるゴウセル。だが
どこん!
大トカゲ「!?」
なんと何もないはずなのに何かにぶつかった感触に襲われる大トカゲ。だがよく見るとそこにはプルソンがチェルーシルによって生み出した石壁だった。なぜこんなところに? 大トカゲはそんなことはお構いなしにまたゴウセルに襲いかかるが今度はゴウセルの前で何かにぶつかる。ぶつかったのはまたプルソンの石壁だ。
ゴウセル「流石だな」
プルソン「どうも。まさかこんな使い方をするとは」
そう。さっきゴウセルから教えてもらったのはプルソンの家系能力の使い道だった。心臓やぶりで他人の姿や気配を消せるようになったプルソン。だがアトリにいとも簡単に見つかり、対策を考えるためにこの世界に来た。そのことをゴウセルに読み取られ、アドバイスをもらった。その一つは“罠をかける”ことだ。敵が受けたくない罠を張るにはこれ以上のない魔術はない。そこでゴウセルから光矢伝達(ブロードキャスト)で教わり試してみた。結果は大成功だった。
・リード
ガシッ!
リード「!?」
なんと片手で首元を捕まえてしまう!暴れ回り尻尾で攻撃するが全く動じない。
エスカノール「うるさいですね。お黙りなさい!!」
ぼおおおおおおおっ!!
大トカゲ「ぎしゃああああ……あぁぁぁぁぁぁぁ…」
一瞬で大トカゲを灰すら残さずに燃やし尽くしてしまった。しかも自分は全くの無傷(服はズボンだけ)
その光景にリードは口をガバッと開けながら唖然としていた。まぁ当然といえば当然だろう。
ウェンディ「彼らの中でエスカノールさんは最強の団員なんです」
シャルル「けど昼過ぎで良かったわ。正午だったら私達でも無事かどうか」
リード「どういうこと?」
ウェンディ「彼は昼になればなるほど強くなるんです。今のでも力の1/3も出していないでしょう」
リード「!!!」
なんとあれだけの炎でも全力ではなかった! おまけに親玉も含んだ大トカゲ達はエスカノールの力を見ただけで怯え切っていた。そこからはもう蹂躙だった。斧の一振りで数体が真っ二つ…いや消滅!飛びかかられても顔面を鷲掴みにしそのまま握り潰してしまう。
・早雲
早雲達はというと
早雲達「はあああああああっ!」
なんとあの親玉を攻め続けていた。おまけにさっきよりもパワーがアップして
早雲「すごい。力が漲ってくる!」
リュウ「があ!」
グレイ「相変わらずの力だよマーリン」
ジュビア「ウェンディがあなたを尊敬するのも分かります」
マーリン「お褒めに預かり光栄だ。またウェンディに会ったら教えてやらねばな。さて私もそろそろ動こうか」
そしてマーリンは炎魔法を使用すると親玉は得意の魔法吸収を発動する。だが
カチコチッ
親玉3「!?」
なんと炎を出したのに凍ってしまった。そして今度は水の魔法を。それも吸収しようとしたが、今度は燃えた!
マーリン「偽玉(フェイクボール) 攻撃魔法と幻覚魔法の合体魔法。貴様のような珍しい化け物にも通じるか試してみたかったのでな」
『偽玉(フェイクボール)』
すると今度は炎と氷を同時に。親玉も負けじと二種属性の吸収を…
ばちっ! どこっ!
今度は雷と岩!
マーリン「二種だけとは限らないぞ」
なんと複数属性の魔法を組み合わせていた。親玉もヤケクソとして全魔法を吸収するつもりだった。
早雲「マズイ!」
ジュビア「マーリンさん!」
マーリン「絶対強制解除(アブソリュートキャンセル)」
『絶対強制解除(アブソリュートキャンセル)』
なんと吸収魔法を一瞬のうちに解除して総攻撃を与えた!その攻撃に親玉はなす術がなかった。
早雲「すごい」
グレイ「反則すぎるぜ」
確かにこれは反則級・チートというレベルの桁違いの強さであった。
・幸村達
すでに長時間の戦闘でみんな特にメリオダスがボロボロだった。
ナツ「火竜の咆哮!」
ナツがブレスを吐くとメリオダスは剣をブレスの中に潜り込ませ、その勢いに乗せて
メリオダス「合技!サラマンダー・クラッシュ!」
『合技 サラマンダー・クラッシュ』
ナツ達の合技にようやく傷をつけられた。そしてその隙を見逃さず、幸村は炎羅のマグマブラスターを叩き込んだ!それには大ダメージ。どうやら吸収できるのは魔法か魔力を帯びたものだけのようだ。
すると親玉はエリザベスを再び見つけると彼女を襲い出す。どうにも彼女を執拗に狙っていた。
ルーシィ「エリザベスあぶない! 開け!獅子宮の扉ロキ!」
再び参上したロキ。すると今度はルーシィの服装が茶色のイブニングドレスに変わり、右乳房に獅子宮の紋章が浮かび上がる。これはルーシィが編み出した星霊衣(スタードレス)という星霊の能力を貸借することができる魔法で、星霊を盾としてではなく仲間としても守りたいと思うルーシィならではの魔法である。
ロキ&ルーシィ「ニ獅子王の輝き(ダブルレグルスインパクト)!」
咄嗟のことに吸収できずモロに受けたにも関わらず勢いは止まらなかった。そしてロキを先に倒し、次にルーシィを喰らおうとする。それをエリザベスが庇うと、親玉は喰らうのをやめて、尻尾で2人を近くの岩まではたき倒した!
どっ!!
エリザベス「ぐっ!」
ルーシィ「!」
メリオダス「エリザベス!!」
ナツ「ルーシィ!!」
ハッピー「ルーシィーー!!」
幸村「しっかりしろ!」
ホーク「エリザベスちゃん!ルーシィ! 死なないでくれ〜!」
ぶつかる直前ルーシィを庇ったエリザベスは背中をかなり強打した。
メリオダス「エリザベス大丈夫か!?」
エリザベス「えぇ それよりルーシィは?」
ルーシィ「ありがとう。それとバカ! 人より自分を心配しなさい! あなたはいつもいつも自分じゃなくて人の心配を!」
エリザベス「ふふっ 戦えない私にはこんなことしかできないから」
傷だらけになりながらも笑顔で返すエリザベスにルーシィは涙を流しながら彼女を抱きしめる。
メリオダス「………」
ナツ「………」
幸村「………」
ハッピー「? !!」
ごごごごごごごごっ!!
完全にブチ切れた3人。
ナツ「よくも俺たちの仲間を!!」
幸村「お前だけはやるさねぇ!!」
炎羅「ガアアアアアアアア!!」
メリオダス「(ギロッ!)」
びゅっ!
一同「!?」
どっ!ドゴーーン!!
メリオダスがさっきまでとは比にならない強烈な一撃を与えた!親玉はあまりの一撃に痙攣していた。
メリオダス「手加減して倒すつもりだったが、それももうダメみたいだ」
目を覚ました親玉はすぐさま斬撃の突風を浴びせたがメリオダスにはまるで聞いていなかった。すると右袖が破れると
幸村「あれは?」
メリオダスの二の腕に円状の龍のような模様が。するとメリオダスは思念のようなものをマーリン達に送った。全員、それを瞬時に聞き取る。出した指示とは
♪挿入歌:Perfect Time
メリオダス「みんなよく聞いてくれ。コイツらはエリザベスを傷つけた」
団員達「!」
メリオダス「だから一切容赦するな。徹底攻勢だ!」
団員「おう!!」
その言葉に全員、奮起した!しかもよく見ると、彼らの体にもメリオダスのような紋章が
バン「行くぜ!狩りの祭典(ハンターフェス)!」
『狩りの祭典(ハンターフェス)』
バンの筋肉が一気に増大した。
バン「ラクサス! お前らのありったけの魔法を奴にぶち込め!」
ラクサス「ようやく出番か。やるぞお前ら!」
一同「おう!」
利家はブレイブ魔法を発動する。
ラクサス「鳴御雷(ナルミカヅチ)!!」
フリード「闇の文字 暗黒の息吹!」
エバ「妖精機銃レブラホーン!」
ビックスロー「バリオンフォーメーション!」
利家「炎・爆炎衝!」
バラム「ニギウル・パンチ!」
6人の魔法が一つになって親玉に突撃する。親玉はそれすらも飲み込もうとする。だがその魔法の中にバンが! そうとも知らずにその魔法を全て飲み込んでしまった。勝ち誇ったと鷹を括っていたが、すぐに
親玉2「!? がっ! ぎがっ! ががっ! がああああ…」
苦しみ出す。中でバンが暴れ回っていたのだから。そして
ぶしゃーーーーーっ!!
胸に馬鹿でかい穴が開いてそこから大量の血が飛び出た!そのまま
どすーーん!!
出血多量で死んだ。さらにその穴から
バン「ふううう♪ いっちょ上がり〜♪」
親玉から抜き取った心臓を肩に乗せながら余裕で出てきたバン。
利家「なんて無茶すんだ!」
バラム「そうだよ!一歩間違えたら体そのものが消えてしまうのに!」
ラクサス「仕方ねぇよ2人とも。コイツは狙った獲物は絶対に手に入れねぇと気が済まないイカれ野郎だからな。なにせ“強欲”だからな」
バン「その通り♪」
彼の左腹に狐の紋章
・ディアンヌ
ディアンヌ「許さないよ!! エリザベスを傷つけたお前らをもう容赦しない!!」
ガジル「まさか!! リリー!」
リリー「ああ!」
ガシッ
リリーは2人を担いですぐさま飛び立つ。
ジャズ「ちょっガジルさん! ディアンヌ1人置いていくなんて…」
ガジル「バカやろ!ディアンヌよりオレらとアイツらがヤバいんだ!」
一体どういう?
ディアンヌ「うおおおおおおおおおっ!! 大地の怒号(マザーカタストロフ!!!)」
『大地の怒号(マザーカタストロフ)』
大鎚を地面に叩きつけると砕かれた地面が空中に巻き上げられる!
ジャズ「いいいいいいいっ!?」
ガジル「リリーもっと飛ばせ!」
リリー「おおおおおっ!!」
その瓦礫に数体が貫かれていく。何頭かは生き残っていたが、
ジャズ「やっと収ま…ん? えええええええええええっ!!!???」
空中に巻き上げれた地面が固まり、巨大な岩の塊となっていた!そしてそのまま大トカゲ達の頭上に
ドン ごごおおおおおおおおお!!
大トカゲ達「!!!!」
ドスーーーーーーーーーーン!!!
逃げる暇もなく、巨石の下敷きとなり跡形もなく埋もれてしまった。そして土煙から勇ましい姿で出てくるディアンヌにジャズは恐れと共に美しいと感じていた。
ガジル「“嫉妬”の名は伊達じゃないな」
ジャズ「嫉妬?」
刺青はヘビで、左太腿に
・キング
キング「2人とも離れてて」
エルフマン「特大のを出すつもりだな。逃げるぞ兼続」
兼続「あぁ わかった」
兼続は言われるままに逃げる。その後を追おうとする大トカゲ達だがキングが立ち阻む。
キング「これ以上、この豊かな森を傷つけさせるわけにはいかない。悪いけどここで全員倒させてもらうよ。霊槍シャスティフォル 第四形態! 光華(サンフラワー)!!」
『光華(サンフラワー)』
槍が巨大な花に変わった!そして
びしょーーーーーーーーん!!
華から強力な光線を発射して大トカゲ達の影すら消し去ってしまった。しかも森を傷つけないように、空中に浮かしたから。
兼続「すごい……一瞬であの群れを」
エルフマン「弱そうに見えるが、アイツの魔力は桁違いの強さを誇っている。普段はやる気を出さないのが問題だがな」
兼続「あぁ。あの感じはまるで“怠惰”のような」
キング「よくわかったね」
刺青は熊(グリズリー)で、左足に
・ゴウセル
ゴウセルがプルソンの肩に手を乗せながら光の矢を放つ。だが大トカゲはピンピンしていた。そして爪がプルソン達に!
スルっ
と当たらなかった。というよりも今度は透き抜けた。何度試してもまるで霞が斬っているような。しかもプルソン達は大トカゲの姿が見えていなかった。
プルソン「ゴウセルさん。一体何を?」
ゴウセル「君の魔力を奴に打ち込んだんだ」
プルソン「僕の魔力を?」
ゴウセル「そう。俺の魔力“侵食(インベイジョン)”は相手の精神や感覚を操ることが出来る。つまり君の認識阻害を奴に与えたんだ」
『侵食(インベイジョン)』
プルソン「! それってまさか…」
ゴウセル「そう。奴は今、世界の一部になっている。つまり奴はそこにいてそこにいない。まさに今の奴は無だ。誰にも触れず、誰からも気づかれない」
そんなことになれば余程の強い精神を持っていないと心が折れてしまう。案の定、既に錯乱状態だった。そして最後には精神が崩壊して気を失った。すると魔力が切れて姿が見えるようになった。
ゴウセル「ふむふむ。まだ息はあるようだ。このまま生きたまま連れ帰って調べるとしよう」
プルソン「あなたって綺麗な顔なのに凄くえげつないですね」
ゴウセル「それは仕方ない。俺は色欲だからな」
とまた意味不明なポーズを。
刺青は羊で、右胸に
・マーリン
マーリン「最後は貴殿達で決めるが良い」
グレイ「お任せよ!」
ジュビア「グレイ様♡! 最後にジュビアと熱い熱い愛の力で!!」
グレイ「愛はともかく…やるぞジュビア!」
ジュビア「はい!グレイ様♡」
早雲「我らも行くぞリュウ!!」
リュウ「バアアアアア!!」
マーリンによって極限まで魔力が高まった4人は大技で仕留めるつもりだ!
早雲「龍渦旋乱(アクアボルテーーーックス)!!」
リュウ「バアアアアア!!」
リュウの周りに海水が渦のように集まり、それを親玉にぶつけ渦の回転攻撃を与える!その隙に
ジュビア「水流昇霞(ウォーターネブラ)!!」
グレイ「氷欠泉(アイスゲイザー)!!」
2人の特大魔法をまともに受けて凍り付けになった。そしてマーリンが指先を当てて砕かれた。ようやく終わってみんな一息ついた。リュウもカードに戻ってチビサイズになる。
マーリン「なかなか上出来だった。特に娘、お前はなかなか筋が良かったぞ。その恐竜に自分の魔力を注いで威力を上げる。それも其奴に負荷を与えないようにした。及第点は出ていたぞ」
早雲「それはどうも。リュウもよくやったぞ」
リュウ「くうう〜」
ジュビア「良かったわね早雲」
早雲「ありがとうございます先生。ですが先生達の魔法はもっとすごかったです」
ジュビア「それはもう♡ 私とグレイ様の愛の力なのですから♡」
グレイ「そういうことにしとくよ」
するとマーリンは親玉の肉片を集め始める。
早雲「マーリン殿 一体何を?」
マーリン「ふふふっ なかなかに珍しい生き物だからな。新しい実験材料にはもってこいと思ってのう」
なんとあの死骸を使って何かの実験を行おうとはよく考えられるものだと思う早雲。
ジュビア「相変わらずですね」
グレイ「アイツの魔法への知識欲は底なし。まさに“暴食”だな」
マーリン「ふふふっ それが私だ」
刺青は雄豚で、右首に
・エスカノール
親玉以外全て無傷で倒してしまっていた。
エスカノール「ではそろそろ終わりにしましょうか」
ぼおおおおおおお
今度は斧から炎いや!紛れもない大岩ぐらいの太陽を生み出してしまった!!
リード「!!!??? なに!? 何なのあの魔力!!? 桁違いにも程があるよ!!」
エスカノール「無慈悲な太陽(クルーエル・サン)!」
『無慈悲な太陽(クルーエル・サン)』
そしてそのまま太陽を親玉目掛けて
ドン!
蹴飛ばした!
親玉は動けなかった。エスカノールの魔力と強さに恐怖してもはやどうすることもできず
ぼおおおおおおおおおお!!!
親玉4「が…………………」
ドゴーーーーーーーーーーーーン!!
あの小さな太陽で数十キロメートルが燃え尽きてしまった。恐るべしエスカノール!その光景にリードは言葉が出なかった。
ウェンディ「ちょっとやりすぎではエスカノールさん」
エスカノール「これでも手加減はしたんですがねぇ。全く弱いにも程がありますよ」
リード「こんなにしちゃったのにまだ上から目線。なんて…」
シャルル「“傲慢”な男でしょ」
リード「えっ?」
エスカノール「ふふふふふっ それが私です」
彼の紋章はオスライオン、背中にくっきりあった。
入間達の方も全て倒された。そしてこちらは
どっ! ぼこっ! ぼかっ!
メリオダスとナツの連打に流石の親玉も怯み出す。幸村と炎羅はエリザベス達を守る側にいた。だが幸村は手を貸せないことが悔しかった。すると
ソウル「戦いたいのだな幸村」
幸村「ソウルドラゴン…」
ソウル「ならば今こそ我の力を使う時だ」
幸村「えっ?いけるのか?」
ソウル「思い出せ。あの力は我らスピリットとカードバトラーとの絆によって決定する。今のお前なら出来るはずだ!」
それを聞いて勇気を出す幸村。そして
幸村「来い!俺のソウルドラゴン!!!」
ソウル「魂ーーーーー!!」
メリオダス達「?」
幸村が炎に包まれる。すると幸村にソウルドラゴンのような兜と鎧そして薙刀が装着された!
幸村「烈火幸村! 戦竜(いくさりゅう)の型!!」
ナツ「うおおおおっ! かっけーーー!!」
メリオダス「なかなかイカしてんじゃねえの」
そして幸村は親玉に薙刀を振う!
幸村「はあああああっ!!」
ザクッ!
親玉「ぎやああああああ!!」
たった一撃で背中を斬りさいてしまった!恐るべき一撃である。しかも飛行もできるようになった。
ナツ「すげーじゃねぇか幸村!エルザみてぇだったぞ!」
幸村「あぁ。バトルアーマーとエルザの換装を掛け合わせたイメージにしてみたんだ」
メリオダス「にししっ 気に入ったぜ坊主。それじゃそろそろ終わりにしようか」
そうして3人は構える。親玉ももはや堪忍袋の尾が切れた。確実に殺すつもりだ。
メリオダス「怒るのも無理ねぇだろうな。だがな…」
ナツ「お前は俺たちギルドの」
幸村「大切な仲間と家族を傷つけた!」
メリオダス「それがお前の…罪だぜ!!」
♪:フェアリーテイルメインテーマ(天狼島ver. Full)
親玉「ぎああああああああ!!」
親玉が3人に飛びかかる!それを3人は躱して散会する。すふとメリオダスが2人に思念を届ける。
メリオダス「ナツ、幸村! 奴にこれ以上魔力を蓄積させるとマズい。だから次の一撃で確実に倒す!」
幸村「でもどうやって?」
ナツ「奴を倒すにはもっと倍の力を…! もしかして…」
ナツは何かを察した。
ナツ「わかったぜメリオダス! 幸村、全パワーをメリオダスに向けて放つんだ!」
幸村「なんだって!? そんなことしたらメリオダスが!」
ナツ「心配すんな。メリオダスのことを信じろ!」
幸村「………」
幸村は躊躇するがメリオダスがいつもの笑顔を見せて
幸村「! わかった!!」
ナツ「よーし! まずは幸村!俺に炎を!」
幸村「あぁ! 炎羅!! マグマブラスター!!」
炎羅「ぼおおおおおお!!」
炎羅のマグマブラスターがナツに直撃!だがその炎をナツは喰らう!
ナツ「食ったら力が湧いてきた!! うおおおおおお!!」
なつのちからがMAXに!さらに体が炎だけでなく雷まで走り出す!
ナツの雷炎竜モードである!かつてナツはラクサスの雷を喰らったことで雷炎竜の力を手にしたのだ!そのパワーは想像絶するほどの!
そしてメリオダスは剣を構える!
ナツ「行くぜ!」
幸村「おう!」
メリオダス「来い!!」
ナツ「雷炎竜の…咆哮ーーーーーーーー!!!」
幸村&ソウル「うおおおおおおお!! 魂ーーーーーー!!!!」
幸村「龍魂界破斬(りゅうこんかいはざん)!!」
ナツのブレスと幸村の斬撃がメリオダスめがけて放たれる!それを見た親玉は持ち前の貪欲から喰らおうとした!そして目の前まで差し掛かって巨大な口を広げ喰らおうとした!!だが
メリオダス「その貪欲さと共に断罪しな」
親玉「!!??」
エリザベス「メリオダスの…“憤怒”が…今解き放たれる」
メリオダス「全……反撃(フル………カウンター)ーーーーーー!!!!」
『全反撃(フルカウンター)』
どごーーーーーーーーーーーー!!!!
親玉「ぎしゃああああああああああああああああああ!!!!!」
壮絶な光の中で親玉は消滅した。
光が晴れると、夕焼けの空だった。そさてメリオダスが地面に背中を向けて倒れていた。もちろん無事で。するとそらからナツ達が落ちてきた。
ドスン!ドスン!
2人とも魔力が尽きたらしい。メリオダスみたいに背中に地面を向けて円を描くように。
幸村「動けねぇ」
ナツ「俺も」
メリオダス「にししっ 俺も」
ぐるるるる〜〜
メリオダス「でも飯なら動けそう」
幸村「実は俺も」
ナツ「俺もだ」
3人「ぷっ…ハハハハハハハハハハハハッ!!」
あんな激戦だったのに最後は特大の大笑いで締まった。その後ルーシィ達も無事に回復したことでエリザベスの魔法で応急処置が完了した。炎羅も幸村を心配そうにする。すると何か飛んできた。それは
ホーク「おおっ!おっ母!」
なんと巨大なホーク似の緑色の豚が店らしきものを担いでいた!どうやらメリオダスの仲間らしい。そのまま彼女の背中に乗せてもらい、妖精の尻尾に戻って行った。
妖精の尻尾に戻るとメリオダスの仲間と一緒だったメンバーが戻っていた。
メリオダス「よっ みんな戻ってたか」
ディアンヌ「団長〜! よかった無事で〜! エリザベスも〜!」
エリザベス「ありかとうディアンヌ」
キング「全くいつも無茶するんだから」
マーリン「あとで私が診てやろう」
エスカノール「でも本当に無事でよかったですよ」
幸村は驚く。メリオダスを団長と言って心配するメンバーに巨人や妖精など様々な種族がいたのだから。すると他のメンバーも戻ってきた。
エルザ「おお! メリオダス達ではないか」
メリオダス「ようエルザ。お前また強くなったか?」
エルザ「お前こそ」
メリオダス「にししっ ところでお前と一緒にいるのって」
入間「はじめまして。僕、魔界から来たイルマといいます」
メリオダス「お前らがそうか。よろしくな」
入間「はい」
入間とメリオダスは握手する。アリス達も挨拶して握手すると、何か違和感を感じるアリスいや悪魔達。
マギサ「あなたがメリオダスね。はじめまして、マギサよ」
メリオダス「よろしくな」
マギサ「それで相談なんだけど…エールの1割ほど送ってくれない?」
メリオダス「おう!任せときな♪」
すんなり許可をもらって上機嫌のマギサ。すると環奈が
環奈「貴殿、一体何歳でおじゃるか?」
それは一体?
バン「団ちょ〜♪ 見てくれよこの大物♪ これゃ確実に俺の勝ちだろお?♪」
メリオダス「何言ってんだよ?俺の獲物の方がでかいぜ」
バン「そいつはどこだ?♪」
メリオダス「あっ 消滅しちまった。だがデカさと強さなら俺の勝ちだったぞ」
バン「はっは〜♪ 負け惜しみはみっともねぇぜ団ちょ〜♪」
笑いながらも競い合う2人。
ホーク「おいおい。そこらへんでやめときな豚野郎ども」
バラム「!? 豚がしゃべった!?」
ホーク「おいおっさん。俺にはホークって立派な名前があんだぜ」
バン「なんだよ師匠〜♪」
ホーク「今日来たメンバーに俺たちのことを紹介しないといけねぇだろ」
メリオダス「おっとそうだったな」
するとメリオダス達は整列する。
バン「じゃあ俺から。フォックス・シンのバンだ♪ 豚の帽子亭でコックをやってる。よろしくな♪」
利家「不死身の体とは恐れ入ったぜ」
バラム「今でも信じられないよ」
キング「オイラはグリズリー・シンのキング。(ボン!) 仕入れをやっています。みなさんどうぞお見知り置きを」
とあの少年キングが太ったオヤジの姿になってしまった!正装らしいが、ちょっとそれにはみんなその姿に引いてしまった。
ディアンヌ「次はボクの番だね。ボクはサーペント・シンのディアンヌ。帽子亭の大看板娘だよ。ふふっ」
クララ「うわあ大きい。けどその髪型とっても可愛い」
ディアンヌ「ほんと?ありがとう♪」
クララと仲良くなるディアンヌ。
ゴウセル「俺はゴート・シンのゴウセル、看板息子だ。よろしくな。キュピーン⭐︎」
一同「………」
プルソンと同じで対応の仕方に困る。
マーリン「ボア・シンのマーリンだ。貴殿らのことは既に調べている。よろしくなムサシの戦士達よ」
幸村「あっ メリオダスが俺たちのことを知っていたのって」
メリオダス「そっ マーリンのおかげだ。コイツの力は底なしでな」
ウェンディ「さすがマーリンさんです」
マーリン「ウェンディ。少し留守をしている間にまた魔力の質が上がったな。また其方に色々と教えてやるからな」
ウェンディ「ありがとうございます」
エスカノール「私(わたくし)、エスカノールと申します。みなさんよろしくお願いいたします」
とこの弱々しいマスター風の気弱な男があのエスカノールであった!彼は夜になるとこんなにも弱々しくなるのだ。こっちが本来の姿らしいが。
リード「凄い変わり様」
エスカノール「リードくん 先程は失礼なことを言ってしまいすみません」
リード「いやいや別にもう気にしてませんよ」
メリオダス「んでこっちがうちの看板娘のエリザベスと残飯処理係のホークだ」
エリザベス「みなさん、改めましてよろしくお願いします」
エリザベスの笑顔に男達はもうメロメロ。あのバラムやアリスでさえも。女達はやきもちを焼くかと思ったが、エリザベスだと仕方なさそうな雰囲気だった。
ホーク「おいおいメリオダス。俺をただの残飯処理じゃねぇぜ。集まれやろうども」
炎羅「くわああ!」
ハッピー&シャルル&リリー「……」
ホーク「聞いて驚け!見て驚け!豚の帽子亭最強の男。残飯処理騎士団団長!ホーク様ったぁ俺様のことだ!!」
炎羅「くわああああ!!」
ハッピー達「おう〜…」
ハッピー達はどうにも気乗りしていなかったが、炎羅はやる気満々だった。
アリス「残飯処理騎士団…」
サブロー「聞いたこともないな」
バラム「うーん なんとも興味深い!」
早雲「なぁ幸村。炎羅の奴どうしたんだ? 随分あの豚に入れ込んでるみたいだが」
幸村「実はな…」
妖精の尻尾につく数分前、
ホーク「なに!? お前、我が残飯処理騎士団に入りたいだと!?」
幸村達「ええ!?」
炎羅「くう」
ホークによると炎羅は自分より弱いホークが命懸けで助けてくれた漢気に惚れてしまったらしく、彼を尊敬する様になってしまったらしい。それを聞いてホークは嬉しそうだった。
ホーク「そうかそうか!そこまで言ってくれるんなら仕方ねぇな〜。よーしでは炎羅よ!お前を正式に我が残飯処理騎士団団員に入れてやろう!」
炎羅「かあああああ♪」
という理由らしい。
環奈「なるほど」
そして
メリオダス「それじゃおれも。俺は豚の帽子亭マスターのメリオダスだ。そして」
メリオダスは自分の刺青を見せた。他のメンバーも
バン「“強欲の罪”“フォックス・シン” バン」
ディアンヌ「“嫉妬の罪”サーペント・シン” ディアンヌ」
キング「“怠惰の罪”グリズリー・シン” キング」
ゴウセル「“色欲の罪”“ゴート・シン” ゴウセル」
マーリン「“暴食の罪”“ボア・シン” マーリン」
エスカノール「“傲慢の罪”“ライオン・シン” エスカノール」
メリオダス「そして俺、“憤怒の罪”“ドラゴン・シン” メリオダス」
マーリン「人は皆、我らをこう言う」
七つの大罪「“七つの大罪”!!」
幸村「七つの…………大罪……!!」
その迫力にみんな言葉が出なかった。それからの話によると彼らは別世界で濡れ衣を着せられたが無事に晴らす。そしてその後、ある強大な敵と戦い無事平和を取り戻したらしい。それからしばらくすると時空が乱れてナツ達の世界に来てしまい、ナツ達と意気投合して同盟として“七つの大罪”と言うギルドを作った。
バラム「思い出した!人間には7つの欲を持っていてそれらを七つの大罪と呼ぶって。まさかとは思っていたけど」
幸村「なるほど。ナツ達以上にすごかったのはそんな事があったからか」
ナツ「おいちょっと待て幸村!俺以上だって!?」
幸村「だってあんなのを見たらな」
確かに。
環奈「それにしても貴殿らは別世界に来たのに平気なのでおじゃるか?元の世界に戻ろうとは考えておらんのか?」
メリオダス「そりゃ元の世界には戻りたいぜ。王国には大切な民がいるからな」
マギサ「民? 民って言い方…あなたもしかして」
メリオダス「あぁ。俺はリオネス王国国王なんだぜ♪」
一同「!? えええええええええええ!!??」
これはナツ達も初耳だった。
メリオダス「にししっ♪ ちなみにエリザベスは女王つまり俺の女房だ」
エリザベス「ぽっ」
乳を揉みながらあっさり話す。
一同「えええええええええええええ!!!???」
リード「こんなちんちくりんがこんな美女と結婚!?」
兼続「しかも国王!?」
バラム「歳の差以前にその年齢で国王だけでなく結婚だなんて!!」
メリオダス「幸村には話したが俺はお前達より歳上なんだぜ」
それについては幸村から話を聞かされた。冗談と思われていたがあの強さを見た幸村は納得していた。それを聞いてとりあえず落ち着けた。
メリオダス「まぁ元の世界に戻る方法も調査してるぜ。だがその前に俺たちはこの世界と向こうの世界が気に入っちまったんだ」
メリオダス「この世界の方々は私達の様な異世界人でもあっさり受け入れてくれました。そして向こうの世界から来たあなた達も私達を人として見てくれました。私たちは嬉しかったのです」
メリオダス「だから恩返しくらいはしねぇとな。にししっ」
他のメンバーも同じ意見だった。
ナツ「へっ 嬉しいこと言ってくれるぜ」
幸村「ナツ達が気にいる理由がよくわかったよ」
メリオダス「そんでよ。噂で聞いたんだが、グランウォーズ大会ってやつ、俺たちも出場しようと思ってよ」
幸村「えっ グランウォーズに?」
バン「あぁ♪面白そうだしよ♪」
ディアンヌ「カードゲームは初めてだけど、スピリットがすごく可愛くて」
キング「この世界でバトルスピリッツを聞いて始めてみたんだけど、結構気に入っちゃったんだ」
マーリン「なかなか奥が深く興味深いゲームなのでな」
エスカノール「私達も是非参加しようと」
メリオダス「こんな面白そうな祭りをほっとくなんて出来ねぇよ。にししっ♪」
幸村「みんな」
ナツ「もちろん俺達も出るんだぜ」
幸村「本当か!?」
ルーシィ「もちろん」
エルザ「こっちでは既に特訓しているからな」
グレイ「優勝は俺たちがいただくぜ」
マギサ「ふふふっ これは一層大会が盛り上がりそうね」
幸村「あぁ。それじゃ今日は新しいライバルと仲間の誕生を記念して宴にしようぜ!」
一同「賛成!!」
それから数分後
幸村「新たな仲間とライバル誕生に……かんぱーーーい!!」
一同「かんぱーーーーーい!!」
この世界最後の夜にみんな大賑わいだった。七つの大罪からもらったエールを皆グビグビ飲んでいく。もちろん幸村達はジュース
幸村&バン「お待ちどおー!♪」
幸村とバンの手料理が並べられ、みんなからも大絶賛。
ディアンヌ「楽しいねキング」
キング「うん」
バラム「君はキングくんだったね?」
キング「はい。あなたはバラム先生でしたね」
バラム「うん。君のその使っている槍にちょっと興味があってね。植物の反応がしたんだ。僕は植物の魔法が得意だから」
キング「そうか。だからシャスティフォルもあなたのことが気になっていたんだ。これは神樹から作られた槍であらゆる形態に変化させて戦うことができるんです」
バラム「凄い武器だ。しかもなんで美しいんだ」
シャスティフォルにすごい興味を持つキングもバラムがシャスティフォルを優しく撫でてくれて嬉しそうだった。
クララ「でぃあっち♪ 一緒に遊ぼ〜♪」
ディアンヌ「あっクララ♪ いいよ♪」
エルザ「貴様ら!私と飲むのが嫌なのか!」
アリス「いえそんなことは…」
サブロー「ううっ ん(エルザ殿がこんなに酒癖が悪いとは…)」
とこちらでは財布がないと。
ジャズ「悪りぃ悪りぃ。つい癖で」
バン「ほう? いい腕してんな♪」
ジャズ「えっ? ってあれ? 俺の財布と笛は?」
よく見るとバンが持っていた。彼は別称で「盗賊の(バンデッド)バン」とも呼ばれていた。
ジャズ「頼む!その腕、俺にも教えてくれ!!」
バン「ええ?」
ホーク「おいおいやめときな坊主。このバンに教わったらマジで腐っちまうぜ」
バン「それゃねえぜ師匠♪」
ジャズ「ちょっと豚くん。今俺はこの…」
ガブっ!!
ジャズ「ぎゃぁぁぁ!! イテテテテテテっ!!」
ホークを豚呼ばわりして怒りジャズの頭に噛み付く炎羅。
エスカノール「ささラクサスさんどうぞ」
ラクサス「ふうう やっぱりあんたの作ったカクテルは格別だぜ」
エスカノール「ほっほっほっ 喜んでくれて嬉しいですよ」
マーリン「このようにすれば付加の威力も以前よりも上がるはずだ」
ウェンディ「なるほど。ありがとうございます」
マーリン「やはりお前はなかなかいい腕をしている。さすが我が一番弟子だ」
早雲「マーリン殿。ここはこうしたら良いのか?」
マーリン「ふむふむ。なるほど面白い発想だ。これはいいかもしれんな」
ジュビア「さすが私の弟子です」
早雲「ありがとう先生」
ゴウセル「君は確か感覚を研ぎ澄ませる家系能力を持っていたな」
リード「えぇまあ」
ゴウセル「ならば俺が教えてやろう。うまくいけば、人や獣だけでなく物から見ることもお前の見えてるものを他者に見せることも可能なはずだ」
リード「ホント!? じゃあお願いします!」
メリオダス「うーん!なかなか美味いな」
ナツ「このシャケメチャクチャ美味ぇ!」
ルーシィ「ホント!」
エリザベス「こんなに美味しいシャケは初めてです」
入間「美味しい!」
幸村「はっはっはーーー♪ おかわりならまだまだあるぜ!なんせ3ヶ月分は作れるからな」
一同「!? 3ヶ月…」
環奈「幸村のシャケ症候群が始まったでおじゃる」
メリオダス「よーし。それじゃ記念に俺もご馳走を食わせてやろう」
妖精の尻尾&七つの大罪「!!」
それを聞いた途端、異世界組以外青ざめた。その間にメリオダスの調理が終わった。
メリオダス「お待ちどー!豚の帽子亭特製ミートパイだぜ♪」
ものすごいボリュームと美味そうな匂いと湯気が出て皆涎を垂らす。そして
異界組「いただきまーーす!!」
パクっ
異界組「!!!???」
一口食べた途端に全員かたまり
異界組「おええええええええええええ!!!!」
ものすごい嘔吐を見せた!!
サブロー「なんだこれは……」
アリス「あらゆる味が混ざり合い…」
利家「この世では味わったことのない…」
クララ「口の中に味が残って全然取れない…」
マギサ「この世のものとも思えない…」
幸村「信じられないほどの…」
一同「不味さだ!!」
ナツ「やっぱ引っかかったな」
バン「団ちょの料理は見た目や匂いはうまそうだが…」
ルーシィ「味は壊滅的に酷いの」
エルザ「私たちも初めて食べた時は地獄だった」
グレイ「思い出すのも恐ろしい」
マギサ「マカロフ あなた知ってて…」
マカロフ「さっ さあ何のことかのう?」
ホーク「ばくばくっ。んで残った残飯は俺が食ってるってわけ」
幸村「ホークのいる意味がよく分かった。うう! おえええええ!!」
また嘔吐が来た。
ホーク「さーて机の残りの残飯も…ってあれ!?」
ナツ「どうし…ってなあ!?」
ルーシィ「うそ!?」
入間「あむんんんっ あむんんんっ」
なんと入間だけがあの激まずミートパイを1人で平らげていた!しかも美味しそうに。
ディアンヌ「ちょっちょっとイルマ君大丈夫!?」
入間「えっ何がです?」
キング「団長の超激まず料理を食べても平気なの!?」
入間「えぇ。特に平気ですが」
みんな唖然とする。
FN「入間は幼少の頃からサバイバル人生だったため、食材は“全て煮て食え精神”。なので味については何の問題もないのである」
幼少入間「それっ今だ、食べ頃だ〜」
バン「これゃすげーダークホースだな」
マーリン「なかなか興味深い胃袋をしているな」
クララ「ん! いるまちを傷つけちゃダメ!」
ディアンヌ「クララ落ち着いて」
マーリン「ふむ。さて冗談はさておき、皆に聞いて欲しいことがあるんだ」
マーリンが大切な話があるらしく、いったん騒ぐのをやめる。
マーリン「今回の依頼で皆が遭遇したオオトカゲについてだ。単刀直入に言わせてもらう。あれはこちらでも我々の世界の生物ではなく、幸村達の世界の生物だ」
一同「!?」
何と奴らは幸村達の世界から来たということだった!
幸村「俺達の世界から!?」
ゴウセル「間違いない。まだ息のある個体の神経と記憶から読み取った。またこの生物は怪物やモンスターの類でもなかった。君たちの世界で言うなら“怪獣”と呼ばれる部類だ」
早雲「怪獣だと!?」
バラム「怪獣といえば確か、君達の世界に生息する超巨大生物のことだよね?」
環奈「うむ。そうでおじゃる」
ゴウセル「こいつの名前は“スカル・クローラー”、別名“髑髏の亡者”と呼ばれている。代謝が高いため常に獲物を捕える必要があるほど性格は獰猛な上に貪欲な生物だ。しかも成長し切るとスカルデビルと呼ばれ、最低で全長30m、最大でも60mはデカくなるだろう」
幸村「60m!? 俺たちが倒した奴は30mぐらいだった。あれでもまだ小さいのか」
マギサ「それはまぁ良いとして、なぜ彼らが魔力を吸収できたかってことよ。本来そんな能力はなさそうなんだけど」
マーリン「良い所に気づいたなマギサ殿。貴殿の言うとおり、本来の彼らにそんな能力はない。これが奴らの体内に残っていた」
ルーシィ「それって魔水晶(ラクリマ)の欠片?」
FN「魔水晶(ラクリマ)とは魔力を結晶化したもので、一般家庭でも日常茶飯事に売られている。この世界は魔法の世界ではあるが、魔導士の割合は1割でほぼ9割が魔法を使えないものである。そんな彼らにとってラクリマは欠かせないものである。ちなみにラクサスのように体内に埋め込むことができるラクリマも存在する」
マカロフ「何故これがそのトカゲ達に?」
マーリン「それなんだが、彼らは自然に発生したものとは違う。しかも自然界ではあり得ない成分も体内から検出された」
ナツ「どういうことだ?」
ゴウセル「つまり彼らは、人為的にしかも遺伝子操作をされて生まれたということだ」
入間「人為的に!?」
バン「なるほどな。通りで奴の体ん中に入った時に固いもんが入っているはずだよ」
そうだった。バンが出てきた時、明らかに機械的な部品があったのだ。
兼続「一体誰がそんなことを?」
ゴウセル「それも調べようと思って奴の記憶と視覚を共有しようとしたんだが、その前に死んでしまった。いや殺されたと言って良いだろう。おそらく秘密を知られそうになったら自分の意思とは無関係に死ぬように改造されていたんだろう。」
ディアンヌ「ひどい!」
キング「自分の都合だけで罪のない生き物を改造して、用済みとなったら殺すなんて!」
バラム「命を道具にするなんて……もしその元凶を見つけたら…僕がこの手で引導を渡す!!」
怒りまくるバラム。
ゴウセル「それと気になることがある。奴らは明らかに俺達のことを狙っていた傾向があった」
メリオダス「やっぱりな。俺たちが戦った親玉はともかく、他の連中もあれだけの賢さなら敵わず別の獲物を探すはずだ。だが奴らは迷わず俺たちを狙っていた」
早雲「そういえば」
確かにそういう風に見える。早雲に対しての挑発や仲間を犠牲にしてでもメリオダス達を殺そうとしていた。
マギサ「もしかすると、この世界との同盟関係を結ぶことを邪魔しようとしているのかも」
マカロフ「おそらくな。そうでなければワシらを集中狙いする理由もあるまい」
兼続「しかし一体誰が? もしや政宗が…」
幸村「いや。それはないと思う」
利家「本当か幸村?」
幸村「ああ。アイツは生き物をこんな無理矢理改造するようなバカな真似はしない」
環奈「妾もそう思うでおじゃる。バトルにおいてあそこまで正々堂々と戦った者がこんな卑劣な手を使うとはとても思えぬ」
それも一理ある。
メリオダス「まぁ狙いが何にせよもしまたやりやがったら俺達が軽く捻ってやるからよ♪」
幸村「ああ。しかしお前の声って結構頭に残りやすいよな」
メリオダス「そういえば初めて会った時、俺の声にやけに反応してたな。どうしてだ?」
幸村「メリオダスの声がアイツにそっくりだったからな」
政宗「はぁっ ははははっはーくっしゅん!!」
大六天魔王「どうした?」
政宗「いや。誰か俺の噂をしてやがる」
なるほど。こういう訳であった。一方ある場所で
○???
???「Fuck you! 使えんトカゲ共だ!! 醜い異世界人と他種族共め、覚えていろ。必ず皆殺しにしてやる」
スカル・クローラーを操っていた黒幕が悪態をついて悔しがっていた。
それから2日間は宴会が続いて3日目の朝、幸村達が元の世界に戻ろうとしていた。
幸村「世話になったなナツ、メリオダス」
ナツ「おう」
メリオダス「俺も楽しかったぜ」
マギサ「ありがとうマカロフ」
マカロフ「うむ。今度はこっちがそっち行くからのう」
マギサ「えぇ。歓迎するわ」
他のメンバーもそれぞれ挨拶した後、魔法の世界を後にした。
To be continued.
フェアリーテイル来迎編完結しました。『』はアニメ「七つの大罪」で画面に技名が出てくるのを意味しています。
次回もまたお送りしますので皆様よろしくお願いします^_^