バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
○星道館
すでにライブ開始から数十分も経過しているにも関わらず熱狂は収まらない。
♪:Welcome To My Fan Club's Night!
今度はシェリルの番。歌が始まると、EX-ギアという耐G飛行スーツを着た学生達がパフォーマンスを始める。すると高台で歌っていたシェリルが飛び降りる!それを1人の学生が受け止めてそのまま歌とパフォーマンスが続けられる。そのサプライズにみんな大盛り上がり。すると環奈はシェリルを抱える男が気になっていた。
環奈「アルト殿!?」
幸村「えっ?」
よく見ると確かにアルトだった!何故こんなところに!?
それから歌が終わると、休憩タイムに入った。その間に環奈達はこっそり舞台裏に忍び込んでいた。そこではアルトが歌姫達と話をしていた。すると
環奈「ぬわあああっ」
アルト「! お前ら…」
幸村「どっどうも」
あまりに大所帯で来てしまったため重みに耐えられず見つかってしまう。
ランカ「アルトくん この人達は?」
アルト「さっきここまで道案内してやった連中なんだが。なんでこんなところに」
入間「いやあのっ これはその…っ」
幸村「どうしてアルトが彼女達とそんなに親しそうにしてるのか気になって」
アルト「そんなことか。俺はただ…」
ランカ「アルトくんは私達の護衛をしてくれているんです」
シェリル「言ってみれば騎士いや下僕かしらねw」
アルト「おいシェリル!」
ランカとは以前からの知り合いで、シェリルに至っては初のF船団のコンサート中にさっきのパフォーマンスの時から関係を持つようになる。それから3人は親密な関係になり、以来行動することが多くなったらしい。無論、歌姫達はアルトを意識しているのをみんな薄々感じている。
エリザ「美青年に2人の美女」
魔ゐ「三拍子揃ってるわね」
リード「羨ましい」
ディアンヌ「確かこういうのを三角関係」
クララ「他には確か〜…二股」
アルト「誰が二股だ!!」
怒るアルトをランカが落ち着かせる。とシェリルのマネージャーのグレイスが入間に近づく。
グレイス「あら? あなたは確かイルマくんとダンさんでしたね」
シェリル「えっ? イルマとダンって確か」
ランカ「あの魔界で戦った」
入間「はい」
ダン「そうだ」
アルト「なるほど。どっかで見たことあると思ったがお前らが」
ランカ「はじめまして!お二人のバトル見ました。素晴らしいバトルでしたよ」
シェリル「バトスピをやったことがない私達でさえ熱くなったわ。なかなかやるじゃない」
入間「いや〜そんな〜」
ダン「俺たちはただ戦いたかったから戦っただけだからな」
すると
ケロリ「ああ ああああああ……」
シェリル「?」
ケロリ「シェリル・ノーム……ランカ・リー……」
すぐの目の前に歌姫達がいることに感動のあまり正気を失いかけていたケロリ。
ランカ「大丈夫ですか?」
ケロリ「はっ はい! 私。クロケル・……ケロリといいます。私あなた達の大ファンで…」
ランカ「初めましてケロリさん。ランカ・リーです、よろしくお願いします」
ケロリ「!!」
ランカが握手するとケロリは顔を真っ赤にする。さらには
シェリル「あなたなかなか大胆ね。プロの部屋に潜り込むなんて、気に入ったわ。私はシェリル・ノーム、こんなサプライズは滅多にないわよケロリ」
ケロリ「ぽおおおおおおお!!」
シェリルに名前を覚えてもらってさらに興奮するケロリ。するとシェリルが耳元で
シェリル「(やっと会えたわね…くろむ)」
ケロリ「!?」
入間&リード「ドキッ」
それを微かに聞こえた入間とリードは焦り出す。ケロリの正体はあの魔界でもトップの人気を誇るアクドルくろむであった。するとケロリ以外のメンバーを部屋の外で待ってもらうことになる。
ケロリ「あの〜。何か勘違いを…」
シェリル「隠す必要なんてないわ」
グレイス「そうですよ。あなたのことはマルさんから聞いてますから」
ケロリ「えっ?」
マルとはくろむのマネージャーで、あの拷問学担当のマルバス・マーチの姉でもある。同じアイドルのマネージャーなのでお付き合いしていたらしく、友人同士にもなっていた。
シェリル「ちなみに顔つきや体型からでも分かったわ」
ランカ「あとは私達への反応ですね。くろむちゃん、アイドルが好きだって言ってましたから」
ケロリ「ああああああああああ〜〜〜」
ケロリは恥ずかしさのあまり顔を手で隠して真っ赤になった。
ランカ「そんな恥ずかしがることありませんよ。私ずっとあなたにお会い出来るのを楽しみにしてたんです。あなたの歌に私ときめきました!」
シェリル「あの歌には熱い想いが込められていた。最高の歌だったわよ」
ケロリ「ほ 本当ですか?」
ランカ「はい! あんなに心の籠った歌は聞いたことがありません」
シェリル「ちょっと悔しいけど、私もあなたの歌には尊敬の意を唱えた程だったわ」
ケロリ「うっ うううっ ううううううう……ありがとうございます……」
ケロリは彼女達に自分の歌を褒められて嬉しさのあまり涙を流す。するとグレイス・オコナーがある提案を出す。
一方外では
リード「羨ましい。あの歌姫達がアルトさんと付き合ってるなんて」
アルト「いや。別にそんな関係じゃねぇよ」
ダン「けどあの2人はお前にとって大切な存在なんだろ」
アルト「んっ まぁな。それは認めるけどよ」
ダン「だったらいいさ。その気持ち、大切にしておけ」
アルト「もちろんだ。ありがとな」
ダン「ふっ」
ダン達と話して親交を深めるアルト。すると3人が部屋から出るとすっかり仲良くなっていた。入間とリードはそれを見て安心する。
そこへ
???「アルト、そろそろ次の…?」
メガネをかけた美青年と少し小柄な美少年がアルトを呼びに来た。メガネをかけた方がミハエル・ブラン、小柄の方がルカ・アンジェローニ。ちなみにミハエルはミシェルという愛称で呼ばれている。
ミシェル「これはこれはなんと美しいお嬢さん達でしょうか」
エリザ「まぁお口が達者ですね」
魔ゐ「……」
エリザは嬉しそうにするが、魔ゐは呆れる目線だった。
魔ゐ「(この人、シヴァみたいな感じ)」
確かに。ミシェルは女の子には優しいが、女たらしの節がある。
ルカ「あなた方はこの世界の方達ですね。それに妖精の尻尾と馬神弾さん」
ダン「俺たちを知ってるのか?」
ルカ「もちろんです。あなた達のことはネットで有名ですから」
ルカはネットの類にはとても詳しい天才美少年。何とも個性的な美青年達にエリザとディアンヌはメロメロ、リード達は嫉妬している。そんな風に楽しそうに話していると、非常警戒態勢のアラームが鳴った!
アナウンス「非常警戒宣言発令!非常警戒宣言発令! アイランド1にバジュラ接近中!バジュラ接近中! 住民は直ちに最寄りのシェルターに避難してください! 繰り返します!……」
アルト「バジュラが!?」
幸村「バジュラって確かアルト達を襲ったっていう宇宙生物だったよな」
アルト「あぁ。こっちに来てから数ヶ月現れていなかったから来てないと思っていたが」
ミシェル「はい、わかりました。アルト、ルカ 隊長がすぐに戻れと」
ルカ「了解」
アルト「わかった。シェリル、ランカ 行ってくる」
シェリル「アルト」
ランカ「アルトくん」
アルト「心配するな。幸村、すまないが2人を任せてもらえないか?」
幸村「あぁ。アルトは?」
アルト「奴らを倒してくる」
そう言ってミシェル達と走り出す。一体どこへ? シェリルとランカは見当がついているみたいだが。
グレイス「(まさかこんなタイミングで来るとはね。ちょっと想定外)」
環奈「………」
何か思い詰めるグレイスを不信がる環奈。
○アイランド1周辺
こちらではすでに乱戦状態だった! 夥しい数のバジュラの群れに大苦戦する新統合軍。そこへ
オズマ「新統合軍各機へ!こちらS.M.Sスカル小隊隊長オズマ・リー!この宙域は我々S.M.Sが受ける。直ちに最終防衛ラインまで撤退せよ」
新統合軍兵士「了解!」
“S.M.S”とはマクロス・クォーターを母艦にするフロンティア移民船団に駐留する民間軍事プロバイダーいわるゆ傭兵部隊である。しかしその分縛られることなくその腕は並のパイロットより高く頼りになる部隊である。
オズマ「スカルリーダーより各機へ。久しぶりの出番だ。心置きなく戦え。そして死ぬなよ!!」
アルト&ミシェル&ルカ「了解!!」
オズマ「行くぜ!フォーメーション“Planet Dance”!」
そこにはアルト達もいた!実はアルト達もS.M.Sに所属していたのだ。
クラン「先に行くぞミシェル」
ミシェル「おびき寄せ頼むぜクラン」
クラン「任せろ」
この機体はクァドラン・レアというゼントラーディとメルトランディ専用のクァドランシリーズの赤いタイプ。それを操縦している爆乳美女はミシェルの幼馴染でピクサー小隊の隊長を務めている“クラン・クラン”。
クランが囮になって誘い込むと
びしょーーーん! どーん!
ミシェル「ビンゴ!」
ミシェルの1発でバジュラ(大)を撃ち抜いた!ミシェルは超一流のスナイパーだったのだ!
クラン「おらおら!!」
クランも負けじと撃ちまくってバジュラを倒していく。
ルカ「行け! シモン、ヨハネ、ペテロ!」
ルカは3機のゴーストと呼ばれるAI機能付きのドローンバルキリーで情報を手に入れながらバジュラを撃破。
そしてこちらはサメ顔にシェリルとランカのペイントを施している重量級の機体がバジュラの銃撃をものともせず苦戦している戦艦の援護に回る。
カナリア「船体を借りるぞ!」
彼女の名はカナリア・ベルシュタイン。衛生兵の役目を持っているが、それだけではない。船体に近づくとガウォーク形態となり、
カナリア「くたばれバケモノども!!」
どーーん! どどーーーーーーーーん!!!
両腕のミサイルランチャーと背中の4つの砲台によって、一瞬で夥しい数のバジュラを吹き飛ばした!! これこそ重可変爆撃機VB-6ケーニッヒモンスターの力だ!
そしてオズマはアルトとタッグを組んで、
オズマ&アルト「くらえ!!」
どどどどどどどどどどとどっ
スーパーパックを装備したヴァルキリーのミサイルとライフルのオンパレードでバジュラ達を蹴散らす!
そしてこちらではバジュラがクォーターに集中攻撃。だが
キャシー「左舷被弾! 損傷軽微」
モニカ「前方、バジュラ多数! 戦艦タイプも!」
ラム「ブリッジを狙っています!」
ミーナ「艦長!」
ジェフリー「怯むなーー! 撃ち返せーーー!!」
ボビー「OK ボス♪」
なんと真っ向から突撃しながら砲を撃ちまくり、群れと戦艦タイプを返り討ちにしてしまった。これぞマクロス・クォーター艦長ジェフリー・ワイルダーの強さだ!
恐るべしS.M.S! みるみる倒していくがやはり数は多かった。そしてとうとう数体ほど最終防衛ラインを越えられ、アイランド1の目の前まで侵入を許してしまった!
アルト「しまった!」
オズマ「アルト! ここは俺たちだけで十分だ。お前は奴らを追え!」
アルト「了解!」
そうしてアルトはスーパーパックを外して急いでアイランド1に向かった。
○アイランド1・カリフォルニアエリア
幸村達はランカ達を避難させようとシェルターに向かっていた。だが
ぱりーーーん!!
ついにバジュラがアイランド1に入り込んでしまった!もう街中大パニック!
自衛隊が応戦するがまるで歯が立たなかった。
ダン「あれがバジュラ」
シェリル「えぇ」
幸村「スカルデビルぐらいあるぞ」
環奈「宇宙にはこんな生物もおるのじゃな。興味深いでおじゃる」
入間「バラム先生がいたら興奮してたでしょうね」
リード「感心してる場合じゃないよ」
キング「そうだよ。あのバケモノに見つからないうちに早く逃げよう」
ディアンヌ「そうそう! 早く行こう。虫は嫌いだよ〜」
ナツ「なんだよ戦わねぇのか? つまんねぇ」
シェリル「バカ言わないの!相手はバジュラなのよ。素手で叶うわけないでしょ」
ナツ「ちぇっ つまんねぇの」
路地をうまく使って逃げようとすると
入間「あれ、クララは?」
ランカ「そういえば」
ディアンヌ「どこ行ったんだろう?」
何だか嫌な予感を感じる一同。
そしてその予感は…………当たっていた。
クララ「ああああああああああ♪」
一同「何やってんじゃおまえーーー!!」
案の定バジュラの尻尾にぶら下がって遊んでいた。おまけに気づかれてしまう。
アリス「あのバカ!」
バローネ「一体何を考えているんだ!」
ディアンヌ「とにかく助けないと。キング」
キング「わかったよディアンヌ。ナツ、幸村 君達はここで待ってて。オイラ達がクララを救出してくるから」
幸村「わかった」
ナツ「俺にも戦わせろ〜!」
ルーシィ「我慢してナツ」
そうしてキングとディアンヌが神器を出してバジュラに向かう。さらにディアンヌはマーリンから貰ったミニマム・タブレットを食べて元の巨人サイズに戻った。ランカとシェリルはその光景に驚く。なんせ装置を使わずに大きさを変えることが出来たのだから。
ディアンヌ「うおおおおおおっ! クララを返せーー!!」
バジュラ「?」
ごーーーーーん!!
びりびりびりびりびりびり………
ディアンヌ「ひぃぃぃぃぃ」
クララ「およよよよよよよよっ」
ドスン!
バジュラにギデオンを打ち込んだが、跳ね返されて尻餅をついた。クララはギデオンの衝撃でびりびり震えていた。
キング「大丈夫ディアンヌ!?」
ディアンヌ「う、うん… か…硬かった… よくもやってくれたね!」
ディアンヌは大技を使おうとするが
キング「だあああっ、ディアンヌ待って!ここは宇宙船だよ。大技を使ったら穴が空いちゃう!」
ディアンヌ「あっ」
キング「ここはオイラに任せて。真・霊槍シャスティフォル 第二形態「守護獣(ガーディアン)」!」
『第二形態「守護獣(ガーディアン)」』
キングがシャフティフォルの形状を変える。これはキングが覚醒させたシャスティフォルの新たな姿。そのため可愛らしさが薄くなり、筋肉ムキムキの熊になる。そしてバジュラと力比べを始める。
その間に遊んでるクララを助けようとすると、バジュラ(小)と(大)の群れも合流して攻撃してきた!
バジュラ(小)「!」
ランカ「!」
バジュラの1体がランカを見ると、ランカを捕えようとしてきた!しかも他のバジュラも。
幸村「どうなってる? どうしていきなりランカさんを?」
バローネ「わからんが、もはや戦いは避けられないようだな」
ナツ「へへっ らしいな」
(首の鳴る音)ごきっごきっ
幸村「シェリルさん、ランカさん」
シェリル&ランカ「?」
幸村「あんた達は必ず俺たちが守ってやる。アルトとの約束だからな。環奈、2人を頼んだぜ」
環奈「心得たでおじゃる」
ダン「魔ゐ、クラッキー、みんなを任せたぞ」
入間「アズくん、ランカさん達みんなをお願いできるかな?」
アリス「お任せくださいイルマ様。姫達は私が必ずや」
リード「くらっちを頼むよイルマくん」
ケロリ「気をつけてね」
ルーシィ「ナツ、ハッピーぶっ飛ばしちゃって」
魔ゐ「こっちは大丈夫よ」
クラッキー「今回も君達に活躍をゆずるよ」
エリザ「頑張ってくださいバローネさん」
バローネ「心配するな」
シェリル&ランカ「………」
2人とも幸村達のあの自信がどこから来ているのか不思議だった。すると
幸村「行くぜ!ソウルドラゴン!」
バローネ「闇を照らす銀鱗!夜を統べる高貴なる龍!我が友、月光神龍ルナテック・ストライクヴルム!」
ダン「駆け上がれ!神の名を持つ赤き龍!太陽神龍ライジング・アポロドラゴン!」
入間「流星の彼方より今こそ生まれよ!龍星皇メテオヴルム!」
幸村達はブレイヴ魔法と召喚魔法を使って、キースピリットを呼び覚ました!
ルナテック「キシャーーーー!!」
ライジング「グオオオオオオオオ!!」
メテオヴルム「グオオオオオオオオキイイイイイイ!!」
幸村「烈火幸村 戦龍の型!!」
シェリル「あれはまさかスピリット!?」
環奈「あれが幸村達の魔法の力でおじゃる」
ランカ「あれが魔法!」
その光景に2人だけでなく、周りも驚きを隠せない。そして
ナツ「うおおおおお!いくぜーー!」
幸村達「おおおおっ!」
ダン達はそれぞれのキースピリットの頭と肩に乗ってバジュラに向かって行った!
幸村は空に上がってバジュラ(小)を何体かを引きつけると、薙刀から炎の輪を放ち拘束する。そして
幸村「炎陣封殺槍!!」
回転を加えた薙刀の高速斬りが炸裂し、バジュラを真っ二つにした!
こちらはダンとバローネ。すっかり取り囲まれてしまった。だが4人とも余裕の表情。バジュラが一斉に仕掛けてきた。だが
どどーーーーーー
バジュラ達「!?」
『金剛の盾(ダイアモンド・シールド)』
ディアンヌの魔力によって出現した壁によって左右と下を取り囲まれるバジュラ達は混乱する。その隙を見せず塞がっていない上空に急上昇するダン達。バジュラ達も当然追うがそこにはディアンヌが待っていた。そしてディアンヌが下に向かって飛び降りる!
ダン&バローネ「今だ!」
ライジング&ルナテック「!!」
2体の炎とレーザーがギデオンに集まる!
ディアンヌ「うおおおおおおお!!」
バジュラ達「!!」
ディアンヌ&ライジング&ルナテック「合技 月神・炎舞(ツクヨミ・ほむらのまい)!!」
『月神・炎舞』
ディアンヌが群れの中で踊るとギデオンに集まった炎とレーザーがバジュラ達を貫く!それはまるで天女が舞を踊るかのような
ナツはハッピーとコンビを組んで空中で大激闘。
ナツ「うおおおおおお!!」
ぼおおおおっ! どどどどどどどど!!
周りの建物などお構いなしにバジュラに炎を徹底的にぶつけまくっていた。
ナツ「火竜の翼撃!! 鉤爪!! 鉄拳!!」
バジュラ「!!」
バジュラのデカさや装甲もナツの炎の前では全くの無力だった。そこにアルトがようやく到着した。
アルト「これは!?」
バジュラに街を蹂躙されているかと思いきや逆にドラゴン達に倒されていたことに驚いていた。
アルト「なんでドラゴンが? ってかあそこにいるのはディアンヌとキングか? しかもあのドラゴンに乗っているのはダンとバローネと入間? おまけに幸村は鎧を着て、ナツは炎を纏いながら戦ってる。どうなってんだこりゃ!?」
アルトだけでなくシェリル達も驚きを隠せない。
そして入間とキングはクララの救出に専念中。
クララ「おーいイルマち〜♪」
入間「クララー! 絶対に動かないで!」
アルト「おいイルマ!」
入間「えっアルトさん!?」
キング「なんで君が!?」
アルト「その話は後だ!一体どうなってるんだ!?」
入間「かくかくしかじか…」
アルト「なるほどな」
キング「これ以上刺激したらどうなるかわからない」
アルト「俺に任せろ!」
メサイアをバトロイドに変えてナイフを取り出すと、取っ組み合いを始める!
アルト「ぐううっ! このぉ!」
バジュラ「!!」
アルトは尻尾に掴まっているクララを尻尾ごと切って救出しようとする。しかしバジュラはそうはさせまいとするかのように必死に抵抗する。するとそこに別のバジュラ達が!
入間「マズい!キングさん、あの群れを頼みます。アルトさんは僕らが」
キング「了解!」
入間「メテオヴルム!」
メテオヴルム「グオオオオキイイイ!」
キングは急いでアルト達の前に出て
キング「真・霊槍シャフティフォル! 第五形態 「増殖(インクリース)」!!」
『第五形態 「増殖(インクリース)」』
元々の苦無がさらにデカく鋭くなっていた。
キング「君達は硬いけどこれはどうかな? 飛び回る蜂(バンブルビー)!」
『飛び回る蜂(バンブルビー)』
苦無が敵を囲いそのまま縦横無尽に切り裂き貫いていく!覚醒したことによって威力が上がったみたいだ。
アルト「あのバジュラをあんな小さな武器で」
入間「アルトさーん!」
どーーーん!!
入間がメテオヴルムと共に突っ込んできた!
入間「アルトさん、こいつを抑えといて下さい。僕がクララを助けますから。メテオヴルムもお願い」
メテオヴルム「グオオオオキイイ!」
アルト「っておい待てイルマ!」
アルトの静止も聞こえず、クララを救出しにバジュラの背中を駆け出す。バジュラは止めようとするが、入間は持ち前の圧倒的危機回避能力によって難なく躱した。
入間「クララー!」
クララ「いるまっち♪」
入間「クララ、手を!」
クララ「はーい♪」
入間が手を伸ばして救出できそうと思った時、
ぱりーーーん!
一同「!」
アルト「ちっ! 新手か」
今度は大型・小型だけでなく、攻撃に特化したカマキリ型のバジュラも。実はオズマ達が戦ってる宙域に以前F船団を襲った重戦艦バジュラ(紫)と同型が現れた。しかも以前よりも強化されていたため苦戦していた。そのため防衛ラインを越えられてしまった。
ダン達は諦めずに応戦するが、数が多すぎた。入間もなかなかクララに手が届かない。
アルト「(マズイ。これ以上時間をかけるとクララ達の体力が) 一か八か」
アルトは賭けでバジュラの腹にナイフを突き刺す!
バジュラ「!! きゃあああああああああっ!!!!」
バジュラが悲鳴をあげる。すると
シェリル&ランカ&クララ「!!?」
シェリル「うっ!」
ランカ「くうっ!」
アリス「!? どうした2人とも?」
魔ゐ「シェリル大丈夫?」
ランカ「ランカちゃんどうしたの?」
2人とも急に頭と腹に痛みが走り出す。しかも
クララ「ううっ!!」
入間「クララ!? どうしたの!?」
クララ「おっ お腹が…急に…」
クララもランカ達と同様に腹に痛みが出だした。すると別の個体がぶつかって揺れてしまう。その拍子にクララの手が
クララ「あっ」
入間「!!」
クララ「あああああああっ!!」
入間「クララ! クララーーーーーー!!」
落ちていくクララを入間は迷わず飛び降りて助けに行く!メテオヴルムとアルトは助けに行こうとするがバジュラに捕まって動けずにいた。そのためキングはすぐに2人の跡を追う!みんなも向かうが遠すぎる!
クララ「ひっ!!」
さすがのクララも怖がる。
入間「クララーー!」
クララ「いるまちーーーー!」
ランカ「!! みんな見て、クララちゃんが!」
シェリル「!」
魔ゐ「入間もいるわ!」
クラッキー「Oh My God!」
ケロリ「このままじゃ地面に激突するわ!」
リード「大変だ大変だ!!」
アリス「イルマ様ーーーー!!」
どうすればいいか考えるみんなの前にバジュラが現れる!
バジュラ「!!」
リード「ひいいいい!!」
魔ゐ「くっ!」
クラッキー「みんな全速力で走れ!」
だが反対方向にもバジュラが! 完全に囲まれてしまった。ケロリは魔術で氷の壁を作り、アリスが炎を浴びせる。しかしバジュラはいとも簡単に氷を砕き炎をまともに受けても無傷。しかもダン達もXレアを召喚・合体したため魔力の減りも早く疲労が溜まり始めた。ナツもいかに強かろうがノーダメージではなかったため徐々に追い詰められていく。さらには宇宙でもバジュラの猛攻に防戦一方のオズマ達。そしてバジュラがランカ達に迫っていく。
ランカ「いやあああああああっ!!」
バジュラ「!」
絶体絶命!!一体どうなる!?
To be continued.
今回はバジュラが本格的に攻めてくる話にしてみました。次回は意外な人物達が登場しますので、よろしくお願いします^_^