バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
○アイランド1・カリフォルニアエリア
ガン!
幸村「ぐうっ ぐうううううううっ」
バジュラの猛攻に押される幸村。いくら力を得たとはいえまだ慣れていないために苦戦は必然。ダン達も魔力の消耗が激しい。そして入間がクララを助けようと飛び降りたことと歌姫達が襲われていることに気づく。
ダン「入間!!」
メテオヴルム「!!」
アルト「シェリル!ランカ!」
アルト達は助けようとするがバジュラが行手を阻む。
このままでは!
ランカ「いやあああああ!!」
バジュラ「!!」
バジュラがランカを掴もうとしたその時!
ビショーーーーン!! どーーーん!!
一同「!!?」
どこからかビームが撃たれ、バジュラ2体を撃ち抜いた(1体は腹を、もう1体は頭を)!
エリザ「一体何が?」
環奈「長距離からのビーム攻撃でおじゃる!」
アルト「ミシェルか?(いや、腕は良かったがミシェルよりは。一体誰が?)
ルナテック「ん? あそこか」
バローネ「らしいな」
姿を隠していたが、ルナテックには見えていた。
ハロ「見つかった、見つかった!」
ロックオン「良い目してるな」
勘づかれたと分かり、光学迷彩を解くとその正体は…
アリス「あれは?」
環奈「ガンダム…」
そう!ガンダム!ケルディムガンダム!ソレスタルビーング(以降はCBと略称)であった!!
さらに!
入間「クララーーー!!」
ガシッ!
クララ「!!」
入間「!!」
ようやくクララに追いつくと彼女を強く抱きしめて自分が受け身になるつもりだ!そこを
とんっ
入間「? あれ?」
地面に落ちるかと思ったら急に止まった。理由は…
刹那「もう大丈夫だ」
入間「!!?」
クララ「!!」
刹那のダブルオーが入間達をキャッチしたおかげだ。
クララ「およよーー!ロボが喋った!」
入間「いやたぶん、操縦してる人が喋ってるんだと思うよ。あっ ありがとうございます」
入間は刹那にお礼を言う。刹那はコックピットの中で微笑みを浮かべ、2人を地面に降ろす。
キング「2人とも大丈夫?」
入間「はい」
メテオヴルム「!!!」
メテオヴルムは入間が無事なのが嬉しくて頬をこすりつけまくる。
入間「大丈夫だよメテオヴルム。この人が助けてくれたから」
クララ「ありがとうロボロボ」
刹那「……」
刹那は言葉を出さず、戦場に戻る。
キング「………(あの光、なんて綺麗なんだ)」
キングはダブルオーのGN粒子に見惚れる。
一方アルトは人質がいなくなったことで遠慮もなくなり、バジュラを撃退していく。
アルト「こんのーーーーっ!」
だが後ろをカマキリ型が
アルト「しまっ…」
刹那「はあああああっ!」
ガチン!
バジュラの鎌からアルトをダブルオーのGNソードで押し返した!
アルト「ああ…」
刹那「大丈夫か?」
アルト「あっ あぁ大丈夫だ。助かったぜ」
○F船団周辺宙域
バジュラ達の猛攻に苦戦する統合軍とS.M.S。そしてバジュラ(大)がクォーターのブリッジに砲撃を発射した。
オズマ「キャシーーー!!」
直撃…と思いきや!
ばしーーーーーーーん!!
クォータークルー達「うううううううっ!!」
ジェフリー「一体何が? ん!?」
クォーターの目の前にあったのは……驚くべきことにプトレマイオスⅡがGNフィールドを張ってクォーターを守っていた!
スメラギ「なんとか間に合ったわね。アニュー被害は状況は?」
アニュー「無傷とはいきませんでした」
ミレイナ「GNフィールドへのダメージ30%です」
ラッセ「やっぱ無傷とはいかなかったか」
フェルト「ですがマクロス・クォーターは無事です」
スメラギ「了解。フェルト、全部隊に回線を開いて」
スメラギはF船団宙域の全部隊に映像なしかつボイス変更してオープン回線を開いた。
スメラギ(男性の声)「マクロス・フロンティア船団統合軍並びにS.M.Sの皆さん。我々はソレスタルビーング」
全員、戦いながらも心して聞いていた。何しろあの戦争根絶を語るテロ集団CSが自ら姿を現したのだから。一体なぜ彼らが?
スメラギ「これより我々はF船団を援護します」
三島「何!?」
ハワード「援護だと?」
オズマ「なっ!?」
ジェフリー「!」
なんとそれはF船団への救援が目的だった!それを話してすぐに回線が切れる。そしてガンダムを出撃させバジュラに向けて攻撃が開始する。
スメラギ「全機、ミッションスタート!」
アレルヤ「アリオス、目標を攻撃する!」
ティエリア「セラヴィー、目標を殲滅する!」
スメラギの指示の元、ガンダムマイスター達が攻撃を仕掛ける。アレルヤはアリオスの高機動能力を巧みに利用してバジュラを翻弄し、ティエリアはセラヴィーのGNバズーカでフォールドバリアごと粉砕し、戦艦クラスを沈める。
ミレイナ「バジュラ数十体接近中です!」
フェルト「内2体は駆逐艦クラス」
スメラギ「狼狽えないで。GNミサイル、GNキャノン一斉発射!」
ずどどどどどどっ びしょーーーん!
バジュラの群れに怯むことなく真正面から攻撃を浴びせ、兵隊クラスは全滅し駆逐艦クラスは防戦一方という予想外の展開になっている。
ハワード「まさか本当に救援に」
三島「……」
その光景に統合軍と上層部は狼狽えていた。その反対に
ジェフリー「全機に次ぐ。これより我々はソレスタルビーングと共闘しバジュラを殲滅しアイランド1を守護する!!」
S.M.S「了解!!」
S.M.Sのメンバーは狼狽えることなく彼らの援護に回った。それに釣られて統合軍も動いた。
一方こちらも
刹那「はああああああっ!」
ガチン!
刹那とロックオンはアイランド1内に潜り込んだバジュラをアルト達と共闘、圧倒していた。
ナツ「うおおおおおおおっ!」
ナツは負けてはいられないとばかりに疲れを吹き飛ばし再び戦闘に戻った。ナツだけでなくダン達も。シェリル達も安心して避難しようとした。すると
ドスン!
クラッキー「What's !?」
なんとさっきロックオンが頭を撃ち抜いたバジュラが起き上がった!実はバジュラの頭部には脳が無く、頭を撃ち抜かれたぐらいでは死なないという脅威の生命力を持っていた!みんなその場をなんとか逃げようとすると
エリザ「きゃっ」
ランカ「! エリザさん!」
エリザベッタが足を挫いてしまった!ランカは彼女を助けようと駆け寄る。
アルト「!? ランカ!」
刹那「ここは任せろ!」
アルト「すまない!」
アルトはすぐにランカの元へ向かう。だがすぐ目の前までバジュラが迫る。これでは間に合わない!
ランカ「やめてええええええ!」
バジュラ「!」
刹那「!」
ピタッ
ランカの叫び声にバジュラが一瞬動きが止まる。その間にアルトが、いや
ざざっ!
アルト「?」
ザクッ!
突如の斬撃にバジュラが縦に真っ二つにされた。それはデス・ヘイズと合体したルナテックの鎌の斬撃だった。ルナテックが地面に降りるとバローネがエリザに駆け寄る。
バローネ「大丈夫か?」
エリザ「(どきんっ!)」
自分を助けてくれたバローネに胸が熱くなるエリザ。
バローネ「その様子なら大丈夫そうだな小娘」
エリザ「(むかっ!) 私は小娘じゃなーーい!」
怒るエリザを抑える魔ゐ達。そんなことは気にせずにルナテックに乗ると
バローネ「どうした?」
ルナテック「見ろ」
その理由はアイランド1内のバジュラが突然攻撃をやめたからだ。
幸村「どういうことだ?」
ディアンヌ「みんな急に止まっちゃった」
するとバジュラは再び動き出すとアイランド1から出て行ってしまった。
リード「逃げちゃった」
アリス「どうなっている?」
ダン「ナツ、キング 感じたか?」
ナツ「あぁ。敵意が急に消えちまった」
キング「うん。まるで敵がいないことに気づいて大人しくなったみたいな感じだよ」
ロックオン「了解。刹那、スメラギさんからだ。そこの兄さんとこっちに戻ってこいって」
刹那「………」
ロックオン「刹那?」
刹那「はっ わかった、すぐに行こう」
刹那はそう言うとふとあることを考えながらアルトと船団の機体専用のハッチに向かう。
刹那「(さっきのは何だったんだ? あれは……声?)」
その頃ダンたちは魔ゐ達と合流して一息つけた。
魔ゐ「お疲れ様」
ダン「ありがとう魔ゐ」
ケロリ「さささっダンさん、私の氷で疲れを癒してください」
早速ダンを取り合う2人。
環奈「流石に体に応えたようじゃのう」
幸村「ああ。魔力を少し使いすぎたみたいだ」
エリザ「バローネさん、先ほどはありがとうございました」
バローネ「気にするな。だがこれからは足元にも気をつけるんだな小娘」
エリザ「むっ! むむむむっ はい」
リード「くららっち大丈夫?」
クララ「うん♪いるまちが助けてくれたから♪」
入間「しかし危なかったよ」
アリス「まったくです。このアホクララ!イルマ様を危険な目に合わせおって!」
クララ「ごめんなさい」
入間「まぁまぁアズくん。それより早く避難所に…」
シェリル「ちょっと待って」
シェリルがみんなを引き留めるとグレイスに連絡を取る。
シェリル「グレイス、頼みたいことがあるの」
ランカ「バローネさん、あなた達にも」
バローネ「?」
○アイランド1周辺地域
CBの登場のおかげでだいぶ持ち直していた統合軍たち。だがやはりパワーアップしている重戦艦バジュラの戦術にはスメラギも苦戦していた。そこへようやく刹那達が合流。アルトは一度クォーターに戻ってスーパーパックを取り付けてから出撃した。
アルト「隊長、遅れてすみません」
オズマ「アルト、お前もCBと」
アルト「はい。アイツらだけではないんですが」
オズマ「? まぁいい。とにかくあのデカブツを叩き落とすぞ!」
アルト「了解!」
アルトとオズマは先行して重戦艦に向かう。
スメラギ「刹那、ティエリア、彼らと行って。ロックオンは長距離からF船団の援護に集中。アレルヤは引き続きトレミーを援護しつつ敵を殲滅」
マイスター達「了解!」
スメラギの的確な指示に素早く対応するマイスター達。
クラン「平気かミシェル?」
ミシェル「舐めんなよこんなの余…!! 避けろクラン!!」
クラン「? !!」
クランの目の前にバジュラが!ミシェルはスナイパーライフルを構えるが間に合わない!
ミシェル「クラーーーン!!」
ビシューーーーーーーン!! どん! どーーーーーん!
突如バジュラが爆発。
ミシェル「大丈夫かクラン!?」
クラン「ああ。しかし今のは」
ミシェルは目が良かった為かどの方向から来たのかすぐにわかった。その先にはケルディムがいた。
ミシェル「どうやらあちらのスナイパーに助けられたみたいだぜ」
クラン「なるほど」
ミシェル「借りができちまったな(それにしてもいい腕してるぜ)」
そしてこちらではアルト達を襲うバジュラを刹那とティエリアは援護して重戦艦内部から破壊しようとする。だが今度のフォールドバリアはバジュラ以外入れないようになっていて一旦距離を取る。
アルト「くそっ! 奴ら学習してやがる」
オズマ「やはりクォーターでなければダメか」
スメラギ「刹那、一度トレミーに戻って。現在、クォーターはバジュラに足止めを喰らい、沙慈の操縦テクニックでもこの中は厳しすぎる。トレミー内で合体してトランザムでバリアを一気に破るしかないわ」
刹那「了解。ティエリア、援護を」
ティエリア「了解」
ティエリアの援護のもとで刹那はバジュラを掻い潜りトレミーへと向かう。もう目の前というところで1匹のバジュラ(大)がダブルオーにしがみつく!
フェルト「刹那!」
刹那「くっ! 離せ!」
だがバジュラは離さない。刹那はGNブレードでバジュラを切り裂こうとすると
バジュラ「!!」
刹那「あぐっ!?」
ピタッ
突然刹那に頭痛が走り攻撃をやめてしまった。
ティエリア「どうした刹…ぐっ!!」
ティエリアまで!
スメラギ「刹那、ティエリアどうしたの? 2人とも応答して!」
刹那&ティエリア「ぐううううっ!」
だが2人とも応答なし。すると無数のバジュラ達がダブルオーに取り付いていく。
刹那「ぐうううっ!」
とそのまま重戦艦連れて行こうとする。
ティエリア「刹那! ぐうううっ!」
ティエリアは助けようとするが頭痛のせいでうまく操縦できない。
アルト「うおおおおおおおおっ!!」
そこにアルトが加勢に入る!アルトはスーパーパックのビームで刹那に取り付くバジュラを撃破し刹那を救出しようとする。だがバジュラは頑なに刹那を離そうとしない。このままでは戦艦内に連れ去られてしまう。
スメラギ「刹那!」
その時!
ビシューーーーーーーン!!
ぼおおおおおおおおおっ!
どーーーん!
一同「!?」
どこからかレーザーと炎が放たれて刹那に取り付いたバジュラを全滅させた。そのおかげで刹那もようやく頭痛が治る。そのまま戦艦から距離を取る。
スメラギ「大丈夫、刹那?」
刹那「あぁすまない。しかし今のは?」
ロックオン「俺はやってないぜ」
ルナテック「きしゃーーー!!」
メテオヴルム「ぐおおおおおきいいいいい!!」
刹那達「!」
後方から咆哮が聞こえる。その声の主はルナテックとメテオヴルムだった!しかもルナテックの手には光る球体らしきものを掴んで。その中には驚くことにシェリルとランカがいた!
アルト「シェリル、ランカ!?」
オズマ「何!?」
アルト「お前ら何で!? っていうかどうやって!?」
ルナテック「コイツらに頼まれちまってな」
実はあの時
ランカ「ルナテックさん、あなたは宇宙でも呼吸ができるバリアを作ることはできますか?」
ルナテック「えっ? そりゃ可能だが、精々1時間が限界だぞ」
シェリル「それだけあれば十分よ。そのバリアで私たちを宇宙に連れてって。アルト達に私たちの歌を届けたいの」
一同「えええっ!?」
キング「ちょっと待った!」
ディアンヌ「無茶すぎるよ!」
リード「そうだよ!いくらなんでも戦場で歌うなんて危なすぎるよ!」
シェリル「アルト達は今まさにその戦場にいるのよ」
ランカ「そうです。確かに私たちは戦うことは出来ません。でも私たちにも出来ることがあります。それはアルト君達に歌を届けることです!」
その意思の強い発言に誰も言葉が出なくなる。それを
ケロリ「その通りだと思います」
一同「!」
ケロリ「アクドルだって歌には命を賭ける。それは別世界だって同じこと。そして大切な人を守る為ならどんな場所だって歌える!私は2人の言うことに賛成するわ!」
ランカ「ケロリさん」
ナツ「俺は賛成するぜ。コイツらの歌聴いてると熱くなるしな♪」
ダン「言っても聞きそうにないしな。その辺は魔ゐにそっくりだ」
魔ゐ「ダン」
クラッキー「戦場で奏でる2人の歌姫。エレガントだよ♪」
幸村「あぁ。燃えたぜあんた達の歌に対する熱い魂が」
入間「僕も聴いてみたいです。それほどまでに命を賭けて歌うあなた達の歌を!」
それによって反対していたメンバーも納得してくれた。
環奈「決まりでおじゃるな」
バローネ「だな。ルナテック、もう一踏ん張りしてくれるか?」
ルナテック「もちろんだ。こんな美しい歌姫達の頼みを断る理由もあるまい」
シェリル「ありがとう。もうすぐグレイスが来るから後は大丈夫よ」
環奈「うむ。しかし誰も残らないのは少し危険でおじゃる」
幸村「俺が残るよ。アルトと約束を最後まで守りたいしな」
入間「僕も残るよ。アズくん、みんなを頼むよ」
アリス「かしこまりました。イルマ様、お気をつけを」
クララ「いるまち頑張って♪」
ダン「それじゃ俺も…」
クラッキー「いやダン。ここは僕に残らせてくれないかい?」
ダン「クラッキー?」
クラッキー「僕にもそろそろ目立たせてくれ。それに歌姫達を守ったとなればアンジュ達にいいお土産話が出来るしね」
ダン「わかった。頼んだぞクラッキー」
クラッキー「OK♪」
ナツ「んじゃ俺も」
ルーシィ「ナツ、相手は宇宙よ」
ハッピー「宇宙じゃオイラ達呼吸できないじゃん」
ナツはは不服そうだったが仕方なくルーシィ達に従った。
キング「オイラとディアンヌは逃げ遅れがいないか調べてから行くよ」
ディアンヌ「うん♪」
エリザ「バローネさん、お気をつけて」
バローネ「心配するな」
ケロリ「ねぇリードくん、ちょっと頼みたいことがあるの。ゴニョゴニョ……」
リード「えっ?」
ケロリ「頼むわよ」
リード「わかった、やってみる。ううううう 集中集中〜!」
リードは家系能力“感覚強盗(コントローラー)”で入間と歌姫達以外の感覚を操る。ゴウセルの指導のおかげで他者の視覚と聴覚を30分ほど支配できるようになったらしい。おかげでみんな、避難所にケロリも向かうと錯覚してくれた。
ケロリ「シェリル、ランカ。私も残らせて」
シェリル「当然♪」
ランカ「これにはケロリさんがいないとダメですから」
そうしてみんな避難所に向かうと、グレイスの用意したスタッフ達がやって来る。その後、衣装に着替えてルナテックのバリアに入り、現在に至る。
アルト「しかしお前らまで。と言うかその姿は」
よく見ると幸村とクラッキー、バローネはロックシンガーのような姿をしてギターやドラムを手にしていた。
幸村「決まってるだろ。これぞ歌魂(かこん)の型!!」
クラッキー「僕これでも楽器は得意でね。久しぶりにRockにいかせてもらうよBaby!!」
くろむ「すごい感激!あなた達と歌えるなんて!」
ランカ「私もです」
シェリル「あんたの歌への想い 見せてもらうわよ」
くろむ「もちろん!」
入間「僕もみんなを守って見せます!」
メテオヴルム「ぐおおおおきいいいい!!」
ルナテック「さぁ歌姫達よ!歌いまくるがいい!!」
バローネ「我が魂を震わせるその歌声を聴かせてくれ!!」
3人「ええ!!」
シェリル&ランカ「私たちの歌を」
くろむ「聴けーーー!!」
♪:ライオン(イツワリノウタヒメver)
♪〜
3人の掛け声と共に幸村達は熱く燃えるように演奏を始める!そのボリュームは周りにいる者全ての魂を奮い立たせる!そして歌姫達も歌い始める!
シェリル:星を廻せ 世界のまんなかで
くしゃみすればどこかの森で蝶が乱舞
ランカ:君が守るドアのかぎ デタラメ
恥ずかしい物語
くろむ:舐め合っても ライオンは強い
全部隊の士気が高まり、反撃を開始した!しかもバジュラの統率力にも乱れが生じる。そして
ジェフリー「野郎ども!!反撃だーー!!」
S.M.S「うおおおおおおっ!!」
3人:生き残りたい 生き残りたい
まだ生きていたくなる
星座の導きでいま、見つめ合った
ジェフリーの叫びと歌姫達の歌声に再び闘志を燃やすアルト達!
アルト「うおおおおおおおおおおっ!!」
刹那「はあああああああっ!!」
どういうわけか歌姫達の歌が始まった途端、刹那も闘志が戻ってトレミー内でドッキング後、ダブルオーライザーでアルトとコンビを組んで快進撃を繰り広げていた。その光景が銀河ネットワークを経由してF船団だけでなく世界中に中継されて絶望していた人々にも希望を取り戻させていた。
ジェフリー「野郎ども! CBにばかり負けてられんぞ。我らの本気も見せてやれ!!」
ボビー「OKボス♪ 行っくぜーーーーー!!」
生き残りたい 途方にくれて キラリ枯れてゆく
本気の身体 見せつけるまで
私 眠らない
クォーターが敵部隊に突っ込む!
ミレイナ「マクロス・クォーター、敵に突っ込んで行くです!」
ラッセ「おいおい無茶すぎるぞ!」
スメラギ「あのままでは敵の集中砲火を…」
♪〜
しかし彼らは知らない。彼らの底力を!
ジェフリー「全機に次ぐ!我らはこれより格闘戦に入る!」
ロックオン「格闘戦?」
キャシー「各部問題なし!」
ジェフリー「トランスフォーメーション!」
バジュラの群れの中でクォーターが!
CB「!!??」
刹那「戦艦が人型に!?」
くろむ:風はやがて東へ向かうだろう 高気圧 この星の氷河を襲う
シェリル:さそい水を飲んだ胸がつらい
ランカ:遠まきな物語
3人:かじり合う 骨の奥まで
これこそマクロス世界の最大戦力の一つ!!戦艦から人型へと変形する宇宙戦艦マクロスの真の姿である!!
ジェフリー「突っ込めボビー!!」
ボビー「どきやがれオラーーーーー!!」
人型となったことで腕部を使ってバジュラ達を薙ぎ払う!しかもバジュラの戦艦の砲撃を戦艦とは思えない高機動な動きをして躱す光景にCBと幸村達は度肝を抜く!
3人:生き残りたい
生き残りたい
まだ生きていたくなる
星座の導きでいま、見つめ合った
生き残りたい
途方にくれて
キラリ枯れてゆく
本気の身体 見せつけるまで
私 眠らない
ロックオン「やってくれるじゃねぇか。こっちも負けてられねぇな!トランザム!」
トランザムを発動し、バジュラを狙い撃ちまくる。ミシェルもスナイパーとしての血が騒ぎ
ミシェル「負けられねぇな。クラン、フォーメーションMMジーナスだ!」
クラン「任せろ!」
クランとのコンビネーションでバジュラを殲滅していく。
アレルヤ「この歌はすごい。聴いていると胸が熱くなる」
????「おいアレルヤ、俺にもやらせろよ」
アレルヤ「ハレルヤ…」
アレルヤに声をかけてきたのは、“ハレルヤ”。アレルヤはかつて超人機関によって違法実験を受けていた。その時に彼の中にもう一つの人格が生まれた。それがハレルヤである。彼はアレルヤとは正反対の好戦的な性格で、その強さはCBトップクラス。だがアレルヤとの仲は良好で彼らは兄弟のようなものである。
ハレルヤ「どうにもアイツらの歌を聴いていたら戦いたくなってな。だから替われよ」
アレルヤ「わかった。頼むよハレルヤ」
そうして人格を変えると
ハレルヤ「行くぜ!!トランザム!! くたばりやがれ蟲どもがーーーー!!」
ハレルヤが変わったことで牽制に専念していたアレルヤとは違い、GNミサイルを撃ちまくり、GNサーベルで複数体を一刀両断、さらに戦闘機形態に変形し、突撃して先端のGNシールドをハサミのように挟み切るなどバジュラを蹂躙していく!
ルカ「すごい……」
その圧倒的な強さにルカは度肝を抜かれる。
ティエリア「トランザム!」
ティエリアもトランザムを発動してバジュラを一掃しようとする。そこはカナリアのケーニッヒモンスターが
カナリア「CBの戦艦、船体を借りるぞ」
アニュー「了解」
カナリア「そこのガンダム、後ろは任せろ」
ティエリア「感謝する。ハイパーバーストモード! 圧縮粒子、完全解放!!」
カナリア「くらえええっ!!」
じゅどーーーーーー!! ずどどーーーーーん!! どーーーーーん!!
2機の高火力攻撃にバジュラ達は跡形もなく消え去った。
入間「すごい」
幸村「(とんでもない戦いだ!)」
クラッキー「(Jesus!)」
驚くのも無理はない。すると
くろむ:何しに生まれたの
何しにここにいる
???&???「俺も」
入間&幸村「?」
ヤマト&Uサジット「俺達にも戦わせろーー!!」
そう言うとカードから実体化するヤマトとサジット(U)!どうやら熱い戦いと歌に心震わされて我慢できなくなったらしい。するとヤマトが入間をシールドから出して頭に乗せる。無論入間の周りにはヤマトの結界が張られる。
♪〜
ヤマト「入間行くぞ!」
入間「えっ? うわああああ!!」
シェリル:生き残りたい
埋まらない傷
光 恐れてた
許されたい生命がいま、引かれ合った
ヤマトとUサジット!2体のアルティメットが颯爽と戦場を駆け走る。その衝撃にバジュラ達が吹き飛ばされていく!その光景に歌姫以外、言葉を失う。
ヤマト「燃える!燃えるぞ!!」
Uサジット「この歌は我らに力を与えてくれる!!」
ランカ:さまよい果てて
君のとなりで ほてり鎮めたい
本気の身体 見せつけるまで
私 眠らない
その先で重戦艦の主砲がクォーターに放たれる。だがそれをボビーの操縦でギリギリ躱す。だが進化したことで連射が可能になっていた。さらなる追撃がクォーターを襲う!そこへヤマト達が結界を張ってクォーターを守る!
入間「大丈夫ですか!?」
ジェフリー「感謝する! このチャンスを逃すな!」
ボビー「うおっしゃーーーー!!」
3人:生き残りたい
がけっぷちでいい
君を愛してる
目覚めたい生命がいま、惹かれ合った
アルト「うおおおおおおおおっ!!」
刹那「はあああああああっ
アルトと刹那はシェリル達を守りながら踊るかのように敵を撃破し、他のメンバーもバジュラを圧倒していく!
狂気に代えて
祈り捧ぐよ
君を愛してる
星座の導きで…
ヤマト「入間、サジット。我らで道を切り開く!」
Uサジット「おう!」
入間「はい! メテオヴルム!!」
メテオヴルム「!!」
入間はメテオヴルムを呼び出し、ヤマトとメテオヴルムで重戦艦に突っ込んだ!重戦艦は最大出力の砲撃で入間達を迎え討つ!
だがサジットの渾身のボウガンが砲撃を撃ち負かす!
3人:生き残りたい
まだ生きてたい
君を愛してる(くろむ:愛してる)
本気のココロ見せつけるまで
私 眠らない
ヤマト「…奥義!! 武炎黒龍覇!!」
メテオヴルム「グオオオオオオオオキイイイイイイ!!」
入間「いっけーーーーーーーーっ!!」
ヤマトとサジットの渾身の突撃が重戦艦の砲台を破壊した!その隙を見逃さない!!
ボビー「とったーーーーーーーっ!!」
キャシー「もう! ピンポイントバリア、左舷艦首に集中!!」
ボビー「往生しやがれーーーーー!!」
どごん!!
クォーターのマクロス・アタックによって左腕が重戦艦内部まで貫き、左腕から人型兵器が現れ、
ジェフリー「ぶちかませーーーー!!」
どどどどどどどどとどどどっ!!! ドゴーーーーン!!
内部からミサイル一斉に放って大ダメージを与える!!それにより強力バリアが剥がれる。
ハワード「やった!」
三島「今だ、マクロスキャノンを!」
三島の指示により人型となったバトル・フロンティアのマクロスキャノンが撃たれて重戦艦は大爆発した!!
スメラギ「すごい……」
その凄まじい威力にCBは唖然とする。残りのバジュラはデフォールドして逃げていく。アイランド1は無事守られた。
幸村「やったぜ!」
クラッキー「どうにかなったね」
ランカ「よかった」
シェリル「えぇ」
入間「すごく感動しましたよ。皆さんの歌」
ヤマト「心が震えた」
サジット「最高の歌であった」
くろむ「か…」
一同「?」
くろむ「感無量〜♪」
2人と歌えたことに感激と興奮のあまり、熱がこもりすぎて目を回し沸騰して倒れてしまうくろむ。だがその顔は大満足の顔でみんな笑顔となる。
アルト「シェリル、ランカ」
ランカ「アルトくん」
アルト「ありがとな」
シェリル「こんなサービス滅多にないんだから。うんと後でこき使ってやるわよ」
アルト「へっ 望むところだ」
オズマ「ランカ!」
ランカ「お義兄ちゃん」
ランカはオズマの義理の妹である。
オズマ「無茶しやがって。だがよくやった」
ランカ「ありがとう」
と今度はOOが近づいてくる。
アルト「ありがとな。助けてくれて」
刹那「………」
刹那は無言のままで、その後すぐにトレミーに戻って戦線を緊急離脱した。
幸村「行ってしまった」
クラッキー「仕方ないよ。いくら守ってくれたとはいえ、彼らは世間ではテロリスト。これ以上ここにいたら危険だからね」
入間「そうですが」
残念そうにする入間達。
○アイランド1より少し離れた宙域
スメラギ「みんなミッションコンプリート、お疲れ様」
ロックオン「ふうう 結構ハードだったぜ。調査だけかと思いきやこんなミッションが来るとはな」
ティエリア「だがおかけでF船団の戦力とバジュラについてのデータは予想以上に収穫できた」
アレルヤ「それにしてもあの魔界で有名なイルマって子が出てきたのは正直驚いたよ」
マリー「そうね」
刹那「それだけじゃない。素晴らしい歌も聴くことができた」
その事には全員納得する。みんな3人の歌姫達の歌声には大絶賛だった。するとモニターにしんのすけが
しんのすけ「おーい刹那お兄ちゃーん。お仕事終わったー?」
刹那「しんのすけ。今終わったところだ。すまないな、すぐに戻るからな」
しんのすけ「ほほーい」
実はこんなに早く駆けつけられたのは、しんのすけとアイランド1に遊びに来ていたからだ。元々アイランド1には調査が目的だがそれをしんのすけに聞かれてついて来てしまったのだ。だがそのおかげで潜入には成功し、しんのすけのおかげで調査と救援に駆けつけることが出来た。しんのすけの声かけのおかげで何か考えこんでいた刹那も元気を取り戻してしんのすけと観光を楽しんだ。
一方、アイランド1では大騒ぎ。それもそのはず。シェリルとランカは以前にもバジュラに襲われた時も歌ってアイランド1に勇気を取り戻してくれたことがあり、しかも今回はクロムも加わったことでさらに注目度を上げていたからだ。その上、入間もアイランド1を守ってくれたことでさらに注目度が上がり報道陣がわんさか。入間達は慌てふためくが、くろむは注目されてさらに熱がこもる。なんとかアルトとグレイス、マルが助けてくれたおかげで抜け出すことが出来た。
そしてようやくみんなと合流できた。その間にくろむはケロリに戻って、シェリル達を出迎えた。
ルーシィ「すごい歌だったわ!」
オイラ「オイラ感動したよ!」
ナツ「俺の中の炎がめちゃくちゃ燃えたぞ!」
アリス「アクドルとはまた違った心癒す素晴らしいものでした」
クララ「シェリシェリにランラン、くろむちゃんとっても歌上手だった」
リード「歌姫とアクドルの夢の共演! 泣くしかないよ〜〜〜!!」
ケロリ「……(むふっ)」
ケロリは心の中でドヤ顔だった。
アリス「さらにそれを助けたイルマ様もまたお見事でした!」
入間「そんなぁ はははっ」
キング「妖精達が奏でる歌以上に素晴らしい歌だった。エレインにも聴かせてあげたかったよ」
ディアンヌ「マトローナにも。きっとものすごい舞を踊っていただろうし」
環奈「まさに銀河を響かせるほどの歌声。そして幸村よ、其方の演奏もなかなかでおじゃった」
幸村「いや、それほどのこともないさ」
ダン「驚いたといえば」
魔ゐ「クラッキーとバローネがあんなにギターが上手かったなんて」
クラッキー「僕はこれでもロックは好きな方でね」
バローネ「以前一度弾いたことがあったのでな。それだけだ」
エリザ「ですがすごくかっこよかったです」
ランカ「皆さん、本当にありがとうございました」
シェリル「あなた達のおかげで最高のステージに出来たわ」
アルト「俺からも礼を言わせてくれ。2人を守ってくれてありがとう」
幸村「気にするな」
バローネ「お礼ならルナテックと入間に言えばよかろう」
入間「僕らはやりたいからやっただけです。むしろ素晴らしいステージを見せてくれてこちらこそ感謝します」
ルナテック「良き歌を感謝する」
こうして歌姫達と歌姫を守るナイトと友好を結ぶことのできたムサシの戦士達であった。
To be continued.
お久しぶりです。今回はマクロスとガンダムをどうもっていくか、歌姫達をどう活躍させるかに迷いに迷って完成しました。
次回もよろしくお願いします。