バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️ 作:キャプテンK
OOOナレーション「仮面ラ・・・いやバトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ前回の3つの出来事!
1つ。七つの大罪が1人 ゴウセルが青の光主硯秀と出会う。
2つ。2人はグリード達と遭遇しバトルスピリッツで戦う。
そして3つ。グリード達が完全体となり、トラアリヤミーで2人を追い詰める!」
トラアリヤミーが硯達に攻撃を仕掛ける!
トラアリヤミー「おらああっ!」
虎とアリの合わさった腕力を帯びたパンチがロック・ゴレムとタワー・ゴレムの装甲を砕いて倒す。
カザリ「こいつはアタック時、僕たちのフィールドのセルメダル1枚につき相手のスピリットのコアをリザーブに置けてね」
ウヴァ「その効果で消滅したスピリット1体につき、ボイドからコアを1個リザーブに置ける」
ウヴァによってその効果をさらに発揮させる。コアシュートとコアブースト。ウヴァとカザリの効果が混ざり合い、合成怪人にふさわしい効果である。しかもウヴァ達のフィールドにはコスト5以下のスピリットがおらず、ゴウセルの魔力が使えない。
ゴウセル「ライフで受ける」
カザリ「ちなみにそいつは特別欲が深かったからダブルシンボルになってるよ」
トラアリヤミー「おらっ!」
トラアリヤミーのアリと虎の鉤爪の十字斬りにゴウセル達のライフを2つ奪われる。
カザリ「それじゃ次は僕の番だね」
次はカザリが仕掛ける。再び効果で全スピリットのコアを1つにして、グスタフを切り裂き回復。だが
ウェルシ「シャ〜〜っ!」
カザリ「ん?」
ウェルシ・コブラが分身みたいなものをカザリ達に飛ばし、体の一部に潜り込ませ刺青のような模様を刻み込む。
カザリ「これは…」
ゴウセル「ウェルシ・コブラの効果。相手スピリット/アルティメットが効果で回復した時、このターンの間俺たちのライフは1しか減らされない」
カザリ「なるほど。呪鬼ばかりのデッキに幼蛇がいたからおかしいと思ったけどこの為か」
ゴウセル「その通り。さらにフラッシュタイミング ソニックバインドを使用。合体していないスピリットを全て疲労させる」
メアリー「ソニックバインド!」
メアリーが扇で突風を起こし、ウヴァ達だけでなくカザリも膝をついてしまう。
カザリ「してやられたよ」
こうなってはカザリの効果も使用不能。そのままライフを砕こうとすると
トラアリヤミー「おい、それよこせ!」
ウヴァ「なっ!おいテメェ!」
カザリ「?」
トラアリヤミー「こいつで回復させてもらうぜ」
トラアリヤミーはウヴァの持っていたラピッドウィンドを奪い取ってウヴァのコアを使って、系統:冥主を選んで自身とメズールを回復させた。
メズール「ちょっと何勝手に使ってんのよ!」
ウヴァ「そいつは次のターンまで取っておいたんだぞ!しかも俺のコアを使いやがって!」
トラアリヤミー「ぎしゃしゃしゃ」
ウヴァ達の言葉など全く聞いていない。それを見たゴウセルはスピリットリンクでアンシャンテに【覚醒】を与え、ネイチャーフォースでメアリーにコアを乗せてLv.3にアップ。さらに覚醒によりアンシャンテのレベルを3にアップ。これならトラアリヤミーの効果もある程度防げる。
呆れるカザリはマッハジーを倒して自分のフィールドに戻る。さらにターンエンドしようとするとトラアリヤミーはアタック宣言なしに勝手にアタックする。ウヴァはLv.1にダウンしてしまった為にコアは3個しか取り除けなくなり、デスウォーリアー2体を消滅させ、アンシャンテをLv.2にダウン。
ゴウセル「ならばこうだ。バスター・スピアで冥府の深淵を破壊し1枚ドロー」
ここでゴウセルが冥府の深淵を破壊する。これで呪撃に恐れる心配がなくなった。
ゴウセル「メアリーでブロック」
メアリー「参る!」
メアリーは扇で虎とアリの鉤爪を受け流して避ける。お互いBP12,000。このままでは相打ちになってしまう。
硯「フラッシュでマントラドローを使用。ブラッディ・メアリーのBPを+3,000する!」
ここで硯がBPアップしてくれたことでメアリーのBPがヤミーを上回る。
メアリー「受けてみよ!ドール扇風術・麗風の舞!」
両手に鉄扇を持ったメアリーが大きく振り翳すと巨大な竜巻を巻き起こしトラアリヤミーを覆い尽くす。奴らのキースピリットを破壊できたと思いきや
ぼん!!
爆発したと思ったらトラアリヤミーは無傷で姿を見せた!
トラアリヤミー「残念だったな。俺にはジバクアリの能力を備え付けてあるんだよ」
剣蔵「ジバクアリって確か危険を察知すると自爆するっていうあの…」
カザリ「そうだよ。コイツは破壊時、お互いのフィールドにこいつと同じ色のスピリット/ネクサスが存在する時、それぞれ1つを破壊することで疲労状態でフィールドに残せる」
敵味方双方を犠牲にして生き残ろうとするところはこのチンピラリーダーの人間性を表していた。ちなみにこいつの色は緑と紫。その効果でまず賢者の樹の実を破壊。
ウヴァ「おいバカ!こいつを破壊してどうするんだ!」
トラアリヤミー「けっ 甘い匂いが臭くてむしゃくしゃしてたんだよ。ようやくスッキリしたぜ」
効果などお構いなしに気に入らないという理由で破壊。そしてそのままメアリー目掛けてキックを浴びせる。メアリーは鉄扇で防御するが、アリと虎の強靭な筋力が合わさったキックに鉄扇だけでなく右腕まで砕かれてしまった!
ヘラ「メアリー!!」
アン「メアリー殿!」
メアリー「大丈夫…ですよお母様。かすり傷ですわ」
腕を砕かれてしまったメアリーはもはや戦闘不能であった。トラッシュに行こうとするとトラアリヤミーが近づき、メアリーの髪を掴んで持ち上げる。
ガシッ!
メアリー「ぎっ!」
トラアリヤミー「ぎしっ♪」
ぼん!!
メアリー「! あああああああああ!!」
一同「!!」
なんとメアリーの両足を吹き飛ばした!これにはグリード達も驚いた。
ウヴァ「おい、何やってやがる!」
トラアリヤミー「決まってんだろ。コイツらには恥をかかされたからな。その分をコイツらのカード共にきっちりツケを払わせてやろうと思ってな」
と彼女の目を見てかなり純度の高いアメジストだと気づく。
トラアリヤミー「へへへっ 高く売れそうな目玉だな。その目を抉り取って稼がせてもらおうか」
剣蔵「なんてことを!」
メズール「ちょっとウヴァ。流石にやりすぎよ!」
ウヴァ「ああ。おいそこまでだ。そいつを離して…」
トラアリヤミー「ウルセェ!!」
ウヴァ「なんだと!」
トラアリヤミー「こんなゲームのルールなんぞどうでもいい!コイツらをぶっ殺せることしか興味がねえんだよ!」
ウヴァ達の静止も聞かずメアリーの目を抉り取ろうとする!これ以上は我慢できず、みんなで止めようとするが間に合わない!
そこに!
ドン!
トラアリヤミー「どわっ!」
後ろから何かに顔面を殴られる。
トラアリヤミー「くそっ 誰だ!」
???「悪趣味な野郎だ」
一同「!」
なんとその正体は赤い腕…そう。赤い鳥を思わせる腕が一本、空中に浮いていたのだ!
クラッキー「Waht's ? あれは一体なんだ?」
ダン「確かに気になるが、それより先に彼女を…ん?」
ふとダンが何かに気づく。
トラアリヤミー「てめぇ邪魔しやがって! ってあれ?」
トラアリヤミーはメアリーがいなくなっていることに気づく。辺りを探すとマーリンによって介抱されていた。
トラアリヤミー「いつの間に! 一体どうやって?」
??「俺が助けたんだ」
声のする方を見るとハネっ毛気味の黒髪をしたパンツを棒に引っ掛け肩にかける青年だった。
ウヴァ「てめぇらは!」
ガメル「うううっ」
メズール「まぁ私達が来れたんだから」
カザリ「予想はしていたけどね」
マーリン「どうやら彼らはグリード達の知り合いのようだな」
ゴウセル「貴殿らは?」
??「それはあとで。マーリンさんによればメアリーさん、命に別条はないと言っていましたからもう大丈夫です」
ヘラ「そうか。我が娘を助けてくれてありがとう」
ゴウセル「感謝する」
硯「本当に良かった」
???「ったくお人好しが。呆れるぞ映司」
映司「ほっとけなかったんだから仕方ないだろアンク」
青年の名は“映司”、腕の名は“アンク”と言うらしい。
トラアリヤミー「おい!俺を忘れてんじゃねぇぇぇ!!」
完全に忘れられ話に夢中になる青年達にブチぎれるトラアリヤミーが襲いかかる!
ドドドドドドっ! チャリンチャリンチャリン!
トラアリヤミー「!?」
とセルメダルの銃弾がトラアリヤミーの足元に撃ち込まれる。
???1「やめろ。これ以上勝手なことをすればルール違反で反則負けになるぞ」
???2「そうです。ルール違反は御法度です」
撃ったのは2人の男女だった。
映司「後藤さん、里中さん!」
トラアリヤミー「テメェら!」
??「そこまでだ」
♪:鴻上会長
と今度はコロシアムのモニターから1人の男が映し出される。
硯「!?」
映司&硯「鴻上さん!!」
鴻上「やあ火野映司くん久しぶりだね。硯くんも」
ゴウセル「そうか。彼が君の新しい契約先“鴻上ファウンデーション”の社長“鴻上光生”か」
硯「そうだよって、何故それを?」
ゴウセル「さっき記憶を辿った時に見たからな」
硯「なるほど。それで社長が何故?」
鴻上「かつての因縁達の再会、欲望に塗れた者、熱き戦い、そして失われたはずのコアメダル。これほどまでに欲望が集まっていて…私が見逃すはずがないではないか!!」
アンク「相変わらずだな」
魔ゐ「なんだが豪快なおじさんね」
剣蔵「欲に忠実と言うかなんというか…」
苦笑いする魔ゐ達。
マーリン「(ふふふっ 言いたいことはズバズバ言って、自らの欲を押さえつけず解放する。気が合いそうだ)」
鴻上「さて映司くん、そしてアンクくん。これ以上フィールドにいると硯くん達もルール違反となってしまうのでそろそろ」
映司とアンクは観客席に向かう。
鴻上「さてグリード諸君。君達もそこのヤミーを下げたまえ。これ以上やると君達の反則負けだよ。マサムネくんもお怒りになるだろう」
ウヴァ「わかっている。おい戻れ」
トラアリヤミー「俺に命令するんじゃ…ひっ!?」
カザリが爪をトラアリヤミーの顔に寸止めで突き立てる!
カザリ「あんまり調子に乗らないでよね。お前が勝手な事をしたせいで手札とネクサスが無駄になった。これ以上僕らを怒らせると…殺すぞ」
トラアリヤミー「ひぃぃぃぃぃ」
カザリの脅しに怯えて渋々言うことを聞く。その後メアリーが破壊されたことにより硯の双光気弾が発動して2枚ドローする。
硯「これは…」
すると硯に何か来たらしい。カザリ達はターンエンド。
硯:第24ターン
硯のターンが来てドローしてメインステップに入る。ランマー・ゴレムとガイウスを1体ずつ召喚。さらに
硯「僕はさらに彼を召喚する!」
アンク「ようやく俺の出番か」
アンクが出てきた!しかもブレイヴとして。召喚時効果で2枚オープンする。そのまま2枚とも手札に加える硯。
硯「ダンくん、今から見せたいものがあるんだ。きっと驚くよ」
それを聞いてダンは興奮する。
鴻上「さぁ硯秀斗。君の欲望を解放してみせよ!そうすればその力を使いこなすことができよう!さあ!!」
♪:対決・グリード
映司「これを!」
しゅっ!
硯「!」
映司が硯にベルトのようなものを投げ渡す。硯は直様、腰に装着する。
アンク「そらっ」
硯「これがメダル」
ゴウセル「赤と緑と黄の3色か」
アンク「はめ込んで、こいつを使ってみろ」
アンクの言う通りにメダルをはめ込み、腰に着いていたオースキャナー(OS)円状の物を受け取る。そして
ジャリリン!
硯が円状の物をコアを嵌め込んだ部分に翳しスキャンし
硯「変身!!」
OS:タカ!トラ!バッタ! タ・ト・バ!タトバ!タ・ト・バ!
♪:変身・オーズ
硯が変身した!!この姿はそう!オーズ。仮面ライダーOOO(オーズ)である!!そしてその力を授けてくれた彼らこそ仮面ライダーオーズの変身者“火野映司”、彼の相棒のグリード“アンク”である!!
鴻上「おめでとう硯秀斗くん!新たな仮面ライダーオーズの所有者の誕生を祝って……ハッピーバースデー!!」
硯「これが仮面ライダー! しかしさっきの歌はなんだろう。タカ、トラ、バッタって」
アンク「歌は気にするな」
映司「よし!うまくいった」
剣蔵「硯さんが仮面ライダーに変身しました!」
クラッキー「アンビリーバボー!」
魔ゐ「やるじゃないすずりん」
ダン「さすがだ硯」
メズール「まさかあの子まで変身できるなんて」
ガメル「ナンデナンデ?」
ウヴァ「どうなってやがる?」
カザリ「それより逆に好都合だよ。ここで前にやられた雪辱を晴らすことができるしね」
ウヴァ「へっ それもそうか」
メズール「前のようにはいかないってとこを見せてあげないと」
ガメル「オーズ、倒ス!」
グリード達は闘志を燃やす。
アンク「向こうはやる気だな。おい小僧、俺と合体しろ」
硯「了解。アンクを僕に合体して全スピリットを最高レベルにアップ。さらにキラーテレスコープ(Revival)をソウルコアを使って発動。疲労状態のスピリットに指定アタック出来、BP+3,000する。続けてアタックステップ! 僕でカザリに指定アタック!!」
カザリ「面白い。受けて立ってあげるよ!」
硯&カザリ「はあああああっ!!」
硯オーズとカザリが激突する!カザリの鉤爪と硯オーズのトラクローが激しい火花をあげながらぶつかり合う。
カザリ「やるじゃない」
硯「伊達に世界は旅してないよ。調査と一緒に体は鍛えてたからね」
完全体のカザリに食ってかかる硯。だがやはりBPではわずかにカザリの方が上だった。
ガチン!ガチン!
カザリ「はあああっ!」
ガタン!
硯「うわああっ!」
カザリ「なかなか楽しませてくれたけど、ここまでだよ。そろそろ僕らの本物のメダルを返してもらおうかな」
実はカザリ達が使っている9枚のうち3枚はマサムネによって生み出された擬似コアメダルだった。そしてオーズにトドメを刺そうとすると
映司「硯くん、これを!」
アンク「こいつもだ!」
映司から大剣を、アンクからはセルメダル3枚を受け取る!実はさっきオーズの召喚時に2枚オープンして手札にあった為、加えていたからだ。そして映司から貰ったのはオーズ専用の大剣“メダジャリバー”。セルメダルを3枚とも使用して大剣に装填しスキャンする!これによりBP+6,000された!
OS:トリプル・スキャニングチャージ!
カザリ「なに!?」
硯「これならどうだ!!」
ザクっ!!!!
カザリ「ぐあああああああっ!!!」
メダジャリバーの必殺技で空間ごとカザリを切り裂く!だがそこは完全体。完全には斬られずに耐えぬくがその拍子に大量のセルメダルとコアメダル2枚が抜け出る!
アンク「!」
それを見逃さなかったアンクはカザリのコアメダルを抜き取る!
アンク「こいつは儲けたな♪」
カザリの足から鎧がはだける。どうやら本物のコアメダルのようだ。
カザリ「くそっ 僕のコアメダルを…」
硯「よそ見してる場合かな?」
カザリ「!」
♪:スキャニングチャージ
ジャリリン!
OS:スキャニングチャージ!!
硯「オリハルコンの仇は取らせてもらうよ!」
足のバッタで空中に飛び上がり、頭のタカがカザリを捉え
硯「はあああああああ! セイヤーーーーーー!!!」
ドゴン!
カザリ「ぬわあああああああっ!!」
どーーーん!!
タトバコンボの必殺技“タトバキック”がモロに決まってカザリは観客席まで吹っ飛ばされた!
ウヴァ「カザリ!」
カザリ「ううっううううう…」
カザリは大ダメージを受けていたがひとまず無事だった。
メズール「カザリ大丈夫なの?」
カザリ「なんとかね。けどこれ以上は戦えそうに無いな。ウヴァ、あとは頼むよ」
ウヴァ「わかった、任せろ」
カザリは腰を下ろして観戦する。それから
アン「硯殿。私にもアタックをお願いしたい」
硯「アンシャンテ」
アン「あのガメル殿ともう一度戦いたいのだ。今度は不覚はとらせん。何卒!」
ヘラ「硯よ、此奴は一度決めたら絶対に後には引かない。妾からも頼む」
硯「ゴウセル。いいかな?」
ゴウセル「構わないとも。彼女の欲望を止める理由はないからな」
硯「ありがとう。剣帝ドール†アンシャンテ†でガメルに指定アタック!」
アン「いざ参る!」
ガメル「サッキノ人形サンガ相手カ」
ガメルは向かってくるアンシャンテに衝撃波を放つが難なく躱され、さっきと同じようにガメルの周りを走り回り連続突きを。
ガメル「ソレコショバイダケダッタデショ。オレ効カナイ」
アン「どうかしら?」
ガメル「?」
ピッ
アン「! もらった!! touche!!」
とーーーーん! ピシッ
ガメル「アレ!?」
ガメルの鎧にヒビが!!
メズール「まさか同じところを!」
アン「そうさ。高速移動と連続突きで動きを大雑把に見せるためのただの囮だったのだよ。それにガメル殿のBPアップはアタック時のみ。対して私はLv.2〜3では常にBP+10,000。まさに今こそが勝機!」
ゴウセル「アンシャンテの効果! 彼女の召喚時効果はアタック時にも発揮できる」
破棄した中にいたのは黒嫁ドール†ザンシア†だった!
アン「これで最後だ! ドール流剣術:憑霊の突き・ザンシア!!」
どすっ! ぱりーーーーーーん!!
ガメル「わああああああああっ!!!」
メズール「ガメル! はっ!」
ザンシア「はあああああっ!」
パリン!
メズール「ああああっ!」
アンシャンテの渾身の突きがガメルの鎧を砕き、ザンシアの霊がメズールに双剣の一撃を喰らわせる!ガメルが鎧が砕けたことでガメルからもコアメダルが抜き出る。それをアンクはすかさず手に入れる。
ガメル「メズール、メズール! 大丈夫?」
ガメルはザンシアの一撃を受けたメズールを気遣う。
メズール「えぇ、ありがとうガメル。ガメル、破壊された以上あなたはフィールドにいられないわ。観客席で待ってて」
ガメル「わかった。気をつけてね」
ガメルがフィールドが出ると、メズールはアルティメットウォールのバーストを発動させアタックステップを終了させる。
メズール:第25ターン
メズールは全スピリットをLv.3に上げて絶甲氷盾をセットする。
メズール「おいで!私の子供達!」
サメヤミー「しゃあああっ」
メズールは2体のサメヤミーを生み出す!
メズール「アタックステップ!行きなさい!」
サメヤミーの1体がアタックする。硯は傀儡縛り(ジャック)を発動しようとすると
メズール「ふん!」
ゴウセル「ん?」
がしっ!
なんとメズールがウナギの鞭でゴウセルを縛る!
メズール「バトスピのカードの発動を邪魔するのはルール違反だけど、カードでは無い魔力の発動の妨害は反則なんてルールは無かったはずよね」
確かにカードの発動を妨害するのはルール違反である。だが魔力に関してはルールの効果となるのでカードとはならない。
鴻上「なるほど! 確かに君の言うとおりだ! これはバトスピの新たな戦法の一つとなろう! お市社長には後で私から申請しておこう」
鴻上は迷わず許可を出してしまう。
メズール「サメヤミーのアタック時効果。疲労状態のコスト4以下のスピリットを2体破壊する。アンク、確かあなたは合体してもコストは+されなかったよね? なら今のオーズのコストは3。やりなさい!」
サメヤミー1「しゃあああっ!」
ドドドドドドドドっ
サメヤミーが硯オーズに水弾を連射を浴びせる!トラクローで受けようとするが数が多すぎる!次第に水弾を食い始める!
硯「ぐっ がはっ」
メズール「止めよ!」
メズールが倒れ込んだ硯オーズにトドメを刺そうとする!(効果として)
だが躱された。
アンク「残念だったなメズール」
映司「オーズはLv.2の時、「オーズ」、「アンク」、「バース」が相手の効果で破壊された時、手札一枚を破棄することで疲労状態で残せるんだ!」
メズール「なるほど。でもあんた達のライフは残り2つよ。私達のフルアタックは防げないはずよ!」
確かにこのままでは硯達のライフは0になる。するとアンクが
アンク「仕方ねぇ。ぶっつけ本番だがやるしかない。おい坊主、これを使え!」
硯「これはさっきカザリから奪ったメダル」
カザリ「まさか!」
映司「アンク、まさかもうコンボを? まだ早いんじゃ」
アンク「起死回生にはこれしか手がない」
硯「そうだね。確かにこれしかなさそうだ」
アンク「だが気をつけろ。コンボは消耗が激しいからな。無事の保証はねぇ」
硯「覚悟の上だよ!」
そうして硯はタカとバッタのメダルをライオンとチーターに変え
メズール「まさか本気なの!?」
ジャリリン!
OS:ライオン!トラ!チーター!(がおおおっ!) ラタ・ラタ・ラトラァータァー!
♪:Ride on Right time
♪〜
♪:ラトラーター!ラァトラァーター!ラタ・ラタ・ラトラァータァー!ラトラーター!ラァトラァーター!ラタ・ラタ・ラトラァータァー!
硯「うおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーっ!!!」
硯とライオンメダルの咆哮と共に高熱のライオン型のオーラをした熱波“ライオディアス”が広がる!
メズール「ううっ (ぱしんっ!) ああああっ!」
一番近くにいたメズールはモロに喰らって大ダメージ。さらにコアメダルを失い鎧の一部が肌けてアンクに奪われる。
ガメル「メズール、メズール!」
心配してガメルが不完全体の怪人体になってメズールに駆け寄る。
剣蔵「どういうことでしょうか!? どうやってあんな姿に!?」
映司「『チェンジ』を使ったからだよ」
ダン「チェンジ?」
『チェンジ』とは『アクセル』と似たようにスピリットをマジックのように使用できるカード。しかし大きな違いは使用後に手元ではなく、破棄するか指定スピリットと回復状態で入れ替わることができるというものである。まさに仮面ライダーに相応しい効果である!
情報キリがなく Update 映し出す Display
考えること忘れ Never ends Game that never ends
その渦抜け出そう Stand up Get out
Listen up 心の声 Oh yeah
硯「ぐるるるるるっ がおおおおっ!」
シュシュシュシュシュシュシュシュシャっ!!
サメヤミー1「!!」
硯「がおっがおっがおっ がおおっ!」
ザキンザキンザキン!
鳴り響いてるサイレン That says 気付かずどこまで No way
戻れない on the freeway You go... don't know why you go
もう止めに出来るなら... Back in your life
Hear my voice 聞こえるなら Right now
チーターの足でとんでもないスピードで走って撹乱し敵の目の前に立ち、トラクローで切り裂きまくる!
本物の強さとは 自分のためにだけじゃなく
誰にでも 差し出せる その手(Don't stop, You don't stop...)
呼び覚ませ Yeah!
(Always to be brave, brave 見せてみな
The power you have Just fight...Fight it out)
もう一体が後ろから水弾を喰らわせようとすると、
硯「! そうはいくか!」
しゅりゅりゅりゅりゅりゅ!
なんとサメヤミーを踏み台にして後ろに回転しながら飛び跳ね、そのまま
Ride on! Right time Ride on! Right time(走りまくれ Like a Cheater)
光放ちながら(運命乗って Acting tough Ooh-Huh...)
願うなら 見失うな 雑音は シャットアウトして(強くなれ Like a Lion)
硯「おらららららららららららららららっ!!」
サメヤミー2「ががががががががががががっ!!」
チーターの高速連続蹴りが決まり、サメヤミーの体に穴が開き、
硯「おらっ!!」
サメヤミー2「ぎやあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
どこっ どーーーーーん!!ちゃりりりりんっ!
トドメの1発に壁に叩きつけられ大量のセルメダルを撒き散らしながら大爆して倒される!コンボを無駄なく発揮している!
ちなみにラトラーターのチェンジの効果はコスト4以下のスピリットを2体破壊するというもの。つまり
♪:Ride on! Right time Ride on! Right time(狙いまくれ Like a Tiger)
真実、数じゃなく(届け空へShouting loud Ooh-Huh...)
夢はほら ブレた途端 欲望になるから(油断すんなbetter watch out Huh)
サメヤミー1は何とか攻撃しようとするが硯の目にも止まらぬスピードに翻弄され、さらに引っかき攻撃を受ける。
♪:Ride on! Right time Ride on! Right time(プライドは Like a Lion)
荷物は要らないさ(ありのままで Shouting loud ooh-Huh...)
あきらめて 錆びた瞬間 走れなくなる(You watch out!)
硯「トドメだ!」
ジャリリン!
OS:スキャニングチャージ!!(がおおおおおっ!)
硯「ふっ!」
♪:ラトラーター!ラァトラァーター!ラタ・ラタ・ラトラァータァー!ラトラーター!ラァトラァーター!ラタ・ラタ・ラトラァータァー!
硯の目の前に3つの金のリングが現れその中を駆け走り!
硯「はあああああああああああっ!! (オリハルコン:がおおおおおおおっ!!)セイヤーーーーーーっ!!!」
サメヤミー1「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
どーーーーーーーーーん!!
獅子のいや!オリハルコンのオーラを纏って、X字に切り裂いた!!
硯「はぁはぁはぁはぁ…やった…」
セルメダルの雨が降り注ぐ。
メズール「ガメル…私を早く運んで…お願い」
ガメル「うん。わかった」
そう言うとメズールは水で自分の分身を作る。
メズール「ウヴァ、カザリ。私たちもここまでよ。悪いけど先に帰らせてもらうわ」
カザリ「その方がいいね」
ウヴァ「なら残りは俺がいただくぞ」
メズール「ご自由に」
そうしてガメルと共にフィールドを後にする。こうしてメズールとガメルが戦線離脱したため、このターンは強制終了となる。
ゴウセル:第26ターン
ゴウセル「俺のターンだな。おいでオドール」
するとヘラの肩にツギハギだらけのクマのぬいぐるみが乗っかかる。
ウヴァ「ああ? なんだあの不気味なぬいぐるみは?」
ギロッ!
ウヴァ「!!」
ヘラ「私の娘の大事な友達を侮辱するな」
ヘラはオドールを馬鹿にされて怒る。ただでさえメアリーを酷い目に遭わされたばかりだと言うのにまさに火に油である。
ゴウセル「さてオドールの召喚時効果で2枚オープンする。頼むよオドール」
ヘラ「イエッサー」
2枚オープンすると中には
ゴウセル「来たか。硯秀斗、今度はこちらがキースピリットを見せる番だな」
硯「ゴウセルのキースピリット…」
ゴウセル「たとえ人形でも君は今生きている。そして心もある。それは紛れもない本当の命そのもの。共に君が人であることを伝えよう。ドール達の希望の姫君よ!白姫ドール†アルディラ†!」
魔法陣から出てきたのは1人の美しい薄桃掛かった純白のドレスを着たドールの姫君だった。ちなみに彼女はアンシャンテの妹であり、ヘラの実娘である。
ヘラ「アルディラよ。よく来てくれた」
アン「待っていたぞ我が妹よ」
アルディラ「はいお母様、お姉様」
見た目どおりの物静かで落ち着きがある清麗なお姫様である。剣蔵も見惚れてしまう程に。
アルディラ「メアリーお姉様、大丈夫ですか?」
メアリー「大丈夫よ」
メアリーの無事を知って安心するアルディラ。
アルディラ「ゴウセル様。メアリーお姉様を傷つけたあのヤミーを私は絶対に許せません!」
ゴウセル「わかっている。だからお前を呼んだ。頼りにさせてもらうぞ」
アルディラ「はい」
メアリーを傷つけられて怒ってはいたが、決して己を見失ってはいなかった。
ゴウセル「俺はさらにアルディラにこの武器を合体させる」
ゴウセルが出したカードは
硯「!? ゴウセル、それって!」
アルディラの手に光の双弓が渡った。それは紛れもないゴウセルの神器“双弓ハーリット”であった!
マーリン「なるほど。ルールで邪魔されるならカードとしてなら邪魔はされぬと踏んだか」
魔ゐ「そうか。これなら邪魔される心配はないわね」
ゴウセル「よし。ではアタックステップ! 白姫ドール†アルディラ†でブレイヴアタック!」
アルディラ「行きますわ!」
ゴウセル「ハーリットの合体アタック時効果。“瘡蓋の記憶(リライト・ライト)”」
『瘡蓋の記憶(リライト・ライト)』
アルディラ「はっ!」
アルディラが弓を放つ。ウヴァは迎え撃とうとするが、ウヴァには当たらずアルディラ自身に当たる!
ウヴァ「ハハハハハっ 何だそりゃ。散々ビビらせておいて自滅してやがるじゃねぇか」
ヘラ「それはどうかしら?」
ウヴァ「?」
よく見るともう一本、弓が天空に上がっている。そしてしばらく上がると降りてくる。
ゴウセル「ハーリットの瘡蓋の記憶(リライト・ライト)は合体アタック時、ゲーム中1度だけ、お互いのトラッシュにあるスピリット1体の効果1つを選びこのゲーム中、その効果をそのスピリットの効果として扱うことができる」
ウヴァ「なんだと! それじゃまさかオリハルコンの」
ゴウセル「いや。俺が選んだのはオリハルコンではない。ましてや君らグリードやヤミーでもないよ。俺が選んだのはこれだよ」
ゴウセルが選んだのは
ぶしゅぶしゅぶしゅ!
一同「!?」
なんとゴウセルの体から紫色のコアメダルが現れた!
アンク「おい!」
映司「そのコアメダルって!」
映司達も驚く。
ウヴァ「どうなってやがる。なんであのメダルをあいつが?」
ゴウセル「異世界転移が起きる1ヶ月ほど前のことだ。俺の頭上の空に黒い穴が開いたと思ったら3つの紫のメダルが現れてな。それが何なのか調べようと近づくとそのままメダルは俺の体内に入り込んだ。だが不思議なことに俺の体には何の影響も無かった。むしろ体が軽くなったぐらいだ」
映司「アンク、その黒い穴って」
アンク「ああ、おそらくな」
何やら心当たりがありそうな雰囲気を出す映司達。
ゴウセル「それはさておきアルディラ、受け取れ」
アルディラ「ありがとうございます」
そうしてアルディラが3つのコアメダルを体に埋め込むと
プテラ!トリケラ!ティラノ!!
プ・ト・ティラーノ・ザウルーゥス!!
アルディラ「グオオオオオオオオオオオオオオっ!!!」
ひゅーーーーーーーーっ!!
突如としてアルディラの周りは凍りつき、そして姿が変わっていく!ロングヘアはまるで翼のように、ドレスは紫色の刺々しい甲冑に、足には強靭な爪を生やしたブーツ、そして後ろには強靭な尻尾を生やす!
もはや美しい白姫ではない。その姿は古代より生き抜いた恐竜そのものだった!
♪:POWER to TEARER
♪〜
アルディラ「グルルルルルルルルルルッ」
牙と目をギラつかせて睨みつけるアルディラにウヴァも怯む。ウヴァ達はさっきよりも警戒を強める。
ゴウセル「さぁその力を見せてみろ。アルディラ プトティラコンボ!」
♪:プ・ト・ティーラ プ・ト・ティラーノ・ザウルーゥス!
プ・ト・ティーラ プ・ト・ティラーノ・ザウルーゥス!!
アルディラ「グオオオオオオオオオオオオオオっ!!」
♪:強くなればなるほど 何のために力
使うべきか ジャッジが 重要になるさ(君自身の)
振りかざして 恐怖で すべて手に入れたら...(間違うな!)
祈る人の 中身は ただのエゴイスト(そうだろう?)
恐竜のように咆哮を上げると髪の翼で飛びウヴァ達に突っ込む!ウヴァはメズール(分身)でブロックする。だがトラアリヤミーはそんなのは関係なくアルディラに攻撃を仕掛ける。ウヴァの必死の静止も聞かずにそのままメズールと共にアルディラに爪&キック攻撃する!だが
ガシッ
トラアリヤミー「!?」
アルディラ「お前がお姉さまを。許しませんからね」
アルディラはいとも簡単に受け止めた。
♪:その瞬間 飲み込まれる ダークサイドの危険な欲望
アルディラ「さあ。暴れさせてもらいますわ!」
それから蹂躙が始まった。
POWER to TEARER 心の強さ
たった今 試されるとき
破壊者を守護者に変える その願いでコントロール
POWER to TEARER さぁ手なずけろ
太古から続く力を
その身体に纏うのなら 喰うか喰われるかのミッション
Wow... POWER to TEARER
アルディラ「はああああああああああっ!!」
トラアリヤミー「けぼっがばっどぼっぎげっばほっ……!!」
アルディラの容赦ない連続パンチ&蹴り&引っかき&尻尾攻撃、さらには地面に引きずりまくるなど、トラアリヤミーは抵抗も全く出来ず蹂躙され続ける。メズールも奴ほどではないが連続攻撃に抵抗もできない。
その光景にみんな恐怖を覚える。
魔ゐ「容赦ないわね」
硯「地獄絵図だよ」
♪〜
アン「相変わらずね」
ヘラ「あの子は娘達の中で一番優しいが、怒り出すと手がつけられないからね。涼しい顔で行うから余計にタチが悪い」
普段は優しいが怒り出したら止まらない。恐ろしい。
アルディラ「うおおおおおおっ!」
♪:POWER to TEARER 心の強さ
たった今 試されるとき
破壊者を守護者に変える その願いでコントロール
蹂躙し続け、壁に2人を叩きつける!
ウヴァ「おい、どうなってる!? いくらコイツが攻撃したとはいえ戦っているのはメズールだけのはずだろ?」
ゴウセル「プトティラコンボはアタック時、このスピリット以外の一番コストの高いスピリット1体を破壊できる。その効果で破壊した時、相手のソウルコア以外のコア1つをボイドに置く」
だからトラアリヤミーも攻撃を受けたのだ!トラアリヤミーのコストはウヴァと同じコスト7。一番高かった。
♪:POWER to TEARER ねじ伏せてみろ
暴れ出す未知の力を
自分のものに出来たとき 次のステージに行ける
メズール分身は逃げようとするが、アルディラの肩のツノとハーリットの弓矢がメズールを捕える。さらに翼から冷気を放ち2人の足を凍らせる!
♪:Wow... POWER to TEARER
アルディラ「お姉様達を傷つけた報いを受けなさい」
そして
♪:Wow... POWER to TEARER
♪:プ・ト・ティーラ プ・ト・ティラーノ・ザウルーゥス!
プ・ト・ティーラ プ・ト・ティラーノ・ザウルーゥス!!
アルディラ「はああああああああああああああっ!!!」
どどーーーーーーーーん!!
さらに跳び上がりティラノサウルスの形に変化した足で2人に彼女オリジナルの必殺技“ディノフリーザーキック”をお見舞いした!!
すたっ
ついにあのヤミーを倒しました…と思っていたが
ウヴァ「あ…ああ…あぁぁぁ…」
なんとメズールの分身とウヴァを盾にしていた!奴は自分の効果を使うためにウヴァを身代わりにしたのだ!
剣蔵「ひどい。生き残るために自分の仲間を盾にするなんて」
クラッキー「性根が腐ってるね」
魔ゐ「最低」
ダン「……」
みんな酷評。まぁ当然の反応であろう。ダンも無言だが怒りで満ちている。マーリンも奴を見て不快なものを見るような表情だった。
トラアリヤミー「ふううっ 危なかったぜ」
ウヴァ「て…てめぇ…ふざけやがって…!」
カザリ「ウヴァ落ち着いて」
カザリの肩に抱えられるウヴァは怒りで満ちていた。なにせさっきの攻撃でボロボロなだけでなく、コアメダルまでアンクにちゃっかり奪われて上半身を剥き出しにされたのだから。
トラアリヤミー「良いじゃねえか。俺だけが生き残れば勝てる。それにさっきアタックを終了させるカードも使わせてもらったぜ」
さっきのアタックでサイレントウォールを使われたみたいだ。このターンはここで終了になる。だがただでは終わらない。
ゴウセル「ヘラの神域により相手の手札1枚を破棄する」
ヘラ「(呪文) はああっ!」
ヘラの呪文によってウヴァの手札にあったミストカーテンを破棄された。
カザリ「(ウヴァ)」
ウヴァ「(あぁ。コイツはもうダメだな)」
ウヴァ:第27ターン
トラアリヤミー「へへへっ 俺たちのターンが来たぜ。早く俺にアタックさせろ」
だがこれだけ押されているのに勝てる見込みがあると本気で思っていた。だがカザリ達は
ウヴァ「勝手にやってろ」
トラアリヤミー「えっ?」
後ろを振り返るとウヴァ達はゲートを開いていた。
トラアリヤミー「おい待て!どこ行く気だ?」
ウヴァ「もうこのバトルに意味がなくなったからだよ」
カザリ「相手が予想以上に強かったのは確かだよ。それだけならまだ僕らも残れたさ。だけどね、最大の原因は君なんだよ」
トラアリヤミー「なに?」
ウヴァ「何にも気づいてねぇのか。テメェが使えるカードを破壊した上に無駄遣いした上に、俺を盾にしたのが最大の原因なんだよ!挙げ句の果てには俺達のコアメダルまで奪われた!こんな大損しかしないバトル、いつまでもやってられるか!」
全く持って当然の理由である。
カザリ「そういうわけだからアンク、僕らも退散させてもらうよ。今度は僕らのコアメダル返してもらうからね」
アンク「へっ 返り討ちにして全部奪ってやるよ」
トラアリヤミー「おっおい!待ってくれ!それじゃどうやってこのバトル続けるんだよ?」
ウヴァ「そこに俺達のデッキのコピーを置いておいた。後はお前がそのデッキでバトルを勝手に続けてろ」
そう言い残してゲートを通って退散する。さて問題のトラアリヤミーはデッキのカードをドローしたまではいいもののどうすればいいのか慌てふためいていた。マーリンが彼の手札を覗いてみるとそこそこ使えるカードはあった。
クラッキー「まだ使えるカードはあるのに何を迷っているんだ?」
映司「そうですね。小型スピリットも出せばまだ防げるはずなのに」
マーリン「当然だろう。情報によれば奴は安く買い、それを高く売りつける転売という悪行を生業としている“転売ヤー”というもののグループのリーダーらしいからな」
魔ゐ「なるほど、納得ね」
ダン「もうあいつに勝機は微塵もないな」
カード系の転売ヤーはルールも知らないくせに買い占めて高額な値段で売りつける者が多い。中には買わずに盗みも行うほどに。それによってカードの新弾を買うことができず楽しみにしていた子供達の数が増えた。今まさに奴にその天罰が降りたのだろう。
奴は何もできないままターンエンドする。
硯:第28ターン
今、奴のフィールドには自分自身とバーストが一枚のみ。手札は多めにあるが使い方もわかっていない以上、警戒の必要はない。なぜならバーストが絶甲氷盾だったとしても、ラトラーターコンボはアタック時、このターンの間、指定したコストのバーストは発動できなくする。確実にこのターンで決まる。硯は戦士グスタフを1体召喚しアタック…しようとすると
トラアリヤミー「ぐらああああっ!!」
硯「!」
ガチン!
トラアリヤミーは硯の攻撃宣言前に攻撃を仕掛けてきた!なんとかすんでのところで防御して押し返す
ゴウセル「どういうつもりだ?」
トラアリヤミー「うるせぇ! もう勝負なんかどうでもいい!テメェらをぶちのめさえできればそれでいいんだ! 見張りな奴らも消えたことだし、もう好きにさせてもらうぜ!!」
そうして自分の体のセルメダルを数十枚使って大量の屑ヤミーを生み出した。
トラアリヤミー「へへへへへっ やれぇ!!」
奴の命令で屑ヤミー達は向かってくる。しかもダン達にも攻撃を仕掛ける。だが硯達は落ち着いていた。
硯「鴻上会長。これならもう遠慮する必要はないですよね?」
鴻上「もちろんだ。勝負は彼の反則負けだ。あとは好きにやって構わんさ」
硯「了解。ゴウセル、任せてくれる?」
ゴウセル「了解した。サポートは任せてくれ。みんなも頼むぞ」
ドール達「はい」
ヘラ「硯よ。奴は我が娘を傷物にした俗物。だが私では奴には勝てぬ。どうか娘の仇を頼む」
硯「もちろんです。アンク、この状況を打開できるコンボはある?」
アンク「おい待て。コンボはヤバいんだぞ。いくらなんでも2回続けてとなると」
硯「お願い。僕を信じて」
アンクはその真っ直ぐな目に戸惑う。
映司「アンク」
アンク「くそっ! どうなっても知らねぇぞ!」
アンクはそう言ってさっきウヴァから奪った緑のメダルを渡す。
じゃりり じゃりん
じゃりりん!
OS:クワガタ!カマキリ!バッタ!
♪ガータガタガタ・キリッバ・ガタキリバッ!
♪:Got to keep it real
♪〜 ガ!ガ!ガ!ガ! ♪〜 ガ!ガ!ガ!ガ!
♪:ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!
ガータ ガタガタ キリバ!
ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!
ガータ ガタガタ キリバ!
硯「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」
仮面ライダーオーズ、緑のクワガタ、カマキリ、バッタのコンボ、ガタキリバコンボである!
♪〜
トラアリヤミー「へっ いくら強いコンボになってもな。こっちには人質が」
ゴウセル「どこに人質がいるというのだ?」
トラアリヤミー「ん? いいっ!?」
ガタキリバの変身に集中してる間にダン達に襲ってきた屑ヤミーはマーリンとゴウセル、映司、後藤、里中、ドール達によって全滅していた。まぁ彼らなら当然であった。完全に焦りまくり取り乱していた。
ゴウセル「もはや決着はついている。素直に負けを認めれば悪いようにはしないぞ」
トラアリヤミー「うるせぇ!! もうこうなったらヤケクソだ!やっちまえ!」
アンク「どうやら決着をつけたいそうだぜ」
硯「OK。それじゃ」
硯オーズガタキリバコンボが屑ヤミー軍団に突っ込む!完全に勝った気でいるトラアリヤミー。
ガ~タ ガタガタ キリ バ バ バ バ バ!
硯「いっくぜーーーーー!!」
硯達「おおおおおおおおおおおおおーーー!!!」
一同「!!!???」
硯オーズが数十体に増えてしまった!これがガタキリバコンボの真骨頂であった!!
信じ続ければ Got to keep...Got to keep it real
どんな明日でも 乗り越えられる Be yourself
限界を決めるな Got to keep...Got to keep it real
自分であることに 誇りを持って Go ahead
硯達「てやっ! はああっ! セイヤ! とあっ!……」
硯オーズガタキリバ達は屑ヤミーをまるで赤子の手をひねるかの如く一掃していく!それもそのはず。普通は分身するとスペックが下がるのだが、このガタキリバは下がることなく本物と同じスペックを持っているからだ。その分、疲労もその数(現在約50体、約50倍の疲労)分、帰ってくる。だがそれを踏まえても強力なコンボであることに変わりはない。まさにオーズ最強コンボの類に入っていた!
次々倒されていくことに焦るトラアリヤミーは最後の手段として屑ヤミーを吸収して、巨大になっていく。
強くなるのなら Got to keep...Got to keep it real
「らしさ」乱反射 もっと輝け Be yourself
何も見失うな Got to keep...Got to keep it real
自分で決めたこと 全部曲げるな Go ahead
Got to keep it real
巨大トラアリヤミー「ぶっ殺してやる!!」
そのまま硯を踏み潰そうとするが、アルディラが奴の足元を凍りつかせ、ヘラが魔法陣で縛り上げて動きを封じた。
ゴウセル「硯秀斗、今だ!」
硯「了解!!」
ジャリリン!
ジャリリン!×49
OS:スキャニングチャージ!
OS:スキャニングチャージ!×49
硯がスキャニングチャージを発動させる!バッタレッグで跳び上がる。トラアリヤミーは爆弾粘液で硯達を攻撃するがものともしない。そして
♪:ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!
ガ~タ ガタガタ キリバ!
ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!ガッタ ガタキリバ!
ガ~タ ガタガタ キリバ!
硯達「セイヤー!×49」
硯「セイヤーーーーーーーーー!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドっ!!
巨大トラアリヤミー「ぎやああああああああああああ!!!!!」
どーーーーーーーーん!!!
ちゃりりりりりりりりーーーん!!
硯「ハァハァハァハァハァ…」
ガタキリバコンボの必殺技“ガタキリバキック”を受けてついに倒されセルメダルの土砂降りが降り出す。アンクは狂喜乱舞してメダルを取りまくる。それに便乗して鴻上も後藤達にセルメダルを回収させる。その後、元の世界に戻る。
ダン「硯」
硯「ダンくん、みんな」
ダン「すごかったぜ」
硯「ありがとう」
賞賛の言葉を聞いて硯は笑みを浮かべる。そこへ映司達もやって来る。
映司「硯くん、凄すぎだよ。まさかあそこまで力を出し切れるなんて。僕らの目に狂いはなかったみたいだ」
硯「ありがとう映司さん」
アンク「まぁ及第点はいってたかな。それより報酬を」
硯「わかってるよ」
硯は持ってたカバンの中に入っていた棒アイスをアンクに渡す。アンクは棒アイスが大好物なのだ。そしてアンクは人間体となってアイスを頬張る。
魔ゐ「それにしてもすずりん、あなたどうやってその力を?」
硯「僕はお市社長の依頼で他世界のことを調べていたんだけど、向こうの世界のアフリカに珍しい遺跡があると聞いて興味が出て探索してみたら、その奥にオーズのカードがあったんだ」
映司「ちょうどその時に僕らも着いたんですが、いきなりアンクが襲いかかって誤解を解くのに苦労しました」
アンク「しょうがねぇだろ。あのカードは俺の力を宿した大事なもんだからな」
硯「その時、鴻上社長とお市社長が来てくれたおかげで誤解は解けたんだ。それから僕はオーズとメダルのことを聞いて鴻上社長とも契約して映司さんとアンクの3人でメダルのことについて調べていたってわけ」
ゴウセル「なるほど」
とゴウセルもようやくやって来る。
硯「ゴウセル。君のおかげで勝つことができたよ。本当にありがとう」
ゴウセル「こちらこそだ。お前の力を見せてくれた事、感謝する。おっと忘れるところだった。この男も彼らに引き渡さなければならない」
リーダー「ううううううっ」
ゴウセルの手にはあのチンピラリーダーがいた。実は硯が必殺技を繰り出した時、救出していたからだ。
硯「たとえ悪人でも見捨てるわけにはいかないからね」
そう言って奴を後藤達に引き渡す。
鴻上「さてゴウセルくん。君には聞きたいことがある。その紫のメダルについてだ。なぜ君がその力をうまく使いこなせていたか。私はそこが気になって仕方がない」
映司によればかつては自分よ紫のメダルが体内に入り込んだことがあるらしい。彼の空いた心の隙間に惹かれたことが原因らしい。
マーリン「なるほど。ならば答えは簡単だ」
ゴウセル「そうだな。俺は人間ではないからな」
硯「えっ? それってどういうこと?」
ゴウセル「こういうわけだからだ」
スポッ
一同「いっ!!?? ぎやぁぁぁぁぁぁっ!!!」
魔ゐ「首が!首が抜けた!!」
クラッキー「Oh My God!!」
剣蔵はそれを見て目を回して気絶してしまう。
硯「ゴウセル、君って」
マーリン「ゴウセルは元々、ゴウセルと呼ばれる人物によって作られた心を持った人形なんだ。おそらく紫のメダルは欲について考えていたゴウセルに惹かれたのだろう。人形は本来欲というものが無いのだから」
鴻上「なるほど、そういうわけか」
ゴウセル「そういうわけなのだ」
硯「でも君が人形だろうと僕は気にしないよ。君は仲間だからね」
ゴウセル「ありがとう。キュピーン⭐︎」
みんなそれを見て笑い出す。ゴウセルのペースにようやく慣れたみたいだ。
ゴウセル「さて、そろそろ君の体もリフレッシュしなければな」
硯「えっ? ? あれっ?」
ぐらっ
硯はグラつき腰を地面に落としてしまう。
アンク「コンボの反動だろう。だからヤベェって言ったのに」
硯「はははっ あの時は夢中だったから」
そうしてダンとゴウセルに肩を借りてその場を後にした。
○大六天魔王の城
政宗「見事に完敗だったな」
カザリ「面目ないよ。宿主にした相手が悪かった」
ウヴァ「あぁ。使い捨てにするには申し分なかったが、自我が強すぎた」
メズール「ごめんなさい政宗。大損させちゃったわ」
ガメル「ごめん」
政宗「まぁいいさ。何も完全に無駄だったわけじゃない。あの時のセルメダルは少し回収しといたからな。コイツはせめてもの報酬だ。お前らで分けろ。ついでに擬似コアメダルもだ。それで少しは回復できるだろう」
カザリ「ありがとう」
そう言ってカザリ達は政宗の部屋を後にする。
政宗「さてさて、次はどう出ようか?」
アブレラ「政宗様、メガトロン様より連絡が入りました。探し物の手がかりが見つかったそうです」
政宗「そうか。情報元はどこだ?」
アブレラ「“センターシティ”です」
To be continued.
オーズようやく登場させることができました。最初はバトスピの効果のオーズで締めくくろうかと思ったんですが、トラアリヤミーの性格から素直に通らせるのは難しいと思って今回の締めにしてみました。
ゴウセルのドール達にも活躍の見せ場も出したく力を入れてみました。
さて次回は他世界のアメリカがメインです。こちらでもまた、あっと驚くような展開を載せて行こうと考えてますので、みなさん乞うご期待!!