バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

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本日は四十七陣の続きです。
作画はアニメこち亀84話「華麗に変身! 月光刑事」のものと思ってください。


四十八陣:刑事ライダーと特殊刑事課

 

♪:04 両津のテーマ 1-1~2

 

アメリ達が派出所に配属になって既に1ヶ月。すっかり慣れたアメリは今日の夕暮れのパトロールを終えた。

 

アメリ「アザゼル・アメリ、パトロールを終了しました」

麗子「お疲れ様。はいお茶」

アメリ「ありがとうございます。しかし油断はできません。今日こそは奴らを逮捕してみせます!」

進ノ介「気合い入ってますね」

中川「まぁ仕方ないよ」

寺井「次は進ノ介君と両さんだったね」

霧子「そうですね。両さん」

両津「話しかけんな。今、大事なところなんだから」

 

みんながしっかり公務を務めているにも関わらず両津はプラモをしていた。

 

ガン!

 

両津「痛てっ!!何しやがる!!」

 

両津の頭にどついてきたのは以前両津の頭をどついたパトカー型のシフトカー。

実はあの日、両津の頭に突っ込んだ時、どさくさに紛れて捕まえていたみたいでニコニコ寮に持ち帰って調べてみようと分解しようとしたらまた突っ込んできた。彼らには意志があるのだ。

一晩中部屋で格闘し、その後何度も遊びの邪魔をしてくる。だが事件を解決や行動を共にしていくうちにいつの間にか意気投合してしまったらしい。

 

 

麗子「両ちゃん!パトカーちゃんが怒るのも無理ないわ。そうやってサボっている間にスコブ怪盗団が現れたらどうするの?」

両津「え? 酢昆布がなんだって?」

麗子「スコブ怪盗団!」

中川「最近、各地で美術品や宝石などの高級品ばかりを狙う怪盗団ですよ。管内では既に3件、管外では5件も被害が出ています」

ベルト「そのためにこうして夜間パトロール強化をしているのではないか」

両津「そういえば部長がそんな事言ってたな。くそー。ワシの残業を増やしがって!」

麗子「目撃情報によれば全員女性らしいわ。もしかすると両ちゃん好みの美女がいるかもしれないわよ?」

両津「ふん!そんな高級品ばかり有難む女にワシは興味はない。しかも噂によればそいつらはクモにコブラにコウモリを使うそうじゃねえか」

ベルト「たしかに。うーん」

 

ベルトは何か気になる様子。

 

アメリ「しかも情報によれば悪魔が関わっているという話だ。同じ悪魔としてこんな犯罪は言語道断!」

両津「なるほど。それで気が立っていたわけか。よしアメリ、お前にその手柄を立てさせてやるからワシの代わりに泊とパトロールしてこい」

 

アメリ「そ、そうしたいのは山々なんですが…」

 

アメリは何かに怯えていた。いやアメリだけでなく中川達も。そのわけは

 

♪:09-日暮3

 

両津「うううううう」

大原「…………」

 

ギランっ

 

両津「うっ!」

大原「ばっかもーーーーーーーん!!!」

 

♪:04-両津のテーマ1-2~3

 

両津「ぐえ!」

大原「貴様には警察官としての自覚があるのか!ないのか!?ないんだろ!? そうだろ?ええ!!」

両津「くっ苦しいーー!」

 

大原部長に襟元を引っ張られ苦しむ両津。

 

大原「貴様のような奴がいるから本庁も心配して応援を呼ぶことになるんだ!」

霧子「本庁から?」

大原「そうだ。実は先ほどスコブ怪盗団から本庁宛に予告状が届いたんだ」

アメリ「本庁宛に!? 何と大胆な!」

 

予告状によれば「明日の午後8時、マクレーン邸の100個目記念パーティーにて“海神の雫”を頂く」と

この海神の雫は三傑のレディ・レヴィのお気に入りの宝石でそれを奪うという予告だった。ちなみにマクレーン家は海底探索家の家系でその関係でレディ・レヴィと知り合い、彼女から貸し出し許可をもらい、その海神の雫こそ100個目の宝らしくその記念を兼ねてのパーティーらしい。

 

アメリ「おのれ!レディ・レヴィ様のお気に入りの宝石を奪おうなど!」

大原「うん。それで今回のスコブ怪盗団の逮捕のために本庁から検挙率100%の刑事が来ることになった」

アメリ「それは心強い。本庁からのエキスパートならかなりの実力者だ」

進ノ介「そんなプロと仕事できるなんて」

 

両津「本庁? ん?」

両津&中川&麗子&寺井「いっ!?」

両津「部長!もしかしてもしかしてもしかすると!その本庁から来るエキスパートって“特殊刑事課”じゃないんですか!?」

大原「うっ! ま…まぁそうだ」

 

図星みたいだ。特殊刑事課と知った途端に両津達は元気をなくす。

 

ベルト「特殊刑事課といえば確か刑事課の中でもトップクラスの優秀な刑事がある部署ではないか」

霧子「そんなプロが来てくれるんですか」

進ノ介「すげー!」

アメリ「両さんは彼らを知ってたんですか?」

両津「ま…まあな」

アメリ「相当優秀な人達なんですよね?」

両津「まぁ優秀といえば優秀だぜ」

 

アメリをそれを聞いてワクワクしていた。だがどうも両津達は乗り気ではなかった。

 

そして次の日の夕方

 

○マクレーン邸

 

マクレーン邸の宝はなかなか高価なものばかり。だが何より1番なのは海神の雫。目を光らせて涎を垂らす女性客。この宝石は特に女性を魅了させる効果があるらしい。それも悪魔の宝石となれば尚更だ。

 

進ノ介「しかしすごいな。いくら魔界の重要人物が気に入ってる宝石が出てるとはいえ披露宴だけでこんなに盛り上がるとは」

アメリ「それだけ海神の雫は高価だということだ。人間界で売れば最低でも50億はするからな」

両津「50億!?」

 

目を金にする両津。

 

大原「バカもん!気を抜くんじゃない!」

 

本日の警備は今まで以上に増員され、念のために交通機動隊も外で待機されていた。ちなみに寺井は会館外を、霧子はトライドロンに乗って交通機動隊と合流していた。

 

中川「みなさんお疲れ様です」

アメリ&進ノ介「!?」

 

あまり達の目の前に綺麗なドレスを着た中川と麗子がいた。

 

アメリ「お二人とも、その格好は…?」

中川「実は僕たち、個人的にこの披露宴に招待されたんです」

麗子「マクレーンのおじ様と父は小さい頃からの友人だったから」

進ノ介「しかし何であなた達が?」

ベルト「当然だろう。中川君は中川コンツェルンのご子息、麗子さんは秋元貿易のご令嬢だからな」

アメリ&進ノ介「!?」

ベルト「なんだ知らなかったのか?」

 

その通り。中川は年商3,000兆円近くも稼ぎ世界規模の経済力を有すると言われる世界屈指の一流企業中川コンツェルンの御曹司で、麗子は年商2,000億円も稼ぐ貿易業を経営する父のご令嬢だったのだ。

 

アメリ「なんと!あの魔界でも大きな影響力を与えたという一流企業が中川さんと麗子さんの父君達が経営していたとは。父のことを知っていた理由がよく分かりました」

進ノ介「確かに。フェラーリで通勤してくるから不思議とは思ってましたが」

両津「普通気づくだろ。しかしテメェら招待を理由に仕事をサボりやがって」

中川「大丈夫ですよ先輩。この格好でもしっかり警備はしますから」

麗子「むしろ変装してると思えば怪盗団も油断するはずだから」

中川「それじゃ僕らはご挨拶したらすぐに警備に戻ります。では」

 

両津「それを理由に特殊刑事課に会わないつもりだな」

 

ドキッ

 

それを聞いて汗を垂らす2人だが何とか笑顔を取り戻してマクレーン氏と仲良く話し始めた。そしてしばらくして特殊刑事課が特別室にて待機するようにという連絡が来て、両津と大原部長、アメリ、進ノ介、ベルトは向かった。

 

○特別室

 

アメリ達は特殊刑事課に会うことを楽しみにしていたが、両津達は元気がなかった。

 

アメリ「両さん。昨日から何だか元気がないじゃないですか。一体何で?」

両津「アメリ。今更だが言っておきたいことがあるんだ。特殊刑事課はな…」

 

??「ふふふふふふっ」

 

どこからか笑い声が

 

両津「この笑い声は!」

 

ズドドドドドドドドドド…

 

一同「うわあああああああっ!!」

アメリ「伏せろ!」

 

壁から銃弾が何十発も飛んできて、壁に人間の身長に合うように撃ち込まれていく。そして撃たれた壁が倒れるとそこにいたのは

 

♪:海パン刑事登場(TVスペシャル大ハード登場ver)

 

海パン「ふっははははははっ はははははっ 股間のモッコリ伊達じゃない。陸に事件が起きた時、海パン一つで全て解決。特殊刑事課三羽烏の一人!海パン刑事(デカ) …只今参上!!」

 

出てきたのは海パンとネクタイと靴、拳銃しか履いていない変態だった!

 

両津「何で毎度毎度ドアを使わずに壁をぶち抜くんだよ!」

進ノ介「何だこの変態は!?」

ベルト「猥褻物陳列罪ではないか!」

アメリ「両さんなんですかこの男は!?」

 

驚いてるのも束の間、今度は

 

???「誰も知らな〜い〜 南の海か〜ら〜」

両津「この歌は!」

ベルト「ん! 下から何か来る!」

 

どぼーーーーん!

 

出てきたのは小型潜水艦だった!ハッチが開き出てきたのは!

 

♪:ドルフィン刑事登場

 

ドルフィン「タララ〜ララ〜ララ〜♪ 海を愛し正義を守る!誰が呼んだかポセイドン!タンスに入れるは、タンスにゴン! タ〜リラ〜リラララ〜♪ 私が水上警察隊隊長・海野土佐ェ門!お茶目なヤシの木カットがトレードマークの、ドルフィ〜ン刑事(デカ)だ!!」

 

半年一丁とヤシの木カットという意味不明なヘアをした変態!

 

進ノ介「また変態だ」

ベルト「どうなっているんだ?」

アメリ「だがこれで打ち止めだろう」

両津「いや。この分じゃあいつらも」

 

???「その通り」

 

ドアが開くと出てきたのは背広姿の青髭の男と髭の男。

 

アメリ「おお。この2人は普通だな」

両津「甘い!コイツらが一番の変態だ」

アメリ「えっ?」

 

青髭男「ムーンライトパワー!」

 

スティック:ピロロロロ

 

アメリ「何だ?」

進ノ介「まさか変身を?」

両津「見てれば笑けるぞ」

 

ラジオスイッチ音:カチッ

 

♪月光刑事・美茄子刑事只今参上

 

ライト音:パチっ

 

ピンクライトが当たり音楽が始まると青髭男はクルクル回り始め、髭男が幕をする。そしてセクシーダンスをする美女を映すように青髭男は踊り

 

青髭男「メイクアップ!」

 

ベルト音:カチャカチャ…

 

髭男「説明しよう。月光刑事はコスチュームを変えることにより7つの特殊能力を持つことが出来るのだ。では私も」

 

と髭男も幕の裏で着替え始める。

 

進ノ介「一体どんな格好になるんだ?」

ベルト「どうにも嫌な予感がする」

 

そして幕が開くと

 

アメリ&進ノ介&ベルト「げええええええっ!!!」

両津&大原「はぁぁぁ…」

 

月光「華麗な変身伊達じゃない!月のエナジー背中に浴びて、正義のスティック闇を裂く!空の事件なら任せて貰おう!月よりの使者、月光刑事(デカ)!」

美茄子「同じく美茄子刑事(デカ)!」

月光&美茄子「只今見参!」

 

冷たい風:ひゅぅぅぅぅぅ〜

 

アメリ&進ノ介&ベルト「えぇぇぇぇぇぇ…」

両津「お前ら時間かけすぎだろーー!」

 

ドルフィン「久しぶりだな両津。我ら特殊刑事課が来たからにはもう安心だ」

両津「いや余計に心配だ」

アメリ「りょ…両さん。まさか彼らが…?」

両津「ああ。コイツらが特殊刑事課の……変態どもだ」

 

そのとおり。この変態達こそ本庁の検挙率100%を誇るエキスパート。特殊刑事課の面々であった。実際、衣装は変態ではあるが数多くの事件を解決してきたのは事実。それ故にアメリ達のワクワクは一気にショックに変わった。

 

アメリ「なぜ両さん達に元気がなかったのか今ようやくわかった」

進ノ介「確かに」

ベルト「本庁のデータベースを調べても出なかったのは知られたくなかったというわけか。納得だ」

 

ちなみに特殊刑事課にはこの4人の他に18人も所属しているらしい。全員が変態というわけではないがどれもこれも一癖も二癖もある変人達。

 

海パン「君らがアメリ君達だね。私は海パン刑事こと北野だ。よろしく」

アメリ「どっどうも」

海パン「うむ」

 

ぱんぱん

 

アメリ達「いい!?」

海パン「戦いの前の腹ごしらえだ」

 

海パンに手を入れたと思ったら中からバナナを取り出しそれを食べ始めた。

 

海パン「君たちもどうだい?」

アメリ達「結構です!!」

 

月光「同じ警察として君たちを歓迎しよう。そして共に怪盗団を捕まえよう。世間を騒がす犯罪者は月に代わって、お仕置きよーー!」

 

ぱしーーーん!

 

両津「ぎやあああああっ!!」

進ノ介「痛でえええええっ!!」

 

月光刑事の鞭が両津と進ノ介の背中を捌く。

 

進ノ介「何するんすか!?」

月光「出動の儀式だ」

 

大原「まぁ自己紹介も終わったことだし話を戻そう。皆さん、両津達と協力してスコブ怪盗団逮捕に望んで欲しい」

特殊刑事課「了解!」

 

敬礼する特殊刑事課。

 

両津「はぁぁぁ。ワシはどうなっても知らんぞ」

 

それから海パン刑事は大原部長と会館裏庭、ドルフィン刑事は会館正面の池、月光刑事&美茄子刑事は両津達と一緒に中を。

 

月光「よし。では奴らを油断させるために美茄子刑事、一般人に変身だ」

美茄子「了解」

月光「ムーライトパワー!メイクアップ!」

 

再び幕が

 

進ノ介「最初に出てきた時の方がよっぽど一般人だと思うけど」

3人「うんうん」

 

幕が開くと

 

4人「うわああああああ!!」

月光「お色直し完了、ウェディング月光刑事」

美茄子「同じくウェディング美茄子刑事」

月光&美茄子「只今、見参!」

 

両津「やっぱりそれか!」

ベルト「それのどこがごく普通の一般人だというのだ!!」

月光「結婚式の最中に昔の恋人に連れ去られた花嫁が逃げる途中にパーティーに立ち寄ったという設定だ。よくある話だろ?」

4人「ないない」

月光「ちなみにこの格好になると女性の視線が敏感になり、宝石を盗もうとする女性がいれば一発で見分けられるのだ。スコブ怪盗団め。今夜こそあなたのお尻にキャンドルサービスよ〜♡」

4人「ひいいいいいい〜!ううううううう…」

 

それから宝石の部屋に入り

 

警備員&パーティー客「……………」

月光「見てみて〜美茄子さん。この宝石なんかとってもあなたにお似合いそう〜」

美茄子「あら〜♡お姉様の方こそお似合いそう♡」

月光「もう♡美茄子さんたらお上手なんだから〜♡あなたの方がお似合いよ〜♡」

美茄子刑事「貴方の方がお・似・合・い♡」

 

月光刑事と美茄子刑事の気色悪いやり取りにみんな気味悪く、青ざめて汗を垂らす始末。

 

進ノ介「寒気がするぜ。この世のものとは思えねぇ」

ベルト「あれでプロだというのだから世も末だ」

アメリ「人間というのは難しい」

両津「まぁ戸惑うのも無理はない。だがまだマシな方だ。ワシらなんかアイツらと同じ格好させられたことがあるからな」

 

それを聞いて悪寒を感じ3人。だがアメリだけは月光刑事の格好をしたら入間はどうなんだろうと想像して顔を赤くしてしまう。

 

そしてあと10分で予告時間になる。

 

アメリ「あと10分か」

進ノ介&ベルト「………」

アメリ「ベルトさん、昨日から考え事してるみたいだがどうしたんですか?」

ベルト「いや。どうも気になることがあってな」

両津「気になること?」

ベルト「スコブ怪盗団のモチーフであるクモとコブラとコウモリというのが」

進ノ介「俺もベルトさんから話を聞いて、調べてみたんですが現場付近の警官の報告によれば、奴らはとてもよい素早く一瞬固まったような感じに襲われたという話で」

両津「決まってんだろ。悪魔が関わっているってことだし、目にも止まらない速さで突っ走る魔術や魔法でもかけてんだよ。それに悪魔ならそんな見た目でもおかしくは…」

アメリ「いえ両さん。コウモリはともかく、コブラやクモの悪魔は存在しないんです」

両津「えっ?」

 

となると一体? そんな中、中川達が大原部長から外の見回りの応援に来てほしいと連絡が入って向かった。それから残り5分に迫っていた。すると

 

ピタッ!

 

一同「……」

進ノ介&ベルト「!?」

 

いきなり進ノ介とベルト以外みんなが固まってしまった!

 

進ノ介「ベルトさんこれって!」

ベルト「重加速!」

 

重加速とは特定の周囲と物体の時間速度を低速にするという現象。

 

進ノ介「これが起きたってことは!」

 

パリン!

 

窓から三体のロボットが飛び出し、海神の雫を奪おうとした。

 

進ノ介「ロイミュード!」

Cロイ「!? お前、何でこの中で動けてる!?」

進ノ介「お前らこそ何…」

 

たたたたたた…

 

進ノ介「えっ?」

両津「おらーーーーっ!!」

アメリ「たああああああっ!!」

 

S&Bロイ「ぐええええっ!」

 

両津とアメリがクモとコウモリに飛び蹴りをお見舞いした!

※S(クモ)、C(コブラ)、B(コウモリ)

 

ベルト「2人ともなぜこの中で動けるんだ!?」

両津「うん? コイツのおかげだよ」

進ノ介「あっ」

 

両津のポケットからパトカー型のシフトカーが出てきた。念の為と思って進ノ介に回収されたらしいがロイミュードの気配を感じたのか両津とアメリに触って重加速を解除してくれたらしい。

 

両津「そんなことより何なんだコイツらは?」

進ノ介「コイツらはロイミュード。俺達の世界で犯罪を犯してきた俺たちの敵です」

アメリ「なるほど。コイツらが怪盗団の正体か。悪魔に似てるというのはこの為か。貴様らよくも我ら悪魔の名を語って好き勝手してくれたな。8件の窃盗容疑及び海神の雫窃盗未遂の現行犯で逮捕する!!」

Cロイ「ヤバい!逃げるぞ!」

 

奴らは急いで逃げた。

 

進ノ介「待て!」

 

進ノ介達は急いで追いかけるが両津はニヤけていた。そして表玄関から逃げようとすると

 

大原「そこまでだ」

Sロイ「!?」

 

何と大原部長達みんな重加速が解除されていた。

 

進ノ介「みんないつの間に」

 

よく見ると見たこともないシフトカーが両津の手元に。

 

両津「へへへっ どうだ?ワシの両津号は」

アメリ「まさか両さん」

 

実はパトカーのシフトカーと仲良くなった両津はシフトカーの構造を聞き出して知り合いの科学者と一緒に模造品を作っていたみたいだ。ちなみに両津号は今までの事を解除と共にみんなの脳に伝えていた。

 

アメリ「すごいです両さん!」

両津「まあな」

 

Cロイ「くっそ。こうなったら」

ロイミュード達「ここをこうこうこう!」

 

ズドン!

 

右腕をキャノン砲に変えて撃ちまくる!そしてバラけて逃げようとするがその前を特殊刑事課2人が立ち塞がる。

 

海パン「待て」

Sロイ「うん?」

顔パン「私は戦いを好まない。ここはお互い裸になって話し合おう」

 

ズルっ

 

Sロイ「!?」

アメリ「ひいい!?」

 

なんと海パン刑事は自ら海パンを脱ぎ捨てた!

※アニメ同様にモザイク加工www

 

Sロイ「お前頭おかしいぞ!!」

海パン「はははははっ 恥ずかしがる事はない。人間生まれた時、みな裸だ。恥ずかしがらずに純粋な心で話し合おうじゃないか」

Sロイ「来るな来るな来るな!!」

 

動揺するロイミュード。

 

海パン「今だ!ゴールデーーーーーン・クラッーーーーーシュ!!」

Sロイ「!?」

 

グチャ!

 

Sロイ「ぼおおおおお…」

 

オナラ:ブー

 

海パン刑事の必殺技「ゴールデンクラッシュ」(オナラ付き)を食らって悶絶しながら気絶。

 

海パン「ふふふっ 他愛もない」

 

ドヤ顔しているが周りは完全に引いていた。

 

アメリ「信じられない」

ベルト「あんな下品な技は見たことがない…」

両津「そうだろうな」

 

一方ドルフィン刑事は

 

ドルフィン「はははっ これより先へは一歩も通さんぞ!ドルフィン、カモン!」

 

パイプ:ポッポ〜

 

ばちゃん!

 

イルカ達「ププププププププー」

 

Cロイ「!?」

 

進ノ介「イルカ?」

 

ドルフィン「さぁドルフィン達よ」

 

パイプ:ポッポ〜

 

イルカ達「ププププププププー」

 

ドルフィン刑事のパイプの音でイルカ達は芸を開始する。

 

Cロイ&アメリ達「おおおおおお〜」

 

その見事な芸にロイミュードを含めみんなから大絶賛。ドルフィン刑事はその名の通りイルカ達と共に事件を解決する刑事なのだ。

 

ドルフィン「よし。芸はここまで。次は本気だぞ。ドルフィン達よ」

 

パイプ:ポッポ〜

 

Cロイ「ん?」

 

ぱん!ぱん! ドゴーーーーーーン!

 

Cロイ「ぎょええええ!」

 

ドルフィン刑事の投げた手榴弾をイルカ達は芸の応用で尻尾で叩きロイミュードに投げつける!それに焦りまくる。ロイミュードは負けじとキャノン砲をお見舞いしようとするが、鉄製の玉を砲口に詰まらせ暴発してしまい気絶した。

 

アメリ「すごい!」

進ノ介「ああ!」

ベルト「ふむ。あれはなかなかの腕前だ」

両津「よくやったぞドルフィン刑事!」

ドルフィン「はははははっ ワシにかかればこんなもんだ」

 

確かにドルフィン刑事の腕前はなかなかだった。一方、大原部長達は苦戦していた。いくら重加速が効かなくなったとはいえ、ロイミュードの体に拳銃は効果がなかった。

 

アメリ「皆さん、援護します!」

Bロイ「?」

アメリ「“私は強い!”」

 

家系能力:幻想王(ロマンチスタ)を発動してロイミュードに踵落としを喰らわそうとするアメリ。だがこのBロイミュードは他の2体より強いようで、簡単に受け止められる。

 

両津「どけアメリ!」

Bロイ「!?」

 

ドコーン!

 

両津のロケット頭突きが炸裂!一瞬怯むロイミュード。だがまだ倒れなかった。両津達は再度仕掛けようとすると進ノ介が

 

進ノ介「ベルトさん」

ベルト「ああ。これ以上は見過ごせない」

進ノ介「ありがとう。霧子、両さん、アメリさん。皆さんを下がらせてください」

両津「?」

霧子「皆さん。彼の言う通りにして下さい」

 

そこに霧子もやって来てみんなを離れさせる。

 

Bロイ「何だ?1人で俺とやり合おうってのか? 馬鹿な男だ」

ベルト「我々の事を知らないとは。進ノ介、奴に教えてやろう」

進ノ介「ああ。俺達は刑事で…仮面ライダーだ!!」

 

ベルト:待機音

 

進ノ介がベルトのボタンを捻ると音楽が流れ、手に赤いシフトカーを持ち形を変える。

 

進ノ介「変身!!」

 

ガチっ!

 

ベルト「DRIVE! TYPE-SPEED!」

 

音楽

 

(クラクション音)

 

警官達「ん? うわ!」

 

音楽が流れると共に進ノ介にスーツを着て、トライドロンのタイヤが飛び出し進ノ介の体に襷掛けのように装着された!!

 

一同「!!??」

 

みんな驚愕した!進ノ介が赤いアーマーに包まれたのだから!

 

両津「あれってまさか仮面ライダーか!?」

アメリ「仮面ライダー? ! 確かそんな情報を父から聞いたことが」

霧子「そうです。彼こそが仮面ライダーです!」

一同「!!?」

 

その通り!泊進ノ介こそ刑事であり仮面ライダー!“仮面ライダードライブ”だったのだ!!

※ここから進ノ介はドライブと呼称

 

♪:SURPRISE-DRIVE

 

♪〜

 

ドライブ「行くぜベルトさん」

ベルト「OK! START YOUR ENGINE!」

ドライブ「ひとっ走り付き合えよ!!」

 

ドライブがポーズと口上を決めながらロイミュードに突っ込んで戦闘を開始した!

ドライブは得意の警察格闘技と左近寺仕込みの柔道でロイミュードに攻める。

 

♪:雨上がりBreak Cloud 隙間から

青空が手招きしてる

Alright そろそろ行こうか

 

もちろんロイミュードも負けずキャノン砲を撃ちまくる。

 

 

♪:誰かが言うLogic 信じない

直感は信じていたい

High Time 始まりを探して

 

ドライブ「ハンドル剣!」

 

トライドロンからハンドル型の剣が飛び出す。そのハンドルを回すと

 

ハンドル剣:ターン!

 

ドライブ「オラオラオラオラオラオラオラ!!」

 

目にも止まらぬスピードでロイミュードを切り付ける!

 

♪:Fire Up, Ignition

ヘヴィーなプレッシャー ぶっ壊して アクセル踏み込め

 

ドライブ「次はコレだ!」

ベルト「タイヤコウカーーン! MAX FLARE!!」

 

ドライブが別のシフトカーに変えると、トライドロンからオレンジ色のタイヤが射出され、胸のタイヤと交換された!

 

♪:Surprise 世界中がDrive!(It's faster than ever)

Feelin' high 目醒めるような(Drivin' Show me)

始まる 運命には(keep chasin' forever)

バックギアはない・・・ All we need is"DRIVE"

 

そして名前の通り炎を身に纏いながら体当たりや炎をぶつけたりして圧倒する!

すると気絶してたロイミュード達も目を覚ましてドライブを取り囲む。だが

 

両津「おら!進ノ介の邪魔はさせんぞ!」

 

両津とアメリが2体に立ち塞がる。

 

Ah 瞬きしてたら

チャンスも 見失う

タフな運命でも Baby Kick on Drive!!

 

両津「泊!おっさん! コイツらはワシらに任せろ!」

アメリ「お前達はそいつを仕留めろ!」

ドライブ「了解です!」

ベルト「任せたたまえ!」

 

♪〜

 

両津「本田!」

本田「はい!」

 

本田が両津に呼ばれてバイクに乗ると

 

ギラッ!!

 

Surprise 世界中がDrive!(It's faster than ever)

 

本田「ウオオオオオオオオオオオ!! 行くぜ!!両津のだんなぁぁぁぁ!!」

 

本田の顔つきと性格が変わった!!そう!本田速人は元暴走族“関東男連合”の番長。普段は弱々しいがバイクに乗ると顔つきと性格がワイルドになる二重人格者でもあったのだ!こうなった本田を止められる者はいない!アメリもそれを見て本田が頼られる理由に納得した。

 

Feelin' high 目醒めるような(Drivin' show me)

始まる 運命には(Keep chasin' forever)

バックギアはない・・・

 

そして本田はバイクに乗った両津と共に回転して後輪でぶつけ、アメリは連続蹴りをお見舞い!そして3人は宙に飛び

 

両津「喰らえええええええ!!」

アメリ「私の足はロイミュードより硬い!!!」

 

ガコン!!

 

両津の鋼鉄より硬い石頭と家系能力で限界まで固めた踵落としをロイミュードの脳天にお見舞いして戦闘不能にした!!

 

そしてこちらも

 

ベルト「ヒッサーーーーツ!! フルスロットール! スピード!!」

 

タイヤを積み重ねたような形状のエネルギー波を4連続で射出し、4方向から猛回転させて抑え込む。

 

Bロイ「ぐうううう!!」

 

そして動きを止めるとトライドロンが超スピードでロイミュードの周りを走り回り

 

SURPRISE-DRIVE×2

 

自身はメリーゴーランドのように走り続けるトライドロンの壁面を蹴って中点の敵に何十発もの蹴りを浴びせまくる。

 

ドライブ「はっ はっ はっ はっ はっ はああああああ!!」

 

シグナル変わるとき・・・ All we need is "DRIVE"

 

Bロイ「ぐっ……ぐああああああああ!!」

 

どーーーーーん!!!

 

ベルト「NICE DRIVE!」

 

見事ロイミュードを撃破!

 

ドライブ「ふうううう」

両津「やったな進ノ介!」

 

両津はドライブに肩組みして褒める。みんなも。

 

両津「しかしお前らが仮面ライダーだったとはな」

大原「わしらもお市社長から話は聞いていたが」

アメリ「私も父から。本物を見たのは初めてです」

麗子「霧子ちゃんも知ってたのね」

霧子「はい。今まで黙っていて申し訳ございませんでした」

ドライブ「お騒がせしました」

ベルト「無駄な混乱を起こさない為に黙っていたのだがロイミュードが現れてしまってはこれ以上見過ごせないからな。本当に申し訳ない」

両津「気にすんなよ。そんな秘密があるんじゃ仕方ねえしよ」

中川「そうですよ」

 

みんなから励まされて安心する進ノ介達。それからすぐにロイミュードを拘束しようとする警官達。

 

ベルト「やはりおかしい」

両津「どうしたんだ?おっさん」

ベルト「ロイミュードは倒されると3桁の数字の形をしたコアが出てくるんだ。それを破壊しない限り何度でも再生するという能力を持っている」

ドライブ「確かに」

 

ベルトの言うことが正しければ確かにおかしい。

 

ドライブ「待てよ。そういえば目撃情報によればスコブ怪盗団って女でしたよね? こいつらの声って男だったような」

 

それを聞いてみんなますます混乱する。するとロイミュードの体が崩れていく。

 

ベルト「これはコピーロイミュードだ!」

 

 

しかもよく見てみると中にマイクが仕込まれている!これは一体!?

 

ぼん

 

一同「!?」

 

突然、屋敷の明かりが全て消えてしまった!みんな急いで中に戻る。

部屋はすでに真っ暗。

 

月光「早く灯りをつけろ!」

 

灯りがようやくつくと

 

中川「あああああああああ!!! 海神の雫が!!」

両津「無くなってる!!」

月光「こ…これは!?」

 

あの一瞬でガラスケースを割られて海神の雫が盗まれてしまった!その光景に警察官達は“シェーー!”のポーズを取るほどに。

 

???「オホホホホホホホ!」

一同「?」

霧子「あっ!あそこです!」

 

スコブ怪盗団「オホホホホホホホ!ホホホホホホホホっ!」

 

大窓の踊り場にコウモリとクモとコブラのマスクを被り全身レオタードを着た女悪魔3人がいた。まさにコイツらこそスコブ怪盗団だ!

 

コウモリ「おバカなお巡りさん達」

クモ「海神の雫は頂いていくわ」

コブラ「それじゃBye♡」

 

警官達「逃げたぞ!裏へ回れ!」

 

警官と海パン達は急いで裏に回る。

 

月光「おかしいな。時間停止を解除されてしばらくは少し時間があった。その間も目を光らせていたのに不審な女性の気配はしなかった」

麗子「とにかく私達も向かいましょう」

 

麗子達も急いでスコブ怪盗団を追いかける。だが月光刑事はムチで両津を止める。

 

ガチっ

 

両津「ぎや!(こける音:ゴン!)何しやがる!?」

月光刑事「お遊びはここまでだ。ここからは月光刑事の力を見せる番だ。アメリくん、ドライブくん、ベルトくん。君達も一緒に来たまえ」

アメリ&ドライブ&ベルト「……」

 

月光刑事に連れられて裏の駐車場に向かう。

 

月光「闇雲に追跡してもこれまでのように逃げられてしまう。まずは変身だ」

アメリ「こんな時にまで。しかし両さん、その格好…」

両津「ううう」

3人「お悔やみを」

 

月光刑事と同じセーラー服を無理やり着せられていた両津。

 

♪:月光刑事・美茄子刑事只今参上

 

月光「ムーンライトパワー メイクアップ! 美茄子さん、ファスナーお願〜い♡」

美茄子「は〜い♡」

4人「ううううううう…」

 

シルエットから見えるやり取りに寒気を感じる4人。

 

月光「ラブリーナース月光刑事」

美茄子「同じくプリティーナース美茄子刑事」

月光・美茄子「見参!」

ドライブ「何でナースなんすか!!」

アメリ「趣味が悪すぎる!!」

月光「しぃ! 静かに」

アメリ「えっ?」

 

よく見ると美茄子が聴診器を地面に当てて何かを聞いていた。それは車の走行音。

 

美茄子「北北東の方角で猛スピードで走る車を発見」

月光「間違いない。犯人の車だ」

アメリ「聴診器で犯人の車だと分かるんですか?」

月光「この周辺はすでに怪盗団逮捕のために関係者以外の車は通行制限されているはずだ」

美茄子「しかもその車の周りに他の車の走行音が聞こえなかった。犯人の車以外に考えられん」

ドライブ「なるほど」

ベルト「格好だけではなかったのか」

両津「そんな事より早いとこ追いかけるぞ!」

月光「待て」

両津「何だよ?」

月光「その前に変身だ」

両津「またかよ…」

 

♪:月光刑事・美茄子刑事只今参上

 

月光「ムーンライトパワー メイクアップ」

美茄子「ああ〜ん パンスト伝線してる〜」

月光「うっそ〜 やだ〜 美茄子さん超可愛そう〜」

 

4人「うう〜 ゔぇぇぇ…」

 

今度は吐き気が

 

月光「女王様月光刑事!」

美茄子「同じく女王様美茄子刑事!」

月光・美茄子「見参!」

 

今度はボンテージ女王様!

 

3人「ぎやああああ!!」

ベルト「一体何の効果があるというんだ!!」

月光「この方が夜、目が良く効くんだ」

 

両津達はもはや呆れてツッコミを入れることをやめた。そしてドライブはトライドロンを呼び出す。両津も乗ろうとするが2人しか乗れないらしい。そこで

 

月光「なら私達の愛機に乗せてやろう」

 

月光刑事はそう言うとシートを被せていたずいぶん大きな物の近くに行きシートを剥がす。するとそこにあったのは!

 

ベルト「これは!! 太平洋戦争で活躍した旧日本軍の夜間戦闘機“月光”ではないか!!」

ドライブ「だから名前も月光刑事なのか」

 

しかもこの月光、改造もされていて3人乗りの上に魚雷発射管も腹部に付けられていた。そうして進ノ介以外のみんな乗り込み(?)追跡を開始。

 

♪:両津,痛快一発逆転!2

 

両津「またワシはここかよ!」

 

両津だけ魚雷発射管の中に押し込まれていた。しかも離陸もかなりギリギリで発射管を屋敷の屋根に擦れてしまう。それでも何とか飛べたので全員北北東に向かう。数分飛ばしてようやく犯人の車を目視出来た。

 

怪盗団「ふふふふふっ」

コブラ「ちょっと計画は狂ったけど私達にかかればチョロいもんよ」

 

既に勝った気でいた怪盗団。だが

 

クモ「?」

両津「追いついたぞメス動物ども!」

ドライブ「これ以上逃げても罪が重くなるだけだぞ」

アメリ「諦めて自首しろ!」

コウモリ「……ううううっ! 冗談じゃないわ!」

 

ブロロロロロロ!!

 

スピードを上げて逃げる怪盗団。だがトライドロンはしっかり怪盗団に付いて行き横に張り付く。

 

月光「逃さんぞ」

 

月光刑事はそう言って

 

両津「おい、まさか!?」

ドライブ&ベルト「ん? げっ!?」

アメリ「なっ!?」

 

両津の入った魚雷発射管をトライドロンごと怪盗団の車を壁側に何度も押し付ける!!

 

両津&ドライブ&怪盗団「うわああああっ! おいおいおいおいい!! 無茶するな無茶するな!! 危ない危ない危ない危ない危ない!! やめろやめろやめろやめろやめろ!! ああああああああああっ!!」

アメリ「ちょっと無茶しないで下さい!」

 

無茶苦茶である!そうして押し続けていると、ルート変更して難を逃れる怪盗団とドライブ。

 

月光「往生際の悪い奴らめ」

ドライブ「危ないだろ!」

アメリ「何というめちゃくちゃな奴らなんだ」

 

呆れられながらも追いかけると、トンネルが見えてきた。

 

♪:15-両津vs所長2

 

両津「おい上昇だ!上昇しろ!!」

月光「そんな事をしたら見失ってしまう。このまま突っ込むぞ!」

 

そう言って低空飛行でトンネルに入る。確かに月光刑事の操縦センスはなかなかのものだ。だが両津の乗る魚雷発射管は見事に擦っていた。

 

擦り音:ギリリリリリリ!!!

 

両津「だから言っただろ!!」

 

おまけに固定ネジが!

 

ネジ緩み音:ギリリリリリリっ

ネジはずれ音:ギンッ!ギンッ!

 

両津「げっ!」

 

両津は急いで脱出し月光の腹にしがみつく!そして魚雷発射管は外れて転がっていく。

 

アメリ「うわあ!両さんが!!」

 

心配するアメリをよそに月光の翼の上まで這い上がる両津。

 

アメリ「両さん!!」

月光「コラっ!持ち場を離れるな!」

両津「離れなかったら死んでるよ!」

 

その間にトンネルを抜け、

 

両津「ぐううううう〜〜〜!!」

 

風圧で歯茎が剥き出しになりながらもしがみつく両津。強盗団は尚も逃げ続けていると通行止めのルートを通り出す。この先は工事中でまだ道がなかった。焦ってルートを間違ったかに思えた。だが!

 

びゅうーーーん!

 

一同「なっ!?」

 

ばっ!

 

なんとそのまま突っ込んだと思いきや、車上から布袋のようなものが出て熱気球になった!

 

ベルト「奴らは空から逃げるつもりでこのルートを通ったのか」

ドライブ「逃してたまるか! ベルトさん!」

ドライブ「任せろ進ノ介!」

 

ベルトはトライドロンにシフトカーを装填するとタイヤがオレンジみたいになり、飛行できるようにし、追跡を再開する。

 

アメリ「しかしいくら何でもあの気球で逃げられるものだろうか?」

月光「確かに」

美茄子「月光刑事あれを見てください」

 

美茄子の指差す先にクルーザーが見えた。怪盗団の仲間のようだ。

 

ドライブ「奴ら船で逃げるつもりか!」

両津「そうはさせんぞ!月光刑事、ワシをあの車の上に連れててってくれ!奴らが船に乗り込む前にワシが逮捕してやる!」

月光「なるほどそれは良い考えだ」

アメリ「ならば私も同行させてもらう!」

ドライブ「もちろん俺だって!」

ワシ「よっしゃー!お前ら、ワシに続け!」

アメリ「了解!」

ドライブ「おっす!ベルトさん、操縦は任せたぜ!」

ベルト「うむ。頼むぞ進ノ介!」

 

♪:大騒ぎ(こち亀)

 

月光「よし行くぞ!」

 

そうして月光とトライドロンが急上昇して

 

両津&アメリ&ドライブ「月に代わってお仕置きよーーー!!」

怪盗団「ひええええええ〜〜〜!!」

 

割れる音:バリン!!

 

怪盗団の車のフロントガラスを割って乗り移った!!

 

両津「メス動物どもめ!ワシらが退治してやる!!」

アメリ「悪魔の恥晒しどもめ!!観念しろ!!」

ドライブ「公務執行妨害、強盗、器物損害、道路交通法違反および悪魔迷惑防止条例違反、並びに機械生命体犯罪幇助罪で全員逮捕する!!」

 

両津達「こら!!この!!この野郎!!大人しくしろ!!」

 

両津達は怪盗団を逮捕しようと徹底攻勢に入る。だが怪盗団も抵抗してくる。

 

ガンガン!ドンドン!

 

両津「ふげふげ!」

ドライブ「いて!いて!」

両津「この女(あま)ー!!」

怪盗団「ぐえ!!」

ドライブ「あったまきたー!!」

 

ムニュー!(胸が割れる音):パン!

(羽と尻尾が千切れる音):ブチっ!

 

怪盗団「!!」

両津達「!?」

 

両津は怒りのあまり怪盗団の1人の胸を握り出すとまるで風船が割れるような音がする。アメリ達も両津を助けようと尻尾と悪魔を引っ張ると千切れてしまう。よく見るとそれらは全て作り物のようだった。

 

口笛:ピ〜ピ〜

 

怪盗団は口笛で誤魔化そうとするが

 

両津「なに? こいつらまさか…アメリ!進ノ介!」

2人「はい!」

アメリ「マスクを取れ!!」

ドライブ「タイツも脱げ!脱ぎやがれこの!」

両津「顔見せやがれこの!!」

怪盗団「ああああああああっ!!」

 

怪盗団はそうはさせまいと抵抗する。すると先ほどまで女の声だったのに段々と声変わりしていく。おまけにその拍子に気球の空気を注入するボタンを押してしまい急上昇してしまう。だがその上にはクレーン車が…

 

ビリリリっ パン!!

 

6人「うわあああああああああああああ!!!」

 

クレーン車のアームに突き刺さり割れた気球は6人を乗せながら暴走し怪盗団の船に向かって

 

6人「ぎやあああああああああああ!!!」

 

ドゴーーーーーーーーーーーーン!!!

 

直撃し大爆発した。

その爆発を聞きつけて警察もようやく到着した。そして海に浮かんでいるのは両津達と

 

クモ&コブラ「ああああああ…」

 

怪盗団の格好した男3人。実は

 

両津「なんてこった!こいつら全員、男だったのか!女の格好なんてしやがって気色の悪い奴らだ!」

コウモリ「アンタに言われたかないわ!」

 

月光「任務完了」

ベルト「一件落着だな」

 

次の日

 

○派出所

 

大原「3人ともお手柄だったぞ」

アメリ&進ノ介「ありがとうございます」

両津「まぁワシに掛かればあんなもん楽勝でしたよ」

 

霧子「それにしてもスコブ怪盗団の正体が女装した男だったなんて」

中川「どうやら彼ら、前に両ちゃんに逮捕された猫の目窃盗団の手口を真似した模倣犯だったみたい」

中川「ロイミュードの能力も利用して盗みを容易にこなしていたらしいですね」

ベルト「それからの尋問によれば彼らは何者かからロイミュードのコピーを受け取ったと供述している。蒼氷政宗によるものと思っているが今のところ関連は不明だ」

 

両津「まぁそんな事よりこれでワシらのボーナスは上がったはずだ。へへへへっ ボーナスボーナス」

アメリ「全く両さんたら。それにしても特殊刑事課の方々には感服した」

進ノ介「まあな。変態ではあったが実力は本物だったから」

ベルト「うむ。そしてそんな彼らと見事な連携し、さらに新型のシフトカーを開発した両津巡査長もな」

 

みんなに褒められて上機嫌な両津。

 

男性「両さん」

両津「げっ!」

一同「?」

男性「両さんやったよ。買い手が数え切れないくらいついたよ。来月にも売ってくれって」

両津「うわっバカ!ここで喋んな!」

 

この男性はどうやら玩具屋の社長みたいだった。何故こんなところにと思っていると書類を落とす。

 

霧子「これは!!」

 

なんとシフトカーのおもちゃ化計画の書類だった!すでにいくつものオーナーがいてものすごい売上が約束されていたと書かれている!

 

中川「シフトカーを一般販売する計画書ですよ」

麗子「これかなりのギャラよ」

ベルト「しかも設計図までも!まさかあのシフトカーを生み出したのも…」

進ノ介「金儲けに…」

 

ギロッ!

 

両津「ぐっ」

進ノ介「両さん……!!!」

ベルト「シフトカーをこんな金儲けに利用しようとは!!」

大原「両津!!貴様というやつは!!」

 

両津「いや部長、これはその…」

 

両津は汗だくにしながらも笑顔で言い訳をしようとするが

 

アメリ「両さん……」

両津「げっ!!」

 

アメリからものすごい怒りのオーラが漏れ出していた。しかもその隣にはパトカー型シフトカーもいて、エンジン音で怒りを表していた。

 

♪:16-最低男、両津勘吉

 

アメリ「警察官ともあろうものがこんな金儲けをするなど……言語道断!!! “私は両さんより硬い!!”」

 

家系能力をかけて両さんをお仕置きする!!両津は避けるがパトカー型が引き連れたシフトカー達の容赦ない突進を喰らいまくる!

 

両津「げっぼっぼっ! がっぼっげっぐっごっ………!!」

大原「両津ーー!!」

両津「やべぇ!!」

大原「逃さんぞ!!」

アメリ「待てーー!!」

 

アメリ達は両津を追いかける!

 

進ノ介「まぁ自業自得だな」

ベルト「因果応報だ」

海パン「やあ諸君」

 

進ノ介達が呆れていると特殊刑事課が派出所にやってくる。

 

海パン「本日は進ノ介くんとベルトさんの2人を是非とも我が特殊刑事課にスカウトしに来たのだ」

進ノ介&ベルト「えっ?」

ドルフィン「君たち仮面ライダーの力、是非とも我ら特殊刑事課で発揮してもらいたいと思ってな」

月光「そのために我ら自らスカウトしにな」

海パン「さぁその証にこの海パンを着たまえ」

進ノ介「冗談じゃねえ!!」

ベルト「お断りだ!我々は変態ではない!」

月光「ではやむをえん。強制変身だ。上司の命令に逆らう部下は、月に変わって〜お仕置きよ〜〜!」

進ノ介&ベルト「ひぃぃぃ!!」

 

変身音!

 

進ノ介は変身して逃げ出す!それを特殊刑事課は追いかける!それも両津と同じ方向に!

 

大原「待たんか両津!」

アメリ「逃さないぞー!!」

特殊刑事課「待てぇぇぇ!!」

 

ドライブ「なんで俺まで〜」

両津「これがこの街の本来の日常だ!よく覚えておけ!! それより」

両津&ドライブ「もう勘弁してくれ〜〜〜!!!」

 

To be continued.





ED:おいでよ亀有

お久しぶりです^_^
いかにしてギャグ要素を持っていこうか迷ったり、引っ越しの準備等で手こずりましたが本日ようやく投稿できました^_^

次回もよろしくお願いします^_^
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