バトルスピリッツ烈火魂 グランウォーズ‼️   作:キャプテンK

50 / 50
第五十陣:午でビクトリー!! 酉で大勝利! 神皇と異魔神vs冥府の髑髏と蛇

○京都

 

京都にやって来たチーム烈火魂。

 

幸村「んんんんっ やっぱり京都は賑やかだな」

環奈「うむ。伝統の都、京都。いつ見ても飽きぬ街じゃ」

幸村「美味いものも多いと聞いているが」

兼続「こらこら。我らは観光しに来たわけじゃないぞ」

 

そう。幸村達が京都に来たのは観光ではなく、ある噂を聞きつけたからだ。

 

少年1「おい聞いたか? 京都にものすごく強いカードバトラーが2人いるらしいぜ」

少年2「ああ。知ってる。そいつら見たことないカードを使ってるって」

少年1「そうそう。おまけに俺たちとは違った服装だったって言ってたから異世界人かもって噂も」

 

それを聞いた幸村達はそれを確かめに来たのだった。幸村達は早速、情報収集を開始する。どうやら2人組でかなり活躍しているらしく、幸村達は彼らがよく使うバトルドームに向かい出す。

 

○京都バトルドーム6

 

中に入ると何かあったらしい。

 

蛇羅(CV.小松由佳)「いいですこと」

骸美(CV. 渡辺明乃)「このドームは今から私(わたくし)達が仕切ることになりました。よく覚えておいてください」

シャーラ「シャーーーーっ」

 

そこには蛇やドクロの模様が目立つスーツを着た2人の女と彼女達に撫でられる骸蛇スカルピオーネ。

 

兼続「待て!」

骸蛇「ん?」

兼続「貴様ら!そのような横暴が許されると思っているのか!」

蛇羅「これはこれは。こんなガタイの良い男がいるとは知りませんでした」

骸美「しかも我々に不満を言うその度胸。そして後ろにいるイケメン2人とお子ちゃまが1人」

環奈「お子ちゃま?」

骸美「なるほど。あなた方が政宗様の言っていたチーム烈火魂(バーニングソウル)みたいですねぇ蛇羅さん」

蛇羅「そうみたいですねぇお姉様」

幸村達「!?」

 

彼女達が政宗の名前を出して驚く幸村達。もしかして

 

骸美「その通り。私達は政宗様に忠誠を誓った骸美(がみ)」

蛇羅「蛇羅(じゃら)。そしてこちらは私達の可愛い僕、シャーラ」

シャーラ「シャ〜」

骸美「どうぞお見知りおきを」

 

兼続「何!? お前達があの」

幸村「兼続、知ってるのか?」

兼続「ああ。姉の骸美(がみ) と妹の蛇羅(じゃら)。奴らは「冥府の骸蛇」と呼ばれている双子カードバトラー。無論その実力は折り紙つきだ」

幸村「そんなすごい奴らが政宗に」

 

骸美「そうです。私達は政宗様の命を受け、支配圏を広げに参りました」

蛇羅「そしてもう一つは優秀なカードバトラーを見つけたら我が傘下に加えよと。ですがシャーラを見ただけですぐに戦意喪失と拍子抜け」

骸美「ですがあなた達が来てくれるとは嬉しいですわ」

 

それを聞いて幸村達は臨戦体制に入る。すると

 

??「ちょっと待ったーっ!」

幸村達「?」

 

叫び声のする方を見ると2人の少年がいた。

 

??「その勝負、俺達が引き受けさせてもらうぜ」

幸村「あの子達は?」

 

少年A「あっ 駿太」

少年B「ヨクも来てくれたんだ」

 

駿太「お兄さん。ここは俺たちに任せてくれ」

ヨク「あいつらは俺達が成敗する」

幸村「君達は一体?」

??「私からもお願いします」

????「フーフー」

 

と今度は頭にモフモフとした謎の動物を乗せたピンク髪の美少女とメイドのような少女と遊牧民のような少年が現れた。

 

バローネ「お前達は?」

エト「私の名はエト。エト・エトシンモリ8世でございます。この子はモフモフ。そして私の侍女のキノト、そしてメイ・メリーハッダくんです」

キノト「どうも」

メイ「はじめまして」

 

その礼儀正しさに幸村達は自分達も簡潔に自己紹介をする。

 

兼続「挨拶はそのくらいにして、君達はあの2人の仲間らしいが大丈夫なのか? あの姉妹はかなりの使い手なのだが」

エト「ご安心を。彼らは…勇者ですから」

幸村「勇者?」

 

その言葉の意味とは?

 

骸美「坊や達。あなた達がお相手ですの?」

駿太「坊やじゃない。俺は茂上駿太だ」

ヨク「俺はヨク・アルバトロサ。貴様らのようにバトスピを悪用する奴を見逃すわけにはいかないからな」

駿太「そうだ。俺達がお前らをバトスピでぶっ倒してやる!」

 

2人から強いオーラが溢れ出る。それを幸村達だけでなく姉妹も

 

蛇羅「お姉様。どうやら当たりのようですね」

骸美「そうですわねぇ蛇羅さん。いいでしょう。あなた達のその闘志に敬意を表し全力でお相手いたしましょう!」

 

そう言ってデッキを取り出しシャーラをカードに戻し、バトルを始めようとすると駿太とヨクはソウルコアを取り出す。一体何を?

 

駿太&ヨク「バトルアーマー、オン!」

 

するとソウルコアがアーマーとなって2人に装着された!しかも飛行能力まで

 

幸村「なっ!?」

駿太「これで準備完了だ」

 

一同は少し驚きながらも姉妹は冷静に対応する。そして

 

4人「ゲートオープン界放!!」

 

ゲートが開かれた!そこは今までのバトルフィールドとはまた違った雰囲気で広い荒野と不思議な色の空で覆われた世界だった。

 

エト「初めて界放をしましたが、どうやら私達の世界のバトルフィールドみたいですね」

バローネ「お前達の世界の? 実に興味深いな」

エト「その話は後でお伝えしますね。月光のバローネ様」

バローネ「ん?」

 

エトはバローネのことを知っていたみたいだ。それはそれとしてバトルを始めようとするが姉妹達はまだバトルアーマーを身につけていない。

 

骸美「見せてあげましょう蛇羅さん。私達の身もとろける最高のバトルを」

蛇羅「もちろんですわお姉様」

 

とソウルコアを取り出すと

 

♪:冥府のヘビとドクロ(本作オリジナルBGM)

 

骸蛇「とろけよ肉 砕けよ骨 腐れ大地… 冥府に生まれし魔性の獣の力を我等に! 妬みも恨みも嫉妬も憤怒も 冥府の毒にて全てを包む! 刮目せよ!」

 

骸美「骸美!」

蛇羅「蛇羅!」

 

名乗りと共に2人はものすごくエロティックな布面積の少ないボンテージ姿となった!

 

駿太「おっおぉぉぉ…」

ヨク「うっ なんと色っぽ…いや、何と破廉恥な!」

 

あまりのエロさに駿太達も目のやり場に困る。兼続はメイには見せられないとして目を隠す。

 

とりあえずバトルを開始するがプレイシートはなかった。ルールは変則タッグバトル。本来は交互にやっていくが、今回は2人同一ターンでドローして同時並行で進めていく手法。言ってみれば通常の2人verと言ったところ。コアはソウルコアを含めて6つ、ライフは8。ライフが0またはデッキは2人のデッキが両方とも0になったら負け。バーストは一枚のみ。軽減シンボルと自身への効果はパートナー側と共有可能。手札に対しての効果も同様。先行は駿太とヨク。

 

第1ターン:駿ヨ

 

駿太「行くぜヨク」

ヨク「ああ駿太」

 

駿太「来いコレオン!」

ヨク「出番だぞチキンナイト!」

 

コレオン「にゃお」

チキンナイト「きぃ」

 

カードを地面に向かって投げるとそこからスピリットが出現した!このバトルフィールドではこのように召喚されるらしい。

 

ヨク「さらに俺は丁騎士シュバリエを召喚。ソウルコアを使用して召喚したことでシュバリエにコアを一つ追加」

 

兼続「うん。1ターン目からコアブーストをして一気に自分の流れに持ち込む気か。いい判断だ」

幸村「それにしてもあいつらのカード見たことないな」

バローネ「ああ。俺もあんなカードを見るのは初めてだ」

 

確かによく見ると幸村達の世界では見たことないスピリットばかり。だが間違いなくバトスピのカードだった。駿太はバーストをセットしてターンエンド。

 

第2ターン:骸蛇

 

骸美「我々のターンですね。来なさい私の可愛い兵士さん、デモ・ボーン」

蛇羅「おいでなさいアスクレスネーク」

 

カラカラッ

 

アスクレスネーク「シャァァァ」

 

姉妹は雰囲気通りに紫デッキのようだ。さらに骸美はダーク・ソードールを召喚して一枚ドロー。バーストはセットせずターンエンド。

 

第3ターン:駿ヨ

 

駿太は2体目のコレオンと壬獣ジャガーエッジを召喚。アタックせずにターンエンド。

 

第4ターン:骸蛇

 

骸美は二体目のデモ・ボーンとソードール、骨孩児を召喚し3枚になるようにドロー。蛇羅はスケル・バイパー(REVIVAL)を召喚し一枚ドロー。さらにソウルコアを乗せて幼蛇全てをBP+5,000。バーストをセットしてターンエンド。

 

第5ターン:駿ヨ

 

ヨクが2体目のシュバリエと勇輝コブノハシを召喚、2コア追加しターンエンド。

 

第6ターン:骸蛇

 

2人は全スピリットを最高レベルに上げてターンエンド。

 

バローネ「双方とも動かず様子の探り合いか」

環奈「お互いに知らない相手同士。迂闊に手を出した方が不利になるでおじゃる」

兼続「うん。骸蛇姉妹はお互いをカバーし合うことに特化したデッキ。そんな奴らに彼らはどう対応していくか」

エト「(頑張ってください駿太様、ヨク様)」

 

第7ターン:駿ヨ

 

駿太は壬獣ジャガーエッジをLv.1、虎の子タイガにソウルコアを置いてLv.2で召喚。コレオン1体をLv.2に上げ

 

駿太「おっし 準備が整ったし、俺が先に仕掛けさせてもらうぜ」

ヨク「ああ。頼むぞ駿太」

 

ここで駿太が仕掛ける。

 

駿太「おっし!頼むぜ虎の子タイガ」

虎の子タイガ「にゃあおおおっ」

 

虎の子タイガが駆け出す!アタック時効果で一枚ドロー。だがそれだけでは無い!

 

駿太「虎の子タイガの咆哮が荒ぶる猛牛を呼び覚ます。虎の子タイガのソウルコアをトラッシュに置いて、【起導】発揮! Sバースト発動!! 戦国覇王ギュウモンジ!!」

 

セットしていたバーストは戦国覇王ギュウモンジ!その効果により合計BP20,000まで相手スピリットを好きなだけ破壊できる。よって無魔スピリットが全滅!そしてその効果発揮後にノーコスト召喚。

 

駿太「乱世を終結させし猛牛武将よ。今こそ出陣の刻だ!戦国覇王ギュウモンジ!!」

ギュウモンジ「モオオオオオオ!!」

 

赤黒い甲冑を纏った荒ぶる猛牛が出陣した!!

 

骸美「ライフで受けますわ」

 

虎の子タイガのひっかき攻撃にライフを奪われる。さらに攻撃は続く。

 

ヨク「今度は俺の番だ。シュバリエでアタック」

 

今度はシュバリエでアタック。そのアタックもライフで受けて絶甲氷盾のバーストを発動させライフを回復しアタックステップを終了させた。

 

兼続「ソウルバーストを発動し一気に場の支配権を握ったか」

幸村「ああ。俺よりソウルバーストの使い方が上手い気がする」

 

幸村達は駿太の猪突猛進な攻撃に感心する。だが骸蛇姉妹は物ともしてない様子。

 

第8ターン:骸蛇

 

蛇羅「お姉様」

骸美「えぇ。お先にどうぞ蛇羅さん」

 

蛇羅が何か仕掛ける気だ。

 

蛇羅「屍達の骨を喰らいし魔性の」

骸美「私達の愛しき獣」

蛇羅「おいでなさいシャーラ!!」

シャーラ「シャアァァァァァ」

 

さっき姉妹と一緒にいた骸蛇スカルピオーネがLv.2で登場した。

 

蛇羅「行きます。シャーラさん、喰らい尽くしてあげなさい。スネークバンテージ!」

シャーラ「シャァァァァァ!!」

駿太&ヨク「うわああああ!」

 

シャーラの尻尾の蛇の舌が2人に巻き付き電撃を浴びせながらライフを奪う。さらに

 

蛇羅「骸蛇スカルピオーネLv.2・3のアタック時効果。相手のライフを削った時、相手は自分の手札を1枚破棄する」

骸美「スペシャルタッグバトルによりあなた達2人から1枚ずつ破棄してもらいますわ。さぁシャーラさんの“死の選舌”の始まりよ」

 

シャーラから二つに分かれた舌が現れ、2人の選んだカードを取ってトラッシュに置いた。続けて蛇羅がアスクレスネークでアタックしライフを削ってターンエンド。

 

第9ターン:駿ヨ

駿太「(ヨク、コアは十分足りてる。俺がギュウモンジのレベルを上げてスカルピオーネを破壊するぜ)」

ヨク「(ああ頼む)」

 

駿太はジャガーエッジとタイガ、ギュウモンジのレベルを上げるためにコアを乗せると

 

環奈「! ダメでおじゃる!」

駿太「えっ?」

蛇羅「ふふっ 遅いですわ。骸蛇スカルピオーネの効果!相手が効果以外でスピリットにコアを置いた時、そのスピリットは疲労する。呪縛痺牙(パラライズファング)!」

 

シャーラの腕から同じ形状のオーラが放たれ、そいつらがギュウモンジ達に噛み付きギュウモンジ達に麻痺毒を注入し膝をつかせる。

 

蛇羅「よくやりましたねシャーラさん」

シャーラ「しゃ〜〜♪」

 

頭を撫でられ褒められるシャーラは照れている。ヨクはシュバリエを召喚しコアブーストし、駿太はバーストをセットしてターンエンド。

 

バローネ「骸蛇スカルピオーネか」

幸村「無魔と幼蛇。もしかして」

兼続「そうだ。あれは旧世代のカードでありながら、あの2人のコンビによってキースピリットと呼べるほどに強力なカードとなり、幾人ものカードバトラーが奴の餌食になった。アイツが出ただけで戦意喪失した者は数知れん」

環奈「まさにあの2人に相応しいスピリットでおじゃる」

 

第10ターン:骸蛇

 

姉妹はバーストをセットしアスクレスネーク1体とピジョンへディレス2体を召喚し、カオスドローを使用して3枚ドロー。さらに

 

骸美「ふふふっ トラッシュに“無魔”が5体以上いるので彼をコスト3として召喚できる。おいでなさい、骸巨人ギ・ガッシャ」

ガッシャ「グルルルッ」

メイ「なんか強そうなスピリットが出てきましたね」

骸美「ギ・ガッシャの召喚時効果。トラッシュにいる“無魔”をコスト合計13まで好きなだけ手札に戻す。私の可愛い僕達よ、戻りなさい」

 

ギ・ガッシャが大地に闇のオーラを打ち込むとトラッシュの無魔達全てが手札に戻った。さらに

 

骸美「先程のお返しにこの子も出してあげましょう」

蛇羅「お姉様、彼を出すおつもりですか?」

骸美「ええ。私の僕達を焼き払ってしまったので少々お仕置きしなければなりません」

 

そして

 

♪:冥府三巨頭(オリジナルBGM)

骸美「魔の世界を統治し、ワインを愛する魔神よ。我らに勝利のロマネ・コンティを。冥府三巨頭の一角!バロック・ボルドーLv.2!!」

ボルドー「はぁぁぁぁぁ…」

 

骸美が冥府三巨頭専用の魔法陣を発動し、そこから6つの腕を生やし骨のグラスに注がれたワインを飲む魔神が降臨した。

 

兼続「とうとう出てきたか!あれこそあの姉妹の切り札」

 

骸美「バロック・ボルドーの召喚時効果。自分の手札3枚までをこのカードの下に裏向きで置く」

ボルドー「墓地より甦りし魂達よ、我が杯に集まれ。冥呪吸魂」

 

手札のソードール、ダーク・ソードール、骨孩児の魂を骨のグラスに吸収し飲み干すボルドー。

 

蛇羅「マジックカード、タイムリープを発動。その効果でボルドーの召喚時効果をもう一度発動させ、お姉様の手札3枚を下に置きます」

 

この効果でボルドーの下のカードは合計6枚となる。そしてアタックステップに入りシャーラでアタック。駿太達はライフで受け再び手札を一枚捨てる。

 

骸美「さぁお行きなさい、冥府三巨頭バロック・ボルドー!」

 

ついにボルドーが動き出す!

 

骸美「バロック・ボルドーのアタック時効果!下のカード1枚を破棄する事で相手スピリット1体を破壊し、そのスピリットのコア1個をボイドに置く」

ボルドー「ドメーヌ・ド・ラ」

ギュウモンジ「!!」

 

ボルドーの6つの武器でギュウモンジをいとも簡単に切り裂いた。そしてライフを砕いたが駿太達も負けていない。

 

駿太「ダイナバースト!10,000以下の相手スピリットを破壊し、メイン効果で2枚ドローだ!」

 

ドスン!

 

倒されたギュウモンジが立ち上がり、全身に炎を纏い

 

ギュウモンジ「ブモオオオオ!!」

ボルドー「!」

 

ドーーーン!!

 

ボルドーに特攻し二体とも大爆発!ついに冥府三巨頭を倒した…と思いきや

 

駿太「!?」

 

何と骨孩児の魂がボルドーを守っていた。

 

骸美「バロック・ボルドーは破壊されるまたは手札かデッキに戻る時、下のカードを破棄することで回復状態で残る」

駿太「しまった!」

蛇羅「お〜ほっほっほ さすがお姉様」

骸美「続けていきます。ギ・ガッシャでアタック」

ヨク「チキンナイトでブロック」

ガッシャ「ビッグデビルズクロー!」

駿太「フラッシュタイミング、シープウォール! このバトルが終了した時アタックステップを終了させる」

蛇羅「ではこちらもフラッシュタイミングでピュアエリクサー。全スピリットを回復いたしますわ」

 

ギ・ガッシャの爪がチキンナイトを切り裂き、姉妹はターンエンドした。

 

兼続「なんとか凌いだが厳しい状況だ」

幸村「ああ。あのバロック・ボルドーを何とかしないと」

エト「大丈夫です。駿太さん達の手札にあのカードが来れば勝機はあります」

幸村「あのカード?」

 

第11ターン:駿ヨ

 

ヨク「ドローステップ…!」

 

ヨクが何か引き当てた。

 

ヨク「駿太、今度は俺の番だ」

駿太「オッケー。任せたぜヨク」

 

そう言ってヨクは漆黒鳥ヤタグロスを召喚し、全スピリットのコア1つだけ残してヤタグロスにコアを乗せライフチェインを発動しヤタグロスを破壊。“黒死鳥の祝福”によってコアブースト。

 

ヨク「行くぞ!」

 

♪: 酉の十二神皇ゲイル・フェニックス

 

ヨク「出てこい、俺のキースピリット!風より速く、雲より高く!雄々しき翼で天に舞え!召喚、酉の十二神皇ゲイル・フェニックス!」

 

ゲイル「ピィィィィィィィッ!!」

 

一同「!!??」

 

疾風の竜巻の中から出てきたのは緑色に輝く神々しい姿をした神鳥だった!

 

幸村「なんだあのスピリットは!?」

バローネ「あんなスピリット見たことないぞ!」

 

バローネでさえ見たことないスピリット。

 

ヨク「頼むぞゲイル・フェニックス」

ゲイル「ああ、任せろヨク」

 

さらに

 

ヨク「翼の騎士よ、舞い来たれ!召喚、丁騎士ウェッジテイル!!」

ウェッジテイル「キィィィィィ!!」

ヨク「ウェッジテイルの召喚時効果。自分のデッキを5枚オープン。その中のブレイヴカード1枚と系統“神皇”を1枚ずつ手札に加える。残ったカードは破棄する」

 

その中の一枚を手札に加え

 

ヨク「吹けよ、緑の風!剣と化して敵を討て!異魔神ブレイヴ、風魔神召喚!!」

 

暴風が吹き荒れるとそこから見たことない魔神が現れた。

 

ヨク「ゲイル・フェニックスとウェッジテイルに風魔神をブレイヴ!」

一同「!?」

 

風魔神が緑の光線を2体に放ち力を与える。

 

幸村「2体に同時に合体できるブレイヴだと!?」

兼続「こんなことが!」

エト「そうです。そしてヨクさんのゲイル・フェニックスこそ私達の世界を守護する“十二神皇Xレア”です」

幸村「十二神皇Xレア…」

 

姉妹達はゲイル・フェニックス達が現れて警戒する。

 

ヨク「アタックステップ。ウェッジテイルでアタック!」

 

まずはウェッジテイルでアタックする。

 

ヨク「風魔神の合体アタック時効果。相手は2体でなければブロックできない」

 

すかさず駿太はフラッシュタイミングでアグレッシブレイジを使用し、ゲイル・フェニックスに【激突】を与える。骸美達はライフで受ける。

 

ウェッジテイル「螺旋騎風爪(らせんきふうそう)!」

 

鉤爪から螺旋状の風の爪を放ちライフを2つ砕いた。

 

ヨク「まだだ。ウェッジテイルの合体時効果。自分の合体スピリットが相手のライフを減らした時、相手のライフを1つ破壊する!」

骸蛇「!?」

 

さらにライフを砕かれる。

 

バローネ「一度にライフを3つも!」

ヨク「続けていくぞ! 酉の十二神皇ゲイル・フェニックスでアタック!」

ゲイル「参る!!」

 

ついにゲイル・フェニックスが攻撃を仕掛けてきた。【激突】により必ずブロックしなければならない。だが骸美はまだニヤけていた。なぜなら手札に封臨禍斬があってゲイル・フェニックスを破壊するつもりだったからだ。

 

ヨク「追撃しろ風魔神!」

骸美「?」

 

ビューーーー! ザクっ! ドゴーーーーーーン!

 

骸蛇「!?」

 

風魔神が風の刃でスケル・バイパーを破壊した。

 

蛇羅「なんで私のスケル・バイパーが? 風魔神の合体時効果は2体ブロックのはず」

ヨク「異魔神ブレイヴは2体に合体できるだけじゃない。ブレイヴさせる側によってそれぞれ別の効果を与えることができるんだ」

蛇羅「なんですって!?」

骸美「それじゃ」

ヨク「そう。右はさっきの通り2体ブロック。左はアタック時にコスト4以下の相手スピリット1体を破壊することで、相手は破壊したスピリットと同じ色のマジックカードを使用できない」

骸美「なに!?」

 

これで骸美は封臨禍斬だけでなく紫マジック全てを封じられてしまった。

 

ヨク「そしてゲイル・フェニックスのソウルコアを俺のライフに《封印》!」

一同「!?」

 

ゲイル・フェニックスに乗せていたソウルコアがヨクのライフすなわちバトルアーマーに装填された!

 

エト「これこそ十二神皇のみに許された効果です。ソウルコアをライフに置くことで強力な効果を使うことができるんです」

骸美「どんな効果かは知りませんがそのアタックでは我がライフは奪えませんわ! バロック・ボルドーでブロック!」

 

ボルドーが全ての武器を重ねゲイル・フェニックスに突撃し、ゲイル・フェニックスはそれを嘴で迎え撃つ!どちらもすごいパワー!

 

ゲイル「いい太刀筋だな」

ボルドー「貴様もいいパワーだな」

ヨク「ゲイル・フェニックスは自分フィールドの系統“神皇”または“十冠”1体につきBP+5,000する!」

 

仲間達の力を受けてゲイル・フェニックスはさらにパワーを上げ、ボルドーの武器を払いのけ強烈な嘴攻撃を放つ!だがデモ・ボーンがボルドーを守る。だが完全には防げず余波でボルドーもダメージを受ける。

 

ボルドー「はぁはぁはぁ…」

骸美「よく耐えましたわボルドー。それじゃ今度は私達の…」

ヨク「まだだ! ゲイル・フェニックスの【飛翔】発動!」

骸蛇「飛翔?」

 

エト「十二神皇にはそれぞれ専用効果が存在します。けれど先ほどの《封印》を発動することでさせなければならないんです」

ヨク「ゲイル・フェニックスはバトル終了時、1コスト支払うことでこのスピリットは回復する!」

一同「!!」

 

この効果は、疲労状態でも相手はブロックできる。だが言い換えればフィールドを一掃できるということ。まさにゲイル・フェニックスに相応しい効果だった!ヨクが黒死鳥の祝福を発揮したのはこの為だった。

 

ヨク「さぁ行くぞ!ゲイル・フェニックス!」

ゲイル「おう!」

 

再びゲイル・フェニックスがアタック。さらに効果でアスクレスネークを破壊し、ボルドーがブロック。さらにアタックしピジョンへディレスを破壊、ボルドーがブロック。さらにさらにアタックし、ボルドーがブロック。これにより

 

ボルドー「ううっううう…」

 

ドスン!

 

ゲイル・フェニックスの連続アタックでボルドーが膝をつく。そして下のカードも全て使い切った。

 

ヨク「行け。ゲイル・フェニックス!!」

ゲイル「ピィィィィィィ!!」

 

ゲイル・フェニックス5度目のアタック!

 

ボルドー「来い!!」

 

すでに限界のボルドーは魔界の王としての意地を見せる。

 

ゲイル「行くぞ!! 神酉突破(ゴッド・フェニックス)!!」

ボルドー「これが敗北のロマネ・コンティか…グラッチェ…」

 

ドゴーーーーーーン!!

 

ゲイル「見事だったぞボルドーよ」

 

ボルドーは満足そうな笑みを浮かべて倒された。ゲイル・フェニックスもその勇姿を称賛した。そしてゲイル・フェニックス6度目のアタック。今度はギ・ガッシャがブロックしたが倒された。残るはシャーラのみ。ゲイル・フェニックス7度目のアタック!

 

骸美「ぐっ!(マズい。私の手札は紫ばかり。ライフで受けて残る一枚を使うべきか)

蛇羅「(お姉様、私の手札にはブリザードウォールがあります。これを使えば)」

骸美「(さすが蛇羅さん。ではライフで)」

シャーラ「シャーーーっ!」

骸蛇「? なっ!」

 

何とシャーラが姉妹の指示より前にブロックした!

 

骸美「シャーラ!? 何を!」

シャーラ「……」

蛇羅「シャーラさん、あなたまさか…」

 

姉妹はシャーラの思惑を感じ取ったのか黙り込み

 

どーーーん!どん!どん!どん!

 

ゲイル・フェニックスに吹っ飛ばされてしまった!

 

骸蛇「シャーラ……」

シャーラ「シャーーー…」

 

シャーラは姉妹に心配させないように笑みを浮かべながらトラッシュに行った。ヨクはさらにアタックしようとするがサイレントウォールのオーロラに阻まれる。さっきシャーラのブロック時に発動していたみたいだった。

 

幸村「くっ防がれたか」

環奈「だが相手フィールドは全て一掃できたでおじゃる」

兼続「うむ。奴らのキースピリットを2体とも倒した。この勝負…」

骸蛇「黙れ……」

兼続「?」

骸蛇「黙れっと言ったんだよクソ野郎……!!」

 

ギラっ!!

 

一同「!!」

 

骸蛇姉妹の目が蛇がブチ切れたような目になり、言動もかなり荒々しくなった!

 

骸美「ガキども」

蛇羅「よくもあたしらの家族をやってくれたな」

骸美「もう…」

骸蛇「容赦しねぇえぞ!!!」

 

その目は怒り狂った蛇と魔王!

 

第12ターン:骸蛇

 

姉妹はヤタグロスとライフチェインでコアブースト。

 

キーリザード2体とダーク・ソードルを2体を召喚し2枚ドロー、ソウルホースを2体召喚し、冥府の深淵を配置。さらにハンドリバースで手札を捨て、相手の手札と同じ枚数すなわちヨクと駿太の合計枚数を2人でドロー。

 

蛇羅「来たわお姉様」

骸美「そうか。では行くぞ!!」

駿ヨ「!」

 

♪: 幻羅星龍 超覚醒(延長ver)

 

蛇羅「醜き男共を魅了しその肉を喰らいし邪神よ」

骸美「無魔の怨念を背負いし英雄の騎竜よ」

骸蛇「我が愛しき家族を傷つけし者達に鉄槌を!!」

 

骸美「ザンデ・ミリオン!!」

蛇羅「クイン・メドゥーク!!」

 

今度は特大にデカい冥府三巨頭の魔法陣が2つ現れ

 

ザンデ「キアアアアアア!!」

メドゥーク「シャァァァァァ!!」

 

2体の魔物が現れたと同時に

 

バシン!!

 

一同「!!?」

 

骸美「カカカカカカカッ」

蛇羅「シャ〜〜〜〜〜っ」

 

2人のバトルフォームが進化した。蛇羅は下半身が蛇の露出度の高いナーガのような姿(舌も蛇のように)、骸美は卑猥な部分を全身竜骨で隠したほぼ全裸に近い騎士の姿に!

 

骸美「こいつらこそが私らの本当のキースピリット」

蛇羅「こいつらが出たからにはてめぇらが勝利することは万に一つの可能性もねえよ」

 

ザンデ(CV.島崎信長)「久しぶりだなマスター」

メドゥーク(CV.浅川悠)「骸美、蛇羅。あなた達が私達を呼ぶなんて珍しいわね」

ザンデ「それ程の相手だろうな。何せさっきボルドーがボロボロの姿で戻ってきたのだから」

骸美「ああ。それもだが、奴らはシャーラを傷つけた」

ザンデ&メドゥーク「!!」

 

それを聞いて2体の目が血走る。

 

ザンデ「そうか。なら……コロス!!!」

メドゥーク「ええ。苦しめて苦しめて苦しめて!!」

 

2体から姉妹に負けないくらいの怒りを感じる駿太とヨク。そして

 

蛇羅「アタックステップ!」

ザンデ「瘴死墓場(カースフィールド)」

 

ザンデ・ミリオンの口から紫色の瘴気が出ると、ゲイル・フェニックスも含めた2人のスピリット達が苦しみ出す。

 

骸美「ザンデ・ミリオンは自分のアタックステップ中、系統“無魔”を持つ自分のスピリットがアタックする時、相手はスピリット1体を破壊しなければブロックできない」

蛇羅「クイン・メドゥークでアタック!!」

メドゥーク「シャーーっ!」

ヨク「ライフで受ける」

メドゥーク「冥妃蛇皇眼(クイーン・ペトリファクション・レイ)!」

 

メドゥークの眼から光線が放たれるが特にダメージを受けないと思いきや

 

駿ヨ「!?」

 

駿太とヨクの足がみるみる石になる!

 

蛇羅「シャララララ クイン・メドゥークLv.2・3の効果。【呪滅撃】を持つスピリットが相手のライフを削った時、そのライフはボイドに置かれる」

骸美「ここからはお前達のライフが減るたびに下から順に石になっていく。ガラガラガラッ。シャーラの恨みは数千倍にして返してやるって言っただろ? ターンエンド」

 

第13ターン:駿ヨ

 

ヨクはこのターンで決めるつもりで、まずウェッジ・テイルでアタックした。

 

骸美「カカッ ザンデ・ミリオンでブロック」

 

ザンデ・ミリオンが立ち塞がる。だがBPは明らかにウェッジ・テイルが勝っていた。ウェッジ・テイルのスピードに翻弄されるザンデ・ミリオン。

 

ウェッジ「トドメだ。螺旋槍撃!!」

 

竜巻となったウェッジ・テイルがザンデ・ミリオンをバラバラに砕いた…かに見えた。

 

ガタガタガタガタ…

 

ザンデ&骸美「ゲゲっ」

 

ガシッ

 

ウェッジ「なっ!? ぴぃぃぃぃぃ!!」

ヨク「うわあああっ!」

駿太「ヨク、大丈夫か?」

ヨク「俺は大丈夫だ。でもなんで俺たちのライフが?」

蛇羅「シャララララッ クイン・メドゥークの効果。相手ターン中、呪撃を持つ自分のスピリット全てに呪滅撃を与える」

骸美「カカカカカッ 冥府の深淵の効果で無魔には全て呪撃が与えられているからねぇ。まんまとボクちゃん達はハマってくれたってわけだよ。だがこれで終わりじゃないよ。残ったとはいえ破壊は破壊。その破壊が私らのバーストを発動させる。ダークマター! その効果でトラッシュの紫のカード6枚までを好きな順番でデッキの上か下に戻し一枚ドローする」

 

特別ルールにより3枚ずつをそれぞれのトラッシュからデッキに戻し上に戻し、ドローは蛇羅にさせる。ドローしたカードはもちろん

 

蛇羅「おかえりシャーラ。チュッ♡」

骸美「さらにダークマターのフラッシュ効果を使用して相手の合体スピリットのブレイヴを一つ破壊する」

ザンデ&メドゥーク「ダークマター!!」

 

ザンデとメドゥークがお互いの手を合わせてその中心に闇のエネルギー球を作り、風魔神に放って破壊した。

 

ヨク「風魔神!」

骸美「異魔神と言えど所詮はブレイヴ。封じる手はいくらでもある」

 

ヨクはターンエンドした。

 

第14ターン:骸蛇

 

蛇羅「冥府の底より甦れ。我らの愛しき獣。シャーラ!」

シャーラ「シャァァァァァ!!」

 

さらに骸美は六巨皇ボーン・ケンタウロスをLv.1で召喚。

 

骸美「さぁこのターンで決めるぞ蛇羅」

蛇羅「えぇ、お姉様。けどその前にバインディングソーン、並びにキラーテレスコープ」

シャーラ「シャァァァァァ!」

ゲイル「ぐっ!」

 

シャーラの毒舌にやられたゲイル・フェニックスが疲労。さらにキラーテレスコープの効果で姉妹のスピリット全ては相手の疲労状態のスピリットに指定アタックできる。つまり

 

骸美「ボーン・ケンタウロスやれ」

 

ヨクはザンデ・ミリオンの効果でシュバリエを破壊しブロックを宣言するほかなかった。ゲイル・フェニックスが飛び立って体勢を立て直そうとしたが

 

ゲイル「ぐっ」

 

シャーラの毒にやられ飛び立てない。

 

ヨク「ゲイル・フェニックス危ない!」

ゲイル「はっ しまっ うわああああっ!」

 

ドスン!

 

ボーン・ケンタウロスに捕まってしまった。

 

ゲイル「ヨク、あとを頼む」

 

ドスっ! ドゴーーーーーーン!!

 

ゲイル・フェニックスの爪とボーン・ケンタウロスの呪撃付きの蹄が双方を貫き破壊された。さらに

 

骸美「よくやったわ。お前の屍がお前の血で奴が蘇る。ザンデ・ミリオン!!」

ザンデ・ミリオン「かああああああああ...」

 

ザンデ・ミリオンがボーン・ケンタウロスの骨を吸い込むと

 

ザンデ「ボーン・レスレクシオン」

 

口から骨が飛び出し形を作り上げていく。

 

それはなんとバロック・ボルドーだった!

 

骸美「ザンデ・ミリオンの効果。無魔を持つ自分のスピリットが破壊された時、そのスピリットのコストより低い自分のスピリットをトラッシュから召喚時効果を発揮させずに召喚する。今ここで」

骸蛇「冥府三巨頭は揃った!!」

三巨頭「オオオオオオオオオ!!」

 

そこからはまさに地獄絵図。駿太とヨクのスピリット達が次々に破壊されていく。そして最後にウェッジテイルがザンデ・ミリオンに倒される。駿太もサザンクロスフレイムで負けじと姉妹の小型スピリットを全滅させる。

 

骸美「さぁ カカカカカッ」

蛇羅「これで最後よ。シャララララ〜」

骸蛇「シャーラ!!」

シャーラ「シャァァァァァァ!!」

 

シャーラのラストアタック!骸美はダブルハートを使用してダブルシンボルに!!2人のライフは残り2つ。勝負あったか?

 

ヨク「フラッシュタイミング! マジック、デルタバリア(Revival)!」

 

その効果でこのターン、2人のライフは相手のアタックと効果で0にはできない。

 

骸美「だがライフは一つ貰う」

 

シャーラがヨクのライフのソウルコアを奪い、そして2人の手札一枚ずつ破棄した。そしてとうとう腕と顔以外が石になってしまった。姉妹は勝利を確信してニヤけながらターンエンドした。

 

第15ターン:駿ヨ

 

幸村「このターンで決めないと勝てないぞ」

兼続「しかし厳しいぞ」

 

この状況を逆転するのはかなり難しい。正真正銘の2人のラストターン。2人がドローしたカードは駿太はコレオン3体目とセッコーキジを2体召喚し、十二神皇の社を配置。

 

駿太「舞い降りろ、炎の天馬! 召喚、庚天獣レディアント・ペガスLv.2!」

ペガス「ヒヒーーン!」

駿太「庚天獣レディアント・ペガスの召喚時効果。自分のデッキを上から5枚オープンし、その中のブレイヴカードと“神皇”を持つスピリットカード1枚ずつを手札に加える」

 

駿太の最後の賭け。オープンしたカードには

 

駿太「来たーーーー!!」

バローネ「まさか」

エト「さすが駿太さん」

骸美「こんなことが」

ヨク「駿太の運を甘くみすぎたな」

 

駿太が2枚を手札に加え

 

♪: 午の十二神皇エグゼシード

駿太「出てこい、俺のキースピリット!疾風はやての如く大地を駆けろ!召喚、午の十二神皇エグゼシードLv.3!」

エグゼシード「ヒヒーーーーーン!!」

 

ついに駿太のキースピリット、午の十二神皇が現れた。さらに

 

駿太「逆巻け炎、立ちはだかる敵を焼き尽くせ! 召喚!異魔神ブレイヴ、炎魔神!」

 

鋼鉄の炎の機神が降り立った。そして

 

駿太「炎魔神をエグゼシードとレディアント・ペガスに合体!」

 

炎魔神が2体に力を与える。

 

骸美「へっ やはりガキだな。いくら強力なスピリットを召喚したところで私らの呪滅撃コンボは止められねぇぞ」

駿太「それはどうかな? アタックステップ。レディアント・ペガスでアタック」

 

駿太は無謀にもアタックを仕掛けた。

 

駿太「レディアント・ペガスの効果で相手スピリット1体に指定アタックできる。それがBP10,000以下ならライフを一つ破壊する。そして炎魔神の追撃で相手のバーストを一つ破壊して、このターンの間自分のスピリット全てをBP+5,000する。勝負だバロック・ボルドー!」

 

炎魔神の高速回転ロケットパンチが姉妹のセットしていた封臨禍斬を破壊。そしてバトル。ボルドーはペガスの俊足に追いつけず、姉妹のライフを砕き

 

ペガス「はあああああ! 天翔装撃覇!!」

ボルドー「がはっ!」

 

ペガスの閃光の一撃がボルドーを貫いた。だが

 

骸美「カカカカカカカッ! まさか自滅するとはな。ボルドー、奴の最後のライフを…」

ヨク「無駄だ」

骸美「なに?」

蛇羅「お姉様、あれ!」

 

よく見るとヨクの周りにシールドが。実は今のバトルですでにデルタバリア(Revival)を発動させていたのだ。

 

環奈「なるほど!本来は防御用として使うことがほとんどであるが、呪滅撃の対抗策としてこれ以上の対抗策はないでおじゃる」

バローネ「呪滅撃はライフを減らせなければ復活はできないからな」

 

まさに呪滅撃の天敵。これによりボルドーは再びトラッシュに。

 

駿太「さぁ決めるぞ。午の十二神皇エグゼシード、行っけー!!」

エグゼシード「ヒヒーーーーーーーン!!」

駿太「封印発動!」

 

今度は駿太にソウルコアが装着される。

 

駿太「エグゼシードの封印時の効果【走破】!お前のスピリットを指定アタック。そのバトル終了時、エグゼシードのシンボル一つにつきお前のライフを一つ破壊する!」

骸蛇「なっ!?」

 

エグゼシードはダブルシンボル。さらに炎魔神が合体したことによりトリプルシンボルに。

 

骸美「まさか…こんなことが」

蛇羅「お姉様…」

エグゼシード「勝負だクイン・メドゥーク!」

メドゥーク「受けてたとう!」

 

冥府の蛇女と午の十二神皇が激突!メドゥークは石化しようと光線を放つがエグゼシードは紙一重で躱す。エグゼシードも負けじと突進するがメドゥークは剣で受け止める。そして一瞬の隙をついてエグゼシードを締め上げる。

 

エグゼシード「ぐううううっ」

メドゥーク「このまま締め上げてやる」

エグゼシード「そうはいくかーーー!」

メドゥーク「シャァァァァァ!」

骸蛇&ザンデ「メドゥーク!」

 

エグゼシードの体内放火でメドゥークは大火傷。

 

エグゼシード「はあああああ!! 十二神皇奥義・炎天神馬轟走覇!!!」

 

燃え盛る炎を纏ったエグゼシードがメドゥーク目掛けて突撃する。メドゥークと姉妹達は覚悟を決めたのか狼狽えず目を瞑り受け止めようとした。そこへ

 

どん

骸蛇&メドゥーク「!?」

ザンデ「来い!」

エグゼシード「良かろう!」

 

ザンデが身代わりとなった。

 

ザンデ「ぐううううっ!」

エグゼシード「うおおおおおおおっ!!」

ザンデ「ぐううっ ぐああああああっ!!」

骸蛇「うううっ うわああああああっ!!」

 

駿太「ビビッと、ビクトリー!」

ヨク「ズバッとビシッと大勝利!」

 

駿太とヨクの大逆転勝利!!

 

骸蛇「うううう」

シャーラ「シャ〜」

ヨク「約束だここから退いてもらおう」

骸美「わかっていますわ」

蛇羅「今日は私達の負けですから」

駿太「素直だな」

骸美「我々は決して約束を破らない」

蛇羅「それが私達の、政宗様の掟」

駿太「そっか。また姉ちゃん達とバトルしてえぜ」

ヨク「お前というやつは。まぁ俺もそうだが」

骸美「私達も同じですわ」

蛇羅「改めて名前を聞かせてもらいましょうか」

 

駿太「茂上駿太」

ヨク「ヨク・アルバトロサ」

 

骸美「覚えてきますわ。駿太、ヨク」

蛇羅「これは最高のバトルをさせてくれたお礼よ」

 

チュッ×2

 

姉妹が2人の頬にキスをプレゼント。それには2人とも顔を沸騰してしまうくらい赤くなって気絶した。姉妹は笑いながらシャーラに乗ってドームを後にした。

 

それで駿太達がようやく目を覚まして幸村達と邂逅する。

 

環奈「単刀直入に聞くが、そなたらは別世界の住人じゃな」

エト「はい。みなさま、ちょっとこちらへ」

 

エトに近づく幸村達。エトは思念のようなもので幸村達に自分達の記憶を見せた。

 

※バトルスピリッツダブルドライブ回想中〜

 

幸村「そういうことか」

兼続「エト殿の世界を救った勇者がまた異世界転移をしてきたわけか」

 

駿太「まぁ速い話がそういうわけ」

ヨク「うむ。元の世界に帰る方法を探しながらこの世界のことを調べていくことにしてな。その道中でこの京都に身を寄せることにしたんだ」

エト「幸いにもこの国は転移者の方々に好意的な方が多かったことが幸いで」

バローネ「なるほど。それで今後はどうするつもりだ?」

駿太「えっ?」

バローネ「今お前達が戦ったのは政宗の配下だ。その配下に手を出してタダで済むとは思わないぞ」

 

駿太「望むところだ」

幸村「?」

ヨク「ああ。バトスピを悪のために使う者がいるなら砕くのみ」

メイ「僕も戦います」

 

幸村「そうだったか。ありがとう。実は俺たちが今日来たのは君達みたいな戦士を見つけるためだったんだ。俺達と協力してくれるか?」

駿太「もちろん!」

ヨク「ああ。俺達もあなた達のバトルを見たことがある」

エト「ムサシを守る誇り高きカードバトラーの皆さん。私達の方こそあなた達の力をお借りしたい」

幸村「ありがとう。よろしく頼む駿太くん、ヨクくん、エトさん」

駿太「呼び捨てでいいよ」

ヨク「ああ」

エト「はい」

幸村「わかった。改めてよろしくな駿太、ヨク、エト」

 

三人は固い握手をした。今ここで誇り高き戦士達が手を取り合ったのだった。

 

To be continued.




みなさまお久しぶりです!!
ついについに今年初の投稿が完成しました!!
今年に相応しいエピソードとして、午年かつバトルスピリッツダブルドライブ10周年を記念するエピソードにしようとしました。
まさにこの話は最高のものです。
最初のバトルスピリッツアニメシリーズコラボとしては申し分ありません。

エグゼシードとメドゥークの戦いにしたのも巳年から午年に変わるをイメージして。
そしてオリキャラの骸蛇姉妹はNew PANTY & STOCKING with GARTERBELTのデイモン姉妹をモチーフにしてます(姉妹声優を逆にしてw)。

次回もよろしくお願いします^_^
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